JPH0786020A - 高透磁率酸化物磁性材料の製造方法 - Google Patents
高透磁率酸化物磁性材料の製造方法Info
- Publication number
- JPH0786020A JPH0786020A JP5174806A JP17480693A JPH0786020A JP H0786020 A JPH0786020 A JP H0786020A JP 5174806 A JP5174806 A JP 5174806A JP 17480693 A JP17480693 A JP 17480693A JP H0786020 A JPH0786020 A JP H0786020A
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- JP
- Japan
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- zno
- mixed oxide
- frame
- magnetic material
- molded body
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- Pending
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 焼結時のZnの蒸発を防止して、内部応力の
発生に伴う透磁率の劣化を抑えて高透磁率Mn−Znフ
ェライトを安価に得る方法を供する。 【構成】 Mn−Znフェライト成形体4をZnO−A
l2O3系混合酸化物を成形して作製した枠1および蓋2
からなる容器に収めて焼結する。
発生に伴う透磁率の劣化を抑えて高透磁率Mn−Znフ
ェライトを安価に得る方法を供する。 【構成】 Mn−Znフェライト成形体4をZnO−A
l2O3系混合酸化物を成形して作製した枠1および蓋2
からなる容器に収めて焼結する。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、通信用の変成器磁心に
使用するに適した高透磁率酸化物磁性材料の製造方法に
関するものである。
使用するに適した高透磁率酸化物磁性材料の製造方法に
関するものである。
【0002】
【従来の技術】Mn−Zn系フェライトは、各種通信用
の変成器の磁心として多用されてきたが、近年通信用の
変成器の小型化、高性能化が要求され、このため、ます
ます初透磁率の大きいMn−Zn系フェライトが必要と
なってきている。
の変成器の磁心として多用されてきたが、近年通信用の
変成器の小型化、高性能化が要求され、このため、ます
ます初透磁率の大きいMn−Zn系フェライトが必要と
なってきている。
【0003】従来、初透磁率を大きくする方法として添
加物の微量添加、または高温焼結がある。
加物の微量添加、または高温焼結がある。
【0004】後者の高温焼結の場合、Mn−Zn系フェ
ライト表面層からZnが蒸発し、表面と内部で組成のズ
レを起こし、これにより内部応力が発生し、著しく磁気
特性を劣化させる。このため、従来、高透磁率Mn−Z
n系フェライト(10KHzにおける初透磁率1000
0以上)の焼結を行う場合、Znの蒸発を防ぐため焼結
する成形体と同一組成で粒度を均一に調整した粉末に成
形体を埋没して焼結を行っている。
ライト表面層からZnが蒸発し、表面と内部で組成のズ
レを起こし、これにより内部応力が発生し、著しく磁気
特性を劣化させる。このため、従来、高透磁率Mn−Z
n系フェライト(10KHzにおける初透磁率1000
0以上)の焼結を行う場合、Znの蒸発を防ぐため焼結
する成形体と同一組成で粒度を均一に調整した粉末に成
形体を埋没して焼結を行っている。
【0005】しかしながら、この方法では、成形体をボ
ートあるいはタイル等に積載する時の作業増、焼結後に
埋没粉を除去のための洗浄工程の発生及び埋没用粉末の
原料費、製造費が発生するため高透磁率Mn−Zn系フ
ェライトは、他のMn−Zn系フェライトよりもコスト
が高いという欠点があった。
ートあるいはタイル等に積載する時の作業増、焼結後に
埋没粉を除去のための洗浄工程の発生及び埋没用粉末の
原料費、製造費が発生するため高透磁率Mn−Zn系フ
ェライトは、他のMn−Zn系フェライトよりもコスト
が高いという欠点があった。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、Mn−Zn
系フェライトの高温焼結時における表面層からのZnの
蒸発を防ぎ、10KHzにおける初等率10000以上
の高透磁率Mn−Zn系フェライトを安価に得ようとす
るものである。
系フェライトの高温焼結時における表面層からのZnの
蒸発を防ぎ、10KHzにおける初等率10000以上
の高透磁率Mn−Zn系フェライトを安価に得ようとす
るものである。
【0007】
【課題を解決するための手段】Mn−Zn系フェライト
の成形体を高温で焼結する際、この成形体をZnO−A
l2O3系混合酸化物によって作製した容器に収容して行
うことにより、表面層からのZnの蒸発を防ぐ。
の成形体を高温で焼結する際、この成形体をZnO−A
l2O3系混合酸化物によって作製した容器に収容して行
うことにより、表面層からのZnの蒸発を防ぐ。
【0008】
【作用】Mn−Zn系フェライト焼結体の表面層からの
Znの蒸発を、ZnO−Al2O3系混合酸化物製の容器
内で焼結を行うことで防ぐことにより、表面と内部の組
成変動を無くし、内部応力の発生を抑制し、初透率10
000以上の高透磁率Mn−Zn系フェライトを得るこ
とが可能となる。
Znの蒸発を、ZnO−Al2O3系混合酸化物製の容器
内で焼結を行うことで防ぐことにより、表面と内部の組
成変動を無くし、内部応力の発生を抑制し、初透率10
000以上の高透磁率Mn−Zn系フェライトを得るこ
とが可能となる。
【0009】
【実施例】以下に本発明の実施例について説明する。
【0010】まず、Fe2O3、MnO及びZnOを主成
分とするMn−Zn系フェライトにおいて組成比をFe
2O352.0モル%、MnO25.0モル%、残部をZ
nOとする。
分とするMn−Zn系フェライトにおいて組成比をFe
2O352.0モル%、MnO25.0モル%、残部をZ
nOとする。
【0011】上記組成比になるよう秤量された原料粉末
をボールミルにより混合、予備焼成、造粒、成形し焼結
する。成形体形状は、外径30mm、内径18mm、高
さ5mmのリング状である。この成形体を図1に示すよ
うにZnO−Al2O3系混合酸化物で作製された枠内に
設置し、更に同じ組成のZnO−Al2O3系混合酸化物
製の板状の蓋をかぶせた。
をボールミルにより混合、予備焼成、造粒、成形し焼結
する。成形体形状は、外径30mm、内径18mm、高
さ5mmのリング状である。この成形体を図1に示すよ
うにZnO−Al2O3系混合酸化物で作製された枠内に
設置し、更に同じ組成のZnO−Al2O3系混合酸化物
製の板状の蓋をかぶせた。
【0012】焼結は、酸素0.5体積%を含む窒素雰囲
気中で、焼結温度1400℃で2時間保持することによ
って行った。
気中で、焼結温度1400℃で2時間保持することによ
って行った。
【0013】実験の結果から焼結温度は1350〜14
00℃、保持時間は2〜10時間、焼結時の雰囲気は酸
素0.3〜0.5体積%を含む窒素雰囲気であることが
望ましいことが分かっている。
00℃、保持時間は2〜10時間、焼結時の雰囲気は酸
素0.3〜0.5体積%を含む窒素雰囲気であることが
望ましいことが分かっている。
【0014】図2に、容器としての枠及び蓋に使用した
ZnO−Al2O3系混合酸化物中のZn量(重量%)と
磁気特性との関係を示す。磁気特性は、室温における周
波数10KHzにおける初透磁率μi、10KHzにお
ける相対損失係数tanδ/μi及び3KHzにおける
ヒステリシス損失係数h10を測定した。
ZnO−Al2O3系混合酸化物中のZn量(重量%)と
磁気特性との関係を示す。磁気特性は、室温における周
波数10KHzにおける初透磁率μi、10KHzにお
ける相対損失係数tanδ/μi及び3KHzにおける
ヒステリシス損失係数h10を測定した。
【0015】図1に示すように、ZnO−Al2O3系混
合酸化物中のZn量を0〜50重量%の範囲で変化させ
ると、30重量%まではZn含有量が増加するにしたが
い磁気特性は向上しているが、含有量30%をピークに
劣化していく傾向にある。これは、含有量30%以上で
焼結を行った場合焼結体表面のZn量が多くなり内部応
力が発生し、又、一方、含有量30%以下では表面での
Zn量が少なくなるため応力が生じ特性が劣化している
と考えられる。
合酸化物中のZn量を0〜50重量%の範囲で変化させ
ると、30重量%まではZn含有量が増加するにしたが
い磁気特性は向上しているが、含有量30%をピークに
劣化していく傾向にある。これは、含有量30%以上で
焼結を行った場合焼結体表面のZn量が多くなり内部応
力が発生し、又、一方、含有量30%以下では表面での
Zn量が少なくなるため応力が生じ特性が劣化している
と考えられる。
【0016】
【発明の効果】以上の説明の通り、Zn量10〜40重
量%を含むZnO−Al2O3系混合酸化物製の枠及び蓋
の中に成形体を設置し焼結を行うことにより初透率10
000以上の高透磁率酸化物磁性材料を安価に得ること
が出来た。
量%を含むZnO−Al2O3系混合酸化物製の枠及び蓋
の中に成形体を設置し焼結を行うことにより初透率10
000以上の高透磁率酸化物磁性材料を安価に得ること
が出来た。
【図1】Mn−Znフェライト成形体を設置するZnO
−Al2O3系混合酸化物製の容器としての枠及び蓋を示
す説明図で、(a)は枠と枠内に載置された成形体の平
面図、(b)は枠及び蓋と枠内に載置された成形体の断
面図を示す。
−Al2O3系混合酸化物製の容器としての枠及び蓋を示
す説明図で、(a)は枠と枠内に載置された成形体の平
面図、(b)は枠及び蓋と枠内に載置された成形体の断
面図を示す。
【図2】容器としての枠及び蓋に使用したZnO−Al
2O3系混合酸化物中のZn量(重量%)とMn−Znフ
ェライト焼結体の磁気特性との関係を示す図で、(a)
はμi(at10KHz)との関係を示す特性図であ
り、(b)はtanδ/μi(at10KHz)との関
係を示す特性図であり、(c)はh10(at3KHz)
との関係を示す特性図である。
2O3系混合酸化物中のZn量(重量%)とMn−Znフ
ェライト焼結体の磁気特性との関係を示す図で、(a)
はμi(at10KHz)との関係を示す特性図であ
り、(b)はtanδ/μi(at10KHz)との関
係を示す特性図であり、(c)はh10(at3KHz)
との関係を示す特性図である。
【符号の説明】 1 (ZnO−Al2O3系混合酸化物製)枠 2 (ZnO−Al2O3系混合酸化物製)蓋 3 アルミナ(Al2O3)製板 4 Mn−Znフェライト成形体
Claims (1)
- 【請求項1】 Fe2O3、MnO及びZnOを主成分と
する高透磁率酸化物磁性材料の成形体をZnO−Al2
O3系混合酸化物で形成した容器に収容して焼結を行う
ことを特徴とする高透磁率酸化物磁性材料の製造方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP5174806A JPH0786020A (ja) | 1993-06-21 | 1993-06-21 | 高透磁率酸化物磁性材料の製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP5174806A JPH0786020A (ja) | 1993-06-21 | 1993-06-21 | 高透磁率酸化物磁性材料の製造方法 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0786020A true JPH0786020A (ja) | 1995-03-31 |
Family
ID=15984994
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP5174806A Pending JPH0786020A (ja) | 1993-06-21 | 1993-06-21 | 高透磁率酸化物磁性材料の製造方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0786020A (ja) |
-
1993
- 1993-06-21 JP JP5174806A patent/JPH0786020A/ja active Pending
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