JPH0786875A - 電圧制御移相回路 - Google Patents

電圧制御移相回路

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Publication number
JPH0786875A
JPH0786875A JP5224278A JP22427893A JPH0786875A JP H0786875 A JPH0786875 A JP H0786875A JP 5224278 A JP5224278 A JP 5224278A JP 22427893 A JP22427893 A JP 22427893A JP H0786875 A JPH0786875 A JP H0786875A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
phase
circuit
input signal
voltage
output signal
Prior art date
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Pending
Application number
JP5224278A
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English (en)
Inventor
Hiroshi Bando
博 坂東
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Panasonic Holdings Corp
Original Assignee
Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 印加する直流電圧を制御することによって、
入力信号に対して出力信号の振幅を一定に保ったまま、
位相のみを変化させて出力する電圧制御移相回路を実現
する。 【構成】 抵抗R1と可変容量ダイオードD1の容量C1
とで構成された低周波ろ波回路は、端子2より印加する
位相制御電圧に応じて周波数特性が変化する。トランジ
スタQ1、抵抗R3,R4で構成された位相反転回路の出
力と、抵抗R2を介した入力信号Viとを加算して出力信
号Voを得る。出力信号Voは、位相制御電圧を変化させ
ることにより、振幅を一定に保ったまま位相を変化させ
ることができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、直流電圧を制御するこ
とによって、入力される信号の振幅を一定に保ったまま
その位相のみを変化させて出力する電圧制御移相回路に
関するものである。
【0002】
【従来の技術】VTRでは、再生カラー信号のクロスト
ークを除去するためにくし型フィルターが用いられてい
る。くし型フィルターは、NTSC信号における1H時
間だけ遅延された信号と遅延されていない信号とを加算
して構成されるが、この遅延時間が正確に1H時間でな
ければ、クロストークを完全に除去することができない
ため、遅延時間の微調整手段として移相回路が用いられ
ている。
【0003】また、VTRのカラー信号のノイズリダク
ションとしてCNR回路が一般的に知られており、NT
SC信号を1H遅延時間だけ遅延させた信号を用いてい
る。このCNR回路もくし型フィルターと同様に、遅延
信号が正確に1H時間でなければ十分なノイズリダクシ
ョン効果が得られないので、遅延時間の微調整手段とし
て移相回路が用いられる。
【0004】従来の移相回路は図4に示すように、トラ
ンジスタQ3、抵抗R10,R12、機械式可変抵抗器
11、コンデンサC4で構成されており、R11とR12
合成抵抗をR13とすると、この移相回路の電圧伝達関数
【0005】
【数1】
【0006】となる。従って入力信号Viに対する出力
信号Voの振幅は |Vo|=|Vi| となり一定となる。
【0007】また、入力信号Viに対する出力信号Vo
の位相θは θ=−2tan-1ωC413 となり可変抵抗R11を変化させることによりR13の値を
変化させ、位相θを変化させることができる。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】ところで近年では、V
TR各部の調整はデジタル化が進み、マイコンからのデ
ジタル信号をD/Aコンバータを介して直流電圧に変換
し、この電圧によって各部の調整を自動的に行うように
なっている。
【0009】しかしながら上記従来の移相回路は、機械
式可変抵抗器を使用しているために位相の調整を人手に
より行わなければならず、デジタル技術を用いた自動調
整化の妨げになっていた。
【0010】そこで本発明は、機械式可変抵抗器を用い
ず、直流電圧を制御することによって位相調整を自動的
に行い得る移相回路を提供することを目的とする。
【0011】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に発明の電圧制御移相回路は、印加される直流電圧に応
じてその周波数特性が変化して、入力信号の位相を変化
させる低周波ろ波回路と、前記低周波ろ波回路から出力
された前記入力信号の位相を反転させる位相反転回路と
を備え、前記位相反転回路の出力と、入力信号とを加算
して出力信号を得るようにしたものである。
【0012】
【作用】上記構成によれば、低周波ろ波回路に印加する
電圧を変化させることにより、入力信号の位相を変化さ
せ、この位相を反転したものと入力信号とを加算するこ
とにより、入力信号に対する出力信号の振幅を一定に保
ったまま、出力信号の位相を変化させることができる。
【0013】
【実施例】以下本発明の実施例について説明する。図1
は一実施例における電圧制御移相回路の回路図を示すも
のである。図において、抵抗R1と可変容量ダイオード
1の容量C1とは低周波ろ波回路を構成しており、端子
2に加える位相制御電圧(直流電圧)を変化させること
によって、その周波数特性を変化させている。すなわ
ち、位相制御電圧によって可変容量ダイオードD1の容
量C1を変化させて、端子1に印加される入力信号Vi
対する出力信号の位相を変化させている。
【0014】トランジスタQ1、抵抗R3,R4は位相反
転回路を構成しており、低周波ろ波回路の出力信号の位
相を反転させる。抵抗R2は、位相反転回路の出力と、
入力信号Viとの間に挿入したものであり、端子3に位
相反転回路の出力と入力信号Viとを加算したものを出
力信号Voとして得るよう構成している。
【0015】上記回路の動作について具体的に説明す
る。入力信号Viは、抵抗R1,R2に供給される。この
うち抵抗R1に供給された入力信号Viは、抵抗R1と可
変容量ダイオードD1の容量C1で構成された低周波ろ波
回路と、トランジスタQ1、抵抗R3,R4で構成された
位相反転回路を経て出力される。この成分をVo1とし、
3=R4に選ぶと
【0016】
【数2】
【0017】となる。一方抵抗R2に供給された入力信
号Viは、抵抗R2を介して出力される。この成分をVo2
とすると、
【0018】
【数3】
【0019】となる。したがって出力信号Voは、Vo1
とVo2の合成により得られるので、
【0020】
【数4】
【0021】となる。ここでR2=2R3に選ぶと
【0022】
【数5】
【0023】となる。従って、入力信号Viにたいする
出力信号Voの振幅は
【0024】
【数6】
【0025】となり一定となる。
【0026】また、入力信号Viにたいする出力信号Vo
の位相θは θ = −2tan-1ωC11 となり、位相制御電圧を変化させることにより、可変容
量ダイオードD1の容量C1を変化させ出力信号Voの位
相θを変化させることができる。図3に示す複素平面図
で位相θが変化する様子をみれば、ωC11が0〜∞ま
で変化すれば位相θは180度〜0度まで変化すること
が分かる。
【0027】図2は図1の回路の変形例を示したもので
あり、抵抗R5,R7,R8,R9は図1の抵抗R1,R2
3,R4に対応し、ダイオードD2は図1のダイオード
1に対応し、トランジスタQ2は図1のトランジスタQ
1に対応する。したがって抵抗R5と可変容量ダイオード
2の容量とで低周波ろ波回路を構成し、トランジスタ
2と抵抗R8,R9で位相反転回路を構成する。また、
位相反転回路出力と入力信号Viが抵抗R8と抵抗R7
加算されて出力信号Voを得る。R7=2R8、R8=R9
に選定すると、出力信号Voの振幅は入力信号Viの振幅
の1/3(一定)となり、位相制御電圧を変化させるこ
とにより出力信号Voの位相を変化させることができ
る。
【0028】この回路で、コンデンサC2,C3は直流電
圧をカットするためのものであり、入力信号周波数にた
いして十分低いインピーダンスとなるように選定され
る。また、抵抗R6は位相制御電圧源のインピーダンス
が低く、低周波ろ波回路に影響を与える場合に挿入さ
れ、抵抗R5と比較して十分大きい値に選定される。
【0029】
【発明の効果】以上説明したように本発明の電圧制御移
相回路は、位相制御電圧を変化させることにより、出力
信号の振幅を一定に保ったままその位相を変化させるこ
とが可能であるので、従来のように機械式可変抵抗器あ
るいは機械式可変容量を人手により変化させて位相調整
を行う必要がなく、調整に要する時間も短縮できる。ま
たVTRで一般的に使用されているくし型フィルター及
びCNR回路の位相調整に最適であり、また、これらの
調整をデジタル技術を用いて自動化することも可能であ
る。
【0030】さらに、本発明の電圧制御移相回路は、印
加電圧に応じて周波数特性の変化する低周波ろ波回路
と、位相反転回路とで構成でき、出力信号は、位相反転
回路の出力インピーダンスと入力信号との間に抵抗を挿
入し、位相反転回路の出力信号と入力信号を加算して得
ることができるので、部品点数が少なく簡単な回路構成
で実現できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の電圧制御移相回路の一実施例における
回路図
【図2】同回路の他の実施例における回路図
【図3】同回路の出力信号位相角を説明する複素平面図
【図4】従来の移相回路図
【符号の説明】
1 入力信号端子 2 位相制御電圧入力端子 3 出力信号端子 Q1〜Q3 トランジスタ R1〜R12 抵抗 D1,D2 可変容量ダイオード C1 可変容量ダイオードD1の容量 C2〜C4 コンデンサ Vcc 電源

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】印加される直流電圧に応じてその周波数特
    性が変化して、入力信号の位相を変化させる低周波ろ波
    回路と、前記低周波ろ波回路から出力された前記入力信
    号の位相を反転させる位相反転回路とを備え、前記位相
    反転回路の出力と、入力信号とを加算して出力信号を得
    るようにした電圧制御移相回路。
  2. 【請求項2】抵抗と可変容量ダイオードとで低周波ろ波
    回路を構成し、印加する直流電圧を変化させて可変容量
    ダイオードの容量を変化させることにより、前記低周波
    ろ波回路の周波数特性を変えるようにしたことを特徴と
    する請求項1記載の電圧制御移相回路。
JP5224278A 1993-09-09 1993-09-09 電圧制御移相回路 Pending JPH0786875A (ja)

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JP5224278A JPH0786875A (ja) 1993-09-09 1993-09-09 電圧制御移相回路

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