JPH078518Y2 - ガラス繊維撚糸機のクリール - Google Patents
ガラス繊維撚糸機のクリールInfo
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- JPH078518Y2 JPH078518Y2 JP1989146813U JP14681389U JPH078518Y2 JP H078518 Y2 JPH078518 Y2 JP H078518Y2 JP 1989146813 U JP1989146813 U JP 1989146813U JP 14681389 U JP14681389 U JP 14681389U JP H078518 Y2 JPH078518 Y2 JP H078518Y2
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Landscapes
- Winding Filamentary Materials (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は、ガラス繊維撚糸機のクリールの改良に関する
ものである。
ものである。
ガラス繊維の撚糸工程においては、ケーキ(紡出後の粗
糸巻)から解舒されたストランドをガイドで導き、その
下で回転しているスピンドル上のボビンに撚りを付与し
つつ巻きつけてヤーンを製造している。
糸巻)から解舒されたストランドをガイドで導き、その
下で回転しているスピンドル上のボビンに撚りを付与し
つつ巻きつけてヤーンを製造している。
第3図は撚糸工程の概略側面図であって、(1)はケー
キ、(2)はケーキ(1)を装着するクリール、(3)
はストランド、(4)はガイド、(5)はボビンを示し
ており、ケーキ(1)から繰り出されたストランド
(3)をボビン(5)に撚りをかけ乍ら巻きつける動作
は、公知のリング撚糸機と同様である。
キ、(2)はケーキ(1)を装着するクリール、(3)
はストランド、(4)はガイド、(5)はボビンを示し
ており、ケーキ(1)から繰り出されたストランド
(3)をボビン(5)に撚りをかけ乍ら巻きつける動作
は、公知のリング撚糸機と同様である。
但し、ガラス繊維は、天然繊維や化学繊維、合成繊維等
に比べて比重が大きく、クリール(2)から自由に引き
出させることが不円滑となり、また、ストランド同士が
ケーキ(1)の外周面上で摺擦し合ってケバが発生した
り、糸切れを誘発する等の理由により、クリール(2)
を、スピンドルの回転と関連づけて積極的に回転駆動さ
せている。
に比べて比重が大きく、クリール(2)から自由に引き
出させることが不円滑となり、また、ストランド同士が
ケーキ(1)の外周面上で摺擦し合ってケバが発生した
り、糸切れを誘発する等の理由により、クリール(2)
を、スピンドルの回転と関連づけて積極的に回転駆動さ
せている。
そこで、ケーキ(1)は、クリール(2)に一体的に回
転し得るように装着される。
転し得るように装着される。
従来のクリール(2)の構造は、第4図及び第5図に示
す様に、片持支持された回転軸(2a)に固着したボス部
(2b)の外周面に複数枚の円板(2c)を、ボス部(2b)
の軸方向に適当間隔で固着し、軸方向両端の円板(2c)
(2c)の外周複数個所に波形板ばね(2d)の両端を固着
し、この波形板ばね(2d)の弾性力によって、ケーキ
(1)の内周面を保持させるようにしている。尚、ケー
キ(1)は、厚手のボール紙等で円筒形で形成された紙
管(1a)にストランド(3)を巻き付けている。
す様に、片持支持された回転軸(2a)に固着したボス部
(2b)の外周面に複数枚の円板(2c)を、ボス部(2b)
の軸方向に適当間隔で固着し、軸方向両端の円板(2c)
(2c)の外周複数個所に波形板ばね(2d)の両端を固着
し、この波形板ばね(2d)の弾性力によって、ケーキ
(1)の内周面を保持させるようにしている。尚、ケー
キ(1)は、厚手のボール紙等で円筒形で形成された紙
管(1a)にストランド(3)を巻き付けている。
従来のクリール(2)は、複数個の波形板ばね(2d)の
弾性力によって、ケーキ(1)の紙管(1a)の内面を保
持させており、特別に着脱機構を有していない。従っ
て、ケーキ(1)をクリール(2)に装着する時には、
波形板ばね(2d)を、その弾性力に抗してケーキ(1)
の内面で圧縮変形させつつ軸方向に押し込まなければな
らず、紙管(1a)の端部や内周面の損傷が激しく、挿入
したケーキ(1)が多角形に変形し、ストランド(4)
の繰り出しに支障をきたす欠点がある。また離脱時にも
容易に引き抜けない欠点がある。
弾性力によって、ケーキ(1)の紙管(1a)の内面を保
持させており、特別に着脱機構を有していない。従っ
て、ケーキ(1)をクリール(2)に装着する時には、
波形板ばね(2d)を、その弾性力に抗してケーキ(1)
の内面で圧縮変形させつつ軸方向に押し込まなければな
らず、紙管(1a)の端部や内周面の損傷が激しく、挿入
したケーキ(1)が多角形に変形し、ストランド(4)
の繰り出しに支障をきたす欠点がある。また離脱時にも
容易に引き抜けない欠点がある。
さらに、最近では、製織効率を向上させ、織り欠点を減
少させるために、巻上りボビンの大型パッケージ化(例
えば8kg)がユーザーから要望されており、ケーキ
(1)の重量も大きくなり(約10kg)しかも、クリール
(2)の位置は、床面から通常の作業者の目の高さと、
それより若干上方の2個所にあり、ケーキ(1)をクリ
ール(2)に挿入する作業労力が増大し、その対策がメ
ーカーにおいて要望されている。
少させるために、巻上りボビンの大型パッケージ化(例
えば8kg)がユーザーから要望されており、ケーキ
(1)の重量も大きくなり(約10kg)しかも、クリール
(2)の位置は、床面から通常の作業者の目の高さと、
それより若干上方の2個所にあり、ケーキ(1)をクリ
ール(2)に挿入する作業労力が増大し、その対策がメ
ーカーにおいて要望されている。
本考案の目的は、従来のガラス繊維撚糸機のクリールの
前記欠点を解消し、ケーキの紙管内径面に適合した外径
面を有する外筒を適当な押圧力で保持させることによ
り、多角形に変形することを防止してストランドへの悪
影響を無くし、かつ、クリールにケーキの離脱操作機構
を設置することで挿入時の紙管の破損を防止し、かつ、
労力を軽減させるようにしたものである。
前記欠点を解消し、ケーキの紙管内径面に適合した外径
面を有する外筒を適当な押圧力で保持させることによ
り、多角形に変形することを防止してストランドへの悪
影響を無くし、かつ、クリールにケーキの離脱操作機構
を設置することで挿入時の紙管の破損を防止し、かつ、
労力を軽減させるようにしたものである。
上記目的を達成するため、本考案は、撚糸機の回転軸に
固着されたボス部と、各後端をボス部の後端に径方向へ
揺動可能に枢着され、かつ、ボス部の周囲に等配置され
た複数のアームと、ボス部の前端に軸方向へスライド可
能に嵌合されたシフターと、各アームの前端とシフター
とをピン連結するリンクと、各アームの外周に径方向へ
若干移動可能に装着され、ばねによって径方向外方へ押
圧された複数の円弧状の外筒とを具備し、上記シフター
を軸方向にスライドさせることにより、各リンクを介し
て各アームの前端を径方向に揺動させ、これにより、外
筒を前端が小径の円錐状から前後同径の円筒状へ拡縮変
形可能とし、拡張時の外筒の外径をケーキの紙管内径よ
り若干大とし、かつ、縮少時の外筒の前端外径をケーキ
の紙管内径より小径とし、さらに、外径の拡張時、シフ
ターを、外筒の最大拡張位置より僅かに越えた位置まで
スライドさせて停止させ得るようになしたものである。
固着されたボス部と、各後端をボス部の後端に径方向へ
揺動可能に枢着され、かつ、ボス部の周囲に等配置され
た複数のアームと、ボス部の前端に軸方向へスライド可
能に嵌合されたシフターと、各アームの前端とシフター
とをピン連結するリンクと、各アームの外周に径方向へ
若干移動可能に装着され、ばねによって径方向外方へ押
圧された複数の円弧状の外筒とを具備し、上記シフター
を軸方向にスライドさせることにより、各リンクを介し
て各アームの前端を径方向に揺動させ、これにより、外
筒を前端が小径の円錐状から前後同径の円筒状へ拡縮変
形可能とし、拡張時の外筒の外径をケーキの紙管内径よ
り若干大とし、かつ、縮少時の外筒の前端外径をケーキ
の紙管内径より小径とし、さらに、外径の拡張時、シフ
ターを、外筒の最大拡張位置より僅かに越えた位置まで
スライドさせて停止させ得るようになしたものである。
シフターを押し引きして軸方向にスライドさせることに
より、リンクを介してアームの前端を径方向に揺動さ
せ、これにより、外筒を前端が小径の円錐状から前後端
同径の円筒状へ拡縮させているため、クリールへのケー
キの挿入を抵抗なしに容易に行うことができる。また、
外筒の拡張時の外径をケーキの紙管内径より若干大きく
してあること及びアームに対して外筒を径方向に若干移
動可能で、ばねによって径方向外方へ押圧させてあるこ
とによって、ケーキの紙管内径面に外筒がばねの弾性力
によって圧着され、ケーキを確実に把持する。しかもシ
フターは、外筒の最大拡張位置より僅かに越えた位置ま
でスライドさせて停止させ得るようになしているため、
丁度リンクの死点を越えた位置で、ケーキの紙管内径か
ら受けるばねの反発力により、アームを介してリンクを
上記停止位置に押圧し、いわゆる自己保持する。
より、リンクを介してアームの前端を径方向に揺動さ
せ、これにより、外筒を前端が小径の円錐状から前後端
同径の円筒状へ拡縮させているため、クリールへのケー
キの挿入を抵抗なしに容易に行うことができる。また、
外筒の拡張時の外径をケーキの紙管内径より若干大きく
してあること及びアームに対して外筒を径方向に若干移
動可能で、ばねによって径方向外方へ押圧させてあるこ
とによって、ケーキの紙管内径面に外筒がばねの弾性力
によって圧着され、ケーキを確実に把持する。しかもシ
フターは、外筒の最大拡張位置より僅かに越えた位置ま
でスライドさせて停止させ得るようになしているため、
丁度リンクの死点を越えた位置で、ケーキの紙管内径か
ら受けるばねの反発力により、アームを介してリンクを
上記停止位置に押圧し、いわゆる自己保持する。
クリールからケーキを外すときには、シフターをばねの
反発力を抗して反対側へスライドさせると、外筒が円錐
状に縮少し、抵抗なくケーキを引き抜くことができる。
反発力を抗して反対側へスライドさせると、外筒が円錐
状に縮少し、抵抗なくケーキを引き抜くことができる。
第1図は本考案に係るクリールの一実施例を示す縦断側
面図であって、上半分は外筒の縮少時の状態を示し、下
半分は外筒の拡張時の状態を示しており、第2図は第1
図のクリールの縦断正面図の一部を示し、左半分はボス
部の前端、右半分はボス部の後端での断面を示してい
る。
面図であって、上半分は外筒の縮少時の状態を示し、下
半分は外筒の拡張時の状態を示しており、第2図は第1
図のクリールの縦断正面図の一部を示し、左半分はボス
部の前端、右半分はボス部の後端での断面を示してい
る。
第1図において、(10)は撚糸機の回転軸、(11)はボ
ス部、(12)はアーム、(13)はシフター、(14)はリ
ンク、(15)は外筒、(16)はばねを示している。
ス部、(12)はアーム、(13)はシフター、(14)はリ
ンク、(15)は外筒、(16)はばねを示している。
撚糸機の回転軸(10)は、撚糸機の本体(17)内に設置
されたモータ(図示省略)によって回転駆動され、本体
(17)の上部に軸受ケース(18)を介して横向きに片持
支持されている。
されたモータ(図示省略)によって回転駆動され、本体
(17)の上部に軸受ケース(18)を介して横向きに片持
支持されている。
ボス部(11)は、回転軸(10)の先端にボルト(19)及
びストッパーワッシャ(20)を介して一体的に回転する
ように取付けられている。このボス部(11)は、小径の
前端部(11a)と大径の後端部(11b)を有する。
びストッパーワッシャ(20)を介して一体的に回転する
ように取付けられている。このボス部(11)は、小径の
前端部(11a)と大径の後端部(11b)を有する。
アーム(12)は、ボス部(11)の後端部(11b)に設け
た支点用ブラケット(11c)に後端をピン(21)を介し
て径方向へ揺動可能に枢着してあり、略直線状のチャン
ネル型材で構成されている。
た支点用ブラケット(11c)に後端をピン(21)を介し
て径方向へ揺動可能に枢着してあり、略直線状のチャン
ネル型材で構成されている。
上記アーム(12)は、ボス部(11)の周囲に2本以上の
複数本を等配置(図面は4等分配置の場合を示す)され
ている。
複数本を等配置(図面は4等分配置の場合を示す)され
ている。
シフター(13)は、円筒状をなし、ボス部(11)の前端
部(11a)の外周面に軸方向へスライド可能に嵌合され
ており、前端外周部に繰作ノブ(13a)を有する。
部(11a)の外周面に軸方向へスライド可能に嵌合され
ており、前端外周部に繰作ノブ(13a)を有する。
リンク(14)は、各アーム(12)の前端とシフター(1
3)とをピン(22)(23)で連結するもので、シフター
(13)を軸方向にスライドさせることにより、リンク
(14)を起立倒伏させ、アーム(12)を径方向に揺動さ
せるものである。
3)とをピン(22)(23)で連結するもので、シフター
(13)を軸方向にスライドさせることにより、リンク
(14)を起立倒伏させ、アーム(12)を径方向に揺動さ
せるものである。
外筒(15)は、円筒を複数に等分割(図面は4等分に分
割した場合を示す)した円弧状をなし、その内面に設け
た前後の2股ブラケット(15a)(15a)を各アーム(1
2)に跨架し、径方向の長孔(24)とピン(25)とによ
って、各アーム(12)の外周に径方向へ若干移動可能に
装着されている。尚、外筒(15)の外面には、ゴム、ス
ポンジその他の摩擦材を貼設してもよい。
割した場合を示す)した円弧状をなし、その内面に設け
た前後の2股ブラケット(15a)(15a)を各アーム(1
2)に跨架し、径方向の長孔(24)とピン(25)とによ
って、各アーム(12)の外周に径方向へ若干移動可能に
装着されている。尚、外筒(15)の外面には、ゴム、ス
ポンジその他の摩擦材を貼設してもよい。
ばね(16)は、各アーム(12)と外筒(15)との間に圧
縮状態で介在させてあり、アーム(12)に対して外筒
(15)を径方向外方へ押圧させてある。
縮状態で介在させてあり、アーム(12)に対して外筒
(15)を径方向外方へ押圧させてある。
外筒(15)の前端はケーキの紙管(26)の挿入を容易化
するため径方向内方へ屈曲させてガイド部(15b)を形
成してあり、後端には紙管(26)の挿入端を規制するフ
ランジ(15c)が形成してある。
するため径方向内方へ屈曲させてガイド部(15b)を形
成してあり、後端には紙管(26)の挿入端を規制するフ
ランジ(15c)が形成してある。
上記外筒(15)は、シフター(13)の軸方向へのスライ
ド操作により、リンク(14)及びアーム(12)を介して
前端が小径の円錐状から前後端同径の円筒状へ拡縮変形
可能とされ、拡張時の外筒(15)の外径は、ケーキの紙
管(26)の内径より若干大となり、かつ、縮少時の外筒
(15)の前端外径をケーキの紙管(26)の内径より例え
ば10〜15mm程度小さくなるように作られている。
ド操作により、リンク(14)及びアーム(12)を介して
前端が小径の円錐状から前後端同径の円筒状へ拡縮変形
可能とされ、拡張時の外筒(15)の外径は、ケーキの紙
管(26)の内径より若干大となり、かつ、縮少時の外筒
(15)の前端外径をケーキの紙管(26)の内径より例え
ば10〜15mm程度小さくなるように作られている。
また、外筒(15)の拡張時、シフター(13)を外筒(1
5)の最大拡張位置より僅かに越えた位置までスライド
させて停止させ得るようにボス部(11)の前端部(11
a)に嵌挿されている。即ち、シフター(13)は、前端
をストッパーワッシャ(20)で規制し、後端をボス部
(11)のストッパー段部(11d)で規制している。そし
て、リンク(14)が起立した位置、換言すれば、リンク
(14)の両端のピン(22)(23)を結ぶ直線がボス部
(11)の軸線に直交する位置(リンクの死点)で外筒
(15)は最大拡張状態となり、この位置を僅かに越えた
位置までシフター(13)をスライドさせて停止させるよ
うに構成している。
5)の最大拡張位置より僅かに越えた位置までスライド
させて停止させ得るようにボス部(11)の前端部(11
a)に嵌挿されている。即ち、シフター(13)は、前端
をストッパーワッシャ(20)で規制し、後端をボス部
(11)のストッパー段部(11d)で規制している。そし
て、リンク(14)が起立した位置、換言すれば、リンク
(14)の両端のピン(22)(23)を結ぶ直線がボス部
(11)の軸線に直交する位置(リンクの死点)で外筒
(15)は最大拡張状態となり、この位置を僅かに越えた
位置までシフター(13)をスライドさせて停止させるよ
うに構成している。
本考案のクリールは以上の構成からなり、次にその動作
を説明する。
を説明する。
先ず、第1図の上半分の状態において、シフター(13)
の操作ノブ(13a)を引き出すと、リンク(14)が起立
し、アーム(12)を介して外筒(15)が拡張する。
の操作ノブ(13a)を引き出すと、リンク(14)が起立
し、アーム(12)を介して外筒(15)が拡張する。
外筒(15)の拡張時の外径は、ケーキの紙管(26)の内
径よりも若干大きくしてあるため、外筒(15)は、ばね
(16)を圧縮蓄勢した状態で紙管(26)の内径面に圧着
し、ケーキを把持する。シフター(13)は、第1図の下
半分に示す様に、リンク(14)の起立位置を僅かに越え
た位置でストッパーワッシャ(20)に当接して規制さ
れ、かつ、この状態を紙管(26)の内径面から受けるば
ね(16)の反発力により、アーム(12)及びリンク(1
4)を介して自己保持する。そして、この状態で撚糸機
が運転される。一方、外筒(15)から紙管(26)を外す
ときには、シフター(13)の操作ノブ(13a)を軸方向
に押し込む。この時、リンク(14)は、先ず,ばね(1
6)を更に圧縮させ乍ら起立位置に達し、この位置を越
えた瞬間に、ばね(16)の反発力がリンク(14)を倒伏
させる方向に作用し、シフター(13)が軸方向後方へ急
速に移動し、ボス部(11)のストッパー段部(11d)に
当って停止する。これにより、アーム(12)を介して外
筒(15)が第1図の上半分に示す様に円錐状に縮少し、
紙管(26)を抵抗なく容易に抜きとることができる。
径よりも若干大きくしてあるため、外筒(15)は、ばね
(16)を圧縮蓄勢した状態で紙管(26)の内径面に圧着
し、ケーキを把持する。シフター(13)は、第1図の下
半分に示す様に、リンク(14)の起立位置を僅かに越え
た位置でストッパーワッシャ(20)に当接して規制さ
れ、かつ、この状態を紙管(26)の内径面から受けるば
ね(16)の反発力により、アーム(12)及びリンク(1
4)を介して自己保持する。そして、この状態で撚糸機
が運転される。一方、外筒(15)から紙管(26)を外す
ときには、シフター(13)の操作ノブ(13a)を軸方向
に押し込む。この時、リンク(14)は、先ず,ばね(1
6)を更に圧縮させ乍ら起立位置に達し、この位置を越
えた瞬間に、ばね(16)の反発力がリンク(14)を倒伏
させる方向に作用し、シフター(13)が軸方向後方へ急
速に移動し、ボス部(11)のストッパー段部(11d)に
当って停止する。これにより、アーム(12)を介して外
筒(15)が第1図の上半分に示す様に円錐状に縮少し、
紙管(26)を抵抗なく容易に抜きとることができる。
新しいケーキを挿入するときは、外筒(15)を第1図の
上半分に示した状態に縮少させた状態で行い、挿入後、
シフター(13)の操作ノブ(13a)を軸方向へストッパ
ワッシャ(20)に当接するまで引き出せばよい。即ち、
ケーキの挿入時も抵抗は皆無である。
上半分に示した状態に縮少させた状態で行い、挿入後、
シフター(13)の操作ノブ(13a)を軸方向へストッパ
ワッシャ(20)に当接するまで引き出せばよい。即ち、
ケーキの挿入時も抵抗は皆無である。
このように、本考案のクリールは、シフター(13)を軸
方向に押し引き操作するだけでケーキの把持、解放がで
きる。
方向に押し引き操作するだけでケーキの把持、解放がで
きる。
尚、第1図の実施例は、シフター(13)を引き出した時
にケーキを把持させ、押し込んだ時に解放するようにな
した場合を示しているが、逆としてもよい。
にケーキを把持させ、押し込んだ時に解放するようにな
した場合を示しているが、逆としてもよい。
本考案のクリールによれば、ケーキの挿入時並びに引き
抜き時の抵抗を皆無とすることができ、労力を軽減して
大重量のケーキの挿入作業を容易化できると共に、紙管
の損傷を軽減して使用回数を増加させることが可能とな
る。また、ケーキの把持、解放は、シフターを軸方向に
押し引き操作するだけでよく、しかも、構造は、複数分
割の円弧状の外筒を径方向に揺動する複数のアームとリ
ンクとシフターとの組合せによる拡縮機構で比較的安価
に構成でき、特に、ケーキの把持状態をリンクの死点を
僅かに越えた位置で自己保持させることができるため、
構造が一層簡単である。
抜き時の抵抗を皆無とすることができ、労力を軽減して
大重量のケーキの挿入作業を容易化できると共に、紙管
の損傷を軽減して使用回数を増加させることが可能とな
る。また、ケーキの把持、解放は、シフターを軸方向に
押し引き操作するだけでよく、しかも、構造は、複数分
割の円弧状の外筒を径方向に揺動する複数のアームとリ
ンクとシフターとの組合せによる拡縮機構で比較的安価
に構成でき、特に、ケーキの把持状態をリンクの死点を
僅かに越えた位置で自己保持させることができるため、
構造が一層簡単である。
第1図は本考案に係るクリールの一実施例を示す縦断側
面図であって、上半分は外筒の縮少時の状態を示し、下
半分は外筒の拡張時の状態を示しており、第2図は第1
図のクリールの縦断正面図の一部を示し、左半分はボス
部の前端、右半分はボス部の後端での断面を示してい
る。第3図はガラス繊維撚糸機の概略側面図、第4図は
従来のクリールの縦断側面図、第5図はその正面図であ
る。 (10)……撚糸機の回転軸、(11)……ボス部、(12)
……アーム、(13)……シフター、(14)……リンク、
(15)……外筒、(16)……ばね、(26)……紙管。
面図であって、上半分は外筒の縮少時の状態を示し、下
半分は外筒の拡張時の状態を示しており、第2図は第1
図のクリールの縦断正面図の一部を示し、左半分はボス
部の前端、右半分はボス部の後端での断面を示してい
る。第3図はガラス繊維撚糸機の概略側面図、第4図は
従来のクリールの縦断側面図、第5図はその正面図であ
る。 (10)……撚糸機の回転軸、(11)……ボス部、(12)
……アーム、(13)……シフター、(14)……リンク、
(15)……外筒、(16)……ばね、(26)……紙管。
Claims (1)
- 【請求項1】撚糸機の回転軸に固着されたボス部と、 各後端をボス部の後端に径方向へ揺動可能に枢着され、
かつ、ボス部の周囲に等配置された複数のアームと、 ボス部の前端に軸方向へスライド可能に嵌合されたシフ
ターと、 各アームの前端とシフターとをピン連結するリンクと、 各アームの外周に径方向へ若干移動可能に装着され、ば
ねによって径方向外方へ押圧された複数の円弧状の外筒
とを具備し、 上記シフターを軸方向にスライドさせることにより、各
リンクを介して各アームの前端を径方向に揺動させ、こ
れにより、外筒を前端が小径の円錐状から前後同径の円
筒状へ拡縮変形可能とし、拡張時の外筒の外径をケーキ
の紙管内径より若干大とし、かつ、縮少時の外筒の前端
外径をケーキの紙管内径より小径とし、さらに、外径の
拡張時、シフターを、外筒の最大拡張位置より僅かに越
えた位置までスライドさせて停止させ得るようになした
ことを特徴とするガラス繊維撚糸機のクリール。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1989146813U JPH078518Y2 (ja) | 1989-12-19 | 1989-12-19 | ガラス繊維撚糸機のクリール |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1989146813U JPH078518Y2 (ja) | 1989-12-19 | 1989-12-19 | ガラス繊維撚糸機のクリール |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0385368U JPH0385368U (ja) | 1991-08-29 |
| JPH078518Y2 true JPH078518Y2 (ja) | 1995-03-01 |
Family
ID=31693357
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP1989146813U Expired - Lifetime JPH078518Y2 (ja) | 1989-12-19 | 1989-12-19 | ガラス繊維撚糸機のクリール |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH078518Y2 (ja) |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| KR102408038B1 (ko) * | 2021-12-07 | 2022-06-13 | 연안홀딩스 주식회사 | 축광체를 이용한 안전유도등 |
Family Cites Families (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5212345A (en) * | 1975-07-15 | 1977-01-29 | Asahi Chemical Ind | Slacken apparatus for from inside yarn of cake |
-
1989
- 1989-12-19 JP JP1989146813U patent/JPH078518Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH0385368U (ja) | 1991-08-29 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| EXPY | Cancellation because of completion of term |