JPH0787876A - 多面体食品焼成方法とその装置 - Google Patents
多面体食品焼成方法とその装置Info
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- JPH0787876A JPH0787876A JP5240230A JP24023093A JPH0787876A JP H0787876 A JPH0787876 A JP H0787876A JP 5240230 A JP5240230 A JP 5240230A JP 24023093 A JP24023093 A JP 24023093A JP H0787876 A JPH0787876 A JP H0787876A
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 過酷な作業となる和菓子きんつばや焼おにぎ
り等の多面体食品の焼成を自動的に行なうことのできる
焼成方法とその装置を提供すること。 【構成】 供給コンベアと火床との間を往復すると共に
上下動する搬送体の下方に、回旋運動を行なうリスト部
を介し、ハンド開閉動自在なハンド部を垂設し、このハ
ンド部の先端に回動自在に摘みフィンガーを設けるとい
う技術的手段を採用した。 【効果】 ハンド部が摘みフィンガーで多面体食品を把
持する前に、リスト部を回旋せしめて食品の把持面を選
択し、さらにハンド部が選択した把持面で多面体食品を
把持した後に、摘みフィンガーを回動せしめることによ
って、多面体食品の何れの面をも簡単に下方に向けて火
床に設置することが可能となった。
り等の多面体食品の焼成を自動的に行なうことのできる
焼成方法とその装置を提供すること。 【構成】 供給コンベアと火床との間を往復すると共に
上下動する搬送体の下方に、回旋運動を行なうリスト部
を介し、ハンド開閉動自在なハンド部を垂設し、このハ
ンド部の先端に回動自在に摘みフィンガーを設けるとい
う技術的手段を採用した。 【効果】 ハンド部が摘みフィンガーで多面体食品を把
持する前に、リスト部を回旋せしめて食品の把持面を選
択し、さらにハンド部が選択した把持面で多面体食品を
把持した後に、摘みフィンガーを回動せしめることによ
って、多面体食品の何れの面をも簡単に下方に向けて火
床に設置することが可能となった。
Description
【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、多面体形状の食品材料
を連続的に焼成処理することのできる食品焼成方法とそ
の装置に関するものであり、本発明によって和菓子きん
つばや、焼おにぎり等を高能率に連続製造することが可
能となる。
を連続的に焼成処理することのできる食品焼成方法とそ
の装置に関するものであり、本発明によって和菓子きん
つばや、焼おにぎり等を高能率に連続製造することが可
能となる。
【0002】
【従来の技術】高温鉄鈑、高温銅鈑などの火床を前にす
る各種食品の焼成作業は、総じて厳しい作業環境下での
労働となるが、なかでも和菓子きんつばの衣焼成は特に
過酷な作業を強いられる。冬季でも汗をかくような作業
環境に加え、寸時の休みもなく常に素早く且つ微妙な手
捌きが要求されるからである。
る各種食品の焼成作業は、総じて厳しい作業環境下での
労働となるが、なかでも和菓子きんつばの衣焼成は特に
過酷な作業を強いられる。冬季でも汗をかくような作業
環境に加え、寸時の休みもなく常に素早く且つ微妙な手
捌きが要求されるからである。
【0003】きんつばは、六面体形状に成形した羊羹の
表面に衣液を付けこれを火床で焼成して成るものである
が、この衣液を綺麗に焼成するためには、羊羹表面に衣
液を付けて焼成する作業を一面毎に行なわねばならな
い。つまり、きんつば一個を製するのに、羊羹に衣液を
付け火床に載置するという動作を、計6回繰り返さねば
ならない。しかも、生産性を向上させるため複数の羊羹
を同時平行的に扱うことになるので、複数の羊羹をひっ
くり返しながら衣液を付け焼成していく作業を、次から
次へと寸時も休まず素早く行なわねばならないのであ
る。このきんつばの焼成作業は熟練した職人でも連続3
時間程度が限度と言われるのである。
表面に衣液を付けこれを火床で焼成して成るものである
が、この衣液を綺麗に焼成するためには、羊羹表面に衣
液を付けて焼成する作業を一面毎に行なわねばならな
い。つまり、きんつば一個を製するのに、羊羹に衣液を
付け火床に載置するという動作を、計6回繰り返さねば
ならない。しかも、生産性を向上させるため複数の羊羹
を同時平行的に扱うことになるので、複数の羊羹をひっ
くり返しながら衣液を付け焼成していく作業を、次から
次へと寸時も休まず素早く行なわねばならないのであ
る。このきんつばの焼成作業は熟練した職人でも連続3
時間程度が限度と言われるのである。
【0004】そこで、このきんつば焼成作業を、自動機
械と置き換えられれば、苦痛な労働から職人が解放さ
れ、労働環境の改善になるのであるが、熟練した職人の
手工的技巧を機械に行なわせねばならぬため、なかなか
実用に供することはできなかった。特に、きんつば焼成
には上述したように素早い動作が要求されるのに加え、
扱う材料が崩れ易く且つ粘着性を有する羊羹であるた
め、機械に羊羹が粘性付着したり、機械との接触によっ
て型崩れを起こしたりするからである。和菓子きんつば
の歴史は古く、大福餅やおはぎ等と並んで日本の代表的
庶民菓子であった。しかし、大福餅やおはぎ製造が機械
化されているのに対し、きんつばは上記のごとく機械化
が極めて困難であるため、その供給量は年々減少し続け
ている。
械と置き換えられれば、苦痛な労働から職人が解放さ
れ、労働環境の改善になるのであるが、熟練した職人の
手工的技巧を機械に行なわせねばならぬため、なかなか
実用に供することはできなかった。特に、きんつば焼成
には上述したように素早い動作が要求されるのに加え、
扱う材料が崩れ易く且つ粘着性を有する羊羹であるた
め、機械に羊羹が粘性付着したり、機械との接触によっ
て型崩れを起こしたりするからである。和菓子きんつば
の歴史は古く、大福餅やおはぎ等と並んで日本の代表的
庶民菓子であった。しかし、大福餅やおはぎ製造が機械
化されているのに対し、きんつばは上記のごとく機械化
が極めて困難であるため、その供給量は年々減少し続け
ている。
【0005】
【解決すべき技術的課題】本発明は、上述したように、
頗る過酷な労働となる和菓子きんつばや焼おにぎり等の
多面体食品材料の焼成処理を自動的に行なうことのでき
る多面体食品焼成方法とそれに用いる焼成装置を提供す
ることを技術的課題とするものである。
頗る過酷な労働となる和菓子きんつばや焼おにぎり等の
多面体食品材料の焼成処理を自動的に行なうことのでき
る多面体食品焼成方法とそれに用いる焼成装置を提供す
ることを技術的課題とするものである。
【0006】
【課題解決のために採用した手段】本発明は、多面体食
品を供給する供給コンベアと多面体食品を焼成する火床
との間を往復すると共に上下運動を行なう搬送体の下方
に、リスト部を介してハンド部を垂設し、このハンド部
がハンド開閉運動を行なって、ハンド部先端に設けた摘
みフィンガーで多面体食品を把持し、把持した食品を火
床の所要位置に載置することによって多面体食品の焼成
処理を行なうにあたり、ハンド部が多面体食品を当該食
品の互いに対向する2つの面でもって把持する前に、前
記リスト部を回旋運動せしめることによって、ハンド部
が把持する食品対向面を選択し、ハンド部が選択対向面
でもって多面体食品を把持した後に、摘みフィンガーを
回動運動せしめることによって、多面体食品の全ての面
を簡単に下方に向けることを可能とするという手段を採
用することにより上記課題を解決したのである。
品を供給する供給コンベアと多面体食品を焼成する火床
との間を往復すると共に上下運動を行なう搬送体の下方
に、リスト部を介してハンド部を垂設し、このハンド部
がハンド開閉運動を行なって、ハンド部先端に設けた摘
みフィンガーで多面体食品を把持し、把持した食品を火
床の所要位置に載置することによって多面体食品の焼成
処理を行なうにあたり、ハンド部が多面体食品を当該食
品の互いに対向する2つの面でもって把持する前に、前
記リスト部を回旋運動せしめることによって、ハンド部
が把持する食品対向面を選択し、ハンド部が選択対向面
でもって多面体食品を把持した後に、摘みフィンガーを
回動運動せしめることによって、多面体食品の全ての面
を簡単に下方に向けることを可能とするという手段を採
用することにより上記課題を解決したのである。
【0007】
【実施例】以下、本発明を添付図面に示す実施例に基づ
いて説明する。なお、図1は本発明実施例装置の全体正
面図、図2は同装置の全体平面図、図3は同装置におけ
る搬送体、油ひき体、および取出体の上下運動および水
平運動機構を説明する概略背面図、図4は同装置におけ
るハンド部の開閉運動機構を説明する簡略斜視図、図5
は同装置における搬送体およびハンド部の正面図、図6
は同装置における搬送体及びハンド部の側面図、図7〜
図9は同装置の動作順序を説明する簡略斜視図、図10は
同装置における取出ハンドの開閉運動機構を示す簡略説
明図、図11は同装置における油ひき体の作動機構を示す
簡略説明図、図12は同装置における供給コンベアの構成
を説明する概略平面図である。
いて説明する。なお、図1は本発明実施例装置の全体正
面図、図2は同装置の全体平面図、図3は同装置におけ
る搬送体、油ひき体、および取出体の上下運動および水
平運動機構を説明する概略背面図、図4は同装置におけ
るハンド部の開閉運動機構を説明する簡略斜視図、図5
は同装置における搬送体およびハンド部の正面図、図6
は同装置における搬送体及びハンド部の側面図、図7〜
図9は同装置の動作順序を説明する簡略斜視図、図10は
同装置における取出ハンドの開閉運動機構を示す簡略説
明図、図11は同装置における油ひき体の作動機構を示す
簡略説明図、図12は同装置における供給コンベアの構成
を説明する概略平面図である。
【0008】図1および図2に示すように、本実施装置
は、主として、 a)直方六面体形状の羊羹を順次供給する供給コンベア
A b)供給コンベアAと火床Dとの間を行程間隔を変更し
ながら規則的に往復して、供給された羊羹を摘み上げ、
この羊羹を所定角度回転させながら塗布液付着器Cへ搬
送し、さらに火床D上の所要位置に載置する搬送体B c)火床D上のきんつばと取出コンベアHとの間を行程
間隔を変更しながら規則的に往復して、焼成したきんつ
ばを摘み上げ、取出コンベアHに載置する取出体G とから構成されている。これら主構成部について以下、
順に説明していく。
は、主として、 a)直方六面体形状の羊羹を順次供給する供給コンベア
A b)供給コンベアAと火床Dとの間を行程間隔を変更し
ながら規則的に往復して、供給された羊羹を摘み上げ、
この羊羹を所定角度回転させながら塗布液付着器Cへ搬
送し、さらに火床D上の所要位置に載置する搬送体B c)火床D上のきんつばと取出コンベアHとの間を行程
間隔を変更しながら規則的に往復して、焼成したきんつ
ばを摘み上げ、取出コンベアHに載置する取出体G とから構成されている。これら主構成部について以下、
順に説明していく。
【0009】まず、搬送体Bについて、図1〜図6を参
照しながら説明する。
照しながら説明する。
【0010】図2に示すように、本実施例装置において
は、搬送体Bは供給コンベアAの端部上方へ持ち出して
片持ち式に構成してあり、この搬送体Bの下側にリスト
部13を介して6対のハンド部27が下向きに列設されてい
る。即ち、本実施例装置は、同時に6個の羊羹を取り扱
うことができるように構成してあるのである。
は、搬送体Bは供給コンベアAの端部上方へ持ち出して
片持ち式に構成してあり、この搬送体Bの下側にリスト
部13を介して6対のハンド部27が下向きに列設されてい
る。即ち、本実施例装置は、同時に6個の羊羹を取り扱
うことができるように構成してあるのである。
【0011】この搬送体Bは、リスト部13およびハンド
部27等と協働して、次に掲げる6つの動作を統合的に行
なって、きんつばの衣焼成を順序良く施していく。 ハンド部27・27…を垂設する搬送体Bによる上下運動 ハンド部27・27…を垂設する搬送体Bによる水平運動 各ハンド部27によるハンド開閉運動 各ハンド部27を支持するリスト部13によるリスト回旋
運動 各ハンド部27に設けられた摘みフィンガー36によるフ
ィンガー回動運動 各リスト部13に設けられたプッシャー44によるプッシ
ャー上下運動 の6つの動作である。
部27等と協働して、次に掲げる6つの動作を統合的に行
なって、きんつばの衣焼成を順序良く施していく。 ハンド部27・27…を垂設する搬送体Bによる上下運動 ハンド部27・27…を垂設する搬送体Bによる水平運動 各ハンド部27によるハンド開閉運動 各ハンド部27を支持するリスト部13によるリスト回旋
運動 各ハンド部27に設けられた摘みフィンガー36によるフ
ィンガー回動運動 各リスト部13に設けられたプッシャー44によるプッシ
ャー上下運動 の6つの動作である。
【0012】搬送体Bが行なう上下運動および水平運
動によって、搬送体Bは、羊羹を直接把持するハンド
部27を、供給コンベアA上または火床D上の把持対象の
羊羹位置へ案内し、案内されたハンド部27が、ハンド開
閉運動によって対象羊羹を摘みフィンガー36を介して
把持する。このとき、リスト回旋運動によりハンド部
27が羊羹のどの面を把持するかが決定される。フィンガ
ー回動運動は、把持した羊羹を把持したまま所要角度
回転させ、プッシャー上下運動は、把持した羊羹を火
床Dに載置する際、羊羹を上から押えることによって前
記摘みフィンガー36と羊羹との粘性付着を防止する。
動によって、搬送体Bは、羊羹を直接把持するハンド
部27を、供給コンベアA上または火床D上の把持対象の
羊羹位置へ案内し、案内されたハンド部27が、ハンド開
閉運動によって対象羊羹を摘みフィンガー36を介して
把持する。このとき、リスト回旋運動によりハンド部
27が羊羹のどの面を把持するかが決定される。フィンガ
ー回動運動は、把持した羊羹を把持したまま所要角度
回転させ、プッシャー上下運動は、把持した羊羹を火
床Dに載置する際、羊羹を上から押えることによって前
記摘みフィンガー36と羊羹との粘性付着を防止する。
【0013】まず、上記動作〜を可能ならしめる搬
送体B等の機構を説明し、次にきんつば焼成を行なうと
きの搬送体B等の動作順序を説明する。
送体B等の機構を説明し、次にきんつば焼成を行なうと
きの搬送体B等の動作順序を説明する。
【0014】搬送体Bが行なう上下運動、及び水平運
動は、図3に示すように、エアシリンダB1 ・B5 お
よび駆動モータB9 によって行なわれる。即ち、搬送体
Bの上下運動は、搬送体BがエアシリンダB1 の伸縮
運動によって、ガイドロッドB2 ・B2 で規制されつつ
基体B3 に対し上下動することによって為され、搬送体
Bの水平運動は、前記基体B3 が水平方向へ移動する
ことにより為される。基体B3 の水平運動は、駆動モー
タB9 がべルトB8 を介してウォーム軸B7 を回転駆動
し、このウォーム軸B7 上を基体B3 に設けたウォーム
ナットB6 が、直線移動することによって為されるので
ある。図中のエアシリンダB5 は、当接部材B4 の高さ
を調節するためのものであり、搬送体Bが降下した際、
この当接部材B4 にガイドロッドB2 ・B2 が突き当た
るので、当接部材B4 の高さ調節によって搬送体Bの降
下最低位置を規定できる。
動は、図3に示すように、エアシリンダB1 ・B5 お
よび駆動モータB9 によって行なわれる。即ち、搬送体
Bの上下運動は、搬送体BがエアシリンダB1 の伸縮
運動によって、ガイドロッドB2 ・B2 で規制されつつ
基体B3 に対し上下動することによって為され、搬送体
Bの水平運動は、前記基体B3 が水平方向へ移動する
ことにより為される。基体B3 の水平運動は、駆動モー
タB9 がべルトB8 を介してウォーム軸B7 を回転駆動
し、このウォーム軸B7 上を基体B3 に設けたウォーム
ナットB6 が、直線移動することによって為されるので
ある。図中のエアシリンダB5 は、当接部材B4 の高さ
を調節するためのものであり、搬送体Bが降下した際、
この当接部材B4 にガイドロッドB2 ・B2 が突き当た
るので、当接部材B4 の高さ調節によって搬送体Bの降
下最低位置を規定できる。
【0015】なお、図3には、後述する取出体G、油ひ
き体Fが行なう上下運動および水平運動機構も示してい
る。搬送体Bと同様に、取出体Gおよび油ひき体Fもま
た、その上下運動は、エアシリンダG2 およびエアシリ
ンダF1 の伸縮運動によって基体G1 に対して行なわ
れ、その水平運動は、べルトG5 を介し駆動モータG6
により回転駆動されるウォーム軸G4 上を、ウォームナ
ットG3 が直線移動することによって為されるのであ
る。
き体Fが行なう上下運動および水平運動機構も示してい
る。搬送体Bと同様に、取出体Gおよび油ひき体Fもま
た、その上下運動は、エアシリンダG2 およびエアシリ
ンダF1 の伸縮運動によって基体G1 に対して行なわ
れ、その水平運動は、べルトG5 を介し駆動モータG6
により回転駆動されるウォーム軸G4 上を、ウォームナ
ットG3 が直線移動することによって為されるのであ
る。
【0016】ハンド部27が行なうハンド開閉運動は、
図4〜図6に示すように、複数のラック−ピニオン機構
を巧みに利用して行なわれる。即ち、搬送体B内に横設
されたハンド駆動ラック21の進退運動はまず、ハンド駆
動ピニオン22により回転運動に変換され、この回転運動
は固定ピン22a、第一バネ23(図5、図6には図示しな
い)、伝達ピン24、及び伝達部材25aを介して、第一伝
達軸25に伝達される。そして、この第一伝達軸25下端に
設けた歯車25bの回転運動が、一対のハンド部27・27に
一端のみ固定した丸棒ラック26・26へ直線運動として伝
達されることによって、ハンド部27の開閉運動が為され
るのである。
図4〜図6に示すように、複数のラック−ピニオン機構
を巧みに利用して行なわれる。即ち、搬送体B内に横設
されたハンド駆動ラック21の進退運動はまず、ハンド駆
動ピニオン22により回転運動に変換され、この回転運動
は固定ピン22a、第一バネ23(図5、図6には図示しな
い)、伝達ピン24、及び伝達部材25aを介して、第一伝
達軸25に伝達される。そして、この第一伝達軸25下端に
設けた歯車25bの回転運動が、一対のハンド部27・27に
一端のみ固定した丸棒ラック26・26へ直線運動として伝
達されることによって、ハンド部27の開閉運動が為され
るのである。
【0017】ここで、前記ハンド駆動ピニオン22の駆動
力を直接、第一伝達軸25に伝達するのではなく、固定ピ
ン22a、第一バネ23、伝達ピン24、及び伝達部材25aを
介して間接的に伝達したのは、ハンド部27が閉縮し羊羹
を把持する際、羊羹を崩さないようにするためである。
ハンド部27の閉縮によって羊羹が崩される前に、前記第
一バネ23が伸びるように構成することにより、ハンド部
27の摘み圧力を制限しているのである。また、各ハンド
部27には遊嵌孔27a、及び丸孔27bが穿設されている。
遊嵌孔27aへは、ハンド部27が閉じるとき、丸棒ラック
26が遊嵌され、また丸孔27bにはスプライン軸34が挿嵌
されている。このスプライン軸34は、改めて後述する
が、各ハンド部27内部に設けたタイミングベルト35を介
して摘みフィンガー36を回動せしめる。
力を直接、第一伝達軸25に伝達するのではなく、固定ピ
ン22a、第一バネ23、伝達ピン24、及び伝達部材25aを
介して間接的に伝達したのは、ハンド部27が閉縮し羊羹
を把持する際、羊羹を崩さないようにするためである。
ハンド部27の閉縮によって羊羹が崩される前に、前記第
一バネ23が伸びるように構成することにより、ハンド部
27の摘み圧力を制限しているのである。また、各ハンド
部27には遊嵌孔27a、及び丸孔27bが穿設されている。
遊嵌孔27aへは、ハンド部27が閉じるとき、丸棒ラック
26が遊嵌され、また丸孔27bにはスプライン軸34が挿嵌
されている。このスプライン軸34は、改めて後述する
が、各ハンド部27内部に設けたタイミングベルト35を介
して摘みフィンガー36を回動せしめる。
【0018】尚、図4はハンド開閉運動の駆動機構の
みを簡略化して表した図面であり、例えば、図5および
図6に示すように、ハンド駆動ピニオン22と伝達部材25
aは実際には近接しており、また図4には、第一伝達軸
25、丸棒ラック26、及びスプライン軸34等を支承するリ
スト部13は図示していない。また、図4〜図6には搬送
体B内に設置され、前記ハンド駆動ラック21に進退運動
を付与するエアシリンダは図示していない。
みを簡略化して表した図面であり、例えば、図5および
図6に示すように、ハンド駆動ピニオン22と伝達部材25
aは実際には近接しており、また図4には、第一伝達軸
25、丸棒ラック26、及びスプライン軸34等を支承するリ
スト部13は図示していない。また、図4〜図6には搬送
体B内に設置され、前記ハンド駆動ラック21に進退運動
を付与するエアシリンダは図示していない。
【0019】リスト部13が行なうリスト回旋運動もま
た、上述したハンド開閉運動と同様に、ラック−ピニ
オン機構を利用して行なわれる。即ち、搬送体B内に横
設され、図示しないエアシリンダにより駆動されたリス
ト駆動ラック11(図6参照)の進退運動を、リスト駆動
ピニオン12によって回転運動に変換することにより、リ
スト部13が回旋運動を行なうのである。前述したよう
に、リスト部13は、丸棒ラック26・26およびスプライン
軸34を介してハンド部27を支承しているので、リスト部
13が回旋運動を行なえば、それに伴いハンド部27が回転
運動することになる。つまり、リスト回旋運動によっ
て、前述したハンド開閉運動の開閉する向きを変える
ことができるのである。
た、上述したハンド開閉運動と同様に、ラック−ピニ
オン機構を利用して行なわれる。即ち、搬送体B内に横
設され、図示しないエアシリンダにより駆動されたリス
ト駆動ラック11(図6参照)の進退運動を、リスト駆動
ピニオン12によって回転運動に変換することにより、リ
スト部13が回旋運動を行なうのである。前述したよう
に、リスト部13は、丸棒ラック26・26およびスプライン
軸34を介してハンド部27を支承しているので、リスト部
13が回旋運動を行なえば、それに伴いハンド部27が回転
運動することになる。つまり、リスト回旋運動によっ
て、前述したハンド開閉運動の開閉する向きを変える
ことができるのである。
【0020】ハンド部27に設けた摘みフィンガー36が行
なうフィンガー回動運動は、前記第一伝達軸25内に摺
動自在に挿嵌された第二伝達軸32(図5、図6参照)が
上下運動することにより行なわれる。即ち、搬送体B内
に設置したエアシリンダ30の伸縮運動が、連結部材31を
介して、第二伝達軸32に伝達され、この第二伝達軸32の
上下運動が、第二伝達軸32下端部に軸方向に刻設された
ラック部33にて、前記スプライン軸34へ回動運動として
伝達されるのである。そして前述したように、スプライ
ン軸34の回動運動が、ハンド部27内のタイミングベルト
35(図5には図示していない)を介して摘みフィンガー
36に伝達されることによって、フィンガー回動運動が
行なわれるのである。
なうフィンガー回動運動は、前記第一伝達軸25内に摺
動自在に挿嵌された第二伝達軸32(図5、図6参照)が
上下運動することにより行なわれる。即ち、搬送体B内
に設置したエアシリンダ30の伸縮運動が、連結部材31を
介して、第二伝達軸32に伝達され、この第二伝達軸32の
上下運動が、第二伝達軸32下端部に軸方向に刻設された
ラック部33にて、前記スプライン軸34へ回動運動として
伝達されるのである。そして前述したように、スプライ
ン軸34の回動運動が、ハンド部27内のタイミングベルト
35(図5には図示していない)を介して摘みフィンガー
36に伝達されることによって、フィンガー回動運動が
行なわれるのである。
【0021】リスト部13下方に設けたプッシャー44が行
なうプッシャー上下運動は、前記第二伝達軸32内に摺
動自在に挿嵌された第三伝達軸42(図5、図6参照)が
上下運動することにより行なわれる。即ち、搬送体B内
に設置したエアシリンダ40の伸縮運動が、連結部材41、
及びストップリング42aを介して、第三伝達軸42に伝達
されることにって、プッシャー44が上下運動を行なうの
である。
なうプッシャー上下運動は、前記第二伝達軸32内に摺
動自在に挿嵌された第三伝達軸42(図5、図6参照)が
上下運動することにより行なわれる。即ち、搬送体B内
に設置したエアシリンダ40の伸縮運動が、連結部材41、
及びストップリング42aを介して、第三伝達軸42に伝達
されることにって、プッシャー44が上下運動を行なうの
である。
【0022】ここで、符号43で指示する第二バネを設け
たのは、プッシャー44が降下し羊羹を押えつける際、羊
羹を崩さないようにするためである。プッシャー44の降
下して羊羹が崩される前に、第二バネ43が縮んで、スト
ップリング42aと連結部材41とが離れるように構成する
ことによって、プッシャー44の押え圧力を制限するので
ある。さらに、前記第三伝達軸42は中空にしてあり、プ
ッシャー44の下面にはエア噴出孔44aが数カ所設けてあ
る。第三伝達軸42を通してエア噴出孔44aから空気を噴
出させることによって、プッシャー44と羊羹との粘性付
着を防止するためである。
たのは、プッシャー44が降下し羊羹を押えつける際、羊
羹を崩さないようにするためである。プッシャー44の降
下して羊羹が崩される前に、第二バネ43が縮んで、スト
ップリング42aと連結部材41とが離れるように構成する
ことによって、プッシャー44の押え圧力を制限するので
ある。さらに、前記第三伝達軸42は中空にしてあり、プ
ッシャー44の下面にはエア噴出孔44aが数カ所設けてあ
る。第三伝達軸42を通してエア噴出孔44aから空気を噴
出させることによって、プッシャー44と羊羹との粘性付
着を防止するためである。
【0023】上記動作〜を行なう搬送体B、リスト
部13、およびハンド部27等は、以上のように構成されて
いる。次に、きんつば焼成の動作順序を、図7〜図9を
参照しながら説明する。なお、図7〜図9には図面輻輳
を避けるためハンド部27のみ図示し、搬送体Bやリスト
部13等は図示していない。
部13、およびハンド部27等は、以上のように構成されて
いる。次に、きんつば焼成の動作順序を、図7〜図9を
参照しながら説明する。なお、図7〜図9には図面輻輳
を避けるためハンド部27のみ図示し、搬送体Bやリスト
部13等は図示していない。
【0024】焼成処理する羊羹は、図7に示すように、
当該進行方向の軸線を囲う4つの長方形面(以後、周面
と呼ぶ)と、これに直角に切り立つ2つの正方形面(以
後、端面と呼ぶ)とから成る平板状六面体に成形されて
おり、供給コンベアAによって、その端面を前後に向け
た姿勢で供給される。羊羹の衣焼成はまず4つの周面か
ら為される。
当該進行方向の軸線を囲う4つの長方形面(以後、周面
と呼ぶ)と、これに直角に切り立つ2つの正方形面(以
後、端面と呼ぶ)とから成る平板状六面体に成形されて
おり、供給コンベアAによって、その端面を前後に向け
た姿勢で供給される。羊羹の衣焼成はまず4つの周面か
ら為される。
【0025】まず、前記搬送体Bが行なう上下運動お
よび水平運動により供給コンベアA上の羊羹位置にハ
ンド部27が案内される。案内されたハンド部27は、ハン
ド開閉運動を行なって、羊羹をその前後端面で把持す
る。続いて、再び搬送体Bの上下運動および水平運動
が行なわれ、ハンド部27に把持されたまま羊羹は、塗
布液付着器Cに搬送され、ここで羊羹の下向き周面に衣
液が付けられる。そして再び搬送体上下運動および水
平運動が行なわれ、下面に衣液を付けた羊羹が火床D
の所定位置に載置され、ここで所要時間(本実施例では
約1分)焼成処理されるのである。
よび水平運動により供給コンベアA上の羊羹位置にハ
ンド部27が案内される。案内されたハンド部27は、ハン
ド開閉運動を行なって、羊羹をその前後端面で把持す
る。続いて、再び搬送体Bの上下運動および水平運動
が行なわれ、ハンド部27に把持されたまま羊羹は、塗
布液付着器Cに搬送され、ここで羊羹の下向き周面に衣
液が付けられる。そして再び搬送体上下運動および水
平運動が行なわれ、下面に衣液を付けた羊羹が火床D
の所定位置に載置され、ここで所要時間(本実施例では
約1分)焼成処理されるのである。
【0026】図7は、火床Dに6個ずつ2列の羊羹が既
に載置され、3列目に載置されるべき羊羹に衣液付着を
行なっているところを図示している。手作業と同様、本
装置も一度に複数の羊羹を焼成するようにしているので
ある。火床Dに載置する羊羹の個数は、衣液の焼成時間
によって決定される。最初に載置した一列目の羊羹の衣
液が焦げるまでは、羊羹を6個ずつ何列にも載置してい
くのである(本実施例の場合には6個×6列の羊羹が載
置される)。
に載置され、3列目に載置されるべき羊羹に衣液付着を
行なっているところを図示している。手作業と同様、本
装置も一度に複数の羊羹を焼成するようにしているので
ある。火床Dに載置する羊羹の個数は、衣液の焼成時間
によって決定される。最初に載置した一列目の羊羹の衣
液が焦げるまでは、羊羹を6個ずつ何列にも載置してい
くのである(本実施例の場合には6個×6列の羊羹が載
置される)。
【0027】羊羹への衣液付着は、図中符号C1 で指示
する付着板の上で行なわれる。羊羹がハンド部27に把持
されて塗布液付着器Cに搬送されてきたとき、図示しな
いエアシリンダにより付着板C1 が、容器C2 に入れた
塗布液C3 中から上昇してくるのである。このように、
ハンド部27を降下させて羊羹を直接衣液C3 に漬けるの
ではなく、付着板C1 上にて衣液を付けるという手段を
採用することにより、羊羹への衣液付着量が衣液C3 の
液面高さによって変動することがなくなる。
する付着板の上で行なわれる。羊羹がハンド部27に把持
されて塗布液付着器Cに搬送されてきたとき、図示しな
いエアシリンダにより付着板C1 が、容器C2 に入れた
塗布液C3 中から上昇してくるのである。このように、
ハンド部27を降下させて羊羹を直接衣液C3 に漬けるの
ではなく、付着板C1 上にて衣液を付けるという手段を
採用することにより、羊羹への衣液付着量が衣液C3 の
液面高さによって変動することがなくなる。
【0028】なお、付着板C1 上で衣液付着を行なう
際、衣液付着をより確実にすると共に把持する羊羹の姿
勢あるいは把持位置を整えるため、ハンド開閉運動に
よって付着板C1 上で一旦羊羹を離し再び把持する動作
を行なわしめると良い。また、食品材料の種類によって
は、付着板C1 上にバネを介して補助板を設けておき、
食品下面とこの補助板との接触により衣液付着を行なう
ようにしても良い。食品のサイズに多少変動があって
も、あるいは食品が多少斜めに把持されていたとして
も、この揺動可能な補助板によって衣液付着は確実に為
される上に、一旦羊羹を離すという動作を行なう必要が
ないため、衣液付着能率は格段に向上する。
際、衣液付着をより確実にすると共に把持する羊羹の姿
勢あるいは把持位置を整えるため、ハンド開閉運動に
よって付着板C1 上で一旦羊羹を離し再び把持する動作
を行なわしめると良い。また、食品材料の種類によって
は、付着板C1 上にバネを介して補助板を設けておき、
食品下面とこの補助板との接触により衣液付着を行なう
ようにしても良い。食品のサイズに多少変動があって
も、あるいは食品が多少斜めに把持されていたとして
も、この揺動可能な補助板によって衣液付着は確実に為
される上に、一旦羊羹を離すという動作を行なう必要が
ないため、衣液付着能率は格段に向上する。
【0029】塗布液付着を終えた羊羹の火床Dへの載置
は、搬送体Bの上下運動、及びハンド開閉運動の
他、プッシャー上下運動によって行なわれる。即ち、
搬送体上下運動によって火床D上に羊羹を降ろしたと
き、まず、プッシャー上下運動によりプッシャー44が
下降して羊羹をしっかりと押え、それからハンド部27が
ハンド開閉運動により拡開するのである。プッシャー
44で押さえることなくハンド部27を開くと、羊羹が左右
何れかの摘みフィンガー36に粘性付着してしまい載置位
置がずれたり、倒れたりする事態も生じるのである。な
お、プッシャー44上昇時の、プッシャー44と羊羹との粘
性付着は、前述したように、空気孔44aからのエア噴射
によって防止することができる。
は、搬送体Bの上下運動、及びハンド開閉運動の
他、プッシャー上下運動によって行なわれる。即ち、
搬送体上下運動によって火床D上に羊羹を降ろしたと
き、まず、プッシャー上下運動によりプッシャー44が
下降して羊羹をしっかりと押え、それからハンド部27が
ハンド開閉運動により拡開するのである。プッシャー
44で押さえることなくハンド部27を開くと、羊羹が左右
何れかの摘みフィンガー36に粘性付着してしまい載置位
置がずれたり、倒れたりする事態も生じるのである。な
お、プッシャー44上昇時の、プッシャー44と羊羹との粘
性付着は、前述したように、空気孔44aからのエア噴射
によって防止することができる。
【0030】以上の動作が6個ずつ6列の羊羹について
繰り返されることによって、一つ目の周面についての焼
成処理が為される。そして、図8に示すように二つ目の
周面における焼成処理が開始される。
繰り返されることによって、一つ目の周面についての焼
成処理が為される。そして、図8に示すように二つ目の
周面における焼成処理が開始される。
【0031】搬送体Bの上下運動および水平運動に
よってハンド部27が火床D上の所定の羊羹位置に案内さ
れることは、一つ目の周面焼成の場合と同様であるが、
今回は、ハンド部27がハンド開閉運動によって羊羹を
把持する前に、ハンド部27の先端に設けた摘みフィンガ
ー36が、フィンガー回動運動により予め90度回転す
る。そして、この90度回転した状態で羊羹を把持した
後、摘みフィンガー36が90度、逆回転することによっ
て、二つ目の周面が下向きにされるのである。図8は、
3列目羊羹の二つ目の周面に衣液付着しているところを
図示しており、4列目以降の羊羹は、まだ一つ目の周面
を焼成している状態である。
よってハンド部27が火床D上の所定の羊羹位置に案内さ
れることは、一つ目の周面焼成の場合と同様であるが、
今回は、ハンド部27がハンド開閉運動によって羊羹を
把持する前に、ハンド部27の先端に設けた摘みフィンガ
ー36が、フィンガー回動運動により予め90度回転す
る。そして、この90度回転した状態で羊羹を把持した
後、摘みフィンガー36が90度、逆回転することによっ
て、二つ目の周面が下向きにされるのである。図8は、
3列目羊羹の二つ目の周面に衣液付着しているところを
図示しており、4列目以降の羊羹は、まだ一つ目の周面
を焼成している状態である。
【0032】このように、二つ目の周面の焼成処理は、
羊羹をその前後端面で把持してフィンガー回動運動を
利用することによって行なわれる。三つ目の周面、四つ
目の周面についても同様、羊羹をその端面で把持しフィ
ンガー回動運動を利用して焼成処理が為される。次
に、2つの端面の焼成処理について図9を参照しながら
説明する。
羊羹をその前後端面で把持してフィンガー回動運動を
利用することによって行なわれる。三つ目の周面、四つ
目の周面についても同様、羊羹をその端面で把持しフィ
ンガー回動運動を利用して焼成処理が為される。次
に、2つの端面の焼成処理について図9を参照しながら
説明する。
【0033】端面を焼成するためには、周面焼成時に把
持していた端面を下方に向けなければならない。これ
を、本発明装置は、リスト部13によるリスト回旋運動
を利用することにより実現している。即ち、搬送体水平
運動により目的の羊羹の上方に案内されたハンド部27
が搬送体上下運動により降下する前に、リスト回旋運
動によってハンド部27を90度回転させるのである。
前述したように、リスト部13の回転に伴ってハンド開閉
運動の開閉する向きも90度回転することになるの
で、このリスト回旋運動により、端面ではなく互いに
対向する2つの側方周面でもって羊羹を把持できるよう
になるのである。
持していた端面を下方に向けなければならない。これ
を、本発明装置は、リスト部13によるリスト回旋運動
を利用することにより実現している。即ち、搬送体水平
運動により目的の羊羹の上方に案内されたハンド部27
が搬送体上下運動により降下する前に、リスト回旋運
動によってハンド部27を90度回転させるのである。
前述したように、リスト部13の回転に伴ってハンド開閉
運動の開閉する向きも90度回転することになるの
で、このリスト回旋運動により、端面ではなく互いに
対向する2つの側方周面でもって羊羹を把持できるよう
になるのである。
【0034】このリスト回旋運動の後に、さらにフィ
ンガー回動運動により摘みフィンガー36を90度回転
させ、そして、ハンド開閉運動により側方周面で羊羹
を把持した後に、摘みフィンガー36を逆回転させること
によって、端面を下向きにするのである。図9は、三列
目の羊羹の端面を下方に向けたところを示しており、四
列目以降の羊羹は、まだ四つめの周面の焼成が為されて
いる。なお、この段階では、前記塗布液付着器Cにおけ
る付着板C1 は衣液C3 中に浸漬している。
ンガー回動運動により摘みフィンガー36を90度回転
させ、そして、ハンド開閉運動により側方周面で羊羹
を把持した後に、摘みフィンガー36を逆回転させること
によって、端面を下向きにするのである。図9は、三列
目の羊羹の端面を下方に向けたところを示しており、四
列目以降の羊羹は、まだ四つめの周面の焼成が為されて
いる。なお、この段階では、前記塗布液付着器Cにおけ
る付着板C1 は衣液C3 中に浸漬している。
【0035】この後に行なわれる、羊羹端面への衣液付
着動作、および火床Dへの載置動作は、前述した周面に
おける動作と同様である。また、二つ目の端面における
焼成処理も、一つ目の端面と同様、羊羹をその側方周面
で把持しフィンガー回動運動を利用して行なわれるの
である。
着動作、および火床Dへの載置動作は、前述した周面に
おける動作と同様である。また、二つ目の端面における
焼成処理も、一つ目の端面と同様、羊羹をその側方周面
で把持しフィンガー回動運動を利用して行なわれるの
である。
【0036】搬送体B、リスト部13、ハンド部27、摘み
フィンガー36、及びプッシャー44等は、以上のように構
成され、以上のような動作を行なって、きんつばの衣液
焼成を行なっていくのであるが、搬送体B等の構成、及
び動作順序はこの実施例に限定されるものではなく、種
々の変更が可能である。
フィンガー36、及びプッシャー44等は、以上のように構
成され、以上のような動作を行なって、きんつばの衣液
焼成を行なっていくのであるが、搬送体B等の構成、及
び動作順序はこの実施例に限定されるものではなく、種
々の変更が可能である。
【0037】例えば、本実施例装置では、搬送体Bに6
対のハンド部27を列設しているが、さらに多数対、設け
るようにしても良い。その分、同時に処理できる羊羹個
数が増加するので焼成処理能力は向上する。この際、搬
送体Bを片持ち式ではなく両持ち式に変更すると都合が
良い。また、衣焼成順序においても種々の変更が可能で
ある。例えば、一つ目の周面焼成の後、一つ目の周面と
対向する周面を焼成するようにしても良い。ハンド部27
が端面で羊羹を把持した後、摘みフィンガー36を180
度回転させるようにするのである。
対のハンド部27を列設しているが、さらに多数対、設け
るようにしても良い。その分、同時に処理できる羊羹個
数が増加するので焼成処理能力は向上する。この際、搬
送体Bを片持ち式ではなく両持ち式に変更すると都合が
良い。また、衣焼成順序においても種々の変更が可能で
ある。例えば、一つ目の周面焼成の後、一つ目の周面と
対向する周面を焼成するようにしても良い。ハンド部27
が端面で羊羹を把持した後、摘みフィンガー36を180
度回転させるようにするのである。
【0038】次に、焼成処理を終えたきんつばを、取出
コンベアHへ取り出す取出体Gについて図10を参照しな
がら説明する。
コンベアHへ取り出す取出体Gについて図10を参照しな
がら説明する。
【0039】取出体Gが、搬送体Bと同様、火床Dに対
し上下運動および水平運動を行なうことについては、前
掲の図3を用いて前述した。しかし、この取出体Gに設
けた6対の取出ハンド54は、ハンド部27とは異なりハン
ド開閉運動のみ行なう構成になっている。即ち、エアシ
リンダ50により進退運動する伝達ロッド51が、係止部材
52を介して支点54aにて枢支された取出ハンド54の上端
を押すことによって、一方の取出ハンド54が駆動され、
さらに歯車54bにより他方の取出ハンド54が同期して駆
動され、ハンドが拡開するのである。取出ハンド54の閉
縮は、前記係止部材52と取出ハンド54の上端とが離れる
ことにより為される。この際、第三バネ53の付勢力が、
取出ハンド54の羊羹摘み圧力となる。
し上下運動および水平運動を行なうことについては、前
掲の図3を用いて前述した。しかし、この取出体Gに設
けた6対の取出ハンド54は、ハンド部27とは異なりハン
ド開閉運動のみ行なう構成になっている。即ち、エアシ
リンダ50により進退運動する伝達ロッド51が、係止部材
52を介して支点54aにて枢支された取出ハンド54の上端
を押すことによって、一方の取出ハンド54が駆動され、
さらに歯車54bにより他方の取出ハンド54が同期して駆
動され、ハンドが拡開するのである。取出ハンド54の閉
縮は、前記係止部材52と取出ハンド54の上端とが離れる
ことにより為される。この際、第三バネ53の付勢力が、
取出ハンド54の羊羹摘み圧力となる。
【0040】取出体Gが一列目のきんつばを取り出し、
続いて二列目のきんつばを取り出すべく水平運動を行な
って二列目の羊羹位置に移動したとき、油ひき体Fは一
列目のきんつばが載置されていた場所に位置することに
なる。図3を用いて前述したように、油ひき体Fが、取
出体Gと同一の基体G1 を用いているため、取出体Gと
共に水平運動を行なうからである。
続いて二列目のきんつばを取り出すべく水平運動を行な
って二列目の羊羹位置に移動したとき、油ひき体Fは一
列目のきんつばが載置されていた場所に位置することに
なる。図3を用いて前述したように、油ひき体Fが、取
出体Gと同一の基体G1 を用いているため、取出体Gと
共に水平運動を行なうからである。
【0041】図11に示すように、所定位置に移動した油
ひき体Fは上下運動を行なって、油ひきハンドF3 下端
に軸設した油ひきローラーF4 を火床D上に降ろし、さ
らに油ひきハンドF3 が油ひき運動を行なうことによ
り、火床D上に油をひくと同時に、火床D上のカスを拭
うのである。この油ひきハンドF3 の油ひき運動は、油
ひきハンドF3 を垂設するライナーF2 がエアシリンダ
F1 に沿って移動することにより為される。このエアシ
リンダF1 は、シリンダ内を空気圧により移動する図示
しないピストンが前記ライナーF2 を磁力で引きつける
ように構成してある。図11中、符号Eで指示するものは
油容器である。
ひき体Fは上下運動を行なって、油ひきハンドF3 下端
に軸設した油ひきローラーF4 を火床D上に降ろし、さ
らに油ひきハンドF3 が油ひき運動を行なうことによ
り、火床D上に油をひくと同時に、火床D上のカスを拭
うのである。この油ひきハンドF3 の油ひき運動は、油
ひきハンドF3 を垂設するライナーF2 がエアシリンダ
F1 に沿って移動することにより為される。このエアシ
リンダF1 は、シリンダ内を空気圧により移動する図示
しないピストンが前記ライナーF2 を磁力で引きつける
ように構成してある。図11中、符号Eで指示するものは
油容器である。
【0042】なお、取出体Gおよび油ひき体Fの作動
中、前記搬送体Bは動作を停止しているわけではない。
取出体Gが一列目のきんつばを取り出し、油ひき体Fが
其処に油をひいた直後、搬送体Bが作動を開始し2回目
の焼成作業に移るのである。
中、前記搬送体Bは動作を停止しているわけではない。
取出体Gが一列目のきんつばを取り出し、油ひき体Fが
其処に油をひいた直後、搬送体Bが作動を開始し2回目
の焼成作業に移るのである。
【0043】最後に、羊羹を順次供給する供給コンベア
Aについて図12を参照しながら説明する。
Aについて図12を参照しながら説明する。
【0044】図12に示すように、供給コンベアAは、互
いにその端面で重なり連続的に棒状となって供給される
羊羹を、コンベアベルトA1 を断続的に駆動することに
よってコンベア端部に運搬すると共に、コンベア端部に
おいて、供給された棒状羊羹を前記ハンド部27が把持可
能なように、一つずつ分離する動作を行なう。即ち、連
結部材A3 を介してエアシリンダA2 によって水平運動
を行なう各プッシュロッドA4 が棒状の羊羹連続体の端
部を側方から押して、一つずつ、ずらすようにして分離
していくのである。プッシュロッドA4 が羊羹側方を押
す際、棒状の羊羹連続体は供給ガイドA5 で規制される
ので、個々の羊羹が強く粘性付着していても確実に分離
することができる。図中、符号A6 で指示するものは、
コンベアベルトA1 による羊羹連続体の移動を規制する
羊羹ストッパーである。
いにその端面で重なり連続的に棒状となって供給される
羊羹を、コンベアベルトA1 を断続的に駆動することに
よってコンベア端部に運搬すると共に、コンベア端部に
おいて、供給された棒状羊羹を前記ハンド部27が把持可
能なように、一つずつ分離する動作を行なう。即ち、連
結部材A3 を介してエアシリンダA2 によって水平運動
を行なう各プッシュロッドA4 が棒状の羊羹連続体の端
部を側方から押して、一つずつ、ずらすようにして分離
していくのである。プッシュロッドA4 が羊羹側方を押
す際、棒状の羊羹連続体は供給ガイドA5 で規制される
ので、個々の羊羹が強く粘性付着していても確実に分離
することができる。図中、符号A6 で指示するものは、
コンベアベルトA1 による羊羹連続体の移動を規制する
羊羹ストッパーである。
【0045】以上、供給コンベアA、搬送体B、塗布液
付着器C、油ひき体F、及び取出体G等について説明し
てきたが、各構成部を駆動する多数のエアシリンダ、駆
動モータは、図1中、符号Iで指示する制御部によっ
て、その作動順序やタイミングが制御される。
付着器C、油ひき体F、及び取出体G等について説明し
てきたが、各構成部を駆動する多数のエアシリンダ、駆
動モータは、図1中、符号Iで指示する制御部によっ
て、その作動順序やタイミングが制御される。
【0046】
【本発明の効果】以上、実施例をもって説明したとお
り、本発明に係る多面体食品焼成装置にあっては、搬送
体の下方にリスト部を介して垂設されたハンド部が、ハ
ンド開閉運動により摘みフィンガーで多面体食品を把持
する前に、リスト部を回旋運動せしめることによって、
ハンド部が把持する食品対向面を選択することができ、
さらにハンド部が選択した対向面でもって多面体食品を
把持した後に、摘みフィンガーを回動運動せしめること
によって、把持した多面体食品を所要角度回転させるこ
とが可能となる。このことによって、多面体食品の何れ
の面をも簡単に下方に向けることができ、多面体食品を
一面ずつ連続的に焼成していくことが可能になるのであ
る。
り、本発明に係る多面体食品焼成装置にあっては、搬送
体の下方にリスト部を介して垂設されたハンド部が、ハ
ンド開閉運動により摘みフィンガーで多面体食品を把持
する前に、リスト部を回旋運動せしめることによって、
ハンド部が把持する食品対向面を選択することができ、
さらにハンド部が選択した対向面でもって多面体食品を
把持した後に、摘みフィンガーを回動運動せしめること
によって、把持した多面体食品を所要角度回転させるこ
とが可能となる。このことによって、多面体食品の何れ
の面をも簡単に下方に向けることができ、多面体食品を
一面ずつ連続的に焼成していくことが可能になるのであ
る。
【図1】本発明実施例装置の全体正面図である。
【図2】本発明実施例装置の全体平面図である。
【図3】同装置における搬送体、油ひき体、及び取出体
の上下運動および水平運動機構を説明する概略背面図で
ある。
の上下運動および水平運動機構を説明する概略背面図で
ある。
【図4】同装置におけるハンド部の開閉運動機構を説明
する簡略斜視図である。
する簡略斜視図である。
【図5】同装置における搬送体およびハンド部の正面図
である。
である。
【図6】同装置における搬送体およびハンド部の側面図
である。
である。
【図7】同装置がきんつば焼成を行なう際の動作順序を
説明する簡略斜視図である。
説明する簡略斜視図である。
【図8】同装置がきんつば焼成を行なう際の動作順序を
説明する簡略斜視図である。
説明する簡略斜視図である。
【図9】同装置がきんつば焼成を行なう際の動作順序を
説明する簡略斜視図である。
説明する簡略斜視図である。
【図10】同装置における取出ハンドの開閉運動機構を示
す簡略説明図である。
す簡略説明図である。
【図11】同装置における油ひき体の作動機構を示す簡略
説明図である。
説明図である。
【図12】同装置における供給コンベアの構成を説明する
簡略平面図である。
簡略平面図である。
【符号の説明】 A 供給コンベア B 搬送体 C 塗布液付着器 C1 付着板 C2 容器 C3 塗布液 D 火床 13 リスト部 27 ハンド部 36 摘みフィンガー 44 プッシャー
Claims (6)
- 【請求項1】 多面体食品を順次供給する供給コンベア
Aと多面体食品を焼成する火床Dとの間を往復すると共
に上下運動を行なう搬送体Bの下方に、リスト部13を介
してハンド部27を垂設し、このハンド部27がハンド開閉
運動を行なって、ハンド部27先端に設けた摘みフィンガ
ー36で多面体食品を把持し、把持した食品を火床Dの所
要位置に載置することにより多面体食品の焼成処理を行
なうにあたり、 ハンド部27が多面体食品を当該食品の互いに対向する2
つの面でもって把持する前に、前記リスト部13を回旋運
動せしめることによって、ハンド部27が把持する食品対
向面を選択し、ハンド部27が選択対向面でもって多面体
食品を把持した後に、摘みフィンガー36を回動運動せし
めることによって、多面体食品の全ての面を火床Dに接
置せしめることを可能としたことを特徴とする多面体食
品焼成方法。 - 【請求項2】 多面体食品を供給する供給コンベアAと
多面体食品を焼成する火床Dとの間に、多面体食品下面
に塗布液を付着する塗布液付着器Cを設け、当該塗布液
付着器Cにて、ハンド部27により把持した多面体食品に
塗布液を付着してから火床Dに載置することによって、
きんつばの焼成など食品の表面加工を可能にしたことを
特徴とする請求項1記載の多面体食品焼成方法。 - 【請求項3】 把持した多面体食品を火床D所要位置に
載置するにあたり、リスト部13の下端に上下動自在に設
けたプッシャー44を下降せしめ、当該プッシャー44が、
火床D上の多面体食品を押えた後に、ハンド部27を拡開
せしめることを特徴とする請求項1または請求項2記載
の多面体食品焼成方法。 - 【請求項4】 多面体食品を順次供給する供給コンベア
Aと;載置された多面体食品の接触面を焼成する発熱可
能な火床Dと;当該供給コンベアAと火床Dとの間を行
程間隔を変更しながら規則的に往復移動すると共に、各
行程エンド位置にて上下運動を行なう搬送体Bと;当該
搬送体Bの下方に、回旋運動を行なうリスト部13を介し
て、開閉運動自在に垂設したハンド部27と;当該ハンド
部27の先端に回動自在に設けた摘みフィンガー36と;を
有することを特徴とする多面体食品焼成装置。 - 【請求項5】 多面体食品を供給する供給コンベアAと
多面体食品を焼成する火床Dとの間に、塗布液C3 を入
れた容器C2 内で上下動する付着板C1 を有する塗布液
付着器Cを設けることにより、きんつば焼成を可能にし
たことを特徴とする請求項4記載の多面体食品焼成装
置。 - 【請求項6】 搬送体B下方に回旋運動自在に設けたリ
スト部13の下端に、上下動自在にプッシャー44を設けた
ことを特徴とする請求項4または請求項5記載の多面体
食品焼成装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP5240230A JPH0821B2 (ja) | 1993-09-28 | 1993-09-28 | 多面体食品焼成方法とその装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP5240230A JPH0821B2 (ja) | 1993-09-28 | 1993-09-28 | 多面体食品焼成方法とその装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0787876A true JPH0787876A (ja) | 1995-04-04 |
| JPH0821B2 JPH0821B2 (ja) | 1996-01-10 |
Family
ID=17056391
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP5240230A Expired - Fee Related JPH0821B2 (ja) | 1993-09-28 | 1993-09-28 | 多面体食品焼成方法とその装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0821B2 (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2016032865A (ja) * | 2015-10-30 | 2016-03-10 | セイコーエプソン株式会社 | ロボットハンド |
| JP2020168693A (ja) * | 2019-04-04 | 2020-10-15 | 株式会社ダイフク | 物品把持装置 |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP5008775B1 (ja) * | 2011-12-14 | 2012-08-22 | 株式会社コバード | 食品焼成装置及び方法 |
-
1993
- 1993-09-28 JP JP5240230A patent/JPH0821B2/ja not_active Expired - Fee Related
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2016032865A (ja) * | 2015-10-30 | 2016-03-10 | セイコーエプソン株式会社 | ロボットハンド |
| JP2020168693A (ja) * | 2019-04-04 | 2020-10-15 | 株式会社ダイフク | 物品把持装置 |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH0821B2 (ja) | 1996-01-10 |
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