JPH078637A - 鉄道模型の動作制御装置及び動作制御方法 - Google Patents

鉄道模型の動作制御装置及び動作制御方法

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JPH078637A
JPH078637A JP19155893A JP19155893A JPH078637A JP H078637 A JPH078637 A JP H078637A JP 19155893 A JP19155893 A JP 19155893A JP 19155893 A JP19155893 A JP 19155893A JP H078637 A JPH078637 A JP H078637A
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wireless signal
railway
model
signal
railway model
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Toyomasa Okuyama
豊征 奥山
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 単一のコントローラーで鉄道レイアウト上の
鉄道模型及び固定ユニットを制御する。 【構成】 信号機24、ポイント切換機11、12等の
機器を複数配置した単一の鉄道模型レイアウトにおい
て、この鉄道模型レイアウト内の線路上1、2を動く鉄
道模型、及び前記各々の機器に個別に備えられるワイヤ
レス信号受信部と、これらのワイヤレス信号受信部に動
作制御用のワイヤレス信号を送信する単一のワイヤレス
信号送信部(コントローラー19)とを備えた。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は単一の鉄道模型レイアウ
ト内に設けられた信号機やポイント切換機及び鉄道模型
の動作を制御するための制御装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来の鉄道模型の動作制御装置として
は、鉄道模型レイアウト内の線路に直流電圧を印加し、
鉄道模型に内蔵された駆動用の電動モーターに車輪を介
してこの直流電力を供給するものであった。
【0003】従って、線路上にある鉄道模型の走行を制
御するためには、この線路に印加する電圧を電源装置で
可変して行っていた。この場合、線路全体の電圧が変更
されるので、実質的には1つの線路上では1台の鉄道模
型しか制御することができないものであった。
【0004】このような欠点に対して、近年は直流電圧
を印加している線路に高周波信号を重畳して、鉄道模型
に動作制御用の信号を送るものが考えられた。このよう
に構成することによって同じ線路上で複数の鉄道模型を
個別に制御することが可能になったものであった。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】このように線路に高周
波信号を重畳させた場合、この高周波信号のレベルが低
下すると信号が正しく伝わらないことがあった。すなわ
ち、同じ線路から電力の供給を受けている機器(信号機
やポイント切換機)が動作したときや別の鉄道模型の動
き出し時に、線路に印加されている電圧か一時的に電圧
降下した場合に高周波信号が遮断されることがあった。
【0006】また、高周波信号が重畳されている線路か
ら電力を得ている機器のソレノイドが動作する際に生じ
るサージノイズは当然この線路に重畳されるものであ
り、このサージノイズで高周波信号が遮断されることが
あった。しかもこの線路はレイアウト上に配置されるこ
とによってアンテナとして作用し外来ノイズを高周波信
号と同様に重畳させてしまう問題点があった。
【0007】さらに、線路に高周波信号を重畳させるた
めには、線路へ電力を供給する電源装置で高周波信号を
重畳させる必要があり、制御装置と電源装置とを近くに
設置しなければならないものであった。
【0008】このような問題点に対して、本発明は外来
ノイズや誤動作防止のための複雑な回路を必要とせず、
更には小型で安定した鉄道模型の制御が行える制御装置
及び制御方法を提供するものである。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明の鉄道模型の動作
制御装置は、信号機、ポイント切換機等の機器を複数配
置した単一の鉄道模型レイアウトにおいて、この鉄道模
型レイアウト内の線路上を動く鉄道模型、及び前記各々
の機器に個別に備えられるワイヤレス信号受信部と、こ
れらのワイヤレス信号受信部に動作制御用のワイヤレス
信号を送信する単一のワイヤレス信号送信部とを備えた
ものである。
【0010】また、さらに前記ワイヤレス信号送信部は
前記線路上を動く複数の鉄道模型の各々のワイヤレス信
号受信部へ各々の鉄道模型の動作を制御する動作制御用
のワイヤレス信号を送信するものである。また、本発明
の鉄道模型の制御方法は、信号機、ポイント切換機等の
機器を複数配置した単一の鉄道模型レイアウトにおい
て、この鉄道模型レイアウト内の線路上を動く鉄道模
型、及び前記各々の機器に個別にワイヤレス信号受信部
を設け、単一のワイヤレス信号送信部から各々のワイヤ
レス信号受信部へ各々の機器及び鉄道模型の動作を制御
する動作制御用のワイヤレス信号を送信するものであ
る。
【0011】
【作用】このように構成し、制御装置及び制御方法を用
いることにより、鉄道模型を作動させるための信号を安
定して供給できると共に制御装置の小型化が可能になる
ものである。
【0012】
【実施例】以下本発明の実施例を図面に基づいて説明す
る。図1は本発明を適用した鉄道模型レイアウトの概略
図である。この図において、1、2は線路であり、各々
電源装置3から電源ライン(フィーダー)4を介して直
流12V(DC12V)に安定化された電力が供給され
ている。従って、線路1、2はDC12Vの電源ライン
と同等の効果を備えている。鉄道模型はこの線路(電源
ライン)から直流電力を得て動作する。6は電力源(商
用電源)に接続される電源ラインであり先端にプラグが
設けられている。
【0013】7、8はギャップであり、各々電気的に線
路を遮断するものである。ギャップ7、8は線路2の短
絡を防止するためのギャップである。
【0014】11から18はポイント切換機であり、コ
ントローラー19からのワイヤレス信号に応答して線路
の切り換えを行う。ポイント切換機11、12は同時に
動作し、ポイント切換機13、16は同時に動作し、ポ
イント切換機17、18は同時に動作する。尚、20か
ら23は引き込み用の線路である。
【0015】また、24は信号機でありコントローラー
19からのワイヤレス信号に応答して信号表示の切り換
えを行う。これらポイント切換機、信号機はいずれも近
くの線路から直流電力を得て動作する。
【0016】このようにコントローラー19から送信さ
れるワイヤレス信号に応じてポイント切換機や信号機な
どの固定アクチェーターを操作できるものである。この
固定アクチェーターとしては他に踏切や回転機など種々
のものがある。
【0017】図2は図1に示したコントローラー19の
正面図(操作面図)である。この図において、30は赤
外線信号(ワイヤレス信号)の送信部であり鉄道模型レ
イアウトの方向に向けられている。
【0018】31は電源スイッチであり、図2に示す状
態は電源スイッチが投入された状態(ON)である。3
2はこの電源スイッチ31がONの時に点灯するモニタ
ー用の表示灯(LED)である。
【0019】33は列車切り換えスイッチであり、複数
の列車の動作を制御する際に赤外線信号に識別(コー
ド)を付けるためのスイッチである。34は切り換えス
イッチ33の選択用摘みであり図2に示す状態では「2
番」の列車が選択されている。
【0020】35はマスコン(駆動力制御)用の回転ス
イッチであり、メモリ0から3(0で駆動力0、1から
3で順に駆動力が大きくなる)を選択する。36から3
8はモニター用の表示灯(LED)であり、メモリ1か
ら3に応じて順に点灯し駆動力の大きさを表示する。
【0021】39はブレーキ用の回転スイッチであり、
メモリ0から3(メモリが大きいほどブレーキ量が大き
い)を選択する。40から42はモニター用の表示灯
(LED)であり、メモリ1から3に応じて順に点灯し
ブレーキ量の大きさを表示する。
【0022】43、45は進行方向を前進/後進に切り
換えるスイッチ、44は汽笛を鳴らすスイッチである。
46から51は固定アクチェーターを動作させるスイッ
チであり、例えばスイッチ46はポイント切換機11、
12を作動させるものであり、スイッチ47は信号機2
4の表示を切り換えるためのスイッチである。
【0023】52は電源装置3へ出力開始の信号を送る
ためのスイッチであり、スイッチ53は電源装置3が線
路1、2に供給する直流電力の極性を切り換える信号を
出力するスイッチである。従って、このコントローラー
19で電源装置3のON/OFFと極性の切り換えが制
御できるものである。
【0024】図3は図1に示した鉄道レイアウトの線路
1、2上を動く鉄道模型の1例を示す図であり、必要に
応じてこのような鉄道模型が複数台連結される。この鉄
道模型は線路1又2から車輪を介して電力を得、動力部
にて車輪を駆動し前進または後進する。動力部としては
直流電動機を備え、この電動機のシャフトに嵌められた
ウオームギヤで歯車を駆動して車輪に動力が伝えられ
る。従って、この電動機の印加する直流電力の極性及び
電圧を変えることによって鉄道模型を前進(または後
進)の速度を変えることができる。
【0025】62は赤外線信号の受信部(ワイヤレス信
号受信部)であり、窓から入る赤外線信号を信号受光素
子63で受光できるように取り付けられている。またこ
の鉄道模型の中には受信部62で受信した信号を解読し
て駆動部の制御を行う制御部が内蔵されている。尚、こ
の受信部は単一の鉄道模型に複数設けて赤外線信号の受
信能力をあげるように構成してもよい。
【0026】図4は図1に示した信号機の1例を示す図
である。70、71は表示灯(赤と青)であり、制御部
72から配線73を介して与えられる電力で点灯する。
74は前記した受信部62と同様な赤外線信号の受信部
である。この受信部74は配線75で制御部と分離され
ている。また配線76には端子77が接続されており、
この端子77が線路1に接続されることによって動作用
の電力を得ている。
【0027】このような制御部72を鉄道模型レイアウ
トの中で外から見えないところ(山の中や家屋の中や駅
の中など)に置き、信号機24とは配線73のみで接続
される。同様に受信部74は赤外線信号を受信しやすい
位置に設けられる。従って制御部72を隠すことができ
鉄道模型レイアウトのイメージを損なわずに制御部を設
置することができる。尚、ポイント切換機や踏切等の制
御部も同様に隠すことができるものである。
【0028】図5は図2に示したコントローラー19の
要部電気回路図である。この図に於て、80は電源装置
であり+5Vの直流電力を供給する。この電源装置80
としては、一般の商用電源を整流して安定化した出力ま
たはバッテリーによる直流出力のいずれでもよい。この
電源装置80は電源スイッチ31(図2参照)を含んで
おりコントローラーの動作をON/OFFする。
【0029】81は電圧の安定化を図るためのコンデン
サーであり、83は電源装置81から直流電力が供給さ
れた際に点灯するモニター用の表示灯32(図2に示し
たものと同一)の保護用の抵抗である。
【0030】84は赤外線信号送信用のIC(東芝製T
C9148P)であり、スイッチの操作に対応した赤外
線信号を出力する。尚、このICは後記する赤外線信号
受信用のIC(東芝製TC9149P)と対に用いられ
る。
【0031】このIC84は端子T1、T2、T3から
出力される信号(スキャン出力)と端子K1からK6に
入力する信号の組合せによって最大18種類のスイッチ
のON/OFFを判断(スキャン)してその操作された
スイッチに対応する赤外線信号を出力する。
【0032】85はスイッチ部であり、図2に示した各
々のスイッチが端子T1、T2、T3及び端子K1から
K6に対してマトリックス状に接続されている。例え
ば、ポイント切換機11、12を作動させるためのスイ
ッチ46は端子T2からスキャン出力が出力されたとき
にスイッチ46が閉じていれば(操作されていれば)端
子K5にスキャン出力が印加される。IC84はこのス
イッチ46に対応する赤外線信号を送信するための信号
を端子TXから出力する。(具体的にはスイッチ46が
押されている間、赤外線信号の送信動作を行う。尚、複
数のスイッチが同時に押された場合はスキャン順位の早
いスイッチに対応する信号を送信する。)
【0033】また、スイッチ87は図2に示したマスコ
ン用(駆動力制御)の回転スイッチ35がメモリ3の位
置にあるときに閉じるスイッチである。この回転スイッ
チ35はスイッチの位置によって閉じるスイッチが3つ
あり、スイッチ87はその一つである。このスイッチ8
7が押されると前記したスイッチ46と同様に信号が送
信される。また、このスイッチ87が押されるとそのス
キャン出力で表示灯38(図2参照)が点灯する。従っ
て、マスコン用の回転スイッチ35がメモリ3の位置に
ある間この表示灯38は点灯(スイッチが押されている
間スキャン信号によるダイナミック点灯)し続ける。
【0034】尚、ブレーキ用の回転スイッチ39もマス
コン用の回転スイッチ35と同様なスイッチ構成になっ
ており、各々のメモリの位置に合わせて表示灯40から
42が点灯する。
【0035】89は赤外線信号送信用のLED(図2に
示す送信部30に設けられている)であり、IC84の
端子TXから出力される信号に応答して赤外線信号を送
信する。尚、このLED89は必要に応じてこのコント
ローラー19より分離し鉄道模型レイアウト全体に容易
に赤外線信号を送信し易い位置に配置するようにしても
よい。または、LED89の駆動用のトランジスタ(符
号無し)とLED89との間に切り換え回路(イヤホン
ジャックなど)を設け、この回路を介して別の赤外線送
信用のLEDを接続可能に構成してもよい。
【0036】90から92は赤外線信号の識別スイッチ
であり、それぞれIC84の端子Cと端子T1からT2
の間に接続されている。これらのスイッチは図2に示し
た列車切り換えスイッチ33の選択用摘み34の位置に
応じ閉じるスイッチが組み合わされる。
【0037】これらのスイッチ90、91、92の状態
は前記したスイッチ部85と同様にスキャンされる。I
C84はこれらのスイッチの状態に応じて、送信する赤
外線信号に識別(コード)を付ける。尚、赤外線信号を
受信する側にも同様に識別コードが設定され、このコー
ドが一致した赤外線信号のみを有効な信号として対応す
る動作を行う。
【0038】次に図6は図3に示した鉄道模型に搭載さ
れる制御部の要部電気回路図である。この図に於て、赤
外線信号の受信部62、信号受光素子63は図3に示し
た構成に対応し、受信部92はコントローラー19から
送信される赤外線信号を受信できるように構成されてい
る。
【0039】101は赤外線信号受信用のIC(TC9
149P)であり、受信部62が受信した信号を端子R
Xから入力して受信信号に基づく出力(信号)を出力す
る。この受信部62はHC101(光電子工業製)また
はGP1U50(シヤープ製)と同等のものを用いる。
受信部62の受信信号はトランジスタ(符号無し)で電
力増幅された後ダイオードを介してIC101に供給さ
れている。
【0040】102はインバータICでありIC101
からの信号の反転と電力増幅を行い、この電力増幅され
た出力(信号)で所定の制御素子をドライブする。10
3から111はダイオードであり、信号(出力)の流れ
る方向を規制する。112から117は抵抗、118、
119はコンデンサである。
【0041】例えば、IC101の端子HP3の出力が
Hレベル(約5Vの電圧出力)になった時、すなわちコ
ントローラー19から「マスコン用の回転スイッチ35
がメモリ3の位置にある」に対応する信号が出力されて
いる時はこの出力はIC102を介してダイオード11
1のアノードに印加される。従って、抵抗113を介し
てIC102の出力(+5V)でコンデンサ118が充
電される。同時にダイオード105を介してトランジス
タ122がONになる。
【0042】同様に、IC101の端子HP2の出力が
Hレベルになった時(マスコン用の回転スイッチ35が
メモリ2の時)は抵抗112を介してIC102の出力
でコンデンサ118が充電される。同時にダイオード1
05を介してトランジスタ122がONになる。
【0043】抵抗112<抵抗112の関係があるの
で、コンデンサ118の電位の上昇はHP3がHレベル
の時が速くなる。後記するように駆動用のモーターの回
転数はこのコンデンサの電位に比例する。すなわち、鉄
道模型の速度が速く上昇するものである。
【0044】IC101の端子HP1がHレベルになっ
た時は、ダイオード103及びIC102(インバータ
ー回路)を介してトランジスタ122がONになるの
で、比較器121の反転入力端子には抵抗123、可変
抵抗124で決められた電圧が印加される。この電圧は
鉄道模型の起動に必要な最低電圧に設定される。
【0045】IC101の端子HP2、HP3がHレベ
ルの時にもトランジスタ122がONになることによっ
て、鉄道模型を停止からマスコンによるメモリ2、3の
起動を行っても最低限起動用の電圧が確保されるので、
速やかに動き出すものである。
【0046】IC101の端子HP4、HP5、SP5
がHレベルになるのはブレーキのための信号を受信した
ときである。端子HP4、HP5、SP5がHレベルに
なるとIC102の出力がLレベルになりそれぞれ抵抗
とダイオードを介してコンデンサ118の蓄積電荷を放
電させる。従って、各々の抵抗114、115、116
の値に応じてコンデンサ118の電位の低下速度(鉄道
模型の駆動速度の低下速度、すなわちブレーキ量)が変
化する。抵抗114<抵抗115<抵抗116の関係が
ある。
【0047】またIC101の端子SP5がHレベルの
時はそのHレベル出力でダイオード106を介してコン
デンサ119が充電される。このコンデンサ119の電
荷は端子SP5がLレベルになってから抵抗117を介
して放電される。従って、このコンデンサ119で端子
SP5のHレベル電位が所定時間遅延され維持される。
すなわち、ブレーキOFF後もこの所定時間の間ブレー
キが継続されることになる。
【0048】以上のようにコントローラー19のマスコ
ン35、ブレーキ39を操作することによってコンデン
サ118の電位が変化する。次に、このコンデンサ11
8とモーターの回転数との関係を説明する。
【0049】比較器121の反転入力端子には前記した
ように主にコンデンサ118の端子電位が印加される。
比較に121の非反転入力端子には三角波を生成する発
信器126(タイマーIC555)の出力端子に接続さ
れ、所定周期の三角波電圧が供給されている。
【0050】従って、この三角波とコンデンサ118の
電位とを比較し、コンデンサ118の電位に応じたOF
Fデューティースイッチング信号を前記所定周期で出力
することになる。この出力はトランジスタ127を介し
てトランジスタ128に与えられモーター129を所定
周期でスイッチング駆動する。すなわち、コンデンサ1
18の電位(比較器121の反転入力端子に与えられる
電位)が高くなるとモーター129への通電時間が長く
なり、モーター129の回転数が高くなる。コンデンサ
118の電圧が下がった場合はモーター129の回転が
低くなる。
【0051】尚、この鉄道模型はモーター129の回転
数をウォームギヤを用いて車輪用のギヤに伝達している
ので、モーターの回転数と車輪の回転数とは常に比例関
係を保っているので、モーター129の回転数が高くな
れば鉄道模型の速度が速くなり、モーター129の回転
数が下がれば鉄道模型の速度が遅くなる。
【0052】モーター129はリレー130の接片R1
及びリレー131の接片R2を介してトランジスタ12
8に接続されている。リレー130はスイッチ132を
介して通電が制御される。接片R1の状態はスイッチ1
32が開いた状態である。スイッチ132を閉じるとモ
ーター129は直接電源(トランジスタ128を介さな
い)に接続される。すなわち、モーター129は線路を
介して得られる直流電力で直接駆動されるので、線路に
印加される電圧によってその回転数が変えられる。ま
た、リレー131が通電されることによって接片R2が
切り換わりモーター129に印加される直流電力の極性
が反転し、鉄道模型の前進後進が変えられる。
【0053】リレー131はIC101の端子SP4の
出力(単発の方形波)に応答して接片R2を交互に切り
換えるラッチリレーである。すなわち、コントローラー
19のスイッチ43、45を操作することによって動作
する。
【0054】133、134は受信した赤外線信号のコ
ードを設定するスイッチであり、コントローラー19か
らの信号のコードに合わせて設定する。また、135は
電源回路であり、端子135、136を介して線路から
直流電力を得てモーター駆動用の電力及び制御用の電力
を供給している。
【0055】図7は固定ユニット、例えば図4に示した
信号機の制御に用いる制御装置72の要部電気回路図で
ある。図中74は図6に示した受信部63と同じものを
用い、その周辺回路も同じであるため説明は省略する。
【0056】151は電源回路であり、端子77に供給
される直流電力(線路から与えられる電力)を配線76
(図4参照)を介して入力した後ツェナーダイオードと
コンデンサで5Vに安定化して各々の電子部品の電力に
している。152は赤外線信号受信用のIC(TC91
50P)であり、受信部74が受信した信号を端子RX
から入力して受信信号に基づく出力(信号)を出力す
る。このIC152の端子SP1、SP2、SP7から
SP10はそれぞれ図2に示したスイッチ46から50
が操作されたときに出力される信号を受信したときに1
パルスの出力が出される端子である。
【0057】これらの端子は切り換え接片153、15
4を介してIC155(フリップフロップ用のIC)の
入力端子S1、S2のいずれかに接続される。IC15
5の端子S1には出力端子Q1、Q1バーが対応し、端
子S2には出力端子Q2、Q2バーが対応している。端
子Q1、Q1バー、Q2、Q2バーはそれぞれコンデン
サ156から159を介してトランジスタ160から1
63のベース端子に接続されている。従って、端子Q
1、Q1バー、Q2、Q2バーの出力がLレベルになっ
たときに各々のトランジスタ160から163がONに
なって、リレー164から167を各々に励磁する。
【0058】リレー164(R3)は切り換え接片R3
(図7に示す状態は非励磁の状態)を備え、リレー16
5は切り換え接片R4(図7に示す状態は励磁の状態)
を備えている。従って、切り換え接片R3、R4が図7
に示す状態にあるときは、端子169から端子168へ
直流電力が流れる。また、リレー164が励磁され、リ
レー165が非励磁のときには、端子168から端子1
69へ直流電力が流れる。従って、この端子168と1
69との間にポイントコイル(ポイント切り換え用の電
磁ソレノイド)を接続すればリレー164、165の励
磁でポイントの切り換えを制御することができる。すな
わちIC155の端子S2に与える信号でポイントの切
り換えが可能になる。または、IC152の端子SP1
からパルス信号が出力されたときに(切り換え接片15
4で端子SP1と端子S2とが接続されていれば)ポイ
ントの切り換えが行われる。
【0059】リレー166(R5)は切り換え接片R5
(図7に示す状態は非励磁の状態)を備え、リレー16
7切り換え接片R6(図7に示す状態は励磁の状態)を
備えている。従って、切り換え接片R5、R6が図7に
示す状態にあるときは、端子170から端子172へ直
流電力が流れ、端子173から端子174へ直流電力が
流れる。また、リレー166が励磁され、リレー167
が非励磁のときは、端子172から端子171へ直流電
力が流れ、端子173から端子175へ直流電力が流れ
る。
【0060】従って、例えば端子170から173に図
4に示す信号機を接続すれば、IC155の端子S1、
すなわちIC152の端子SP9の出力で信号の点灯を
赤から青、または青から赤へと切り換えることができる
ものである。尚、端子173から175にも信号機をつ
なげれば、2つの信号機の点灯を同時に制御することが
できるものである。
【0061】このように構成された鉄道模型では、コン
トローラー19のマスコン35、ブレーキ39を操作す
ることによって、コントローラー19からワイヤレス信
号を線路上の鉄道模型に送信して鉄道模型の運転とをコ
ントロールすることができ、同様にコントローラー19
のスイッチ46から51を操作することによって信号機
の24の点灯やポイント切換機の動作を制御することが
できるものである。従って、コントローラー19を操作
することによって、鉄道模型の運転に合わせて鉄道模型
レイアウト内の種々の固定ユニットを自在に操作するこ
とができるものである。
【0062】
【発明の効果】以上のように本発明は、信号機、ポイン
ト切換機等の機器を複数配置した単一の鉄道模型レイア
ウトにおいて、この鉄道模型レイアウト内の線路上を動
く鉄道模型、及び前記各々の機器に個別に備えられるワ
イヤレス信号受信部と、これらのワイヤレス信号受信部
に動作制御用のワイヤレス信号を送信する単一のワイヤ
レス信号送信部とを備えたことによって、単一のワイヤ
レス信号送信部(コントローラー)で鉄道模型や固定ユ
ニットの操作が可能になり、コントローラーの小型化、
軽量化が可能になるものであ。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明を適用した鉄道模型レイアウトの概略図
である。
【図2】図1に示したコントローラーの正面図(操作面
図)である。
【図3】図1に示した鉄道レイアウトの線路上を動く鉄
道模型の1例を示す図である。
【図4】図1に示した信号機の1例を示す図である。
【図5】図2に示したコントローラーの要部電気回路図
である。
【図6】図3に示した鉄道模型に搭載される制御部の要
部電気回路図である。
【図7】図4に示した信号機の制御に用いる制御装置の
要部電気回路図である。
【符号の説明】
1、2 線路 3 電源装置 11から18 ポイント切換機 19 コントローラー 24 信号機

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 信号機、ポイント切換機等の機器を複数
    配置した単一の鉄道模型レイアウトにおいて、この鉄道
    模型レイアウト内の線路上を動く鉄道模型、及び前記各
    々の機器に個別に備えられるワイヤレス信号受信部と、
    これらのワイヤレス信号受信部に動作制御用のワイヤレ
    ス信号を送信する単一のワイヤレス信号送信部とを備え
    たことを特徴とする鉄道模型の動作制御装置。
  2. 【請求項2】 前記ワイヤレス信号送信部は前記線路上
    を動く複数の鉄道模型の各々のワイヤレス信号受信部へ
    各々の鉄道模型の動作を制御する動作制御用のワイヤレ
    ス信号を送信することを特徴とする請求項1に記載の鉄
    道模型の動作制御装置。
  3. 【請求項3】 信号機、ポイント切換機等の機器を複数
    配置した単一の鉄道模型レイアウトにおいて、この鉄道
    模型レイアウト内の線路上を動く鉄道模型、及び前記各
    々の機器に個別にワイヤレス信号受信部を設け、単一の
    ワイヤレス信号送信部から各々のワイヤレス信号受信部
    へ各々の機器及び鉄道模型の動作を制御する動作制御用
    のワイヤレス信号を送信することを特徴とする鉄道模型
    の動作制御方法。
JP19155893A 1993-06-21 1993-06-21 鉄道模型の動作制御装置及び動作制御方法 Pending JPH078637A (ja)

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