JPH0784548B2 - クロロスルホン化ポリエチレン組成物 - Google Patents
クロロスルホン化ポリエチレン組成物Info
- Publication number
- JPH0784548B2 JPH0784548B2 JP61201761A JP20176186A JPH0784548B2 JP H0784548 B2 JPH0784548 B2 JP H0784548B2 JP 61201761 A JP61201761 A JP 61201761A JP 20176186 A JP20176186 A JP 20176186A JP H0784548 B2 JPH0784548 B2 JP H0784548B2
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- compound
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- Compositions Of Macromolecular Compounds (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、クロロスルフォン化ポリエチレン組成物に関
し、永久歪みが少なく且つ耐熱性とスコーチ性及び蒸気
加硫物の引張強さや耐オゾン性が優れたクロロスルフォ
ン化ポリエチレン組成物に関するものである。
し、永久歪みが少なく且つ耐熱性とスコーチ性及び蒸気
加硫物の引張強さや耐オゾン性が優れたクロロスルフォ
ン化ポリエチレン組成物に関するものである。
クロロスルフォン化ポリエチレンは、その優れた耐熱性
と耐油性及び耐候性の故に、電線及びLPGホースなど屋
外で使用するゴム部品の表皮材として広く用いられてい
る。クロロスルフォン化ポリエチレンの架橋剤として
は、酸化マグネシウム又は酸化鉛とチラウムポリスルフ
ィド系化合物の組み合わせが一般的であるが、この組成
物は永久歪みが大きく、密閉性が要求される用途、例え
ば自動車用ホースなどには、あまり使用されていない。
と耐油性及び耐候性の故に、電線及びLPGホースなど屋
外で使用するゴム部品の表皮材として広く用いられてい
る。クロロスルフォン化ポリエチレンの架橋剤として
は、酸化マグネシウム又は酸化鉛とチラウムポリスルフ
ィド系化合物の組み合わせが一般的であるが、この組成
物は永久歪みが大きく、密閉性が要求される用途、例え
ば自動車用ホースなどには、あまり使用されていない。
クロロスルフォン化ポリエチレンにジアミンマレイミド
化合物とアルカリ土類金属の酸化物または水酸化物とア
ミン化合物を架橋剤として添加してなるクロロスルフォ
ン化ポリエチレン組成物は、上記問題点を改善した組成
物として公知であるが、スコーチが短く、引張強度がで
ない。しかも蒸気加硫では耐オゾン性の低下が激しく、
ホースなど長尺ゴム部品にはあまり応用されていない。
化合物とアルカリ土類金属の酸化物または水酸化物とア
ミン化合物を架橋剤として添加してなるクロロスルフォ
ン化ポリエチレン組成物は、上記問題点を改善した組成
物として公知であるが、スコーチが短く、引張強度がで
ない。しかも蒸気加硫では耐オゾン性の低下が激しく、
ホースなど長尺ゴム部品にはあまり応用されていない。
これまで公知の酸化マグネシウムや酸化鉛などの金属酸
化物とチウラムポリスルフィドを架橋剤とするクロロス
ルフォン化ポリエチレン組成物は、優れた引張強さやス
コーチ安定性を示すが耐永久歪み性がおとる。一方、金
属の酸化物又は水酸化物とジアミンマレイミド化合物を
架橋剤とするクロロスルフォン化ポリエチレン組成物は
優れた耐永久歪み性を示すものの、スコーチ安定性と引
張強さ及び蒸気加硫物の耐オゾン性に問題がある。引張
強さと耐永久歪み性及びスコーチ安定性や蒸気加硫物の
耐オゾン性をバランスよく生かす方策は未だ知られてい
ない。
化物とチウラムポリスルフィドを架橋剤とするクロロス
ルフォン化ポリエチレン組成物は、優れた引張強さやス
コーチ安定性を示すが耐永久歪み性がおとる。一方、金
属の酸化物又は水酸化物とジアミンマレイミド化合物を
架橋剤とするクロロスルフォン化ポリエチレン組成物は
優れた耐永久歪み性を示すものの、スコーチ安定性と引
張強さ及び蒸気加硫物の耐オゾン性に問題がある。引張
強さと耐永久歪み性及びスコーチ安定性や蒸気加硫物の
耐オゾン性をバランスよく生かす方策は未だ知られてい
ない。
本発明は上記にかんがみでなされたものであって優れた
引張特性やスコーチ安定性を維持しつつ耐永久歪み性や
蒸気加硫物の耐オゾン性を損なわないクロロスルフォン
化ポリエチレン組成物の提供を目的とする。そして、本
発明の組成物はクロロスルフォン化ポリエチレン100重
量部に対し、金属酸化物又は金属水酸化物3〜20重量
部、一般式(I) (但し、R1はアルキレン基、及びフェニレン基を示す)
であらわされるジアミンマレイミド化合物1〜5重量
部、一般式(II) (但し、R2はアルキレン基、アリル基を示す)であらわ
されるジチオカルバミン酸ニッケル及び一般式(III) (但し、nは2〜7で、R3はアルキル基、アリル基を示
す) 又は一般式(IV) (但し、nは2〜7で、R4はアルキル基を示す) であらわされるチラウムポリスルフィド化合物を1〜5
重量部添加してなる組成物である。
引張特性やスコーチ安定性を維持しつつ耐永久歪み性や
蒸気加硫物の耐オゾン性を損なわないクロロスルフォン
化ポリエチレン組成物の提供を目的とする。そして、本
発明の組成物はクロロスルフォン化ポリエチレン100重
量部に対し、金属酸化物又は金属水酸化物3〜20重量
部、一般式(I) (但し、R1はアルキレン基、及びフェニレン基を示す)
であらわされるジアミンマレイミド化合物1〜5重量
部、一般式(II) (但し、R2はアルキレン基、アリル基を示す)であらわ
されるジチオカルバミン酸ニッケル及び一般式(III) (但し、nは2〜7で、R3はアルキル基、アリル基を示
す) 又は一般式(IV) (但し、nは2〜7で、R4はアルキル基を示す) であらわされるチラウムポリスルフィド化合物を1〜5
重量部添加してなる組成物である。
また、この組成物にペンタエリスリトールをくわえて金
属酸化物の添加量を1〜9重量部に減量してもよい。ま
た、この組成物における金属酸化物、又は水酸化物の好
ましい具体例として、酸化マグネシムウ,酸化カルシウ
ム,酸化鉛,水酸化カルシウムなどが挙げられる。一般
式(I)であらわされるジアミンマレイミド化合物の好
ましい具体例としてN,N′−フェニレンジアミンマレイ
ミド,N,N′−エチレンジアミンマレイミド、N,N′−プ
ロピレンジアミンマレイミドなどが挙げることができ
る。一般式(II)であらわされるジチオカルバミン酸ニ
ッケルにおいて、R2は好ましくは炭素数2〜5のアルキ
ル基であり、好ましい具体例として、ジエチルジチオカ
ルバミン酸ニッケル、ジーイソープロピルジチオカルバ
ミン酸ニッケル、ジブチルジチオカルバミン酸ニッケル
などが挙げることができる。また、一般式(III)又は
(IV)はあらわされるチウラムポリスルフィド化合物の
好ましい具体例としてジペンタメチレンチウラムテトラ
スルフィドやテトラメチルチウラムジスルフィドなどを
挙げることができる。これはクロロスルフォン化ポリエ
チレン組成物を形成する配合物の配合順序,配合条件は
特に限定されるものではない。
属酸化物の添加量を1〜9重量部に減量してもよい。ま
た、この組成物における金属酸化物、又は水酸化物の好
ましい具体例として、酸化マグネシムウ,酸化カルシウ
ム,酸化鉛,水酸化カルシウムなどが挙げられる。一般
式(I)であらわされるジアミンマレイミド化合物の好
ましい具体例としてN,N′−フェニレンジアミンマレイ
ミド,N,N′−エチレンジアミンマレイミド、N,N′−プ
ロピレンジアミンマレイミドなどが挙げることができ
る。一般式(II)であらわされるジチオカルバミン酸ニ
ッケルにおいて、R2は好ましくは炭素数2〜5のアルキ
ル基であり、好ましい具体例として、ジエチルジチオカ
ルバミン酸ニッケル、ジーイソープロピルジチオカルバ
ミン酸ニッケル、ジブチルジチオカルバミン酸ニッケル
などが挙げることができる。また、一般式(III)又は
(IV)はあらわされるチウラムポリスルフィド化合物の
好ましい具体例としてジペンタメチレンチウラムテトラ
スルフィドやテトラメチルチウラムジスルフィドなどを
挙げることができる。これはクロロスルフォン化ポリエ
チレン組成物を形成する配合物の配合順序,配合条件は
特に限定されるものではない。
本発明組成物、すなわち金属酸化物又は金属水酸化物と
ジアミンマレイミド化合物、ジチオカルバミン酸ニッケ
ル化合物及びチラウムポリスルフィド化合物を添加した
組成物、或いは金属酸化物とペンタエリスリトール、ジ
アミンマレイミド化合物、ジチオカルバミン酸ニッケル
化合物及びチラウムリポリスルフィド化合物を添加した
組成物は、従来知られている金属酸化物又は金属水酸化
物とチラウムポリスルフィド化合物を添加した組成物、
或いは金属酸化物又は金属水酸化物とペンタエリスリト
ール及びチラウムポリスルフィド化合物を架橋剤とする
組成物と比較し良好な耐永久歪み性と水蒸気加硫物の耐
オゾン性を有している。また耐永久歪み性を改良した組
成物として公知のジマレイミド化合物を架橋剤とする、
すなわち、金属酸化物又は水酸化物とジマレイミド化合
物とアミン化合物を架橋剤とする組成物と比較し、良好
なスコーチ安定性と引張強度及び水蒸気加硫物の耐オゾ
ン性を有している。
ジアミンマレイミド化合物、ジチオカルバミン酸ニッケ
ル化合物及びチラウムポリスルフィド化合物を添加した
組成物、或いは金属酸化物とペンタエリスリトール、ジ
アミンマレイミド化合物、ジチオカルバミン酸ニッケル
化合物及びチラウムリポリスルフィド化合物を添加した
組成物は、従来知られている金属酸化物又は金属水酸化
物とチラウムポリスルフィド化合物を添加した組成物、
或いは金属酸化物又は金属水酸化物とペンタエリスリト
ール及びチラウムポリスルフィド化合物を架橋剤とする
組成物と比較し良好な耐永久歪み性と水蒸気加硫物の耐
オゾン性を有している。また耐永久歪み性を改良した組
成物として公知のジマレイミド化合物を架橋剤とする、
すなわち、金属酸化物又は水酸化物とジマレイミド化合
物とアミン化合物を架橋剤とする組成物と比較し、良好
なスコーチ安定性と引張強度及び水蒸気加硫物の耐オゾ
ン性を有している。
金属酸化物又は金属水酸化物とジアミンマレイミド化合
物、ジチオカルバミン酸ニッケル化合物及びチウラムポ
リスルフィド化合物の四成分の内のどの成分を除いても
本発明が有する効果を得ることはできない。
物、ジチオカルバミン酸ニッケル化合物及びチウラムポ
リスルフィド化合物の四成分の内のどの成分を除いても
本発明が有する効果を得ることはできない。
実施例1〜6及び比較例1〜7 表−1の配合成分をロール上で混練し、150℃で表−1
に示す所定時間プレス加硫及び蒸気加硫を行って得た成
形物の諸物性及び未加硫コンパウンドの諸物性につき比
較例と実施例の比較を以下に記す。
に示す所定時間プレス加硫及び蒸気加硫を行って得た成
形物の諸物性及び未加硫コンパウンドの諸物性につき比
較例と実施例の比較を以下に記す。
比較例1は、CSM組成物の最も標準的配合例でスコーチ
安定性及び引張強さに優れるが、C−セットに代表され
る耐永久歪み性に劣っている。比較例3はマレイミド加
硫として公知の配合であり、C−セットは比較例1より
優れるがスコーチタイムが短く引張強さも劣っている。
比較例2は、比較例3のAWを本発明の一成分であるNBC
と置き換えた例であるが、なんら改良点を見出せない。
また、上記加硫物の耐オゾン性が著しく劣っている。
安定性及び引張強さに優れるが、C−セットに代表され
る耐永久歪み性に劣っている。比較例3はマレイミド加
硫として公知の配合であり、C−セットは比較例1より
優れるがスコーチタイムが短く引張強さも劣っている。
比較例2は、比較例3のAWを本発明の一成分であるNBC
と置き換えた例であるが、なんら改良点を見出せない。
また、上記加硫物の耐オゾン性が著しく劣っている。
これに対し実施例1〜6は、比較例1と同様なスコーチ
タイムと引張強さを示しながら良好なC−セットを高温
下でも低温下でも示しており、且つ蒸気加硫物の耐オゾ
ン性に著しい改良が認められる。
タイムと引張強さを示しながら良好なC−セットを高温
下でも低温下でも示しており、且つ蒸気加硫物の耐オゾ
ン性に著しい改良が認められる。
比較例4〜7は、実施例に示す四成分の内の一成分を除
いたり他成分に置き換えた例であるが、本発明の効果が
認められない。
いたり他成分に置き換えた例であるが、本発明の効果が
認められない。
尚、加硫物の試験はJIS K 6301に、未加硫物の試験
はJIS K 6300に準じて行った。
はJIS K 6300に準じて行った。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 C08K 5:3415 5:39 5:40)
Claims (1)
- 【請求項1】クロロスルフォン化ポリエチレン100重量
部に対して、一般式(I) (但し、R1はアルキレン基、及びフェニレン基を示す)
であらわされるジアミンマレイミド化合物1〜5重量
部、金属酸化物または水酸化物3〜20重量部及び一般式
(II) (但し、R2はアルキル基、アリル基を示す)であらわさ
れるジチオカルバミン酸ニッケル1〜5重量部と一般式
(III)又は(IV) (但し、nは2〜7で、R3はアルキル基、アリル基を示
す) (但し、nは2〜7で、R4はアルキレン基を示す) であらわされるチウラムポリスルフィド化合物を1〜5
重量部添加してなるクロロスルフォン化ポリエチレン組
成物。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP61201761A JPH0784548B2 (ja) | 1986-08-29 | 1986-08-29 | クロロスルホン化ポリエチレン組成物 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP61201761A JPH0784548B2 (ja) | 1986-08-29 | 1986-08-29 | クロロスルホン化ポリエチレン組成物 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS6357654A JPS6357654A (ja) | 1988-03-12 |
| JPH0784548B2 true JPH0784548B2 (ja) | 1995-09-13 |
Family
ID=16446496
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP61201761A Expired - Lifetime JPH0784548B2 (ja) | 1986-08-29 | 1986-08-29 | クロロスルホン化ポリエチレン組成物 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0784548B2 (ja) |
Families Citing this family (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH03100035A (ja) * | 1989-09-14 | 1991-04-25 | Showa Denko Du Pont Kk | クロロスルホン化ポリエチレン組成物 |
| JPH0593114A (ja) * | 1991-10-01 | 1993-04-16 | Tatsuta Electric Wire & Cable Co Ltd | 耐放射線性樹脂組成物 |
| JP2983894B2 (ja) * | 1995-11-27 | 1999-11-29 | バンドー化学株式会社 | 伝動ベルト |
| JP7243239B2 (ja) * | 2019-01-23 | 2023-03-22 | 東ソー株式会社 | クロロスルホン化ポリオレフィン組成物及び加硫物 |
Family Cites Families (5)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US3891725A (en) * | 1974-10-04 | 1975-06-24 | Du Pont | Vulcanizable chlorinated elastomer composition |
| JPS5930180B2 (ja) * | 1978-11-22 | 1984-07-25 | 三菱電線工業株式会社 | 大気圧下加硫用ゴム組成物及び加硫成形品の製法 |
| JPS5613608A (en) * | 1979-07-13 | 1981-02-10 | Showa Electric Wire & Cable Co | Electric field alleviating selffadhesive tape |
| JPS61136538A (ja) * | 1984-12-05 | 1986-06-24 | Furukawa Electric Co Ltd:The | ゴム組成物 |
| US4698392A (en) * | 1986-05-02 | 1987-10-06 | E. I. Du Pont De Nemours And Company | Blend of chlorinated polyolefin elastomer and ethylene-containing terpolymer |
-
1986
- 1986-08-29 JP JP61201761A patent/JPH0784548B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS6357654A (ja) | 1988-03-12 |
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