JPH0789673A - スチーム処理装置 - Google Patents
スチーム処理装置Info
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- JPH0789673A JPH0789673A JP25939093A JP25939093A JPH0789673A JP H0789673 A JPH0789673 A JP H0789673A JP 25939093 A JP25939093 A JP 25939093A JP 25939093 A JP25939093 A JP 25939093A JP H0789673 A JPH0789673 A JP H0789673A
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Landscapes
- Replacing, Conveying, And Pick-Finding For Filamentary Materials (AREA)
- Spinning Or Twisting Of Yarns (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 精紡機から供給されたボビンをワインディン
グ工程の直前において連続的にスチームセットすること
が可能であると共に、簡素な構造で種々のワインダーに
対応して容易に設置可能であり、且つ、設置面積を縮小
可能なスチーム処理装置を提供する。 【構成】 ワインダー機台背後に、該機台長手方向に沿
って予熱ユニット及びスチームセットユニットを列設
し、それらの内部を貫通して、上記ワインダーのトレイ
循環路の一部をなす往路及び復路よりなるトレイ搬送路
を形成すると共に、該搬送路に沿ってボビンを挿立した
トレイを搬送する搬送手段を備えた。
グ工程の直前において連続的にスチームセットすること
が可能であると共に、簡素な構造で種々のワインダーに
対応して容易に設置可能であり、且つ、設置面積を縮小
可能なスチーム処理装置を提供する。 【構成】 ワインダー機台背後に、該機台長手方向に沿
って予熱ユニット及びスチームセットユニットを列設
し、それらの内部を貫通して、上記ワインダーのトレイ
循環路の一部をなす往路及び復路よりなるトレイ搬送路
を形成すると共に、該搬送路に沿ってボビンを挿立した
トレイを搬送する搬送手段を備えた。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はスチーム処理装置に関す
る。
る。
【0002】
【従来の技術】一般に、紡績糸には、撚入れされたこと
によって残留トルクが存在している。この残留トルク
は、適当な張力下においては、糸に集束力と風合を与え
る効果を有するが、張力が低くなると糸の撚を戻して集
束力を低下させるのみならず、糸の長手方向への自己撚
運動,所謂「ビリ」を発生させる場合があり、各工程に
おいて様々な悪影響を及ぼすことになる。
によって残留トルクが存在している。この残留トルク
は、適当な張力下においては、糸に集束力と風合を与え
る効果を有するが、張力が低くなると糸の撚を戻して集
束力を低下させるのみならず、糸の長手方向への自己撚
運動,所謂「ビリ」を発生させる場合があり、各工程に
おいて様々な悪影響を及ぼすことになる。
【0003】そこで、上記残留トルクを解消する目的
で、糸に温湿度を与えるセット工程が設けられている。
従来、このセット工程としては、糸をボビンごと一時的
にタンクに収容し、該タンクを減圧して高温蒸気を吹き
込むタンク式のバッチ処理装置によるものが一般的であ
るが、装置が比較的大規模となるばかりか、精紡機とワ
インダーとを連結した連続式のシステムには不向きであ
った。
で、糸に温湿度を与えるセット工程が設けられている。
従来、このセット工程としては、糸をボビンごと一時的
にタンクに収容し、該タンクを減圧して高温蒸気を吹き
込むタンク式のバッチ処理装置によるものが一般的であ
るが、装置が比較的大規模となるばかりか、精紡機とワ
インダーとを連結した連続式のシステムには不向きであ
った。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、従来のスチ
ーム処理装置のこのような点に鑑みて、精紡機から供給
されたボビンをワインディング工程の直前において連続
的にスチームセットすることが可能であると共に、簡素
な構造で種々のワインダーに対応して容易に設置可能で
あり、且つ、設置面積を縮小可能なスチーム処理装置を
提供することを目的とするものである。
ーム処理装置のこのような点に鑑みて、精紡機から供給
されたボビンをワインディング工程の直前において連続
的にスチームセットすることが可能であると共に、簡素
な構造で種々のワインダーに対応して容易に設置可能で
あり、且つ、設置面積を縮小可能なスチーム処理装置を
提供することを目的とするものである。
【0005】
【課題を解決するための手段】ワインダー機台背後に、
該機台長手方向に沿って予熱ユニット及びスチームセッ
トユニットを列設し、それらの内部を貫通して、上記ワ
インダーのトレイ循環路の一部をなす往路及び復路より
なるトレイ搬送路を形成すると共に、該搬送路に沿って
ボビンを挿立したトレイを搬送する搬送手段を備えた。
該機台長手方向に沿って予熱ユニット及びスチームセッ
トユニットを列設し、それらの内部を貫通して、上記ワ
インダーのトレイ循環路の一部をなす往路及び復路より
なるトレイ搬送路を形成すると共に、該搬送路に沿って
ボビンを挿立したトレイを搬送する搬送手段を備えた。
【0006】
【作用】ボビンはトレイに挿立された状態で、トレイ搬
送チェーンにより搬送路に沿って連続的に搬送される過
程においてスチームセットされ、ワインダーに供給され
る。また、ワインダーの機台長に合わせて、設置する予
熱ユニット及びスチームセットユニットの数を調整し
て、上記ワインダーの機台背後に全長に亘ってスチーム
処理装置を設置すれば、該スチーム処理装置の処理能力
とワインダーの処理能力とはバランスされる。
送チェーンにより搬送路に沿って連続的に搬送される過
程においてスチームセットされ、ワインダーに供給され
る。また、ワインダーの機台長に合わせて、設置する予
熱ユニット及びスチームセットユニットの数を調整し
て、上記ワインダーの機台背後に全長に亘ってスチーム
処理装置を設置すれば、該スチーム処理装置の処理能力
とワインダーの処理能力とはバランスされる。
【0007】
【実施例】実施の一例について図面と共に説明する。
【0008】本発明スチーム処理装置の概要を図1乃至
図3に示す。図1において、スチーム処理装置1はワイ
ンダーWの機台背後に、該機台の長手方向に沿って設け
た予熱装置P,スチームセット装置Sより主に構成され
ている。
図3に示す。図1において、スチーム処理装置1はワイ
ンダーWの機台背後に、該機台の長手方向に沿って設け
た予熱装置P,スチームセット装置Sより主に構成され
ている。
【0009】予熱装置P及びスチームセット装置Sは夫
々複数の予熱ユニットPu及びスチームセットユニット
Suよりなり、予熱ユニットPuとスチームセットユニ
ットSuとの間にはシャッターユニットRSを、スチー
ムセットユニットSuの端部には反転ユニットRTを設
けている。そして、それらの内部を貫通してトンネル状
の空洞2を形成しており、該空洞2内には、ボビンBを
挿立したトレイTの2本の搬送路L1,L2が平行に設
けられている。上記各搬送路L1,L2は、反転ユニッ
トRTにおいて互いに連結され、往復路をなしている。
々複数の予熱ユニットPu及びスチームセットユニット
Suよりなり、予熱ユニットPuとスチームセットユニ
ットSuとの間にはシャッターユニットRSを、スチー
ムセットユニットSuの端部には反転ユニットRTを設
けている。そして、それらの内部を貫通してトンネル状
の空洞2を形成しており、該空洞2内には、ボビンBを
挿立したトレイTの2本の搬送路L1,L2が平行に設
けられている。上記各搬送路L1,L2は、反転ユニッ
トRTにおいて互いに連結され、往復路をなしている。
【0010】また、上記往路L1及び復路L2よりなる
搬送路L1,L2は、図2に示す如くワインダーWを循
環する搬送路L3,L4に連結され、それらは全体とし
て閉ループの循環路Lを形成しており、該循環路L内を
トレイTが循環するようになっている。
搬送路L1,L2は、図2に示す如くワインダーWを循
環する搬送路L3,L4に連結され、それらは全体とし
て閉ループの循環路Lを形成しており、該循環路L内を
トレイTが循環するようになっている。
【0011】即ち、搬送路L1は、精紡機SPにおいて
紡績された2種類の精紡管糸(実ボビン)Ba,Bbを
トレイSTに移載する移載ステーション3a,3bに連
結されている。また、搬送路L2はワインダーWの搬送
路L3に連なり、該搬送路L3上には口出し装置Fが設
けられている。搬送路L3はワインダーWの各ユニット
Wa,Wbを経て搬送路L4に連なり、空ボビンBoを
抜き取るリムーバーRMを経て移載ステーション2a,
2bに至り搬送路L1に循環している。尚、L5,L
6,L7は口出しミスしたボビンBmを再び口出し処理
するためのフィードバックループであり、L6,L7に
はワインディング工程を経た残糸付きボビンBrもフィ
ードバックされる。
紡績された2種類の精紡管糸(実ボビン)Ba,Bbを
トレイSTに移載する移載ステーション3a,3bに連
結されている。また、搬送路L2はワインダーWの搬送
路L3に連なり、該搬送路L3上には口出し装置Fが設
けられている。搬送路L3はワインダーWの各ユニット
Wa,Wbを経て搬送路L4に連なり、空ボビンBoを
抜き取るリムーバーRMを経て移載ステーション2a,
2bに至り搬送路L1に循環している。尚、L5,L
6,L7は口出しミスしたボビンBmを再び口出し処理
するためのフィードバックループであり、L6,L7に
はワインディング工程を経た残糸付きボビンBrもフィ
ードバックされる。
【0012】次に、ワインダーW及びスチーム処理装置
1のユニット構成について図2を参照しながら説明す
る。
1のユニット構成について図2を参照しながら説明す
る。
【0013】図2において、ワインダーWは、10乃至
12錘のワインダーユニットWuを1スパン(Wa,W
b)として2スパンを設け、夫々のスパンWa,Wbに
おけるワインダーユニットuで互いに異種のボビンB
a,Bbをワインディングするものであり、Wfは口出
し空ビン抜取り等のボビン処理ユニットである。
12錘のワインダーユニットWuを1スパン(Wa,W
b)として2スパンを設け、夫々のスパンWa,Wbに
おけるワインダーユニットuで互いに異種のボビンB
a,Bbをワインディングするものであり、Wfは口出
し空ビン抜取り等のボビン処理ユニットである。
【0014】このように構成されたワインダーWに対し
てスチーム処理装置1は、図示の例では2個の予熱ユニ
ットPuよりなる予熱装置Pと4個のスチームセットユ
ニットSuよりなるスチームセット装置Sとにより該装
置を構成し、スチーム処理装置1の長さをワインダーW
の機台長と同じに設定し、ワインダーWの機台背後の空
きスペースを最大限に活用している。しかし、スチーム
処理装置1の長さは、必ずしもワインダーWの機台長と
一致させる必要のないものである。
てスチーム処理装置1は、図示の例では2個の予熱ユニ
ットPuよりなる予熱装置Pと4個のスチームセットユ
ニットSuよりなるスチームセット装置Sとにより該装
置を構成し、スチーム処理装置1の長さをワインダーW
の機台長と同じに設定し、ワインダーWの機台背後の空
きスペースを最大限に活用している。しかし、スチーム
処理装置1の長さは、必ずしもワインダーWの機台長と
一致させる必要のないものである。
【0015】また、図2においては2スパンWa,Wb
のユニットより構成されているワインダーWを示した
が、該ワインダーWに更に1スパンを加え、2スパン分
のユニットよりワインダーWを構成する場合には、スチ
ーム処理装置1のスチームセットユニットSuを更に2
ユニット追加して、スチームセットユニット6ユニット
と予熱ユニット2ユニットで装置を構成するか、又は、
スチームセットユニットSuと予熱ユニットPuとを各
1ユニットづつ追加して、スチームセットユニット5ユ
ニットと予熱ユニット3ユニットで装置を構成すること
によりスチーム処理装置1の長さをワインダーWの機台
長と同じに設定することが可能である。
のユニットより構成されているワインダーWを示した
が、該ワインダーWに更に1スパンを加え、2スパン分
のユニットよりワインダーWを構成する場合には、スチ
ーム処理装置1のスチームセットユニットSuを更に2
ユニット追加して、スチームセットユニット6ユニット
と予熱ユニット2ユニットで装置を構成するか、又は、
スチームセットユニットSuと予熱ユニットPuとを各
1ユニットづつ追加して、スチームセットユニット5ユ
ニットと予熱ユニット3ユニットで装置を構成すること
によりスチーム処理装置1の長さをワインダーWの機台
長と同じに設定することが可能である。
【0016】この際、スチーム処理装置1における処理
時間は常に一定で良く、該スチーム処理装置1のスチー
ムセット装置Sの長さの増減に比例して処理速度、即
ち、トレイ搬送速度を増減することが可能である。即
ち、上述の前者においては1.5 倍、後者においては1.25
倍処理速度を増速することができる。
時間は常に一定で良く、該スチーム処理装置1のスチー
ムセット装置Sの長さの増減に比例して処理速度、即
ち、トレイ搬送速度を増減することが可能である。即
ち、上述の前者においては1.5 倍、後者においては1.25
倍処理速度を増速することができる。
【0017】これにより、ワインダーWのユニット数が
増えたことによるボビンBの処理量の増加に対応して、
スチーム処理装置1のスチーム処理量を増加させ、バラ
ンスすることが可能であり、尚且つ、上述の後者の例の
如く、スチームセット装置Sと予熱装置Pとの長さ、即
ち処理時間を均一化することで、ワインダーWの機台長
に拘らずスチーム処理状態を均質化できる。
増えたことによるボビンBの処理量の増加に対応して、
スチーム処理装置1のスチーム処理量を増加させ、バラ
ンスすることが可能であり、尚且つ、上述の後者の例の
如く、スチームセット装置Sと予熱装置Pとの長さ、即
ち処理時間を均一化することで、ワインダーWの機台長
に拘らずスチーム処理状態を均質化できる。
【0018】上記ワインダーWを循環する各トレイ搬送
路L1乃至L7は、いずれもトレイTの動きを搬送方向
に規制するガイド部材、若しくはガイド溝として形成さ
れ、ワインダーWの機台側においては図3に示す如く上
記搬送路L3,L4に沿って搬送ベルトLcを設けると
供に、搬送路L3からワインダーユニットWuに至る部
分や、フィードバックループL5,L7等には回転円板
LDを設けて、トレイTを一定方向に搬送しているが、
スチーム処理装置1における搬送路L1,L2において
は、該搬送路L1,L2に沿ってエンドレスチェーンC
を周回させ、該チェーンCによりトレイTを搬送してお
り、以下、トレイTの搬送装置について、図4,図5を
参照しながら説明する。
路L1乃至L7は、いずれもトレイTの動きを搬送方向
に規制するガイド部材、若しくはガイド溝として形成さ
れ、ワインダーWの機台側においては図3に示す如く上
記搬送路L3,L4に沿って搬送ベルトLcを設けると
供に、搬送路L3からワインダーユニットWuに至る部
分や、フィードバックループL5,L7等には回転円板
LDを設けて、トレイTを一定方向に搬送しているが、
スチーム処理装置1における搬送路L1,L2において
は、該搬送路L1,L2に沿ってエンドレスチェーンC
を周回させ、該チェーンCによりトレイTを搬送してお
り、以下、トレイTの搬送装置について、図4,図5を
参照しながら説明する。
【0019】図4及び図5において、実ボビンBを挿立
したトレイTは、対向して設けた断面コ字形のガイド部
材4a,4bに摺動自在に支持されており、該ガイド部
材4a,4bの間のトレイ搬送路L1(L2)内には、
リンクを連結するピン5を垂直方向にして設けられたチ
ェーンCのピン5に同軸に設けたローラ6を上方に突出
している。また、チェーンCのローラ6を設けたピン5
の下方端には、上記ガイド部材4a,4b間下位にそれ
と平行に設けた断面L字形のチェーンガイド部材8の垂
直ガイド面8aに転接するローラ7aを設け、チェーン
Cの蛇行を阻止している。更に、チェーンCの上記ロー
ラ6及びローラ7aを設けたリンクCaと交互に配置さ
れたリンクCbには上記チェーンガイド部材8の水平ガ
イド面8bに転接するローラ7bを設けて、チェーンC
の自重を支えるようにしている。尚且つ、必要に応じて
チェーンCに当接しつつ、該チェーンCの側方への弛み
を規制するチェーンガイド部材9を設ける。
したトレイTは、対向して設けた断面コ字形のガイド部
材4a,4bに摺動自在に支持されており、該ガイド部
材4a,4bの間のトレイ搬送路L1(L2)内には、
リンクを連結するピン5を垂直方向にして設けられたチ
ェーンCのピン5に同軸に設けたローラ6を上方に突出
している。また、チェーンCのローラ6を設けたピン5
の下方端には、上記ガイド部材4a,4b間下位にそれ
と平行に設けた断面L字形のチェーンガイド部材8の垂
直ガイド面8aに転接するローラ7aを設け、チェーン
Cの蛇行を阻止している。更に、チェーンCの上記ロー
ラ6及びローラ7aを設けたリンクCaと交互に配置さ
れたリンクCbには上記チェーンガイド部材8の水平ガ
イド面8bに転接するローラ7bを設けて、チェーンC
の自重を支えるようにしている。尚且つ、必要に応じて
チェーンCに当接しつつ、該チェーンCの側方への弛み
を規制するチェーンガイド部材9を設ける。
【0020】上記チェーンCは、反転ユニットRT(図
1に図示)に設けたスプロケット80を駆動回転するこ
とにより駆動され、該チェーンCの駆動に伴ないトレイ
Tはローラ6に押圧され、ガイド部材4,4に案内され
て搬送される。この際、チェーンCは、後述の理由によ
りトレイ1個分を1ピッチとして、1ピッチづつ間欠駆
動するものとする。
1に図示)に設けたスプロケット80を駆動回転するこ
とにより駆動され、該チェーンCの駆動に伴ないトレイ
Tはローラ6に押圧され、ガイド部材4,4に案内され
て搬送される。この際、チェーンCは、後述の理由によ
りトレイ1個分を1ピッチとして、1ピッチづつ間欠駆
動するものとする。
【0021】次に、図1及び図6,図7を参照しなが
ら、予熱装置Pについて説明する。
ら、予熱装置Pについて説明する。
【0022】図において予熱装置Pは、ボビンB,B´
を挿立したトレイTの搬送路L1,L2に沿って、該搬
送路L1,L2を掩覆する上部ケーシング10及び下部
ケーシング11を設けている。上部ケーシング10は、
外層板10aと内層板10bとの間に断熱材12を充填
した3層構造をなしており、下部ケーシング11に固定
され、それらの内部に空洞2を形成している。更に、該
空洞2は、上部ケーシング10に支持部材13で支持さ
れている仕切板14により往搬送路L1側と復搬送路L
2側とに仕切られており、夫々予熱室2aと乾燥室2b
とが形成されている。該予熱室2aと乾燥室2bとは上
部において互いに連通されている。
を挿立したトレイTの搬送路L1,L2に沿って、該搬
送路L1,L2を掩覆する上部ケーシング10及び下部
ケーシング11を設けている。上部ケーシング10は、
外層板10aと内層板10bとの間に断熱材12を充填
した3層構造をなしており、下部ケーシング11に固定
され、それらの内部に空洞2を形成している。更に、該
空洞2は、上部ケーシング10に支持部材13で支持さ
れている仕切板14により往搬送路L1側と復搬送路L
2側とに仕切られており、夫々予熱室2aと乾燥室2b
とが形成されている。該予熱室2aと乾燥室2bとは上
部において互いに連通されている。
【0023】下部ケーシング11は、往搬送路L1側の
ケーシング11aと復搬送路L2側のケーシング11b
とからなり、夫々にトレイTを案内するガイド部材4が
固定されている。そして、予熱室2a側の往搬送路L1
の下面に沿って圧空噴射管15を設けてある。
ケーシング11aと復搬送路L2側のケーシング11b
とからなり、夫々にトレイTを案内するガイド部材4が
固定されている。そして、予熱室2a側の往搬送路L1
の下面に沿って圧空噴射管15を設けてある。
【0024】圧空噴射管15は、各予熱ユニットPu毎
に設けられ、上部には往搬送路L1のトレイT下面に臨
ませて、スリット状の圧空噴射孔16を多数開口してお
り、該圧空噴射孔16はチェーンCにより搬送されるト
レイTの1ピッチ分の間隔で配置されている。尚、本発
明において使用されるトレイTは、トレイTの下面から
立設されているペグTpの先端部にかけて通気孔Thを
貫通しており、チェーンCを間欠駆動してトレイTを間
欠送りすれば、トレイTが静止した際、圧空噴射孔16
上には、常にトレイTの通気孔Thが位置するようにな
っている。そして、各予熱ユニットPuの圧空噴射管1
5は、分岐管17により導管18に連結されている。
に設けられ、上部には往搬送路L1のトレイT下面に臨
ませて、スリット状の圧空噴射孔16を多数開口してお
り、該圧空噴射孔16はチェーンCにより搬送されるト
レイTの1ピッチ分の間隔で配置されている。尚、本発
明において使用されるトレイTは、トレイTの下面から
立設されているペグTpの先端部にかけて通気孔Thを
貫通しており、チェーンCを間欠駆動してトレイTを間
欠送りすれば、トレイTが静止した際、圧空噴射孔16
上には、常にトレイTの通気孔Thが位置するようにな
っている。そして、各予熱ユニットPuの圧空噴射管1
5は、分岐管17により導管18に連結されている。
【0025】導管18は、各予熱ユニットPu,Pu…
…毎に夫々の端部においてジョイント19で互いに連結
され予熱装置P全体に亘って設けられており、該導管1
8は管20を介して熱交換器21の出口に連結されてい
る。熱交換器21の入口側は、管22,ボックス23,
管24を介してブロア25の送気口25aに連結されて
いる。熱交換器21にはスチーム供給管26を介して、
図示しないボイラーより蒸気が供給され、ブロア25か
ら送気された空気を加熱する。尚、上記ブロア25の吸
気口25bには図示しないフィルターユニットが接続し
てある。また27は熱交換器21のドレン管である。
…毎に夫々の端部においてジョイント19で互いに連結
され予熱装置P全体に亘って設けられており、該導管1
8は管20を介して熱交換器21の出口に連結されてい
る。熱交換器21の入口側は、管22,ボックス23,
管24を介してブロア25の送気口25aに連結されて
いる。熱交換器21にはスチーム供給管26を介して、
図示しないボイラーより蒸気が供給され、ブロア25か
ら送気された空気を加熱する。尚、上記ブロア25の吸
気口25bには図示しないフィルターユニットが接続し
てある。また27は熱交換器21のドレン管である。
【0026】また、上部ケーシング10の乾燥室2b側
上部には、該上部ケーシング10を貫通してファン28
を設け、且つ、乾燥室2b側の下部ケーシング11b側
壁を貫通して排気口29を設けている。
上部には、該上部ケーシング10を貫通してファン28
を設け、且つ、乾燥室2b側の下部ケーシング11b側
壁を貫通して排気口29を設けている。
【0027】上述の通り構成された予熱装置Pは以下の
如く作動する。
如く作動する。
【0028】即ち、ブロア25より管24を通じて送給
される圧縮空気と、図示しないボイラーよりスチーム供
給管26を通じて供給されるスチームとは熱交換器21
にて熱が交換され、圧縮空気は管20,導管18,及び
分岐管17を通じて各予熱ユニットPu,Puの圧空噴
射管15に送給され、該圧空噴射管15に開口してある
圧空噴射孔16より噴射される。
される圧縮空気と、図示しないボイラーよりスチーム供
給管26を通じて供給されるスチームとは熱交換器21
にて熱が交換され、圧縮空気は管20,導管18,及び
分岐管17を通じて各予熱ユニットPu,Puの圧空噴
射管15に送給され、該圧空噴射管15に開口してある
圧空噴射孔16より噴射される。
【0029】この際、上記圧空噴射孔16上には、チェ
ーンCにより間欠送りされているトレイTが次々に位置
するので、圧空噴射孔16より噴射された高温乾燥の圧
縮空気は図7に示す如くトレイTの通気孔Thより、該
トレイTに挿立されているボビンBの内面を通り、該ボ
ビンBの上端より予熱室2a内に噴出され、この過程を
通じてボビンBは適宜温度に加熱される。
ーンCにより間欠送りされているトレイTが次々に位置
するので、圧空噴射孔16より噴射された高温乾燥の圧
縮空気は図7に示す如くトレイTの通気孔Thより、該
トレイTに挿立されているボビンBの内面を通り、該ボ
ビンBの上端より予熱室2a内に噴出され、この過程を
通じてボビンBは適宜温度に加熱される。
【0030】続いて、予熱室2a内に噴出された上記高
温乾燥の圧縮空気は、予熱室2aの上部より乾燥室2b
内に流入し、該乾燥室2bの上部のファン28より乾燥
室2b内に送風される空気と混合し、温風となって乾燥
室2b内の後述するスチーム処理後のボビンB´に吹き
付けられ、排気口29より外部に排気される。
温乾燥の圧縮空気は、予熱室2aの上部より乾燥室2b
内に流入し、該乾燥室2bの上部のファン28より乾燥
室2b内に送風される空気と混合し、温風となって乾燥
室2b内の後述するスチーム処理後のボビンB´に吹き
付けられ、排気口29より外部に排気される。
【0031】次に、図8乃至図10を参照しながらシャ
ッターユニットRSにおける扉開閉機構について説明す
る。図において、シャッターユニットRSは、上部ケー
シング30と下部ケーシング31との間にロータリーシ
ャッター33を設けてなるものである。
ッターユニットRSにおける扉開閉機構について説明す
る。図において、シャッターユニットRSは、上部ケー
シング30と下部ケーシング31との間にロータリーシ
ャッター33を設けてなるものである。
【0032】上部ケーシング30は門形の内層フレーム
30bと外層板30aとの間に断熱材30を充填してお
り、下部ケーシング31に適宜の手段により着脱自在に
固定されている。尚、内層フレーム30bは、図9に示
す如くロータリーシャッター33の側方においては、該
ロータリーシャッター33の回転の軌跡に沿って円弧状
に湾入している。また、下部ケーシング31内には先述
したトレイTを案内するガイド部材4,垂直ガイド面8
a及び水平ガイド面8bとを有するチェーンガイド部材
8、及び軸受34が設けられ、該軸受34はロータリー
シャッター33の回転軸34が回転自在に支持されてい
る。
30bと外層板30aとの間に断熱材30を充填してお
り、下部ケーシング31に適宜の手段により着脱自在に
固定されている。尚、内層フレーム30bは、図9に示
す如くロータリーシャッター33の側方においては、該
ロータリーシャッター33の回転の軌跡に沿って円弧状
に湾入している。また、下部ケーシング31内には先述
したトレイTを案内するガイド部材4,垂直ガイド面8
a及び水平ガイド面8bとを有するチェーンガイド部材
8、及び軸受34が設けられ、該軸受34はロータリー
シャッター33の回転軸34が回転自在に支持されてい
る。
【0033】回転軸34には、チェーンCに噛合するス
プロケット36が固定され、且つ、該スプロケット36
の上方には、ガイド部材4の上面及び下面と同一仮想平
面上位置に2枚のガイド円板43,44が設けられてい
る。尚、上記ガイド部材4は、図9に示す如くロータリ
ーシャッター33の側方においては、上記ガイド円板4
3,44と同心の円弧状に湾曲している。また、スプロ
ケット36の前後にはチェーンガイド部材9を設けて、
チェーンCの側方への弛みを規制して、該チェーンCが
スプロケット36に確実に噛合するようにしている。
プロケット36が固定され、且つ、該スプロケット36
の上方には、ガイド部材4の上面及び下面と同一仮想平
面上位置に2枚のガイド円板43,44が設けられてい
る。尚、上記ガイド部材4は、図9に示す如くロータリ
ーシャッター33の側方においては、上記ガイド円板4
3,44と同心の円弧状に湾曲している。また、スプロ
ケット36の前後にはチェーンガイド部材9を設けて、
チェーンCの側方への弛みを規制して、該チェーンCが
スプロケット36に確実に噛合するようにしている。
【0034】ロータリーシャッター33は、上記回転軸
34に部材37で固定した4枚の扉38よりなり、それ
らは互いに90°間隔で等角配置されている。各扉38
の形状は上部ケーシング30(内層フレーム30b)の
断面形状と同形状であり周縁部には可撓性のシール部材
40を部材39により固着して、遮蔽効果を高めてい
る。また、回転軸34の上端部は、Oリング41を外嵌
した状態で、上部ケーシング30の内層フレーム30b
に固定した軸承部材42に嵌挿され、該軸承部材42に
より回転自在に支持されている。
34に部材37で固定した4枚の扉38よりなり、それ
らは互いに90°間隔で等角配置されている。各扉38
の形状は上部ケーシング30(内層フレーム30b)の
断面形状と同形状であり周縁部には可撓性のシール部材
40を部材39により固着して、遮蔽効果を高めてい
る。また、回転軸34の上端部は、Oリング41を外嵌
した状態で、上部ケーシング30の内層フレーム30b
に固定した軸承部材42に嵌挿され、該軸承部材42に
より回転自在に支持されている。
【0035】上述のとおり構成されたロータリーシャッ
ター33は以下の如く開閉される。
ター33は以下の如く開閉される。
【0036】即ち、トレイTの間欠送りにおける静止状
態では、チェーンC,スプロケット35及びロータリー
シャッター33は図9に示すような位置関係にあり、ロ
ータリーシャッター33は、対向する38(B),38
(D)の位置にある2枚の扉38b,38dがトレイT
の搬送方向に対してほぼ直角に位置し、ロータリーシャ
ッター33は閉じられ、スチームセット装置S内は、予
熱装置P側に対して遮蔽される。
態では、チェーンC,スプロケット35及びロータリー
シャッター33は図9に示すような位置関係にあり、ロ
ータリーシャッター33は、対向する38(B),38
(D)の位置にある2枚の扉38b,38dがトレイT
の搬送方向に対してほぼ直角に位置し、ロータリーシャ
ッター33は閉じられ、スチームセット装置S内は、予
熱装置P側に対して遮蔽される。
【0037】この状態から、チェーンCが1ピッチ駆動
されると、該チェーンCと噛合しているスプロケット3
5、及び、該スプロケット35と回転軸34を介して一
体のロータリーシャッター33は図中反時計針方向に4
分の1回転される。この間、扉38a,38cは位置3
8B,38Dまで回転し再び遮蔽状態となり、且つ、搬
送路L1の予熱装置P側の位置T(A)にあったトレイ
Taはこの部分では円弧状のガイド部材4とガイド円板
43,44とに案内され、ロータリーシャッター33と
共に回転しながら位置T(B)まで移動し、スチームセ
ット装置S側に取り込まれる。一方、搬送路L2のスチ
ームセット装置S側にあったトレイ(図示せず)は予熱
装置P側に送出される。
されると、該チェーンCと噛合しているスプロケット3
5、及び、該スプロケット35と回転軸34を介して一
体のロータリーシャッター33は図中反時計針方向に4
分の1回転される。この間、扉38a,38cは位置3
8B,38Dまで回転し再び遮蔽状態となり、且つ、搬
送路L1の予熱装置P側の位置T(A)にあったトレイ
Taはこの部分では円弧状のガイド部材4とガイド円板
43,44とに案内され、ロータリーシャッター33と
共に回転しながら位置T(B)まで移動し、スチームセ
ット装置S側に取り込まれる。一方、搬送路L2のスチ
ームセット装置S側にあったトレイ(図示せず)は予熱
装置P側に送出される。
【0038】上述の過程においてロータリーシャッター
33の回転とトレイTの移動とはチェーンC及びスプロ
ケット35により完全に同期して行なわれ、ロータリー
シャッター33にトレイTや、該トレイTに挿立されて
いるボビンBが接触することはない。また、ロータリー
シャッター33の扉38(b),38(c)が内層フレ
ーム30bの円弧状湾入部分より離れ開かれると同時
に、次の扉38(a),38(c)が内層フレーム30
bの上記円弧状湾入部分に達するので、スチームセット
装置S側は予熱装置S側に対して常時遮蔽されており、
トレイTの出入と共にロータリーシャッター33の1セ
グメント分の空気が出入するのみである。
33の回転とトレイTの移動とはチェーンC及びスプロ
ケット35により完全に同期して行なわれ、ロータリー
シャッター33にトレイTや、該トレイTに挿立されて
いるボビンBが接触することはない。また、ロータリー
シャッター33の扉38(b),38(c)が内層フレ
ーム30bの円弧状湾入部分より離れ開かれると同時
に、次の扉38(a),38(c)が内層フレーム30
bの上記円弧状湾入部分に達するので、スチームセット
装置S側は予熱装置S側に対して常時遮蔽されており、
トレイTの出入と共にロータリーシャッター33の1セ
グメント分の空気が出入するのみである。
【0039】次に、図11及び図12を参照しながらス
チームセット装置Sについて説明する。
チームセット装置Sについて説明する。
【0040】図においてスチームセット装置Sは、ボビ
ンBを挿立したトレイTの搬送路L1,L2に沿って、
該搬送路L1,L2をL2を掩覆する上部ケーシング5
0、及び、下部ケーシングを兼ねた温水タンク51を設
けている。上部ケーシング50は外層板50aと内層板
50bとの間に断熱材52を充填した3層構造をなして
おり、温水タンク51の上部にシールバンド53により
固定されている。
ンBを挿立したトレイTの搬送路L1,L2に沿って、
該搬送路L1,L2をL2を掩覆する上部ケーシング5
0、及び、下部ケーシングを兼ねた温水タンク51を設
けている。上部ケーシング50は外層板50aと内層板
50bとの間に断熱材52を充填した3層構造をなして
おり、温水タンク51の上部にシールバンド53により
固定されている。
【0041】シールバンド53は、各スチームセットユ
ニットSuの接合部毎に配置され、一端にはフック54
を、他端には掛止レバー55を設けており、上部ハウジ
ング50を温水タンクに緊締して固定すると共に、上部
ケーシング50の接合部分をシールしている。そして、
メンテナンス時等においては掛止レバー55を倒してシ
ールバンド53を外すことで上部ケーシング50を容易
に取り外すことができる。
ニットSuの接合部毎に配置され、一端にはフック54
を、他端には掛止レバー55を設けており、上部ハウジ
ング50を温水タンクに緊締して固定すると共に、上部
ケーシング50の接合部分をシールしている。そして、
メンテナンス時等においては掛止レバー55を倒してシ
ールバンド53を外すことで上部ケーシング50を容易
に取り外すことができる。
【0042】温水タンク51内の上位には図4及び図5
に示した先述のトレイ搬送路L1,L2及びトレイ搬送
装置を構成するガイド部材4,チェーンC,チェーンガ
イド部材8,9等が設けられ、それらは、温水タンク5
1に架設した支持部材56に支持されている。
に示した先述のトレイ搬送路L1,L2及びトレイ搬送
装置を構成するガイド部材4,チェーンC,チェーンガ
イド部材8,9等が設けられ、それらは、温水タンク5
1に架設した支持部材56に支持されている。
【0043】また、温水タンク51の下底部には、該温
水タンク51内に温水を供給及び排出するための給排水
口57を設け、該給排水口57は給排水管58に接続さ
れている。給排水管58は各ユニットSu毎にジョイン
ト59で連結してスチームセット装置Sの全長に亘って
設け、図1に示す如く該スチームセット装置Sの外部に
設置したバランスタンクBTに接続されており、該バラ
ンスタンクBTより給排水管58,給排水口57を通じ
て温水タンク51内に給水,排水を行う。尚、60はオ
ーバーフロー管であり、該オーバーフロー管は排水管6
1に接続され、温水タンク51内の水位をトレイ搬送路
L1,L2の下位の所定の位置に保持するものである。
水タンク51内に温水を供給及び排出するための給排水
口57を設け、該給排水口57は給排水管58に接続さ
れている。給排水管58は各ユニットSu毎にジョイン
ト59で連結してスチームセット装置Sの全長に亘って
設け、図1に示す如く該スチームセット装置Sの外部に
設置したバランスタンクBTに接続されており、該バラ
ンスタンクBTより給排水管58,給排水口57を通じ
て温水タンク51内に給水,排水を行う。尚、60はオ
ーバーフロー管であり、該オーバーフロー管は排水管6
1に接続され、温水タンク51内の水位をトレイ搬送路
L1,L2の下位の所定の位置に保持するものである。
【0044】上記温水タンク51は、支持部材63を介
してフレーム64上に支持されている。フレーム64は
断面L字形をなし、スチームセットユニットSuの長さ
方向に沿って平行に配置した2本よりなり、それらを横
フレーム65で一体としてはしご形に形成し、スチーム
セットユニットSuの基台フレームを構成している。そ
して、各ユニットSuのフレーム64は、両端部におい
てジョイント66で互いに連結されている。
してフレーム64上に支持されている。フレーム64は
断面L字形をなし、スチームセットユニットSuの長さ
方向に沿って平行に配置した2本よりなり、それらを横
フレーム65で一体としてはしご形に形成し、スチーム
セットユニットSuの基台フレームを構成している。そ
して、各ユニットSuのフレーム64は、両端部におい
てジョイント66で互いに連結されている。
【0045】ジョイント66は、断面L字形をなし、水
平部分にはナット67が設けられており、該ナット67
にはジャッキボルト68を螺合し、該ジャッキボルト6
8を回動することにより各スチームセットユニットSu
の高さを調節可能である。尚、69はジャッキボルト6
7を支持するベースである。
平部分にはナット67が設けられており、該ナット67
にはジャッキボルト68を螺合し、該ジャッキボルト6
8を回動することにより各スチームセットユニットSu
の高さを調節可能である。尚、69はジャッキボルト6
7を支持するベースである。
【0046】また、スチームセット装置Sの端部には先
述の反転ユニットRTが設けられ、該反転ユニットRT
において空洞2の端部は塞がれており、前述のシャッタ
ーユニットRSのロータリーシャッター33との間にス
チーム処理室2cを形成する。スチーム処理室2cは外
部とは上記ロータリーシャッター33のみを介して連通
され、該ロータリーシャッター33が閉じれば、外部と
遮断されるがスチーム処理は後述の如く常圧で行われる
ためスチーム処理室2cは高い気密性は必要としない。
述の反転ユニットRTが設けられ、該反転ユニットRT
において空洞2の端部は塞がれており、前述のシャッタ
ーユニットRSのロータリーシャッター33との間にス
チーム処理室2cを形成する。スチーム処理室2cは外
部とは上記ロータリーシャッター33のみを介して連通
され、該ロータリーシャッター33が閉じれば、外部と
遮断されるがスチーム処理は後述の如く常圧で行われる
ためスチーム処理室2cは高い気密性は必要としない。
【0047】次にスチームセット装置Sの加熱装置Hに
ついて説明する。
ついて説明する。
【0048】加熱装置Hは、上記温水タンク51の内部
の水中に浸漬する位置に設けられており、図13に示す
如く、ディフューザー部71aを形成した先端側に噴射
管70を接続した混合ノズル71、該混合ノズル71の
基端開口部71bより混合ノズル71内に先端を開口し
たインジェクションノズル72、及び、該インジェクシ
ョンノズル72を螺合して支持する支持管73よりな
り、それらは軸心を一にして図11及び図12に示す如
くブラケット62上に列設されている。
の水中に浸漬する位置に設けられており、図13に示す
如く、ディフューザー部71aを形成した先端側に噴射
管70を接続した混合ノズル71、該混合ノズル71の
基端開口部71bより混合ノズル71内に先端を開口し
たインジェクションノズル72、及び、該インジェクシ
ョンノズル72を螺合して支持する支持管73よりな
り、それらは軸心を一にして図11及び図12に示す如
くブラケット62上に列設されている。
【0049】そして、上記支持管73にはジョイント7
4を介して導管75が接続され、該導管75は、温水タ
ンク51外部のソレノイドバルブVを介してスチーム供
給管76に接続されている。
4を介して導管75が接続され、該導管75は、温水タ
ンク51外部のソレノイドバルブVを介してスチーム供
給管76に接続されている。
【0050】ソレノイドバルブVは図示しないコントロ
ーラに接続されており、また、該コントローラには温水
タンク51の内側壁に空洞2の上方に向けて立設した温
度センサ77が接続されている。
ーラに接続されており、また、該コントローラには温水
タンク51の内側壁に空洞2の上方に向けて立設した温
度センサ77が接続されている。
【0051】以下、加熱装置Hによるスチームセット装
置Sの作動、及び温度制御方法について説明する。
置Sの作動、及び温度制御方法について説明する。
【0052】図示しないボイラよりスチーム供給管76
により供給されるスチームは、ソレノイドバルブVが開
かれると導管75を通じて加熱装置Hのインジェクショ
ンノズル72に送給され、該インジェクションノズル7
2より混合ノズル72内に噴射される。するとスチーム
の噴射に伴い混合ノズル71は減圧されるので、温水タ
ンク51内の水は開口部71bより混合ノズル71内に
吸入され、該スチームと混合ノズル72内の水とが混合
しながらディフューザー部71aを通過する過程でスチ
ームの熱エネルギーが水に置換され、該水は加熱され温
水となり噴射管70より温水タンク51内に噴射され
る。これにより温水タンク51内の水が加熱され、水蒸
気となって水面より立ちのぼり、スチーム処理室2c内
はセット処理に適した温度のスチーム(飽和水蒸気)で
充たされる。
により供給されるスチームは、ソレノイドバルブVが開
かれると導管75を通じて加熱装置Hのインジェクショ
ンノズル72に送給され、該インジェクションノズル7
2より混合ノズル72内に噴射される。するとスチーム
の噴射に伴い混合ノズル71は減圧されるので、温水タ
ンク51内の水は開口部71bより混合ノズル71内に
吸入され、該スチームと混合ノズル72内の水とが混合
しながらディフューザー部71aを通過する過程でスチ
ームの熱エネルギーが水に置換され、該水は加熱され温
水となり噴射管70より温水タンク51内に噴射され
る。これにより温水タンク51内の水が加熱され、水蒸
気となって水面より立ちのぼり、スチーム処理室2c内
はセット処理に適した温度のスチーム(飽和水蒸気)で
充たされる。
【0053】スチーム処理室2c内の温度が所定のセッ
ト温度に達し、温度センサー77がこれを感知すると、
該温度センサー77に接続されているコントローラによ
りソレノイドバルブVが閉じられ、加熱装置Hのインジ
ェクションノズル72へのスチームの供給が停止される
か、若しくはスチームの供給量が減ぜられる。これによ
り温水タンク51からのスチーム発生量が減少し、スチ
ーム処理室2c内の温度は下げられる。
ト温度に達し、温度センサー77がこれを感知すると、
該温度センサー77に接続されているコントローラによ
りソレノイドバルブVが閉じられ、加熱装置Hのインジ
ェクションノズル72へのスチームの供給が停止される
か、若しくはスチームの供給量が減ぜられる。これによ
り温水タンク51からのスチーム発生量が減少し、スチ
ーム処理室2c内の温度は下げられる。
【0054】また、スチーム処理室2c内の温度が所定
の温度以下になり、温度センサー77がこれを感知する
とコントローラによりソレノイドバルブVが開けられ、
加熱装置Hのインジェクションノズル72にスチームが
供給され、若しくはスチームの供給量が増加され、温水
タンク51からのスチーム発生量が増加し、スチーム処
理室2c内の温度は再び上昇され、以上の制御によりス
チーム処理室2c内の温度は、常に一定に保持される。
の温度以下になり、温度センサー77がこれを感知する
とコントローラによりソレノイドバルブVが開けられ、
加熱装置Hのインジェクションノズル72にスチームが
供給され、若しくはスチームの供給量が増加され、温水
タンク51からのスチーム発生量が増加し、スチーム処
理室2c内の温度は再び上昇され、以上の制御によりス
チーム処理室2c内の温度は、常に一定に保持される。
【0055】次に上述の実施例に基づいて、スチーム処
理装置1によるスチームセット工程について主に図1及
び図2を参照しながら説明する。
理装置1によるスチームセット工程について主に図1及
び図2を参照しながら説明する。
【0056】図2において、精紡機SPより送出された
2種類のボビンBa,Bb(精紡管糸)は、夫々、移載
ステーション3a,3bにおいてワインダーWのトレイ
循環路Lに沿って搬送される空トレイTに挿立され、供
給される。次いで、上記ボビンBa,Bbを挿立した実
トレイTは搬送路L1に達すると搬送手段をチェーンC
に引き継がれ、該チェーンCにより間欠送りされ、スチ
ーム処理装置1の予熱装置Pに導入される。
2種類のボビンBa,Bb(精紡管糸)は、夫々、移載
ステーション3a,3bにおいてワインダーWのトレイ
循環路Lに沿って搬送される空トレイTに挿立され、供
給される。次いで、上記ボビンBa,Bbを挿立した実
トレイTは搬送路L1に達すると搬送手段をチェーンC
に引き継がれ、該チェーンCにより間欠送りされ、スチ
ーム処理装置1の予熱装置Pに導入される。
【0057】予熱装置Pにおいて、ボビンBが搬送路L
1に沿って予熱室2a内を間欠送りされる際、該搬送路
L1の下面に沿って設けた圧空噴射管15の圧空噴射孔
16より噴射される高温の圧縮空気がトレイTの通気孔
ThよりボビンBを通過することにより、ボビンB及び
該ボビンB上の糸層の内層部が漸次加熱される。
1に沿って予熱室2a内を間欠送りされる際、該搬送路
L1の下面に沿って設けた圧空噴射管15の圧空噴射孔
16より噴射される高温の圧縮空気がトレイTの通気孔
ThよりボビンBを通過することにより、ボビンB及び
該ボビンB上の糸層の内層部が漸次加熱される。
【0058】そして、予熱装置Pを通過したボビンB
は、ロータリーシャッター33よりスチームセット装置
Sのスチーム処理室2c内に導入され搬送路L1より反
転ユニットRTを経て、搬送路L2を往復しながら所定
のセット温度に恒温制御されている常圧飽和水蒸気中を
長時間に亘り通過することにより連続的にスチームセッ
トがなされる。
は、ロータリーシャッター33よりスチームセット装置
Sのスチーム処理室2c内に導入され搬送路L1より反
転ユニットRTを経て、搬送路L2を往復しながら所定
のセット温度に恒温制御されている常圧飽和水蒸気中を
長時間に亘り通過することにより連続的にスチームセッ
トがなされる。
【0059】この際、ボビンBの糸層内での熱の移動は
殆どが蒸気の凝縮潜熱によるものであるため、セット後
の糸層内での水分の分布が問題になる場合があるが、本
発明におけるスチーム処理装置1については、予め予熱
装置PによりボビンBの糸層の内層側の温度を上昇し、
水分分布を調整してあるので内層のぬれといった事態は
起こらない。
殆どが蒸気の凝縮潜熱によるものであるため、セット後
の糸層内での水分の分布が問題になる場合があるが、本
発明におけるスチーム処理装置1については、予め予熱
装置PによりボビンBの糸層の内層側の温度を上昇し、
水分分布を調整してあるので内層のぬれといった事態は
起こらない。
【0060】このようにして、セットを完了したボビン
Bは、ロータリーシャッター33を経て搬送路L2に沿
って予熱装置Pの乾燥室2b内を間欠送りされる過程
で、高温である糸層自体からの水分の発散、及び、これ
を補助するファン28による温風の吹き付けにより乾燥
され、ワインダーWの口出し装置F側に連続的に供給さ
れる。
Bは、ロータリーシャッター33を経て搬送路L2に沿
って予熱装置Pの乾燥室2b内を間欠送りされる過程
で、高温である糸層自体からの水分の発散、及び、これ
を補助するファン28による温風の吹き付けにより乾燥
され、ワインダーWの口出し装置F側に連続的に供給さ
れる。
【0061】
【発明の効果】本発明のスチーム処理装置は、上述の通
り構成されているので、以下に記載されるような効果を
奏する。
り構成されているので、以下に記載されるような効果を
奏する。
【0062】ワインダーの機台背後に予熱ユニット及び
スチームセットユニットを列設し、それらの内部を貫通
して上記ワインダーのトレイ循環路の1部をなすトレイ
搬送路を形成すると共に、該搬送路に沿って、ボビンを
挿立したトレイを搬送する搬送手段を備えたので、精紡
機及び自動ワインダーと直結した連続処理が可能であ
り、紡績から巻取に至る完結した自動処理システムを構
築可能である。
スチームセットユニットを列設し、それらの内部を貫通
して上記ワインダーのトレイ循環路の1部をなすトレイ
搬送路を形成すると共に、該搬送路に沿って、ボビンを
挿立したトレイを搬送する搬送手段を備えたので、精紡
機及び自動ワインダーと直結した連続処理が可能であ
り、紡績から巻取に至る完結した自動処理システムを構
築可能である。
【0063】上記予熱ユニット及びスチームセットユニ
ットより装置を構成し、且つ、それらの内部を貫通する
トレイ搬送路を往復路としたので、ワインダーの機台長
に合わせて、ユニット数を調整することにより共通の設
計で上記ワインダーの機台全長に亘って処理装置を設置
でき、ワインダーの機台背後等の僅かな空きスペースを
最大限に利用できるのみならず、スチーム処理装置の処
理能力とワインダーの処理能力とを容易にバランスでき
る。
ットより装置を構成し、且つ、それらの内部を貫通する
トレイ搬送路を往復路としたので、ワインダーの機台長
に合わせて、ユニット数を調整することにより共通の設
計で上記ワインダーの機台全長に亘って処理装置を設置
でき、ワインダーの機台背後等の僅かな空きスペースを
最大限に利用できるのみならず、スチーム処理装置の処
理能力とワインダーの処理能力とを容易にバランスでき
る。
【0064】ボビンをトレイに挿立し、且つ、該トレイ
の搬送手段を備えたことにより、スチームセットユニッ
トの扉開閉時や、予熱処理時、及びボビンのワインダー
への供給時等において、容易に同期が得られ装置の構造
を簡素化できるのみならず、糸層に対する各部材の接触
を完全に無くすことができ、糸層が保護される。
の搬送手段を備えたことにより、スチームセットユニッ
トの扉開閉時や、予熱処理時、及びボビンのワインダー
への供給時等において、容易に同期が得られ装置の構造
を簡素化できるのみならず、糸層に対する各部材の接触
を完全に無くすことができ、糸層が保護される。
【図1】本発明実施例のスチーム処理装置の概観を示す
斜視図である。
斜視図である。
【図2】本発明実施例のスチーム処理装置の設置状況を
示す平面図である。
示す平面図である。
【図3】図2のX−X´線における断面図である。
【図4】本発明実施例のスチーム処理装置におけるトレ
イ搬送装置を示す側面図である。
イ搬送装置を示す側面図である。
【図5】本発明実施例のスチーム処理装置におけるトレ
イ搬送装置を示す斜視図である。
イ搬送装置を示す斜視図である。
【図6】本発明実施例の予熱装置を示す斜視図である。
【図7】本発明実施例の予熱装置を示す正断面図であ
る。
る。
【図8】本発明実施例の扉開閉機構を示す正断面図であ
る。
る。
【図9】本発明実施例の扉開閉機構を示す平面図であ
る。
る。
【図10】本発明実施例の扉開閉機構を示す斜視図であ
る。
る。
【図11】本発明実施例のスチームセット装置を示す側
断面図である。
断面図である。
【図12】本発明実施例のスチームセット装置を示す正
断面図である。
断面図である。
【図13】本発明実施例の加熱装置を示す側断面図であ
る。
る。
1 スチーム処理装置 2 空洞 2a 予熱室 2b 乾燥室 2c スチーム処理室 4 ガイド部材 8,9 チェーンガイド部材 10,30,50 上部ケーシング 11,31 下部ケーシング 15 圧空噴射管 16 圧空噴射孔 21 熱交換器 25 ブロア 28 ファン 33 ロータリーシャッター 35 スプロケット 51 温水タンク 72 インジェクションノズル 77 温度センサー W ワインダー L1,L2 搬送路 P 予熱装置 Pu 予熱ユニット RS シャッターユニット S スチームセット装置 Su スチームセットユニット RT 反転ユニット H 加熱装置 V ソレノイドバルブ B ボビン T トレイ
Claims (1)
- 【請求項1】 ワインダー機台背後に、該機台長手方向
に沿って予熱ユニット及びスチームセットユニットを列
設し、それらの内部を貫通して、上記ワインダーのトレ
イ循環路の一部をなす往路及び復路よりなるトレイ搬送
路を形成すると共に、該搬送路に沿ってボビンを挿立し
たトレイを搬送する搬送手段を備えたことを特徴とする
スチーム処理装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP25939093A JPH0789673A (ja) | 1993-09-22 | 1993-09-22 | スチーム処理装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP25939093A JPH0789673A (ja) | 1993-09-22 | 1993-09-22 | スチーム処理装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0789673A true JPH0789673A (ja) | 1995-04-04 |
Family
ID=17333478
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP25939093A Pending JPH0789673A (ja) | 1993-09-22 | 1993-09-22 | スチーム処理装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0789673A (ja) |
Citations (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH04345475A (ja) * | 1991-05-23 | 1992-12-01 | Murata Mach Ltd | ボビン処理システム |
| JPH05500244A (ja) * | 1989-08-30 | 1993-01-21 | レッシュ,ルートヴィッヒ | 糸を蒸熱処理する方法と装置 |
-
1993
- 1993-09-22 JP JP25939093A patent/JPH0789673A/ja active Pending
Patent Citations (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH05500244A (ja) * | 1989-08-30 | 1993-01-21 | レッシュ,ルートヴィッヒ | 糸を蒸熱処理する方法と装置 |
| JPH04345475A (ja) * | 1991-05-23 | 1992-12-01 | Murata Mach Ltd | ボビン処理システム |
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