JPH0788430B2 - フィルム又はテープ - Google Patents

フィルム又はテープ

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JPH0788430B2
JPH0788430B2 JP61222092A JP22209286A JPH0788430B2 JP H0788430 B2 JPH0788430 B2 JP H0788430B2 JP 61222092 A JP61222092 A JP 61222092A JP 22209286 A JP22209286 A JP 22209286A JP H0788430 B2 JPH0788430 B2 JP H0788430B2
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Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は主としてシンジオタクチック構造を有するスチ
レン系重合体を延伸してなる、機械的強度や耐熱性に優
れたフィルム又はテープに関する。
〔従来の技術及び発明が解決しようとする課題〕
スチレン系重合体、特にポリスチレンは、その立体規則
性がアタクチック構造を有するものが一般に用いられて
いるが、このようなアタクチックポリスチレンは結晶化
しないため、機械的強度や耐熱性に劣り、また延伸して
もその物性の改善は期待できない。
さらに、立体規則性がアイソタクチック構造のポリスチ
レンも知られており、またこれを延伸した成形品も提案
〔高分子化学21,206(1964)〕されているが、このアイ
ソタクチックポリスチレンは結晶化速度が遅く、しかも
結晶構造が螺旋状であるため、延伸してもその効果の発
現が充分なものではない。
本発明者らは、先般、シンジオタクティシティーの高い
スチレン系重合体を開発することに成功した(特開昭62
−104818号公報)。
本発明者らは、この新たなシンジオタクチック構造のス
チレン系重合体の物性等についてさらに研究を進めたと
ころ、このスチレン系重合体を延伸処理すると、得られ
る繊維の機械的強度、特に弾性率が飛躍的に向上するこ
とを見出した。本発明は、かかる知見に基づいて完成し
たものである。
〔課題を解決するための手段〕
すなわち本発明は、主としてシンジオタクチック構造を
有するスチレン系重合体を延伸してなるフィルム又はテ
ープを提供するものである。
本発明のフィルム又はテープの材料は、主としてシンジ
オタクチック構造を有するスチレン系重合体である。
このスチレン系重合体は、主としてシンジオタクチック
構造、すなわち炭素−炭素結合から形成される主鎖に対
して側鎖であるフェニル基や置換フェニル基が交互に反
対方向に位置する立体構造を有するものであり、そのタ
クティシティーは同位体元素による核磁気共鳴法(13C
−NMR法)により定量される。13 C−NMR法により測定されるタクティシティーは、連続
する複数個の構成単位の存在割合、例えば2個の場合は
ダイアッド、3個の場合はトリアッド、5個の場合はペ
ンタッドによって示すことができるが、本発明に言う主
としてシンジオタクチック構造を有するスチレン系重合
体とは、通常はペンタッド(ラセミペンタッド)で85%
以上、好ましくは95%以上のシンジオタクティシティー
を有するポリスチレン,ポリ(アルキルスチレン),ポ
リ(ハロゲン化スチレン),ポリ(アルコキシスチレ
ン),ポリ(安息香酸エステルスチレン)及びこれらの
混合物、或いはこれらを主成分とする共重合体を指称す
る。
なお、ここでポリ(アルキルスチレン)としては、ポリ
(メチル)スチレン,ポリ(エチルスチレン),ポリ
(イソプロピルスチレン),ポリ(ターシャリーブチル
スチレン)などがある。また、ポリ(ハロゲン化スチレ
ン)としては、ポリ(クロロスチレン),ポリ(ブロモ
スチレン)などがある。さらに、ポリ(アルコキシスチ
レン)としては、ポリ(メトキシスチレン),ポリ(エ
トキシスチレン)などがある。
上述の如く、本発明に用いるスチレン系重合体のラセミ
ペンタッドでのシンジオタクティシティーは、通常85%
以上であるが、多少低い値であっても、延伸処理の条件
を選定すれば、充分な引張弾性率を発現することができ
る。しかし、シンジオタクティシティーがあまり低いス
チレン系重合体では、延伸処理しても充分な引張弾性率
の向上は期待できない。
また、本発明に用いるスチレン系重合体は、重量平均分
子量が300,000以上のものであることが望ましく、特に
1,000,000以上のものが好適である。ここで重量平均分
子量が300,000未満のものでは、充分な強度や弾性率を
得ることができない。また、分子量分布については、広
くても狭くても制約を受けることなく用いることができ
る。
本発明によれば、上述のスチレン系重合体を延伸するこ
とにより、優れた物性のフィルム又はテープが得られる
が、ここで延伸は一軸延伸,二軸延伸のいずれで行なっ
てもよく、また延伸倍率は特に制約はないが、3倍以上
が好ましく、5〜10倍が最適である。
さらに、延伸方法としても、溶融延伸,湿潤延伸,ゲル
延伸などを挙げることができる。ここで湿潤延伸又はゲ
ル延伸を行なう場合には、溶媒としてベンゼン,トルエ
ン,キシレン,エチルベンゼン,シクロヘキサン,デカ
リン,N−メチルピロリドン,テトラヒドロフラン,四塩
化炭素,クロロホルム,ジクロロメタン,モノクロロベ
ンゼン,ジクロロベンゼン,トリクロロベンゼン,トリ
クレンなどを用いればよい。
また、このシンジオタクチック構造のスチレン系重合体
に、アタクチック構造のスチレン系重合体、アイソタク
チック構造のスチレン系重合体、或いは低分子量のシン
ジオタクチック構造のスチレン系重合体を配合したもの
を用いて延伸処理を行なうこともできる。
〔実施例〕
次に、本発明を実施例及び比較例によりさらに詳しく説
明する。
実施例1 (1)スチレン系重合体の製造 反応容器に、溶媒としてトルエン20mlと、触媒成分とし
てテトラエトキシチタニウム0.05ミリモル及びメチルア
ルミノキサンをアルミニウム原子として5ミリモル加
え、40℃においてこれにスチレン150mlを加え、4時間
重合反応を行なった。反応終了後、生成物を塩酸−メタ
ノール混合液で洗浄し、接触成分を分解除去した。次い
で乾燥し、スチレン系重合体(ポリスチレン)25gを得
た。
次に、この重合体を、メチルエチルケトンを溶媒として
ソックスレー抽出し、抽出残分(以下、MIPという。)9
5wt%を得た。このものの重量平均分子量は1,350,000で
あり、数平均分子量は480,000であって、融点は270℃で
あった。また、13C−NMRによる分析から、シンジオタク
チック構造に基因する145.35ppmに吸収が認められ、そ
のピーク面積から算出したラセミペンタッドでのシンジ
オタクティシティーは96%であった。
(2)延伸フィルム(テープ)の製造 上記(1)で得られたシンジオタクチック構造のスチレ
ン系重合体を、溶媒のエチルベンゼン中に入れて加熱溶
解し、2重量%の濃度のスチレン系重合体溶液を得た。
この溶液を充分に冷却したアルミニウム製の箱に流し込
み、寒天状のゲルを得た。このゲルをヌッチェ上でプレ
スしつつ、吸引乾燥し、室温において減圧下、24時間乾
燥してゲル板を得た。次に、このゲル板を短冊状に切断
し、この短冊を空気中、130℃において延伸倍率8倍に
延伸した。得られた延伸物につき、機械的強度を測定し
た。結果を第1表に示す。
実施例2 (1)スチレン系重合体の製造 重合温度を30℃としたほかは、実施例1の(1)と同様
の操作を行ない、スチレン系重合体(ポリスチレン)9.
0gを得た。このもののMIPは、99wt%であった。また、
得られたスチレン系重合体(MIP)は、重量平均分子量
1,800,000であり、数平均分子量650,000であって、シン
ジオタクティシティー98%であった。
(2)延伸フィルム(テープ)の製造 上記(1)で得たスチレン系重合体を用い、延伸倍率を
7倍としたほかは、実施例1の(2)と同様の操作を行
なった。結果を第1表に示す。
実施例3 (1)スチレン系重合体の製造 重合温度を20℃としたほかは、実施例1の(1)と同様
の操作を行ない、スチレン系重合体(ポリスチレン)4.
0gを得た。このもののMIPは、92wt%であった。また、
得られたスチレン系重合体(MIP)は、重量平均分子量
2,400,000であり、数平均分子量860,000であって、シン
ジオタクティシティー100%であった。
(2)延伸フィルム(テープ)の製造 上記(1)で得たスチレン系重合体を用い、延伸倍率を
6倍としたほかは、実施例1の(2)と同様の操作を行
なった。結果を第1表に示す。
実施例4 (1)スチレン系重合体の製造 重合温度を0℃とし、かつ重合時間を8時間としたほか
は、実施例1の(1)と同様の操作を行ない、スチレン
系重合体(ポリスチレン)1.5gを得た。このもののMIP
は、70wt%であった。また、得られたスチレン系重合体
(MIP)は、重量平均分子量4,500,000であり、数平均分
子量1,600,000であって、シンジオタクティシティー100
%であった。
(2)延伸フィルム(テープ)の製造 上記(1)で得たスチレン系重合体を用い、延伸倍率を
5倍としたほかは、実施例1の(2)と同様の操作を行
なった。結果を第1表に示す。
比較例1 延伸処理をしなかったほかは、実施例1の(2)と同様
の操作を行なった。結果を第1表に示す。
比較例2 触媒として、マグネシウムジエトキシド10.0gに四塩化
チタン50mlを反応させ、チタン化合物を担持したチタン
触媒成分1.0ミリモルと、トリエチルアルミニウム10ミ
リモルを組み合わせたものを用い、ヘプタン溶媒中、70
℃において、スチレン100mlの重合反応を2時間行な
い、重量平均分子量1,000,000であり、数平均分子量26
0,000のアイソタクチック構造のスチレン系重合体(ポ
リスチレン)48.7gを得た。このスチレン系重合体は、
実施例1と同様にメチルエチルケトンで抽出した残分は
96wt%であった。このアイソタクチック構造のスチレン
系重合体について、実施例1の(2)と同様に延伸した
(但し、延伸倍率6倍)。得られた延伸物について機械
的強度を測定した。結果を第1表に示す。
比較例3 延伸処理をしなかったほかは、比較例2と同様の操作を
行なった。結果を第1表に示す。
実施例5 (1)スチレン系重合体の製造 反応容器に、溶媒としてトルエン20mlと、触媒成分とし
てテトラエトキシチタニウム0.0445ミリモル及びメチル
アルミノキサンをアルミニウム原子として4.45ミリモル
加え、20℃においてこれにスチレン110mlを加え、7時
間重合反応を行なった。反応終了後、生成物を塩酸−メ
タノール混合液で洗浄し、触媒成分を分解除去した。次
いで乾燥し、スチレン系重合体(ポリスチレン)1.7gを
得た。
次に、この重合体を、メチルエチルケトンを溶媒として
ソックスレー抽出し、MIP98wt%を得た。このものの重
量平均分子量は3,040,000であり、数平均分子量は1,22
0,000であって、融点は270℃であった。また、13C−NMR
による分析から、シンジオタクチック構造に基因する14
5.35ppmに吸収が認められ、そのピーク面積から算出し
たラセミペンタッドでのシンジオタクティシティーは99
%であった。
(2)延伸フィルム(テープ)の製造 上記(1)で得られたシンジオタクチック構造のスチレ
ン系重合体を、溶媒のp−キシレン中に入れて加熱溶解
し、1重量%の濃度のスチレン系重合体溶液を得た。こ
の溶液をフラットシャーレに流し込み、寒天状の固いゲ
ルを得た。このゲルをアセトンで洗浄し、圧縮し、ゲル
マットを得た。このゲルマットを短冊状に切断し、室温
において減圧下、10時間乾燥した。この短冊を空気中、
150℃において延伸倍率7倍に延伸した。得られた延伸
物につき、機械的強度を測定した。結果を第1表に示
す。
実施例6 (1)スチレン系重合体の製造 実施例5の(1)の全く同様にしてスチレン系重合体を
得た。
(2)延伸フィルム(テープ)の製造 上記(1)で得たスチレン系重合体を、溶媒のクロロホ
ルム中に入れて加熱溶解し、0.1重量%の濃度のスチレ
ン系重合体溶液を得た。この溶液を充分に冷却した銅製
の箱に流し込み、寒天状の柔らかいゲルを得た。このゲ
ルをヌッチェ上でプレスしつつ吸引乾燥し、室温におい
て減圧下、10時間乾燥してゲル板を得た。次に、このゲ
ル板を短冊状に切断し、この短冊を空気中、150℃にお
いてポリ(4−メチルペンテン1)と共に固相共押出し
することにより、延伸倍率7倍に延伸した。得られた延
伸物の機械的強度を第1表に示す。
実施例7 (1)スチレン系重合体の製造 重合温度を50℃とし、かつ重合時間を1時間20分とした
ほかは、実施例5の(1)と同様の操作を行ない、スチ
レン系重合体2.2gを得た。このもののMIPは、97wt%で
あった。また、得られたスチレン系重合体(MIP)は、
重量平均分子量940,000であり、数平均分子量380,000で
あって、シンジオタクティシティー97%であった。
(2)フィルムの製造 上記(1)で得たスチレン系重合体を用いてクロロホル
ムを溶媒としてキャストフィルムを作成した。このキャ
ストフィルムを短冊状に切断し、実施例5の(2)と同
様に延伸し、延伸倍率7倍の延伸物を得た。得られた延
伸物の機械的強度を第1表に示す。
実施例8 (1)スチレン系重合体の製造 反応容器に、溶媒としてトルエン180mlと触媒成分とし
てテトラエトキシチタニウム0.15ミリモル及びメチルア
ルミノキサンをアルミニウム原子として15ミリモル加
え、30℃においてこれにスチレン145ミリモルとp−メ
チルスチレン15ミリモルの混合物を加え、2時間重合反
応を行なった。反応終了後、生成物を塩酸−メタノール
混合液で洗浄し、触媒成分を分解除去した。次いで乾燥
し、スチレン系重合体22gを得た。
次に、この重合体を、メチルエチルケトンを溶媒として
ソックスレー抽出し、MIP9.9wt%を得た。このものの重
量平均分子量は960,000であり、数平均分子量は460,000
であって、融点は225℃であった。また、p−メチルス
チレン含量は23モル%で、13C−NMRによる分析から、特
願昭62−017973に示した共重合体と同様に、145.11ppm,
145.22ppm,142.09ppmに吸収がみられ、共シンジオタク
チック構造であることがわかった。
(2)延伸フィルム(テープ)の製造 上記(1)で得られたスチレン系重合体を用い、溶媒と
してp−キシレンを用いたこと以外は、実施例6の
(2)と同様にゲル板を作製し、延伸し、延伸倍率7倍
の延伸物を得た。得られた延伸物の機械的強度を第1表
に示す。
実施例9 実施例1(1)で得られたスチレン系重合体を、抽出機
により押出し、冷却してシートを得た。このシートを12
0℃で、縦,横それぞれ3倍に二軸延伸し、緊張下に室
温まで冷却した。このようにして得られた延伸フィルム
の機械的強度を実施例1と同様にして測定した。結果を
第1表に示す。
比較例4 実施例9で得られた、未延伸の状態のシートの機械的強
度を実施例1と同様にして測定した。結果を第1表に示
す。
実施例10 (1)スチレン系重合体の製造 反応容器に、溶媒としてトルエン2リットルと、触媒成
分としてシクロペンタジエニルトリクロリド1ミリモル
及びメチルアルミノキサンをアルミニウム原子として0.
6モル加え、20℃においてこれにスチレン3.6リットルを
加え、1時間重合反応を行なった。反応終了後、生成物
を塩酸−メタノール混合液で洗浄し、触媒成分を分解除
去した。次いで乾燥し、スチレン重合体(ポリスチレ
ン)330gを得た。
次に、この重合体を、メチルエチルケトンを溶媒として
ソックスレー抽出し、抽出残分(MIP)95wt%を得た。
この抽出残分の重量平均分子量は290,000であり、数平
均分子量は158,000であって、融点は270℃であった。ま
た、この重合体は、13C−NMRによる分析から、シンジオ
タクチック構造に基因する145.35ppmに吸収が認めら
れ、そのピーク面積から算出したラセミペンタッグでの
シンジオタクティシティーは96%であった。
(2)フィルムの製造 上記(1)で得られたスチレン系重合体より、実施例9
と同様にして、未延伸シートを得た。この未延伸シート
を、120℃で縦,横それぞれ4倍に二軸延伸し、緊張下
に230℃で5分間熱処理した。このようにして得られた
延伸フィルムの機械的強度を実施例1と同様にして測定
した。結果を第1表に示す。
実施例11 反応容器に、溶媒としてトルエン4リットルと、触媒成
分として四塩化チタン40ミリモル及びメチルアルミノキ
サンをアルミニウム原子として1600モル加え、50℃にお
いてこれにスチレン4リットルを加え、8時間重合反応
を行なった。反応終了後、生成物を塩酸−メタノール混
合液で洗浄し、触媒成分を分解除去した。次いで乾燥
し、スチレン重合体(ポリスチレン)を得た。
次に、この重合体を、メチルエチルケトンを溶媒として
ソックスレー抽出し、抽出残分(MIP)21wt%を得た。
この抽出残分の重量平均分子量は678,000であり、数平
均分子量は272,000であった。また、この重合体は、13C
−NMRによる分析から、シンジオタクチック構造に基因
する145.35ppmに吸収が認められ、そのピーク面積から
算出したラセミペンタッドでのシンジオタクティシティ
ーは86%であった。
(2)フィルム製造 上記(1)で得られたスチレン系重合体より、実施例9
と同様にして、未延伸シートを得た。この未延伸シート
を、110℃で縦,横それぞれ4倍に二軸延伸し、緊張下
に室温まで冷却した。このようにして得られた延伸フィ
ルム機械的強度を実施例1と同様にして測定した。結果
を第1表に示す。
比較例5 比較例2で得られたスチレン系重合体より、実施例9と
同様にして、未延伸シートを得た。この未延伸シート
を、120℃で縦,横それぞれ3倍に二軸延伸し、緊張下
に室温まで冷却した。このようにして得られた延伸フィ
ルムの機械的強度を実施例1と同様にして測定した。結
果を第1表に示す。
比較例6 比較例5で得られた、未延伸の状態のシートの機械的強
度を実施例1と同様にして測定した。結果を第1表に示
す。
〔発明の効果〕 本発明のフィルム又はテープは、シンジオタクチック構
造のスチレン系重合体の属性である耐熱性を維持しつ
つ、延伸処理によって機械的強度、特に弾性率が著しく
改善されたものである。
従って、本発明のフィルム又はテープは、ケーブル,複
合強化材をはじめとして、各種用途に幅広く、かつ有効
に利用される。

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】主としてシンジオタクチック構造を有する
    スチレン系重合体を延伸してなるフィルム又はテープ。
  2. 【請求項2】主としてシンジオタクチック構造を有する
    スチレン系重合体が、同位体元素による核磁気共鳴スペ
    クトル分析のラセミペンタッドでのシンジオタクティシ
    ティー85%以上の立体規則性を有するスチレン系重合体
    である特許請求の範囲第1項記載のフィルム又はテー
    プ。
  3. 【請求項3】延伸倍率3倍以上に延伸してなる特許請求
    の範囲第1項記載のフィルム又はテープ。
  4. 【請求項4】主としてシンジオタクチック構造を有する
    スチレン系重合体が、同位体元素による核磁気共鳴スペ
    クトル分析のラセミペンタッドでのシンジオタクティシ
    ティー85%以上の立体規則性を有するスチレン系重合体
    であり、かつ、該スチレン系重合体を延伸倍率3倍以上
    に延伸してなる特許請求の範囲第1項記載のフィルム又
    はテープ。
  5. 【請求項5】スチレン系重合体が、重量平均分子量300,
    000以上のものである特許請求の範囲第1項記載のフィ
    ルム又はテープ。
  6. 【請求項6】主としてシンジオタクチック構造を有する
    スチレン系重合体が、同位体元素による核磁気共鳴スペ
    クトル分析のラセミペンタッドでのシンジオタクティシ
    ティー85%以上の立体規則性を有するスチレン系重合体
    である特許請求の範囲第5項記載のフィルム又はテー
    プ。
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