JPH078315U - ピッキングシステムにおける自動切出し装置 - Google Patents
ピッキングシステムにおける自動切出し装置Info
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- JPH078315U JPH078315U JP3650993U JP3650993U JPH078315U JP H078315 U JPH078315 U JP H078315U JP 3650993 U JP3650993 U JP 3650993U JP 3650993 U JP3650993 U JP 3650993U JP H078315 U JPH078315 U JP H078315U
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 ピッキングシステム用搬送装置のオン/オフ
の影響を受けずに、正確に所望の間隔でコンテナをピッ
キング用搬送装置に送り出すことが可能な自動切出装置
を提供する。 【構成】 ピッキング用搬送装置3にコンテナ2を供給
する自動切出し装置20は、ピッキング用搬送装置3に
コンテナ2を受け渡すための第1及び第2の搬送手段2
6,26と、前記ピッキング用搬送装置3の駆動手段3
aとは独立して設けられて前記第1及び第2の搬送装置
25,26を互いに異なる搬送速度で駆動する切出側駆
動手段27と、発進用位置検出手段9の検出結果に応じ
て前記切出側駆動手段27の動作を制御する切出し装置
制御手段22aとを備える。
の影響を受けずに、正確に所望の間隔でコンテナをピッ
キング用搬送装置に送り出すことが可能な自動切出装置
を提供する。 【構成】 ピッキング用搬送装置3にコンテナ2を供給
する自動切出し装置20は、ピッキング用搬送装置3に
コンテナ2を受け渡すための第1及び第2の搬送手段2
6,26と、前記ピッキング用搬送装置3の駆動手段3
aとは独立して設けられて前記第1及び第2の搬送装置
25,26を互いに異なる搬送速度で駆動する切出側駆
動手段27と、発進用位置検出手段9の検出結果に応じ
て前記切出側駆動手段27の動作を制御する切出し装置
制御手段22aとを備える。
Description
【0001】
本考案は、配送センターや倉庫等での仕分け(ピッキング)作業に使用される ピッキングシステムにおける自動切出し装置に関するものである。
【0002】
ピッキングシステムは、各種物品の配送センターや倉庫等で、顧客の注文に応 じた物品を仕分けして配送用の所定のコンテナケース(以下、コンテナと略称す る)に収納する仕分け作業を支援するものである。 図4は、従来の切出し装置を用いたピッキングシステムの一例を示したもので 、仕分け収納すべき物品を種目別等に類別して保管(ストック)しているピッキ ングアイテム用ラック1と、仕分対象の物品を収納するためのコンテナ2を前記 ピッキングアイテム用ラック1の前方のピッカー待機位置に順次搬送するピッキ ング用搬送装置3と、ストックされているコンテナ2を順次前記ピッキング用搬 送装置3に渡す切出し装置4と、前記ピッキングアイテム用ラック1とピッキン グ用搬送装置3との間のピッカー待機位置に待機しているピッカー(作業員)5 に対して仕分すべき物品やその物品を収納すべきコンテナを指示する表示器類6 と、前記ピッキング用搬送装置3の搬送動作や表示器類6の動作を制御する制御 装置7とを備えた構成とされている。なお、図4中の矢印(イ)は、コンテナ2 の搬送方向を示している。
【0003】 前記ピッキング用搬送装置3は、例えば、ベルトコンベヤあるいはローラコン ベヤ等を利用したもので、図示略の駆動装置により駆動される。また、このピッ キング用搬送装置3による搬送経路は、図示していないが、例えば、距離が1. 8m程度の複数のゾーンに区分けされていて、一つのゾーンを一人のピッカー5 が担当して、仕分け作業を行う。図中のZ1,Z2,Z3は、区分けされたゾー ンを示している。前記ゾーンZ1,Z2,Z3に対応して、ピッキングアイテム 用ラック1も区分されている。
【0004】 前記切出し装置4は、多数のコンテナ2をストックした第1の搬送手段4aと 、この第1の搬送手段4aと前記ピッキング用搬送装置3との間に介在する如く 設けられて前記ピッキング用搬送装置3にコンテナ2を供給する第2の搬送手段 4bとを備えた構成とされている。ここに、前記第1の搬送手段4aは、いわゆ るフリーコンベヤで、モータ等の駆動源を有しておらず、切出し管理用の作業員 8が手操作で、ローラあるいは搬送ベルト上に載置されているコンテナ2を移動 させる。ただし、この第1の搬送手段4aの下流端側(図では、左端側)には、 ストック中のコンテナ2が不用意に第2の搬送手段4b側に流れてしまうことを 防止するストッパ4cが装備されている。
【0005】 また第2の搬送手段4bには、例えば、一定速度で搬送処理を行うベルトコン ベヤ等が使用される。そして、この第2の搬送手段4bの前記ピッキング用搬送 装置3に連絡する下流端(図では左端)側には、前記ピッキング用搬送装置3に コンテナ2を受け渡すための基準位置に到達したコンテナ2を検出する発進用位 置検出手段9が装備されている。この発進用位置検出手段9は、通常、投受光器 等を利用したもので、例えば、この発進用位置検出手段9の検出信号が前記ピッ キング用搬送装置3の搬送動作のオン/オフに利用される。なお、切出し装置4 からピッキング用搬送装置3に供給するコンテナ2には、予め、識別番号を付け たラベルが貼付される。
【0006】 前記表示器類6としては、指定物品を仕分け収納すべきコンテナ2を、その箱 に貼付されているラベルの識別番号等の表示によってピッキング用搬送装置3上 の各ゾーンのピッカー5に指示するオーダー表示器6aや、仕分け作業の対象と なるゾーンを点灯によって通知するベイ灯6bや、コンテナ2に収納すべき物品 を指示するアイテム表示器6cなどが該当する。前記ベイ灯6bは、各ゾーン毎 に装備されたベイ表示回路(図示略)が前記制御装置7からの制御信号(仕分け 対象のゾーンや品目等を指示する制御信号)を受信したときに点灯する。そして 各ゾーン毎に装備された図示略のベイ表示回路は、受信したアイテム情報を該当 のアイテム表示器6cに送出する。図4では、アイテム表示器6cは各ゾーン毎 に3個ずつ装備されているが、実際には、アイテム表示器6cは各ゾーンのピッ キングアイテム用ラック1に貯蔵されている品目数だけ装備されている。
【0007】 前記制御装置7は、操作卓10に配備されたコンピュータシステム7aや、前 記発進用位置検出手段9を始めとする各種の検出手段や、これらの検出手段の検 出信号を前記コンピュータ7aに送る信号線や、前記コンピュータシステム7a の出力する制御信号を前述の表示器類6に送る制御・データバスなどから構成さ れている。
【0008】 前記コンピュータシステム7aは、コンピュータ本体とマウスやキーボード等 の入力手段とディスプレイと外部記憶装置等の記憶手段とプリンタ等のデータ出 力手段を備えたもので、前述のピッキング用搬送装置3や表示器類6の動作を制 御するための制御プログラムや顧客情報等のデータを図示略の記憶手段に保持し ており、オペレータ11からピッキング業務開始指示が入力されることにより、 前述のピッキング用搬送装置3や表示器類6の動作制御を開始する。
【0009】 例えば、オペレータ11は、ピッキング業務の開始を指示する前に、コンピュ ータシステム7aのディスプレイにこれから開始すべきピッキング業務の注文番 号情報等を表示させて、ディスプレイの表示内容と出荷指示伝票とを照合して、 間違いがなければ業務の開始を指示する。すると、制御装置7は、まず、前記発 進用位置検出手段9を作動させ、基準位置にコンテナ2があれば、そのコンテナ 2がピッキング用搬送装置3に供給されて所定のゾーンまで運ばれるように、ピ ッキング用搬送装置3の動作を制御し、また、それに応じて、該当する表示器類 6の動作を制御する。前記発進用位置検出手段9によって基準位置にコンテナ2 が到達していないことが検出された場合には、前記ピッキング用搬送装置3の搬 送動作を停止させるなどして、ピッキング用搬送装置3上を搬送されるコンテナ 2相互の間隔を制御する。
【0010】 このようなピッキングシステムでは、例えばピッキング用搬送装置3を一定速 度で連続運転あるいは間欠運転し、コンテナ2が各ゾーンを通過する一定時間内 に各ピッカー5が自己の分担の物品を指定のコンテナ2に収納する流れ作業を前 提とする場合が多い。したがって、ピッキング用搬送装置3上を搬送されるコン テナ2相互の間隔の変動は、ピッカーの作業リズムを崩して、ピッキング・ミス を招く要因となったり、あるいはピッカーにかかる負担を増大させる要因になる 。
【0011】 従って、円滑に、かつ効率良く作業を継続するには、ピッキング用搬送装置3 上のコンテナ2相互の間隔を正確に制御すること、換言すれば、前記切出し装置 4によるコンテナ2の切出しを正確にすることが重要な課題となる。 ところが、図4に示したものは、作業員8が手作業により切出し間隔を設定す るもので、作業員8に熟練が要求され、作業員8にかかる負担が大きくなるとと もに、熟練者であっても厳格に適正なタイミングでの切出しを行うことが難しい という問題があった。
【0012】 そこで、このような手作業の切出しによる問題を解決することを目的として、 これまで、種々の自動切出し装置が開発されている。 例えば、図5に示すように、多数のコンテナ2をストックしておく第1のベル トコンベヤ13と、この第1のベルトコンベヤ13とピッキング用搬送装置14 との間に介在して前記ピッキング用搬送装置14上にコンテナ2を供給する第2 のベルトコンベヤ15とを備えた構成とするとともに、これらの2台のベルトコ ンベヤ13,15にはクラッチユニット16を介してピッキング用搬送装置14 の駆動部の動力を伝達する構成とし、前記クラッチユニット16のオン/オフ制 御によって、第1および第2のベルトコンベヤ13,15の起動・停止を行う自 動切出し装置が開発されている。なお、図5において、符号17は図4における 発進用位置検出手段9と同様の発進用位置検出手段であり、矢印(ロ)は搬送方 向である。
【0013】
ところで、最近ではピッキング用搬送装置も高機能化が進み、搬送経路に沿っ て一定の間隔に配列した表示ランプを利用することによってピッキング用搬送装 置上でのコンテナの移動に追従してピッキング対象のコンテナをピッカーに示唆 するオーダー表示器も開発され、このような追従式のオーダー表示器の開発によ り、出荷先の異なる複数のコンテナを同時に一つのゾーン内に通過させるマルチ ピッキング方式が可能になっている。
【0014】 このマルチピッキング方式では、ピッカーの作業性を考慮すると、コンテナは ある一定の間隔でピッキング用搬送装置に供給されることが望ましいが、既述し た従来の自動切出し装置では、以下の理由によりコンテナの間隔が時として一定 にならず、ピッカーの作業性に支障をきたすという欠点があった。 図6は、図5に示したタイプ1の自動切出し装置をマルチピッキング方式のピ ッキングシステムに適用した場合の搬送状態を示したものである。この例は、一 つのゾーンZ内に出荷先の異なる(出荷先が同一のものが混ざっていても良い) 3つのコンテナを同時に送り出す場合を想定している。
【0015】 ピッキング用搬送装置14は一定速度で間欠運転することを想定し、この例で は、一つのゾーンZの幅は1800mm程度で、ゾーン内でのコンテナ2相互の 間隔寸法は、図示の如くである。この例では、寸法L1は下流側の隣接ゾーンと の境界から先頭のコンテナ2までの距離で110mm、L2は隣接するコンテナ 2相互の間隔で600mm、L3は発進用位置検出手段17の検出位置である基 準位置までの距離で490mm、L4は自動切出し装置側の1番目と2番目のコ ンテナ2間の距離である。なお、説明の便宜上、図6および図7では、先頭のコ ンテナ2から順に番号を付けている。
【0016】 自動切出し装置の動作をクラッチユニット16によってピッキング用搬送装置 14に連動させるタイプ1のものでは、あるゾーンでピッキングが完了せずにピ ッキング用搬送装置14が停止した場合には、第2のベルトコンベヤ15も同時 に停止するため、前記ピッキング用搬送装置14の停止タイミングによって、第 2のベルトコンベヤ15上のコンテナ2の停止位置も様々になり、その結果、第 2のベルトコンベヤ15上の先頭のコンテナ2(図6では、No. 4のもの)と それに隣接するコンテナ2(図6では、No. 5のもの)との間の距離L4にも ばらつきが生じる。図6の場合では、距離L4は700mmとなっている。
【0017】 そして、このような状況から、No. 4のコンテナ1ケのみを発進用位置検出 手段17へ供給した時点で同発進用位置検出手段17が停止し、その後、再起動 して、No. 5のコンテナを供給するといった運用がなされた場合、図7に示す ように、コンテナ2相互の間隔が1個分だけ余分にあいた、所謂歯抜け供給が生 じてしまう。
【0018】 なお、図7において、破線で示した矩形19は抜けてしまったコンテナを表し ている。また、図7の場合、隣接するコンテナ2相互の間隔L5は、1200m mとなる。 本考案は、前記事情に鑑みてなされたもので、ピッキング用搬送装置の動作の オン/オフの影響を受けずに、常に所望の定間隔でコンテナをピッキング用搬送 装置に供給することができる自動切出し装置を提供することを目的とする。
【0019】
本考案に係る前記目的は、ピッキング用の物品が保管されたピッキングアイテ ム用ラックに沿って設けられ、コンテナを順次搬送するピッキング用搬送手段と 、ストックされているコンテナを順次前記ピッキング用搬送装置側に搬送する第 1の搬送手段と、前記第1の搬送手段と前記ピッキング用搬送装置との間に介在 する如く設けられて該第1の搬送手段から搬送されて来るコンテナを前記ピッキ ング用搬送装置の上流端に受け渡す第2の搬送手段と、前記ピッキング用搬送装 置の駆動手段とは独立して設けられて前記第1および第2の搬送手段を互いに異 なった搬送速度で駆動する切出側駆動手段と、前記ピッキング用搬送装置にコン テナを受け渡すための前記第2の搬送手段上の基準位置に到達したコンテナを検 出して前記ピッキング用搬送装置の制御装置に通知する発進用位置検出手段と、 前記発進用位置検出手段の検出結果と前記ピッキング用搬送装置における搬送状 況とに応じて前記切出側駆動手段の動作を制御する切出し装置制御手段とを備え たことを特徴とするピッキングシステムにおける自動切出し装置によって達成さ れる。
【0020】
本考案に係るピッキングシステムにおける自動切出し装置では、ピッキング用 搬送装置側とは独立した切出側駆動手段を有していて、ピッキング用搬送装置が 停止中でも、自動切出し装置側ではコンテナの搬送処理を継続して、次に供給す べきコンテナを発進用位置検出手段の検出する基準位置に移動調整する。
【0021】 しかも、切出側駆動手段は搬送速度の異なる2つの搬送手段を備えていて、そ れらの速度差によって、コンテナ相互の間隔を一定に、しかも任意の距離に調整 する。
【0022】
図1は、本考案の一実施例が適用されたピッキングシステムの概略構成を示し たものである。 このピッキングシステムは、仕分け収納すべき物品を種目別等に類別して保管 しているピッキングアイテム用ラック1と、仕分対象の物品を収納するためのコ ンテナ2を前記ピッキングアイテム用ラック1の前方のピッカー待機位置に順次 搬送するピッキング用搬送装置3と、ストックされているコンテナ2を順次前記 ピッキング用搬送装置3に渡す自動切出し装置20と、前記ピッキングアイテム 用ラック1とピッキング用搬送装置3との間のピッカー待機位置に待機している ピッカー(作業員)5に対して仕分すべき物品やその物品を収納すべきコンテナ を指示する表示器類21と、前記ピッキング用搬送装置3の搬送動作や表示器類 21の動作を制御する制御装置22とを備えた構成とされている。なお、図1中 の矢印(イ)は、コンテナ2の搬送方向を示している。
【0023】 前記ピッキング用搬送装置3は、例えば、ベルトコンベヤあるいはローラコン ベヤ等を利用したもので、サーボモータ等を駆動源とした駆動手段3aにより駆 動される。また、このピッキング用搬送装置3による搬送経路は、例えば、距離 が1.8m程度の複数のゾーンZ1,Z2,…に区分けされていて、一つのゾー ンを一人のピッカー5が担当して、仕分け作業を行う。前記ゾーンZ1,Z2, …に対応して、ピッキングアイテム用ラック1も区分されている。
【0024】 前記自動切出し装置20は、本考案の一実施例となるもので、搬送方向の上流 側に位置したアキュムレーション機能付きの搬送装置(もしくは、ライブローラ コンベヤ)24にストックされているコンテナ2を順次前記ピッキング用搬送装 置3側に搬送する第1の搬送手段25と、この第1の搬送手段25と前記ピッキ ング用搬送装置3との間に介在する如く設けられて前記第1の搬送手段25から 搬送されて来るコンテナ2を前記ピッキング用搬送装置3の上流端に受け渡す第 2の搬送手段26と、前記ピッキング用搬送装置3の駆動手段3aとは独立して 設けられて前記第1および第2の搬送手段25,26を互いに異なった搬送速度 で駆動する切出側駆動手段27と、前記ピッキング用搬送装置3にコンテナ2を 受け渡すための第2の搬送手段26上の基準位置に到達したコンテナ2を検出し て前記ピッキング用搬送装置3の制御装置22に通知する発進用位置検出手段9 と、前記発進用位置検出手段9の検出結果と前記ピッキング用搬送装置3におけ る搬送状況とに応じて前記切出側駆動手段27の動作を制御する図示略の切出し 装置制御手段とを備えた構成とされている。
【0025】 前記自動切出し装置20における発進用位置検出手段9は、従来のものと同様 の投受光器等を利用した構成のもので、この発進用位置検出手段9の検出信号が 前記ピッキング用搬送装置3の搬送動作のオン/オフ制御に利用される。 前記第1および第2の搬送手段25,26は、この一実施例の場合は、図2に も示しているように、いずれもベルトコンベヤとしているが、ローラコンベヤあ るいはその他の搬送手段を利用することも可能である。なお、図2において、符 号25aおよび26aは、搬送ベルトである。また、前記切出側駆動手段27は 、図2に示すように、サーボモータ等を駆動源として第2の搬送手段26を動作 させる駆動装置27aと、この駆動装置27aによる動力を変速して前記第1の 搬送手段25に伝達する連動装置27bとを備えた構成とされている。ここに、 連動装置27bは、タイミングベルトあるいはチェーンなどと可変速ユニットと を組合わせたもので、図示略の切出し装置制御手段からの制御信号によって、減 速運転および増速運転が可能にされている。
【0026】 図示略の切出し装置制御手段は、通常は、発進用位置検出手段9に到達する前 に、自動切出し装置20において搬送するコンテナ2間に一定の間隔が確保され るように、前記第1の搬送手段25よりも第2の搬送手段26側の速度を少し高 速に設定する。例えば、前記第1の搬送手段25の搬送速度を20m/分とする とき、第2の搬送手段26の搬送速度は25m/分とする。このように、速度設 定をすることによって、前記第1の搬送手段25から第2の搬送手段26に移る 際に、所定の間隔が確保されることになる。
【0027】 このような図示略の切出し装置制御手段は、この一実施例の場合には、前記制 御装置22のコンピュータシステム22aに組込まれた形態で提供される。また 、図示略の切出し装置制御手段は、ピッキング用搬送装置3上でのコンテナ2の 移動状態を検出する移動位置検出器(ロータリーエンコーダなど)から出力され るパルスをカウントして、規定のパルス数に達したらその信号を自動切出し装置 20の起動信号として第1および第2の搬送手段25,26を稼働させる。そし て、ピッキング用搬送装置3が停止した場合にも、第1および第2の搬送手段2 5,26の搬送動作は、前記発進用位置検出手段9がコンテナ2を検出するまで は継続させる。このような第1および第2の搬送手段25,26のピッキング用 搬送装置3とは独立した運用によって、中途半端な位置でコンテナ2が停止状態 となる不都合が防止される。
【0028】 前記表示器類21としては、図1に示すように、指定物品を仕分け収納すべき コンテナ2を各ゾーンのピッカー5に指示するオーダー表示器21aや、仕分け 作業の対象となるゾーンを点灯によって通知するベイ灯21bや、コンテナ2に 収納すべき物品を指示するアイテム表示器21cなどが該当する。前記オーダー 表示器21aは、ピッキング用搬送装置3の搬送経路に沿って一定の間隔に配列 した表示ランプP1,P2,…を利用することによってピッキング用搬送装置3 上でのコンテナ2の移動に追従してピッキング対象のコンテナをピッカー5に示 唆する追従式のオーダー表示器であり、表示ランプP1,P2,…に添って装備 されたタッチセンサ式のリセットスイッチ(図示略)によりリセット可能に構成 されている。前記ベイ灯21bは、各ゾーン毎に装備されたベイ表示回路(図示 略)が前記制御装置22からの制御信号(仕分け対象のゾーンや品目等を指示す る制御信号)を受信したときに点灯する。そして各ゾーン毎に装備された図示略 のベイ表示回路は、受信したアイテム情報を該当のアイテム表示器21cに送出 する。図1では、アイテム表示器21cは各ゾーン毎に3個ずつ装備されている が、実際には、アイテム表示器21cは各ゾーンのピッキングアイテム用ラック 1に保管されている品目数だけ装備されている。
【0029】 前記制御装置22は、操作卓30に配備されたコンピュータシステム22aや 、前記発進用位置検出手段9を始めとする各種の検出手段や、これらの検出手段 の検出信号を前記コンピュータ22aに送る信号線や、前記コンピュータシステ ム22aの出力する制御信号を前述の表示器類21に送る制御・データバス、お よび前述の図示略の切出し装置制御手段などから構成されている。
【0030】 前記コンピュータシステム22aは、コンピュータ本体とマウスやキーボード 等の入力手段とディスプレイと外部記憶装置等の記憶手段とプリンタ等のデータ 出力手段を備えたもので、前述のピッキング用搬送装置3や表示器類21の動作 を制御するための制御プログラムや顧客情報等のデータを図示略の記憶手段に保 持しており、オペレータ11からピッキング業務開始指示が入力されることによ り、前述のピッキング用搬送装置3や表示器類21の動作制御を開始する。
【0031】 例えば、オペレータ11は、ピッキング業務の開始を指示する前に、コンピュ ータシステム22aのディスプレイにこれから開始すべきピッキング業務の注文 番号情報等を表示させて、ディスプレイの表示内容と出荷指示伝票とを照合して 、間違いがなければ業務の開始を指示する。すると、制御装置22は、まず、前 記発進用位置検出手段9を作動させ、基準位置にコンテナ2があれば、そのコン テナ2がピッキング用搬送装置3に供給されて所定のゾーンまで運ばれるように 、ピッキング用搬送装置3の動作を制御し、また、それに応じて、該当する表示 器類21の動作を制御する。前記発進用位置検出手段9によって基準位置にコン テナ2が到達していないことが検出された場合には、前記ピッキング用搬送装置 3の搬送動作を停止させるなどして、ピッキング用搬送装置3上を搬送されるコ ンテナ2相互の間隔を制御する。
【0032】 そして、業務の開始が指示されると、前記図示略の切出し装置制御手段も作動 して、前記第1の搬送手段25および第2の搬送手段26を互いに異なった搬送 速度で動作させて、所定の間隔でコンテナ2をピッキング用搬送装置3に供給す ることになる。図3は、前記一実施例の自動切出し装置20における運用状態を 示している。
【0033】 自動切出し装置の動力をクラッチユニットを介してピッキング用搬送装置の駆 動手段から得る従来の自動切出し装置の場合には、例えばピッキング用搬送装置 3および第2の搬送手段4bをベルトコンベヤとした場合、ピッキング用搬送装 置3のエンドプーリの駆動力をクラッチユニットを介して第2の搬送手段4bに 伝達する仕様となるため、負荷変動等に起因したピッキング用搬送装置3側の搬 送ベルトの伸縮等によって伝達動力が不安定になり、さらには、ピッキング用搬 送装置3が停止状態の時には第2の搬送手段4bも停止状態となってしまうため 、ピッキング用搬送装置3が停止しているピッキング作業中に第2の搬送手段4 b側で次に供給するコンテナ相互の間隔を調整することができず、歯抜け供給等 の不都合が発生するという問題があった。
【0034】 しかし、この一実施例の自動切出し装置20の場合は、ピッキング用搬送装置 3側とは独立した切出側駆動手段27を有していて、ピッキング用搬送装置3が 停止中でも、自動切出し装置側ではコンテナ2の搬送処理を継続することができ 、図3に示すように、次に供給すべきコンテナ2を発進用位置検出手段9の検出 する基準位置に移動調整するといった運用が可能で、例えば、図6に示したよう に700mmという標準(490ミリ)よりも大きな距離L4が生じている場合 でも、次の式(1)から、ピッキング用搬送装置3の停止時間が0.50秒以上 であれば、次のコンテナ(図6では、No. 5のコンテナ)を発進用位置検出手 段の検出する基準位置に待機させておくことができ、歯抜け供給を防止すること ができる。 (700 mm − 490 mm )×60/25000 mm/min =0.50sec …(1) しかも、切出側駆動手段27は、搬送速度の異なる2つの搬送手段25,26 を備えていて、それらの速度差によって、短い間隔でコンテナ2相互が離間した 状態を容易に実現できるとともに、コンテナ2相互の間隔を正確に保つことも可 能になる。
【0035】 したがって、ピッキング用搬送装置3の動作のオン/オフの影響を受けずに、 正確に所望の定間隔でコンテナ2をピッキング用搬送装置3に供給することがで き、複数のコンテナ2を発進用位置検出手段9が検出できる程度の短い間隔で同 時に一つのゾーン内に通過させるマルチピッキング方式であっても、歯抜け供給 等の不都合の発生を防止することができる。
【0036】
本考案に係るピッキングシステムにおける自動切出し装置では、ピッキング用 搬送装置側とは独立した切出側駆動手段を有していて、ピッキング用搬送装置が 停止中でも、自動切出し装置側ではコンテナの搬送処理を継続することができ、 次に供給すべきコンテナを発進用位置検出手段の検出する基準位置に移動調整す るといった運用ができ、しかも、切出側駆動手段は搬送速度の異なる2つの搬送 手段を備えていて、それらの速度差によって、コンテナ相互の間隔を任意に調整 できるとともに、コンテナ相互の間隔を正確に保つことも可能になる。
【0037】 したがって、ピッキング用搬送装置の動作のオン/オフの影響を受けずに、正 確に所望の定間隔でコンテナをピッキング用搬送装置に供給することができ、歯 抜け供給等の不都合の発生を防止することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案に係るピッキングシステムにおける自動
切出し装置の一実施例の概略図である。
切出し装置の一実施例の概略図である。
【図2】本考案の一実施例の要部の斜視図である。
【図3】本考案の一実施例の作用説明図である。
【図4】従来のピッキングシステムの説明図である。
【図5】従来のピッキングシステムにおける自動切出し
装置の説明図である。
装置の説明図である。
【図6】従来のピッキングシステムにおける自動切出し
装置の問題点の説明図である。
装置の問題点の説明図である。
【図7】従来のピッキングシステムにおける自動切出し
装置の問題点の説明図である。
装置の問題点の説明図である。
2 コンテナ 3 ピッキング用搬送装置 3a 駆動手段 5 ピッカー 9 発進用位置検出手段 20 自動切出し装置 21 表示器類 21a オーダー表示器 21b ベイ灯 21c アイテム表示器 22 制御装置 25 第1の搬送手段 26 第2の搬送手段 27 切出側駆動手段
Claims (1)
- 【請求項1】 ピッキング用の物品が保管されたピッキ
ングアイテム用ラックに沿って設けられ、コンテナ
(2)を順次搬送するピッキング用搬送手段(3)と、 ストックされているコンテナ(2)を順次前記ピッキン
グ用搬送装置(3)側に搬送する第1の搬送手段(2
5)と、 前記第1の搬送手段(25)と前記ピッキング用搬送装
置(3)との間に介在する如く設けられて、該第1の搬
送手段(25)から搬送されて来るコンテナ(2)を前
記ピッキング用搬送装置(3)の上流端に受け渡す第2
の搬送手段(26)と、 前記ピッキング用搬送装置(3)の駆動手段(3a)と
は独立して設けられて前記第1および第2の搬送手段を
互いに異なった搬送速度で駆動する切出側駆動手段(2
7)と、 前記ピッキング用搬送装置(3)にコンテナ(2)を受
け渡すための前記第2の搬送手段(26)上の基準位置
に到達したコンテナ(2)を検出して前記ピッキング用
搬送装置(3)の制御装置(22)に通知する発進用位
置検出手段(9)と、 前記発進用位置検出手段(9)の検出結果と前記ピッキ
ング用搬送装置(3)における搬送状況とに応じて前記
切出側駆動手段(27)の動作を制御する切出し装置制
御手段(22a)とを備えたことを特徴とするピッキン
グシステムにおける自動切出し装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP3650993U JPH078315U (ja) | 1993-07-02 | 1993-07-02 | ピッキングシステムにおける自動切出し装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP3650993U JPH078315U (ja) | 1993-07-02 | 1993-07-02 | ピッキングシステムにおける自動切出し装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH078315U true JPH078315U (ja) | 1995-02-07 |
Family
ID=12471807
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP3650993U Pending JPH078315U (ja) | 1993-07-02 | 1993-07-02 | ピッキングシステムにおける自動切出し装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH078315U (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2017088312A (ja) * | 2015-11-09 | 2017-05-25 | 村田機械株式会社 | 切り出し棚 |
Citations (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH01256412A (ja) * | 1988-04-05 | 1989-10-12 | Daifuku Co Ltd | 物品仕分け設備 |
| JPH03147603A (ja) * | 1989-10-31 | 1991-06-24 | Orii:Kk | 物流システムにおけるピッキング指示装置 |
-
1993
- 1993-07-02 JP JP3650993U patent/JPH078315U/ja active Pending
Patent Citations (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH01256412A (ja) * | 1988-04-05 | 1989-10-12 | Daifuku Co Ltd | 物品仕分け設備 |
| JPH03147603A (ja) * | 1989-10-31 | 1991-06-24 | Orii:Kk | 物流システムにおけるピッキング指示装置 |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2017088312A (ja) * | 2015-11-09 | 2017-05-25 | 村田機械株式会社 | 切り出し棚 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 19990407 |