JPH0788547A - コイル巻取り方法 - Google Patents
コイル巻取り方法Info
- Publication number
- JPH0788547A JPH0788547A JP23829393A JP23829393A JPH0788547A JP H0788547 A JPH0788547 A JP H0788547A JP 23829393 A JP23829393 A JP 23829393A JP 23829393 A JP23829393 A JP 23829393A JP H0788547 A JPH0788547 A JP H0788547A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- winding
- reel
- strip
- plate thickness
- coil
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Landscapes
- Replacement Of Web Rolls (AREA)
- Winding, Rewinding, Material Storage Devices (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】ストリップの先端と巻取り用リールとの位置合
わせが不要で且つ最内周端部の折り込みも不要なベルト
ラッパ方式により、厚物ストリップの巻き取りが可能な
コイル巻取り方法を提供する 【構成】熱間圧延された板厚6mmを越える厚物ストリ
ップの巻き取りで、巻取り用リール1の外周にストリッ
プSの先端をベルトラッパ9で誘導しつつ初期巻き付け
を行い、初期巻き付け完了時点で板厚に応じて巻取り用
リール1の直径を過拡大させることで巻き付き性を向上
させる。
わせが不要で且つ最内周端部の折り込みも不要なベルト
ラッパ方式により、厚物ストリップの巻き取りが可能な
コイル巻取り方法を提供する 【構成】熱間圧延された板厚6mmを越える厚物ストリ
ップの巻き取りで、巻取り用リール1の外周にストリッ
プSの先端をベルトラッパ9で誘導しつつ初期巻き付け
を行い、初期巻き付け完了時点で板厚に応じて巻取り用
リール1の直径を過拡大させることで巻き付き性を向上
させる。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、熱間仕上圧延されたス
トリップをコイル状に巻き取るコイル巻取り方法に関
し、特に、従来は不可能であった板厚6mmを越える厚
物でもベルトラッパ方式による巻取りを可能とするもの
である。
トリップをコイル状に巻き取るコイル巻取り方法に関
し、特に、従来は不可能であった板厚6mmを越える厚
物でもベルトラッパ方式による巻取りを可能とするもの
である。
【0002】
【従来の技術】一般に、熱間仕上圧延されたストリップ
をコイル状に巻き取るコイル巻取り方法として、巻取り
速度が比較的遅い場合、ベルトラッパ方式又はグリップ
方式のいずれかによる巻取りが行われている。前者は巻
取り用リールの外周に配した巻付けベルトを用いて誘導
しつつ巻取り用リールに巻き取るものであり、従来は専
ら厚さ1.2 mm〜6.0 mm程度のいわゆる薄物ないし中
厚物のストリップの巻き取りに用いられてきた。
をコイル状に巻き取るコイル巻取り方法として、巻取り
速度が比較的遅い場合、ベルトラッパ方式又はグリップ
方式のいずれかによる巻取りが行われている。前者は巻
取り用リールの外周に配した巻付けベルトを用いて誘導
しつつ巻取り用リールに巻き取るものであり、従来は専
ら厚さ1.2 mm〜6.0 mm程度のいわゆる薄物ないし中
厚物のストリップの巻き取りに用いられてきた。
【0003】一方、後者は巻取り用リールに設けたグリ
ップ溝にストリップの先端を差し込んで保持しつつ巻取
り用リールに巻き取るものであり、厚さ6.0 mmを越え
る厚物のストリップはベルトラッパ方式ではリールに巻
き付けることができないため、専らこのグリップ方式に
よる巻き取りが行われてきた。
ップ溝にストリップの先端を差し込んで保持しつつ巻取
り用リールに巻き取るものであり、厚さ6.0 mmを越え
る厚物のストリップはベルトラッパ方式ではリールに巻
き付けることができないため、専らこのグリップ方式に
よる巻き取りが行われてきた。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、前記の
二方式のコイル巻取り方法のうちのグリップ方式の場合
は、いかに速度が遅いとはいってもストリップ,巻取り
用リールの双方が動いているため、ストリップの先端と
巻取り用リールのグリップ溝との位置合わせが容易では
なく、運転に熟練を要し、自動運転も難しくてしばしば
オペレータによる手介入が必要になるという問題点があ
った。さらに、巻取り後に払い出されたコイルの最内周
の端部はグリップ溝に差し込まれて折り曲げられた形状
のままであり、この折り曲げ部分が次工程やコイル需要
家におけるコイル取扱いを困難にしたり、折り曲げ部分
の切り捨てで歩留り低下をきたすなどの問題点もあっ
た。
二方式のコイル巻取り方法のうちのグリップ方式の場合
は、いかに速度が遅いとはいってもストリップ,巻取り
用リールの双方が動いているため、ストリップの先端と
巻取り用リールのグリップ溝との位置合わせが容易では
なく、運転に熟練を要し、自動運転も難しくてしばしば
オペレータによる手介入が必要になるという問題点があ
った。さらに、巻取り後に払い出されたコイルの最内周
の端部はグリップ溝に差し込まれて折り曲げられた形状
のままであり、この折り曲げ部分が次工程やコイル需要
家におけるコイル取扱いを困難にしたり、折り曲げ部分
の切り捨てで歩留り低下をきたすなどの問題点もあっ
た。
【0005】ベルトラッパ方式によればこのような問題
は生じないが、従来のベルトラッパ方式は、ストリップ
が6.0 mmを越える厚物の場合、ストリップの剛性が高
過ぎて充分に巻取り用リールに添わせることが困難なた
め、厚物の巻き取りには使用できなかった。そこで本発
明は、上記従来の問題点に着目してなされたものであ
り、従来不可能であったベルトラッパ方式による厚物ス
トリップの巻き取りを可能とするコイル巻取り方法を提
供することを目的とする。
は生じないが、従来のベルトラッパ方式は、ストリップ
が6.0 mmを越える厚物の場合、ストリップの剛性が高
過ぎて充分に巻取り用リールに添わせることが困難なた
め、厚物の巻き取りには使用できなかった。そこで本発
明は、上記従来の問題点に着目してなされたものであ
り、従来不可能であったベルトラッパ方式による厚物ス
トリップの巻き取りを可能とするコイル巻取り方法を提
供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成する請
求項1の発明は、熱間仕上圧延機で圧延された板厚1.2
〜10.0mmの範囲にあるストリップをコイル状に巻き取
るに際して、巻取り用リール外周にストリップ先端をベ
ルトラッパで誘導しつつ一周余の初期巻き付けを行い、
その直後に予めストリップ板厚に応じて設定してあるリ
ール拡大量だけ巻取り用リールの直径を拡大して引き続
きベルトラッパ方式で巻き取ることを特徴とする。
求項1の発明は、熱間仕上圧延機で圧延された板厚1.2
〜10.0mmの範囲にあるストリップをコイル状に巻き取
るに際して、巻取り用リール外周にストリップ先端をベ
ルトラッパで誘導しつつ一周余の初期巻き付けを行い、
その直後に予めストリップ板厚に応じて設定してあるリ
ール拡大量だけ巻取り用リールの直径を拡大して引き続
きベルトラッパ方式で巻き取ることを特徴とする。
【0007】また、請求項2の発明は、熱間仕上圧延機
で圧延された板厚1.2 〜10.0mmの範囲にあるストリッ
プをコイル状に巻き取るに際して、巻取り用リール外周
にストリップ先端をベルトラッパで誘導しつつ初期巻き
付けを行い、当該初期巻き付け数が予めストリップ板厚
に応じて設定してある巻数に達した時点で、一定量だけ
巻取り用リールの直径を拡大して引き続きベルトラッパ
方式で巻き取ることを特徴とする。
で圧延された板厚1.2 〜10.0mmの範囲にあるストリッ
プをコイル状に巻き取るに際して、巻取り用リール外周
にストリップ先端をベルトラッパで誘導しつつ初期巻き
付けを行い、当該初期巻き付け数が予めストリップ板厚
に応じて設定してある巻数に達した時点で、一定量だけ
巻取り用リールの直径を拡大して引き続きベルトラッパ
方式で巻き取ることを特徴とする。
【0008】
【作用】ストリップが6.0 mmを越える厚物の場合は剛
性が高いため、先端をベルトラッパで巻取り用リールに
誘導すると、ストリップはリール外周に密着できずにす
き間を介して緩く巻き付けられていく。請求項1の発明
では、一周余巻き付けてストリップ先端が後続のストリ
ップの内面に重なったとき、巻取り用リールの直径を拡
大してリール外周とストリップとを強制的に密着させて
以後のリールへの巻き付き性を向上させる。リールに巻
き付ける際にストリップの変形に要する圧力は板厚が大
きい程大きいが、前記リール拡大量は板厚が大きい程大
きくするように設定したことて、厚物ストリップでもベ
ルトラッパ方式で確実に巻き取ることができる。
性が高いため、先端をベルトラッパで巻取り用リールに
誘導すると、ストリップはリール外周に密着できずにす
き間を介して緩く巻き付けられていく。請求項1の発明
では、一周余巻き付けてストリップ先端が後続のストリ
ップの内面に重なったとき、巻取り用リールの直径を拡
大してリール外周とストリップとを強制的に密着させて
以後のリールへの巻き付き性を向上させる。リールに巻
き付ける際にストリップの変形に要する圧力は板厚が大
きい程大きいが、前記リール拡大量は板厚が大きい程大
きくするように設定したことて、厚物ストリップでもベ
ルトラッパ方式で確実に巻き取ることができる。
【0009】請求項2の発明では、リール拡大量は板厚
にかかわらずほぼ一定量に固定している。但し、この場
合はリール拡大のタイミングを必ずしも一周余巻き付け
た時点に限定せず、板厚に応じて変化させる。例えば板
厚が9mm,10mmと厚いものでは一周余巻き付けた
時点でリール拡大を行うが、4mm,5mmと比較的板
厚が小さくなれば三周前後巻き付けた時点でリール拡大
を行うようにして、リールへの巻き付き性を向上させ
る。
にかかわらずほぼ一定量に固定している。但し、この場
合はリール拡大のタイミングを必ずしも一周余巻き付け
た時点に限定せず、板厚に応じて変化させる。例えば板
厚が9mm,10mmと厚いものでは一周余巻き付けた
時点でリール拡大を行うが、4mm,5mmと比較的板
厚が小さくなれば三周前後巻き付けた時点でリール拡大
を行うようにして、リールへの巻き付き性を向上させ
る。
【0010】
【実施例】以下、本発明を実施例により図面を参照して
説明する。図1に、巻取り用リール1の構成を模式的に
示す。これは、通常、巻き取ったコイルを巻取機のマン
ドレルから抜き出すために用いられるウエッジタイプマ
ンドレルのマンドレル拡縮機構と同様に、径の拡縮を油
圧によって行う構造である。すなわち、巻取り用リール
1は円筒を四分割したセグメント2の内周に、複数のウ
エッジ3を有するリール芯4が嵌合されている。リール
芯4は油圧シリンダ5により軸方向に前後進駆動され
る。リール芯4が後退限位置にあるとき巻取り用リール
1の外径は最少である。リール芯4が前進するとウエッ
ジ3のテーパ面の作用で外方への押圧力がセグメント2
に加わり、巻取り用リール1の直径が拡大される。この
ときのリール芯4の前進量とリール径拡大量との関係は
ウエッジ3の大きさとテーパ角により定まる。上記のリ
ール芯4の前後進駆動の制御は、油圧シリンダ5と油圧
源6とを連結する油圧配管7中に配設した油圧作動弁8
の開閉を制御することで行われる。
説明する。図1に、巻取り用リール1の構成を模式的に
示す。これは、通常、巻き取ったコイルを巻取機のマン
ドレルから抜き出すために用いられるウエッジタイプマ
ンドレルのマンドレル拡縮機構と同様に、径の拡縮を油
圧によって行う構造である。すなわち、巻取り用リール
1は円筒を四分割したセグメント2の内周に、複数のウ
エッジ3を有するリール芯4が嵌合されている。リール
芯4は油圧シリンダ5により軸方向に前後進駆動され
る。リール芯4が後退限位置にあるとき巻取り用リール
1の外径は最少である。リール芯4が前進するとウエッ
ジ3のテーパ面の作用で外方への押圧力がセグメント2
に加わり、巻取り用リール1の直径が拡大される。この
ときのリール芯4の前進量とリール径拡大量との関係は
ウエッジ3の大きさとテーパ角により定まる。上記のリ
ール芯4の前後進駆動の制御は、油圧シリンダ5と油圧
源6とを連結する油圧配管7中に配設した油圧作動弁8
の開閉を制御することで行われる。
【0011】この実施例の場合、図2に示すようなスト
リップの板厚(mm)と巻取り用リール1の直径拡大量
(mm)との関係を予め実験的に求めて、熱間圧延装置
全体の駆動を制御する上位制御装置10に入力してお
く。例えば、ベルトラッパ方式で良好な巻き取りを可能
とするリール拡大量は、板厚10mmで15mm、板厚
6mmでおよそ5mm、板厚5mmではおよそ3mmと
いう数量関係が得られた。
リップの板厚(mm)と巻取り用リール1の直径拡大量
(mm)との関係を予め実験的に求めて、熱間圧延装置
全体の駆動を制御する上位制御装置10に入力してお
く。例えば、ベルトラッパ方式で良好な巻き取りを可能
とするリール拡大量は、板厚10mmで15mm、板厚
6mmでおよそ5mm、板厚5mmではおよそ3mmと
いう数量関係が得られた。
【0012】次に、この関係を用いて、与えられた板厚
のストリップSを巻取り用リール1にベルトラッパ方式
で巻き取る手順を、図3を参照しつつ説明する。上位制
御装置10にストリップSの板厚T(例えば10mm)
を入力する。ストリップSはベルトラッパ9に誘導され
つつ巻取り用リール1の外周にすき間を介して緩く巻き
ついていく〔図3(a)〕。このときの巻取り用リール
1の直径拡大量は零である。図3(b)に示すように、
ストリップSの先端がほぼ一周余(1.1 周〜1.2 周して
後続のストリップ内面にかさなり始めたとき、初期巻付
完了信号Mが上位制御装置10に入力され、上位制御装
置10から演算装置11に対して演算指令が出される。
これを受けて、演算装置11で巻取り用リール1の所要
の直径拡大量(例えば15mm)が算出される。こうし
て求めたリール径拡大量に基づいて、演算装置12でリ
ール芯4の移動量が算出されて油圧作動弁8の制御装置
13に出力され、電磁油圧作動弁8が作動して油圧源6
からの油圧が油圧シリンダ5に供給される。演算装置1
2で算出された距離だけリール芯4が前進した後、油圧
作動弁8が逆作動して油圧シリンダ5へ供給は遮断され
リール芯4はその位置で停止して保持される。これによ
り巻取り用リール1の直径は板厚(10mm)に見合っ
た大きさ(15mm)だけ拡大される。その結果、図3
(c)に示すように巻取り用リール1と緩く巻かれてい
たストリップSの内面との間のすき間はなくなり、両者
は密着すると共に強い摩擦力が発生して、以後ストリッ
プSは適正な張力を保持しつつ巻取り用リール1に巻き
取られていく。
のストリップSを巻取り用リール1にベルトラッパ方式
で巻き取る手順を、図3を参照しつつ説明する。上位制
御装置10にストリップSの板厚T(例えば10mm)
を入力する。ストリップSはベルトラッパ9に誘導され
つつ巻取り用リール1の外周にすき間を介して緩く巻き
ついていく〔図3(a)〕。このときの巻取り用リール
1の直径拡大量は零である。図3(b)に示すように、
ストリップSの先端がほぼ一周余(1.1 周〜1.2 周して
後続のストリップ内面にかさなり始めたとき、初期巻付
完了信号Mが上位制御装置10に入力され、上位制御装
置10から演算装置11に対して演算指令が出される。
これを受けて、演算装置11で巻取り用リール1の所要
の直径拡大量(例えば15mm)が算出される。こうし
て求めたリール径拡大量に基づいて、演算装置12でリ
ール芯4の移動量が算出されて油圧作動弁8の制御装置
13に出力され、電磁油圧作動弁8が作動して油圧源6
からの油圧が油圧シリンダ5に供給される。演算装置1
2で算出された距離だけリール芯4が前進した後、油圧
作動弁8が逆作動して油圧シリンダ5へ供給は遮断され
リール芯4はその位置で停止して保持される。これによ
り巻取り用リール1の直径は板厚(10mm)に見合っ
た大きさ(15mm)だけ拡大される。その結果、図3
(c)に示すように巻取り用リール1と緩く巻かれてい
たストリップSの内面との間のすき間はなくなり、両者
は密着すると共に強い摩擦力が発生して、以後ストリッ
プSは適正な張力を保持しつつ巻取り用リール1に巻き
取られていく。
【0013】なお、この場合、図2に示すように、板厚
4mm以下では巻取り用リール1の拡大量は殆ど零でも
ベルトラッパ方式の巻き取りが可能である。次に、他の
実施例を示す。これは、第1の実施例とは異なり巻取り
用リール1の直径拡大量は一定にし、ストリップSの初
期巻付け数(リール拡大開始までの巻き数)を板厚に応
じて変える方式である。
4mm以下では巻取り用リール1の拡大量は殆ど零でも
ベルトラッパ方式の巻き取りが可能である。次に、他の
実施例を示す。これは、第1の実施例とは異なり巻取り
用リール1の直径拡大量は一定にし、ストリップSの初
期巻付け数(リール拡大開始までの巻き数)を板厚に応
じて変える方式である。
【0014】この場合は、図4に示すようなストリップ
の板厚(mm)と前記初期巻付け数との関係を予め実験
的に求めて、上位制御装置10に入力しておく。例え
ば、ベルトラッパ方式で良好な巻き取りを可能とする初
期巻付け数は、板厚10mmで1.0 〜1.2 巻き、板厚8
mmで1.0 〜1.6巻き程度、板厚6mmで1.0 〜2.3 巻
き、板厚5mmでは1.0 〜2.8巻きという数量関係が得
られた。この関係を用いて、与えられた板厚のストリッ
プSを巻取り用リール1にベルトラッパ方式で巻き取る
手順は、演算装置11による巻取り用リール1の直径拡
大所要量の算出が行われないこと以外は、ほぼ第1の実
施例の場合と同様である。この場合の巻取り用リール1
の直径拡大量は、5〜15mmの範囲内で適宜に固定さ
れる。また、初期巻付完了信号が上位制御装置10に入
力されるタイミングは、ストリップSの先端が前記図4
に示された範囲で予め設定した巻き数に達した時であ
る。
の板厚(mm)と前記初期巻付け数との関係を予め実験
的に求めて、上位制御装置10に入力しておく。例え
ば、ベルトラッパ方式で良好な巻き取りを可能とする初
期巻付け数は、板厚10mmで1.0 〜1.2 巻き、板厚8
mmで1.0 〜1.6巻き程度、板厚6mmで1.0 〜2.3 巻
き、板厚5mmでは1.0 〜2.8巻きという数量関係が得
られた。この関係を用いて、与えられた板厚のストリッ
プSを巻取り用リール1にベルトラッパ方式で巻き取る
手順は、演算装置11による巻取り用リール1の直径拡
大所要量の算出が行われないこと以外は、ほぼ第1の実
施例の場合と同様である。この場合の巻取り用リール1
の直径拡大量は、5〜15mmの範囲内で適宜に固定さ
れる。また、初期巻付完了信号が上位制御装置10に入
力されるタイミングは、ストリップSの先端が前記図4
に示された範囲で予め設定した巻き数に達した時であ
る。
【0015】なお、上記各実施例では、巻取り用リール
1としてウエッジタイプの拡縮機構を使用した場合を述
べたが、これに限らず、リンクタイプやトグルタイプ等
の他の公知の機構であっても良い。また、板厚とリール
拡大量との関係又は板厚と初期巻付け数との関係は、実
施例のものに限られず、ストリップSの鋼種等によって
変化する可能性があり、実験的または経験的にその関係
を予め求めておくことが必要である。
1としてウエッジタイプの拡縮機構を使用した場合を述
べたが、これに限らず、リンクタイプやトグルタイプ等
の他の公知の機構であっても良い。また、板厚とリール
拡大量との関係又は板厚と初期巻付け数との関係は、実
施例のものに限られず、ストリップSの鋼種等によって
変化する可能性があり、実験的または経験的にその関係
を予め求めておくことが必要である。
【0016】
【発明の効果】以上、説明したように、本発明の方法に
よれば、巻取り用リール外周にストリップ先端をベルト
ラッパで誘導しつつ初期巻き付けを行い、その完了直後
に巻取り用リールの直径を設定量過拡大して引き続きベ
ルトラッパ方式で巻き取るものとしたため、ストリップ
の巻取り用リールへの巻き付き性が向上した。その結
果、従来は不可能であった板厚6mmを越える厚物のス
トリップSでも、ベルトラッパ方式による巻取りが可能
となり、グリップ方式の場合の諸問題点、すなわちスト
リップの先端と巻取り用リールのグリップ溝との位置合
わせが容易ではなく、運転に熟練を要し、自動運転も難
しくてしばしばオペレータによる手介入が必要になると
いう問題点や、巻取り後に払い出されたコイルの最内周
の端部が折り曲げられた形状のままであるため次工程や
コイル需要家におけるコイル取扱いを困難にしたり、折
り曲げ部分の切り捨てによる歩留り低下をまねくなどの
問題点が改善できるという効果を奏する。
よれば、巻取り用リール外周にストリップ先端をベルト
ラッパで誘導しつつ初期巻き付けを行い、その完了直後
に巻取り用リールの直径を設定量過拡大して引き続きベ
ルトラッパ方式で巻き取るものとしたため、ストリップ
の巻取り用リールへの巻き付き性が向上した。その結
果、従来は不可能であった板厚6mmを越える厚物のス
トリップSでも、ベルトラッパ方式による巻取りが可能
となり、グリップ方式の場合の諸問題点、すなわちスト
リップの先端と巻取り用リールのグリップ溝との位置合
わせが容易ではなく、運転に熟練を要し、自動運転も難
しくてしばしばオペレータによる手介入が必要になると
いう問題点や、巻取り後に払い出されたコイルの最内周
の端部が折り曲げられた形状のままであるため次工程や
コイル需要家におけるコイル取扱いを困難にしたり、折
り曲げ部分の切り捨てによる歩留り低下をまねくなどの
問題点が改善できるという効果を奏する。
【図1】本発明の巻取り用リールの直径拡縮機構とその
制御系統の一実施例を示す模式図である。
制御系統の一実施例を示す模式図である。
【図2】ストリップの板厚と巻取り用リールの直径拡大
量との関係を表したグラフである。
量との関係を表したグラフである。
【図3】本発明のストリップ巻き取り方式の一例を説明
する模式図で、(a)は初期巻付中、(b)は初期巻付
完了時点、(c)は巻取り用リールの径拡大をそれぞれ
表している。
する模式図で、(a)は初期巻付中、(b)は初期巻付
完了時点、(c)は巻取り用リールの径拡大をそれぞれ
表している。
【図4】ストリップの板厚と巻取り用リールへの初期巻
付け数との関係を表したグラフである。
付け数との関係を表したグラフである。
1 巻取り用リール S ストリップ 9 ベルトラッパ
Claims (2)
- 【請求項1】 熱間仕上圧延機で圧延された板厚1.2 〜
10.0mmの範囲にあるストリップをコイル状に巻き取る
に際して、巻取り用リール外周にストリップ先端をベル
トラッパで誘導しつつ一周余の初期巻き付けを行い、そ
の直後に予めストリップ板厚に応じて設定してあるリー
ル拡大量だけ巻取り用リールの直径を拡大して引き続き
ベルトラッパ方式で巻き取ることを特徴とするコイル巻
取り方法。 - 【請求項2】 熱間仕上圧延機で圧延された板厚1.2 〜
10.0mmの範囲にあるストリップをコイル状に巻き取る
に際して、巻取り用リール外周にストリップ先端をベル
トラッパで誘導しつつ初期巻き付けを行い、当該初期巻
き付け数が予めストリップ板厚に応じて設定してある巻
数に達した時点で、巻取り用リールの直径を一定量だけ
拡大して引き続きベルトラッパ方式で巻き取ることを特
徴とするコイル巻取り方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP23829393A JPH0788547A (ja) | 1993-09-24 | 1993-09-24 | コイル巻取り方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP23829393A JPH0788547A (ja) | 1993-09-24 | 1993-09-24 | コイル巻取り方法 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0788547A true JPH0788547A (ja) | 1995-04-04 |
Family
ID=17028042
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP23829393A Pending JPH0788547A (ja) | 1993-09-24 | 1993-09-24 | コイル巻取り方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0788547A (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2005501719A (ja) * | 2001-08-29 | 2005-01-20 | エス・エム・エス・デマーク・アクチエンゲゼルシャフト | 薄い金属ストリップ、特に熱間圧延、または冷間圧延された薄い鋼ストリップを巻き取るための方法および装置 |
-
1993
- 1993-09-24 JP JP23829393A patent/JPH0788547A/ja active Pending
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2005501719A (ja) * | 2001-08-29 | 2005-01-20 | エス・エム・エス・デマーク・アクチエンゲゼルシャフト | 薄い金属ストリップ、特に熱間圧延、または冷間圧延された薄い鋼ストリップを巻き取るための方法および装置 |
Similar Documents
| Publication | Publication Date | Title |
|---|---|---|
| JP2898282B2 (ja) | ホットストリップコイラのラッパロールの持上げ運動と押圧運動を制御するための装置 | |
| JPH04158915A (ja) | サイドガイドの制御方法 | |
| JP2000271641A (ja) | ストリップの巻取方法 | |
| JP2789371B2 (ja) | コイラーにストリップを巻き取るための方法 | |
| JPH11342402A (ja) | 冷間圧延設備 | |
| JPH0788547A (ja) | コイル巻取り方法 | |
| JP3193338B2 (ja) | コイルの巻取方法及び装置 | |
| JP2010522084A (ja) | 熱間圧延ストリップの巻取方法及び巻取装置 | |
| JP3311666B2 (ja) | 金属帯の巻き取り方法 | |
| JPS5832521A (ja) | 鋼帯の巻取り装置 | |
| JP4022103B2 (ja) | 熱間圧延ラインにおける熱間仕上げ圧延機の出側ストリップの速度制御方法 | |
| JP4736752B2 (ja) | 熱延ダウンコイラーの段差回避制御装置、及びその制御方法 | |
| US20030033844A1 (en) | Roll gap control for coiler | |
| JP4329164B2 (ja) | 鋼帯の巻取り方法 | |
| JP2835944B2 (ja) | ストリップ巻取り方法及び装置 | |
| JP2004160488A (ja) | 熱間圧延ラインにおけるストリップの高速度巻き取り方法及び装置 | |
| JPS60124417A (ja) | ダウンコイラのストリップ巻付け方法 | |
| JP4382977B2 (ja) | コイル材の矯正装置 | |
| JP2831840B2 (ja) | 金属帯の巻取方法 | |
| JP3459957B2 (ja) | ラッパーロール制御方法およびラッパーロール制御装置 | |
| CN104936715B (zh) | 带状物的卷绕装置 | |
| JPH0122043B2 (ja) | ||
| JP2001179333A (ja) | 金属帯の巻取装置の制御方法 | |
| JPH07136717A (ja) | 巻取り機の制御方法 | |
| JPH01245918A (ja) | ストリップ巻取り時のトップマーク防止方法 |