JPH078975B2 - 防食塗料および防食処理された鋼管柱の製造法 - Google Patents
防食塗料および防食処理された鋼管柱の製造法Info
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- JPH078975B2 JPH078975B2 JP18740590A JP18740590A JPH078975B2 JP H078975 B2 JPH078975 B2 JP H078975B2 JP 18740590 A JP18740590 A JP 18740590A JP 18740590 A JP18740590 A JP 18740590A JP H078975 B2 JPH078975 B2 JP H078975B2
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Description
【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は防食塗料およびこれを用いて防食処理された鋼
管柱の製造法に関する。
管柱の製造法に関する。
(従来の技術) 従来,通信用電柱に亜鉛メツキされた鋼管柱を使用する
場合,その地際部をタールエポキシ系塗料で通常0.1mm
の厚さに塗装している。この既設の鋼管柱はルート変更
あるいは顧客の要望,観光地等における美観上の要求に
より、一時撤去される頻度が多い。
場合,その地際部をタールエポキシ系塗料で通常0.1mm
の厚さに塗装している。この既設の鋼管柱はルート変更
あるいは顧客の要望,観光地等における美観上の要求に
より、一時撤去される頻度が多い。
鋼管柱の鉄鋼の肉厚は3mmで,その耐折強度の規格値は
1.961×10-3Pa(200kgf/cm2)であるが,安全係数が2
と設計されているので,実用上3.923×10-3Pa(400kgf/
cm2)の強度を有している。しかし,これらの鋼管柱
は,地際部以外の地中埋設部が防食塗装されていないた
め,亜鉛メツキが5〜6年で損耗し鋼管柱の素地が腐食
し赤錆を呈し且つ、肉減りを起こす。鋼管柱の腐食によ
る肉減りが均一の場合は,1.5mmまでの肉減りが許容され
るが,一旦撤去された鋼管柱は酸化により一段と赤錆も
増加する傾向にある。撤去された鋼管柱の肉減りが1.5m
m以下でも,埋設部が腐食し赤錆が発生した状態で再使
用すると腐食の進行が速く,鋼管柱の強度に対する長期
の保証が出来ないので,現状では,一旦撤去された鋼管
柱は,ほとんどの場合整理品として廃棄されることが多
く,新しい鋼管柱を使用するため経済的に欠点となつて
いる。この欠点を改善する方法として,一日撤去された
鋼管柱の地中埋設部の腐食個所を補修することを目的と
し,建設現場で出来る簡易な防錆作業でも十分な防食性
能を有し,かつ経済性に優れる防食塗料の開発が望まれ
ている。
1.961×10-3Pa(200kgf/cm2)であるが,安全係数が2
と設計されているので,実用上3.923×10-3Pa(400kgf/
cm2)の強度を有している。しかし,これらの鋼管柱
は,地際部以外の地中埋設部が防食塗装されていないた
め,亜鉛メツキが5〜6年で損耗し鋼管柱の素地が腐食
し赤錆を呈し且つ、肉減りを起こす。鋼管柱の腐食によ
る肉減りが均一の場合は,1.5mmまでの肉減りが許容され
るが,一旦撤去された鋼管柱は酸化により一段と赤錆も
増加する傾向にある。撤去された鋼管柱の肉減りが1.5m
m以下でも,埋設部が腐食し赤錆が発生した状態で再使
用すると腐食の進行が速く,鋼管柱の強度に対する長期
の保証が出来ないので,現状では,一旦撤去された鋼管
柱は,ほとんどの場合整理品として廃棄されることが多
く,新しい鋼管柱を使用するため経済的に欠点となつて
いる。この欠点を改善する方法として,一日撤去された
鋼管柱の地中埋設部の腐食個所を補修することを目的と
し,建設現場で出来る簡易な防錆作業でも十分な防食性
能を有し,かつ経済性に優れる防食塗料の開発が望まれ
ている。
建築物の防水や金属の防食などを目的として,各種のウ
レタン系組成物が提案されている。代表例の1つとし
て,ウレタンプレポリマー,石油樹脂,石油重質分解
油,水またはポリオールからなる組成があげられる。こ
れら各種の既存材料について,上記鋼管柱への適用性を
検討したが,好ましい結果は得られず,特に塗膜厚みの
調節と硬化塗膜の耐候性の点で問題があつた。
レタン系組成物が提案されている。代表例の1つとし
て,ウレタンプレポリマー,石油樹脂,石油重質分解
油,水またはポリオールからなる組成があげられる。こ
れら各種の既存材料について,上記鋼管柱への適用性を
検討したが,好ましい結果は得られず,特に塗膜厚みの
調節と硬化塗膜の耐候性の点で問題があつた。
(発明が解決しようとする課題) 本発明の目的は前記の従来技術の問題点を解決すること
もあり,鋼管柱との密着性および鋼管柱の埋設部の防食
性を向上し,耐候性と防食性の両面で信頼性を向上させ
ることによつて,鋼管柱の長寿命化を可能とし,あるい
は鋼管柱の腐食した部分の錆を落した後に、鋼管柱を再
使用することを可能とする新規な防食塗料およびこれに
よつて防食処理された鋼管柱の製造法を提供するもので
ある。
もあり,鋼管柱との密着性および鋼管柱の埋設部の防食
性を向上し,耐候性と防食性の両面で信頼性を向上させ
ることによつて,鋼管柱の長寿命化を可能とし,あるい
は鋼管柱の腐食した部分の錆を落した後に、鋼管柱を再
使用することを可能とする新規な防食塗料およびこれに
よつて防食処理された鋼管柱の製造法を提供するもので
ある。
(課題を解決するための手段) 本発明者らは上記の問題を解決すべく,鋭意検討の結
果,以下に示すような特殊なポリウレタン組成物を設定
することによつて,所期の目的を達成し得ることを見出
した。
果,以下に示すような特殊なポリウレタン組成物を設定
することによつて,所期の目的を達成し得ることを見出
した。
本発明は,末端にイソシアネート基を有するウレタンプ
レポリマーを主剤とし,水酸基含有化合物,脂肪族また
は脂環族の石油樹脂および金属酸化物を含む硬化剤を含
有してなる防食塗料ならびにこれを用いた鋼管柱の製造
法に関する。
レポリマーを主剤とし,水酸基含有化合物,脂肪族また
は脂環族の石油樹脂および金属酸化物を含む硬化剤を含
有してなる防食塗料ならびにこれを用いた鋼管柱の製造
法に関する。
本発明の防食塗料は主剤と硬化剤とからなり,両者は使
用直前に混合されて塗料となる。
用直前に混合されて塗料となる。
本発明における末端にイソシアネート基を有するウレタ
ンプレポリマーとしてポリオールとジイソシアネートと
の反応によって得られる化合物が用いられる。ポリオー
ルとしては,ポリエステルポリオール,ポリエーテルポ
リオールなどが用いられるが,可とう性,耐水性および
耐候性の点からポリエーテルポリオールが好ましく,ポ
リプロピレングリコール系ポリオール,ポリエチレング
リコール系ポリオール,ポリテトラメチレングリコール
系ポリオール,ポリオキシプロピレングリコール系ポリ
オールなどが用いられる。ジイソシアネートとしては,
ジフエニルメタンジイソシアネート,トリレンジイソシ
アネート,ヘキサメチレンジイソシアネートなどが用い
られる。これらのポリオールとジイソシアネートより末
端にイソシアネート基を有するウレタンプレポリマーが
合成される。ポリオールとジイソシアネートとの配合比
は,ジイソシアネート基が過剰となる割合とされる。塗
料の粘度等を考慮し,ポリオールの重量平均分子量は50
0から3000の範囲が好ましい。ポリエーテルポリオール
としては,例えば大阪曹達製のPPG−1000,PPG−2000,PP
G−3000,TG−4000などがあり,ポリエステルポリオール
としては,例えば日本ポリウレタン工業株式会社製のニ
ツポラン1004,ニツポラン2006,Desmophen800,Desmophen
1100などがある。
ンプレポリマーとしてポリオールとジイソシアネートと
の反応によって得られる化合物が用いられる。ポリオー
ルとしては,ポリエステルポリオール,ポリエーテルポ
リオールなどが用いられるが,可とう性,耐水性および
耐候性の点からポリエーテルポリオールが好ましく,ポ
リプロピレングリコール系ポリオール,ポリエチレング
リコール系ポリオール,ポリテトラメチレングリコール
系ポリオール,ポリオキシプロピレングリコール系ポリ
オールなどが用いられる。ジイソシアネートとしては,
ジフエニルメタンジイソシアネート,トリレンジイソシ
アネート,ヘキサメチレンジイソシアネートなどが用い
られる。これらのポリオールとジイソシアネートより末
端にイソシアネート基を有するウレタンプレポリマーが
合成される。ポリオールとジイソシアネートとの配合比
は,ジイソシアネート基が過剰となる割合とされる。塗
料の粘度等を考慮し,ポリオールの重量平均分子量は50
0から3000の範囲が好ましい。ポリエーテルポリオール
としては,例えば大阪曹達製のPPG−1000,PPG−2000,PP
G−3000,TG−4000などがあり,ポリエステルポリオール
としては,例えば日本ポリウレタン工業株式会社製のニ
ツポラン1004,ニツポラン2006,Desmophen800,Desmophen
1100などがある。
水酸基含有化合物としては,水,低級アルコール,ポリ
ヒドロキシ化合物等が用いられるが,反応性の点で水を
用いることが好ましい。石油樹脂とは,ナフサ分解油か
らベンゼン,トルエン,キシレンを抽出した残油150〜2
50℃の留分を重合させたものである。従来技術では,こ
れをウレタン組成物の一成分として,そのまま防食塗料
の用途にも適用できるとされていたが,本発明の目的と
するような耐候性や,高度の防食性能を要求される分野
には不適である。すなわち,後述するように,石油樹脂
中に芳香族性不飽和結合が残存している場合には耐候性
が著しく劣るからである。それ故,本発明には芳香族性
不飽和結合を含まない芳香族または脂環族の石油樹脂を
使用する必要がある。石油樹脂としては,脂肪族系石油
樹脂,芳香族系石油樹脂,脂肪族/芳香族系共重合系石
油樹脂および脂肪族/脂環族系共重合系石油樹脂がある
が,芳香族性不飽和結合を含まない脂肪族または脂環族
のものはそのまま本発明に適用できる。しかし,ジシク
ロペンタジエン,C9アルキルベンゼンなどのように芳香
族系のものはそのままでは使えないが,水素添加などの
手段によつて,芳香族性不飽和結合に変換すれば使用で
きる。
ヒドロキシ化合物等が用いられるが,反応性の点で水を
用いることが好ましい。石油樹脂とは,ナフサ分解油か
らベンゼン,トルエン,キシレンを抽出した残油150〜2
50℃の留分を重合させたものである。従来技術では,こ
れをウレタン組成物の一成分として,そのまま防食塗料
の用途にも適用できるとされていたが,本発明の目的と
するような耐候性や,高度の防食性能を要求される分野
には不適である。すなわち,後述するように,石油樹脂
中に芳香族性不飽和結合が残存している場合には耐候性
が著しく劣るからである。それ故,本発明には芳香族性
不飽和結合を含まない芳香族または脂環族の石油樹脂を
使用する必要がある。石油樹脂としては,脂肪族系石油
樹脂,芳香族系石油樹脂,脂肪族/芳香族系共重合系石
油樹脂および脂肪族/脂環族系共重合系石油樹脂がある
が,芳香族性不飽和結合を含まない脂肪族または脂環族
のものはそのまま本発明に適用できる。しかし,ジシク
ロペンタジエン,C9アルキルベンゼンなどのように芳香
族系のものはそのままでは使えないが,水素添加などの
手段によつて,芳香族性不飽和結合に変換すれば使用で
きる。
本発明に使用できる脂肪族または脂環族の石油樹脂とし
ては,例えば,丸善石油化学製の商品名マルカクリアお
よびマルカレツツ,トーネツクス社製の商品名エスコレ
ツツ,三井石油化製の商品名FTR,荒川化学製の商品名ア
ルコンなどがあげられる。
ては,例えば,丸善石油化学製の商品名マルカクリアお
よびマルカレツツ,トーネツクス社製の商品名エスコレ
ツツ,三井石油化製の商品名FTR,荒川化学製の商品名ア
ルコンなどがあげられる。
金属酸化物としては,カルシウム,マグネシウム,バリ
ウムなどのアルカリ土類金属の酸化物が用いられる。
ウムなどのアルカリ土類金属の酸化物が用いられる。
そのほか,防食性付与無機化合物としてトリポリリン酸
アルミ,リンモリブデン酸アルミ,リン酸亜鉛カルシウ
ム等のポリリン酸塩,クロム酸亜鉛等のクロム酸塩,エ
チレンジアミンテトラ酢酸,ジエチレントリアミン五酢
酸等のキレート化合物やタンニン酸などの錆の安定化
剤,ジブチルチンラウリレート,ナフテン酸コバルト,
ナフテン酸亜鉛等の金属塩,トリエチレンアミン,テト
ラメチルポリメチレンジアミン等のアミン類などの硬化
促進剤,カーボン等の顔料,タルク等の充てん剤などを
用いることも効果的である。これらの添加剤はその総量
が塗料100重量部に対して0.5〜3.0重量部の範囲とする
ことが好ましい。
アルミ,リンモリブデン酸アルミ,リン酸亜鉛カルシウ
ム等のポリリン酸塩,クロム酸亜鉛等のクロム酸塩,エ
チレンジアミンテトラ酢酸,ジエチレントリアミン五酢
酸等のキレート化合物やタンニン酸などの錆の安定化
剤,ジブチルチンラウリレート,ナフテン酸コバルト,
ナフテン酸亜鉛等の金属塩,トリエチレンアミン,テト
ラメチルポリメチレンジアミン等のアミン類などの硬化
促進剤,カーボン等の顔料,タルク等の充てん剤などを
用いることも効果的である。これらの添加剤はその総量
が塗料100重量部に対して0.5〜3.0重量部の範囲とする
ことが好ましい。
主剤対硬化剤の割合および硬化剤の3成分の割合は特に
制限はないが,燃料の粘度,硬化速度,塗膜の物性の点
から好ましい割合は硬化剤の水酸基含有化合物対脂肪族
または脂環族の石油樹脂対金属酸化物が10〜20重量部対
40〜70重量部対20〜50重量部の範囲であり,主剤対硬化
剤が40〜50重量部対50〜60重量部の範囲である。
制限はないが,燃料の粘度,硬化速度,塗膜の物性の点
から好ましい割合は硬化剤の水酸基含有化合物対脂肪族
または脂環族の石油樹脂対金属酸化物が10〜20重量部対
40〜70重量部対20〜50重量部の範囲であり,主剤対硬化
剤が40〜50重量部対50〜60重量部の範囲である。
鋼管柱の材料としては,SS−41鋼板,亜鉛メツキSS−41
鋼板,3種ケレン鋼板などがある。
鋼板,3種ケレン鋼板などがある。
鋼管柱を水平に支持し回転させる塗装装置にのせて,鋼
管柱を回転させながら本発明になる防食塗料を鋼管柱に
ヘラ等で常温で塗装硬化して防食された鋼管柱が製造さ
れる。
管柱を回転させながら本発明になる防食塗料を鋼管柱に
ヘラ等で常温で塗装硬化して防食された鋼管柱が製造さ
れる。
以下,実施例によつて本発明を更に具体的に説明する。
(実施例) 実施例1 ポリエーテルポリオールとして大阪曹達株式会社製の商
品名PPG−1000を48重量部,大阪曹達株式会社製の商品
名PPG−3000を24重量部およびトリレンジイソシアネー
ト19.8重量部をフラスコに仕込み窒素を吹き込みながら
130℃で8時間反応し粘度が100ポアズ(25℃),未反応
イソシアネート含有量が4.0重量パーセントになつた時
点を反応の終点とした。次に,約2重量部のトルエンを
仕込み,撹拌してフラスコから取り出して容器にいれ,
ただちに窒素置換して主剤とした。
品名PPG−1000を48重量部,大阪曹達株式会社製の商品
名PPG−3000を24重量部およびトリレンジイソシアネー
ト19.8重量部をフラスコに仕込み窒素を吹き込みながら
130℃で8時間反応し粘度が100ポアズ(25℃),未反応
イソシアネート含有量が4.0重量パーセントになつた時
点を反応の終点とした。次に,約2重量部のトルエンを
仕込み,撹拌してフラスコから取り出して容器にいれ,
ただちに窒素置換して主剤とした。
水添石油樹脂マルカレツツ4006(丸善石油化学社製)を
44重量部,酸化マグネシウムを27重量部,炭酸マグネシ
ウムを9重量部,カーボンを3重量部,トリポリリン酸
アルミを10重量部,タンニン酸を0.3重量部,ナフテン
酸亜鉛を1.0重量部,メタノールを7重量部,純水を3
重量部ロールで混練し,硬化剤とした。これらの主剤45
重量部と硬化剤55重量部の割合で十分に混合し,ただち
に鋼管柱を水平に支持し回転させる塗装装置にのせて10
rpmで回転させながらヘラ塗りして室温硬化し,塗膜の
厚さが1.20mmの鋼管柱を得た。
44重量部,酸化マグネシウムを27重量部,炭酸マグネシ
ウムを9重量部,カーボンを3重量部,トリポリリン酸
アルミを10重量部,タンニン酸を0.3重量部,ナフテン
酸亜鉛を1.0重量部,メタノールを7重量部,純水を3
重量部ロールで混練し,硬化剤とした。これらの主剤45
重量部と硬化剤55重量部の割合で十分に混合し,ただち
に鋼管柱を水平に支持し回転させる塗装装置にのせて10
rpmで回転させながらヘラ塗りして室温硬化し,塗膜の
厚さが1.20mmの鋼管柱を得た。
実施例2 ポリエーテルポリオールとして大阪曹達株式会社製の商
品名PPG−4000を36重量部,大阪曹達株式会社製の商品
名PPG−1000を36重量部およびトリレンジイソシアネー
トを21.5重量部をフラスコに仕込み窒素を吹き込みなが
ら100℃で6時間反応し粘度が80ポアズ(25℃),未反
応イソシアネート含有量が5重量パーセントになつた時
点を反応の終点とした。次に,約2重量部のトルエンを
仕込み,撹拌してフラスコから取り出して容器に入れ,
ただちに窒素置換して主剤とした。
品名PPG−4000を36重量部,大阪曹達株式会社製の商品
名PPG−1000を36重量部およびトリレンジイソシアネー
トを21.5重量部をフラスコに仕込み窒素を吹き込みなが
ら100℃で6時間反応し粘度が80ポアズ(25℃),未反
応イソシアネート含有量が5重量パーセントになつた時
点を反応の終点とした。次に,約2重量部のトルエンを
仕込み,撹拌してフラスコから取り出して容器に入れ,
ただちに窒素置換して主剤とした。
水添石油樹脂として丸善石油化学製の商品名マルカクリ
ア4003を30重量部,脂肪族系石油樹脂として丸善石油化
学製の商品名マルカレツツ100Bを18重量部,酸化カルシ
ウムを23重量部,タルクを13重量部,カーボンを3.5重
量部,菊池色素工業株式会社製の商品名リンモリブテン
酸アルミ系PM300Cを5重量部,純水を10重量部ロールで
混練し,硬化剤とした。
ア4003を30重量部,脂肪族系石油樹脂として丸善石油化
学製の商品名マルカレツツ100Bを18重量部,酸化カルシ
ウムを23重量部,タルクを13重量部,カーボンを3.5重
量部,菊池色素工業株式会社製の商品名リンモリブテン
酸アルミ系PM300Cを5重量部,純水を10重量部ロールで
混練し,硬化剤とした。
主剤48重量部と硬化剤52重量部の割合で十分に混合し,
ただちに鋼管柱を水平に支持し,回転させる塗装装置に
のせて15rpmで回転させながらヘラ塗りして室温硬化
し,塗膜の厚さが1.00mmの鋼管柱を得た。
ただちに鋼管柱を水平に支持し,回転させる塗装装置に
のせて15rpmで回転させながらヘラ塗りして室温硬化
し,塗膜の厚さが1.00mmの鋼管柱を得た。
比較例1 神東塗料株式会社製のタールエポキシ樹脂,ポピア#30
00Hを主剤対硬化剤が80重量部対20重量部となるように
混合して塗料とし,これを実施例1と同様,鋼管柱を15
rpmで回転させながらヘラ塗りして室温硬化し,塗膜の
厚さが0.10mmの鋼管柱を得た。
00Hを主剤対硬化剤が80重量部対20重量部となるように
混合して塗料とし,これを実施例1と同様,鋼管柱を15
rpmで回転させながらヘラ塗りして室温硬化し,塗膜の
厚さが0.10mmの鋼管柱を得た。
比較例2 実施例1で用いた水添石油樹脂であるマルカレツツ4006
の代わりに,芳香族系石油樹脂として,三井石油化学製
の商品名ペトロジンPTR−80を用いて,塗料を作製し,
実施例と同様にして鋼管柱を15rpmで回転させながらヘ
ラ塗りとして室温硬化し,塗膜の厚さが1.0mmの鋼管柱
を得た。
の代わりに,芳香族系石油樹脂として,三井石油化学製
の商品名ペトロジンPTR−80を用いて,塗料を作製し,
実施例と同様にして鋼管柱を15rpmで回転させながらヘ
ラ塗りとして室温硬化し,塗膜の厚さが1.0mmの鋼管柱
を得た。
実施例1,2および比較例1,2で得られた鋼管柱について塗
膜と鋼管柱との密着力を測定した結果と,これで用いた
塗料をSS−41鋼板(50mm×150mm×3.2mm)に塗装した試
験片の耐候性および耐塩水噴霧性を測定した結果を表1
に示した。
膜と鋼管柱との密着力を測定した結果と,これで用いた
塗料をSS−41鋼板(50mm×150mm×3.2mm)に塗装した試
験片の耐候性および耐塩水噴霧性を測定した結果を表1
に示した。
(1) 密着性の測定はエルコメータ社製のアドヒージ
ヨンテスターを用いて行なつた。
ヨンテスターを用いて行なつた。
(2) 耐候性の試験は,スガ試験器WEL−SH−2Cのサ
ンシヤインウエザオメータを使用した。塗膜の外観を10
倍のルーペを用いて観察し,クラツクのないもの,白化
のないものを○,クラツクのあるもの,やや白化のない
ものを△とした。クラツクや白化の大きいものを×とし
た。
ンシヤインウエザオメータを使用した。塗膜の外観を10
倍のルーペを用いて観察し,クラツクのないもの,白化
のないものを○,クラツクのあるもの,やや白化のない
ものを△とした。クラツクや白化の大きいものを×とし
た。
(3) 耐塩水噴霧テストはJIS K 5400に準じて試験を
行ない,塗膜を水で洗浄後,割れおよびフクレの状態を
肉眼で観察し,割れ,フクレのないものを○,やや割
れ,フクレのあるもの△,割れ,フクレの大きいものを
×とした。
行ない,塗膜を水で洗浄後,割れおよびフクレの状態を
肉眼で観察し,割れ,フクレのないものを○,やや割
れ,フクレのあるもの△,割れ,フクレの大きいものを
×とした。
(発明の効果) 本発明の防食塗料は,鋼管柱との密着性,鋼板に塗装し
た塗膜の耐候性および防食性に優れており,また1回の
塗装で厚膜化が可能である。本発明の塗料によつて防食
性などに優れた鋼管柱を得ることができる。
た塗膜の耐候性および防食性に優れており,また1回の
塗装で厚膜化が可能である。本発明の塗料によつて防食
性などに優れた鋼管柱を得ることができる。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 C09D 175/04 PHW (72)発明者 上田 利信 東京都千代田区内幸町1丁目1番6号 日 本電信電話株式会社内 (72)発明者 細野 茂 東京都千代田区内幸町1丁目1番6号 日 本電信電話株式会社内 (56)参考文献 特開 平2−272013(JP,A) 特開 昭51−146531(JP,A)
Claims (2)
- 【請求項1】末端にイソシアネート基を有するウレタン
プレポリマーを主剤とし、水酸基含有化合物,脂肪族ま
たは脂環族の石油樹脂および金属酸化物を含む硬化剤を
含有してなる防食塗料。 - 【請求項2】請求項1項記載の防食塗料を鋼管柱を回転
させながら鋼管柱に塗装し硬化させることを特徴とする
防食処理された鋼管柱の製造法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP18740590A JPH078975B2 (ja) | 1990-07-16 | 1990-07-16 | 防食塗料および防食処理された鋼管柱の製造法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP18740590A JPH078975B2 (ja) | 1990-07-16 | 1990-07-16 | 防食塗料および防食処理された鋼管柱の製造法 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0477581A JPH0477581A (ja) | 1992-03-11 |
| JPH078975B2 true JPH078975B2 (ja) | 1995-02-01 |
Family
ID=16205458
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP18740590A Expired - Fee Related JPH078975B2 (ja) | 1990-07-16 | 1990-07-16 | 防食塗料および防食処理された鋼管柱の製造法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH078975B2 (ja) |
-
1990
- 1990-07-16 JP JP18740590A patent/JPH078975B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH0477581A (ja) | 1992-03-11 |
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