JPH0789407B2 - 磁気デイスク - Google Patents

磁気デイスク

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JPH0789407B2
JPH0789407B2 JP60230576A JP23057685A JPH0789407B2 JP H0789407 B2 JPH0789407 B2 JP H0789407B2 JP 60230576 A JP60230576 A JP 60230576A JP 23057685 A JP23057685 A JP 23057685A JP H0789407 B2 JPH0789407 B2 JP H0789407B2
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Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、可撓性の磁気デイスクに関し、特に耐久性お
よび電磁変換特性すなわち表面平滑性に優れた上記磁気
デイスクに関する。
〔従来の技術〕
高密度磁気デイスクにおける信頼性を従来のデイスクよ
りもさらに向上させるためには、ドロツプアウト低減は
もちろんのこと、電磁変換特性と耐久性の両方を同時に
向上させることが必要である。
電磁変換特性の向上、すなわち表面平滑性の向上に関し
ては、磁性粉末の微粒子化、分散剤の使用、結合剤の改
良等の検討が種々なされているが、塗料の安定性,磁性
粉末の分散性,塗膜物性の点から考えると、これらの技
術はまだ充分とはいえず、むしろカレンダーに代表され
るような機械的な塗膜表面の平滑化処理の強化に依存す
るところが大きい。
一方、通常の磁気記録媒体の耐久性向上に関しては、耐
摩耗性に優れる結合剤システムの開発,固形添加剤の種
類や添加量,潤滑剤の種類や添加量等が従来から検討さ
れているが、この中でも特に潤滑剤に依存するところが
大きい。一般に、耐久性の向上を計るため、磁気記録媒
体表面に良好な潤滑性を付与する方法としては、大別し
て、潤滑剤を磁性層塗布後に含浸させる方法と潤滑剤を
磁性塗料中に添加しておく方法の2通りがある。このう
ち、前者の潤滑剤を磁性層塗布後に含浸させる方法は工
程の数上不利であり、また一般的に媒体表面がべとつい
て塵埃等が付着しやすくドロツプアウト発生の原因とな
つたり、媒体表面とヘツドがはりつく、いわゆる吸着現
象を起こす傾向が大きいため、媒体表面に潤滑性を付与
する方法としてはあまり好ましくない。従つて、媒体表
面に良好な潤滑性を付与する方法としては、前記欠点を
解消しうる後者の方法、つまり潤滑剤を磁性塗料中に添
加しておく方法がより好ましい方法といえる。
ところで、磁気デイスクをデイスクドライブに装着した
場合は、磁気テープの場合とは異なり、通常、磁気ヘツ
ドが磁気デイスクをクリツプのように表裏から挟み込む
構成となることにより、磁性層は装着時あるいはヘツド
ロード時に厚み方向に圧縮衝撃を受ける。このため、磁
気デイスクにおいては、連続走行耐久性はもちろんのこ
と、耐衝撃性いいかえればタツプ耐久性も同時に要求さ
れる。このタツプ耐久性は、衝撃を緩和する能力を磁性
層に付与することにより、その改善を期待でき、通常は
磁性塗料の溶剤揮散の痕跡として磁性層中に多数存在す
る空孔に起因するスポンジ状構造(クツシヨン効果)に
よつて改善を期待できる。また、この効果は、さらに結
合剤としてポリウレタン樹脂のような比較的柔らかいも
のを使用することにより相乗的に増大するものと期待さ
れる。
〔発明が解決しようとする問題点〕
しかるに、前述したように、電磁変換特性向上のために
する平滑化処理としてのカレンダー手段によつて、これ
らの空孔が圧搾滅失してしまうので、磁性層がスポンジ
性能を喪失し、耐衝撃性が失われてしまう故、従来の方
法では良好なタツプ耐久性は得られなかつた。
すなわち、磁気テープの耐久性を向上させるためには、
一般に脂肪酸や脂肪酸エステル等の潤滑剤を磁性粉末10
0重量部に対し7重量部未満添加するのが好ましいこと
が知られているが、磁気デイスクにおいて、実際にこの
ような潤滑剤を磁性粉末100重量部に対して7重量部未
満の割合で磁性塗料に添加してデイスクを作製した場
合、カレンダー処理によつてデイスクの表面平滑性は向
上する一方で、塗膜中の空孔が圧搾され減少してしま
い、クツシヨン効果がなくなるため、良好なタツプ耐久
性は得られなかつた。
しかも、上記の如く潤滑剤の絶対量が少ないため、また
磁気ヘツドでデイスクが挟み込まれた時に、クツシヨン
効果がないために、適量の潤滑剤がデイスク表面ににじ
み出てきにくく、連続走行耐久性についても良好な結果
は得られなかつた。一方、潤滑剤を磁性粉末に対して上
記より多く添加した場合については、磁性層が可塑化さ
れて凝集力が弱くなるため、優れた耐久性は得られない
ものとされてきた。
これを要するに、従来の磁気デイスクにおいては、磁性
塗料中に適宜の潤滑剤を添加しこれを非磁性支持体の両
面に塗布乾燥したのちカレンダー処理して磁性層を形成
するという方法によつては、磁性層の表面平滑性ひいて
は電磁変換特性を満足させると同時に、磁性層の連続走
行耐久性およびタツプ耐久性とを共に満足させうるすぐ
れた耐久特性を得ることは、決して容易なことではなか
つた。
したがつて、本発明は、上記従来の問題点を解決して、
表面平滑性ひいては電磁変換特性にすぐれるとともに、
連続走行耐久性およびタツプ耐久性とを共に満足するす
ぐれた耐久特性を示す磁気デイスクを得ることを目的と
している。
〔問題点を解決するための手段〕
そこで、本発明者らは、上記の目的を達成するために、
まず磁性塗料に添加する潤滑剤が磁性粉末に対し従来よ
り多い領域で、再度潤滑剤の添加量と磁性層の可塑化お
よび磁性層の空孔率などの関係について鋭意検討しなお
した結果、次のような新たな事実を見い出した。
すなわち、従来、磁気テープにおいては、前述したよう
に、脂肪酸や脂肪酸エステル等の潤滑剤を磁性粉末100
重量部に対し7重量部以上添加すると、磁性層が可塑化
され耐久性が悪くなるものと考えられていた。しかしな
がら、通常の磁気デイスクの組成においては、脂肪酸や
脂肪酸エステル等の潤滑剤の添加量が磁性粉末100重量
部に対して0〜7重量部の領域の磁性層では、結合剤と
潤滑剤がある程度相溶するため、やはり比較的顕著な可
塑化(ヤング率の低下)が観察されるが、潤滑剤添加量
が7重量部以上の領域では、結合剤と相溶しきれなくな
つた潤滑剤は塗膜中の空孔に存在するため、それ以上の
急激な塗膜の可塑化は観察されず、潤滑剤添加量7重量
部近傍の塗膜物性を比較的維持していることが判明し
た。
そして、上記の如く、潤滑剤の添加量を7重量部以上と
多くした場合、これら潤滑剤が磁性塗料中の溶剤と相溶
した状態で乾燥されることにより、乾燥後の磁性塗膜
に、前述したような電磁変換特性向上のためにする平滑
化処理としてのカレンダー手段によつて容易に圧搾滅失
の起こらない潤滑剤を取り込んだ外気連絡通孔を、磁性
塗膜全体積の25〜40%の割合で確保でき、これにより磁
性層に衝撃を緩和できるクツシヨン性能を付与できるこ
と、またこの空孔が磁性層中における多大な潤滑剤だめ
にもなり、磁気ヘッドにより磁気デイスクが挟み込まれ
た時に適度な量の潤滑剤がスムーズにデイスク表面にに
じみ出てきて良好な潤滑性を付与できること、の新たな
事実を見い出した。
そして、さらに都合のよいことには、上記潤滑剤として
特に脂肪酸、脂肪酸エステルまたは炭化水素を選択して
その添加量を7重量部以上にすることにより、磁性塗料
を非磁性可塑化支持体上に塗布する際のレベリング状態
が極めて良好になり、カレンダー処理前の塗膜の表面平
滑性が良くなり、従つてカレンダー処理後の磁性層の表
面平滑性も向上するという付随的利点をも見い出した。
本発明は、以上の知見に基づいてなされたものであり、
すなわち、前記本発明の目的は、非磁性可塑化支持体の
両面に磁性粉末を結合剤中に分散せしめてなる磁性層を
設けてなる磁気デイスクにおいて、上記の磁性層が、結
合剤としてポリウレタン樹脂を含むとともに、潤滑剤と
して脂肪酸、脂肪酸エステル、炭化水素の少なくとも一
種を磁性粉末100重量部に対して7〜20重量部含み、か
つ上記の潤滑剤を取り込んだ空孔の割合が磁性層全体積
の25〜40%であり、さらにこの磁性層の表面粗度が0.00
5〜0.025μmであることを特徴とする磁気デイスクによ
つて達成される。
なお、本明細書において、磁気デイスクの表面粗度と
は、触針式表面粗さ計を用いてカツトオフ0.08mmの条件
で測定したときのC.A.L.(センターラインアベレージ)
で表わしたものである。また、磁性層の空孔は、磁性層
中に本発明で用いる潤滑剤として代表的なオレイン酸オ
レイルを最大限含浸させうる量を求め、この量から算出
される値を意味する。すなわち、潤滑剤を含む磁気デイ
スクをn−ヘキサンにて洗浄して上記潤滑剤を十分に洗
い出したのち、適宜の濃度のオレイン酸オレイルのn−
ヘキサン溶液に浸漬し、オレイン酸オレイルを磁性層中
に空孔いつぱいに含浸させ、含浸前後の磁気デイスクの
重量変化から含浸されたオレイン酸オレイルの量を求
め、オレイン酸オレイルの比重から体積換算し、これを
磁性層の空孔率として割り出したものである。
〔発明の構成・作用〕
本発明に使用される非磁性可撓性支持体としては、その
材料は何ら特定されるものではなく、たとえばポリエチ
レンテレフタレート、ポリエチレン−2・6−ナフタレ
ートなどのポリエステル類、ポリエチレン、ポリプロピ
レンなどのポリオレフイン類、セルローストリアセテー
ト、セルロースジアセテートなどのセルロースアセテー
ト、あるいはポリイミド、ポリアミドなどが挙げられ
る。また、その支持体の厚みは約10〜100μmのものが
好ましい。
また、磁性層に用いる磁性粉末としては、その粒子形状
が特に針状,粒状である金属鉄粉、金属コバルト粉、そ
の他の合金粉、r−Fe2O3粉、Fe3O4粉および前二者の中
間酸化物およびこれらのコバルト変性粉、バリウムフエ
ライト、ストロンチウムフエライトなどの六方晶フエラ
イトなどが好適に使用できるが、その中でも特にコバル
ト変性酸化鉄粉が望ましい。そして、これらの磁性粉と
して好ましくは、飽和磁化σSが65emu/g以上、保磁力Hc
が200Oe以上のものを選択すればいい。
これらの磁性粉末を結合せしめる結合剤としては、前記
理由によつてポリウレタン樹脂が用いられるが、この樹
脂とともに塩化ビニル樹脂、酢酸ビニル樹脂、塩化ビニ
ル−酢酸ビニル共重合体、塩化ビニル−酢酸ビニル−ビ
ニルアルコール共重合体、繊維素系樹脂、ポリエステル
樹脂あるいはこれをスルホン化したもの、塩化ビニリデ
ン−アクリロニトリル共重合体、アクリロニトリル−ブ
タジエン共重合体、イソプレンゴム、ブタジエンゴム、
放射線硬化型樹脂等を適宜併用してもよい。また必要に
より低分子量イソシアネート化合物等の架橋剤を添加し
てもよい。
ポリウレタン樹脂としては、たとえば分子末端にイソシ
アネート基や水酸基を有するポリエーテルポリウレタン
もしくポリエステルポリウレタンなどが使用しうる。こ
れらのポリウレタン樹脂は結合剤全量の20重量%以上、
特に好適には30〜50重量%の使用量とするのがよい。こ
のポリウレタン樹脂の市販品としては、例えば、武田薬
品工業社製タケネートM−407、大日本インキ化学社製
パンデツクスT−5250,T−5201,クリスボン4565,7209,6
407,6109,HI-2000、バイエル社製デスモフエン1200等が
挙げられる。なお前記架橋剤として用いるイソシアネー
ト化合物の具体例としては、バイエル社製デスモジユー
ルL、日本ポリウレタン社製コロネートLなどがある。
本発明における潤滑剤としては、脂肪酸、脂肪酸エステ
ルおよび炭化水素が適宜単独もしくは併用して使用でき
る。これらの潤滑剤は潤滑性能に特にすぐれ、また前記
塗膜表面のレベリング性の向上に大きく寄与するもので
ある。
脂肪酸としては、飽和、不飽和脂肪酸のいずれも使用で
き、具体的には、ラウリン酸、パルチミン酸、ミリスチ
ン酸、ステアリン酸、オレイン酸等がある。脂肪酸エス
テルとしては、飽和、不飽和脂肪酸のいずれも使用で
き、具体的には、ステアリン酸ブチル、ステアリン酸ア
ミル、パルチミン酸アルキル、オレイン酸オレイル、オ
レイン酸2−エチルヘキシル等がある。炭化水素として
は、潤滑性能の良好なもので、具体的には流動パラフイ
ン、トリアコンタン等がある。
上記潤滑剤の使用量としては、既述したとおり、磁性粉
末100重量部に対し7重量部以上とすべきであり、この
値に満たない場合は、前述した理由により耐久性が悪く
なる。なお、上限についてはあまりに多く使用した場合
は、磁性層と非磁性支持体との接着力が低下し、また磁
性層のマクロ的な凝集力も低下してくるため、耐久性が
悪くなつてくるので、20重量部までとするのが好適であ
る。このような使用量範囲において、この潤滑剤を取り
込んだ空孔の割合を、カレンダー処理後に磁性層全体の
25〜40%の範囲に容易に設定でき、これにより耐久性の
大幅な改善が図られる。
本発明において前記可撓性支持体の両面に設けられる磁
性層は、上記した磁性粉末、結合剤および前記の潤滑剤
と、さらに必要に応じて分散剤、研磨剤などの各種の添
加剤を、トルエン、キシレン、メチルエチルケトン、メ
チルイソブチルケトン、シクロヘキサノン、アセトン、
テトラヒドロフラン、酢酸エチル、ジメチルホルムアミ
ドなどの少なくとも一種の適当な溶剤とともに、ボール
ミル、サンドミル、ペブルミル等の分散機により塗料化
し、この磁性塗料を前記支持体の両面にナイフコータ、
グラビアロールコータ、リバースロールコータ等により
塗布,乾燥したのち、カレンダー処理することにより、
形成される。
この磁性層の上記塗布,乾燥後の厚みとしては一般に0.
5〜5μm程度である。また、カレンダー処理後の磁性
層における潤滑剤が取り込まれた空孔の割合は、磁性層
全体積の25〜40%、特に好適には30〜36%の範囲に設定
される。この設定は、既述した潤滑剤の多量使用によ
り、その潤滑剤の量に応じたカレンダー条件(線圧な
ど)を選択することにより、容易に行える。ここで、容
易とは、カレンダー処理の目的である磁性層表面の平滑
化硬化を失うことなく簡単に行える、つまりは磁性層の
表面平滑性を良好なものとしてなおかつ上記空孔を確保
できるということである。そして、上記表面平滑性は、
磁性層の表面粗度が通常0.005μm以上で0.025μm以
下、好適には0.015μm以下にされることを意味する。
なお、上記空孔の割合が25%に満たないときは前述の説
明にて明らかなように耐久性の低下をきたし、また40%
を越える割合となると、磁性層自体の強度が低下するこ
とによる耐久性の低下と、さらに記録密度の低下による
電磁変換特性の劣化を伴うこととなるため、いずれも不
適当である。
このようなカレンダー処理を行つたのち、円板状に打ち
抜き成形することにより、本発明に係る磁気デイスクが
作製される。
〔発明の効果〕
以上のように、本発明においては、磁性層中に特定の潤
滑剤を従来に比し多量に含ませることにより、この潤滑
剤が取り込まれた空孔の割合を磁性層全体積の25〜40%
という大きな範囲に設定して、かつその磁性層の表面粗
度を小さな値に維持させる構成としたことにより、磁性
層の表面平滑性ひいては電磁変換特性にすぐれるととも
に、タツプ耐久性,連続走行耐久性などの耐久性に格段
にすぐれた磁気デイスクを提供することができる。
〔実施例〕
以下に、本発明の実施例を記載してより具体的に説明す
る。なお、以下において部とあるは重量部を意味する。
また、実施例および比較例の各磁気デイスクの耐久特性
は下記の如く測定評価した。
〈連続走行耐久性〉 5インチフロツピーデイスクドライブに磁気デイスクを
装着し、5℃,40%RHと45℃,80%RHの環境が半日毎に入
れかわる恒温槽内において、同一トラツク上でヘツドと
デイスクを360rpmの回転数で摺接させて耐久性試験を行
い、磁気デイスクの出力が初期出力の70%以下となるま
での回転数で表した。
〈タツプ耐久性〉 5インチフロツピーデイスクドライブに磁気デイスクを
装着し、23℃,60%RHの環境下において、同一トラツク
上でヘツドのロード,アンロードの操作を3回/秒の割
合で行い、この操作の繰り返し回数1万回毎に、磁気デ
イスクの出力を測定し、この出力が初期出力値の60%以
下となるまでの回数で表した。
実施例1 Co含有γ−Fe2O3粉(Hc 100部 650Oe,σS78emu/g, 平均長軸径の0.25μm,平均軸比 1/5) ニトロセルロース 17.6部 ポリウレタン樹脂 10.5部 イソシアネート化合物 7部 カーボンブラツク(平均粒子径7 15部 5mμ,DBP吸油量480cc/ 100g) Al2O3粉(平均粒子径0.7μm) 10部 オレイン酸オレイル 15部 シクロヘキシル 204部 トルエン 204部 上記組成の磁性塗料を、暑さ75μmのポリエチレンテレ
フタレートフイルムの両面に、乾燥後の厚みが1.4μm
となるように塗布,乾燥し、カレンダーを用いて線圧15
0kg/cmの条件で表面平滑化処理を施した。ついで、これ
を直径5インチの円板状に打ち抜いて磁気デイスクを作
製した。
実施例2 カレンダーによる処理時の線圧を実施例1の2/3にして
磁性層の空孔を多くした以外は、実施例1と全く同様に
して磁気デイスクを作製した。
実施例3 オレイン酸オレイルの使用部数を10部に変更した以外
は、実施例1と全く同様にして磁気デイスクを作製し
た。
実施例4 オレイン酸オレイルの使用部数を7部に変更した以外
は、実施例1と全く同様にして磁気デイスクを作製し
た。
実施例5 オレイン酸オレイルの代わりに、オレイン酸2−エチル
ヘキシル15部を用いた以外は、実施例1と全く同様にし
て磁気デイスクを作製した。
実施例6 オレイン酸オレイルの代わりに、オレイン酸15部を用い
た以外は、実施例1と全く同様にして磁気デイスクを作
製した。
実施例7 オレイン酸オレイルの代わりに、流動パラフイン15部を
用いた以外は、実施例1と全く同様にして磁気デイスク
を作製した。
比較例1 オレイン酸オレイルの使用部数を4部に変更した以外
は、実施例1と全く同様にして磁気デイスクを作製し
た。
比較例2 オレイン酸オレイルの使用部数を6部に変更した以外
は、実施例1と全く同様にして磁気デイスクを作製し
た。
比較例3 オレイン酸オレイルの代わりに、オレイン酸2−エチル
ヘキシル6部を用いた以外は、実施例1と全く同様にし
て磁気デイスクを作製した。
上記の実施例および比較例に係る各磁気デイスクにつ
き、連続走行耐久性,タツプ耐久性,磁性層の表面粗度
および空孔率を調べた結果は、つぎの第1表に示される
とおりであつた。なお、表には、参考のために、用いた
潤滑剤の種類および使用部数(磁性粉末100部に対す
る)を併記した。
上記第1表の結果から、本発明における磁気デイスク
は、他のものに比し、表面平滑性、すなわち電磁変換特
性に優れるだけでなく、タツプ耐久性、連続走行耐久性
が大幅に改善されたものであることが明らかである。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】非磁性可撓性支持体の両面に磁性粉末を結
    合剤中に分散せしめてなる磁性層を設けてなる磁気デイ
    スクにおいて、上記の磁性層が、結合剤としてポリウレ
    タン樹脂を含むとともに、潤滑剤として脂肪酸、脂肪酸
    エステル、炭化水素の少なくとも一種を磁性粉末100重
    量部に対して7〜20重量部含み、かつ上記の潤滑剤を取
    り込んだ空孔の割合が磁性層全体積の25〜40%であり、
    さらにこの磁性層の表面粗度が0.005〜0.025μmである
    ことを特徴とする磁気デイスク。
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