JPH0784246B2 - ローラコンベヤ - Google Patents

ローラコンベヤ

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JPH0784246B2
JPH0784246B2 JP1002527A JP252789A JPH0784246B2 JP H0784246 B2 JPH0784246 B2 JP H0784246B2 JP 1002527 A JP1002527 A JP 1002527A JP 252789 A JP252789 A JP 252789A JP H0784246 B2 JPH0784246 B2 JP H0784246B2
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zones
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roller
transmission
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豊 吉田
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Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は、たとえばパレットを介して被加工物を搬送
し、その搬送経路中で被加工物に対して所期の加工を行
うときなどに使用されるローラコンベヤに関するもので
ある。
従来の技術 従来、この種のローラコンベヤとしては、たとえば特開
昭57−160807号公報に見られる構造が提供されている。
この従来構造は、本体フレーム(平行レール)に多数の
ローラを遊転のみ自在に設けて搬送経路を形成し、そし
て本体フレーム側に支持ブラケットなどを介してケース
を設けている。前記ケースにはローラ軸心に沿ったピン
を設け、このピンに、隣接した一対のローラの外周下部
に対して同時に当接自在なホイール、スプロケットとを
一体回転自在に設けるとともに、前記ケース側で支持案
内される駆動チエンをスプロケットに係合させている。
そしてケースとピンとの間に、このピンを昇降動させる
ダイヤフラムを設けている。
この従来形式によると、駆動チエンによりスプロケット
を介してホイールを回転させ、このホイールの回転を、
当接させている一対のローラに伝え、以ってローラ群の
回転により被搬送物を搬送経路上で搬送させる。そして
ダイヤフラムに対する給排を制御し、ピンを昇降動させ
ることで、ローラにホイールを当接させた駆動形態と、
ローラからホイールを離間させた非駆動形態とに切換え
て、被搬送物への搬送力を接断し、被搬送物どうしが衝
突などしないように制御している。
発明が解決しようとする課題 上記の従来形式によると、全体を駆動形態に切換えたり
非駆動形態に切換えたりするため、或るゾーンを作業ゾ
ーンとしたとき、この作業ゾーンにおいて被搬送物の加
工作業が所定の時間内に終了しなかったとき、全体の流
れを停止させたり、あるいは未加工の状態で次のゾーン
に搬送することになる。
本発明の目的とするところは、下流ゾーンに被搬送物が
不在のとき、このゾーンと隣接したゾーンとを強制駆動
して被搬送物の順送りを行えるものでありながら、特定
の作業ゾーンでは、その下流ゾーンが不在であっても外
部からセット操作したときのみ駆動状態にし得るローラ
コンベヤを提供する点にある。
課題を解決するための手段 上記目的を達成するために本発明のローラコンベヤは、
多数の遊転ローラと、各遊転ローラに接続分離自在に対
向させた伝動装置と、これら伝動装置に連動した駆動装
置とを有し、前記遊転ローラ群からなる搬送経路を複数
のゾーンに分け、各ゾーン毎に前記伝動装置群を接続分
離動させる弁装置を設け、搬送方向で隣接する2つのゾ
ーンは、下流側のゾーンに被搬送物が不在のとき伝動装
置が接続動すべく各弁装置に接続した制御回路を設け、
複数のゾーンのうち所定のゾーンを作業ゾーンに形成
し、この作業ゾーンは、前記接続動の条件下で外部から
セット操作したときにのみ下流側のゾーンとともに伝動
装置が接続動し、また外部からリセット操作したとき、
下流側のゾーンに被搬送物が不在でも伝動装置は分離動
し、そして作業ゾーンに被搬送物が不在でかつ上流側の
ゾーンに被搬送物が存在のときに両ゾーンの伝動装置が
接続動すべく各弁装置に接続した制御回路を設けてい
る。
作用 かかる本発明の構成によると、弁装置の一方への切換え
により伝動装置を遊転ローラに接続させることで、駆動
装置の駆動力を遊転ローラに伝え、この遊転ローラ群を
強制回転させて被搬送物の搬送を行える。そして弁装置
の他方への切換えにより伝動装置を遊転ローラから離間
させることで、駆動装置の駆動力は遊転ローラに伝えら
れず、遊転ローラ群は強制回転されないことになって被
搬送物の搬送は停止される。
このような動作を行う条件下で特定の作業ゾーンを除く
他のゾーンでは、被搬送物が存在していないゾーンが生
じたとき、このゾーンと上流のゾーンとが同時に駆動さ
れることになり、これによって上流のゾーンの被搬送物
を下流のゾーンに順送りし得る。
また特定の作業ゾーンでは、その下流のゾーンで被搬送
物が不在であっても駆動されず、外部からセット操作し
たときのみ下流のゾーンとともに駆動されることにな
り、そして外部からリセット操作したとき、下流側のゾ
ーンに被搬送物が不在でも伝動装置は分離動し、また作
業ゾーンに被搬送物が不在でかつ上流側のゾーンに被搬
送物が存在のときに両ゾーンの伝動装置が接続動して、
上流のゾーンの被搬送物を作業ゾーンに順送りし得る。
実施例 以下に本発明の一実施例を図面に基づいて説明する。
1は断面凹形状の本体フレームで、左右一対の側枠1A,1
Bと、これら側枠1A,1Bの下部間を連結するベース枠1Cと
により構成され、このベース枠1Cに連結した複数本の脚
体2を介して床3上の所定の高さに設置される。両側枠
1A,1Bの相対向する内側面にはL状のガイド部4A,4Bが形
成され、さらに上部にはナット体5A,5Bの摺動を許す蟻
溝部6A,6Bが形成されている。また一方の側枠1Aで、そ
の下部の内面側には、それぞれ取付け部7,8を介して上
下一対のガイドレール9,10がフレーム長さ方向に配設し
てある。
前記本体フレーム1側には、左右一対の遊転ローラ11A,
11B群が両側枠1A,1Bの内側に位置させて配設される。こ
こで一方の遊転ローラ11A群は、伝動装置20または制動
装置50とユニット化されている。すなわち伝動装置20
は、第5図、第7図に示すように、樹脂製でケース状の
支持枠21を本体とし、その基板部22の下端を前記ガイド
部4Aに嵌合させるとともに、基板部22の中間を通したボ
ルト23を前記ナット体5Aに螺合させることで、フレーム
長さ方向に位置変更(摺動)自在にかつ変更位置におい
て固定自在となる。
前記基板部22の下半分内面から内方に向けて連設したカ
バー板部24は、その下端間が連結板部25にて連結され
る。さらに基板部22の下端に軸受孔部26が形成され、こ
の軸受孔部26に左右方向の支軸27の内端を嵌入して、こ
の支軸27を上下揺動自在としている。そして前記カバー
板部24の遊端間に樹脂製のL形板部28を差し込みにより
取付け、このL形板部28の縦板に形成した上下方向の凹
部29に前記支軸27の外端を嵌合して、支軸27の上下揺動
範囲を規制している。
この支軸27には受動鎖輪30が回転自在に取付けられ、こ
の受動鎖輪30の突出したボス部に伝動ローラ31を外嵌し
て、両者30,31を一体回転自在としている。この伝動ロ
ーラ31はウレタンゴム製で、その外周を前記遊転ローラ
11Aの外周下部に接続分離自在(当接離間自在)として
いる。
そして接続分離を行わせるエア使用のシリンダ装置32
が、支軸27の外端に取付けたシリンダゴム受け33とL形
板部28の横板との間に介装されている。さらにL形板部
28の縦板の上端から、ボルト34を介して受け板35が内方
へ連設され、この受け板35の下面と前記シリンダゴム受
け33の上面との間に、支軸27を押下げ付勢する圧縮ばね
36が介装されている。以上の21〜36により伝動装置20を
構成する。
前記L形板部28の外面には上方へ伸びるブラケット37が
ボルト38を介して取り付けられており、このブラケット
37と前記基板部22との上端間に前記遊転ローラ11Aが取
付けられる。すなわち遊転ローラ11Aはローラ軸12に遊
転自在に外嵌しており、さらに両側にワッシャ13やカラ
ー14を外嵌している。そして基板部22の上部に貫通孔39
を形成するとともに、ブラケット37の上部に上方開放の
係止溝40を形成している。しがって、ローラ軸12の一端
を貫通孔39に挿入したのち、他端を係止溝40に上方から
落し込み、そして他端に外嵌したサポート41をビス42に
てブラケット37に固定することで遊転ローラ11Aの取付
けを行える。
各伝動装置20に連動した駆動装置44は、第1図に示すよ
うに各受動鎖輪30に噛合するチエン45と、このチエン45
を張設する駆動鎖輪46、従動鎖輪47、ガイド鎖輪48と、
駆動鎖輪44に連動連結したモータ49とから構成され、チ
エン45は前記ガイドレール9,10に支持案内される。
前記制動装置50は前記伝動装置20と同様の構成であっ
て、以下に異なる部分のみ述べる。すなわち第6図〜第
8図に示すように、支軸27に非受動鎖輪51が遊転自在に
取付けられ、この非受動鎖輪51の突出したボス部にウレ
タンゴム製の制動体52を固着している。前記非受動鎖輪
51は欠歯状で、ほぼ半分の欠歯部51aをチエン45に対向
させるとともに、残りの有歯部51bの歯間に係合するス
トッパ体53を、前記基板部22に形成した支持筒部43に挿
抜自在としている。ここで制動体52が当接自在な遊転ロ
ーラを11aで示し、また支軸27を上動させるシリンダ装
置を54で示す。
第4図に示すように、他方の遊転ローラ11Bは、ローラ
軸15と固定具16とを介してブラケット17の上端に取付け
られ、そしてブラケット17は、その下端がガイド部4Bに
係合されるとともに、中間を通したボルト18を前記ナッ
ト体5Bに螺合させることで側枠1Bに固定される。19はカ
バーを示す。
上記の遊転ローラ11A,11B,11a群からなる搬送経路60
は、その経路方向で複数のゾーンに分けられる。すなわ
ち実施例では第1図〜第3図に示すように、上流側から
下流側へと順に、第1待機ゾーンA、第1作業ゾーン
B、第2待機ゾーンC、第2作業ゾーンD、第1ストレ
ージゾーンE、第2ストレージゾーンF、第3ストレー
ジゾーンGに分けられている。そして各ゾーンA〜Gに
おいては、少くとも1個の遊転ローラ11aに対向して制
動装置50が設けられ、残りの遊転ローラ11Aに対向して
伝動装置20が設けられている。
各ゾーンA〜Gは各別に接続分離動され、その際に制動
装置50と伝動装置20とを可逆的に接続分離動させる弁装
置51が設けられる。すなわち伝動装置20のシリンダ装置
32群に接続した第1給排ホース62と、制動装置50のシリ
ンダ装置54に接続した第2給排ホース63とを、5ポート
電磁式の弁装置61を介して供給源64からの供給ホース65
と可逆的に接続自在に構成してある。
66はレギュレータ、67はサイレンサーを示す。被搬送物
57は、パレット58と、このパレット58上に載置した被加
工物59とからなるが、これはパレット58を使用しなくて
もよい。
前記ゾーンA〜Gのうち、特定の作業ゾーンB,Dを除く
ゾーンA,C,E〜Gでは、搬送方向で隣接する2つのゾー
ンは下流側のゾーンに被搬送物57が不在のとき伝動装置
20が接続動し、また特定の作業ゾーンB,Dでは、前記接
続動の条件下で外部から押しボタン77をセット操作した
ときにのみ下流側のゾーンC,Eとともに伝動装置20が接
続動し、そして外部からリセットボタン89をリセット操
作したとき、下流側のゾーンC,Eに被搬送物57が不在で
も伝動装置20は分離動し、しかも作業ゾーンB,Dに被搬
送物57が不在でかつ上流側のゾーンA,Cに被搬送物57が
存在のときに両ゾーンB,D,A,Cの伝動装置57が接続動す
べく、各弁装置61に接続した制御回路70を設けている。
すなわち各ゾーンA〜Gに対応して制御装置71A,71B,71
C,71D,71E,71F,71Gが配設され、これら制御装置71A〜71
Gは相互に、かつ電源装置72に直列に接続されている。
そして最上流の第1待機ゾーンAを除く各ゾーンB〜G
に在荷検出装置73B,73C,73D,73E,73F,73Gが配設され
る。
これら在荷検出装置73B〜73Gのうち、第1作業ゾーンB
と第2待機ゾーンCに対応する在荷検出装置73B,73Cは
共有の操作判定装置74を介して、第1待機ゾーンAと第
1作業ゾーンBに対応した制御装置71A,71Bに接続し、
そして第2作業ゾーンDと第1ストレージゾーンEに対
応する在荷検出装置73D,73Eは共有の操作判定装置75を
介して、第2待機ゾーンCと第2作業ゾーンDに対応し
た制御装置71C,71Dに接続している。さらに第2ストレ
ージゾーンFに対応する在荷検出装置73Fは第1ストレ
ージゾーンEに対応した制御装置71Eに接続するととも
に、第3ストレージゾーンGに対応する在荷検出装置73
Gは第2ストレージゾーンFに対応した制御装置71Fに接
続している。
前記本体フレーム1で、駆動装置44を配列した側とは反
対側の側枠1Bの外面には、それぞれ押しボタン76,77を
有する操作箱78,79が設けられ、これら操作箱78,79は前
記操作判定装置74,75に接続している。
そして作業ゾーンB,Dの各制御装置71B,71Dは、第2待機
ゾーンCと第1ストレージゾーンEの在荷検出装置73C,
73Eが非検出の条件下で、操作箱78,79の押しボタン76,7
7を操作することによって、両作業ゾーンB,Dと、下流で
隣接したゾーンC,Eとを接続動すべく、対応した弁装置6
1に制御信号80B〜80Eを与えるよう構成してある。また
他のゾーンA,C,E〜Gの各制御装置71A,71C,71E〜71G
は、下流のゾーンB,D,E〜Gが非検出のときに、当刻ゾ
ーンと上流のゾーンとを接続動すべく、対応した弁装置
61に制御信号80A〜80Gを与えるよう構成してある。
前記在荷検出装置73A〜73Gは反射鏡や光電スイッチなど
からなる。すなわち第4図に示すように、一方の側枠1A
の外面にボルト・ナット81を介して上方へ伸びる保持板
82を設けるとともに、この保持板82の上部に反射鏡83を
取付けている。ここで反射鏡83は、他方の側枠1Bの下部
内面側を向くように設定してある。他方の側枠1Bにおけ
る下部内面側にスイッチブラケット84が取付けられ、こ
のスイッチブラケット84には光電スイッチ85が角度変更
自在に取付けてある。
両側枠1A,1Bの上端にはボルト・ナット86を介して支持
板87が取付けられ、これら支持板87の相対向する内面側
にガイド体88を設けている。
次に上記実施例において被搬送物57の搬送作業を説明す
る。
第4図、第5図、第7図ならびに第3図のゾーンD,E
は、第1給排ホース62を供給ホース65に接続すべく弁装
置61を切換え、シリンダ装置32の伸びで圧縮ばね36の押
下げ付勢力に抗して支軸27を上方へ揺動させ、伝動ロー
ラ31を対応する遊転ローラ11Aに下方から当接させてい
る。
このとき前記モータ49によりチエン45は常時駆動されて
おり、したがってチエン45に噛合している全ての受動鎖
輪30は支軸27の周りで回転している。さらに伝動ローラ
31は、遊転ローラ11Aの外周下部に当接していること
で、遊転ローラ11A群を強制回転させる。これにより搬
送経路60上の被搬送物57は、両遊転ローラ11A,11B群間
で支持され、そして一方側の遊転ローラ11A群の強制回
転による搬送力を受けるとともに、両側面がガイド体88
に案内される状態で、この搬送経路60上で搬送されるこ
とになる。
このとき第2給排ホース63は開放されており、シリンダ
装置54が非作業であることから、圧縮ばね36の押下げ付
勢力で支軸27を下方に揺動させ、第7図に示すように遊
転ローラ11aから制御体52を離間させている。したがっ
てブレーキ作用は発生しておらず、また対応する遊転ロ
ーラ11aはパレット58の移動により遊転することにな
る。
たとえば第3図のゾーンA〜C,F,Gで示すように、供給
ホース65を第2給排ホース65に接続すべく弁装置61を切
換え、第6図に示すようにシリンダ装置54の伸びで圧縮
ばね36の押下げ付勢力に抗して支軸27を上方へ揺動さ
せ、その制動体52を対応する遊転ローラ11aに下方から
当接させることで、この遊転ローラ11aの遊転を阻止す
ることができ、これにより被搬送物59にブレーキをかけ
て搬送を阻止し得る。
このように制動体52を当接させたとき、第1給排ホース
62は開放されてシリンダ装置32は非作動になっており、
圧縮ばね36の押下げ付勢力で支軸27を下方に揺動させ、
第7図の仮想線Qで示すように遊転ローラ11Aから伝動
ローラ31を離間させて、これら遊転ローラ11A群を非駆
動にする。
第4図に示す前記在荷検出装置73B〜73Gは、光電スイッ
チ85から投射される赤色光が反射鏡83により反射され
る。ここで被搬送物57がないときには反射光芒が光電ス
イッチ85に入り、非検出状態となる。そして被搬送物57
が存在していると、赤色光が被搬送物57で遮断されて反
射鏡83までは到達せず、反射光芒もないことから光電ス
イッチ85は検出動することになる。
一対の遊転ローラ11A,11B群からなるローラコンベヤは
基本的には上述のようにして被搬送物57の搬送を行い、
そしてブレーキ作用させるのであるが、実際には在荷検
出装置73B〜73Gの検出、非検出に基づいて弁装置61を切
換えることで搬送制御がなされる。
すなわち第1図、第2図仮想線に示すように全てのゾー
ンA〜Gに被搬送物57が在荷しているときには、これら
被搬送物57は在荷検出装置73B〜73Gに検出されている。
これにより前述したように遊転ローラ11Aから伝動ロー
ラ31が離間して非駆動となり、かつ遊転ローラ11aに制
動体52が当接して各ゾーンA〜Gはブレーキ作用を受け
ている。
この状態において、駆動装置44を配設した側とは反対
側、すなわち遊転ローラ11B群の外側から作業者90によ
る加工作業が行われる。これは両作業ゾーンB,Dに停止
している被加工物59に対して行われる。なお第2図仮想
線で示すように、壁などの構造物69に駆動装置44が接近
するように配置することができ、これによると作業者90
たちを駆動装置44から隔離状にできて安全である。
所期の作業を終えた状態において、第3ストレージゾー
ンGの被搬送物57を除去する。すると第3ストレージゾ
ーンGの在荷検出装置73Gからの検出信号がなくなるこ
とから、すなわち搬送方向で隣接した第2ストレージゾ
ーンFと第3ストレージゾーンGは、下流側の第3スト
レージゾーンGの被搬送物57が不在となることから、第
2ストレージゾーンFに対応する制御装置71Fから弁装
置61に制御信号80Fが出力されると同時に、第3ストレ
ージゾーンGに対応する制御装置71Gから弁装置61に制
御信号80Gが出力され、これにより両弁装置61が、供給
ホース65を第1給排ホース62に接続すべく自動的に切換
わる。
したがって両ゾーンF,Gでは、制動体52が離間動すると
ともに伝動ローラ31が当接動して駆動状態になり、以っ
て第2ストレージゾーンFの被搬送物57を第3ストレー
ジゾーンGに搬送することになる。被搬送物57が第3ス
トレージゾーンGに搬入され在荷検出装置73Gに検出さ
れることで、この第3ストレージゾーンGは非駆動とな
り、かつ制動体52が遊転ローラ11aに作用して被搬送物5
7はブレーキ作用を受けることになる。
また被搬送物57が第3ストレージゾーンGに搬出される
ことで第2ストレージゾーンFの在荷検出装置73Fから
の検出信号がなくなり、これにより前述と同様にして第
1ストレージゾーンEと第2ストレージゾーンFとが駆
動状態となって、第1ストレージゾーンEの被搬送物57
を第2ストレージゾーンFへと搬送する。このような動
作は、第1待機ゾーンAと第1作業ゾーンBの間、なら
びに第2待機ゾーンCと第2作業ゾーンDの間でも行わ
れる。しかし、たとえば第2作業ゾーンDでは、下流の
第1ストレージゾーンEの被搬送物57がなくて在荷検出
装置Eからの検出信号がなくなっても両ゾーンD,Eは駆
動されていない。
そして第2作業ゾーンDの作業者90が被加工物59に対す
る加工を終えたのち操作箱79の押しボタン77を押すこと
で、操作判定装置75からの指示で制御装置71D,71Eが作
動され、弁装置61に制御信号71D,71Eを与えて切換え作
動させ、以って第3図に示すように両ゾーンD,Eが駆動
状態になって第2作業ゾーンDの被搬送物57を第1スト
レージゾーンEに搬送することになる。なお第1作業ゾ
ーンBにおいても同様である。
また操作箱78,79のリセットボタン89を押したときに
は、下流側のゾーンC,Dに被加工物59が不在でも伝動装
置20は分離動して前述したように搬送はおこなわれず、
そして作業ゾーンB,Dに被加工物59が不在でかつ上流側
のゾーンA,Cに被加工物59が存在のときに両ゾーンの伝
動装置20が接続動し、作業ゾーンB,Dを他のゾーンA,C,E
〜Gと同様に作動させ得る。
前述したように制動体52を遊転ローラ11aに下方から当
接させたとき、この制動体52が非受動鎖輪51とともに支
軸27の周りに回転しようとするが、これは基板部22側で
支持したストッパ体53が非受動鎖輪51の有歯部51bの歯
間に係合していることから阻止し得る。またストッパ体
53を抜出し、非受動鎖輪51を支軸27の周りで歯ピッチに
相応して回転させたのち、別の歯間にストッパ体53を係
合させることで、非受動鎖輪51と一体の制動体52を等量
回転させ、これにより遊転ローラ11aに対する制動体52
の当接位置を周方向で変更し得る。
発明の効果 上記構成の本発明によると、弁装置の切換えにより伝動
装置を遊転ローラに対して接続または分離させることに
よって、遊転ローラを強制回転しての被搬送物の搬送
と、強制回転を止めての被搬送物の搬送停止とを行うこ
とができる。このような動作を行う条件下で、特定の作
業ゾーンを除く他のゾーンでは、被搬送物が存在してい
ないゾーンが生じたとき、このゾーンと上流のゾーンと
が同時に駆動されることになり、これによって上流ゾー
ンの被搬送物を下流ゾーンに順送りすることができる。
しかも特定の作業ゾーンでは、その下流のゾーンで被搬
送物が不在であっても駆動されず、外部からセット操作
したのみ下流ゾーンとともに駆動することができ、そし
て、外部からリセット操作したとき、下流側のゾーンに
被搬送物が不在でも伝動装置を分離動でき、また作業ゾ
ーンに被搬送物が不在でかつ上流側のゾーンに被搬送物
が存在のときに両ゾーンの伝動装置を接続動して、上流
のゾーンの被搬送物を作業ゾーンに順送りできる。
これにより作業ゾーンでは停止時間にゆとりをもたせる
ことができ、したがって作業ゾーンの作業に時間がかか
っても全体の流れを停止させることもなく、また未作業
の状態で次のゾーンに搬送することもなく、全体として
融通性のあるローラコンベヤを提供できる。
【図面の簡単な説明】
図面は本発明の一実施例を示し、第1図は全体の一部切
欠き側面図、第2図は同平面図、第3図は配管、制御を
説明する側面図、第4図は縦断正面図、第5図は伝動装
置部の縦断正面図、第6図は制動装置部の縦断正面図、
第7図は要部の一部切欠き側面図、第8図は第6図にお
ける要部の縦断正面図である。 1……本体フレーム、11A,11B,11a……遊転ローラ、20
……伝動装置、27……支軸、30……受動鎖輪、31……伝
動ローラ、32……シリンダ装置、44……駆動装置、45…
…チエン、49……モータ、50……制動装置、51……非受
動鎖輪、52……制動体、53……ストッパ体、54……シリ
ンダ装置、57……被搬送物、58……パレット、59……被
加工物、60……搬送経路、61……弁装置、70……制御回
路、71A〜71G……制御装置、73B〜73G……在荷検出装
置、74,75……操作判定装置、76,77……押しボタン、7
8,79……操作箱、80A〜80G……制御信号、A……第1待
機ゾーン、B……第1作業ゾーン、C……第2待機ゾー
ン、D……第2作業ゾーン、E……第1ストレージゾー
ン、F……第2ストレージゾーン、G……第3ストレー
ジゾーン。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】多数の遊転ローラと、各遊転ローラに接続
    分離自在に対向させた伝動装置と、これら伝動装置に連
    動した駆動装置とを有し、前記遊転ローラ群からなる搬
    送経路を複数のゾーンに分け、各ゾーン毎に前記伝動装
    置群を接続分離動させる弁装置を設け、搬送方向で隣接
    する2つのゾーンは、下流側のゾーンに被搬送物が不在
    のときに伝動装置が接続動すべく各弁装置に接続した制
    御回路を設け、複数のゾーンのうち所定のゾーンを作業
    ゾーンに形成し、この作業ゾーンは、前記接続動の条件
    下で外部からセット操作したときにのみ下流側のゾーン
    とともに伝動装置が接続動し、また外部からリセット操
    作したとき、下流側のゾーンに被搬送物が不在でも伝動
    装置は分離動し、そして作業ゾーンに被搬送物が不在で
    かつ上流側のゾーンに被搬送物が存在のときに両ゾーン
    の伝動装置が接続動すべく各弁装置に接続した制御回路
    を設けたことを特徴とするローラコンベヤ。
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