JPH079003A - 防眩性と汚れ除去性に優れるダル仕上げ金属板 - Google Patents
防眩性と汚れ除去性に優れるダル仕上げ金属板Info
- Publication number
- JPH079003A JPH079003A JP17590993A JP17590993A JPH079003A JP H079003 A JPH079003 A JP H079003A JP 17590993 A JP17590993 A JP 17590993A JP 17590993 A JP17590993 A JP 17590993A JP H079003 A JPH079003 A JP H079003A
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- Japan
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- metal plate
- dull
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Abstract
(57)【要約】
【目的】防眩性と汚れ除去性に優れるダル仕上げ金属板
を提供する。 【構成】金属板の表面に、幅約30μm深さ約5μmの
連続溝を200μmピツチで規則性を有する格子状に配
置した、ダル仕上げ金属板は凹部に溜った汚れを溝に沿
って軽く拭き取るだけで除去することができる。
を提供する。 【構成】金属板の表面に、幅約30μm深さ約5μmの
連続溝を200μmピツチで規則性を有する格子状に配
置した、ダル仕上げ金属板は凹部に溜った汚れを溝に沿
って軽く拭き取るだけで除去することができる。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、防眩性と汚れ除去性に
優れるダル仕上げ金属板に関し、電車、モノレール、バ
ス、トラックなどの車両の外板、内装、ドア;エレベー
タのドア、内装;エスカレータの側板;ビルの外壁、内
装、屋根などの建材;業務用冷蔵庫の外板、ドア、電子
レンジなどの厨房機器などに使用されるダル仕上げステ
ンレス鋼板、アルミニウム板、チタニウム板などのダル
仕上げ金属板に関する。
優れるダル仕上げ金属板に関し、電車、モノレール、バ
ス、トラックなどの車両の外板、内装、ドア;エレベー
タのドア、内装;エスカレータの側板;ビルの外壁、内
装、屋根などの建材;業務用冷蔵庫の外板、ドア、電子
レンジなどの厨房機器などに使用されるダル仕上げステ
ンレス鋼板、アルミニウム板、チタニウム板などのダル
仕上げ金属板に関する。
【0002】
【従来の技術】一般にダル仕上げ金属板表面は、鏡面仕
上げの金属板表面に比較して、光線を乱反射するため、
眩しさを防ぐ性質、すなわち、防眩性に優れている。こ
のため、従来ブライト仕上と呼ばれる鏡面状のステンレ
ス鋼板が多用されていた分野、例えば、通勤電車、地下
鉄、モノレール、バス、トラックなどの車両の外板、内
装、ドア;エレベータのドア、内装;エスカレータの側
板;ビルの外装、内装、屋根などの建材;業務用冷蔵庫
あるいは厨房機器などに、ダルステンレス鋼板やダル仕
上げアルミニウム板などのダル仕上げ金属板が最近多用
されるようになってきた。
上げの金属板表面に比較して、光線を乱反射するため、
眩しさを防ぐ性質、すなわち、防眩性に優れている。こ
のため、従来ブライト仕上と呼ばれる鏡面状のステンレ
ス鋼板が多用されていた分野、例えば、通勤電車、地下
鉄、モノレール、バス、トラックなどの車両の外板、内
装、ドア;エレベータのドア、内装;エスカレータの側
板;ビルの外装、内装、屋根などの建材;業務用冷蔵庫
あるいは厨房機器などに、ダルステンレス鋼板やダル仕
上げアルミニウム板などのダル仕上げ金属板が最近多用
されるようになってきた。
【0003】従来から、これらのダル仕上げ金属板を製
造する技術として、ショットブラスト加工されたダル仕
上げロール、放電加工されたダル仕上げロール等によっ
て金属板を圧延し、ロールの凹凸を金属板の表面に転写
させて製造する方法が知られている。さらに最近では、
レーザビームをロール表面に照射することによりロール
の表面を直接溶融加工したレーザダル仕上げロールによ
って、金属板を圧延する方法が多数開示されている。例
えば特公平3−38923号公報、特公平3−3892
4号公報、特公平3−39761号公報、特公平3−4
2961号公報、特公平3−47925号公報などがあ
る。
造する技術として、ショットブラスト加工されたダル仕
上げロール、放電加工されたダル仕上げロール等によっ
て金属板を圧延し、ロールの凹凸を金属板の表面に転写
させて製造する方法が知られている。さらに最近では、
レーザビームをロール表面に照射することによりロール
の表面を直接溶融加工したレーザダル仕上げロールによ
って、金属板を圧延する方法が多数開示されている。例
えば特公平3−38923号公報、特公平3−3892
4号公報、特公平3−39761号公報、特公平3−4
2961号公報、特公平3−47925号公報などがあ
る。
【0004】ショットブラスト加工法は最も古くから行
われているダル加工法であり、ロール表面にショットと
呼ばれる硬い粒子を多数ぶつけて凹ませ、ロール表面に
細かい凹凸を形成させる。放電加工法はロールと電極の
間に高電圧を加えて放電させ、その熱によってロール表
面を微視的に溶融、蒸発させて細かい凹凸を形成させ
る。レーザダル加工法は、ロール表面に高エネルギー密
度のレーザビームをパルス状に照射して、その部分のロ
ール表面を微視的に溶融させるとともに高圧のアシスト
ガスを吹きつけて、溶融部分を吹き飛ばすかまたは変形
させて、ドーナツ状または三日月状の多数の突起を規則
的に形成させる。
われているダル加工法であり、ロール表面にショットと
呼ばれる硬い粒子を多数ぶつけて凹ませ、ロール表面に
細かい凹凸を形成させる。放電加工法はロールと電極の
間に高電圧を加えて放電させ、その熱によってロール表
面を微視的に溶融、蒸発させて細かい凹凸を形成させ
る。レーザダル加工法は、ロール表面に高エネルギー密
度のレーザビームをパルス状に照射して、その部分のロ
ール表面を微視的に溶融させるとともに高圧のアシスト
ガスを吹きつけて、溶融部分を吹き飛ばすかまたは変形
させて、ドーナツ状または三日月状の多数の突起を規則
的に形成させる。
【0005】上記いずれかの方法で製造されたダル仕上
げロールで金属板を圧延することにより、ロール表面の
凹凸を金属板表面に転写して所要のダル仕上げ金属板を
製造している。いずれのロールもその表面に形成された
凹凸は不定型であり、かつ不均一な分布なので、これを
転写した金属板の表面の凹凸形状も不定型である。これ
とは全く別の方法として、鏡面に近い金属板の表面を直
接ペーパで研磨して細かい線状の模様を付けるヘアライ
ン仕上げという方法もある。ヘアライン仕上げにおいて
も、表面の凹凸形状を精確に制御することができない点
は従来のロール転写方式で製造されたダル仕上げ金属板
と同様である。したがって現在は微視的な表面の凹凸が
不定形なダル仕上げ金属板のみが主に使用されている。
げロールで金属板を圧延することにより、ロール表面の
凹凸を金属板表面に転写して所要のダル仕上げ金属板を
製造している。いずれのロールもその表面に形成された
凹凸は不定型であり、かつ不均一な分布なので、これを
転写した金属板の表面の凹凸形状も不定型である。これ
とは全く別の方法として、鏡面に近い金属板の表面を直
接ペーパで研磨して細かい線状の模様を付けるヘアライ
ン仕上げという方法もある。ヘアライン仕上げにおいて
も、表面の凹凸形状を精確に制御することができない点
は従来のロール転写方式で製造されたダル仕上げ金属板
と同様である。したがって現在は微視的な表面の凹凸が
不定形なダル仕上げ金属板のみが主に使用されている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】車両や厨房機器は洗浄
時に、容易に汚れを除去ができることが重要である。汚
れの種類としては、手垢、指紋跡、泥、粉塵、油膜など
が一般的である。最近では、ニューヨークの地下鉄に見
られるような油性ペイントペンを用いた落書きの除去な
ども重要である。表面が鏡面の場合は汚れの除去は比較
的簡単であるが、ダル仕上げ金属板は表面の微視的な凹
部に汚れが溜りやすく、その除去が困難である。したが
って手垢や指紋などの汚れが目立たず、防眩性に優れる
ことと、汚れが簡単に除去できることは互いに矛盾した
特性であり、従来両者を同時に満足する金属板は知られ
ていなかった。本発明の目的は手垢や指紋などの汚れが
目立たず、防眩性に優れ、同時に汚れ除去性に優れた金
属板を提供することである。
時に、容易に汚れを除去ができることが重要である。汚
れの種類としては、手垢、指紋跡、泥、粉塵、油膜など
が一般的である。最近では、ニューヨークの地下鉄に見
られるような油性ペイントペンを用いた落書きの除去な
ども重要である。表面が鏡面の場合は汚れの除去は比較
的簡単であるが、ダル仕上げ金属板は表面の微視的な凹
部に汚れが溜りやすく、その除去が困難である。したが
って手垢や指紋などの汚れが目立たず、防眩性に優れる
ことと、汚れが簡単に除去できることは互いに矛盾した
特性であり、従来両者を同時に満足する金属板は知られ
ていなかった。本発明の目的は手垢や指紋などの汚れが
目立たず、防眩性に優れ、同時に汚れ除去性に優れた金
属板を提供することである。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明は前記問題点を解
決するために、ダル仕上げ金属板表面の微細な凹凸形状
に特別な工夫を凝らした。従来のダル仕上げ金属板は表
面の微視的な凹部に汚れが溜りやすく、その除去が困難
である。しかし本発明者らは凹部を格子状の溝状に連続
させると、凹部が池状に孤立している場合に比較して、
汚れの除去が極めて容易になることを見出し本発明に至
った。本発明は表面の微視的な凹凸の凹部が格子状連続
溝状であることを特徴とする防眩性と汚れ除去性に優れ
るダル仕上げ金属板である。本発明において点対称性を
有する格子状連続溝状とは、比較的直線的な同一の方向
性を有する溝が、碁盤目、菱形目、六角目等に交錯して
格子状をなすものを云う。溝幅は必ずしも一定でなくて
もよい。このような形状は、凹部が独立の池、不連続
溝、曲りくねった溝、溝幅が急に大変化する溝などを含
まないものである。
決するために、ダル仕上げ金属板表面の微細な凹凸形状
に特別な工夫を凝らした。従来のダル仕上げ金属板は表
面の微視的な凹部に汚れが溜りやすく、その除去が困難
である。しかし本発明者らは凹部を格子状の溝状に連続
させると、凹部が池状に孤立している場合に比較して、
汚れの除去が極めて容易になることを見出し本発明に至
った。本発明は表面の微視的な凹凸の凹部が格子状連続
溝状であることを特徴とする防眩性と汚れ除去性に優れ
るダル仕上げ金属板である。本発明において点対称性を
有する格子状連続溝状とは、比較的直線的な同一の方向
性を有する溝が、碁盤目、菱形目、六角目等に交錯して
格子状をなすものを云う。溝幅は必ずしも一定でなくて
もよい。このような形状は、凹部が独立の池、不連続
溝、曲りくねった溝、溝幅が急に大変化する溝などを含
まないものである。
【0008】
【作用】本発明のダル仕上げ金属板は微視的な凹部が溝
状であるから、そこに溜った汚れを溝に沿って排出する
ことができるため軽く拭き取るだけで汚れがとれる。し
かも規則的な適当な凹凸を有するダル仕上げ金属板の優
れた特徴である手垢や指紋などの汚れが目立たず防眩性
に優れるという本来の性能は保持される。このような金
属板は例えば特開平2−175882号公報に開示され
ている方法によって製造することができる。
状であるから、そこに溜った汚れを溝に沿って排出する
ことができるため軽く拭き取るだけで汚れがとれる。し
かも規則的な適当な凹凸を有するダル仕上げ金属板の優
れた特徴である手垢や指紋などの汚れが目立たず防眩性
に優れるという本来の性能は保持される。このような金
属板は例えば特開平2−175882号公報に開示され
ている方法によって製造することができる。
【0009】
【実施例】以下、本発明によるダル仕上げ金属板の製造
方法とその性能を図面を参照して説明する。図1は本発
明によるダル仕上げ金属板の代表例を3次元表面粗さ計
で測定したチャートである。幅約30μm深さ約5μm
の溝が200μmピツチで格子状に配置されている。図
2は図1の金属板を光学顕微鏡で観察した写真である。
図中白っぽく見える部分が溝状の凹部、黒っぽく見える
部分が台地状の凸部である。
方法とその性能を図面を参照して説明する。図1は本発
明によるダル仕上げ金属板の代表例を3次元表面粗さ計
で測定したチャートである。幅約30μm深さ約5μm
の溝が200μmピツチで格子状に配置されている。図
2は図1の金属板を光学顕微鏡で観察した写真である。
図中白っぽく見える部分が溝状の凹部、黒っぽく見える
部分が台地状の凸部である。
【0010】本発明による金属板を製造するためのロー
ルの作成には、例えば特開平2−175882号公報に
よって開示された方法を用いることができる。以下この
技術の代表的な例を簡単に説明する。ロールの表面に光
吸収剤を混入した耐酸性の樹脂を膜厚約10μmで均一
に塗布する。ロールを回転させながらその表面にQスイ
ッチ付YAGレーザ発振器からパルス状ビームをロール
軸方向にゆっくり移動させながら照射する。所要の模様
が得られるようにパルスの出力タイミングを制御して凹
部を形成させたい部分の樹脂のみを除去する。その後、
酸性腐食液によってロール表面をエッチングすることに
より凹凸模様を形成させる。ロール回転方向とロール軸
方向に対する、レーザビームの照射位置精度を±1μm
以下に、隣接するビームスポット間距離を30μm程度
にすることにより、最低単位30μmのドットを組み合
わせた任意の凹凸を精度良くロール表面に形成させるこ
とができる。もちろん従来のフォトエッチング法でもダ
ル加工は可能である。本発明例ではこのロールを用いて
センジマー圧延機により入側板厚1.0mmのSUS4
30鋼板を0.95mmまで圧下して鋼板表面に凹凸模
様を転写させた。
ルの作成には、例えば特開平2−175882号公報に
よって開示された方法を用いることができる。以下この
技術の代表的な例を簡単に説明する。ロールの表面に光
吸収剤を混入した耐酸性の樹脂を膜厚約10μmで均一
に塗布する。ロールを回転させながらその表面にQスイ
ッチ付YAGレーザ発振器からパルス状ビームをロール
軸方向にゆっくり移動させながら照射する。所要の模様
が得られるようにパルスの出力タイミングを制御して凹
部を形成させたい部分の樹脂のみを除去する。その後、
酸性腐食液によってロール表面をエッチングすることに
より凹凸模様を形成させる。ロール回転方向とロール軸
方向に対する、レーザビームの照射位置精度を±1μm
以下に、隣接するビームスポット間距離を30μm程度
にすることにより、最低単位30μmのドットを組み合
わせた任意の凹凸を精度良くロール表面に形成させるこ
とができる。もちろん従来のフォトエッチング法でもダ
ル加工は可能である。本発明例ではこのロールを用いて
センジマー圧延機により入側板厚1.0mmのSUS4
30鋼板を0.95mmまで圧下して鋼板表面に凹凸模
様を転写させた。
【0011】比較例として、従来技術である放電加工ロ
ールを用いてセンジマー圧延機によって、入側板厚1.
0mmを0.95mmまで圧下して鋼板表面に凹凸模様
を転写させたSUSU430鋼板を用いた。図3は比較
材を3次元表面粗さ計で測定したチャートである。深さ
15μm程度の不定形な池状の凹部がみられる。図4は
図3の金属板を光学顕微鏡で観察した写真である。図中
白っぽく見える部分が池状の凹部、黒っぽく見える部分
が台地状の凸部である。
ールを用いてセンジマー圧延機によって、入側板厚1.
0mmを0.95mmまで圧下して鋼板表面に凹凸模様
を転写させたSUSU430鋼板を用いた。図3は比較
材を3次元表面粗さ計で測定したチャートである。深さ
15μm程度の不定形な池状の凹部がみられる。図4は
図3の金属板を光学顕微鏡で観察した写真である。図中
白っぽく見える部分が池状の凹部、黒っぽく見える部分
が台地状の凸部である。
【0012】本発明者らは、防眩性を評価する方法とし
て従来より用いている反射強度を測定した。また汚れの
除去性を測定する方法としては、油性のマーカペンで試
料表面に油性塗料を塗布した後、エタノールをしみ込ま
せたガーゼで軽く拭き取り、残量を目視により3段階に
分けて判定した。図5に防眩性を評価する方法として従
来より用いている反射強度の測定方法の概要を示す。こ
の測定方法は、視野角2°を有する受光器20を用いて
受光角を代え、試料22によって反射される照射光24
の反射強度分布を受光角度θを変えながら測定するもの
である。反射強度が小さいほど防眩性に優れることを示
す。
て従来より用いている反射強度を測定した。また汚れの
除去性を測定する方法としては、油性のマーカペンで試
料表面に油性塗料を塗布した後、エタノールをしみ込ま
せたガーゼで軽く拭き取り、残量を目視により3段階に
分けて判定した。図5に防眩性を評価する方法として従
来より用いている反射強度の測定方法の概要を示す。こ
の測定方法は、視野角2°を有する受光器20を用いて
受光角を代え、試料22によって反射される照射光24
の反射強度分布を受光角度θを変えながら測定するもの
である。反射強度が小さいほど防眩性に優れることを示
す。
【0013】図6に本発明によるステンレス鋼板と比較
材の反射強度測定結果を示す。本発明によるステンレス
鋼板は従来材と同等又はそれ以上の防眩性を有すること
が分かる。表1に汚れ除去性の評価結果を示す。それぞ
れの試料について50×50mmの正方形の試料を10
枚用意し、油性のマーカペンで試料表面に油性塗料を塗
布した後、エタノールをしみ込ませたガーゼで軽く拭き
取り、残量を目視により3段階に分けて評価した。表中
〇印は汚れが良く取れることを、△印は汚れが少し残る
ことを、×は汚れがあまり取れないことを示す。本発明
によるステンレス鋼板は従来材に比較して汚れが拭き取
れやすいことが分かる。
材の反射強度測定結果を示す。本発明によるステンレス
鋼板は従来材と同等又はそれ以上の防眩性を有すること
が分かる。表1に汚れ除去性の評価結果を示す。それぞ
れの試料について50×50mmの正方形の試料を10
枚用意し、油性のマーカペンで試料表面に油性塗料を塗
布した後、エタノールをしみ込ませたガーゼで軽く拭き
取り、残量を目視により3段階に分けて評価した。表中
〇印は汚れが良く取れることを、△印は汚れが少し残る
ことを、×は汚れがあまり取れないことを示す。本発明
によるステンレス鋼板は従来材に比較して汚れが拭き取
れやすいことが分かる。
【0014】
【表1】
【0015】
【発明の効果】本発明によれば、ダル仕上げ表面を有
し、防眩性を確保しながら、微視的な凹凸の凹部方向性
を有するを連続した格子状の溝状とすることにより、凹
部に溜った汚れも溝に沿って軽く拭き取るだけで除去す
ることができるという、極めて優れた性能の金属板が得
られる。本発明にはステンレス鋼板のみならずアルミニ
ウム板、チタニウム板その他の金属板、合金板を含むも
のである。
し、防眩性を確保しながら、微視的な凹凸の凹部方向性
を有するを連続した格子状の溝状とすることにより、凹
部に溜った汚れも溝に沿って軽く拭き取るだけで除去す
ることができるという、極めて優れた性能の金属板が得
られる。本発明にはステンレス鋼板のみならずアルミニ
ウム板、チタニウム板その他の金属板、合金板を含むも
のである。
【図1】本発明によるダル仕上げ金属板を3次元表面粗
さ計で測定したチャートである。
さ計で測定したチャートである。
【図2】図1の金属板を光学顕微鏡で観察した写真であ
る。
る。
【図3】比較材を3次元表面粗さ計で測定したチャート
である。
である。
【図4】図3の金属板を光学顕微鏡で観察した写真であ
る。
る。
【図5】防眩性を評価する方法として従来より用いてい
る反射強度の測定方法の概要である。
る反射強度の測定方法の概要である。
【図6】本発明によるステンレス鋼板と比較材の反射強
度測定結果である。
度測定結果である。
【符号の説明】 1 微視的凸部分 2 微視的凹部分 20 受光器 22 試料 24 照射光
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 守屋 進 千葉市中央区川崎町1番地 川崎製鉄株式 会社技術研究本部内 (72)発明者 和泉 康男 神戸市中央区脇浜海岸通2番88号 川崎製 鉄株式会社阪神製造所内
Claims (1)
- 【請求項1】 表面の微視的な凹凸の凹部が格子状連続
溝状であることを特徴とする防眩性と汚れ除去性に優れ
るダル仕上げ金属板。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP17590993A JPH079003A (ja) | 1993-06-24 | 1993-06-24 | 防眩性と汚れ除去性に優れるダル仕上げ金属板 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP17590993A JPH079003A (ja) | 1993-06-24 | 1993-06-24 | 防眩性と汚れ除去性に優れるダル仕上げ金属板 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH079003A true JPH079003A (ja) | 1995-01-13 |
Family
ID=16004366
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP17590993A Withdrawn JPH079003A (ja) | 1993-06-24 | 1993-06-24 | 防眩性と汚れ除去性に優れるダル仕上げ金属板 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH079003A (ja) |
-
1993
- 1993-06-24 JP JP17590993A patent/JPH079003A/ja not_active Withdrawn
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A300 | Withdrawal of application because of no request for examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300 Effective date: 20000905 |