JPH078897A - 塗装金属板の塗膜厚み制御方法 - Google Patents
塗装金属板の塗膜厚み制御方法Info
- Publication number
- JPH078897A JPH078897A JP15972593A JP15972593A JPH078897A JP H078897 A JPH078897 A JP H078897A JP 15972593 A JP15972593 A JP 15972593A JP 15972593 A JP15972593 A JP 15972593A JP H078897 A JPH078897 A JP H078897A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- metal strip
- coating
- temperature
- coating film
- film thickness
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Withdrawn
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Landscapes
- Application Of Or Painting With Fluid Materials (AREA)
- Coating Apparatus (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】塗装金属板の塗膜厚みを精度よく均一にする技
術の提供を目的とする。 【構成】塗装機の前に配置された金属帯板の冷却装置を
有効に利用し、塗装機直前の金属帯板温度を設定値に一
致させる。そのための手段としては、操業データを利用
して冷却媒体量を算出し、その算出値で冷却媒体量を調
整する。
術の提供を目的とする。 【構成】塗装機の前に配置された金属帯板の冷却装置を
有効に利用し、塗装機直前の金属帯板温度を設定値に一
致させる。そのための手段としては、操業データを利用
して冷却媒体量を算出し、その算出値で冷却媒体量を調
整する。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、塗装鋼板(例えば、カ
ラー亜鉛鉄板)等金属板の塗膜厚みを制御する方法であ
り、とくに下塗り焼き付け後の鋼帯をロールコータで仕
上げ塗装する際に好適な技術に関する。
ラー亜鉛鉄板)等金属板の塗膜厚みを制御する方法であ
り、とくに下塗り焼き付け後の鋼帯をロールコータで仕
上げ塗装する際に好適な技術に関する。
【0002】
【従来の技術】塗装鋼板の塗膜厚みは、製品の品質上重
要な因子であり、製品価値を左右する。従来、塗膜厚み
は塗料の粘度によって変動するため、塗装前の大量の塗
料を貯えるための塗料タンクには、塗料温度を調節する
ための装置が必要であった。しかしながら、上記塗料温
度の調節装置では、塗料タンクから鋼帯に塗料を直接塗
布するための、例えばロールコータまで塗料が供給され
る間に、塗料の粘度が変動して塗膜厚みを制御できない
という欠点があった。
要な因子であり、製品価値を左右する。従来、塗膜厚み
は塗料の粘度によって変動するため、塗装前の大量の塗
料を貯えるための塗料タンクには、塗料温度を調節する
ための装置が必要であった。しかしながら、上記塗料温
度の調節装置では、塗料タンクから鋼帯に塗料を直接塗
布するための、例えばロールコータまで塗料が供給され
る間に、塗料の粘度が変動して塗膜厚みを制御できない
という欠点があった。
【0003】そこで、上記特開昭55−134672号
公報は、塗装機の出側に塗膜厚み検出器を配置し、この
検出信号と塗膜厚み設定信号を比較し、この比較結果に
基づいて塗装機入側に配設した鋼板加熱装置の温度を制
御する技術を開示した。しかしながら、上記特開昭55
−134672号公報に記載の技術は、塗膜厚みを検出
し、その検出値の変化に応じて鋼板加熱装置の温度を変
更して、塗膜厚みを一定にするものであるため、該加熱
装置内で鋼板温度が様々に変化することになり、制御方
法としては煩雑である。また、塗装開始時(塗料交換時
も含む)とか、塗装時と塗装厚み検出時に時間差がある
ため、フィードバック等の自動制御を行う際に制御遅れ
が生じてしまう。さらに、鋼板を加熱するために加熱装
置が余分に必要であり、設備的にもエネルギー的にも不
利を免れず、加熱、冷却装置が多々存在する冷延鋼帯の
製造ラインでは、上記制御技術は得策でない。
公報は、塗装機の出側に塗膜厚み検出器を配置し、この
検出信号と塗膜厚み設定信号を比較し、この比較結果に
基づいて塗装機入側に配設した鋼板加熱装置の温度を制
御する技術を開示した。しかしながら、上記特開昭55
−134672号公報に記載の技術は、塗膜厚みを検出
し、その検出値の変化に応じて鋼板加熱装置の温度を変
更して、塗膜厚みを一定にするものであるため、該加熱
装置内で鋼板温度が様々に変化することになり、制御方
法としては煩雑である。また、塗装開始時(塗料交換時
も含む)とか、塗装時と塗装厚み検出時に時間差がある
ため、フィードバック等の自動制御を行う際に制御遅れ
が生じてしまう。さらに、鋼板を加熱するために加熱装
置が余分に必要であり、設備的にもエネルギー的にも不
利を免れず、加熱、冷却装置が多々存在する冷延鋼帯の
製造ラインでは、上記制御技術は得策でない。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、これらの問
題点を解決して、精度が高く、煩雑でなくさらに、経済
的にも有利な塗装金属帯板の塗膜厚みの制御方法の提供
を目的とするものである。
題点を解決して、精度が高く、煩雑でなくさらに、経済
的にも有利な塗装金属帯板の塗膜厚みの制御方法の提供
を目的とするものである。
【0005】
【課題を解決するための手段】そのため、本発明者は鋭
意検討を重ね、最近は下塗り工程の前処理が比較的高温
で行われ、その直後に冷却装置を設けるようになってき
た事実に着目した。この前処理とは、鋼板を塗装する前
にいわゆる化成処理を施し、塗料と鋼板面の付着性をよ
くする工程のことである。本発明は、以上の着眼点を生
かし、前置した金属帯板冷却装置の後流側でロールコー
タにより金属帯板を連続的に塗装する工程において、金
属帯板の特性値及び操業因子の測定値を用いて、ロール
コータ直前での金属帯板温度を設定値に一致させる冷却
媒体量を演算し、その演算値に基づき冷却媒体量を制御
することを特徴とする塗装金属板の塗膜厚み制御方法と
した。ここで、本発明は、下塗り工程前の前処理が常温
で行われると、鋼板の冷却装置がないため実施できない
が、下塗り工程後には鋼帯を高温にする焼き付け工程が
あるので、必ず仕上げ塗装には適用できるのである。
意検討を重ね、最近は下塗り工程の前処理が比較的高温
で行われ、その直後に冷却装置を設けるようになってき
た事実に着目した。この前処理とは、鋼板を塗装する前
にいわゆる化成処理を施し、塗料と鋼板面の付着性をよ
くする工程のことである。本発明は、以上の着眼点を生
かし、前置した金属帯板冷却装置の後流側でロールコー
タにより金属帯板を連続的に塗装する工程において、金
属帯板の特性値及び操業因子の測定値を用いて、ロール
コータ直前での金属帯板温度を設定値に一致させる冷却
媒体量を演算し、その演算値に基づき冷却媒体量を制御
することを特徴とする塗装金属板の塗膜厚み制御方法と
した。ここで、本発明は、下塗り工程前の前処理が常温
で行われると、鋼板の冷却装置がないため実施できない
が、下塗り工程後には鋼帯を高温にする焼き付け工程が
あるので、必ず仕上げ塗装には適用できるのである。
【0006】
【作用】本発明では、冷却装置入側の金属帯板温度、冷
却媒体の温度と量、ライン速度、金属板の厚み、冷却装
置1とロールコータ7間の雰囲気温度等の検出値を用い
て金属帯板20の冷却速度を調整することによって、こ
れから塗装される金属帯板温度を設定値に一致させるよ
うにしたので、高精度で、容易に、且つ経済的に、金属
帯板全面で均一な塗膜厚みの確保ができるようになる。
以下、本発明の内容を具体的に説明する。
却媒体の温度と量、ライン速度、金属板の厚み、冷却装
置1とロールコータ7間の雰囲気温度等の検出値を用い
て金属帯板20の冷却速度を調整することによって、こ
れから塗装される金属帯板温度を設定値に一致させるよ
うにしたので、高精度で、容易に、且つ経済的に、金属
帯板全面で均一な塗膜厚みの確保ができるようになる。
以下、本発明の内容を具体的に説明する。
【0007】図2には、塗装前の金属帯板温度と塗装後
の塗膜厚みとの関係の一例を示す。図2によれば、塗装
前の金属帯板温度を設定値に一致させるようにすると、
塗膜厚みを一義的に決定できることが明らかである。図
3には、下塗りロールコータ7から焼き付け炉9、冷却
装置1を経て仕上げ塗装用ロールコータ7への経路を示
している。説明を簡単にするため、ここでは本発明を仕
上げ塗装に適用する場合に限った。そのため、前述の前
処理工程の図示は省略したが、本発明が高温の前処理工
程を伴う場合には下塗り工程に対して実施できることは
言うまでもない。
の塗膜厚みとの関係の一例を示す。図2によれば、塗装
前の金属帯板温度を設定値に一致させるようにすると、
塗膜厚みを一義的に決定できることが明らかである。図
3には、下塗りロールコータ7から焼き付け炉9、冷却
装置1を経て仕上げ塗装用ロールコータ7への経路を示
している。説明を簡単にするため、ここでは本発明を仕
上げ塗装に適用する場合に限った。そのため、前述の前
処理工程の図示は省略したが、本発明が高温の前処理工
程を伴う場合には下塗り工程に対して実施できることは
言うまでもない。
【0008】図1(a)に本発明に係る金属帯板塗膜厚
み制御のフローを、図1(b)にロールコータ部7を模
式的に示す。塗装開始から初期においては、塗装前の金
属帯板温度(Ts2)が定まらず不安定であるため、制御
目標値を設定してその値になる冷却媒体量(Qw )を演
算し、その演算された冷却媒体量で金属帯板20を冷却
する。一方、塗装作業が定常状態になり、安定したら、
上記塗装前の金属帯板温度の実測値を用い、制御目標値
になるように冷却媒体量を演算するようにした。ここ
で、演算式に入力する各条件は鋼板厚み(ts ),比熱
(Cs ),ライン速度(vs )のようにあらかじめ一定
値を利用できるものと、冷却媒体温度(T w )、乾燥エ
アの温度(Ta ),流量(Qa )のように経時変化する
ものがあり、後者は公知のセンサを用いて測定しつつ演
算制御装置5に入力する。
み制御のフローを、図1(b)にロールコータ部7を模
式的に示す。塗装開始から初期においては、塗装前の金
属帯板温度(Ts2)が定まらず不安定であるため、制御
目標値を設定してその値になる冷却媒体量(Qw )を演
算し、その演算された冷却媒体量で金属帯板20を冷却
する。一方、塗装作業が定常状態になり、安定したら、
上記塗装前の金属帯板温度の実測値を用い、制御目標値
になるように冷却媒体量を演算するようにした。ここ
で、演算式に入力する各条件は鋼板厚み(ts ),比熱
(Cs ),ライン速度(vs )のようにあらかじめ一定
値を利用できるものと、冷却媒体温度(T w )、乾燥エ
アの温度(Ta ),流量(Qa )のように経時変化する
ものがあり、後者は公知のセンサを用いて測定しつつ演
算制御装置5に入力する。
【0009】
【実施例】家電向け塗装鋼板20(板厚み0.8mm,
板幅1000mm,比熱0.11kcal/kg℃)を
ライン速度 40m/minで塗装した。下塗り塗装を
経て焼き付け後の鋼板温度(Ts1)は200℃、乾燥機
でのエア6温度、流量は実測値、仕上げ塗装前の鋼板設
定温度40℃を演算制御装置5に入力し、冷却媒体量を
計算した。その計算に基づき冷却媒体制御バルブ4が調
整され、操業が開始されたが、定常状態に到達後は設定
値を実測値に切替た。このようにして、塗装前鋼板温度
を常に一定になるように冷媒量を調整したので、各測定
値操業因子の変動も少なく容易な塗膜厚みの制御ができ
た。
板幅1000mm,比熱0.11kcal/kg℃)を
ライン速度 40m/minで塗装した。下塗り塗装を
経て焼き付け後の鋼板温度(Ts1)は200℃、乾燥機
でのエア6温度、流量は実測値、仕上げ塗装前の鋼板設
定温度40℃を演算制御装置5に入力し、冷却媒体量を
計算した。その計算に基づき冷却媒体制御バルブ4が調
整され、操業が開始されたが、定常状態に到達後は設定
値を実測値に切替た。このようにして、塗装前鋼板温度
を常に一定になるように冷媒量を調整したので、各測定
値操業因子の変動も少なく容易な塗膜厚みの制御ができ
た。
【0010】この操業結果は、塗膜厚みのバラツキが従
来±10%もあったのに、半減の±5%に抑えることが
できた。これは、従来10〜40℃の範囲でばらついて
いた塗装前の鋼板温度を、本発明の適用により40±3
℃に制御できたからである。
来±10%もあったのに、半減の±5%に抑えることが
できた。これは、従来10〜40℃の範囲でばらついて
いた塗装前の鋼板温度を、本発明の適用により40±3
℃に制御できたからである。
【0011】
【発明の効果】従来は、塗装前の鋼板温度を管理せずに
塗装していたが、本発明の適用によって、塗膜厚みのバ
ラツキが半減し、鋼板全面にわたり非常に均一になっ
た。また、本発明は、塗装のため特別に加熱炉を設ける
こともなく、従来からある焼き付け炉あとの冷却装置を
利用しているので、設備費用の負担もなく経済的な制御
が行なえる。
塗装していたが、本発明の適用によって、塗膜厚みのバ
ラツキが半減し、鋼板全面にわたり非常に均一になっ
た。また、本発明は、塗装のため特別に加熱炉を設ける
こともなく、従来からある焼き付け炉あとの冷却装置を
利用しているので、設備費用の負担もなく経済的な制御
が行なえる。
【図1】(a)本発明に係る塗装金属帯板の塗膜制御の
概要説明図である。(b)ロールコータ部の詳細図であ
る。
概要説明図である。(b)ロールコータ部の詳細図であ
る。
【図2】塗装前の金属帯板温度と塗膜厚みの関係を表わ
す図である。
す図である。
【図3】冷延鋼板の塗装ラインである。
1 冷却装置 2 冷却媒体噴出ノズル 3 冷却媒体のラインパイプ 4 冷却媒体の調整弁 5 演算・制御装置 6 乾燥炉 7 ロールコータ 8 焼き付け炉 9 前工程の焼き付け炉 10 塗料容器 20 金属帯板又は鋼帯
Claims (1)
- 【請求項1】 前置した金属帯板冷却装置の後流側でロ
ールコータにより金属帯板を連続的に塗装する工程にお
いて、 金属帯板の特性値及び操業因子の測定値を用いて、ロー
ルコータ直前での金属帯板温度を設定値に一致させる冷
却媒体量を演算し、その演算値に基づき冷却媒体量を制
御することを特徴とする塗装金属板の塗膜厚み制御方法
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP15972593A JPH078897A (ja) | 1993-06-29 | 1993-06-29 | 塗装金属板の塗膜厚み制御方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP15972593A JPH078897A (ja) | 1993-06-29 | 1993-06-29 | 塗装金属板の塗膜厚み制御方法 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH078897A true JPH078897A (ja) | 1995-01-13 |
Family
ID=15699918
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP15972593A Withdrawn JPH078897A (ja) | 1993-06-29 | 1993-06-29 | 塗装金属板の塗膜厚み制御方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH078897A (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN117295247A (zh) * | 2023-09-28 | 2023-12-26 | 建滔覆铜板(深圳)有限公司 | 覆铜板材料厚度一致性控制装置及方法 |
-
1993
- 1993-06-29 JP JP15972593A patent/JPH078897A/ja not_active Withdrawn
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN117295247A (zh) * | 2023-09-28 | 2023-12-26 | 建滔覆铜板(深圳)有限公司 | 覆铜板材料厚度一致性控制装置及方法 |
| CN117295247B (zh) * | 2023-09-28 | 2024-06-11 | 建滔覆铜板(深圳)有限公司 | 覆铜板材料厚度一致性控制装置及方法 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A300 | Withdrawal of application because of no request for examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300 Effective date: 20000905 |