JPH0788846B2 - 車体のボルト締結部構造 - Google Patents

車体のボルト締結部構造

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JPH0788846B2
JPH0788846B2 JP1235754A JP23575489A JPH0788846B2 JP H0788846 B2 JPH0788846 B2 JP H0788846B2 JP 1235754 A JP1235754 A JP 1235754A JP 23575489 A JP23575489 A JP 23575489A JP H0788846 B2 JPH0788846 B2 JP H0788846B2
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nut
bolt
nuts
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nut holder
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英雄 上妻
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Nissan Motor Co Ltd
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Description

【発明の詳細な説明】 <産業上の利用分野> この発明は、ナットホルダー内に予めナットを収納した
車体のボルト締結部構造に関する。
<従来の技術> ボルト締結部に予めナットを取付けておくボルト締結部
構造としては、第7図に示す如く、ナット1を予めボル
ト締結部2に溶接しておき、そこへボルト3を螺合させ
るウェルドナット方式や、第8図に示す如く、ナットホ
ルダー4によりナット5全体を取付面2に対し封じ込め
るようにして取付けておき、そこへボルト3を螺合させ
るリテーナナット方式等が周知とされている(実開昭60
−15005号公報参照)。
<発明が解決しようとする課題> しかしながら、ウェルドナット方式の場合は、ボルト3
により部品をボルト締結部2に対して高トルクで締結し
たとしても、後でボルト3に緩みが発生するおそれがあ
り、例えば自動車のサスペンション部材等の如く高い締
結信頼性が要求される部品の取付けには不適当である。
また、リテーナナット方式の場合は、先のウェルドナッ
ト方式に比べてボルト3の緩み発生が少なく、締結信頼
性が高いことは広く知られている。しかし、工場生産時
にうっかりナット5をナットホルダー4内に入れ忘れて
しまうことがあり、そうすると既に接合したナットホル
ダー4をまたボルト締結部2から取外してナット5を入
れ直さなければならず作業が大変面倒であった。また、
ボルト3の先端をナット5へ螺合する際に、ボルト3の
先端によりナット5のネジ孔を誤って破損させてしまっ
た場合等も、先と同様にナットホルダー4をわざわざ取
外さなければ新品のナット5と交換できなかった。
この発明はこのような従来の技術に着目してなされたも
のであり、締結信頼性が高く、且つナットの交換が容易
な車体のボルト締結部構造を提供せんとするものであ
る。
<課題を解決するための手段> この発明に係る車体のボルト締結部構造は、上記の目的
を達成するために、ボルト孔を形成した車体の縦面部
に、該縦面部に対してナットの厚さ以上の所定間隔でほ
ぼ平行に対面し且つ2個のナットを横に並べて収納でき
るサイズの方形板状のカバー部と、該カバー部の上辺部
以外の各辺部から直角に曲折形成されて前記縦面部へ接
合された曲折部とから成る上部開放型のナットホルダー
を、取付け、該ナットホルダー内に、各々回転時にナッ
トホルダーの曲折部と干渉可能で且つナット同士が非干
渉となるように互いに対向する部分を湾曲部にした形状
の2個のナットが、横並び状態で且つ若干回転可能な状
態で収納されているものである。
<作用> ナットホルダーが上部開放型なので上部からナットの出
し入れを自由に行うことができる。また、ナットホルダ
ーのカバー部が縦面部に対してナットの厚さ以上の所定
間隔で対面しており且つナットがナットホルダーの曲折
部に対して若干回転可能な状態で収納されるため、ナッ
トの出し入れが比較的容易であると共に、ナットがナッ
トホルダー内においてある程度自由に動き得るため、ボ
ルトの先端をナットのネジ孔に対応させる作業が行い易
い。
更に、ナットの互いに対向する部分を湾曲部にしたた
め、両ナットが回転時に干渉することはなく、一方のナ
ットを締結方向へ若干回転させても、他方のナットが緩
み方向へ回転することはない。
<実施例> 以下この発明の好適な一実施例を第1図〜第6図に基づ
いて説明する。尚、従来と重複する説明は省略する。第
1図は、自動車のエンジンルームEの右側部分を示す図
であり、矢示F方向が車両前方である。エンジンルーム
E内のストラットタワー6の後方にはフードリッジ7が
配されており、その縦面部8には上部開放型のナットホ
ルダー9が接合してある。このナットホルダー9は2個
のナット10、11を収納できるものであり、このナットホ
ルダー9を接合した縦面部8には2つのボルト孔12を形
成してある。このナットホルダー9は、前記ボルト孔12
と対応する位置にボルト貫通孔13を形成した長方形板状
のカバー部14と、該カバー部14の底辺部15と前後の側辺
部16、17の三辺部から直角にそれぞれ曲折されて前記縦
面部8に接合されているフランジ18付きの曲折部19、2
0、21とから成っている(第3図参照)。このカバー部1
4は2個のナット10、11を横並び状態で収納できるサイ
ズのものであり、その上辺部22に相当する部分が、ナッ
ト10、11を出し入れするために開放状態となっている。
そして、このナットホルダー9のカバー部14と縦面部8
との間の間隔Dは、ナット10、11の厚さサイズよりも若
干大きく設定されており、ナット10、11がナットホルダ
ー9内である程度自由に動けるようになっている。ま
た、カバー部14に形成したボルト貫通孔13は、縦面部8
のボルト孔12よりも十分に大径とされている。このナッ
トホルダー9内に収納されるナット10、11は、それぞれ
前記ボルト孔12及びボルト貫通孔13と合致するネジ孔23
を形成してあると共に、これら各ナット10、11が互いに
対向し合う部分を面取り処理した湾曲部24としている。
また、これらナット10、11は互いに前記三辺部に形成さ
れた曲折部19、20、21と近接状態にあり、ナットホルダ
ー9内で若干回転可能であるが、ナット10、11が回転し
ようとしてもすぐに前記曲折部19、20、21と干渉して非
回転状態となる。
そして、このナットホルダー9を接合しているフードリ
ッジ7の内側には、フードリッジ7のボルト孔12と同様
なボルト孔25を有する取付座部品26が接合されており、
この取付座部品26にて区画される空間内には、前記各ボ
ルト孔12とボルト孔25との間で、ボルト27の締付け力を
受け止めるためのカラー28が配されている。29が「取付
部品」としてのブラケットで、ダブルウィッシュボーン
式のアッパリンク30を支持するものであり、上部がこの
取付座部品26に形成した前記ボルト孔25に取付けられ、
下部が前記縦面部8の下方に形成したボルト孔31へ別の
ボルト32、ナット33にて取付けられる。すなわち、ブラ
ケット29の上部は取付座部品26を介してフードリッジ7
の縦面部8に対して取付けられる状態となる。
次いで、前記説明したブラケット29の取付け手順を説明
する。この実施例におけるこのブラケット29はフードリ
ッジ7に対する高精度な取付けが要求されるものである
ため、ブラケット29を直接取付ける部分である取付座部
品26自体のフードリッジ7に対する取付精度も高くなけ
ればならない。従って、まずボルト孔12とボルト貫通孔
13とが合致するように、予めナットホルダー9をフード
リッジ7の縦面部8へ接合する。その後、第6図に示す
ように、位置決め用ロケート冶具34のロートピン35をエ
ンジンルームE側から前記ボルト貫通孔13及びボルト孔
12内に挿入し、このロケートピン35を基準にしてカラー
28及び取付座部品26のフードリッジ7に対する正確な取
付けを行う。すなわち、取付座部品26はロケートピン35
にガイドされることにより、フードリッジ7に対する正
確な位置・平行度が決定する。
次に、このようにして高精度の取付けを行った取付座部
品26に対するブラケット29の取付け方を説明する。ま
ず、ナットホルダー9内に2つのナット10、11を入れ
る。この時、ナットホルダー9のカバー部14と縦面部8
との間に間隔Dが設けられており且つナット10、11が曲
折部19、20、21に対して若干回転可能な状態で収納され
るため、ナット10、11の出し入れが比較的容易である。
そして、ブラケット29の上部に挿通したボルト27の先端
を、取付座部品26のボルト孔25、カラー28、縦面部8の
ボルト孔12へと順次挿通した後、ナットホルダー9内の
ナット10、11のネジ孔23へ螺合させる。この時、前述の
ように、ナットホルダー9のカバー部14と縦面部8との
間に間隔Dが設けられており且つナット10、11が曲折部
19、20、21に対して若干回転可能な状態で収納されてい
ることから、ナット10、11がナットホルダー9内である
程度自由に動くので、ボルト27の先端は確実にナット1
0、11のネジ孔23と対応して螺合される。
また、例えば第4図に示す如く、ボルト27を前側のナッ
ト10に螺合させようとする場合、ナット10がボルト27の
回転によりナットホルダー9内で締結方向Aへ回転しよ
うとするが、ナット10の角部36、37がそれぞれ曲折部2
0、19と干渉するので、若干量回転してもすぐに非回転
状態となり、ボルト27の確実な螺合・締結が行われる。
更に、2つのナット10、11の対応部分が湾曲部24となっ
ているので、対応する湾曲部24同士が互いに干渉するこ
となく、一方のナット10が若干量締結方向Aへ回転して
も、他方のナット11が緩み方向Bへ回転することはな
い。尚、第5図に示す如く、一方のナット10を緩み方向
Cへ回転させた場合も、ナット10の湾曲部24が曲折部19
と干渉して、該ナット10が非回転状態となるため、ボル
ト27の取外しも確実に行なえると共に、他方のナット11
を更に締結方向Dへ回転させて、該ナット11の締結力を
変化させてしまうようなこともない。
そして、ボルト27のナット10、11への螺合中にナット1
0、11のネジ孔23を誤って破損させたような場合でも、
破損したナット10、11を別な新品のナットと容易に交換
することができる。このようにして、アッパリング30用
のブラケット29を、取付座部品26とカラー28を介して、
フードリッジ7の縦面部8に対し、高精度で取付けるこ
とができるので、優れたサスペンション効果を得ること
ができるし、またリテーナナットと同等の高い締結信頼
性が得られるので、ボルト27が緩むこともない。
<発明の効果> この発明に係る車体のボルト締結部構造は、以上説明し
てきた如き内容のものであって、ナットホルダーが上部
開放型なので上部からナットの出し入れを自由に行うこ
とができる。従って、リテーナナット方式と同等の締結
信頼性を維持したものでありながら、ナットをうっかり
ナットホルダー内へ入れ忘れても安心だし、誤ってボル
トの先端でナットのネジ孔を破損しても新品のナットと
容易に交換することができる。
また、ナットホルダーのカバー部が縦面部に対してナッ
トの厚さ以上の所定間隔で対面しており且つナットがナ
ットホルダーの曲折部に対して若干回転可能な状態で収
納されるため、ナットの出し入れが比較的容易であると
共に、ナットがナットホルダー内においてある程度自由
に動き得るため、ボルトの先端をナットのネジ孔に対応
させる作業が行い易い。
更に、ナットの互いに対向する部分を湾曲部にしたた
め、両ナットが回転時に干渉することはなく、一方のナ
ットを締結方向へ若干回転させても、他方のナットが緩
み方向へ回転することはない。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの発明の一実施例に係る車体のボルト締結部
構造を示すエンジンルーム内斜視図、 第2図は第1図中矢示II−II線に沿う断面図、 第3図はナットホルダー内のナットの状態を示す一部断
面の側面図、 第4図は一方のナットを締結方向に回転させた状態を示
す第3図相当の側面図、 第5図は一方のナットを緩み方向へ回転させた状態を示
す第3図相当の側面図、 第6図はロケート冶具を用いて取付座部品を取付ける状
態を示す第2図相当の断面図、 第7図は従来例としてのウェルドナットを示す斜視図、
そして 第8図は他の従来例としてのリテーナナットを示す斜視
図である。 8……縦面部 10、11……ナット 12……ボルト孔 14……カバー部 15……底辺部 16、17……側辺部 19……底辺部に対応する曲折部 20……前側の側辺部に対応する曲折部 21……後側の側辺部に対応する曲折部 22……上辺部 24……湾曲部

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】ボルト孔を形成した車体の縦面部に、該縦
    面部に対してナットの厚さ以上の所定間隔でほぼ平行に
    対面し且つ2個のナットを横に並べて収納できるサイズ
    の方形板状のカバー部と、該カバー部の上辺部以外の各
    辺部から直角に曲折形成されて前記縦面部へ接合された
    曲折部とから成る上部開放型のナットホルダーを、取付
    け、 該ナットホルダー内に、各々回転時にナットホルダーの
    曲折部と干渉可能で且つナット同士が非干渉となるよう
    に互いに対向する部分を湾曲部にした形状の2個のナッ
    トが、横並び状態で且つ若干回転可能な状態で収納され
    ていることを特徴とする車体のボルト締結部構造。
JP1235754A 1989-09-13 1989-09-13 車体のボルト締結部構造 Expired - Lifetime JPH0788846B2 (ja)

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JPH03103612A JPH03103612A (ja) 1991-04-30
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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
DE102023200382A1 (de) * 2023-01-18 2024-07-18 Bos Gmbh & Co. Kg Montagesystem für ein Kraftfahrzeug und Verfahren zur Montage des Systems

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