JPH078347Y2 - 長繊維強化樹脂製ステアリングホイ−ル芯材 - Google Patents

長繊維強化樹脂製ステアリングホイ−ル芯材

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JPH078347Y2
JPH078347Y2 JP1986013769U JP1376986U JPH078347Y2 JP H078347 Y2 JPH078347 Y2 JP H078347Y2 JP 1986013769 U JP1986013769 U JP 1986013769U JP 1376986 U JP1376986 U JP 1376986U JP H078347 Y2 JPH078347 Y2 JP H078347Y2
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JP
Japan
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steering wheel
reinforced resin
spokes
fiber reinforced
wheel core
Prior art date
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JP1986013769U
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JPS62125665U (ja
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靖 山沢
泰広 土屋
真樹 寺田
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Toyota Motor Corp
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Toyota Motor Corp
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Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本考案は長繊維強化樹脂製ステアリングホイール芯材に
関する。
(従来の技術) 近年、自動車等の車両やモータボート等の小型船舶に主
として取付けられるステアリングホイールは、軽量化、
強度化を図るために繊維強化樹脂(FRP)を用いて製造
することが試みられており、例えば英国特許GB2004835A
号に記載されるような、ガラス繊維、炭素繊維等の連続
繊維にポリエステル樹脂等の樹脂を含浸させた樹脂含浸
繊維束を巻回して積層成形した芯材を皮革、レザー等の
表層材で表面処理することにより製造されるステアリン
グホイールが考えられている。
(考案が解決しようとする問題点) しかしながら、上記の長繊維強化樹脂製ステアリングホ
イール芯材は、芯材としての基本性能(曲げ剛性、捩り
剛性)、振動特性等は優れているが、その構造によって
は衝突時のエネルギー吸収が充分でなく、衝撃力が緩和
されにくい場合がある。従って、本考案は、衝突時の衝
撃力を充分に吸収し、人体への影響をより一層緩和する
ことのできる長繊維強化樹脂製のステアリングホイール
芯材を提供することを目的とする。
(問題点を解決するための手段) 本考案の長繊維強化樹脂製ステアリングホイール芯材
は、ボス金具を中心として長繊維強化樹脂によりボス
部、T型の3本のスポーク及びリングを形成してなり、
該ボス金具のリング側に形成されたフランジがほぼ平行
な2本のスポークを露出させる切欠部を有し、該切欠部
の辺が繊維方向に平行であることを特徴とする。
本考案は特に、第3図に示すような、第1スポーク3と
第3スポーク5とでなす角度が180°以下であるT型3
本スポーク型のステアリングホイールに適用される。
ステアリングホイールは、通常第5図に示すように人体
9に対して一定の角度で臨んでいるが、衝突時には第6
図に示すように人体9に対して平行になるように変形
し、衝突による衝撃力を吸収すると共にボス部が人体に
直接当たるのを防ぐような構造とするのが好ましい。こ
のような構造となるためには、スポークが変形し、ボス
部が第2スポークと反対の方向、即ち第4図に矢印で示
した方向に倒れ込んだ形状となる必要がある。芯材は通
常、ポリウレタン樹脂を被覆して使用されるが、ボス部
周辺(第3図の破線内)のスポークには該樹脂が被覆さ
れておらず芯材が露出している。このため、上記のよう
な変形は、この露出部分のスポークの屈曲または弯曲に
より行なわれやすい。しかしながら、ボス金具には通常
第4図に示すようにフランジ8a,8bが形成されており、
スポークの露出部分の一部がこのフランジのうちリング
側のフランジ8bにより保護されているため変形が妨げら
れる場合がある。従って、本発明による芯材はリング側
に形成されたフランジ8bを切欠いて、1本もしくはそれ
以上のスポークを露出させた構成としている。
上記のフランジは、スポークが変形しやすいように、該
スポークにその繊維方向の亀裂が入りやすくするために
フランジの切欠部の辺が繊維に対して平行となるように
し、さらに好ましくは該辺がスポークの幅方向の中央部
に位置するようにする。
(作用) 本考案の長繊維強化樹脂製ステアリングホイール芯材
は、ボス金具のフランジ部を部分的に切欠き、その切欠
辺を繊維方向に平行となるような形状としているため、
露出したスポークの繊維方向に亀裂が入りやすく、該ス
ポークが変形しやすくなり、衝突時にステアリングホイ
ールが運転者に押しつけられた場合、スポークが変形す
ることにより衝撃力が吸収されると共に、リング部が運
転者に対して平行になる。
(実施例) 以下に、本考案の実施例を図面に基づいて説明する。
実施例1: 第1図は本考案の一実施例のステアリングホイール芯材
1aの一部を示し、このものは長繊維強化樹脂を数回巻回
して形成されたT型3本スポークにおいて、ボス金具2a
のリング側のフランジ8bが第1スポーク3及び第3スポ
ーク5を露出させるようにそれぞれ切欠かれ、その切欠
かれた線がそれぞれ第1スポーク3及び第3スポーク5
の繊維に平行であることを特徴とする。このステアリン
グホイール芯材1aは、まずガラス繊維等の連続長繊維の
束をエポキシ樹脂、ポリエステル樹脂等の樹脂溶液に浸
漬してその樹脂を連続長繊維の束に含浸し、次にその樹
脂含浸繊維束を所定の金具及びフランジ8bが上記のよう
に切欠かれたボス金具2aに反復巻付けてスポーク3,4及
び5、リング6及びボス部7を形成し、その後エポキシ
樹脂を例えば加熱により硬化させることにより製作して
なる。
本実施例の長繊維強化樹脂製ステアリングホイール芯材
1aにポリウレタン樹脂を被覆して製造したステアリング
ホイールの衝突時の変形しやすさを調べるために、第7
図に示すように、該ステアリングホイールをリング部6
を下に向け、第1リング6aの中央11が最下端にくるよう
に傾けて吊下げ、これに下向きの垂直方向の荷重を徐々
に大きくしながらかけていき、スポークが変形して第8
図に示すようにステアリングホイールのリング6全体が
下の台10につくのに要する荷重を調べた。本実施例によ
るステアリングホイールは、ボス金具を切欠いていない
従来のものに比べて小さい荷重で変形した。また、リン
グ部、スポーク部等の折損は認められなかった。本試験
において、下の台10は実際の車中における人体を表わし
ている。
実施例2: 第2図は、他の実施態様の長繊維強化樹脂製ステアリン
グホイール芯材1dを示す。このものはボス金具2dのリン
グ側のフランジ8bが、第1スポーク3及び第3スポーク
5を露出させるように、それぞれ対応するスポークの幅
方向の中央の、繊維に平行な線により切欠かれ、第2ス
ポーク4を覆っている部分が第2スポーク4に垂直な線
で切欠かれていること以外は実施例1と同様の構成をな
しており、実施例1と同様の方法により製造される。ま
た、本実施例の長繊維強化樹脂製ステアリングホイール
芯材1dの変形しやすさを実施例1と同様の方法により調
べたところ、ボス金具が切欠かれていない従来のものに
比べて小さい荷重で変形することができた。この際にリ
ング部、スポーク部等の折損は認められなかった。
(考案の効果) 本考案のステアリングホイール芯材は、ボス金具のフラ
ンジのスポークを覆っている部分が繊維方向と平行の切
欠辺を有するように切欠かれているため、スポークがそ
の部分で変形しやすくなり、自動車の衝突事故の際に人
体に押しつけられたステアリングホイールがスポークが
変形することにより人体と平行になる。従ってボス部等
で人体が傷つけられることもなく、また、衝突による衝
撃力がスポークの変形により吸収されるため、衝突事故
の際の運転者の受ける被害を最低限に抑えることができ
る。
【図面の簡単な説明】
第1図ないし第4図は、それぞれ本考案の実施例の長繊
維強化樹脂製ステアリングホイール芯材の一部を示す正
面図、第3図は従来の長繊維強化樹脂製ステアリングホ
イール芯材を示す正面図、第4図は第3図のステアリン
グホイール芯材を示す側面図、第5図は本考案のステア
リングホイール芯材によるステアリングホイールと運転
者との関係を示す図、第6図は衝突時における本考案の
ステアリングホイール芯材によるステアリングホイール
と運転者との関係を示す図、第7図及び第8図はステア
リングホイールの衝突試験の方法を示す図である。 1,1a,1d……長繊維強化樹脂製ステアリングホイール芯
材 2,2a,2d……ボス金具 3……第1スポーク、4……第2スポーク 5……第3スポーク、6……リング 6a……第1リング、6b……第2リング 6c……第3リング、7……ボス部 8a,8b……フランジ、9……人体

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】ボス金具を中心として長繊維強化樹脂によ
    りボス部、T型の3本のスポーク及びリングを形成して
    なり、該ボス金具のリング側に形成されたフランジがほ
    ぼ平行な2本のスポークを露出させる切欠部を有し、該
    切欠部の辺が繊維方向に平行であることを特徴とする長
    繊維強化樹脂製ステアリングホイール芯材。
JP1986013769U 1986-02-01 1986-02-01 長繊維強化樹脂製ステアリングホイ−ル芯材 Expired - Lifetime JPH078347Y2 (ja)

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JP1986013769U JPH078347Y2 (ja) 1986-02-01 1986-02-01 長繊維強化樹脂製ステアリングホイ−ル芯材

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JP1986013769U JPH078347Y2 (ja) 1986-02-01 1986-02-01 長繊維強化樹脂製ステアリングホイ−ル芯材

Publications (2)

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JPS62125665U JPS62125665U (ja) 1987-08-10
JPH078347Y2 true JPH078347Y2 (ja) 1995-03-01

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Application Number Title Priority Date Filing Date
JP1986013769U Expired - Lifetime JPH078347Y2 (ja) 1986-02-01 1986-02-01 長繊維強化樹脂製ステアリングホイ−ル芯材

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2537687B2 (ja) * 1989-12-26 1996-09-25 豊田合成株式会社 ステアリングホイ―ル

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JPS5315245U (ja) * 1976-07-20 1978-02-08
JPS5827545Y2 (ja) * 1976-10-06 1983-06-15 三菱電機株式会社 トラツプ回路
JPS5591453A (en) * 1978-12-28 1980-07-11 Toyoda Gosei Co Ltd Steering wheel
JPS616067A (ja) * 1984-06-19 1986-01-11 Toyota Motor Corp ステアリングホイ−ル及びその製造方法

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