JPH0789230A - 放電破壊記録媒体 - Google Patents
放電破壊記録媒体Info
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- JPH0789230A JPH0789230A JP5238024A JP23802493A JPH0789230A JP H0789230 A JPH0789230 A JP H0789230A JP 5238024 A JP5238024 A JP 5238024A JP 23802493 A JP23802493 A JP 23802493A JP H0789230 A JPH0789230 A JP H0789230A
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Abstract
(57)【要約】
【目的】均一で鮮明な印字と耐薬品性、保存性に優れた
効果を有する放電記録媒体をを提供する。 【構成】基材上に磁気記録層3、アンカー層4、金属薄
膜層5、保護層6を順次積層してなり、金属薄膜層5に
隣接して設けられるアンカー層4に中心線平均粗さが
0.3〜1.0μmの凹凸状にエンボス加工を施すこと
により、均一な凹凸とし、表面強度の低下がなく、かつ
均一で鮮明な印字することができる。またアンカー層に
マット化のための添加剤を含ませないため、保存性、耐
薬品性など耐候性を有する。
効果を有する放電記録媒体をを提供する。 【構成】基材上に磁気記録層3、アンカー層4、金属薄
膜層5、保護層6を順次積層してなり、金属薄膜層5に
隣接して設けられるアンカー層4に中心線平均粗さが
0.3〜1.0μmの凹凸状にエンボス加工を施すこと
により、均一な凹凸とし、表面強度の低下がなく、かつ
均一で鮮明な印字することができる。またアンカー層に
マット化のための添加剤を含ませないため、保存性、耐
薬品性など耐候性を有する。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、基材上に積層された導
電性金属薄膜を放電破壊による除去し情報を記録する放
電破壊記録媒体に係り、とくに表面が凹凸状に形成され
てなる放電破壊記録媒体に関する。
電性金属薄膜を放電破壊による除去し情報を記録する放
電破壊記録媒体に係り、とくに表面が凹凸状に形成され
てなる放電破壊記録媒体に関する。
【0002】
【従来の技術】近年、カード、証券、商品券、切符、伝
票類などの媒体上に情報を記録する手段として磁気記録
手段、半導体集積回路を用いた記録手段、光学的記録手
段などがある。カードを例として挙げると、磁気記録手
段としてキャッシュカード、クレジットカードやプリペ
イドカードなどの磁気カード、半導体集積回路を用いた
記録手段としてICカード、ICメモリカード、光学的
記録手段として光カード、赤外光の反射または吸収を利
用した赤外線読み取りカードなどが開発され、多種多様
なカードが提供されている。
票類などの媒体上に情報を記録する手段として磁気記録
手段、半導体集積回路を用いた記録手段、光学的記録手
段などがある。カードを例として挙げると、磁気記録手
段としてキャッシュカード、クレジットカードやプリペ
イドカードなどの磁気カード、半導体集積回路を用いた
記録手段としてICカード、ICメモリカード、光学的
記録手段として光カード、赤外光の反射または吸収を利
用した赤外線読み取りカードなどが開発され、多種多様
なカードが提供されている。
【0003】ところで、カードを利用するに当たって
は、その用途に応じた機能を有する媒体が用いられ、例
えば情報の読み出し、書き込みを随時行うプリペイドカ
ード、キャッシュカード等の場合には経済性、利用性か
ら磁気カードが選択されている。しかしながら磁気記録
再生手段による記録は、読み取り装置を用いることな
く、目視で記録情報を読み取ることができない欠点を有
している。そこで、磁気記録以外の特殊要素を組み込む
ことが提案され、上記したプリペイドカードを例に挙げ
れば、磁気記録媒体上に、予め媒体の有する金額、残額
を示す文字やマークを印刷等により形成しておき、プリ
ペイドカードの使用に応じてカードにパンチ穴又はマー
クを設けて、残額情報を表示する方法が用いられてい
る。この方法は、表示可能な情報は限定されており、し
かもパンチ穴又はマークの位置は目安程度であり、正確
な情報の表示は極めて困難である。
は、その用途に応じた機能を有する媒体が用いられ、例
えば情報の読み出し、書き込みを随時行うプリペイドカ
ード、キャッシュカード等の場合には経済性、利用性か
ら磁気カードが選択されている。しかしながら磁気記録
再生手段による記録は、読み取り装置を用いることな
く、目視で記録情報を読み取ることができない欠点を有
している。そこで、磁気記録以外の特殊要素を組み込む
ことが提案され、上記したプリペイドカードを例に挙げ
れば、磁気記録媒体上に、予め媒体の有する金額、残額
を示す文字やマークを印刷等により形成しておき、プリ
ペイドカードの使用に応じてカードにパンチ穴又はマー
クを設けて、残額情報を表示する方法が用いられてい
る。この方法は、表示可能な情報は限定されており、し
かもパンチ穴又はマークの位置は目安程度であり、正確
な情報の表示は極めて困難である。
【0004】そこで、目視により情報を表示する方法と
して、感熱転写材を利用し、情報を媒体に転写記録する
感熱転写記録方式、熱により発色又は変色、消色する感
熱記録材料を利用し、情報を媒体に感熱記録する感熱記
録方式、スズ(Sn)など低融点金属薄膜を熱破壊し情
報を媒体に感熱記録する感熱記録方式、導電性金属薄膜
を放電破壊により除去し情報を媒体に放電破壊記録する
放電破壊記録方式等が提案され、実用化されている。
して、感熱転写材を利用し、情報を媒体に転写記録する
感熱転写記録方式、熱により発色又は変色、消色する感
熱記録材料を利用し、情報を媒体に感熱記録する感熱記
録方式、スズ(Sn)など低融点金属薄膜を熱破壊し情
報を媒体に感熱記録する感熱記録方式、導電性金属薄膜
を放電破壊により除去し情報を媒体に放電破壊記録する
放電破壊記録方式等が提案され、実用化されている。
【0005】目視可能に情報を媒体に記録する上記記録
方式の中で、放電破壊記録方式は、記録速度が速い、高
精度印字が可能であるという優れた機能を有するが、導
電性金属を放電エネルギーにより、除去するという原理
から、放電破壊記録媒体の保護層表面に記録ヘッド(記
録針)と帰路電極(アース電極)を接触させる、つまり
放電破壊記録媒体の保護層を介して導電性金属薄膜と電
気回路が形成され、情報の記録が行なわれるものであ
る。
方式の中で、放電破壊記録方式は、記録速度が速い、高
精度印字が可能であるという優れた機能を有するが、導
電性金属を放電エネルギーにより、除去するという原理
から、放電破壊記録媒体の保護層表面に記録ヘッド(記
録針)と帰路電極(アース電極)を接触させる、つまり
放電破壊記録媒体の保護層を介して導電性金属薄膜と電
気回路が形成され、情報の記録が行なわれるものであ
る。
【0006】ところが、保護層は一般に電気絶縁性樹脂
からなり、このような樹脂を用いれば電気伝導性が阻害
され、帰路電極側に放電、すなわちアースリターンが起
こる。このため電気伝導性を確保するために、保護層を
できる限り薄くすることが行なわれてきたが、保護層の
薄化は媒体の表面強度の低下、耐薬品性の低下による金
属腐蝕・劣化を招くという問題を有していた。
からなり、このような樹脂を用いれば電気伝導性が阻害
され、帰路電極側に放電、すなわちアースリターンが起
こる。このため電気伝導性を確保するために、保護層を
できる限り薄くすることが行なわれてきたが、保護層の
薄化は媒体の表面強度の低下、耐薬品性の低下による金
属腐蝕・劣化を招くという問題を有していた。
【0007】これに対して、保護層に導電材を添加し、
電気伝導性を付与し保護層を厚くし耐性を向上させる方
法も提案されているが、放電破壊により保護層がスパー
クし溶融した樹脂が記録ヘッド(記録針)に付着すると
があり、この汚れにより印字性能が低下する問題が新た
に発生する。
電気伝導性を付与し保護層を厚くし耐性を向上させる方
法も提案されているが、放電破壊により保護層がスパー
クし溶融した樹脂が記録ヘッド(記録針)に付着すると
があり、この汚れにより印字性能が低下する問題が新た
に発生する。
【0008】この問題に対して、媒体表面を凹凸状又は
マット状とし、放電現象を起こり易い形状とし安定した
印字を行なえるようにしている。また金属薄膜面がマッ
ト化されるため、金属光沢が消え、印字面が読み易くな
るという効果も有している。
マット状とし、放電現象を起こり易い形状とし安定した
印字を行なえるようにしている。また金属薄膜面がマッ
ト化されるため、金属光沢が消え、印字面が読み易くな
るという効果も有している。
【0009】この凹凸状又はマット状とする方法として
は、磁気記録層を構成する磁性微粒子が分散されている
ため、磁気記録層の表面自体がランダムな凹凸を有して
いることから、直接この表面に金属薄膜層を設けること
で媒体表面をマット化することが可能である。ところが
金属薄膜層は隣接する磁気記録層に含まれる分散剤、磁
性微粒子などの影響も直接受けるため、金属薄膜層の腐
蝕といった問題もあるため、金属薄膜層上にアンカー層
を設けることが必要となっている。そこで設けられる金
属薄膜層上に設けられるアンカー層に着色剤を兼ねたカ
ーボンブラック、グラファイト、酸化珪素、金属粉等の
無機フィラー、またはアクリル樹脂、メラミン樹脂等の
有機フィラーを添加する方法が一般的に行なわれてい
る。
は、磁気記録層を構成する磁性微粒子が分散されている
ため、磁気記録層の表面自体がランダムな凹凸を有して
いることから、直接この表面に金属薄膜層を設けること
で媒体表面をマット化することが可能である。ところが
金属薄膜層は隣接する磁気記録層に含まれる分散剤、磁
性微粒子などの影響も直接受けるため、金属薄膜層の腐
蝕といった問題もあるため、金属薄膜層上にアンカー層
を設けることが必要となっている。そこで設けられる金
属薄膜層上に設けられるアンカー層に着色剤を兼ねたカ
ーボンブラック、グラファイト、酸化珪素、金属粉等の
無機フィラー、またはアクリル樹脂、メラミン樹脂等の
有機フィラーを添加する方法が一般的に行なわれてい
る。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、金属薄
膜層上に積層されているアンカー層にカーボンブラッ
ク、グラファイト、酸化珪素、金属粉等の導電性材料が
用いられると、金属薄膜層とアンカー層の間に電位差を
生じ、電気化学的に金属薄膜層に腐蝕が生じる問題があ
り、電気的に絶縁性を有するフィラーであっても、アン
カー層を構成する樹脂とフィラーの分散性から空隙が発
生し、この空隙から腐食性の液体、気体が浸透するなど
バリア性が劣化し耐薬品性など耐候性に問題が生じてい
た。また、フィラーの添加は、コーティングムラ、フィ
ラーの分散ムラ等により媒体表面に均一な凹凸を形成す
ることは困難となり、印字面の不均一性は印字ムラ、印
字の不鮮明といった欠陥を生じていた。そこで、本発明
は均一で鮮明な印字と耐薬品性、保存性に優れた効果を
有する放電記録媒体をを提供することを目的とする。
膜層上に積層されているアンカー層にカーボンブラッ
ク、グラファイト、酸化珪素、金属粉等の導電性材料が
用いられると、金属薄膜層とアンカー層の間に電位差を
生じ、電気化学的に金属薄膜層に腐蝕が生じる問題があ
り、電気的に絶縁性を有するフィラーであっても、アン
カー層を構成する樹脂とフィラーの分散性から空隙が発
生し、この空隙から腐食性の液体、気体が浸透するなど
バリア性が劣化し耐薬品性など耐候性に問題が生じてい
た。また、フィラーの添加は、コーティングムラ、フィ
ラーの分散ムラ等により媒体表面に均一な凹凸を形成す
ることは困難となり、印字面の不均一性は印字ムラ、印
字の不鮮明といった欠陥を生じていた。そこで、本発明
は均一で鮮明な印字と耐薬品性、保存性に優れた効果を
有する放電記録媒体をを提供することを目的とする。
【0011】
【課題を解決するための手段】請求項1記載の第1の発
明は、基材上に磁気記録層、アンカー層、金属薄膜層、
保護層を順次積層してなる放電破壊記録媒体において、
前記アンカー層をエンボス加工により中心線平均粗さが
0.3〜1.0μmの凹凸状に成形してなることを特徴
とする放電破壊記録媒体である。
明は、基材上に磁気記録層、アンカー層、金属薄膜層、
保護層を順次積層してなる放電破壊記録媒体において、
前記アンカー層をエンボス加工により中心線平均粗さが
0.3〜1.0μmの凹凸状に成形してなることを特徴
とする放電破壊記録媒体である。
【0012】請求項2に記載される発明は、金属薄膜層
がアルミニウムからなることを特徴とする放電破壊記録
媒体である。
がアルミニウムからなることを特徴とする放電破壊記録
媒体である。
【0013】請求項3に記載される発明は、磁気記録層
と前記アンカー層の間に着色層を設けたことを特徴とす
る放電破壊記録媒体である。
と前記アンカー層の間に着色層を設けたことを特徴とす
る放電破壊記録媒体である。
【0014】
【作用】本発明によれば、金属薄膜層に隣接して設けら
れるアンカー層をエンボス加工により中心線平均粗さが
0.3〜1.0μmの凹凸状に成形することで、均一な
凹凸となり、表面強度の低下がなく、かつ均一で鮮明な
印字することができ、アンカー層にマット化のための添
加剤を含ませないため、耐薬品性など耐候性を有する。
れるアンカー層をエンボス加工により中心線平均粗さが
0.3〜1.0μmの凹凸状に成形することで、均一な
凹凸となり、表面強度の低下がなく、かつ均一で鮮明な
印字することができ、アンカー層にマット化のための添
加剤を含ませないため、耐薬品性など耐候性を有する。
【0015】
【実施例】本発明の実施例を図面の一実施例を参照して
詳細に説明する。図1は本発明の放電破壊記録媒体の一
部分を拡大した断面図であり、図2は本発明の他の実施
例を表す放電破壊記録媒体の一部分を拡大した断面図で
ある。
詳細に説明する。図1は本発明の放電破壊記録媒体の一
部分を拡大した断面図であり、図2は本発明の他の実施
例を表す放電破壊記録媒体の一部分を拡大した断面図で
ある。
【0016】図1において、1は放電破壊記録媒体であ
り、基材2、磁気記録層3、表面を凹凸状にエンボス成
形したアンカー層4、導電性を有する金属薄膜層5、保
護層6から構成される。基材2は、シート状または板
状、カード状のものであって、ポリ塩化ビニル、ポリエ
チレン、ポリエステル、ポリプロピレン、ポリイミド、
ポリカーボネート、ポリエチレンテレフタレート、ポリ
スチレン、ポリメタクリル酸メチル、アイオノマー、ナ
イロン、アクリル樹脂等のプラスチック類、紙、合浸
紙、合成紙等の紙類を単体、或いは組み合わせて複合体
として用いることができる。基材に要求される物性は強
度、剛性、隠蔽性、光透過性など用途に応じて上記材料
から適宜選択される。
り、基材2、磁気記録層3、表面を凹凸状にエンボス成
形したアンカー層4、導電性を有する金属薄膜層5、保
護層6から構成される。基材2は、シート状または板
状、カード状のものであって、ポリ塩化ビニル、ポリエ
チレン、ポリエステル、ポリプロピレン、ポリイミド、
ポリカーボネート、ポリエチレンテレフタレート、ポリ
スチレン、ポリメタクリル酸メチル、アイオノマー、ナ
イロン、アクリル樹脂等のプラスチック類、紙、合浸
紙、合成紙等の紙類を単体、或いは組み合わせて複合体
として用いることができる。基材に要求される物性は強
度、剛性、隠蔽性、光透過性など用途に応じて上記材料
から適宜選択される。
【0017】磁気記録層3は、Fe、Co、Ni、γ−
Fe2 O3 、Co被着γ−Fe2 O 3 、Fe3 O4 、F
e−Cr、Fe−Co、CrO2 、Co−Cr、Co−
Ni、MnAl、Baフェライト、Srフェライトなど
の公知の磁性材料からなる微粒子を適当な、例えばブチ
ラール樹脂、塩化ビニル・酢酸ビニル共重合体樹脂、ウ
レタン樹脂、ポリエステル樹脂、セルロース系樹脂、ア
クリル樹脂、スチレン・マレイン酸共重合体樹脂など、
樹脂またはインキビヒクル中に分散混合してなる混合物
からなる磁性微粒子分散液を磁性塗料として基材2に周
知のロールコート法、ナイフエッジ法、グラビア印刷
法、スクリーン印刷法などの塗布、印刷技術を用いて形
成する。また、転写材として磁気記録層3を設けること
も可能である。
Fe2 O3 、Co被着γ−Fe2 O 3 、Fe3 O4 、F
e−Cr、Fe−Co、CrO2 、Co−Cr、Co−
Ni、MnAl、Baフェライト、Srフェライトなど
の公知の磁性材料からなる微粒子を適当な、例えばブチ
ラール樹脂、塩化ビニル・酢酸ビニル共重合体樹脂、ウ
レタン樹脂、ポリエステル樹脂、セルロース系樹脂、ア
クリル樹脂、スチレン・マレイン酸共重合体樹脂など、
樹脂またはインキビヒクル中に分散混合してなる混合物
からなる磁性微粒子分散液を磁性塗料として基材2に周
知のロールコート法、ナイフエッジ法、グラビア印刷
法、スクリーン印刷法などの塗布、印刷技術を用いて形
成する。また、転写材として磁気記録層3を設けること
も可能である。
【0018】アンカー層4は、磁気記録層3と金属薄膜
層5に接着性を有する高分子樹脂、例えばポリエステ
ル、ポリウレタン、エポキシ樹脂、塩化ビニル樹脂、酢
酸ビニル樹脂等の単体樹脂又は共重合体樹脂が用いられ
る。形成方法は、磁気記録層3上にアンカー層4を設
け、この表面に所定の凹凸面を形成したスタンパーを重
ね合わせ、加熱押圧するエンボス加工により、アンカー
層4上に凹凸面を形成する。
層5に接着性を有する高分子樹脂、例えばポリエステ
ル、ポリウレタン、エポキシ樹脂、塩化ビニル樹脂、酢
酸ビニル樹脂等の単体樹脂又は共重合体樹脂が用いられ
る。形成方法は、磁気記録層3上にアンカー層4を設
け、この表面に所定の凹凸面を形成したスタンパーを重
ね合わせ、加熱押圧するエンボス加工により、アンカー
層4上に凹凸面を形成する。
【0019】この凹凸面は、粗すぎると放電破壊記録時
の印字精度の低下が見られる。また小さすぎると平滑性
が上がるが上記した理由により記録ヘッドでの放電が起
きにくくなり、印字のできない状態が発生するため、安
定した印字ができなくなり、さらに表面の光沢が出やす
くなるため、印字記録が読みにくくなるという問題が確
認され、本発明者らが検討した結果、表面を中心線平均
粗さ0.3〜1.0μmとすることで良好な印字精度、
印字安定性が得られ、さらに光沢が減少するため、印字
面が読みやすくなることが判明した。
の印字精度の低下が見られる。また小さすぎると平滑性
が上がるが上記した理由により記録ヘッドでの放電が起
きにくくなり、印字のできない状態が発生するため、安
定した印字ができなくなり、さらに表面の光沢が出やす
くなるため、印字記録が読みにくくなるという問題が確
認され、本発明者らが検討した結果、表面を中心線平均
粗さ0.3〜1.0μmとすることで良好な印字精度、
印字安定性が得られ、さらに光沢が減少するため、印字
面が読みやすくなることが判明した。
【0020】本発明の凹凸条件の範囲とするための熱成
形条件は、アンカー層4に用いる樹脂によって適正値が
異なる物であるが、通常120〜180℃の範囲での加
熱と10〜40Kg/cm2 の加圧である。
形条件は、アンカー層4に用いる樹脂によって適正値が
異なる物であるが、通常120〜180℃の範囲での加
熱と10〜40Kg/cm2 の加圧である。
【0021】アンカー層4の厚さは上記した以外に厚過
ぎると磁気特性の低下を招き、磁気記録の再生の障害に
なるこがあり、薄過ぎると上記したように磁気記録層3
に含まれる分散剤などの添加剤の影響により、金属薄膜
層5に腐蝕を生じるおそれがあるため、また熱成形性を
付与しておく必要から0.5〜4.0μm程度とするこ
とが好ましい。
ぎると磁気特性の低下を招き、磁気記録の再生の障害に
なるこがあり、薄過ぎると上記したように磁気記録層3
に含まれる分散剤などの添加剤の影響により、金属薄膜
層5に腐蝕を生じるおそれがあるため、また熱成形性を
付与しておく必要から0.5〜4.0μm程度とするこ
とが好ましい。
【0022】金属薄膜層5は、導電性であり、かつ放電
により破壊除去可能な導電性金属薄膜からなり、例えば
Al、Sn、Zn、Bi等の低融点金属、それらの合金
及び導電性金属化合物が用いられる。一般的に放電によ
る破壊が容易であることとコストから、Alが望まし
い。金属薄膜層5の厚さは20〜150nm程度でよ
く、下地層を遮蔽できるかぎり、薄膜とすることが望ま
しい。形成方法としては真空蒸着法、スパッタリング
法、イオンプレーティング法などがある。
により破壊除去可能な導電性金属薄膜からなり、例えば
Al、Sn、Zn、Bi等の低融点金属、それらの合金
及び導電性金属化合物が用いられる。一般的に放電によ
る破壊が容易であることとコストから、Alが望まし
い。金属薄膜層5の厚さは20〜150nm程度でよ
く、下地層を遮蔽できるかぎり、薄膜とすることが望ま
しい。形成方法としては真空蒸着法、スパッタリング
法、イオンプレーティング法などがある。
【0023】保護層6はウレタン樹脂、アクリル樹脂、
塩化ビニル樹脂、ポリエステル樹脂、ニトロセルロース
系樹脂、スチレン系樹脂などの樹脂をトルエン、キシレ
ン等の溶剤に溶かした塗液を周知のロールコート法、ナ
イフエッジ法、グラビア印刷法、スクリーン印刷法など
の塗布、印刷技術を用いて形成することができる。また
保護層5は厚くなると電気伝導性が急激に低下しアース
リターンを生じやすくなり、印字ができなくなることが
ある。また薄くなると表面強度の低下と耐薬品性の低下
が起こるため、0.3〜2.0μm程度とすることが好
ましい。さらには表面強度を改善するために、滑剤、研
摩剤などの添加剤を加えることができる。
塩化ビニル樹脂、ポリエステル樹脂、ニトロセルロース
系樹脂、スチレン系樹脂などの樹脂をトルエン、キシレ
ン等の溶剤に溶かした塗液を周知のロールコート法、ナ
イフエッジ法、グラビア印刷法、スクリーン印刷法など
の塗布、印刷技術を用いて形成することができる。また
保護層5は厚くなると電気伝導性が急激に低下しアース
リターンを生じやすくなり、印字ができなくなることが
ある。また薄くなると表面強度の低下と耐薬品性の低下
が起こるため、0.3〜2.0μm程度とすることが好
ましい。さらには表面強度を改善するために、滑剤、研
摩剤などの添加剤を加えることができる。
【0024】上記のような構成からなる放電破壊記録媒
体1は、放電により金属薄膜層5の一部を破壊除去する
ことでアンカー層4を通して下地の磁気記録層3が露出
し、金属薄膜層5の表面の非印字部との濃度差により印
字情報の読み取りができるものである。さらに印字面の
読み取りしやすくするために、図2の放電破壊記録媒体
10にあるように磁気記録層3とアンカー層4との間に
着色層7を設け、印字濃度の改善、印字色の変更が可能
となる。
体1は、放電により金属薄膜層5の一部を破壊除去する
ことでアンカー層4を通して下地の磁気記録層3が露出
し、金属薄膜層5の表面の非印字部との濃度差により印
字情報の読み取りができるものである。さらに印字面の
読み取りしやすくするために、図2の放電破壊記録媒体
10にあるように磁気記録層3とアンカー層4との間に
着色層7を設け、印字濃度の改善、印字色の変更が可能
となる。
【0025】着色層7は、一般的に用いられる高分子樹
脂で、例えばポリエステル樹脂、アクリル系樹脂、ポリ
ウレタン樹脂、エポキシ樹脂、塩化ビニル樹脂、酢酸ビ
ニル樹脂などの単体樹脂又は共重合体樹脂に顔料又は染
料、溶剤を加えた塗料を周知のロールコート法、ナイフ
エッジ法、グラビア印刷法、スクリーン印刷法などの塗
布、印刷技術を用いて0.5〜2.0μm程度の層厚に
形成する。
脂で、例えばポリエステル樹脂、アクリル系樹脂、ポリ
ウレタン樹脂、エポキシ樹脂、塩化ビニル樹脂、酢酸ビ
ニル樹脂などの単体樹脂又は共重合体樹脂に顔料又は染
料、溶剤を加えた塗料を周知のロールコート法、ナイフ
エッジ法、グラビア印刷法、スクリーン印刷法などの塗
布、印刷技術を用いて0.5〜2.0μm程度の層厚に
形成する。
【0026】本発明の放電破壊記録媒体を具体的な実施
例を挙げて説明する。
例を挙げて説明する。
【0027】〔実施例1〕厚さ188μmの白色ポリエ
チレエンテレフタレートを基材とし、その上面に下記組
成からなる磁気塗料をナイフコーティングにより、約1
0μm厚に塗布し、約3000ガウスの水平磁界中で磁
場配向をかけた後、100℃の熱風で約3分間乾燥させ
て磁気記録層を作成した。
チレエンテレフタレートを基材とし、その上面に下記組
成からなる磁気塗料をナイフコーティングにより、約1
0μm厚に塗布し、約3000ガウスの水平磁界中で磁
場配向をかけた後、100℃の熱風で約3分間乾燥させ
て磁気記録層を作成した。
【0028】 (磁気塗料の組成) 磁気粉(17500e、バリウウムフェライト) 100重量部 塩化ビニル−酢酸ビニル共重合体 20重量部 ポリウレタン樹脂 30重量部 ヘキサメチレンジイソシアネート 2重量部 分散剤(ガーファックRE−610 東邦化学社製) 3重量部 希釈剤 トルエン 50重量部 MEK 50重量部
【0029】次に下記組成からなる樹脂塗料をグラビア
コーティングし膜厚2μmのアンカー層を形成した。
コーティングし膜厚2μmのアンカー層を形成した。
【0030】 (蒸着アンカーワニスの組成) ポリエステルウレタン樹脂 30重量部 希釈剤 トルエン 50重量部 MEK 50重量部
【0031】得られたアンカー層表面に中心線平均粗さ
0.3μmの凹凸を有するニッケル製スタンパーによ
り、160℃、30Kg/cm2 の加熱加圧でエンボス
加工を行い、スタンパーと同じ中心線平均粗さ0.3μ
mの表面粗さを転写形成した。
0.3μmの凹凸を有するニッケル製スタンパーによ
り、160℃、30Kg/cm2 の加熱加圧でエンボス
加工を行い、スタンパーと同じ中心線平均粗さ0.3μ
mの表面粗さを転写形成した。
【0032】次にEB蒸着法により電気抵抗が0.5Ω
/□になるように層厚約1000ÅのAl蒸着膜を形成
し、金属薄膜層とした。
/□になるように層厚約1000ÅのAl蒸着膜を形成
し、金属薄膜層とした。
【0033】次に金属薄膜層上に下記組成からなる保護
樹脂ワニスをグラビアコートして層厚0.8μmの保護
層を形成し、本発明の放電破壊記録媒体を得た。
樹脂ワニスをグラビアコートして層厚0.8μmの保護
層を形成し、本発明の放電破壊記録媒体を得た。
【0034】 (保護樹脂ワニスの組成) ポリエステル(バイロン200 東洋紡績社製) 20重量部 ヘキサメチレンジイソシアネート 5重量部 ポリエチレンワックス 2 希釈剤 トルエン 60重量部 MEK 60重量部
【0035】〔実施例2〕実施例1と同様に作成したア
ンカー層表面に中心線平均粗さ0.5μmの凹凸を有す
るニッケル製スタンパーにより、160℃、30Kg/
cm2 の加熱加圧でエンボス加工を行い、スタンパーと
同じ中心線平均粗さ0.5μmの表面粗さを転写形成し
た。以下実施例1と同様にして放電破壊記録媒体を作製
した。
ンカー層表面に中心線平均粗さ0.5μmの凹凸を有す
るニッケル製スタンパーにより、160℃、30Kg/
cm2 の加熱加圧でエンボス加工を行い、スタンパーと
同じ中心線平均粗さ0.5μmの表面粗さを転写形成し
た。以下実施例1と同様にして放電破壊記録媒体を作製
した。
【0036】〔実施例3〕実施例1と同様に作成したア
ンカー層表面に中心線平均粗さ1.0μmの凹凸を有す
るニッケル製スタンパーにより、160℃、30Kg/
cm2 の加熱加圧でエンボス加工を行い、スタンパーと
同じ中心線平均粗さ1.0μmの表面粗さを転写形成し
た。以下実施例1と同様にして放電破壊記録媒体を作製
した。
ンカー層表面に中心線平均粗さ1.0μmの凹凸を有す
るニッケル製スタンパーにより、160℃、30Kg/
cm2 の加熱加圧でエンボス加工を行い、スタンパーと
同じ中心線平均粗さ1.0μmの表面粗さを転写形成し
た。以下実施例1と同様にして放電破壊記録媒体を作製
した。
【0037】〔比較例1〕凹凸を有するニッケル製スタ
ンパーにてにより、160℃、30Kg/cm2の加熱
加圧でエンボス加工を行い、スタンパーと同じ中心線平
均粗さ0.2μmの表面粗さを転写形成した。以下実施
例1と同様にして放電破壊記録媒体を作製した。
ンパーにてにより、160℃、30Kg/cm2の加熱
加圧でエンボス加工を行い、スタンパーと同じ中心線平
均粗さ0.2μmの表面粗さを転写形成した。以下実施
例1と同様にして放電破壊記録媒体を作製した。
【0038】〔比較例2〕実施例1と同様に作成したア
ンカー層表面に中心線平均粗さ1.2μmの凹凸を有す
るニッケル製スタンパーにより、160℃、30Kg/
cm2 の加熱加圧でエンボス加工を行い、スタンパーと
同じ中心線平均粗さ1.2μmの表面粗さを転写形成し
た。以下実施例1と同様にして放電破壊記録媒体を作製
した。
ンカー層表面に中心線平均粗さ1.2μmの凹凸を有す
るニッケル製スタンパーにより、160℃、30Kg/
cm2 の加熱加圧でエンボス加工を行い、スタンパーと
同じ中心線平均粗さ1.2μmの表面粗さを転写形成し
た。以下実施例1と同様にして放電破壊記録媒体を作製
した。
【0039】〔比較例3〕厚さ188μmの白色ポリエ
チレエンテレフタレートを基材とし、その上面に下記組
成からなる磁気塗料をナイフコーティングにより、約1
0μm厚に塗布し、約3000ガウスの水平磁界中で磁
場配向をかけた後、100℃の熱風で約3分間乾燥させ
て磁気記録層を作製した。
チレエンテレフタレートを基材とし、その上面に下記組
成からなる磁気塗料をナイフコーティングにより、約1
0μm厚に塗布し、約3000ガウスの水平磁界中で磁
場配向をかけた後、100℃の熱風で約3分間乾燥させ
て磁気記録層を作製した。
【0040】 磁気粉(17500e、バリウウムフェライト) 100重量部 塩化ビニル−酢酸ビニル共重合体 20重量部 ポリウレタン樹脂 30重量部 ヘキサメチレンジイソシアネート 2重量部 分散剤(ガーファックRE−610 東邦化学社製) 3重量部 希釈剤 トルエン 50重量部 MEK 50重量部
【0041】次に下記組成からなる樹脂塗料をグラビア
コートし膜厚2μmのアンカー層を形成した。
コートし膜厚2μmのアンカー層を形成した。
【0042】 (蒸着アンカーワニスの組成) ポリエステルウレタン樹脂 30重量部 酸化珪素 (平均粒径0.5μm) 6重量部 希釈剤 トルエン 50重量部 MEK 50重量部
【0043】以下実施例1と同様にアンカー層にエンボ
ス加工を施し、金属薄膜層、保護層を形成し放電破壊記
録媒体を得た。
ス加工を施し、金属薄膜層、保護層を形成し放電破壊記
録媒体を得た。
【0044】〔実施例4〕実施例1で作製した磁気記録
層上に下記の組成からなる黒色の着色インキをグラビア
コートし、層厚2μmの着色層を設けた。 〔実施例4〕 (着色インキの組成) 塩化ビニル−酢酸ビニル共重合体 20重量部 ポリウレタン樹脂 30重量部 カーボンブラック 7重量部 希釈剤 トルエン 50重量部 MEK 50重量部
層上に下記の組成からなる黒色の着色インキをグラビア
コートし、層厚2μmの着色層を設けた。 〔実施例4〕 (着色インキの組成) 塩化ビニル−酢酸ビニル共重合体 20重量部 ポリウレタン樹脂 30重量部 カーボンブラック 7重量部 希釈剤 トルエン 50重量部 MEK 50重量部
【0045】次に下記組成からなる樹脂塗料をグラビア
コートし膜厚2μmのアンカー層を形成した。
コートし膜厚2μmのアンカー層を形成した。
【0046】 (蒸着アンカーワニスの組成) ポリエステルウレタン樹脂 30重量部 希釈剤 トルエン 50重量部 MEK 50重量部
【0047】得られたアンカー層表面に中心線平均粗さ
0.5μmの凹凸を有するニッケル製スタンパーによ
り、160℃、30Kg/cm2 の加熱加圧でエンボス
加工を行い、スタンパーと同じ中心線平均粗さ0.5μ
mの表面粗さを転写形成した。
0.5μmの凹凸を有するニッケル製スタンパーによ
り、160℃、30Kg/cm2 の加熱加圧でエンボス
加工を行い、スタンパーと同じ中心線平均粗さ0.5μ
mの表面粗さを転写形成した。
【0048】以下実施例1と同様に金属薄膜層、保護層
を形成し放電破壊記録媒体を得た。
を形成し放電破壊記録媒体を得た。
【0049】以上本発明の実施例及び比較例として挙げ
た放電破壊記録媒体をカード状とし、−40Vの電圧を
印加し放電破壊記録を行ない、その記録面を印字精度、
アースリターンの有無、印字濃度、腐食性などを評価
し、その結果を表1に示す。
た放電破壊記録媒体をカード状とし、−40Vの電圧を
印加し放電破壊記録を行ない、その記録面を印字精度、
アースリターンの有無、印字濃度、腐食性などを評価
し、その結果を表1に示す。
【0050】
【表1】
【0051】*1アンカー層の表面粗さ:中心線平均粗
さμm *2印字精度:放電が均一に起こっており、印字画像が
鮮明・・・・・・・・○ :放電がやや不均一に起こっており、印字画像がやや不
鮮明・・△ :放電が不均一に起こっており、印字画像が不鮮明・・
・・・・× *3アースリターンの有無:アースリターンの発生 無
し・・・・・・・・・○ 有り・・・・・・・・・× *4印字濃度 :マクベス社反射濃度計にて印字部濃度
測定 *5非印字濃度:マクベス社反射濃度計にて印字部濃度
測定 *6腐蝕性:5%食塩水に24時間浸漬後の腐蝕の有無
を観察 腐蝕無し・・○ 腐蝕有り・・×
さμm *2印字精度:放電が均一に起こっており、印字画像が
鮮明・・・・・・・・○ :放電がやや不均一に起こっており、印字画像がやや不
鮮明・・△ :放電が不均一に起こっており、印字画像が不鮮明・・
・・・・× *3アースリターンの有無:アースリターンの発生 無
し・・・・・・・・・○ 有り・・・・・・・・・× *4印字濃度 :マクベス社反射濃度計にて印字部濃度
測定 *5非印字濃度:マクベス社反射濃度計にて印字部濃度
測定 *6腐蝕性:5%食塩水に24時間浸漬後の腐蝕の有無
を観察 腐蝕無し・・○ 腐蝕有り・・×
【0052】表1より印字濃度、アースリターン、腐蝕
性等の特性を同時に満たすことができたものは、アンカ
ー層の表面粗さが0.3〜1.0μmの範囲にあること
が確認され、アンカー層に無機フィラーを添加しマット
化させた比較例3は印字精度、腐食性に劣ることが分か
る。また実施例4で示したように、磁気記録層とアンカ
ー層との間に黒色の着色層を設けることにより、印字濃
度が向上することが確認された。
性等の特性を同時に満たすことができたものは、アンカ
ー層の表面粗さが0.3〜1.0μmの範囲にあること
が確認され、アンカー層に無機フィラーを添加しマット
化させた比較例3は印字精度、腐食性に劣ることが分か
る。また実施例4で示したように、磁気記録層とアンカ
ー層との間に黒色の着色層を設けることにより、印字濃
度が向上することが確認された。
【0053】
【発明の効果】以上述べたように本発明によれば、アン
カー層をエンボス加工により、中心線平均粗さが0.3
〜1.0μmの凹凸状に成形するため、金属薄膜層に対
し均一で、再現性に優れた鮮明な印字品質を得ることが
でき、しかもアースリターンなど印字不良を起こすこと
がなく、アンカー層にマット化するための添加剤を含ま
ないため、保存性、耐薬品性に優れた放電破壊記録媒体
を提供することができる。
カー層をエンボス加工により、中心線平均粗さが0.3
〜1.0μmの凹凸状に成形するため、金属薄膜層に対
し均一で、再現性に優れた鮮明な印字品質を得ることが
でき、しかもアースリターンなど印字不良を起こすこと
がなく、アンカー層にマット化するための添加剤を含ま
ないため、保存性、耐薬品性に優れた放電破壊記録媒体
を提供することができる。
【図1】本発明の放電破壊記録媒体の一部分を拡大した
断面図である。
断面図である。
【図2】本発明の他の実施例を表す放電破壊記録媒体の
一部分を拡大した断面図である。
一部分を拡大した断面図である。
1、10 放電破壊記録媒体 2 基材 3 磁気記録層 4 アンカー層 5 金属薄膜層 6 保護層 7 着色層
Claims (3)
- 【請求項1】基材上に磁気記録層、アンカー層、金属薄
膜層、保護層を順次積層してなる放電破壊記録媒体にお
いて、前記アンカー層をエンボス加工により中心線平均
粗さが0.3〜1.0μmの凹凸状に成形してなること
を特徴とする放電破壊記録媒体。 - 【請求項2】前記金属薄膜層がアルミニウムからなるこ
とを特徴とする請求項1記載の放電破壊記録媒体。 - 【請求項3】前記磁気記録層と前記アンカー層の間に着
色層を設けたことを特徴とする請求項1記載の放電破壊
記録媒体。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP5238024A JPH0789230A (ja) | 1993-09-24 | 1993-09-24 | 放電破壊記録媒体 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP5238024A JPH0789230A (ja) | 1993-09-24 | 1993-09-24 | 放電破壊記録媒体 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0789230A true JPH0789230A (ja) | 1995-04-04 |
Family
ID=17024034
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP5238024A Pending JPH0789230A (ja) | 1993-09-24 | 1993-09-24 | 放電破壊記録媒体 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0789230A (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN110147866A (zh) * | 2019-04-17 | 2019-08-20 | 东信和平科技股份有限公司 | 一种具有凸起触感的智能卡及其制作方法 |
-
1993
- 1993-09-24 JP JP5238024A patent/JPH0789230A/ja active Pending
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN110147866A (zh) * | 2019-04-17 | 2019-08-20 | 东信和平科技股份有限公司 | 一种具有凸起触感的智能卡及其制作方法 |
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