JPH078555Y2 - 巻上・牽引装置 - Google Patents
巻上・牽引装置Info
- Publication number
- JPH078555Y2 JPH078555Y2 JP522391U JP522391U JPH078555Y2 JP H078555 Y2 JPH078555 Y2 JP H078555Y2 JP 522391 U JP522391 U JP 522391U JP 522391 U JP522391 U JP 522391U JP H078555 Y2 JPH078555 Y2 JP H078555Y2
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- JP
- Japan
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- load
- hook
- buffer
- chain
- buffer body
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Description
【0001】
【産業上の利用分野】本考案は、荷物の上げ下ろし作業
や荷物の牽引作業などに用いる巻上・牽引装置に関す
る。
や荷物の牽引作業などに用いる巻上・牽引装置に関す
る。
【0002】
【従来の技術】一般にこの種の巻上・牽引装置は、例え
ば特開昭55−44405号公報に示されているよう
に、ケーシングにロードシーブや減速歯車機構を内装し
た装置本体を備え、前記ロードシーブにロードチエンを
掛設すると共に、該ロードチエンの負荷側端部にはフッ
クを備えたフック本体を結合して成り、例えば荷揚げや
牽引作業を行う時には、前記ロードシーブを回転させ
て、前記ロードチエンの巻き揚げを行うようにしている
が、該ロードチエンを巻揚げ過ぎると、前記フック本体
が前記装置本体に衝突して、該装置本体が破損する虞が
ある。
ば特開昭55−44405号公報に示されているよう
に、ケーシングにロードシーブや減速歯車機構を内装し
た装置本体を備え、前記ロードシーブにロードチエンを
掛設すると共に、該ロードチエンの負荷側端部にはフッ
クを備えたフック本体を結合して成り、例えば荷揚げや
牽引作業を行う時には、前記ロードシーブを回転させ
て、前記ロードチエンの巻き揚げを行うようにしている
が、該ロードチエンを巻揚げ過ぎると、前記フック本体
が前記装置本体に衝突して、該装置本体が破損する虞が
ある。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】そこで従来では前記公
報に示されているように、前記ロードチエンにおける前
記フック本体との結合部位に、軸方向寸法の比較的長い
コイルスプリングを遊挿し、前記フック本体が前記装置
本体に衝突する直前に、前記コイルスプリングの前記ケ
ーシングへの当接により、該コイルスプリングを圧縮変
形させて衝突荷重を吸収し、前記フック本体の前記装置
本体に対する衝突を緩和させるようにしている。
報に示されているように、前記ロードチエンにおける前
記フック本体との結合部位に、軸方向寸法の比較的長い
コイルスプリングを遊挿し、前記フック本体が前記装置
本体に衝突する直前に、前記コイルスプリングの前記ケ
ーシングへの当接により、該コイルスプリングを圧縮変
形させて衝突荷重を吸収し、前記フック本体の前記装置
本体に対する衝突を緩和させるようにしている。
【0004】しかしながら以上のごとく前記ロードチエ
ンの端部に軸方向寸法の長いコイルスプリングを介装す
ると、前記ロードチエンの最大巻揚げ時において、前記
コイルスプリングの全長に見合う長さだけ前記フック本
体と前記装置本体との間にスペースを確保しなければな
らず、それだけフックの楊程が短くなる不具合がある。
ンの端部に軸方向寸法の長いコイルスプリングを介装す
ると、前記ロードチエンの最大巻揚げ時において、前記
コイルスプリングの全長に見合う長さだけ前記フック本
体と前記装置本体との間にスペースを確保しなければな
らず、それだけフックの楊程が短くなる不具合がある。
【0005】本考案は以上の実情に鑑みて開発したもの
であって、目的とするところは、前記ロードチエンの巻
上げ時、前記フック本体を前記装置本体に出来るだけ近
接させて、フックの揚程を大きく出来ながら、しかも前
記ロードチエンの過巻き時、前記フック本体の前記装置
本体に対する衝突を緩和することの出来る巻上・牽引装
置を提供するにある。
であって、目的とするところは、前記ロードチエンの巻
上げ時、前記フック本体を前記装置本体に出来るだけ近
接させて、フックの揚程を大きく出来ながら、しかも前
記ロードチエンの過巻き時、前記フック本体の前記装置
本体に対する衝突を緩和することの出来る巻上・牽引装
置を提供するにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】しかして本考案は、ロー
ドシーブ1を備えた装置本体2と、前記ロードシーブ1
に掛設するロードチエン3及び該ロードチエン3の負荷
側端部に結合するフック40をもったフック本体4とか
ら成る巻上・牽引装置であって、前記フック本体4のチ
エン結合側に、中心部に前記ロードチェン3の挿通孔8
1をもち、前記フック本体4の装置本体2への衝突時に
おける衝撃を緩衝する厚さをもったリング状の緩衝体8
を保持させると共に、この緩衝体8に、該緩衝体8より
大径で、中心部に前記ロードチェン3の挿通孔93をも
ち、前記緩衝体8の軸方向外側面を覆うプレート部91
と、このプレート部91の外周部から前記フック本体4
側に延びて前記緩衝体8の外周面を、該緩衝体8の緩衝
代を残して覆う筒状部92とから成り、この筒状部92
により、前記緩衝体8の径方向外方への膨出を規制する
膨出規制体9を設けていることを特徴とするものであ
る。
ドシーブ1を備えた装置本体2と、前記ロードシーブ1
に掛設するロードチエン3及び該ロードチエン3の負荷
側端部に結合するフック40をもったフック本体4とか
ら成る巻上・牽引装置であって、前記フック本体4のチ
エン結合側に、中心部に前記ロードチェン3の挿通孔8
1をもち、前記フック本体4の装置本体2への衝突時に
おける衝撃を緩衝する厚さをもったリング状の緩衝体8
を保持させると共に、この緩衝体8に、該緩衝体8より
大径で、中心部に前記ロードチェン3の挿通孔93をも
ち、前記緩衝体8の軸方向外側面を覆うプレート部91
と、このプレート部91の外周部から前記フック本体4
側に延びて前記緩衝体8の外周面を、該緩衝体8の緩衝
代を残して覆う筒状部92とから成り、この筒状部92
により、前記緩衝体8の径方向外方への膨出を規制する
膨出規制体9を設けていることを特徴とするものであ
る。
【0007】
【作用】本考案によれば、前記フック本体4のチエン結
合側端面には、比較的薄い前記緩衝体8が介在するだけ
であるので、例えば荷揚げ時において、前記フック本体
4を前記装置本体2に近接させて、フックの楊程を大き
くとることが出来るし、しかも前記ロードチエン3の巻
き上げ操作時において、該ロードチエン3を巻上げ過ぎ
ても、前記緩衝体8が前記装置本体に当接して弾性変形
し、該緩衝体8の弾性変形により、前記フック本体4の
前記ケーシング21に対する衝突荷重を吸収するので、
前記装置本体2が破損するような虞がないのである。ま
た前記緩衝体8の変形時、該緩衝体8の拡径方向への弾
性変形量が大きくて、該緩衝体8が径方向外方に大きく
押し潰されようとしても、前記膨出規制体9の筒状部9
2内周面で前記緩衝体8の拡径方向への過大な弾性変形
を阻止して、前記緩衝体8が圧潰されるのを防止するの
である。
合側端面には、比較的薄い前記緩衝体8が介在するだけ
であるので、例えば荷揚げ時において、前記フック本体
4を前記装置本体2に近接させて、フックの楊程を大き
くとることが出来るし、しかも前記ロードチエン3の巻
き上げ操作時において、該ロードチエン3を巻上げ過ぎ
ても、前記緩衝体8が前記装置本体に当接して弾性変形
し、該緩衝体8の弾性変形により、前記フック本体4の
前記ケーシング21に対する衝突荷重を吸収するので、
前記装置本体2が破損するような虞がないのである。ま
た前記緩衝体8の変形時、該緩衝体8の拡径方向への弾
性変形量が大きくて、該緩衝体8が径方向外方に大きく
押し潰されようとしても、前記膨出規制体9の筒状部9
2内周面で前記緩衝体8の拡径方向への過大な弾性変形
を阻止して、前記緩衝体8が圧潰されるのを防止するの
である。
【0008】
【実施例】図4及び図5に示した巻上・牽引装置は、基
本的にはロードシーブ1を備えた装置本体2と、前記ロ
ードシーブ1に掛設するロードチエン3と、該ロードチ
エン3の負荷側端部に結合するフック40をもったフッ
ク本体4とから成る。
本的にはロードシーブ1を備えた装置本体2と、前記ロ
ードシーブ1に掛設するロードチエン3と、該ロードチ
エン3の負荷側端部に結合するフック40をもったフッ
ク本体4とから成る。
【0009】前記装置本体2は、ケーシング21の内部
に、電動モータ22の駆動軸23に連結された駆動軸2
4と、該駆動軸24と平行な従動軸25とをそれぞれ軸
受支持し、前記駆動軸24に前記ロードシーブ1を遊転
可能に支持して、該ロードシーブ1に前記ロードチエン
3を掛設すると共に、前記モータ22からロードシーブ
5に至る動力伝達経路には、減速歯車機構5と、所定負
荷でスリップするスリップ機構6と、メカニカルブレー
キ7とを介装させている。
に、電動モータ22の駆動軸23に連結された駆動軸2
4と、該駆動軸24と平行な従動軸25とをそれぞれ軸
受支持し、前記駆動軸24に前記ロードシーブ1を遊転
可能に支持して、該ロードシーブ1に前記ロードチエン
3を掛設すると共に、前記モータ22からロードシーブ
5に至る動力伝達経路には、減速歯車機構5と、所定負
荷でスリップするスリップ機構6と、メカニカルブレー
キ7とを介装させている。
【0010】前記減速歯車機構5は、前記駆動軸24の
長さ方向左側に形成した第1駆動歯車51と、前記従動
軸25のねじ軸部26に螺合するディスクハブ27の外
周部に遊転可能に支持されて前記第1歯車51に噛合う
第2従動歯車52と、前記従動軸25の長さ方向右側に
形成した第3中間歯車53と、前記ロードシーブ1に一
体形成する筒軸部上に結合され、前記第3歯車53に噛
合う第4中間歯車54とから成り、これら各歯車51〜
54を介して前記モータ22からの回転動力を減速して
前記ロードシーブ1側に伝達するようにしている。
長さ方向左側に形成した第1駆動歯車51と、前記従動
軸25のねじ軸部26に螺合するディスクハブ27の外
周部に遊転可能に支持されて前記第1歯車51に噛合う
第2従動歯車52と、前記従動軸25の長さ方向右側に
形成した第3中間歯車53と、前記ロードシーブ1に一
体形成する筒軸部上に結合され、前記第3歯車53に噛
合う第4中間歯車54とから成り、これら各歯車51〜
54を介して前記モータ22からの回転動力を減速して
前記ロードシーブ1側に伝達するようにしている。
【0011】また、前記スリップ機構6は、前記第2従
動歯車52とディスクハブ27とを摩擦的に接続するも
のであって、前記ディスクハブ27の右側に一体形成し
たフランジ部27aと前記第2従動歯車52との対向面
間に介装された第1摩擦板61と、前記ディスクハブ2
7の左側ボス部に形成したスプライン溝27bに挿嵌さ
れ、かつ、該ディスクハブ27上に設けた皿ばね62で
押圧される押し板63と前記第2従動歯車52との対向
面間に介装された第2摩擦板64とから成り、前記皿ば
ね62で設定する前記各摩擦板61,64の摩擦力によ
り、前記駆動軸24から前記第2従動歯車52に伝達さ
れた回転動力を前記ディスクハブ27から前記従動軸2
5側へと伝達し、前記ロードシーブ1に付与される荷重
が前記各摩擦板61,64の摩擦力を越えた時に、これ
ら各摩擦板61,64を前記ディスクハブ27のフラン
ジ部27aと前記押し板63との間でスリップさせるよ
うにしている。
動歯車52とディスクハブ27とを摩擦的に接続するも
のであって、前記ディスクハブ27の右側に一体形成し
たフランジ部27aと前記第2従動歯車52との対向面
間に介装された第1摩擦板61と、前記ディスクハブ2
7の左側ボス部に形成したスプライン溝27bに挿嵌さ
れ、かつ、該ディスクハブ27上に設けた皿ばね62で
押圧される押し板63と前記第2従動歯車52との対向
面間に介装された第2摩擦板64とから成り、前記皿ば
ね62で設定する前記各摩擦板61,64の摩擦力によ
り、前記駆動軸24から前記第2従動歯車52に伝達さ
れた回転動力を前記ディスクハブ27から前記従動軸2
5側へと伝達し、前記ロードシーブ1に付与される荷重
が前記各摩擦板61,64の摩擦力を越えた時に、これ
ら各摩擦板61,64を前記ディスクハブ27のフラン
ジ部27aと前記押し板63との間でスリップさせるよ
うにしている。
【0012】更に前記メカニカルブレーキ7は、前記従
動軸25におけるねじ軸部26の右側端部に前記第3中
間歯車53の端面と対接状に螺合されたブレーキ受部材
71と、前記ケーシング21側に支持した逆転防止爪7
2に噛合される制動用爪車73とを備え、前記ブレーキ
受部材71の右側に設けたフランジ部71aと前記爪車
73との間に摩擦板74を介装させると共に、前記爪車
73と前記ディスクハブ27のフランジ部27aとの間
に摩擦板74を介装させて構成している。
動軸25におけるねじ軸部26の右側端部に前記第3中
間歯車53の端面と対接状に螺合されたブレーキ受部材
71と、前記ケーシング21側に支持した逆転防止爪7
2に噛合される制動用爪車73とを備え、前記ブレーキ
受部材71の右側に設けたフランジ部71aと前記爪車
73との間に摩擦板74を介装させると共に、前記爪車
73と前記ディスクハブ27のフランジ部27aとの間
に摩擦板74を介装させて構成している。
【0013】一方、前記ロードチエン3の負荷側端部に
結合するフック本体4は、図1に示すように、半割り状
とした一対のブロック片41から形成して、これらブロ
ック片41の割面上部に、前記ロードチエン3のリンク
収容凹所42と該凹所42内に突出する突起43とを形
成して、該突起43に前記ロードチエン3のリンク30
を係止する一方、前記ブロック片41の割面下部には、
前記フック40の軸部40aを収容する軸受孔44を形
成して、該軸受孔44に前記フック40の軸部40aを
スラスト軸受45及びストッパ46を介して回転自由に
支持するようにしている。
結合するフック本体4は、図1に示すように、半割り状
とした一対のブロック片41から形成して、これらブロ
ック片41の割面上部に、前記ロードチエン3のリンク
収容凹所42と該凹所42内に突出する突起43とを形
成して、該突起43に前記ロードチエン3のリンク30
を係止する一方、前記ブロック片41の割面下部には、
前記フック40の軸部40aを収容する軸受孔44を形
成して、該軸受孔44に前記フック40の軸部40aを
スラスト軸受45及びストッパ46を介して回転自由に
支持するようにしている。
【0014】しかして以上の構成において本考案は、前
記フック本体4のチエン結合側に、前記フック本体4の
前記装置本体2への衝突時における衝撃を緩衝出来る所
定の厚さをもった緩衝体8を保持させると共に、この緩
衝体8に、該緩衝体8の厚さ方向外面を緩衝代を残して
覆い、外方への膨出を規制する膨出規制体9を設けるの
である。
記フック本体4のチエン結合側に、前記フック本体4の
前記装置本体2への衝突時における衝撃を緩衝出来る所
定の厚さをもった緩衝体8を保持させると共に、この緩
衝体8に、該緩衝体8の厚さ方向外面を緩衝代を残して
覆い、外方への膨出を規制する膨出規制体9を設けるの
である。
【0015】図に示す緩衝体8は、ウレタンゴムから成
り、その中央には平面視ほぼ正方形の挿通孔81を設
け、かつ、前記フック本体4の装置本体2への衝突時に
おける衝撃を緩衝する厚さをもったリング形状とし、図
2において2点鎖線で示すように、該挿通孔81を介し
て前記緩衝体8を前記ロードチエン3に挿嵌して、該緩
衝体8を前記フック本体4におけるチエン結合側端面上
に保持させている。
り、その中央には平面視ほぼ正方形の挿通孔81を設
け、かつ、前記フック本体4の装置本体2への衝突時に
おける衝撃を緩衝する厚さをもったリング形状とし、図
2において2点鎖線で示すように、該挿通孔81を介し
て前記緩衝体8を前記ロードチエン3に挿嵌して、該緩
衝体8を前記フック本体4におけるチエン結合側端面上
に保持させている。
【0016】また前記膨出規制体9は、前記緩衝体8の
直径よりも大径で、該緩衝体8の軸方向一端面を覆う円
形のプレート部91と、前記緩衝体8の外周面上部側を
覆い前記緩衝体8の直径よりも大きな内径とした円筒状
の筒状部92とから成り、前記プレート部91の中央に
ロードチエン3の挿通孔93を形成し、該膨出規制体9
を、前記挿通孔93を介して前記膨出規制体9を前記ロ
ードチエン3に挿通して前記緩衝体8上に載置すると共
に、前記筒状部92で前記緩衝体8の外周面上部のみを
覆って、該緩衝体8の外周面下部を該緩衝体8の緩衝代
として露呈させている。
直径よりも大径で、該緩衝体8の軸方向一端面を覆う円
形のプレート部91と、前記緩衝体8の外周面上部側を
覆い前記緩衝体8の直径よりも大きな内径とした円筒状
の筒状部92とから成り、前記プレート部91の中央に
ロードチエン3の挿通孔93を形成し、該膨出規制体9
を、前記挿通孔93を介して前記膨出規制体9を前記ロ
ードチエン3に挿通して前記緩衝体8上に載置すると共
に、前記筒状部92で前記緩衝体8の外周面上部のみを
覆って、該緩衝体8の外周面下部を該緩衝体8の緩衝代
として露呈させている。
【0017】尚、前記膨出規制体9は前記緩衝体8に接
着するようにしてもよい。
着するようにしてもよい。
【0018】以上の構成からなる巻上・牽引装置は、前
記モータ22の駆動に伴い、前記駆動軸23が回転し、
この回転力が前記減速歯車機構5を介して前記ロードシ
ーブ1に伝達され、該ロードシーブ1の回転により該ロ
ードシーブ1に掛回したロードチエン3が巻き上げられ
て、前記フック40に引っ掛けた荷物を引き揚げるので
ある。
記モータ22の駆動に伴い、前記駆動軸23が回転し、
この回転力が前記減速歯車機構5を介して前記ロードシ
ーブ1に伝達され、該ロードシーブ1の回転により該ロ
ードシーブ1に掛回したロードチエン3が巻き上げられ
て、前記フック40に引っ掛けた荷物を引き揚げるので
ある。
【0019】ところで、前記フック本体4の前記ロード
チエン3との結合側端面には、前記緩衝体8及び膨出規
制体9が保持されているだけであるので、前述のごとく
前記ロードチエン3の巻上げ時、該フック本体4を前記
装置本体2に充分近接させて、フック本体4と装置本体
2との間の隙間Sを従来の装置よりも充分狭くすること
が出来、従って、それだけフックの揚程を大きくとるこ
とが出来るのである。
チエン3との結合側端面には、前記緩衝体8及び膨出規
制体9が保持されているだけであるので、前述のごとく
前記ロードチエン3の巻上げ時、該フック本体4を前記
装置本体2に充分近接させて、フック本体4と装置本体
2との間の隙間Sを従来の装置よりも充分狭くすること
が出来、従って、それだけフックの揚程を大きくとるこ
とが出来るのである。
【0020】一方、前記ロードチエン3の巻き上げ操作
時において、該ロードチエン3を巻上げ過ぎると、前記
フック本体4が前記装置本体2のケーシング21に衝突
するが、以上の実施例では、前記膨出規制体9のプレー
ト部91が前記ケーシング21にまず接触して、該膨出
規制体9と前記フック本体3との間で前記緩衝体8が軸
方向に圧縮されて拡径方向に弾性変形し、該緩衝体8の
圧縮変形により、前記フック本体4の前記ケーシング2
1に対する衝突荷重が吸収されるのである。
時において、該ロードチエン3を巻上げ過ぎると、前記
フック本体4が前記装置本体2のケーシング21に衝突
するが、以上の実施例では、前記膨出規制体9のプレー
ト部91が前記ケーシング21にまず接触して、該膨出
規制体9と前記フック本体3との間で前記緩衝体8が軸
方向に圧縮されて拡径方向に弾性変形し、該緩衝体8の
圧縮変形により、前記フック本体4の前記ケーシング2
1に対する衝突荷重が吸収されるのである。
【0021】しかして前記緩衝体8の圧縮変形時、該緩
衝体8の拡径方向への弾性変形量が大きくて、該緩衝体
8が径方向外方に大きく押し潰されようとしても、前記
膨出規制体9の筒状部92内周面で前記緩衝体8の拡径
方向への過大な弾性変形が阻止されるのであって、従っ
て、前記緩衝体8が過大な弾性変形によって平たく潰れ
るなどの支障を回避することが出来る。
衝体8の拡径方向への弾性変形量が大きくて、該緩衝体
8が径方向外方に大きく押し潰されようとしても、前記
膨出規制体9の筒状部92内周面で前記緩衝体8の拡径
方向への過大な弾性変形が阻止されるのであって、従っ
て、前記緩衝体8が過大な弾性変形によって平たく潰れ
るなどの支障を回避することが出来る。
【0022】そして前記フック本体4の前記ケーシング
21への衝突時、その衝突荷重を前記緩衝体8だけでは
吸収出来ない場合にあっては、前記スリップ機構6にお
いてスリップが発生して、前記駆動軸23が空回転し、
前記緩衝体8で吸収しきれなかった衝突荷重を前記スリ
ップ機構6のスリップで吸収し、前記フック本体4の前
記装置本体2に対する衝突を充分緩和させるのである。
21への衝突時、その衝突荷重を前記緩衝体8だけでは
吸収出来ない場合にあっては、前記スリップ機構6にお
いてスリップが発生して、前記駆動軸23が空回転し、
前記緩衝体8で吸収しきれなかった衝突荷重を前記スリ
ップ機構6のスリップで吸収し、前記フック本体4の前
記装置本体2に対する衝突を充分緩和させるのである。
【0023】従って前記ロードチエン3の過巻きによ
り、前記フック本体4が前記装置本体2に激しく衝突す
るようなことがあっても、前記緩衝体8の圧縮変形と、
前記スリップ機構6のスリップ作用により、前記衝突荷
重が効率よく吸収されて、前記ケーシング21等の破損
が未然に防止されるのである。
り、前記フック本体4が前記装置本体2に激しく衝突す
るようなことがあっても、前記緩衝体8の圧縮変形と、
前記スリップ機構6のスリップ作用により、前記衝突荷
重が効率よく吸収されて、前記ケーシング21等の破損
が未然に防止されるのである。
【0024】以上の実施例では、前記緩衝体8の上面側
に前記膨出規制体9を配置するようにしたが、図6に示
すように前記緩衝体8の下面側に前記膨出規制体9を配
置するようにしてもよいし、あるいは図7で示すよう
に、前記緩衝体8の上面側と下面側とにそれぞれ前記膨
出規制体9を配置するようにしてもよい。
に前記膨出規制体9を配置するようにしたが、図6に示
すように前記緩衝体8の下面側に前記膨出規制体9を配
置するようにしてもよいし、あるいは図7で示すよう
に、前記緩衝体8の上面側と下面側とにそれぞれ前記膨
出規制体9を配置するようにしてもよい。
【0025】以上の実施例では、電動モータ22を使用
した電動式の巻上・牽引装置に本考案を適用したが、例
えばスリップ機構の備えていない手動式の巻上・牽引装
置に適用することも出来る。
した電動式の巻上・牽引装置に本考案を適用したが、例
えばスリップ機構の備えていない手動式の巻上・牽引装
置に適用することも出来る。
【0026】以上のごとく本考案は、ロードシーブ1を
備えた装置本体2と、前記ロードシーブ1に掛設するロ
ードチエン3及び該ロードチエン3の負荷側端部に結合
するフック40をもったフック本体4とから成る巻上・
牽引装置であって、前記フック本体4のチエン結合側
に、中心部に前記ロードチェン3の挿通孔81をもち、
前記フック本体4の装置本体2への衝突時における衝撃
を緩衝する厚さをもったリング状の緩衝体8を保持させ
ると共に、この緩衝体8に、該緩衝体8より大径で、中
心部に前記ロードチェン3の挿通孔93をもち、前記緩
衝体8の軸方向外側面を覆うプレート部91と、このプ
レート部91の外周部から前記フック本体4側に延びて
前記緩衝体8の外周面を、該緩衝体8の緩衝代を残して
覆う筒状部92とから成り、この筒状部92により、前
記緩衝体8の径方向外方への膨出を規制する膨出規制体
9を設けたことにより、前記フック本体4のチエン結合
側端面には、比較的薄い前記緩衝体8が介在するだけで
あるので、例えば荷揚げ時において、前記フック本体4
を前記装置本体2に近接させて、フック本体4と装置本
体2との間の隙間Sは従来の装置よりも充分狭くするこ
とが出来、従って、それだけフックの楊程を大きくとる
ことが出来るに至ったのである。
備えた装置本体2と、前記ロードシーブ1に掛設するロ
ードチエン3及び該ロードチエン3の負荷側端部に結合
するフック40をもったフック本体4とから成る巻上・
牽引装置であって、前記フック本体4のチエン結合側
に、中心部に前記ロードチェン3の挿通孔81をもち、
前記フック本体4の装置本体2への衝突時における衝撃
を緩衝する厚さをもったリング状の緩衝体8を保持させ
ると共に、この緩衝体8に、該緩衝体8より大径で、中
心部に前記ロードチェン3の挿通孔93をもち、前記緩
衝体8の軸方向外側面を覆うプレート部91と、このプ
レート部91の外周部から前記フック本体4側に延びて
前記緩衝体8の外周面を、該緩衝体8の緩衝代を残して
覆う筒状部92とから成り、この筒状部92により、前
記緩衝体8の径方向外方への膨出を規制する膨出規制体
9を設けたことにより、前記フック本体4のチエン結合
側端面には、比較的薄い前記緩衝体8が介在するだけで
あるので、例えば荷揚げ時において、前記フック本体4
を前記装置本体2に近接させて、フック本体4と装置本
体2との間の隙間Sは従来の装置よりも充分狭くするこ
とが出来、従って、それだけフックの楊程を大きくとる
ことが出来るに至ったのである。
【0027】しかも本考案によれば、前記ロードチエン
3の巻き上げ操作時において、該ロードチエン3を巻上
げ過ぎても、前記緩衝体8が前記装置本体に当接して弾
性変形し、該緩衝体8の弾性変形により、前記フック本
体4の前記ケーシング21に対する衝突荷重が吸収され
るので、前記装置本体2が破損するような事故を防止す
ることが出来るのであって、また前記緩衝体8の変形
時、該緩衝体8の拡径方向への弾性変形量が大きくて、
該緩衝体8が径方向外方に大きく押し潰されようとして
も、前記膨出規制体9の筒状部92内周面で前記緩衝体
8の拡径方向への過大な弾性変形が阻止されるので、前
記緩衝体8が圧潰される虞もない。
3の巻き上げ操作時において、該ロードチエン3を巻上
げ過ぎても、前記緩衝体8が前記装置本体に当接して弾
性変形し、該緩衝体8の弾性変形により、前記フック本
体4の前記ケーシング21に対する衝突荷重が吸収され
るので、前記装置本体2が破損するような事故を防止す
ることが出来るのであって、また前記緩衝体8の変形
時、該緩衝体8の拡径方向への弾性変形量が大きくて、
該緩衝体8が径方向外方に大きく押し潰されようとして
も、前記膨出規制体9の筒状部92内周面で前記緩衝体
8の拡径方向への過大な弾性変形が阻止されるので、前
記緩衝体8が圧潰される虞もない。
【図1】巻上・牽引装置の要部の拡大断面図
【図2】緩衝体の平面図
【図3】膨出規制体の底面図
【図4】巻上・牽引装置の正面図
【図5】巻上・牽引装置における装置本体の断面図
【図6】巻上・牽引装置の別の実施例を示す要部の正面
図
図
【図7】巻上・牽引装置の別の実施例を示す要部の正面
図
図
1 ロードシーブ 2 装置本体 3 ロードチエン 4 フック本体 40 フック 8 緩衝体 9 膨出規制体
Claims (1)
- 【請求項1】 ロードシーブ1を備えた装置本体2と、
前記ロードシーブ1に掛設するロードチエン3及び該ロ
ードチエン3の負荷側端部に結合するフック40をもっ
たフック本体4とから成る巻上・牽引装置であって、前
記フック本体4のチエン結合側に、中心部に前記ロード
チェン3の挿通孔81をもち、前記フック本体4の装置
本体2への衝突時における衝撃を緩衝する厚さをもった
リング状の緩衝体8を保持させると共に、この緩衝体8
に、該緩衝体8より大径で、中心部に前記ロードチェン
3の挿通孔93をもち、前記緩衝体8の軸方向外側面を
覆うプレート部91と、このプレート部91の外周部か
ら前記フック本体4側に延びて前記緩衝体8の外周面
を、該緩衝体8の緩衝代を残して覆う筒状部92とから
成り、この筒状部92により、前記緩衝体8の径方向外
方への膨出を規制する膨出規制体9を設けていることを
特徴とする巻上・牽引装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP522391U JPH078555Y2 (ja) | 1991-02-12 | 1991-02-12 | 巻上・牽引装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP522391U JPH078555Y2 (ja) | 1991-02-12 | 1991-02-12 | 巻上・牽引装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH04100191U JPH04100191U (ja) | 1992-08-28 |
| JPH078555Y2 true JPH078555Y2 (ja) | 1995-03-01 |
Family
ID=31735583
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP522391U Expired - Lifetime JPH078555Y2 (ja) | 1991-02-12 | 1991-02-12 | 巻上・牽引装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH078555Y2 (ja) |
-
1991
- 1991-02-12 JP JP522391U patent/JPH078555Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH04100191U (ja) | 1992-08-28 |
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