JPH078737Y2 - ユニットバスにおける壁・天井パネル連結構造 - Google Patents

ユニットバスにおける壁・天井パネル連結構造

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JPH078737Y2
JPH078737Y2 JP6756090U JP6756090U JPH078737Y2 JP H078737 Y2 JPH078737 Y2 JP H078737Y2 JP 6756090 U JP6756090 U JP 6756090U JP 6756090 U JP6756090 U JP 6756090U JP H078737 Y2 JPH078737 Y2 JP H078737Y2
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Description

【考案の詳細な説明】 〈産業上の利用分野〉 本考案は、ユニットバスにおいて壁パネルと天井パネル
とを連結するための構造に関する。
〈従来の技術〉 第5図に従来の構造を示す。
天井パネル2の周辺部に立ち上げ部2aが形成されてい
る。壁パネル4の周辺部には角筒形のフレーム4aが取り
付けられている。壁パネル4の上面とフレーム4aの上面
とは面一となっており、この面一面上に水密用のパッキ
ング6を介して天井パネル2が載置されている。天井パ
ネル2の立ち上げ部2aの側面と壁パネル4のフレーム4a
の側面とに連結板20が当てがわれ、ジョイントビス22に
より、連結板20と立ち上げ部2aおよび連結板20とフレー
ム4aとを固定連結している。
〈考案が解決しようとする課題〉 上記のような構造の従来例の場合には、組み付けの作業
面で次のような問題を有していた。
第6図に示すように、天井パネル2のほぼ中央に作業用
の開口部2bが形成されており、天井裏で作業をするとき
以外はカバー2cで閉塞されている。天井パネル2と壁パ
ネル4とを連結するに当たって、作業者は、開口部2bか
ら天井裏に上半身を乗り出し、そこから更に手を伸ばし
て連結作業を行う。連結板20とジョイントビス22とを予
め螺合しておくことはできるが、そのジョイントビス22
を立ち上げ部2aおよびフレーム4aのビス孔に位置合わせ
する必要がある。しかし、作業者にはその位置合わせ箇
所を直接見ることができず、手探りによって合わせるし
かない。この手探りによる位置合わせがむずかしい。
位置あわせが終わると、手にドライバ24を持ってジョイ
ントビス22を捻じ込むが、ドライバ24の先をジョイント
ビス22の頭部に係合すること、および、ドライバ24を回
すことを手探りで行わなければならず、これもむずかし
い。このドライバ24による捻じ込みの際に、連結板20を
他の手で支えて位置保持しておかなければならないた
め、片手作業ができない。両手を使わなければならない
ため、開口部2bから狭い天井裏の空間に大きく乗り出す
必要があり、これも作業を困難にしている。
要するに従来構造の場合には、作業性が悪く、大変な労
力と時間とを費やしていた。
本考案は、このような事情に鑑みて創案されたものであ
って、天井パネルと壁パネルとの連結作業を簡易に行う
ことができる連結構造を提供することを目的とする。
〈課題を解決するための手段〉 本考案は、このような目的を達成するために、次のよう
な構成をとる。
本考案のユニットバスにおける壁・天井パネル連結構造
は、ユニットバスにおいて天井パネルの周辺部の立ち上
げ部と壁パネルの上辺部のフレームとを、連結金具およ
び抜止め係止金具を介して固定連結する構造であって、 前記抜止め係止金具は、予め前記フレームの側面に固定
されたものであり、 前記連結金具は、前記フレームの側面に当接する垂直板
部と、この垂直板部の上端から折り曲げられた係止部と
を有するものであり、 前記垂直板部にはダルマ穴が形成されており、このダル
マ穴は、前記抜止め係止金具の頭部よりも大きく形成さ
れた大径穴部と、大径穴部の上縁部分より垂直方向に対
して所定の角度で斜め上方に向けて形成された長孔部と
を有し、 かつ、前記壁パネルの上端面に前記天井パネルが載置さ
れ、前記連結金具におけるダルマ穴の大径穴部を前記抜
止め係止金具に嵌め込み、かつ、連結金具の垂直板部を
フレーム側面に当接させた状態で連結金具を叩き込むこ
とにより、ダルマ穴の長孔部を抜止め係止金具に掛止さ
せるとともに連結金具の係止部を立ち上げ部に嵌合係止
させてあることを特徴とするもである。
〈作用〉 本考案の上記構成による作用は、次のとおりである。
抜止め係止金具は予め壁パネルのフレームに固定されて
いるから、連結作業に際して、この抜止め係止金具を手
で支える必要はない。この抜止め係止金具に対して連結
金具のダルマ穴における大径穴部を嵌めるときは、連結
金具のみを手で持って嵌めればよい。そして、大径穴部
に連なる長孔部の基部を抜止め係止金具に掛止すれば、
連結金具から手を離しても連結金具が脱落することはな
く、連結金具を仮止めすることができる。この仮止め状
態で連結金具を叩き込むと、長孔部が抜止め係止金具に
深く食い込むと同時に、連結金具上部の係止部が天井パ
ネルの立ち上げ部に嵌合係止され、天井パネルと壁パネ
ルとを弾力に固定連結することとなる。
〈実施例〉 以下、本考案の実施例を図面に基づいて詳細に説明す
る。
第1図はユニットバスにおける壁・天井パネル連結構造
を示す斜視図、第2図はその側面図、第3図はその正面
図である。
天井パネル2の周辺部に立ち上げ部2aが形成されている
点、壁パネル4の周辺部に面一状態で角筒形のフレーム
4aが取り付けられている点、壁パネル4とフレーム4aと
の面一面上に水密用のパッキング6を介して天井パネル
2が載置されている点は、従来例と同様である。
壁パネル4のフレーム4aには、皿ビス状のジョイントビ
スを利用した抜止め係止金具8が予め埋め込まれ溶接さ
れている。天井パネル2の立ち上げ部2aと壁パネル4の
フレーム4aとを連結するための金具として、垂直板部10
aと、垂直板部10aの上端から直角に折り曲げられた水平
板部10bと、水平板部10bの端部から斜め下に向けて折り
曲げられた傾斜板部10cとからなり、垂直板部10aの上端
部分と水平板部10bおよび傾斜板部10cとで立ち上げ部2a
に対する係止部10dを構成した連結金具10を用いる。こ
の連結金具10の垂直板部10aには、ダルマ穴12が形成さ
れている。ダルマ穴12は、抜止め係止金具8の頭部より
も大きな面積の大径穴部12aと、この大径穴部12aの上縁
部分に連続して上方に延出された長孔部12bとからな
り、長孔部12bの方向は、垂直方向に対して所定の角度
θだけ傾いている。
天井パネル2と壁パネル4との連結に際して、作業者は
天井パネル2における作業用の開口部より天井裏に上半
身を乗り出して作業することになるが、まず、第2図、
第3図で二点鎖線で示すように、連結金具10を片手で持
って、そのダルマ穴12の大径穴部12aを抜止め係止金具
8の頭部に嵌める。大径穴部12aはいわゆるバカ穴であ
るため、手探りによる嵌め込みであっても簡単に嵌める
ことができる。抜止め係止金具8は、予め壁パネル4の
フレーム4aに固定されているものであるから、天井裏の
作業において、抜止め係止金具8を捻じ込む作業は不要
である。
大径穴部12aを抜止め係止金具8の頭部に嵌めた後に、
連結金具10を少し押し下げて、長孔部12bの基部を抜止
め係止金具8の頭部に掛止させる。この掛止によって、
連結金具10から手を離しても連結金具10が脱落すること
はない。すなわち、仮止めを行う。この仮止め状態で
は、連結金具10の垂直板部10aは、フレーム4aの側面と
立ち上げ部2aの側面とに当接し、係止部10dは立ち上げ
部2aに対してその上方から対向している。
次いで、同じ片手で木づちを持って、連結金具10の水平
板部10bを叩き、長孔部12bを抜止め係止金具8に深く食
い込ませると同時に、係止部10dを天井パネル2の立ち
上げ部2aに嵌合係止させることにより、天井パネル2と
壁パネル4とを強力に固定連結する。この叩き込みの際
に、連結金具10を手で支えておく必要がなく、片手作業
が行える。
大径穴部12aを抜止め係止金具8に嵌め込むときも、連
結金具10を叩くときも、ともに片手作業ができるから、
狭い天井裏の空間での作業であっても比較的楽に作業す
ることができる。また、天井パネル2における作業用の
開口部からそれほど大きく身を乗り出す必要もない。
長孔部12bが抜止め係止金具8に食い込む際に、長孔部1
2bが角度θ傾いているので抵抗が増し、立ち上げ部2aに
対する係止部10dの係止ともあいまって、連結金具10を
フレーム4aおよび立ち上げ部2aに対して強力に固定する
ことができる。木づちによる叩き込みはワンタッチ作業
であり、ドライバによる捻じ込みに比べてはるかに簡単
である。
以上の相乗により、狭い天井裏での作業であっても、従
来例に比べて作業性が充分に改善され、労力の低減と時
間の短縮化とを図ることができる。
木づちによる下向きの力が天井パネル2をパッキング6
に圧接し、さらにパッキング6を壁パネル4およびフレ
ーム4aに圧接することになるため、天井パネル2−壁パ
ネル4間の水密性が高いものとなる。
実使用時において、第2図で示すように、壁パネル4に
横向きの力Fxがかかり、天井パネル2に上向きの力Fyが
かかる。横向きの力Fxに対しては、抜止め係止金具8の
頭部と長孔部12bとの食い込み、および、係止部10dと立
ち上げ部2aとの係止によって対抗することができる。上
向きの力Fyに対しては、長孔部12bが角度θで傾いてお
り、長孔部12bの一部分が抜止め係止金具8の下側に回
り込んでいることから、連結金具10を抜け止めすること
ができる。
ところで、第4図に示すように、天井パネル2の立ち上
げ部2aの上面において、壁パネル4の抜止め係止金具8
に対応する位置に、目印マークとしての目印用突起14を
設けるようにしてもよい。このように目印用突起14を設
けていれば、手探りでも抜止め係止金具8の位置確認が
より一層簡単にかつ素早く行えるようになり、作業時間
を短縮できるようになる。この目印用突起14はあくまで
も抜止め用係止金具8の存在位置を知らせるための目印
なので、突起に限らず孔や単なる印刷マークとすること
ができる。
〈考案の効果〉 本考案によれば、次の効果を発揮される。
抜止め係止金具を予め壁パネルのフレームに固定してあ
るから、連結金具の大径穴部を抜止め係止金具に嵌める
作業を片手で行える。長孔部の基部を抜止め係止金具に
掛止して連結金具を仮止めするから、連結金具を叩き込
む作業も片手で行える。そして、大径穴部を抜止め係止
金具に嵌め込む作業も、連結金具を叩き込む作業も、従
来例のように手探りでビスをビス孔に位置わせし、その
位置合わせ状態を一方の手で保持しながらビスをドライ
バで捻じ込む作業に比べてはるかに簡単に行える。
このように、何れの作業も片手作業で行うことができて
狭い天井裏空間で大きく身を乗り出す必要がないこと
と、何れの作業もワンタッチ的に行うことができること
との相乗により、作業労力の軽減と作業時間の短縮化と
を図ることができる。
【図面の簡単な説明】
第1図ないし第3図は本考案の一実施例に係り、第1図
はユニットバスにおける壁・天井パネル連結構造を示す
斜視図、第2図はその側面図、第3図はその正面図であ
る。また、第4図は本考案の他の実施例に係り、壁・天
井パネル連結部位を示す斜視図である。 第5図および第6図は従来例に係り、第5図は壁・天井
パネル連結構造を示す側面図、第6図はユニットバス上
部の概略構成図である。 2……天井パネル、2a……立ち上げ部 4……壁パネル、4a……フレーム 6……パッキング、8……抜止め係止金具 10……連結金具、10a……垂直板部 10d……係止部、12……ダルマ穴 12a……大径穴部、12b……長孔部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)考案者 沢田 誠 兵庫県神戸市中央区明石町32番地 株式会 社ノーリツ内 (72)考案者 丸川 達也 兵庫県神戸市中央区明石町32番地 株式会 社ノーリツ内

Claims (2)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】ユニットバスにおいて天井パネルの周辺部
    の立ち上げ部と壁パネルの上辺部のフレームとを、連結
    金具および抜止め係止金具を介して固定連結する構造で
    あって、 前記抜止め係止金具は、予め前記フレームの側面に固定
    されたものであり、 前記連結金具は、前記フレームの側面に当接する垂直板
    部と、この垂直板部の上端から折り曲げられた係止部と
    を有するものであり、 前記垂直板部にはダルマ穴が形成されており、このダル
    マ穴は、前記抜止め係止金具の頭部よりも大きく形成さ
    れた大径穴部と、大径穴部の上縁部分より垂直方向に対
    して所定の角度で斜め上方に向けて形成された長孔部と
    を有し、 かつ、前記壁パネルの上端面に前記天井パネルが載置さ
    れ、前記連結金具におけるダルマ穴の大径穴部を前記抜
    止め係止金具に嵌め込み、かつ、連結金具の垂直板部を
    フレーム側面に当接させた状態で連結金具を叩き込むこ
    とにより、ダルマ穴の長孔部を抜止め係止金具に掛止さ
    せるとともに連結金具の係止部を立ち上げ部に嵌合係止
    させてあることを特徴とするユニットバスにおける壁・
    天井パネル連結構造。
  2. 【請求項2】請求項(1)項に記載のユニットバスにお
    ける壁・天井パネル連結構造であって、前記天井パネル
    の立ち上げ部の上部において、前記フレーム側面の抜止
    め係止金具に対応する位置に、目印マークが形成されて
    いることを特徴とするユニットバスにおける壁・天井パ
    ネル連結構造。
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