JPH0784963B2 - 蓄熱式空気調和装置の運転制御装置 - Google Patents

蓄熱式空気調和装置の運転制御装置

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JPH0784963B2
JPH0784963B2 JP1234352A JP23435289A JPH0784963B2 JP H0784963 B2 JPH0784963 B2 JP H0784963B2 JP 1234352 A JP1234352 A JP 1234352A JP 23435289 A JP23435289 A JP 23435289A JP H0784963 B2 JPH0784963 B2 JP H0784963B2
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喜芳 島
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昭 堀川
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Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は、蓄熱ユニットを備えた蓄熱式空気調和装置に
おいて、蓄熱運転を制御する運転制御装置に関し、特
に、異常時の蓄熱運転対策に係るものである。
(従来の技術) 一般に、蓄熱式空気調和装置には、特開昭61−125554号
公報に開示されているように、室外にユニットと室内ユ
ニットとを接続して冷媒回路が構成される一方、蓄熱可
能な蓄熱媒体を貯溜する蓄熱槽を備えた蓄熱ユニットが
上記室外ユニットに設けられ、上記蓄熱槽内の熱交換コ
イルと冷媒回路とがバイパス路で接続され、該バイパス
路と冷媒回路とを切換え接続するように構成されている
ものがある。そして、上記熱交換コイルにおいて冷媒と
蓄熱媒体との熱交換を行うことにより、通常冷暖房運
転、蓄冷熱運転、蓄暖熱運転などを行うようにしてい
る。
(発明が解決しようとする課題) 上述した蓄熱式空気調和装置において、各種の運転制御
を行う場合、例えば、実開昭61−54129号公報に開示さ
れるように、室外制御ユニットと室内制御ユニットとの
間で制御信号を授受して行うことが考えられる。
しかしながら、これでは蓄熱ユニットを運転制御する各
種の制御データ、例えば、切換弁の制御データを室外制
御ユニットが処理しなければならず、室外制御ユニット
の容量が大きくなるという問題がある。特に、上記蓄熱
ユニットは頻繁に使用されないものであり、この蓄熱ユ
ニットの制御エリア等を室外制御ユニットに設けること
になり、該室外制御ユニットが大容量となり、大型化す
るなどの問題がある。
更に、そこで、蓄熱運転の専用制御ユニットを設けるこ
とが考えられるが、その際、専用制御ユニットを単に設
けたのみでは、この専用制御ユニットが異常を生起する
と、蓄熱運転が行われないことになり、異常対策を施す
必要がある。
本発明は、斯かる点に鑑みてなされたもので、室外制御
ユニットの容量を少なくして、該室外制御ユニットの小
型化等を図ると共に、異常時においても蓄冷熱運転を継
続することを目的とするものである。
(課題を解決するための手段) 上記目的を達成するために、本発明が講じた手段は、蓄
熱ユニットを制御する蓄熱制御ユニットを別個に設ける
と共に、運転データの記憶手段を設けるようにするもの
である。
具体的に、第1図に示すように、請求項(1)に係る発
明が講じた手段は、先ず、室外ユニット(X)と室内ユ
ニット(A)とが冷媒配管(9)によって接続されると
共に、蓄熱可能な蓄熱媒体を備えた蓄熱ユニット(Y)
が冷媒配管(9)によって接続されて主冷媒回路(10)
が形成され、該主冷媒回路(10)は少なくとも冷房運転
時に通常冷房を行う通常冷房運転と上記蓄熱ユニット
(Y)に冷熱を蓄える蓄冷熱運転とを行うように冷媒流
通方向の切換可能に構成されている。更に、上記室外ユ
ニット(X)を運転制御する室外制御ユニット(50)
と、該室外制御ユニット(50)との間で制御信号を授受
して上記室内ユニット(A)を運転制御する室内制御ユ
ニット(60)と、上記蓄熱ユニット(Y)を運転制御す
る蓄熱制御ユニット(70)と、該蓄熱制御ユニット(7
0)に制御信号を出力する蓄熱コントローラ(80)とが
設けられた蓄熱式空気調和装置の運転制御装置を対象と
している。そして、上記蓄熱コントローラ(80)には、
蓄熱制御ユニット(70)に蓄冷熱運転及び停止の指令信
号を出力する運転指令手段(81b)が設けられている。
加えて、上記蓄熱制御ユニット(70)には、上記運転指
令手段(81b)の指令信号を受けて上記室外制御ユニッ
ト(50)に蓄冷熱運転の運転信号及び停止信号を出力す
ると共に、蓄冷熱運転時に上記室外制御ユニット(50)
との間で制御信号を授受して上記蓄熱ユニット(Y)を
運転制御する蓄冷熱操作手段(71a)と、予め設定され
た所定日数の各日の蓄冷熱運転データを記憶するデータ
記憶手段(71C)と、異常が発生すると上記蓄冷熱操作
手段(71a)がデータ記憶手段(71c)の運転データに基
づいて運転制御するように補助データを出力するデータ
出力手段(71d)とが設けられている。その上、上記室
外制御ユニット(50)には、上記蓄冷熱操作手段(71
a)の運転制御及び停止信号を受けると共に、該蓄冷熱
操作手段(71a)との間で制御信号を授受して上記室外
ユニット(X)を運転制御する運転操作手段(54a)が
設けられた構成としている。
また、請求項(2)に係る発明が講じた手段は、上記請
求項(1)記載の発明において、データ記憶手段(71
c)は所定日数分の各日の運転開始時刻を記憶する開始
時刻記憶部(71e)と、一日の運転時間を記憶する運転
時間記憶部(71f)と、所定日数の間において正常な運
転制御が継続すると上記開始時刻記憶部(71e)が記憶
している所定日数分の記憶内容を新たな所定日数分の運
転開始時刻の記憶内容に書き換える書換部(71g)とを
備えた構成としている。
(作用) 上記構成により、請求項(1)に係る発明では、室外制
御ユニット(50)が室外ユニット(X)を、室内制御ユ
ニット(60)が室内ユニット(A)を、蓄熱制御ユニッ
ト(70)が蓄熱ユニット(Y)をそれぞれ運転制御して
おり、通常冷房運転時には室外制御ユニット(50)と室
内制御ユニット(60)との間で制御信号を授受し、室外
ユニット(X)における圧縮機(1)の容量制御などを
行う。
一方、蓄冷熱運転時においては、蓄熱コントローラ(8
0)の運転指令手段(81b)が蓄熱制御ユニット(70)に
運転指令信号又は停止指令信号を出力する。そして、該
蓄熱制御ユニット(70)は上記各指令信号に対応して蓄
冷熱操作手段(71a)が室外制御ユニット(50)に運転
信号又は停止信号を出力し、該室外制御ユニット(50)
が圧縮機(1)などを駆動制御すると共に、蓄熱制御ユ
ニット(70)が蓄熱ユニット(Y)の電動膨張弁(14)
などを制御し、該蓄熱ユニット(Y)に冷熱を蓄える。
更に、上記蓄冷熱運転時にはデータ記憶手段(71c)が
所定日数の各日の運転データを記憶しており、具体的に
は、請求項(2)に係る発明では、開始時刻記憶部(71
e)が各日の運転開始時刻を記憶する一方、運転時間記
憶部(71f)が一日の運転時間を記憶し、上記所定日数
の間において正常の駆動制御が継続すると、書換部(71
g)が開始時刻記憶部(71e)の運転開始時刻を書き換
え、所定日数毎に新たなデータに書き換えている。
そして、上記蓄熱コントローラ(80)より異常信号が出
力されるか、又は運転指令手段(81b)の指令信号が受
信不能になると、データ出力手段(71d)が上記データ
記憶手段(71c)の運転データ、つまり、運転開始時刻
及び運転時間を蓄冷熱操作手段(71a)に出力する。そ
の後、該蓄冷熱操作手段(71a)は上記運転データに基
づいて室外制御ユニット(50)と制御信号を授受し、蓄
冷熱運転を行い、異常発生後、所定日数の間はデータ記
憶手段(71d)の運転データによって冷熱を蓄える。
(発明の効果) 従って、請求項(1)に係る発明によれば、蓄熱ユニッ
ト(Y)を運転制御する蓄熱制御ユニット(70)を室外
制御ユニット(50)と別個に専用の制御ユニットとして
設けたために、室外制御ユニット(50)の容量を小さく
することができるので、装置全体の小型化を図ることが
できると共に、室外制御ユニット(50)と室内制御ユニ
ット(60)との間の信号授受を容易に行うことができ
る。
更に、蓄熱ユニット(Y)の運転範囲が拡大しても室外
制御ユニット(50)の容量が拡大することが少ないの
で、運転範囲の拡大に容易に対応することができる。
また、所定日数の運転データを記憶しているので、伝送
異常などが発生した際、記憶している運転データに基づ
いて蓄冷熱運転を行うことができ、所定日数の間は蓄冷
熱運転を継続することから、蓄冷を利用した空調を確実
に行うことができる。
また、請求項(2)に係る発明によれば、開始時刻記憶
部(71e)が所定日数毎に新たな運転開始時刻を記憶す
るので、効率の良い蓄冷熱運転を高精度で行うことがで
きる。
(実施例) 以下、本発明の実施例について、図面に基づき詳細に説
明する。
第2図は蓄熱式空気調和装置における冷媒系統の全体構
成を示し、室外ユニット(X)に対して、複数の室内ユ
ニット(A),(B),…が接続されたいわゆるマルチ
形空気調和装置である。
上記室外ユニット(X)おいて、(1)は圧縮機、
(2)は冷房運転時には図中実線のごとく切換わり、暖
房運転時には図中破線のごとく切換わる四路切換弁、
(3)は冷房運転時には凝縮器として、暖房運転時には
蒸発器として機能する室外熱交換器、(4)は冷房運転
時には冷媒流量を調節し、暖房運転時には冷媒を減圧す
る室外電動膨張弁、(5)は凝縮された液冷媒を貯溜す
るためのレシーバ、(8)は吸入冷媒中の液成分を除去
するためのアキュムレータである。
一方、各室内ユニット(A),(B),…は同一構成を
有し、(6)は冷房運転時には減圧機構として機能し、
暖房運転時には冷媒流量を調節する室内電動膨張弁、
(7)は冷房運転時には蒸発器として、暖房運転時には
凝縮器として機能する室内熱交換器である。
そして、上記各機器(1)〜(8)は冷媒配管(9)に
より冷媒の流通可能に順次接続されていて、室外空気と
の熱交換により得た熱を室内空気に放出するヒートポン
プ作用を有する主冷媒回路(10)が構成されている。
また、上記主冷媒回路(10)には冷媒との熱交換により
蓄冷熱、蓄暖熱をし、或いはその蓄冷熱、蓄暖熱の利用
をするための蓄熱ユニット(Y)が接続されている。該
蓄熱ユニット(Y)において、(11)は冷熱及び暖熱の
蓄熱可能な蓄熱媒体たる水(W)を貯溜した蓄熱槽、
(12)は該蓄熱槽(11)内に配置され、水(W)と冷媒
との熱交換を行うための蓄熱熱交換器であって、該蓄熱
熱交換器(12)は主冷媒回路(10)の上記室外電動膨張
弁(4)と室内電動膨張弁(6)との間の液ライン(9
a)に、第1バイパス路(13a)及び第2バイパス路(13
b)によって冷媒の流通可能に接続されている。そし
て、上記第1バイパス路(13a)には、水(W)に冷熱
を蓄えるときに冷媒を減圧する蓄熱電動膨張弁(14)が
介設され、上記第2バイパス路(13b)には、第2バイ
パス路(13b)を開閉する第1開閉弁(15)が介設され
ている。
また、第2バイパス路(13a)の上記第1開閉弁(15)
−蓄熱熱交換器(12)間の途中配管と主冷媒回路(10)
のガスライン(9b)とは第3バイパス路(13c)によ
り、冷媒の流通可能に接続されていて、該第3バイパス
路(13c)には、バイパス路(13c)を開閉する第2開閉
弁(16)が介設されている。
一方、主冷媒回路(10)の液ライン(9a)における上記
第1,第2バイパス路(13a),(13b)の2つの接合部間
には、冷媒の流量を可変に調節するための流量制御弁
(17)が介設されている。
そして、以上の各弁(2),(4),(6)(14),
(15),(16),(17)の開閉もしくは開度は後述する
各制御ユニット(50),(60),(70)によって制御さ
れ、上記主冷媒回路(10)は各運転モードに応じて冷媒
の循環経路が切換えられるように構成され、さらに、流
量制御弁(17)、第1開閉弁(15)及び蓄熱電動膨張弁
(14)により、蓄冷熱回収運転時における冷媒の流れを
第2バイパス路(13b)側と液ライン(9a)側とに分流
するように構成されている。
また、この蓄熱式空気調和装置にはセンサ類が配置され
ていて、(Thw)は上記蓄熱槽(11)の水中に配置さ
れ、水温Twを検出する水温センサ、(Thi)は液ライン
(9a)の第2バイパス路(13b)との接合部の冷房運転
時における上流側に配置された冷却入口センサ、(Th
o)は液ライン(9a)の第1バイパス路(13a)との接合
部の冷房運転時における下流側に配置された冷却出口セ
ンサ、(Cl)は蓄熱槽(11)内の水位を検出する水位セ
ンサ、(TH1)は各室内温度を検出する室温センサ、(T
H2)および(TH3)は各々室内熱交換器(12)…の液側
およびガス側配管における冷媒の温度を検出する室内液
温センサ及び室内ガス温センサ、(TH4)圧縮機(1)
の吐出管温度を検出する吐出管センサ、(TH5)は暖房
運転時に室外熱交換器(6)の出口温度から着霜状態を
検出するデフロストセンサ、(TH6)は室外熱交換器
(6)の空気吸込口に配置され、吸込空気温度を検出す
る外気温センサ、(SP)は冷房運転時には冷媒圧力の低
圧つまり蒸発圧力相当飽和温度Teを、暖房運転時には高
圧つまり凝縮圧力相当飽和温度Tcを検出する圧力センサ
である。
そして、上記各弁およびセンサ類は、第3図〜第6図に
示すように、室外制御ユニット(50)、室内制御ユニッ
ト(60)及び蓄熱制御ユニット(70)に信号線で接続さ
れ、該室外制御ユニット(50)は各室内制御ユニット
(60)及び蓄熱制御ユニット(70)に連絡配線によって
制御信号の授受可能に制御されている。そして、第3図
に示すように、該室内制御ユニット(60)は複数台順に
接続されていて、室外制御ユニット(50)と複数台の室
内制御ユニット(60)と蓄熱制御ユニット(70)とによ
って1冷媒系統に対応した1制御系統を構成している。
更に、複数の冷媒系統に対応して複数の制御系統が設け
られ、1つの蓄熱制御ユニット(70)に蓄熱コントロー
ラ(80)が接続されると共に、各蓄熱制御ユニット(7
0)が順に接続されている。
第4図は上記室外ユニット(X)側に配置される室外制
御ユニット(50)の内部および接続される各機器の配線
関数を示す電気回路図である。図中、(MC)はインバー
タの周波数変換回路(INV)に接続された圧縮機(1)
のモータ、(52C)は周波数変換回路(INV)を作動させ
る電磁接触器で、上記各機器はヒューズボックス(F
S)、漏電ブレーカ(BR1)を介して交流電源(50a)に
接続されるとともに、室外制御ユニット(50)が交流電
源(50a)に接続されている。また、(MF)は室外ファ
ンのファンモータ、(52FH)及び(52FL)は該ファンモ
ータ(MF)を作動させる電磁接触器であって、それぞれ
交流電源(50a)のうちの単相成分に対して並列に接続
され、電磁接触器(52FH)が接続状態になったときには
室外ファンが強風(標準風量)に、電磁接触器(52FL
が接続状態になったときには室外ファンが弱風になるよ
う択一切換え可能になされている。
次に、室外制御ユニット(50)の内部にあっては、電磁
リレー常開接点(RY1)〜(RY4)が交流電流(50a)に
対して並列に接続され、これらは順に、四路切換弁
(2)の電磁リレー(20S)、周波数変換回路(INV)の
電磁接触器(52C)、室外ファン用電磁接触器(52
FH),(52FL)のコイルに直列に接続され、室外制御ユ
ニット(50)に直接又は室内制御ユニット(60),…を
介して入力される各センサ(TH1)〜(TH6)の信号に応
じて開閉されて、上記各電磁接触器あるいは電磁リレー
の接点を開閉させるものである。また、室外制御ユニッ
ト(50)には、室外電動膨張弁(4)の開度を調節する
パルスモータ(EV1)のコイルが接続されている。な
お、図中右側の回路において、(CH)は圧縮機(1)の
オイルフォーミング防止用ヒータで、それぞれ電磁接触
器(52C)と直列に接続され上記圧縮器(1)の停止時
に電流が流れるようになされている。さらに、(51C)
はモータ(MC)の過電流リレー、(53C)は圧縮機
(1)の温度上昇保護用スイッチ、(53H)は圧縮機
(1)の圧力上昇保護用スイッチ、(51F)はファンモ
ータ(MF)の過電流リレーであって、これらは直列に接
続されて起動時には電磁リレー(30FX)をオン状態に
し、故障はオフ状態にさせる保護回路を構成している。
そして、室外制御ユニット(50)にはCPU(54)が内蔵
され、該CPU(54)は各室内制御ユニット(60)、蓄熱
制御ユニット(70)あるいは各センサ類から入力される
信号に応じて各機器の動作を制御する運転操作手段(54
a)が構成されている。
次に、第5図は室内制御ユニット(60)の内部および接
続される各機器の主な配線を示す電気回路図である。図
中、(MF)は室内ファンのモータで、単相交流電源(60
a)を受けて各リレー端子(RY11)〜(RY13)によって
風量の大きい順に強風と弱風とに切換え、暖房運転時室
温センサ(TH1)の信号による停止時のみ微風にするよ
うになされている。そして、室内制御ユニット(60)の
プリント基板には室内電動膨張弁(6)の開度を調節す
るパルスモータ(EV2)が接続される一方、室温センサ
(TH1)および温度センサ(TH2),(TH3)の信号が入
力されている。また、各室内制御ユニット(60)は室外
制御ユニット(50)に信号線を介して信号の授受可能に
接続されるとともに、リモートコントロールスイッチ
(90)とは信号線で接続されている。そして、室内制御
ユニット(60)にはCPU(61)が内蔵され、該CPU(61)
には、各センサ類あるいは室外制御ユニット(50)から
の信号に応じて室内電動膨張弁(6)あるいは室内ファ
ンの動作を制御する運転操作手段(61a)が構成されて
いる。
次に、本発明の特徴とする上記蓄熱制御ユニット(70)
について説明する。
該蓄熱制御ユニット(70)は、第6図に示すように、蓄
熱コントローラ(80)が接続されていて、該蓄熱コント
ローラ(80)の指令信号により上記蓄熱ユニット(Y)
を運転制御するように構成されている。
上記蓄熱コントローラ(80)は、CPU(81)にクロック
回路(82)よりクロック信号が入力されると共に、送信
回路(83)が接続されて上記蓄熱制御ユニット(70)に
指令信号を出力するように構成されている。更に、上記
CPU(81)には蓄冷熱運転のプログラムなどを入力する
入力部(84)が接続されており、該入力部(84)は時刻
設定、蓄冷熱運転のプログラム設定、時分の設定、休日
設定、プログラムの設定完了などのCPU(81)に入力す
るように構成されている。また、上記CPU(81)にはEEP
ROM(85)が接続されており、該EERPOM(85)が蓄冷熱
の運転状態を記憶するように構成されている。
更にまた、上記CPU(81)には、運転データ記憶手段(8
1a)、運転指令手段(81b)及び異常検出手段(81c)が
構成されており、該運転データ記憶手段(81a)は上記
入力部(84)で設定された蓄冷熱運転プログラムに基づ
いて各日々の蓄冷熱運転時刻を所定日数分記憶するよう
に構成され、例えば、日曜日から土曜日までの各曜日の
蓄冷熱運転時刻を記憶するようになっている。上記運転
指令手段(81b)は運転データ記憶手段(81a)の記憶デ
ータに基づいて運転時刻になると運転指令信号を、運転
停止時刻になると停止指令信号を上記蓄熱制御ユニット
(70)に出力するように構成されている。また、上記異
常検出手段(81c)は運転データの消滅などの異常を検
出して異常信号を出力するように構成されている。
そして、上記CPU(81)は1伝送ブロックが8ビットで
構成され、該1伝送ブロックは、第7図に示すように、
2ビットが運転モード信号(S1),1ビットがプログラム
設定完了信号(S2)、1ビットが時報信号(S3)、4ビ
ットがチェックサム信号(S4)に形成されている。
該運転モード信号(S1)は“11"で蓄冷禁止モード、“1
0"で運転モード、“01"で試運転モード、“00"で停止モ
ードに設定され、上記運転指令手段(81b)によって指
令信号である各モード信号が出力されるように成ってい
る。上記プログラム設定完了信号(S2)は“0"で設定完
了、“1"で未設定を示し、時報信号(S3)は午前零時よ
り1分間ビットを立てるように構成され、チェックサム
信号(S4)は上記4ビットの2の補数を入れるように構
成されている。また、上記異常検出手段(81e)の異常
信号は運転モード信号(S1)とプログラム設定完了信号
(S2)とを“001"に設定して構成されている。
上記蓄熱制御ユニット(70)は、電源(70a)が接続さ
れて電力供給されると共に、CPU(71)に受信回路(72
a),送信回路(72b)及び送受信回路(73)が接続され
て成り、該送受信回路(73)を介して上記室外制御ユニ
ット(50)との間で制御信号を授受するように構成され
ている。また、1つの蓄熱制御ユニット(70)の受信回
路(72a)には蓄熱コントローラ(80)が接続され、該
蓄熱制御ユニット(70)と他の各蓄熱制御ユニット(7
0)とは送信回路(72b)と受信回路(72a)とが順に接
続されて、該各蓄熱制御ユニット(70)は蓄熱コントロ
ーラ(80)の出力信号を順に受け取るように構成されて
いる。更に、上記CPU(71)は上記水温センサ(Thw)、
冷却入口センサ(Thi)、冷却出口センサ(Th0)及び水
位センサ(Cl)の各検出信号が入力されると共に、上記
蓄熱電動膨張弁(14)と流量制御弁(17)の各駆動モー
タ(EV3),(EV4)を駆動制御する駆動信号を出力する
ように構成されている。その上、上記蓄熱制御ユニット
(70)には第1及び第2開閉弁(15),(16)の電磁リ
レー(20R1),(20R2)及びリレー接点(RY21),(RY
22)が電源(70a)に接続されて設けられている。
また、上記蓄熱制御ユニット(70)には、蓄冷熱運転切
換スイッチ(74)及び蓄暖熱運転切換スイッチ(75)が
設けられると共に、CPU(71)内にはタイマ(76)が構
成されている。該蓄冷熱運転切換スイッチ(74)は蓄冷
熱運転時に蓄冷熱のみを行う蓄冷熱専用運転と蓄冷熱及
び室内冷房を同時に行う冷房蓄熱同時運転との何れかに
切換えるように構成され、該蓄冷熱運転切換スイッチ
(74)の専用運転信号及び同時運転信号が上記CPU(7
1)に入力されるように成っている。上記蓄暖熱運転切
換スイッチ(75)は暖房運転時に室内暖房のみを行う通
常暖房運転と室内暖房及び蓄暖熱を同時に行う暖房蓄熱
同時運転との何れかに切換えるように構成され、該蓄暖
熱運転切換スイッチ(75)の切換信号が上記CPU(71)
に入力されるように成っている。上記タイマ(76)は24
時間タイマであって、上記蓄熱コントローラ(80)が出
力する時報信号により24時間のカウントを開始するよう
に構成されている。
また、上記CPU(71)には、蓄冷熱操作手段(71a)及び
蓄暖熱操作手段(71b)が構成されており、該蓄冷熱操
作手段(71a)は上記蓄熱コントローラ(80)が出力す
る運転指令信号及び停止指令信号、つまり、第7図の運
転モード信号(S1)を受信すると共に、蓄冷熱運転切換
スイッチ(74)の切換信号を受信し、上記室外制御ユニ
ット(50)と制御信号を授受して蓄熱電動膨張弁(14)
等を制御するように構成されている。上記蓄暖熱操作手
段(71b)は蓄暖熱運転切換スイッチ(75)の切換信号
を受信して蓄熱電動膨張弁(14)等を制御するように構
成されている。
つまり、具体的に、上記蓄熱制御ユニット(70)と室外
制御ユニット(50)との両CPU(71),(54)間におい
ては圧縮機(1)の周波数指令信号や現在運転中の周波
数信号を授受すると共に、蓄熱制御ユニット(70)より
運転信号及び停止信号や異常信号などを出力する一方、
室外制御ユニット(50)より油戻し信号、ポンプダウン
信号及び異常信号などを出力して蓄冷熱及び蓄暖熱運転
を制御するように構成されている。
更に、上記CPU(71)には、データ記憶手段(71c)とデ
ータ出力手段(71d)とが構成されて学習機能が備えら
れており、該データ記憶手段(71c)は予め設定された
所定日数分、例えば、一週間(7日)分の運転データを
記憶するものであり、開始時刻記憶部(71e)と運転時
間記憶部(71f)と書換部(71g)とより構成されてい
る。該開始時刻記憶部(71e)はタイマ(76)のカウン
ト数でもって一週間分の各日の蓄冷熱運転開始時刻を記
憶するように構成されている。上記運転時間記憶部(71
f)は前日等の蓄冷熱運転時間を上記タイマ(76)のカ
ウント数でもって記憶するように構成されている。上記
書換部(71g)は一週間分の運転開始時刻をタイマ(7
6)のカウント数で記憶し、その一週間の間で上記異常
検出手段(81c)の異常信号“001"を受信しない場合な
ど正常な運転制御が継続すると、開始時刻記憶部(71
e)の運転開始時刻を新たな運転開始時刻に書き換える
ように構成されている。また、上記データ出力手段(71
d)は異常検出手段(81c)の異常信号を受信した場合
や、伝送異常等により運転指令手段(81b)の指令信号
が受信不能になると、データ記憶手段(71c)の運転デ
ータ、つまり、運転開始時刻及び運転時間の補助データ
を蓄冷熱操作手段(71a)に出力するように構成されて
いる。
次に、この蓄熱式空気調和装置の各運転モードにおける
各弁の開閉(もしくは開度調節)と、冷媒の循環経路に
ついて説明する。
先ず、通常冷房運転時には、四路切換弁(2)が図中実
線のように切換わり、室外電動膨張弁(4)、流量制御
弁(17)、室内電動膨張弁(6)が開き、他の弁はいず
れも閉じた状態で、室外熱交換器(3)で凝縮された冷
媒が各室内電動膨張弁(6)を経て、各室内熱交換器
(7)で蒸発して圧縮機(1)に戻る。
蓄冷熱運転時において、蓄冷熱のみ行う蓄冷熱専用運転
時には、室外電動膨張弁(4)、流量制御弁(17)、蓄
熱電動膨張弁(14)及び第2開閉弁(16)が開き、室内
電動膨張弁(6)及び第1開閉弁(15)が閉じた状態
で、室外熱交換器(3)で凝縮された液冷媒が、第1バ
イパス路(13a)より、蓄熱電動膨張弁(14)を経て、
蓄熱熱交換器(12)で蒸発して圧縮機(1)に戻るよう
に循環し、冷熱を蓄える。
蓄冷熱運転時において、通常冷房及び蓄冷熱を同時に行
う冷房蓄熱同時運転時には、室外電動膨張弁(4)、流
量制御弁(17)、室内電動膨張弁(6)、蓄熱電動膨張
弁(14)及び第2開閉弁(16)が開き、第1開閉弁(1
5)が閉じた状態で、室外熱交換器(3)で凝縮された
液冷媒の一部が室内電動膨張弁(6)を経て室内熱交換
器(7)で蒸発する一方、液冷媒の残部が第1バイパス
路(13a)より、蓄熱電動膨張弁(14)を経て蓄熱熱交
換器(12)で蒸発し、ガスライン(9b)で合流して圧縮
機(1)に戻る。
上記蓄冷熱運転で蓄えた冷熱を利用する蓄冷熱回収運転
時には、室外電動膨張弁(4)、流量制御弁(17)、室
内電動膨張弁(6),…、蓄熱電動膨張弁(14)及び第
1開閉弁(15)が開き、第2開閉弁(16)が閉じた状態
で、室外熱交換器(3)で凝縮された液冷媒の一部が第
2バイパス路(13b)を流れ、蓄熱熱交換器(12)で過
冷却されて第1バイパス路(13a)から液ライン(9a)
に戻る一方、液冷媒の残部はそのまま液ライン(9a)を
流れ、合流後、各室内電動膨張弁(6)を経て、各室内
熱交換器(7)で蒸発して圧縮機(1)に戻る。そのと
き、流量制御弁(17)と蓄熱電動膨張弁(14)の相対的
な開度調節により、冷媒の分流量が調節され、冷却入口
センサ(Thi),冷却出口センサ(Tho)で検出される液
冷媒温度Tl1,Tl2の差温ΔTlとしての冷媒の過冷却度が
適切に調節される。
次に、通常暖房運転においては、四路切換弁(2)が図
中破線側に切換わり、各室内電動膨張弁(6)、流量制
御弁(17)、室外電動膨張弁(4)が開き、他の弁がい
ずれも閉じた状態で、各室内熱交換器(7)で凝縮した
液冷媒は、室外電動膨張弁(4)を経て室外熱交換器
(3)で蒸発して圧縮機(1)に戻る。
通常暖房及び蓄暖熱を同時に行う暖房蓄熱同時運転時に
は、各室内電動膨張弁(6)、第2開閉弁(16)、蓄熱
電動膨張弁(14)、流量制御弁(17)、室外電動膨張弁
(4)が開き、第1開閉弁(15)が閉じた状態で、吐出
ガスの一部がガスライン(9b)から第3バイパス路(13
c)を流れ、蓄熱熱交換器(12)で凝縮する一方、吐出
ガスの残部がガスライン(9b)を流れて各室内熱交換器
(7)で凝縮し、合流後、室外電動膨脹弁(4)を経て
室外熱交換器(3)で蒸発して圧縮機(1)に戻る。
さらに、蓄暖熱回収デフロスト運転時には、四路切換弁
(2)が図中実線側に切換わり、室外電動膨張弁
(4)、流量制御弁(17)、各室内電動膨張弁(6)、
蓄熱電動膨張弁(14)、第2開閉弁(16)が開き、第1
開閉弁(15)が閉じた状態で、室外熱交換器(3)で凝
縮した液冷媒の一部が第1バイパス路(13a)より、蓄
熱電動膨張弁(14)を経て、蓄熱熱交換器(12)で蒸発
する一方、液冷媒の残部が各室内電動膨張弁(6)を経
て、各室内熱交換器(7),…で蒸発し、ガスライン
(9b)で合流して圧縮機(1)に戻る。
次に、各運転モード時における各制御ユニット(50),
(60),(70)の制御動作について説明する。
先ず、室内制御ユニット(60)と室外制御ユニット(5
0)との間においては、リモートコントロールスイッチ
(90)より入力される冷暖房運転の運転信号及び停止信
号や設定温度信号に基づいて、該運転信号などを送受信
しており、室内制御ユニット(60)は室温センサ(Th
1)の検出温度より室内ユニット(A),…のサーモオ
ン・オフや室内電動膨張弁(6)等の制御を行う。そし
て、室外制御ユニット(50)は室内制御ユニット(60)
のサーモオン・オフ信号などによって周波数変換器(IN
V)を制御して圧縮機(1)を容量制御すると共に、室
外電動膨張弁(4)等を制御する。
一方、蓄熱コントローラ(80)においては、蓄冷熱運転
プログラムが入力部(84)より入力され、この運転プロ
グラムの設定が完了したか否か等を示す制御信号を所定
タイミングで蓄熱制御ユニット(70)に送信している。
つまり、第7図に示すように、指令信号である運転モー
ド信号(S1)などを所定タイミングで送信し、例えば、
午前1時になると、以後、運転モード信号(S1)を送信
する一方、例えば午前6時になると、以後、運転モード
信号に代えて停止モード信号(S1)を送信する。
そして、上記蓄熱制御ユニット(70)は、蓄熱コントロ
ーラ(80)の制御信号に基づき蓄熱ユニット(Y)を運
転制御し、つまり、プログラム設定完了信号(S2)が
“0"で設定完了になると、運転制御が開始可能となり、
時報信号(S3)によって午前零時よりタイマ(76)がカ
ウントを開始する。更に、冷房運転時において、蓄冷熱
運転切換スイッチ(74)の切換信号に基づき蓄冷専用運
転又は冷房蓄熱同時運転の制御を行うことになり、上記
蓄冷熱運転時刻になると、指令信号である運転モード信
号(S1)により室外制御ユニット(50)に運転信号を出
力する。この運転信号によって室外制御ユニット(50)
は圧縮機(1)を駆動制御すると共に、容量制御などを
行う一方、蓄熱制御ユニット(70)は蓄熱電動膨張弁
(14)等を運転モードに対応して制御する。
その後、上記蓄熱コントローラ(80)より停止モード信
号(S1)が蓄熱制御ユニット(80)に入力されると、該
蓄熱制御ユニット(80)は室外制御ユニット(50)に停
止信号を出力すると共に、蓄熱電動膨張弁(14)の全閉
制御などを行う一方、室外制御ユニット(50)は圧縮機
(1)の停止制御等を行う。
上述した運転制御により一日の所定時間に蓄冷熱が行わ
れ、蓄熱槽(11)内に氷などの冷熱が蓄えられる。
一方、暖房運転時において、蓄熱制御ユニット(70)の
蓄暖熱運転切換スイッチ(75)が暖房蓄熱同時運転に切
換えられると、該蓄熱制御ユニット(70)は蓄熱電動膨
張弁(14)等を制御し、蓄熱槽(11)に暖熱を蓄える。
次に、上記蓄冷熱運転時における蓄冷熱制御ユニット
(70)の学習機能について第8図〜第15図に基づき説明
する。
この学習機能は、第8図に示すように、タイマ(76)の
セット及び校正を行う第1モジュールM1と、運転開始時
刻のデータDATNOWを生成する第2モジュールM2と、記憶
する運転開始時刻のバックアップデータBUPDATを生成す
る第3モジュールM3と、運転フラグBUPUFを生成する第
4モジュールM4と、モードフラグBUPMFを生成する第5
モジュールM5と、駆動フラグBUPDFを生成する第6モジ
ュールM6とを順に行っている。
そこで、上記第1モジュールM1の動作を第9図に基づい
て説明する。
先ず、状態〈0〉において、電源(70a)が投入され、
午前零時になると、蓄熱コントローラ(80)よりクロッ
ク回路(82)のクロック信号に基づいて時報信号(S3)
が1分間セットされ、この時報信号によりステップST1
においてタイマ(76)がスタートする。このタイマ(7
6)は120カウントで24時間(一日)になり、この24時間
をカウントすると、ステップST2に移り、タイマ(76)
をリセットして曜日を1増加し、ステップST1に戻り、
再びタイマ(76)がスタートする。一方、上記ステップ
ST1において、タイマ(76)のカウント中に時報信号(S
3)が入力すると、ステップST3に移り、タイマ(76)が
12時間以上カウントしたか否かを判定し、12時間以上カ
ウントしていると、ステップST2に移り、曜日を増加し
た後、ステップST1に移り、タイマ(76)を零よりスタ
ートさせる。また、上記ステップST3において、12時間
以上カウントしていないときはステップST1に移り、タ
イマ(76)を零よりスタートさせる。つまり、各日の午
前零時にタイマ(76)をスタートさせてその都度修正し
ている。そして、蓄熱制御ユニット(70)はこのタイマ
(76)のカウントを基準に各種の制御動作を行ってい
る。
次に、上記第2モジュールM2の動作を第10図に基づいて
説明する。
先ず、ステップST11において、禁止モードになっている
か否かを判定し、蓄熱コントローラ(80)より蓄冷禁止
モード信号“11"が入力していないと、ステップST12に
移り、第1異常フラグANCHCF1がセットされているか否
かを判定し、つまり、蓄熱コントローラ(80)より異常
信号“001"が入力しているか否かを判定し、正常な場合
はステップST13に移り、第2異常フラグANTRCF2がセッ
トされているか否かを判定する。この第2異常フラグAN
TRCF2は蓄熱コントローラ(80)との伝送異常が1時間
以上になるとセットされるので、この伝送異常がない
と、ステップST14に移り、本日の運転開始時刻が書換部
(71g)に書き込まれたか否かを判定し、書き込まれて
いない場合はステップST15に移り、蓄熱コントローラ
(80)り運転指令信号“10"が入力したか否かを判定
し、運転指令信号が入力するまでリターンする。その
後、運転指令信号が入力すると、ステップST15からステ
ップST16に移り、現在時刻を書換部(71g)に書き込
み、リターンする。つまり、運転開始時刻をタイマ(7
6)のカウント数でもって書換部(71g)に書き込み、リ
ターンする。この運転開始時刻を書き込むと、その後、
ステップST14の判定がNOとなり、リターンする一方、上
記ステップST11,ST12及びST13において、禁止モードや
異常信号などが入力すると、ステップST17に移り、書換
部(71g)にエラー表示FEを書き込み、リターンする。
このステップST11〜ST17の動作を各日毎に行い、運転開
始時刻を書換部(71g)に書き込むことになる。
次に、上記第3モジュールM3の動作を第11図に基づいて
説明する。
先ず、ステップST21において、曜日の変化があったか否
かを判定し、第1モジュールM1のステップST2における
曜日の変化があるまで待機し、曜日の変化があると、ス
テップST22に移り、一週間経過したか否かを判定する。
そして、一週間経過するまでリターンし、一週間経過す
ると、ステップST23に移り、書換部(71g)に書き込ま
れた一週間分の各日の何れかにエラー表示があるか否か
を判定する。この一週間の間にエラー表示がなければス
テップST24に移り、各日の運転開始時刻が全て書き込ま
れているか否かを判定し、全て書き込まれていると、ス
テップST25に移り、書換部(71g)の一週間分の運転開
始時刻データを開始時刻記憶部(71e)に書き込むこと
になる。その後、ステップST26に移り、書換部(71g)
のメモリエリアをクリアしてリターンすることになる。
また、上記ステップST23及びST25において、書換部(71
g)にエラー表示がある場合や一週間分の全ての運転開
始時刻が書き込まれていない場合にはステップST26に移
り、書換部(71g)のメモリエリアをクリアしてリター
ンする。この動作を一週間毎に行い、上記エラー表示が
ないと開始時刻記憶部(71e)には一週間毎に新たな運
転開始時刻のデータが書き換えられることになる。
次に、上記第4モジュールM4の動作を第12図に基づいて
説明する。
先ず、状態〈0〉において、開始時刻部(71e)のデー
タBUPDATがクリアされている場合や運転開始時刻になら
ない場合には運転フラグBUPUFをリセットしている。そ
して、上記開始時刻記憶部(71e)が記憶している運転
開始時刻になると、つまり、タイマ(76)のカウントが
運転開始時刻になると、ステップST31に移り、終了時刻
などのそのデータをセットし、完了フラグTRCEFをセッ
トする。すなわち、運転時間記憶部(71f)が記憶して
いる一日の運転時間より一日の終了時刻を導出してセッ
トし、状態〈1〉に移り、運転フラグBUPUFをセットす
る。
その後、現在時刻が終了時刻を越えると、つまり、終了
曜日がBUPEDATEと終了時刻BUPETIMEとを経過すると、状
態〈2〉に移り、運転フラグBUPUFをリセットする。そ
して、上記完了フラグTRCEFは曜日が変わるとリセット
され、状態〈0〉に戻る。つまり、データ記憶手段(71
c)の運転データに基づいて各日毎に所定時間運転フラ
グBUPUFがセットされる。
ここで、上記ステップST31における終了時刻の設定動作
を第13図に基づいて説明する。
ステップST32において、現在時刻に運転時間記憶部(71
f)の運転時間BUPCTDFを加算して終了時間BUPETIMEをセ
ットすると共に、現在の曜日jを終了曜日BUPEDATEにセ
ットする。続いて、ステップST33に移り、終了時刻BUPE
TIMEが120より大きいか否かが判定される。つまり、タ
イマ(76)は24時間(一日)を120でカウントし、現在
時刻はこのカウント数で判別されると共に、一日の運転
時間BUPCTDFもカウント数で記憶しており、120以下の場
合には開始時と終了時が同一の日であり、120以上の場
合には2日に跨って蓄冷熱運転を行うことになる。例え
ば、午前1時より8時間運転する場合には120以下とな
り、午前10時より8時間運転する場合には120以上で、
終了は翌日になる。
そして、上記カウント数が120未満の場合、終了曜日と
終了時刻とはそのままでリターンする一方、120以上の
場合にはステップST34に移り、現在設定されている終了
時間BUPETIMEより120を減算して終了時間BUPETIMEを設
定し直すと共に、終了曜日BUPEDATEを1加算して設定し
直してリターンすることになり、翌日の終了時刻を設定
する。
次に、上記第5モジュールM5の動作を第14図に基づいて
説明する。
先ず、状態〈0〉においてはモードフラグBUPMFがリセ
ットされており、開始時刻記憶部(71e)などデータ記
憶手段(71c)に運転データが記憶されると状態〈1〉
に移り、モードフラグBUPMFがセットされる。この状態
〈1〉において、通常はカウンタBUPCNTがステップST41
でクリアされており、この状態で冷房運転モード時に異
常が生じ、後述する駆動フラグBUPDFがセットされる
と、ステップST42に移り、カウンタBUPCNTを1加算す
る。つまり、冷房運転モード時に蓄熱コントローラ(8
0)の異常信号による第1異常フラグANCHCF1がセットさ
れるか、1分以上で且つ1時間以内の伝送異常による第
3異常フラグANTRCF1がセットされ、駆動フラグBUPDFが
セットされると、カウンタBUPCNTのカウントを進めてス
テップST43に移る。このステップST43において、カウン
タBUPCNTが5になったか否かを判定し、5になるまで状
態〈2〉に移り、モードフラグBUPMFをセットし続け
る。そして、上記駆動フラグBUPDFがリセットされる
と、状態〈1〉に戻り、この駆動フラグBUPDFの反転動
作によって状態〈1〉と状態〈2〉とに移り、カウンタ
BUPCNTを駆動フラグBUPDFのセット毎に歩進する。
また、上記状態〈2〉において、各種の異常が解消する
と、ステップST44に移り、カウンタBUPCNTをクリアして
状態〈1〉に戻る一方、上記ステップST43において、カ
ウンタBUPCNTが5になると、つまり、データ記憶手段
(71c)の運転データに基づいて5回蓄冷熱運転を行う
と、状態〈3〉に移り、モードフラグBUPMFをリセット
する。この状態〈3〉において、第3異常フラグANRCF1
がセットされると共に、蓄熱コントローラ(80)からの
異常信号による第4異常フラグANCHCF2がリセットされ
ると、ステップST44に移り、カウンタBUPCNTをクリアし
て状態〈1〉に戻ることになる。
次に、上記第6モジュールM6の動作を第15図に基づいて
説明する。
この第6モジュールM6は、蓄熱コントローラ(80)等の
異常時に上記運転フラグBUPUFとモードフラグBUPMFとに
よってアンド回路(M61)が駆動フラグBUPDFを出力する
ことになる。つまり、異常発生前に蓄熱コントローラ
(80)より運転指令信号又は停止指令信号が出力されて
おり、具体的に蓄熱コントローラ(80)の運転モード信
号(S1)が蓄冷禁止モード“11"以外の信号を出力した
場合で、蓄熱制御ユニット(70)と蓄熱コントローラ
(80)との間に伝送異常が生じた場合や、蓄熱コントロ
ーラ(80)より異常信号“001"が入力した場合、上記運
転フラグBUPUFとモードフラグBUPMFがセットされると、
駆動フラグBUPDFを出力する。そして、上記モードフラ
グBUPMFは第5モジュールM5で説明したようにデータ記
憶手段(71c)に運転データが記憶されるとセットされ
る一方、運転フラグBUPUFは第4モジュールM4で説明し
たように各日の運転開始時刻になるとセットされるの
で、異常時に蓄冷熱運転の開始時刻になると、駆動フラ
グBUPDFがセットされる。この駆動フラグBUPDFによって
データ出力手段(71d)が補助データを蓄冷熱操作手段
(71a)に出力することになり、蓄熱ユニット(Y)及
び室外ユニット(X)が蓄冷熱運転を行うことになる。
一方、上記第5モジュールM5におけるカウンタBUPCNTは
上述した駆動フラグBUPDFで歩進することになる。
従って、蓄熱ユニット(Y)を運転制御する蓄熱制御ユ
ニット(70)を室外制御ユニット(50)と別個に専用の
制御ユニットとして設けたために、室外制御ユニット
(50)の容量を小さくすることができるので、装置全体
の小型化を図ることができると共に、室外制御ユニット
(50)と室内制御ユニット(60)との間の信号授受を容
易に行うことができる。
更に、蓄熱ユニット(Y)の制御範囲が拡大しても室外
制御ユニット(50)の容量が拡大することが少ないの
で、運転範囲の拡大に容易に対応することができる。
また、所定日数の運転データを記憶しているので、伝送
異常などが発生した際、記憶している運転データに基づ
いて蓄冷熱運転を行うことができ、所定日数の間は蓄冷
熱運転を継続することから、蓄冷を利用した空調を確実
に行うことができる。
また、上記開始時刻記憶部(71e)が所定日数毎に新た
な運転開始時刻を記憶するので、効率の良い蓄冷熱運転
を高精度で行うことができる。
尚、本実施例は、マルチ型空気調和装置について説明し
たが、本発明はマルチ型のものに限られず、蓄熱ユニッ
ト(Y)を有するものであればよく、主冷媒回路(10)
も実施例に限られるものではない。
また、データ記憶手段(71c)が記憶する運転データは
運転開始時刻などに限られるものではない。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の構成を示すブロック図である。第2図
〜第15図は本発明の実施例を示し、第2図は冷媒系統を
示す冷媒回路図、第3図は制御系統を示すシステム図、
第4図は室外制御ユニットの回路ブロック図、第5図は
室内制御ユニットの回路ブロック図、第6図は蓄熱制御
ユニットと蓄熱コントローラを示す回路ブロック図、第
7図は蓄熱コントローラの出力信号の内容を示す説明図
である。第8図は学習機能を示す制御フロー図、第9図
は学習機能の第1モジュールを示す状態遷移図、第10図
は同第2モジュールを示す制御フロー図、第11図は同第
3モジュールを示す制御フロー図、第12図は同第4モジ
ュールを示す状態遷移図、第13図は同第4モジュールに
おける終了時刻の制御フロー図、第14図は同第5モジュ
ールを示す状態遷移図、第15図は同第6モジュールを示
す回路ブロック図である。 (10)……主冷媒回路 (50)……室外制御ユニット (54a)……運転操作手段 (60)……室内制御ユニット (70)……蓄熱制御ユニット (71a)……蓄冷熱操作手段 (71c)……データ記憶手段 (71d)……データ出力手段 (71e)……開始時刻記憶部 (71f)……運転時間記憶部 (71g)……書換部 (80)……蓄熱コントローラ (81b)……運転指令手段 (A)……室内ユニット (X)……室外ユニット (Y)……蓄熱ユニット
フロントページの続き (72)発明者 堀川 昭 大阪府堺市金岡町1304番地 ダイキン工業 株式会社堺製作所金岡工場内 (56)参考文献 特開 平3−91647(JP,A) 特開 平3−91648(JP,A) 特開 平3−63443(JP,A)

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】室外ユニット(X)と室内ユニット(A)
    とが冷媒配管(9)によって接続されると共に、蓄熱可
    能な蓄熱媒体を備えた蓄熱ユニット(Y)が冷媒配管
    (9)によって接続されて主冷媒回路(10)が形成さ
    れ、該主冷媒回路(10)は少なくとも冷房運転時に通常
    冷房を行う通常冷房運転と上記蓄熱ユニット(Y)に冷
    熱を蓄える蓄冷熱運転とを行うように冷媒流通方向の切
    換可能に構成される一方、 上記室外ユニット(X)を運転制御する室外制御ユニッ
    ト(50)と、該室外ユニット(50)との間で制御信号を
    授受して上記室内ユニット(A)を運転制御する室内制
    御ユニット(60)と、上記蓄熱ユニット(Y)を運転制
    御する蓄熱制御ユニット(70)と、該蓄熱制御ユニット
    (70)に制御信号を出力する蓄熱コントローラ(80)と
    が設けられた蓄熱式空気調和装置の運転制御装置であっ
    て、 上記蓄熱コントローラ(80)には、蓄熱制御ユニット
    (70)に蓄冷熱運転及び停止の指令信号を出力する運転
    指令手段(81b)が設けられ、 上記蓄熱制御ユニット(70)には、上記運転指令手段
    (81b)の指令信号を受けて上記室外制御ユニット(5
    0)に蓄冷熱運転の運転信号及び停止信号を出力すると
    共に、蓄冷熱運転時に上記室外制御ユニット(50)との
    間で制御信号を授受して上記蓄熱ユニット(Y)を運転
    制御する蓄冷熱操作手段(71a)と、予め設定された所
    定日数の各日の蓄冷熱運転データを記憶するデータ記憶
    手段(71c)と、異常が発生すると上記蓄冷熱操作手段
    (71a)がデータ記憶手段(71c)の運転データに基づい
    て運転制御するように補助データを出力するデータ出力
    手段(71d)とが設けられ、 上記室外制御ユニット(50)には、上記蓄冷熱操作手段
    (71a)の運転信号及び停止信号を受けると共に、該蓄
    冷熱操作手段(71a)との間で制御信号を授受して上記
    室外ユニット(X)を運転制御する運転操作手段(54
    a)が設けられていることを特徴とする蓄熱式空気調和
    装置の運転制御装置。
  2. 【請求項2】請求項(1)記載の蓄熱式空気調和装置の
    運転制御装置において、データ記憶手段(71c)は、所
    定日数分の各日の運転開始時刻を記憶する開始時刻記憶
    部(71e)と、一日の運転時間を記憶する運転時間記憶
    部(71f)と、所定日数の間において正常な運転制御が
    継続すると上記開始時刻記憶部(71e)が記憶している
    所定日数分の記憶内容を新たな所定日数分の運転開始時
    刻の記憶内容に書き換える書換部(71g)とを備えてい
    ることを特徴とする蓄熱式空気調和装置の運転制御装
    置。
JP1234352A 1989-09-08 1989-09-08 蓄熱式空気調和装置の運転制御装置 Expired - Lifetime JPH0784963B2 (ja)

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