JPH078880A - 流体塗布装置 - Google Patents

流体塗布装置

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JPH078880A
JPH078880A JP18093393A JP18093393A JPH078880A JP H078880 A JPH078880 A JP H078880A JP 18093393 A JP18093393 A JP 18093393A JP 18093393 A JP18093393 A JP 18093393A JP H078880 A JPH078880 A JP H078880A
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JP
Japan
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coating
fluid
head
blade
scraping
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JP18093393A
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English (en)
Inventor
Mitsuru Hirata
満 平田
Yoshito Baba
義人 馬場
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Hirata Corp
DuPont Performance Products Japan KK
Original Assignee
Hirata Corp
Shipley Far East Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 凹凸のある塗布対象物に対しても表面が均一
となるように流体を塗布することができる流体塗布装置
を提供する。 【構成】 スロット44で塗布液を一定膜厚に整えてノ
ズル口45から流出させる塗布ヘッド20の下面部分に
開口部50を設け、開口部50内に上下動自在にかき取
り用のブレード47を納め、バネ52でブレード47を
下方へ付勢する。ブレード47の両端部下面には略円弧
状に湾曲したガイド部48を延出してあり、ガイド部4
8を塗布対象物16の表面に摺接させることによりブレ
ード47による塗布液のかき取り高さを一定にすること
ができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は流体塗布装置に関する。
具体的にいうと、本発明は、塗布対象物の表面に均一な
膜厚で流体を塗布するためのスロット型の流体塗布装置
に関する。
【0002】
【従来の技術】例えば、カラー液晶ディスプレイ(LC
D)に用いるカラ−フィルタを製造する場合には、まず
ガラス板の表面にブラックマトリックスを形成した後、
スピンコータ等の塗布装置を用いて当該ガラス板の表面
に赤色フィルタ塗料、青色フィルタ塗料及び緑色フィル
タ塗料を順次塗布し、ブラックマトリックスの開口部分
に所定パターンで赤色フィルタ、青色フィルタ及び緑色
フィルタを形成している。
【0003】この場合、赤色フィルタ、青色フィルタ及
び緑色フィルタとブラックマトリックスの表面を均一に
するため、各色のフィルタ塗料をガラス板の表面に塗布
した後、ブラックマトリックスの表面から盛り上がった
各色のフィルタ塗料をかき取っている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来に
あっては、ブラックマトリックスから盛り上がったフィ
ルタ塗料をかき取るための装置は、スピンコータ等の流
体塗布装置とは別々の装置となっていた。このため、塗
布装置とかき取り装置とを別々に設置する必要があり、
装置コストないし設備コストが高くつくという問題があ
った。
【0005】本発明は叙上の従来例の欠点に鑑みてなさ
れたものであって、その目的とするところは、凹凸のあ
る塗布対象物に対しても表面が均一となるように流体を
塗布することができる流体塗布装置を提供することにあ
る。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明の流体塗布装置
は、塗布ヘッド内に流体を注入するための流体注入口
と、塗布ヘッド内に幅方向に沿って形成され、該流体注
入口から注入された流体を塗布ヘッドの幅方向に拡散さ
せるための空洞部と、該空洞部内の流体を一定の厚みに
して流出させるためのスロットとを備えた流体塗布装置
において、塗布対象物の表面に塗布された流体の塗膜を
かき取るための手段を設けたことを特徴としている。
【0007】また、上記塗膜をかき取るための手段は、
塗布ヘッドに設けることが好ましい。
【0008】
【作用】本発明の流体塗布装置にあっては、塗布ヘッド
によって塗布した塗膜をかき取るための手段を有してい
るので、表面に凹凸を有する塗布対象物に流体を塗布す
る場合にも、表面が平滑となるように流体を塗布するこ
とができる。
【0009】また、塗膜をかき取るための手段を塗布ヘ
ッドに設ければ、塗布ヘッドとかき取るための手段とを
同時に駆動することができるので、駆動のための構造を
簡単にすることができる。さらに、塗布ヘッドによって
流体を塗布した直後に塗膜をかき取ることができるの
で、揮発性の溶剤を含む流体の場合でも、塗膜表面が硬
化を開始する前にかき取ることができる。
【0010】
【実施例】図1は本発明の一実施例による流体塗布装置
Aの外観を示す斜視図である。この流体塗布装置Aは、
キャビネット部2と装置本体1とからなり、キャビネッ
ト部2内には塗布液を溜めたタンクやコントローラ(い
ずれも図示せず)が収納されており、装置本体1はキャ
ビネット部2の上に設置されている。装置本体1は、主
として、塗布対象物16を水平に送る送り機構部3と、
送り機構部3によって送られる塗布対象物16の表面に
塗布液をコーティングする塗布機構部4と、塗布対象物
16の板厚を塗布直前に計測する測定ヘッド5とから構
成されている。
【0011】上記送り機構部3は、ガラス基板のような
塗布対象物16を吸着して一定速度で水平に搬送するも
のであって、その構造を図2の断面図により詳細に説明
する。ベース6の上面には1対の平行なガイドレール7
が設けられ、テーブル9の下面に設けられた4つのスラ
イダー8がガイドレール7によってスライド自在に支持
されており、テーブル9はガイドレール7に沿って滑ら
かに走行する。また、ベース6内の中央部には、雄ねじ
シャフト10がガイドレール7と平行に配設されてお
り、雄ねじシャフト10の両端部はアンギュラベアリン
グ11を介してベース6に回転自在に支持され、テーブ
ル9の下面部分に固定された雌ねじ管12と雄ねじシャ
フト10とを互いに螺合させてボールねじ機構を構成し
ている。ベース6の端部にはサーボモータ13が固定さ
れており、サーボモータ13の出力軸は継手14を介し
て雄ねじシャフト10と連結されている。従って、サー
ボモータ13によって雄ねじシャフト10を一定の回転
数で回転させることによりテーブル9をガイドレール7
に沿って定速で移動させることができる。
【0012】上記テーブル9は多数の真空吸引孔15を
備えた真空吸着テーブルであって、上に置かれたガラス
基板等の塗布対象物16を吸着して固定し、テーブル9
と共に塗布対象物16を定速送りすることができる。
【0013】図3は塗布機構部4を側面から詳細に示す
図である。この塗布機構部4においては、昇降ホルダー
17によって上下スライド自在に保持された1対の昇降
ロッド18の上端間に塗布アーム19が横架されてお
り、塗布アーム19の前面もしくは背面に塗布ヘッド2
0が固定されている。昇降ホルダー17はベース6から
側方へ張り出した棚部21に固定されており、昇降ロッ
ド18の真下にはエアシリンダ22が設置され、エアシ
リンダ22の出力軸23の上端面が昇降ロッド18の下
端面と対向している。従って、エアシリンダ22の出力
軸23を上方へ突出させ、昇降ロッド18の下端面を押
し上げると、塗布アーム19と共に塗布ヘッド20が上
昇する。また、エアシリンダ22の出力軸23を下方へ
後退させると、塗布ヘッド20は自重によって出力軸2
3と共に下降する。
【0014】また、塗布ヘッド20もしくは塗布アーム
19の真下には、数値制御形のリニアアクチュエータ2
4が設置されている。このリニアアクチュエータ24
は、ジョイント25を介してサーボモータ、パルスモー
タ等のモータ26と接続されており、モータ26によっ
て底面の入力軸27を回転させると、上面のストッパー
ロッド28が上方へ突出する。しかも、このリニアアク
チュエータ24は内部にねじ機構を有していて、入力軸
27の回転数に比例した距離だけストッパーロッド28
が突出する。しかして、リニアアクチュエータ24のス
トッパーロッド28が突出すると、エアシリンダ22の
出力軸23を後退させて塗布ヘッド20を下降させたと
き、塗布ヘッド20もしくは塗布アーム19の下面がス
トッパーロッド28の上端に当接した瞬間、昇降ロッド
18の下端面がエアシリンダ22の出力軸23から離
れ、その位置で塗布ヘッド20がリニアアクチュエータ
24により支持され、位置決めされる。
【0015】上記ストッパーロッド28の突出距離は、
測定ヘッド5の出力によって制御される。すなわち、測
定ヘッド5が塗布対象物16の板厚を計測すると、塗布
ヘッド20と塗布対象物16とのギャップが最適距離
(例えば、数10ミクロン〜数100ミクロン)となる
位置に塗布ヘッド20を支持及び位置決めするよう、リ
ニアアクチュエータ24のストッパーロッド28の突出
長が決められる。
【0016】図4は上記塗布ヘッド20の分解斜視図を
示し、図5はその断面図を示す。塗布ヘッド20は、2
つの分割ヘッド29,30と1枚のシム31とから構成
されている。一方の分割ヘッド29の内壁面には、図4
に示すように、左右にわたって空洞状をした流体リザー
バ32が設けられている。流体リザーバ32は、分割ヘ
ッド29の内壁面から内方へ向けて水平に凹設されてお
り、分割ヘッド29の上面から流体リザーバ32の中央
部に向けて塗布液注入口33が穿設されており、また、
分割ヘッド29の上面から流体リザーバ32の両端部に
向けて塗布液排出口34が穿設されている。他方の分割
ヘッド30は、内壁面の上端縁から位置決め用の突部3
5が突設されており、この突部35を対向する分割ヘッ
ド29の上面に当設させることにより、塗布ヘッド20
の組立時に両分割ヘッド29,30同志を位置合わせで
きるようにしている。また、両分割ヘッド29,30の
下面の内壁面側の縁には左右全幅にわたって断面三角形
状のテーパ部36を突出させてあり、下面全体にポリテ
トラフルオロエチレン(PTFE)等のフッ素樹脂37
をコ−ティングしてある。シム31は、金属製の薄板で
あって、両側端に脚片38を有していて脚片38間に切
欠状凹部39を形成されている。
【0017】しかして、内壁面間にシム31を挟み込む
ようにして両分割ヘッド29,30を組み合わせ、分割
ヘッド30及びシム31の通孔40,41に挿通させた
ボルト42を分割ヘッド29のねじ孔43に螺合させ、
ボルト42を強く締め付けることによって図5のような
塗布ヘッド20が構成されている。こうして組み立てら
れた塗布ヘッド20においては、シム31の切欠状凹部
39によって分割ヘッド29,30の内壁面間に塗布液
整形用のスロット44が形成され、スロット44の下端
は塗布ヘッド20下面でノズル口45として開口し、流
体リザーバ32の開口はスロット44の上端部に臨み、
スロット44内部と連通している。
【0018】しかして、塗布液注入口33から流体リザ
ーバ32内に塗布液が供給されると、塗布液が流体リザ
ーバ32内に充満して流体リザーバ32内の全幅に広が
る。さらに、塗布液は供給圧によって流体リザーバ32
からスロット44内へ流れ出し、スロット44で均一な
膜厚に整えられて下端のノズル口45から均一な膜厚の
塗布液として流出し、塗布対象物16の表面に成膜され
る。ここで、塗布液の流量と塗布対象物16の送り速度
との間には一定の関係があり、塗布対象物16の送り速
度は塗布液の流量(吐出速度)よりも大きくなってい
る。このため、ノズル口45から吐出された均一な膜厚
の塗布液は塗布対象物16の表面へ塗布される際に薄く
引き延され、スロット44で付与された膜厚よりもさら
に薄い膜厚の塗膜が塗布対象物16の表面に形成され
る。また、流体リザーバ32内の塗布液を塗布液排出口
34から強制的に排出することにより、スロット44内
の圧力分布を調整し、スロット44から吐出される塗布
液の膜厚が均一になるよう調整することができる。
【0019】また、この塗布ヘッド20は、塗布した塗
膜をかき取るためのかき取り装置46を備えている。こ
のかき取り装置46は、図6に示すように、ブレード4
7の両端部から下方へ向けて略円弧状に湾曲したガイド
部48を延出し、ブレード47の両端部を一対の摺動子
49の下端部に固定したものである。ここで、ガイド部
48の下面からブレード47の下面までの距離Hがブレ
ード47のかき取り高さとなっている。分割ヘッド30
の下面には、ブレード47を納めるための開口部50が
形成されており、開口部50の両端部の摺動子49と対
応する位置には、摺動子49を納める縦孔部51が形成
されている。ブレード47を開口部50内に納め、摺動
子49を縦孔部51内に上下摺動自在に納めてあり、バ
ネ52によって摺動子49を下方へ付勢することにより
ブレード47を下方へ弾性的に突出させている。一方、
摺動子49をストッパー53によって抜け止めしてい
る。
【0020】つぎに、上記流体塗布装置Aの動作を説明
する。図7及び図8(a)(b)は上記流体塗布装置A
による塗布動作を示す説明図であって、塗布対象物16
の上面に設けられたマスク54の開口55内に塗料56
を塗布する場合を示している。塗布対象物16がテーブ
ル9に固定されて送り機構部3によって測定ヘッド5の
下方へ送られてくると、測定ヘッド5によって塗布対象
物16の板厚が計測される。板厚が計測されると、塗布
ヘッド20の下降位置が決められ、塗布ヘッド20を当
該位置に停止させるためにストッパーロッド28が演算
量だけ突出される。ついで、エアシリンダ22の出力軸
23が引っ込んで塗布ヘッド20が下降し、下降した塗
布ヘッド20がストッパーロッド28によって支持さ
れ、図7に示すように塗布ヘッド20のノズル口45が
塗布対象物16の表面と微小距離を隔てて対向する位置
で位置決めされ、スロット44で一定の膜厚に整えられ
た塗料56がノズル口45から流出し、塗布対象物16
の表面にコーティングされる。
【0021】一方、図8(a)に示すように、かき取り
装置46のガイド部48はバネ52の弾性によって塗布
対象物16の表面に摺接し、図8(b)に示すようにブ
レード47の下端縁と塗布対象物16との距離を一定距
離H(例えば、マスク54の厚みと等しい距離)に保
つ。従って、図7に示すようにマスク54の表面に盛り
上がっている塗料56は、直ちにブレード47によって
かき取られ、塗料56の塗膜表面は所定の厚さとなるよ
うに平滑に仕上げられる。こうして塗布及びかき取りが
終了すると、もとのように塗布ヘッド20がエアシリン
ダ22によって上昇させられる。
【0022】なお、図7及び図8(a)(b)の例で
は、マスク54と同じ厚みに塗料56を塗布する場合に
ついて説明したが、マスク54の厚みよりも厚く塗料5
6を塗布する場合にも、塗布ヘッド20によって塗布さ
れた塗料56等をブレード47でかき取って均一な塗膜
を形成することができることはいうまでもない。
【0023】つぎに、上記流体塗布装置を用いてカラー
フィルタを製造する方法について説明する。図9(a)
〜(f)は、カラーフィルタの製造工程の一例を示す断
面図である。16Aはガラス板(塗布対象物)であっ
て、ガラス板16Aの表面には図9(a)に示すように
真空蒸着やスパッタリング等の薄膜形成技術によって金
属薄膜からなるブラックマトリックス57が格子状に形
成されている。上記流体塗布装置Aを用いて、まず当該
ガラス板16Aの表面に赤色フィルタ塗料58aを塗布
する〔図9(b)〕。このとき、赤色フィルタ塗料58
aはブレード47でかき取られ、ブラックマトリックス
57よりも大きな一定膜厚に整えられる。ついで、赤色
フィルタ塗料58a(ネガ型)の赤色フィルタ形成領域
以外をフォトマスク(図示せず)で覆って露光した後エ
ッチングし、緑色フィルタ60及び青色フィルタ62を
形成するための開口59をあける〔図9(c)〕。赤色
フィルタ塗料58aをベーキング処理して所定領域に赤
色フィルタ58を形成した後、同様に流体塗布装置Aを
用いてブレード47でかき取ることにより、開口59内
に同じ膜厚に緑色フィルタ塗料60aを塗布する〔図9
(d)〕。緑色フィルタ塗料60aにフォトリソグラフ
ィ法で青色フィルタ62を形成するための開口61を開
口した後ベーキングし、所定領域に緑色フィルタ60を
形成する〔図9(e)〕。ついで、流体塗布装置Aを用
いて青色フィルタ塗料62aを塗布すると共にブレード
47でかき取ることによって開口61内に青色フィルタ
塗料62aを同じ膜厚に整え、ベーキングして青色フィ
ルタ62を形成する。この結果、赤色フィルタ58と緑
色フィルタ60と青色フィルタ62の境界部分に金属薄
膜のブラックマトリックス57が位置する図9(f)の
ような構造のカラーフィルタ63が作製される。
【0024】図10(a)〜(h)は、カラーフィルタ
の製造工程の別な例を示す断面図である。この製造工程
で作製されるカラーフィルタ68では、ブラックマトリ
ックス67が黒色塗料67aによって最後に形成され
る。すなわち、図10に従って説明すると、まず、流体
塗布装置Aを用いてガラス板16Aの表面に赤色フィル
タ塗料58aを塗布する〔図10(a)〕。このとき、
赤色フィルタ塗料58aはブレード47で一定膜厚にか
き取られる。ついで、赤色フィルタ塗料58aをフォト
リソグラフィ法によってパターニングし、緑色フィルタ
60、青色フィルタ62及びブラックマトリックス67
を形成するための開口64をあける〔図10(b)〕。
赤色フィルタ塗料58aをベーキング処理した後、同じ
ように流体塗布装置Aを用いてブレード47でかき取る
ことにより、開口64内に同じ膜厚で緑色フィルタ塗料
60aを塗布する〔図10(c)〕。フォトリソグラフ
ィ法によって緑色フィルタ塗料60aに青色フィルタ6
2及びブラックマトリックス67を形成するための開口
65をあけた後ベーキングし、所定領域に緑色フィルタ
60を形成する〔図10(d)〕。ついで、流体塗布装
置Aによって開口65内に青色フィルタ塗料62aを塗
布すると共にブレード47でかき取って青色フィルタ塗
料62aを同じ膜厚にする〔図10(e)〕。青色フィ
ルタ塗料62aにブラックマトリックス67を形成する
ための開口66をあけた後ベーキングし、所定領域に緑
色フィルタ62を形成する〔図10(f)〕。最後に、
赤色フィルタ58、緑色フィルタ60、青色フィルタ6
2の上から黒色塗料67aを塗布し〔図10(g)〕、
ガラス板16Aの下面側から露光して各フィルタ58,
60,62間の黒色塗料67aを光硬化させ、各フィル
タ58,60,62上面の黒色塗料67aのみを除去し
てブラックマトリックス67を形成する。なお、黒色塗
料67aを塗布する際にも流体塗布装置Aを用いれば図
10(g)の工程を省略することができる。
【0025】図11に示すものは本発明の別な実施例を
示す側面図である。前記実施例では、かき取り装置46
を塗布ヘッド20の下面に設けたが、図11に示すよう
に塗布ヘッド20の背面に設けても良い。すなわち、か
き取り用のブレード47に設けた縦長の長孔69を利用
してビス70等によりブレード47を塗布ヘッド20の
背面に上下動自在に取り付け、ブレード47の自重によ
り、あるいはバネの弾性力によってブレード47を下方
へ付勢している。
【0026】また、図12に示すものは本発明のさらに
別な実施例を示す側面図である。この実施例では、一方
の分割ヘッド29の横幅を他方の分割ヘッド30の横幅
よりも長くして分割ヘッド29の両側端部を分割ヘッド
30から横方向へ突出させ、分割ヘッド29の突出部分
にスペーサ71を介して長孔69によりブレード47を
上下動自在に取り付け、ブレード47の自重により、あ
るいはバネの弾性力によってブレード47を下方へ付勢
している。
【0027】図11や図12の実施例のようにかき取り
装置46を塗布ヘッド20の外部に取り付ける構造とす
れば、かき取り装置46の保守点検や交換を容易にする
ことができる。
【0028】なお、上記実施例では、かき取り装置は塗
布ヘッドに設けたが、塗布ヘッドとは別に設け、塗布ヘ
ッドとは別に駆動されるようにしても差し支えない。
【0029】
【発明の効果】本発明によれば、塗膜をかき取るための
手段によって塗布された塗膜を平滑にかき取ることがで
きるので、表面に凹凸を有する塗布対象物に流体を塗布
する場合にも、表面が平滑となるように流体を塗布する
ことができる。従って、例えばカラー液晶パネルに用い
るカラーフィルタのようにブラックマトリックス内にカ
ラーフィルタの塗料を塗布する場合にもブラックマトリ
ックスの開口内へ平滑にフィルタ用塗料を塗布すること
ができる。
【0030】よって、流体塗布装置と別に塗膜のかき取
り装置を購入して設置する必要がなく、設備コストを安
価にすることができる。さらに、設置機器の種類が減る
ことによって設備の保守点検も容易になるという利点が
ある。
【0031】また、塗膜をかき取るための手段を塗布ヘ
ッドに設ければ、塗布ヘッドとかき取り手段とを同時に
駆動することができるので、塗布ヘッドとかき取り手段
とを一度に駆動することができ、流体塗布装置の構造を
簡単にすることができると共に生産性も向上する。さら
に、塗布ヘッドによって流体を塗布した直後に塗膜をか
き取ることができるので、揮発性の溶剤を含む流体の場
合でも、塗膜表面が硬化を開始する前にかき取ることが
でき、かき取り不良の発生を低減することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例による流体塗布装置を示す外
観斜視図である。
【図2】同上の流体塗布装置における送り機構部を示す
断面図である。
【図3】同上の流体塗布装置における塗布機構部及び測
定ヘッドを示す側面図である。
【図4】同上の塗布機構部における塗布ヘッドの分解斜
視図である。
【図5】同上の塗布ヘッドの断面図である。
【図6】かき取り装置の斜視図である。
【図7】同上の流体塗布装置の動作説明図である。
【図8】(a)(b)は同上のかき取り装置の作用説明
図である。
【図9】(a)(b)(c)(d)(e)(f)は同上
の流体塗布装置を用いたカラーフィルタの製造工程を説
明する図である。
【図10】(a)(b)(c)(d)(e)(f)
(g)(h)は同上の流体塗布装置を用いたカラーフィ
ルタの別な製造工程を説明する図である。
【図11】別な実施例によるかき取り装置を示す側面図
である。
【図12】さらに別な実施例によるかき取り装置を示す
側面図である。
【符号の説明】
20 塗布ヘッド 31 シム 32 流体リザーバ(空洞部) 33 塗布液注入口(流体注入口) 44 スロット 46 かき取り装置 47 ブレード 48 ガイド部

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 塗布ヘッド内に流体を注入するための流
    体注入口と、塗布ヘッド内に幅方向に沿って形成され、
    該流体注入口から注入された流体を塗布ヘッドの幅方向
    に拡散させるための空洞部と、該空洞部内の流体を一定
    の厚みにして流出させるためのスロットとを備えた流体
    塗布装置において、 塗布対象物の表面に塗布された流体の塗膜をかき取るた
    めの手段を設けたことを特徴とする流体塗布装置。
  2. 【請求項2】 前記塗膜をかき取るための手段を前記塗
    布ヘッドに設けたことを特徴とする請求項1に記載の流
    体塗布装置。
JP18093393A 1993-06-24 1993-06-24 流体塗布装置 Pending JPH078880A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US5919520A (en) * 1996-08-30 1999-07-06 Tokyo Electron Limited Coating method and apparatus for semiconductor process
US6497240B1 (en) 1999-04-21 2002-12-24 Sharp Kabushiki Kaisha Ultrasound cleaning device and resist-stripping device

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