JPH0785970B2 - 車両用ドア及び車両用ドアにおけるシール部材の調節方法 - Google Patents

車両用ドア及び車両用ドアにおけるシール部材の調節方法

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JPH0785970B2
JPH0785970B2 JP63213490A JP21349088A JPH0785970B2 JP H0785970 B2 JPH0785970 B2 JP H0785970B2 JP 63213490 A JP63213490 A JP 63213490A JP 21349088 A JP21349088 A JP 21349088A JP H0785970 B2 JPH0785970 B2 JP H0785970B2
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スティーヴン・ダグラス・ヘリングショウ
ロバート・ジェフリー・ゼフィー
ポール・ジョージフ・バチェルダー
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ザ・バッド・コムパニー
アイティーティー・コーポレーション
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    • B60JWINDOWS, WINDSCREENS, NON-FIXED ROOFS, DOORS, OR SIMILAR DEVICES FOR VEHICLES; REMOVABLE EXTERNAL PROTECTIVE COVERINGS SPECIALLY ADAPTED FOR VEHICLES
    • B60J5/00Doors
    • B60J5/04Doors arranged at the vehicle sides
    • B60J5/0412Lower door structure
    • B60J5/0416Assembly panels to be installed in doors as a module with components, e.g. lock or window lifter, attached thereto

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  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Automobile Manufacture Line, Endless Track Vehicle, Trailer (AREA)
  • Window Of Vehicle (AREA)
  • Seal Device For Vehicle (AREA)
  • Lock And Its Accessories (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 <産業上の利用分野> 本発明は車両用ドア、特に陸上車両用ドア、及びかかる
車両用ドアにおけるシール部材の調節方法に関する。
<従来技術> 従来の車両用ドアは、基台上で、オンライン組立工程に
よって一連の段階を経て製造されている。主ドアユニッ
トは、通常の場合、内側パネルを形成する比較的薄肉
の、即ち約0.03インチ(約0.8mm)程度の金属型打加工
材(metal stamping)を有している。この内側パネルの
縦方向に延長するフランジ部分には、一般にイントルー
ジョン・ビーム(intrusion beam)と呼ばれる耐衝撃バ
ーが熔接されている。外側の化粧パネルないしスキン
が、内側パネルの周縁を取り囲むように取り付けられて
いる。主ドアユニットの下方部は中空キャビティとさ
れ、内側パネルのこの部分には複数のアクセス開口が形
成されている。
通常の場合、内側パネルを補強することが必要とされ、
例えばヒンジが取り付けられる内側パネルの側端部を補
強することが必要である。主ドアユニットは該ヒンジを
介して車両に支持され、車両の他の部分と共に塗装され
得る。
窓自動開閉機構やドアラッチ機構等を含む各種のドア・
ハードウエアが内側パネルに取り付けられる。この取付
は、内側パネルに形成されたアクセス開口から部品を操
作する、作業者の手作業によって行われる。ドアが完成
した後、通常の場合、窓自動開閉機構やドアラッチ機構
が正常に作動することを確認するための試験が行われ
る。
<発明が解決しようとする課題> 上記したような従来の車両用ドア並びにその製造法には
幾つかの問題点が存在する。第1に、ドアハードウエア
の取付作業が内側パネル内の比較的小さなアクセス開口
を通じて行われるため、長時間を要しまた正確な作業を
期し難いことである。このため、ドア・ハードウエアの
設置がしばしば不適切となっていた。不幸にして、窓自
動開閉機構やドアラッチ機構の正常な作動を確認する最
終試験は、ドア塗装が完了し、ドア組立に要求される全
ての労力が終了した後に、始めて可能とされる。ドア・
ハードウエアの設置状態が不適切なために補修が必要と
なった場合、内側のトリムパネルを取り外し、狭いアク
セス開口から部品を操作し、必要に応じて該部品を取り
外し、交換し或は配置し直すと言った面倒な作業を行わ
なければならない。外側パネルは内側パネルに固定され
るので、車両の外側からドア・ハードウエアに対してア
クセスすることは不可能である。
従来の車両用ドア構造は比較的重量であって、その製造
に数多くの異なる工程を必要としていた。即ち既述した
工程に加えて、重いスチール製の補強板を用いて比較的
薄肉である内側パネルを補強する必要が一般にあった。
これは重量と製造コストを増大させる。またドア・ハー
ドウエアの部品類はブラケットその他の多数の取付部品
と共に内側パネルに設置されるため、組立公差(assemb
ly tolerances)を満たすことが困難な場合がある。よ
り多くの部品が用いられる場合には、組立完成品に対す
る全体的な(overall tolerance)を満たすことがより
困難となり、また多数の部品の使用に伴う棚卸の間接費
やその他の問題が生ずることは言うまでもない。
窓ガラスを嵌入するガラス窓枠(glass track)におい
ては、その嵌入溝部(channel section)の半分が窓ガ
ラスの外側に配置されている場合がある。この場合窓ガ
ラスを車両の他の部分と同一面上に配置することが不可
能となるが、これは車両のデザイン上好ましいとは言え
ない。加えて、典型的なガラス窓枠の構造は殆ど調整の
きかないものである。実際、メーカーやディーラーにお
いて、引き材(lumber)をレバーとして用いガラス窓を
無理やり曲げて変形させ、車体の他の部分と適切に整列
させるようなことが行われている。勿論、このような手
法は非常識であり、労力を要し、ドアの構造や部品に損
傷を与えかねない。
ドア組立の最も重要な観点の一つは、周囲の車体部分と
適切に面一に整列させることである。残念ながら、従来
のドア構造は極めて限定された範囲の調整を許容するの
みであった。これは通常の場合ドアのヒンジによって与
えられる。多くの場合、ヒンジに対するアクセスは容易
ではなく、また全ての方向において十分な範囲の調整を
可能とするものではない。ヒンジ調整は概して時間を要
し、また調整誤差を伴う。
<課題を解決するための手段> 本発明は上記した従来技術の欠点の幾つかを解消するこ
とを目的とする。
即ち、本発明は、外側ドアパネルと、上記外側ドアパネ
ルの内側に取り付けられる内側ドアパネルと、ドアを他
の車体部分に対してハンドル操作により開閉可能とする
ドア開閉機構とを有する車両用ドアにおいて、上記ドア
開閉機構が上記内側ドアパネルに取り付けられ、上記ド
ア開閉機構のハンドルをドアの外側から操作可能とする
ための開口が上記外側ドアパネルに形成されていること
を特徴としている。
また、本発明の異なる観点による車両用ドアは、中央に
開口を有し、車両の長さ方向軸に対して略平行に延長す
る内側面と該内側面の前端及び後端から外方に延長する
前壁及び後壁を有してなる内側ドアパネルと、上記内側
ドアパネルの外側において上記前端及び後端の間に架設
される補強ビームと、その外側面が上記補強ビームの外
側において車両の長さ方向軸に対して略平行に延長する
よう、上記内側ドアパネルの外側に取り付けられるハン
ドル・ハウジングと、上記補強ビームに取り付けられる
ドア開閉機構と、上記ドア開閉機構にリンクを介して接
続され、上記ハンドル・ハウジングの外側面に枢着され
るドア開閉操作のためのハンドルと、上記内側ドアパネ
ルの外側に取り付けられる外側ドアパネルと、上記外側
ドアパネルと上記ハンドル・ハウジングとの間に配設さ
れるシール手段と、を有してなり、上記外側ドアパネル
には、上記ハンドル・ハウジングより小さく上記ハンド
ルより大きな開口が形成されて、上記ハンドルをドアの
外側から操作可能としていることを特徴とする。
更に異なる観点による本発明の車両用ドアは、比較的薄
い金属シート材より成る前方、後方、頂部及び底部の脚
部を有し、これらにより車両におけるドア開口に密実に
嵌着され得る可撓性周枠を提供する内側ドアパネルと、
上記脚部に装着され、車両におけるドア開口を形成する
フレームと共働するシール部材と、上記内側ドアパネル
よりも剛性である材料より成る前方、後方及び頂部の脚
部を有し、上記内側ドアパネルに装着される窓枠部材と
を有し、上記窓枠部材は、上記内側ドアパネルの頂部脚
部と底部脚部との中間において前方脚部と後方脚部との
間に延長している軸を中心として該内側ドアパネルに関
して限定的に回動し得るように該内側ドアパネルに装着
され、該窓枠部材はその頂部脚部が該内側ドアパネルの
頂部脚部に嵌合され、また上記軸と頂部脚部との間に位
置する前方脚部と後方脚部とが該内側ドアパネルの前方
脚部と後方脚部とに夫々嵌合されて装着されており、且
つ上記窓枠部材の前方脚部と後方脚部の少なくとも一方
の下端が調節可能な締着手段によって上記内側ドアパネ
ルに取り付けられており、かくして上記窓枠部材は上記
軸を中心として枢動可能であり、従って該枢軸から頂部
脚部までの上記内側ドアパネル脚部の部分は車体に関し
て位置調整が可能であり、また、上記窓部材の前方脚部
と後方脚部の上記少なくとも一方の下端を締着すること
によって上記位置調整された内側ドアパネルを固定する
ことができるものであることを特徴としている。
また、本発明による車両用ドアにおけるシール部材の調
節方法は、車両のドア開口に適合された形状を有する比
較的薄い金属型抜シート材より成る内側ドアパネルを準
備し、上記内側ドアパネルに適合された形状を有するよ
り剛性の材料より成る窓枠部材を準備し、上記内側ドア
パネルの内周面の回りに介装されるシール部材を準備
し、上記内側ドアパネルの頂部と底部との中間に位置さ
れる軸を中心として上記窓枠部材が若干の枢動を許容さ
れるよう、該窓枠部材を該内側ドアパネルに装着し、且
つこれら内側ドアパネルと窓枠部材とを車両のドア開口
に装着し、上記窓枠部材を上記軸を中心として枢動さ
せ、これにより上記内側ドアパネルの上方部分を車両の
ドア開口に対して相対移動せしめ、もって上記シール部
材を調節すると共に該調節が完了した後に該窓枠部材の
一端を該内側ドアパネルに固定する、ことを特徴として
いる。
<作用> 内側ドアパネルは、車体のドア開講に適合した周枠を与
える脚部を有する。補強ビームが内側パネルの対向する
脚に固定され、ドアに関連する様々な機器類を操作する
ためのハードウエアを支持する。ドアヒンジ・アセンブ
リとドアロック・アセンブリが内側パネルとイントルー
ジョン・ビームに取り付けられ、衝撃荷重が車体に伝搬
される。
窓は、内側パネルの外周面側においてこれに嵌着された
窓枠部材によって支持される。窓の開閉動作を案内する
ための適当な案内手段が内側パネルの外周面側に配置さ
れる。この構成により、窓は車体の外側スキンと略面一
に配置される。
窓枠部材は内側パネルよりも剛体であって、始めに内側
パネルに取り付けられてベルトライン上の軸を中心とし
て若干の枢動が許容される。従って、窓枠部材の上方部
分と共に内側パネルを枢動させることにより、内側パネ
ルの位置を車体に対して調整してそれらの間に介装され
たシール部材を介して密着フィットさせることができ
る。
ハンドルを含むドアラッチ手段は完全に内側パネルに取
り付けられるので、ドアラッチ・ハードウエアの取付及
び試験を、外側パネルを内側パネルに装着する前に、オ
フラインにて行うことができる。外側パネルにはハンド
ルに対応する開口が形成されているので、外側パネルを
内側パネルに装着した後もユーザーがハンドルを操作す
ることが可能である。
好ましくは、ドアラッチ・ハードウエアは、外側パネル
及び内側トリムパネルを除くドア部分の多くを含むモジ
ュールに組み込まれる。これにより、ドア部分の全てを
オフラインで試験することが可能となり、またモジュー
ルは従来公知のオンライン組立工程において容易に装着
することができる。更には、作業者にとって従来行って
いたような内側パネル内のアクセス開口から個々の部品
を操作するといった面倒な操作が必要でなくなるため、
ドア・ハードウエアの内側パネルに対する取付が極めて
容易になされ得る。また、上述したようにドア・ハード
ウエアの最終試験を外側パネルの取付前にオフラインで
行うことができるので、部品の交換が必要となった場合
にもこれを容易に行うことができる。車両が工場から出
荷された後に修理が必要となった場合、外側パネルを取
り除くことによってドア・ハードウエアの部品に対する
アクセスが容易に得られる。ドア・ハードウエアに対す
る作業は車両の外側から行うことができ、作業効率に優
れる。
更に、外側スキンを内側パネルに取り付けるための手段
が提供される。即ち、内側に突出する螺刻締具を複数有
する取付板が外側スキンの内周側に取り付けられる。外
側スキンと取付板とより成るサブアセンブリは、既に車
両に装着されている内側パネルに対して仮位置決めされ
る。締具の螺刻軸部が内側パネルに形成された細長いス
ロットに挿通される。そして、このサブアセンブリを、
隣接する車体部分に対して厳密に面一となるように配置
する。ドアを閉めた状態で、車両の内側から内側パネル
に対して締具の位置を固定することにより、外側パネル
が上記面一状態に位置決めされる。
更に、本発明のドアは、窓ガラスをドア底部から容易に
引き抜くことができるよう構成されているので、修理や
交換の作業が容易である。
<実施例> 本発明の一実施例による車両用ドア10は、第1図から明
らかなように、3つの主要部、即ち主ドア・モジュール
12,外側スキンないしパネル14及び内側トリムパネル16
を有する。本発明の多くの特徴はドア・モジュール12に
関する。ドア・モジュール12は一体的なユニットとして
構成され、このユニットには窓自動開閉機構やドアロッ
ク機構等のドア・ハードウエア類の全てが既に装着され
ている。図示されるように、ドア・ハードウエアの取付
及び試験は該モジュールを車両製造者に出荷する前にオ
フラインで容易に行うことができる。車両製造者は、車
体の他の部分と同時に外側スキン14を塗装し、次いでド
ア・モジュール12を車体に取り付け、最後に外側パネル
14と内側トリムパッドもしくはパネル16を装着する。
以下にドア10の構造と組立をより詳細に説明する。
1)イントルージョン・ビームとハードウエアと電気制
御の取付 主ドア・モジュール12は比較的薄肉、即ち約0.03インチ
(約0.8mm)の金属型抜加工材より成る内側パネル18を
有し、その形状は関連する車体のドア開口の形状に対応
している。ここに示す実施例では、フレームは、外側パ
ネル14と内側トリムパネル16とを受容する概して方形状
の下方部分と、窓126及びそれに関連する案内枠とシー
ル部材とを受容する概して台形の上方部分とを提供して
いる。これらフレームの上方部分と下方部分との交線は
一般にベルトラインと呼ばれる。ベルトラインの下方に
おいて、内側パネル18は前方及び後方の下方脚部ないし
側面部20,22を有しており、これらは底脚部24によって
連結されている。ここで脚部20,22は概してL字形の断
面形状を有している。L字形をなす一方の脚部は縦方向
に延長する周面をなしており、即ち内側トリムパネル16
に近接して延長し、車両の軸に概して平行であり、また
他方の脚部は概して車両軸を横切る方向に外側スキン14
に近接する位置まで延長している。かくしてフレーム
は、外側スキン14に近接する自由端と、内側トリムパネ
ル16に近接する位置にて脚本と交差する端部とを有して
いる。使用に際して、前方の下方脚部20は車両の前方ド
アポスト(Aポスト)に近接し、後方の下方脚部22は車
両の後方ドアポスト(Bポスト)に近接し、底脚部24は
車両の底床に近接する。
前方の下方脚部20の上端において金属型抜加工材は車両
の後方ドアポストに向けて一定角度に曲げられて上方前
脚部26とされ、また、後方の下方脚部22の上端において
金属型抜材は上方に延長する上方後脚部28とされる。上
方脚部26,28は頂脚部30(第3図参照)によって連結さ
れている。これら脚部26,28,30は概してU字形の断面形
状を有し、下方脚部の縦方向に延長する周面に概して平
行である連結脚と、この連結脚から同一方向に延長して
下方脚部の横断脚となる一対の脚とを有している。
ドアを補強し、衝突時の衝撃力を緩衝するために、イン
トルージョン・ビーム32が配備されている。本発明によ
るイントルージョン・ビームは概して台形の平面形状を
有し、前方フランジ36と後方フランジ38とを有する比較
的剛性の大きい金属シート・ウエブ34から成っている。
このウエブは、前方フランジ36側の大径部から後方フラ
ンジ38側の小径部を向けてテーパ状に形成され、このた
め前方フランジ36は後方フランジ38よりも長くなってい
る。ウエブ34には種々の開口部が形成され、これによっ
て軽量化を図り、或はラジオスピーカやその他ドアに設
置される部品類の取付を可能にしている。
イントルージョン・ビーム32は、内側パネルの開放面、
即ち外側スキン14及び自由端が位置する側から取り付け
ることができる。前方フランジ36は前方の下方脚部20の
横断脚に取り付けられ、後方フランジ38は後方の下方脚
部22の横断脚に取り付けられる。これらフランジ36,38
の脚部20,22に対する取付は適当な締着手段によって行
うことができるが、図示された好ましい実施例において
は“TOG−L−LOC"(アメリカ合衆国ミシガン州マリス
ヴィルのBTM社の商標)として知られているシステムが
用いられており、これは第5図に示すように金属シート
材を嵌合凹部に打ち込み固定するものである。
イントルージョン・ビーム32が内側パネル18に固定され
ると、フレームによって形成された概して方形状の下方
開口35を横切ってウエブ34が延長し、この状態でウエブ
34は外側自由端よりもL字形枠体の脚体が交差する内側
端により近接して位置している。換言すれば、ウエブ34
は、脚部20,22の縦方向に延長する周面と内側トリムパ
ネル16に近接して配置される。これは、イントルージョ
ン・ビームが外側スキン14に近接している従来の配置と
は異なっている。本発明においては通常の場合よりもイ
ントルージョン・ビームが外側スキン14から遠くに配置
されているので、自動車安全基準(Mortor Vehicle Saf
ety Standard)No.214(49 CFR 571.21)を満たすため
に、該イントルージョン・ビーム32は従来のビームより
も大きな強度が要求される。
内側パネル18にはドアヒンジ・アセンブリ40,40の部分
とドアラッチ・アセンブリ42の部分が備えられている。
衝撃荷重を車体のAポスト及びBポストに伝えるため
に、ドアヒンジ・アセンブリ40,40は前方フランジ36近
くの前方の下方脚部20に取り付けられ、内側パネル18と
イントルージョン・ビーム32の双方に連結されなければ
ならない。ドアが車両内に装着されるとき、ドアヒンジ
・アセンブリ40,40はAポスト上の対応するヒンジ・ア
センブリと共働する。衝撃荷重はイントルージョン・ビ
ーム32,ドアヒンジ・アセンブリ40,40及びそれらの対応
するヒンジ・アセンブリを介してAポストに伝達され
る。同様に、ドアに支持されたドアラッチ・アセンブリ
42が、車両のBポスト上に支持された対応するドアラッ
チ・アセンブリと共働する。ドアラッチ・アセンブリ42
はイントルージョン・ビーム32の後方フランジ38に固定
され、衝撃力を車体のBポストに伝搬する。第3図に明
示されるごとく、ウエブ34の部分44,46と後方フランジ3
8は夫々屈曲されて開口48を形成し、この開口の中にド
アラッチ・アセンブリ42が挿入される。ドアラッチ・ア
センブリ42はドアラッチ機構が収容された箱形部材とし
て図示され、適当な締着手段によってウエブ部分44と後
方フランジ部分46とに固定される。図面には更に外側及
び内側のリング部材43,45が示され、これらリンク部材
によってドアラッチ・アセンブリ42を外側ハンドル212
と内側ハンドル(図示せず)とに夫々連結するよう構成
されている。パワーロック機構が内蔵される場合には、
これを操作するための配線が更に施される。
ウエブ34が内側トリムパネル16に近接して配置される
と、イントルージョン・ビーム32はドアに関連する操作
ハードウエアを有利なモジューラー配置で支持すること
ができる。ウエブ34には、締具53を螺合させ、窓開閉駆
動用の扇形歯輪(drive sector)52とモータ54とを夫々
イントルージョン・ビーム32に取り付けるために用いら
れる適当な開口50,51が形成されている。扇形歯輪52は
ドアの窓126を開閉するために用いられる従来型のもの
である。モータ54はこの扇形歯輪52を駆動して窓開閉を
制御するが、このモータに代えて手動のクランク・アセ
ンブリを採用し得ることを理解されたい。更にイントル
ージョン・ビーム32には、パワー・ウインド、パワー・
ドアロック、電動ミラー等を操作するための電気制御パ
ネルが配置され得る。この目的のために、ウエブ34面か
ら内側トリムパネル16側に延長するオフセット・トレイ
(offset tray)56が形成されている。電気制御パネル
(図示せず)はトレイ56の底面に固定され、内側トリム
パネル16はトレイ56の金属材を被覆する布張りその他の
化粧を有している。最後に、内側ドア・ハンドル(図示
せず)がウエブ34に取り付けられて、全ての操作ハード
ウエアのイントルージョン・ビーム32に対する取付が完
了する。
配線具(wire harness)58が更にドア・モジュール12に
関連して用いられ、ドアにおける全ての電気装置を車両
の配線具に、また車両における動力源に接続している。
従来のものと同様に、配線具58は前方の下方脚部20に形
成された開口を挿通している。この配線具58は、電気装
置との電気的接続を達成するための適当なコネクタを有
している。
窓とそれに関連する案内枠及びシール部材、外側のハン
ドル、及びハウジングもまた後述するようにして内側ド
アパネルに取り付けられ組み立てられる。更に、外側ス
キン14と内側トリムパネル16が後述するようにして取り
付けられる。
2)窓、窓枠及びシール部材 第1図、第4図、第9図及び第10図に窓、窓枠及びシー
ル部材のアセンブリが明示されており、これらのアセン
ブリは外側スキン14とそれに隣接する車体の側面とに関
してほぼ面一状態に窓126を取り付けることを可能なら
しめるように配置されている。このアセンブリ配置に
は、比較的剛性である(即ち内側パネル18もりも剛性で
ある)金属体より成る内側パネル18と密着係合するよう
な形状に曲成された窓枠100が含まれている。即ち、窓
枠100は、前記した脚部20,22に対応する前方及び後方の
下方脚部102,104と、脚部26,28に対応する前方及び後方
の上方脚部106,108と、頂脚部30に対応する頂脚部110と
を有しているが、内側パネル18の底脚部24に対応する部
分は開放されている。この窓枠100が内側パネル18に密
着係合されると、脚部106,108,110は夫々対応する内側
パネルの脚部26,28,30に係着される。この実施例では、
内側パネル18の脚部20,26に境界近くにミラー取付ガセ
ット(mirror mounting gusset)27が形成されている。
そして、脚部102は内側パネルの脚部20と係合せずに、
このミラー取付ガセット27の内側自由端29にほぼ一致す
る直線に沿って延長している。これは、第1図に明らか
なように、窓126がガセット27を横切って延長すること
なく、その自由端29を側端とするためである。当然、窓
枠100の脚部106はその対応する内側パネルの脚26よりも
短くなっている。窓枠脚102の下端にはブラケット103が
配設され、これは第4図に示される地点105にて内側パ
ネル18に固着される。
脚部102,104,106,108,110は略断面U字形状を有してお
り、その連結脚が略U字形脚部26,28,30の連結脚及びL
字形脚部20,22,24の縦方向に延長する周面に隣接してい
る。U字形断面形状をなす略平行の脚のうちの外側の一
つはL字形フレームの横断脚に隣接している。窓枠100
は第1図及び第9図に示すように内側パネル18に嵌着さ
れ、この状態においてその断面の開放面はドアの外側ス
キン14の方に面している。
上述のように脚部の断面は幾分U形をなしており、これ
は第4図に明示されている。脚部102と104の実際の形状
は同一であり、この形状は第9図に及び第10図に明示さ
れている。これら脚部は後壁110と一対の平行な側壁11
2,114とを有している。後壁110は略U字形の脚部28の連
結壁から離隔している。後壁110から離れた一端におい
て、側壁114には内側に突出する前壁118が形成され、こ
の前壁と側壁112から延長する前壁116との間に開口120
が形成されている。前壁116は既述した“TOG−L−LOC"
連結によって内側パネル18に締着され、窓枠100とフレ
ーム18の上方脚部に係着させる。前壁118を越えて延長
している側壁114の延長部分もまた同様に脚部26,28に係
着される。明らかなように、窓枠100の下方後脚104は固
着されずに、後述する一定の取付調整範囲を許容してい
る。
シール部材122は窓枠100と内側フレーム18とに取り付け
られる。シール部材122は造型ゴムより成り、脚部28の
側壁部と窓枠100の前壁116の端部を囲繞するように配置
される。シール部材122と一体に形成されたシール・フ
ィンガ(sealing finger)124は第9図に仮想線で示す
ように橈んで窓ガラス126の内面に係接する。第10図に
示すように、シール部材122はベルトラインを越えて下
方には延長しない。
更に第9図及び第10図を参照して、A及びBポストに隣
接する窓126の端部には、一対の離隔した脚134,136とそ
れら脚を連結する脚138とが形成されたクリップ部材132
が支持されている。脚134は窓126の内面に係接し、脚13
6は同じく窓126の内側に位置するが脚138によって窓か
ら離隔配置されて軌条を形成している。シール部材131
に被覆された窓枠100の前壁118は脚134と136との間に挿
入され、かかる構成によって窓の開閉動作を案内してい
る。即ち前壁は案内レールとして働く。脚136には従来
公知の緩衝部材を接着させることが好ましい。
イントルージョン・ビームは内側トリムパネル16に近接
しているので、前壁ないし案内レール118は外側スキン1
4の側に配置される。窓枠100と窓126との間の案内手段
がこのようにして配置されるので、窓は内側パネル18の
自由端を越えて延長して外側スキン14と略面一に配置さ
れる。案内手段(案内レール118及び壁134と136との間
に形成される軌条)のいかなる部分も、窓126の外面に
まで延長してはいない。
3)外側ハンドル・ハウジング及びその取付 第3図及び第11図を特に参照して、型抜金属シートのハ
ウジング200が内側パネル18に取り付けられ、その外面2
02がフレーム脚22の外側自由端に近接して配置される。
好ましい実施例においては、ハウジング200は略U字形
をなし、外面202と平行に延長する後壁204を有してい
る。そして後壁204と外面202とを連結する架橋部205を
有している。後壁204と連結部205とは、既述した“TOG
−L−LOC"システムによって、ベルトライン補強部材21
0と内側パネル18の脚22とに締着されている。
ハンドル・アセンブリは、第11図に示すように、ハウジ
ング200の外面202に締具201によって取り付けらた外側
斜面(outer bezel)218を含んでいる。このアセンブリ
の有するハンドル212は、リンク43に連係されピン213に
枢着されている。ハンドル212が持ち上げられたとき、
ピン213によってリンク43が作動されて、ドアラッチ・
アセンブリ42を解放する。外側スキン142には適当なシ
ール材214を有する開口215が配設され、ドアが完全に組
み立てられたときにハンドル212に対するアクセスを可
能にしている。
4)窓枠の調整 第3図、第4図及び第6図を再び参照して、窓枠100は
組立中において、またその後にも、調整が可能なように
配置されているので、内側パネル12の内面と車体のドア
開口との間に介装された車体シール140を調整して密着
フィットを確実ならしめることができる。かかる密着フ
ィットは車両運転中における騒音を軽減しまた水密とす
るために重要である。
第6図に示すように、シール140は脚部20,22,24,26,28,
30の内面の回りに配置される。シール140はドアまたは
ドア・フレームのいずれかに取り付けられ得る。それは
通常の場合中空の軟質ゴムの形状であって、ドアが閉め
られたときにドアと車体との間において圧縮される。ド
アと車体との間において若干の調整を許容して密着フィ
ットを確実ならしめることが望まれる。これは窓126の
近くでのドアと車体との間の連結において特に重要であ
る。0.04〜0.08インチ(約1〜2mm)程度の調整で、密
着フィットされた連結及び車室内における騒音の軽減を
もたらすことができる。
かかる調整を可能にするために、窓枠100は、車体(内
側トリムパネル16近くの内側パネル18の側面)に向けて
或はそこから離れるように枢支されてドア・モジュール
12の上部とと車体との間のフィット状態を調整すること
ができるように、内側パネル18に取り付けられている。
窓枠100の上部は内側パネル18の内側に配置され、適当
な締具によってこれに定着されている。最下端における
締具が符号142として図示されている。一般に、この連
結はドアのベルトラインにおいて行われ、或は脚部20と
26,102と106,22と28,104と108との連結部よりも僅か下
方において行われる。この連結は第5図に示すのと同様
の手段或はその他の手段によって行うことができ、いず
れにしても締具142を中心として窓枠100が若干回動する
ことが許容される。窓枠脚102がスタンドオフ・ブラケ
ット(stand off bracket)103を介して同様にパネル18
に固定される。脚104は、しかしながら、図示されると
ころから明らかなように調整可能であって、上方ドア部
分を所定位置にロックする。
窓枠100と内側パネル18がこのようにして締着される
と、第6図に示すように、窓枠100の脚部106,108,110は
連結部142を中心として車体に近付く方向に或は逆に車
体から遠ざかる方向に回動することが許容される。窓枠
100は内側パネル18よりも剛体であるので、内側パネル
は窓枠と共に回動し、同一方向を向く。この回動は、ド
アの上方部分と車体との間に適切な空間が得られるまで
続けられる。この目的のために、下方窓枠脚(ここでは
脚104)の少なくとも1つの自由端にブラケット144が備
えられ、このブラケットの円孔146はイントルージョン
・ビーム32に突設されたタブ150内のスロット148と整列
している。締具152の螺刻軸部はブラケット144の円孔14
6とタブ150のスロット148を挿通し、ナット153で締着さ
れる。スロット148の指向する方向によって下方軌条脚1
04が動かされ、シール140に関する所望の調整が得られ
るまで上方ドア部分を回動させることができる。この
後、ナット153を締め付けてドアの所望位置を維持す
る。
5)外側スキンパネルの調整 第1図、第3図第7図及び第8図を特に参照して、取付
板250が外側スキン14の内側に取り付けられる。好まし
くは、第7図に示すように、スキン140はその端部を折
り返して取付板250に取り付けられる。取付板250は横方
向に延長する側壁252を有し、それは内側パネル18の側
壁の部分254と合致している。取付板250は、その縦方向
に延長する面256が外側スキン14と間隔を置きながら平
行に延長するように、構成されている。
取付板250の四隅近くには複数の長孔258が配置されてい
る。第3図に明示されているように、内側パネル18にも
同様にその四隅近辺に複数の長孔260が形成され、これ
ら長孔は取付板250における長孔258に概して整列するよ
う配置されている。長孔258は長孔260の延長する方向に
対して概して直交する方向に延長している。
螺刻された締具262が長孔の各対に設けられている。各
締具262は螺刻軸部264と、板面256とドア・スキン14と
の間のスペースに位置される膨径頭部266とを有する。
軸部264は内側パネル18内の長孔260を挿通してナット26
8によって位置決めされる。
外側スキン14を内側パネル18から引き離すように圧力を
加えるための配慮がなされており、本実施例においては
締具262の軸部264を包囲する圧縮スプリング270によっ
てこの配慮が実現されている。圧縮スプリングは図示の
ごとくあたかも蛇腹のように様々な形状を取ることがで
きる。
本発明方法によれば、第2図に示すように、ドア・モジ
ュール12が予備的に組み立てられて車両メーカーに出荷
される。同様に、外側スキン14が予備的にその取付板25
0に組み込まれて車両メーカーに出荷される。スキン14
と車両が次いで塗装される。次いで車両メーカーによっ
てドア・モジュール12が車両に取り付けられる。
外側スキンと取付板との予備的組立体−サブアセンブリ
ーを取り付けるために、このサブアセンブリは、車両に
既に取り付けられている内側パネル18と概ね整列するよ
うに位置決めされる。締具262の軸部を内側パネル18内
のスロット260に挿通させる。作業者は、次いで車両の
外側から、ドアを閉めた状態において外側スキンが隣接
する車体部と正確に面一となるように外側スキンを操作
する。次に、ドアを閉めた状態を維持しつつ、車両の内
側からナット268を締め付けて外側スキンを当該所定位
置に固定する。圧縮スプリング270によって業界におい
て“Z"方向として知られている方向における微調整が可
能とされる一方、スロット258と260の形状は外側スキン
の水平方向及び垂直方向における調整を可能にしてい
る。圧縮スプリング270は当初外側スキン14を内側パネ
ル18から一定距離だけ離隔させるためのスタンドオフ
(standoff)として効果的に働く。ナット268を締め付
けることにより、スタンドオフ270はそれによって圧縮
され、外側スキンを必要なだけ引き寄せて隣接する車体
部と面一にすることを可能ならしめる。
外側スキンの調整が完了した後、複数の周辺ネジ272を
内側パネル18の側面254と取付板250の側面252との間に
挿入することによって、ドア構造が完成する。その後、
内側トリムパネル16がドア・モジュール12の内側に取り
付けられる。
6)ドア底部からの窓ガラスに対するアクセス 第1図及び第6図を特に参照して、内側フレーム18の下
方脚24は切欠部300を有している。切欠部300は窓ガラス
126よりも幅広であり、窓枠100の底部と概して整列して
いる。取付板250の下方には内側に延長する延長部302が
形成され、それは切欠部300よりも僅かに大きいように
寸法付けられている。結果として、外側スキンと取付板
とのサブアセンブリが上述のようにドア・モジュール12
に取り付けられたときに、切欠部300が延長部302によっ
て被覆される。
窓ガラス126の補修或は交換が必要となった場合、その
作業は極めて容易である。外側スキンと取付板とのサブ
アセンブリをドア・モジュール12から取り外せば、窓ガ
ラス126とその支持ブラケット304を扇形歯輪52から取り
外すのは容易であり、窓枠100の下方部に沿って下方に
引き抜くことにより切欠部300から離脱することができ
る。新たな窓ガラスに交換する作業はこの逆の作業工程
によって容易である。
<発明の効果> 上記したように、本発明によれば従来公知のドア構造に
比べて格段に優れた利点をもたらすことができる。その
一つは、ドアの主要部の組立及び試験を効率的にオフラ
イン(off line)で行うことができることである。本発
明の他の特徴は、良好なフィット状態を提供するために
必要な範囲の調整を行い得るドアが提供されることにあ
る。他の利点は明細書及び図面から当業者には明らかと
なろう。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明によるドアを示す開裂斜視図、第2図は
第1図に符号Aで示されたドア・モジュールの製造工程
を概略的に示すフローチャート、第3図は窓サブアセン
ブリを除くドア・モジュールを示す開裂斜視図、第4図
は窓アセンブリを含むドア・モジュールを示す開裂斜視
図、第5図は金属シート部分を連結する好ましい手法を
示す第1図5−5線による部分断面図、第6図は本発明
による窓枠調整手段を示す第1図6−6線による単純化
された断面図、第7図は本発明によって外側パネルをド
ア残部に対して調整する手法を示す第6図7−7線によ
る部分断面図、第8図は第7図8−8線による断面図、
第9図はベルトライン上の窓ガラス枠とシールを示す第
1図9−9線による部分断面図、第10図はベルトライン
下方の窓ガラス枠とシールを示す第1図10−10線による
部分断面図、第11図は第1図11−11線による部分断面図
である。 符号の説明 10……ドア、12……ドア・モジュール、14……外側スキ
ン、16……内側トリムパネル、18……内側パネル、32…
…イントルージョン・ビーム、34……ウエブ、窓枠……
100、窓……126
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 ロバート・ジェフリー・ゼフィー アメリカ合衆国、ミシガン州 48098、ト ロイ、エメラルド・レイク・ドライヴ 6484 (72)発明者 ポール・ジョージフ・バチェルダー アメリカ合衆国、ミシガン州 49201、ジ ャクソン、トリニティー・レーン 1944 (72)発明者 フランシスコ・ザビエル・ブレンター アメリカ合衆国、ミシガン州 48105、ア ン・アーバー、ウィンストン・ドライブ 1215

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】外側ドアパネルと、上記外側ドアパネルの
    内側に取り付けられる内側ドアパネルと、ドアを他の車
    体部分に対してハンドル操作により開閉可能とするドア
    開閉機構とを有する車両用ドアにおいて、上記ドア開閉
    機構が上記内側ドアパネルに取り付けられ、上記ドア開
    閉機構のハンドルをドアの外側から操作可能とするため
    の開口が上記外側ドアパネルに形成されていることを特
    徴とする車両用ドア。
  2. 【請求項2】中央に開口を有し、車両の長さ方向軸に対
    して略平行に延長する内側面と該内側面の前端及び後端
    から外方に延長する前壁及び後壁を有してなる内側ドア
    パネルと、 上記内側ドアパネルの外側において上記前端及び後端の
    間に架設される補強ビームと、 その外側面が上記補強ビームの外側において車両の長さ
    方向軸に対して略平行に延長するよう、上記内側ドアパ
    ネルの外側に取り付けられるハンドル・ハウジングと、 上記補強ビームに取り付けられるドア開閉機構と、 上記ドア開閉機構にリンクを介して接続され、上記ハン
    ドル・ハウジングの外側面に枢着されるドア開閉操作の
    ためのハンドルと、 上記内側ドアパネルの外側に取り付けられる外側ドアパ
    ネルと、 上記外側ドアパネルと上記ハンドル・ハウジングとの間
    に配設されるシール手段と、を有してなり、 上記外側ドアパネルには、上記ハンドル・ハウジングよ
    り小さく上記ハンドルより大きな開口が形成されて、上
    記ハンドルをドアの外側から操作可能としていることを
    特徴とする車両用ドア。
  3. 【請求項3】比較的薄い金属シート材より成る前方、後
    方、頂部及び底部の脚部を有し、これらにより車両にお
    けるドア開口に密実に嵌着され得る可撓性周枠を提供す
    る内側ドアパネルと、 上記脚部に装着され、車両におけるドア開口を形成する
    フレームと共働するシール部材と、 上記内側ドアパネルよりも剛性である材料より成る前
    方、後方及び頂部の脚部を有し、上記内側ドアパネルに
    装着される窓枠部材とを有し、 上記窓枠部材は、上記内側ドアパネルの頂部脚部と底部
    脚部との中間において前方脚部と後方脚部との間に延長
    している軸を中心として該内側ドアパネルに関して限定
    的に回動し得るように該内側ドアパネルに装着され、該
    窓枠部材はその頂部脚部が該内側ドアパネルの頂部脚部
    に嵌合され、また上記軸と頂部脚部との間に位置する前
    方脚部と後方脚部とが該内側ドアパネルの前方脚部と後
    方脚部とに夫々嵌合されて装着されており、且つ、上記
    窓枠部材の前方脚部と後方脚部の少なくとも一方の下端
    が調節可能な締着手段によって上記内側ドアパネルに取
    り付けられており、かくして上記窓部材は上記軸を中心
    として枢動可能であり、従って該枢軸から頂部脚部まで
    の上記内側ドアパネル脚部の部分は車体に関して位置調
    整が可能であり、また、上記窓部材の前方脚部と後方脚
    部の上記少なくとも一方の下端を締着することによって
    上記位置調整された内側ドアパネルを固定することがで
    きるものであることを特徴とする、車両用ドア。
  4. 【請求項4】前記窓枠部材の後方脚部が前記内側ドアパ
    ネルの後方脚部に嵌合されている、請求項3記載の車両
    用ドア。
  5. 【請求項5】前記窓枠部材の前方脚部の部分が前記内側
    ドアパネルの前方脚部よりも内側に離隔せしめられ、該
    前方脚部の部分が下端から上方に延長している、請求項
    4記載の車両用ドア。
  6. 【請求項6】車両のドア開口に適合された形状を有する
    比較的薄い金属型抜シール材より成る内側ドアパネルを
    準備し、 上記内側ドアパネルに適合された形状を有するより剛性
    の材料より成る窓枠部材を準備し、 上記内側ドアパネルの内周面の回りに介装されるシール
    部材を準備し、 上記内側ドアパネルの頂部と底部との中間に位置される
    軸を中心として上記窓枠部材が若干の枢動を許容される
    よう、該窓枠部材を該内側ドアパネルに装着し、且つこ
    れら内側ドアパネルと窓枠部材とを車両のドア開口に装
    着し、 上記窓枠部材を上記軸を中心として枢動させ、これによ
    り上記内側ドアパネルの上方部分を車両のドア開口に対
    して相対移動せしめ、もって上記シール部材を調節する
    と共に該調節が完了した後に該窓枠部材の一端を該内側
    ドアパネルに固定する、ことを特徴とする車両用ドアに
    おけるシール部材の調節方法。
  7. 【請求項7】上記窓枠部材が、車両の長さ方向軸に対し
    て略平行に延長する軸を中心として枢動可能なように装
    着される、請求項6記載の車両用ドアにおけるシール部
    材の調節方法。
JP63213490A 1987-08-25 1988-08-25 車両用ドア及び車両用ドアにおけるシール部材の調節方法 Expired - Lifetime JPH0785970B2 (ja)

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