JPH0785613B2 - 送電線の移線工法及びその工法に使用される移線用ガイドローラ - Google Patents

送電線の移線工法及びその工法に使用される移線用ガイドローラ

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JPH0785613B2
JPH0785613B2 JP31662490A JP31662490A JPH0785613B2 JP H0785613 B2 JPH0785613 B2 JP H0785613B2 JP 31662490 A JP31662490 A JP 31662490A JP 31662490 A JP31662490 A JP 31662490A JP H0785613 B2 JPH0785613 B2 JP H0785613B2
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transmission line
transfer
steel tower
guide
guide roller
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直樹 山中
達也 杉浦
研一 田辺
申二 水上
富夫 杉本
誠 山下
靖久 櫻井
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Kansai Electric Power Co Inc
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Kansai Electric Power Co Inc
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Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は既設の各鉄塔のアーム間に張架された送電線を
該既設の各鉄塔より高い新設の各鉄塔側に移線する工法
及びその工法に使用される移線用ガイドローラに関する
ものである。
(従来の技術) 一般に、この種の移線工法においては、第4図に示すよ
うに、既設の各鉄塔1Aのアーム2A,3A,4Aにそれぞれ張架
されたグランド線GW、上線W1、中線W2、下線W3(以下、
総称して送電線という。)を、この既設の鉄塔1Aより高
い新設の鉄塔1B側の各アーム2B,3B,4Bに順次移し変える
ものであるが、従来の移線工法にあっては、第5図に示
すように既設の鉄塔1A上にて移線すべき送電線を取り外
すために一人の作業員、新設の鉄塔1B上にて移線された
送電線を取付け等するために3人、そして地上に4人の
合計8人の作業員によって、まず、移線すべき送電線に
吊り上げワイヤー5Aを取付けた金車6Aを流し、次に、既
設の鉄塔1A上にあって移線すべき送電線を取り外したの
ち、該吊上げワイヤー5Aを新設の鉄塔1B側の上部に導
き、さらに地上の巻取り装置7に連繋して該巻取り装置
7により吊上げワイヤー5Aを巻き上げるとともに、移線
すべき送電線を吊り上げて新設の鉄塔1B上に順次移線す
る作業を行っていた。
(発明が解決しようとする課題) しかして、前記の吊り上げ作業は、例えばグランド線GW
を移線する場合、該グランド線GWの取付け点が上アーム
2Aより鉄塔1Aの内側であること、オフセット構造で中ア
ーム3Aが長いことにより移線すべき吊り上げたグランド
線GWがその中アーム3A及び上アーム2A、さらには該アー
ム3A,2A先端部に吊下げた碍子連等に接触する(点線参
照)ことになり、これを防止するために、新設の鉄塔の
中アーム3B及び上アーム2B上にそれぞれ一人づつの作業
員を配し、そして、移線すべきグランド線GWにトラ綱8
を連結して地上の二人の作業員によって該トラ綱8を引
っ張りながら、前記各アーム3B,2B上の作業員によって
グランド線GWを蹴り出してこのグランド線GWを該各アー
ム3B,2Bの先端から避けるようにしていた。
したがって、前記の移線作業には、少なくともも8人の
作業員を要し、その作業には相当な時間と労力を必要と
していた。しかも、新設の鉄塔の中アーム3B及び上アー
ム2B上にそれぞれ一人づつの作業員を配してグランド線
GWの蹴り出し作業を行なわなければならず、その作業に
は常に危険を伴うものであった。
そこで、本発明は、上記した従来の問題点に鑑み、必要
最小限の作業員により、移線作業時間の大幅な短縮と併
せて、同移線作業を極めて完全に遂行し得る送電線の移
線工法及びその工法に使用される移線用ガイドローラを
提供することを目的としたものである。
(課題を解決するための手段) 上記した目的を達成するために、本発明は、既設の各鉄
塔のアーム間に張架された送電線を該既設の各鉄塔より
高い新設の各鉄塔側に移線する工法であって、新設の鉄
塔のアーム端部に移線用ガイドローラを配設するととも
に、移線すべき送電線の一部に金車を介して引上ロープ
を連結したのち、この引上ロープを前記新設の鉄塔側に
おいて順次引き上げながら、移線すべき送電線を既設の
鉄塔側から新規の鉄塔側に引き上げるに際し、前記移線
用ガイドローラにより前記引上げロープの引き上げ動作
を案内するとともに、前記アーム端部を通過する移線す
べき送電線のかわし動作を案内するようになしたことを
要旨とするものである。
また、上記工法に使用される移線用ガイドローラにあっ
ては、該アーム端部に取付可能なブラケットと、該ブラ
ケットに回転可能に支承されたローラ体とからなり、こ
のローラ体は移線すべき送電線の一部に金車を介して連
結される引上ロープを案内する案内溝部と該移線すべき
送電線を張架姿勢の状態で案内する案内面とを備え、か
つ前記案内溝部と案内面との間には前記金車が通過する
空所を形成したことを要旨とするものである。
(作用) 上記した構成によれば、移線すべき送電線を既設の鉄塔
側から新設の鉄塔側に引き上げるに際し、新設の鉄塔の
アーム端部に移線用ガイドローラを配設して、引上げロ
ープの引き上げ動作を案内するとともに、前記アーム端
部を通過する移線すべき送電線のかわし動作を案内する
ものである。
(実施例) 以下、本発明の一実施例を図面にしたがって詳述する。
まず、本発明の工法に使用される移線用ガイドローラに
ついて説明する。
第2図及び第3図に示すように、移線用ガイドローラ10
は新設の鉄塔1Bの各アーム2B,3B,4Bの先端部下面に取付
け固定される固定ブラケット11と、該固定ブラケット11
の先端に張り出したアーム12A,12B間に装設された支軸1
3と、該支軸13のほぼ両端部にベアリングを介して回転
可能に支承された2個の第1ガイドローラ14,14と、該
第1ガイドローラ14,14の間に配置されて同じく支軸13
にベアリングを介して回転可能に支承されかつ第1ガイ
ドローラ14,14より小径の第2ガイドローラ15とから構
成されている。
この第1ガイドローラ14,14の外周案内面は後述する送
電線WAをその張架姿勢の状態で案内するように構成さ
れ、第2ガイドローラ15はその外周ほぼ中央部に後述す
る引上げロープ5Aを案内するほぼコ字状の案内溝部16が
形成され、そして、第1ガイドローラ14,14の外周案内
面と第2ガイドローラ15の外周との間には後述する引上
げロープ5Aの金車6Aが通過するように空所17が形成され
ている。
つづいて、移線工法について説明する。
第1図に示すように、前述した移線用ガイドローラ10を
新設の鉄塔1Bの各アーム2B,3B,4Bの先端部下面にその固
定ブラケット11を介してボルト等により取付け固定す
る。
そして、既設の各鉄塔1Aのアーム2A,3A,4A間に張架され
た既設の各鉄塔1Aのアーム2A,3A,4Aにそれぞれ張架され
たグランド線GW、上線W1、中線W2、下線W3(以下、総称
して送電線WAという。)において、移線すべき送電線WA
に引上げロープ5Aを取付けた金車6Aを流して該引上げロ
ープ5Aを新設の鉄塔1B側の上部に導くとともに、同、引
上げロープ5Aを前記各アーム2B,3B,4Bの先端部に取り付
けた移線用ガイドローラ10における第2ガイドローラ15
の案内溝部16に挿通する。
次に、既設の鉄塔1A上にあって移線すべき送電線WAを取
り外したのち、該引上げロープ5Aを地上の巻取り装置7
に連繋して該巻取り装置7により吊上げロープ5Aを順次
巻き上げ(吊り上げ)られる。
この吊上げロープ5Aの巻き上げに伴って移線すべき送電
線WAは順次上方に吊り上げられて新設の鉄塔1B上に移線
され、該新設の鉄塔1B上の所定の部位に定置される。
この場合、該吊上げロープ5Aはその巻き上げ動作が第2
ガイドローラ15の案内溝部16によって案内されるととも
に、各アーム2B,3B,4Bの先端部を通過する移線すべき送
電線WAは移線用ガイドローラ10における2個の第1ガイ
ドローラ14,14の外周案内面により案内されながら吊り
上げ上昇されて該各アーム2B,3B,4Bの先端部のかわし動
作がなされるものである。そして、吊上げロープ5Aの金
車6Aも移線用ガイドローラ10における第1ガイドローラ
14,14と第2ガイドローラ15との間の空所17を通過する
ものであるから、その通過に際しては前述した吊上げロ
ープ5Aと第2ガイドローラ15の案内溝部16との挿通状態
を阻害するものではない。
以後、上述のようにして、各送電線WA(グランド線GW、
上線W1、中線W2、下線W3)を順次既設の鉄塔1A側から新
規の鉄塔1B側に移線するものである。
(効果) 以上のように、本発明にあっては、既設の各鉄塔のアー
ム間に張架された送電線等の該既設の各鉄塔より高い新
設の各鉄塔側に移線する工法であって、新設の鉄塔のア
ーム端部に移線用ガイドローラを配設するとともに、移
線すべき送電線の一部に金車を介して引上ロープを連結
したのち、この引上ロープを前記新設の鉄塔側において
順次引き上げながら、移線すべき送電線を既設の鉄塔側
から新設の鉄塔側に引き上げるに際し、前記移線用ガイ
ドローラにより前記引上げロープの引き上げ動作を案内
するとともに、前記アーム端部を通過する移線すべき送
電線のかわし動作を案内するようになしたことにより、
従来行っていた新設の鉄塔の中アーム及び上アーム上に
それぞれ一人づつの作業員を配してグランド線GWの蹴り
出し作業を必要とせず、またトラ綱の引っ張り動作も必
要としないので、大幅な作業人員の削減さらにはその作
業時間の短縮を図り、かつきわめて安全に作業を遂行す
ることができる。
また、上記工法に使用される移線用ガイドローラにあっ
ては、該アーム端部に取付可能なブラケットと、該ブラ
ケットに回転可能に支承されたローラ体とからなり、こ
のローラ体は移線すべき送電線の一部に金車を介して連
結される引上ロープを案内する案内溝部と該移線すべき
送電線を張架姿勢の状態で案内する案内面とを備え、か
つ前記案内溝部と案内面との間には前記金車が通過する
空所を形成したことにより、引上げロープの引き上げ動
作の案内と、前記アーム端部を通過する移線すべき送電
線のかわし動作の案内とを効果的に行うことができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の工法の一実施例を示す説明図、第2図
は移線用ガイドローラを示す一部破断を含む平面図、第
3図は同じく側面図、第4図は移線の概要を示す説明
図、第5図は従来の工法を示す説明図である。 1A;既設の鉄塔 1B;新設の鉄塔 2B;上アーム 3B;中アーム 4B;下アーム 5A;引上げロープ 10;移線用ガイドローラ 14;第1ガイドローラ 15;第2ガイドローラ 16;案内溝部 WA;送電線
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 田辺 研一 愛知県名古屋市名東区引山1丁目103番地 (72)発明者 水上 申二 愛知県名古屋市名東区本郷3丁目177番地 ドリス本郷106号 (72)発明者 杉本 富夫 愛知県豊田市本新町3丁目3番地 (72)発明者 山下 誠 愛知県名古屋市名東区牧の里1丁目1113番 地 チェリス山田101号 (72)発明者 櫻井 靖久 愛知県小牧市三ツ渕2350―24番地

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】既設の各鉄塔のアーム間に張架された送電
    線を該既設の各鉄塔より高い新設の各鉄塔側に移線する
    工法であって、新設の鉄塔のアーム端部に移線用ガイド
    ローラを配設するとともに、移線すべき送電線の一部に
    金車を介して引上ロープを連結したのち、この引上ロー
    プを前記新設の鉄塔側において順次引き上げながら、移
    線すべき送電線を既設の鉄塔側から新規の鉄塔側に引き
    上げるに際し、前記移線用ガイドローラにより前記引上
    げロープの引き上げ動作を案内するとともに、前記アー
    ム端部を通過する移線すべき送電線のかわし動作を案内
    するようになしたことを特徴とする送電線の移線工法。
  2. 【請求項2】新設の鉄塔におけるアーム端部に取付けら
    れる移線用ガイドローラであって、該アーム端部に取付
    可能なブラケットと、該ブラケットに回転可能に支承さ
    れたローラ体とからなり、このローラ体は移線すべき送
    電線の一部に金車を介して連結される引上ロープを案内
    する案内溝部と該移線すべき送電線を張架姿勢の状態で
    案内する案内面とを備え、かつ前記案内溝部と案内面と
    の間には前記金車が通過する空所を形成したことを特徴
    とする移線用ガイドローラ。
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