JPH0790790B2 - 作業車 - Google Patents
作業車Info
- Publication number
- JPH0790790B2 JPH0790790B2 JP27295889A JP27295889A JPH0790790B2 JP H0790790 B2 JPH0790790 B2 JP H0790790B2 JP 27295889 A JP27295889 A JP 27295889A JP 27295889 A JP27295889 A JP 27295889A JP H0790790 B2 JPH0790790 B2 JP H0790790B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- gear
- braking
- gears
- side gear
- transmission
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
Links
Landscapes
- Non-Deflectable Wheels, Steering Of Trailers, Or Other Steering (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明はコンバイン等の作業車における走行伝動系の構
造に関する。
造に関する。
作業車の1つであるコンバインにおいては走行装置とし
て左右一対のクローラ式の走行装置を備えて、一方の走
行装置に制動を掛けて信地旋回を行うように構成してい
るものがあり、その構造として次のようなものがある。
て左右一対のクローラ式の走行装置を備えて、一方の走
行装置に制動を掛けて信地旋回を行うように構成してい
るものがあり、その構造として次のようなものがある。
つまり、第8図に示すように左右の走行装置(図外)に
動力を伝達する左右サイドギヤ(21L),(21R)を両者
共に伝動側ギヤ(19)に咬合させると、両走行装置に動
力が入力ギヤ(23R),(23L)及び車軸(22R),(22
L)を介して正転状態で流れて行き、機体は直進する。
そして、例えば左サイドギヤ(21L)をスライド操作し
て左制動側ギヤ(26L)に咬合させて、この左制動側ギ
ヤ(26L)のサイドブレーキ(28)を入り操作すると、
左の走行装置に制動が掛かり機体が左に信地旋回して行
くような構造である。
動力を伝達する左右サイドギヤ(21L),(21R)を両者
共に伝動側ギヤ(19)に咬合させると、両走行装置に動
力が入力ギヤ(23R),(23L)及び車軸(22R),(22
L)を介して正転状態で流れて行き、機体は直進する。
そして、例えば左サイドギヤ(21L)をスライド操作し
て左制動側ギヤ(26L)に咬合させて、この左制動側ギ
ヤ(26L)のサイドブレーキ(28)を入り操作すると、
左の走行装置に制動が掛かり機体が左に信地旋回して行
くような構造である。
又、左サイドギヤ(21L)にはこれを伝動側ギヤ(19)
咬合側に付勢するバネ(50)が設けられているので、左
制動側ギヤ(26L)側へのスライド操作を止めると、バ
ネ(50)の付勢力によって左サイドギヤ(21L)が左制
動側ギヤ(26L)から離れて伝動側ギヤ(19)に咬合す
るのである。
咬合側に付勢するバネ(50)が設けられているので、左
制動側ギヤ(26L)側へのスライド操作を止めると、バ
ネ(50)の付勢力によって左サイドギヤ(21L)が左制
動側ギヤ(26L)から離れて伝動側ギヤ(19)に咬合す
るのである。
さらに、左右サイドギヤ(21L),(21R)をスライド操
作して左右制動側ギヤ(26L),(26R)に咬合させた後
に、主ブレーキ(42)によって左右制動側ギヤ(26
L),(26R)に制動を掛けることにより、機体を駐車さ
せることができるのである。
作して左右制動側ギヤ(26L),(26R)に咬合させた後
に、主ブレーキ(42)によって左右制動側ギヤ(26
L),(26R)に制動を掛けることにより、機体を駐車さ
せることができるのである。
前述のような作業車において一方の走行装置に制動を掛
けての信地旋回終了直後に、前述のような駐車操作を行
うと次のような問題の生ずる場合がある。
けての信地旋回終了直後に、前述のような駐車操作を行
うと次のような問題の生ずる場合がある。
つまり、第8図に示すように、例えば左サイドギヤ(21
L)を左制動側ギヤ(26L)に咬合させての信地旋回直後
に、駐車操作を行う場合、左サイドギヤ(21L)を左制
動側ギヤ(26L)に咬合させたままで、右サイドギヤ(2
1R)を右制動側ギヤ(26R)に咬合させて主ブレーキ(4
2)を入り操作することになる。
L)を左制動側ギヤ(26L)に咬合させての信地旋回直後
に、駐車操作を行う場合、左サイドギヤ(21L)を左制
動側ギヤ(26L)に咬合させたままで、右サイドギヤ(2
1R)を右制動側ギヤ(26R)に咬合させて主ブレーキ(4
2)を入り操作することになる。
この場合、右制動側ギヤ(26R)はギヤ(29)、伝動軸
(27)、ギヤ(29)の伝動系を介して左制動側ギヤ(26
L)につながっており、この左制動側ギヤ(26L)も左サ
イドギヤ(21L)、入力ギヤ(23L)、車軸(22L)及び
左の走行装置を介して地面につながっている為に、右制
動側ギヤ(26R)は自由に回転できる状態ではなく、あ
る回転位相で固定された状態となっている。逆に、右サ
イドギヤ(21R)も入力ギヤ(23R)、車軸(22R)及び
右の走行装置を介して地面につながっている為に、自由
に回転できる状態ではなく、ある回転位相で固定された
状態となっている。
(27)、ギヤ(29)の伝動系を介して左制動側ギヤ(26
L)につながっており、この左制動側ギヤ(26L)も左サ
イドギヤ(21L)、入力ギヤ(23L)、車軸(22L)及び
左の走行装置を介して地面につながっている為に、右制
動側ギヤ(26R)は自由に回転できる状態ではなく、あ
る回転位相で固定された状態となっている。逆に、右サ
イドギヤ(21R)も入力ギヤ(23R)、車軸(22R)及び
右の走行装置を介して地面につながっている為に、自由
に回転できる状態ではなく、ある回転位相で固定された
状態となっている。
従って、以上の状態で右サイドギヤ(21R)をスライド
操作して右制動側ギヤ(26R)に咬合させる場合、右サ
イドギヤ(21R)と右制動側ギヤ(26R)の回転位相がう
まく合致していなければ、右サイドギヤ(21R)が右制
動側ギヤ(26R)に円滑に咬合せず、右サイドギヤ(21
R)を無理矢理に咬合させるような状態となる。これに
より、左右サイドギヤ(21L),(21R)と左右制動側ギ
ヤ(26L),(26R)のギヤ歯における接触面での面圧が
非常に高くなってしまう。
操作して右制動側ギヤ(26R)に咬合させる場合、右サ
イドギヤ(21R)と右制動側ギヤ(26R)の回転位相がう
まく合致していなければ、右サイドギヤ(21R)が右制
動側ギヤ(26R)に円滑に咬合せず、右サイドギヤ(21
R)を無理矢理に咬合させるような状態となる。これに
より、左右サイドギヤ(21L),(21R)と左右制動側ギ
ヤ(26L),(26R)のギヤ歯における接触面での面圧が
非常に高くなってしまう。
そして、前述の状態で主ブレーキ(42)を入り操作し再
び主ブレーキ(42)を切り操作して再発進する場合、バ
ネ(50)の付勢力により左右サイドギヤ(21L),(21
R)を伝動側ギヤ(19)咬合側に戻し操作しようとして
も、前記ギヤ歯における接触面での高い面圧の為に、こ
の接触面での摩擦力にバネ(50)が打ち勝つことができ
ず左右サイドギヤ(21L),(21R)が左右制動側ギヤ
(26L),(26R)から離れることができないような状態
となる。従って、この状態で前進しようとしても伝動側
ギヤ(19)が空転するだけで、前進できないような状態
となってしまう。
び主ブレーキ(42)を切り操作して再発進する場合、バ
ネ(50)の付勢力により左右サイドギヤ(21L),(21
R)を伝動側ギヤ(19)咬合側に戻し操作しようとして
も、前記ギヤ歯における接触面での高い面圧の為に、こ
の接触面での摩擦力にバネ(50)が打ち勝つことができ
ず左右サイドギヤ(21L),(21R)が左右制動側ギヤ
(26L),(26R)から離れることができないような状態
となる。従って、この状態で前進しようとしても伝動側
ギヤ(19)が空転するだけで、前進できないような状態
となってしまう。
ここで本発明は、前述のように再発進時に前進できない
と言うような状態を防止することを目的としている。
と言うような状態を防止することを目的としている。
本発明の特徴は前述のような作業車において、次のよう
に構成することにある。つまり、両サイドギヤの各々を
スライド操作する一対の操作部の一方に、レリーズワイ
ヤのインナーワイヤの一端を連結し、前記操作部のうち
の他方に前記レリーズワイヤのアウターワイヤの一端を
連結し、且つ、前記インナーワイヤの他端を主ブレーキ
の制動操作部に連結して、主ブレーキの入り操作に伴い
両サイドギヤが両制動側ギヤに咬合するまで両操作部が
互いに操作されるように、インナーワイヤを制動操作部
側に引き操作するように構成するとともに、両操作部が
互いに伝動側ギヤ咬合側に引き合うように付勢するバネ
を、一方のサイドギヤが制動側ギヤに咬合した状態で他
方のサイドギヤが伝動側ギヤから離れ始めた時点から付
勢力が働く融通を設けた状態で、両操作部に亘って架設
してあることにあり、その作用及び効果は次のとおりで
ある。
に構成することにある。つまり、両サイドギヤの各々を
スライド操作する一対の操作部の一方に、レリーズワイ
ヤのインナーワイヤの一端を連結し、前記操作部のうち
の他方に前記レリーズワイヤのアウターワイヤの一端を
連結し、且つ、前記インナーワイヤの他端を主ブレーキ
の制動操作部に連結して、主ブレーキの入り操作に伴い
両サイドギヤが両制動側ギヤに咬合するまで両操作部が
互いに操作されるように、インナーワイヤを制動操作部
側に引き操作するように構成するとともに、両操作部が
互いに伝動側ギヤ咬合側に引き合うように付勢するバネ
を、一方のサイドギヤが制動側ギヤに咬合した状態で他
方のサイドギヤが伝動側ギヤから離れ始めた時点から付
勢力が働く融通を設けた状態で、両操作部に亘って架設
してあることにあり、その作用及び効果は次のとおりで
ある。
第1図に示すように例えば左サイドギヤ(21L)が左制
動側ギヤ(26L)に咬合し、右サイドギヤ(21R)が伝動
側ギヤ(19)に咬合している状態で、主ブレーキを入り
側に操作して行くと、インナーワイヤ(45b)が紙面左
方に引かれて右の操作部(46R)を介し、右サイドギヤ
(21R)が伝動側ギヤ(19)から離れて右制動側ギヤ(2
6R)側に移動して行く。
動側ギヤ(26L)に咬合し、右サイドギヤ(21R)が伝動
側ギヤ(19)に咬合している状態で、主ブレーキを入り
側に操作して行くと、インナーワイヤ(45b)が紙面左
方に引かれて右の操作部(46R)を介し、右サイドギヤ
(21R)が伝動側ギヤ(19)から離れて右制動側ギヤ(2
6R)側に移動して行く。
この状態において、両操作部(46R),(46L)に亘って
架設されているバネ(49)の融通(A1),(A2)(第4
図参照)は既に消失しており、徐々にバネ(49)の付勢
力が強められて行く。これにより、左サイドギヤ(21
L)には伝動側ギヤ(19)側に付勢するバネ(50)(元
来設けられていたもの)と、両操作部(46R),(46L)
に架設されているバネ(49)の両方の付勢力が働くこと
になり、第2図に示すように、両バネ(49),(50)の
強い付勢力により左サイドギヤ(21L)が左制動側ギヤ
(26L)から離れる。
架設されているバネ(49)の融通(A1),(A2)(第4
図参照)は既に消失しており、徐々にバネ(49)の付勢
力が強められて行く。これにより、左サイドギヤ(21
L)には伝動側ギヤ(19)側に付勢するバネ(50)(元
来設けられていたもの)と、両操作部(46R),(46L)
に架設されているバネ(49)の両方の付勢力が働くこと
になり、第2図に示すように、両バネ(49),(50)の
強い付勢力により左サイドギヤ(21L)が左制動側ギヤ
(26L)から離れる。
その後、さらにインナーワイヤ(45b)が引き操作され
て行くと、第3図に示すように、右の操作部(46R)を
介して右サイドギヤ(21R)が右制動側ギヤ(26R)に咬
合するまでスライド操作されるのであり、アウターワイ
ヤ(45a)の紙面右方への移動により左の操作部(46L)
を介して左サイドギヤ(21L)が再び左制動側ギヤ(26
L)に咬合操作される。そして、この第3図の状態で主
ブレーキが入り状態となる。
て行くと、第3図に示すように、右の操作部(46R)を
介して右サイドギヤ(21R)が右制動側ギヤ(26R)に咬
合するまでスライド操作されるのであり、アウターワイ
ヤ(45a)の紙面右方への移動により左の操作部(46L)
を介して左サイドギヤ(21L)が再び左制動側ギヤ(26
L)に咬合操作される。そして、この第3図の状態で主
ブレーキが入り状態となる。
このように、機体が停止してから制動側ギヤに咬合して
いたサイドギヤを一度制動側ギヤから外してやると(第
2図の状態)、第8図における伝動軸(27)、左右のギ
ヤ(29),(29)及び左右制動側ギヤ(26L),(26R)
が小さな範囲ではあるが、自由に回転できる状態となる
(各ギヤ間のバックラッシュ分等)。
いたサイドギヤを一度制動側ギヤから外してやると(第
2図の状態)、第8図における伝動軸(27)、左右のギ
ヤ(29),(29)及び左右制動側ギヤ(26L),(26R)
が小さな範囲ではあるが、自由に回転できる状態となる
(各ギヤ間のバックラッシュ分等)。
従って、この状態から左右サイドギヤ(21L),(21R)
を左右制動側ギヤ(26L),(26R)に咬合させる場合
(第2図から第3図の状態)、両者の回転位相が合致し
ていなくてもこの回転位相が合致するように左右制動側
ギヤ(26L),(26R)が僅かに回転する。これにより、
咬合した際に両ギヤのギヤ歯の接触面に生ずる面圧は、
比較的小さいものとなる。従って、主ブレーキの切り操
作時に第8図に示すバネ(50)により左右サイドギヤ
(21L),(21R)が左右制動側ギヤ(26L),(26R)か
ら容易に離れて、伝動側ギヤ(19)に咬合するのであ
る。
を左右制動側ギヤ(26L),(26R)に咬合させる場合
(第2図から第3図の状態)、両者の回転位相が合致し
ていなくてもこの回転位相が合致するように左右制動側
ギヤ(26L),(26R)が僅かに回転する。これにより、
咬合した際に両ギヤのギヤ歯の接触面に生ずる面圧は、
比較的小さいものとなる。従って、主ブレーキの切り操
作時に第8図に示すバネ(50)により左右サイドギヤ
(21L),(21R)が左右制動側ギヤ(26L),(26R)か
ら容易に離れて、伝動側ギヤ(19)に咬合するのであ
る。
又、第4図に示すように左右サイドギヤ(21L),(21
R)が伝動側ギヤ(19)に咬合した通常の直進時におい
ては、両操作部(46R),(46L)に架設されているバネ
(49)には融通(A1),(A2)が生じている。従って、
この状態で信地旋回すべく左右サイドギヤ(21L),(2
1R)の一方を左右制動側ギヤ(26L),(26R)に咬合さ
せる場合(第1図参照)、両操作部(46R),(46L)に
架設されているバネ(49)の融通(A1),(A2)が消失
するだけで、このバネ(49)からの抵抗は作用しない。
R)が伝動側ギヤ(19)に咬合した通常の直進時におい
ては、両操作部(46R),(46L)に架設されているバネ
(49)には融通(A1),(A2)が生じている。従って、
この状態で信地旋回すべく左右サイドギヤ(21L),(2
1R)の一方を左右制動側ギヤ(26L),(26R)に咬合さ
せる場合(第1図参照)、両操作部(46R),(46L)に
架設されているバネ(49)の融通(A1),(A2)が消失
するだけで、このバネ(49)からの抵抗は作用しない。
以上のように、信地旋回直後に主ブレーキを入り操作し
ても、再発進時にサイドギヤが制動側ギヤから容易に離
れて伝動側ギヤに咬合するようになり、再発進時にサイ
ドギヤが制動側ギヤから離れることができずに前進でき
ないような状態が少なくなり、作業車の走行性能向上を
図ることができた。
ても、再発進時にサイドギヤが制動側ギヤから容易に離
れて伝動側ギヤに咬合するようになり、再発進時にサイ
ドギヤが制動側ギヤから離れることができずに前進でき
ないような状態が少なくなり、作業車の走行性能向上を
図ることができた。
そして、サイドギヤを伝動側ギヤ側に付勢するバネ(第
4図のバネ(50)に相当)を単に強めるだけでは、通常
の信地旋回時にサイドギヤを制動側ギヤ側にスライド操
作する場合に、バネに打ち勝つだけの大きな操作力が必
要となる。しかしながら、本発明では通常の信地旋回時
に両操作部に架設されているバネ(第4図のバネ(49)
に相当)は抵抗として働かないので、サイドギヤのスラ
イド操作は通常の操作力でよく操作が特に重いものとは
ならない。
4図のバネ(50)に相当)を単に強めるだけでは、通常
の信地旋回時にサイドギヤを制動側ギヤ側にスライド操
作する場合に、バネに打ち勝つだけの大きな操作力が必
要となる。しかしながら、本発明では通常の信地旋回時
に両操作部に架設されているバネ(第4図のバネ(49)
に相当)は抵抗として働かないので、サイドギヤのスラ
イド操作は通常の操作力でよく操作が特に重いものとは
ならない。
以下、本発明の実施例を図面に基づいて説明する。
第8図は作業車の1つであるコンバインの走行系のミッ
ションケース(8)内の構造を示しており、エンジン
(図外)からの動力がテンションクラッチを備えたベル
ト伝動機構(図示せず)を介して静油圧式無段変速装置
(1)の入力プーリー(2)に伝達されると共に、静油
圧式無段変速装置(1)の出力軸(3)からの動力は第
1伝動軸(4)からワンウェイクラッチ(5)及び出力
プーリー(7)を介して、第9図に示す刈取部(6)に
伝達されて行く。
ションケース(8)内の構造を示しており、エンジン
(図外)からの動力がテンションクラッチを備えたベル
ト伝動機構(図示せず)を介して静油圧式無段変速装置
(1)の入力プーリー(2)に伝達されると共に、静油
圧式無段変速装置(1)の出力軸(3)からの動力は第
1伝動軸(4)からワンウェイクラッチ(5)及び出力
プーリー(7)を介して、第9図に示す刈取部(6)に
伝達されて行く。
前記第1伝動軸(4)からの動力は第1ギヤ(9)及び
第2ギヤ(10)を介して第2伝動軸(11)に伝達され
る。そして、この第2伝動軸(11)には第1高速ギヤ
(12)が相対回転自在に外嵌されると共に、シフトギヤ
(14)がスプライン構造にてスライド自在に外嵌されて
いる。
第2ギヤ(10)を介して第2伝動軸(11)に伝達され
る。そして、この第2伝動軸(11)には第1高速ギヤ
(12)が相対回転自在に外嵌されると共に、シフトギヤ
(14)がスプライン構造にてスライド自在に外嵌されて
いる。
これに対して、第3伝動軸(15)に第2高速ギヤ(16)
及び低速ギヤ(17)が固定され、第1高速ギヤ(12)が
第2高速ギヤ(16)に咬み合っており、第2伝動軸(1
5)には中速ギヤ(18)が固定されている。
及び低速ギヤ(17)が固定され、第1高速ギヤ(12)が
第2高速ギヤ(16)に咬み合っており、第2伝動軸(1
5)には中速ギヤ(18)が固定されている。
以上の構造によりシフトギヤ(14)をスライド操作して
第1高速ギヤ(12)、中速ギヤ(18)、低速ギヤ(17)
に咬み合せることにより、動力を高中低の3段に変速で
きるのであり、この動力は中速ギヤ(18)に咬み合う伝
動側ギヤ(19)に伝達される。
第1高速ギヤ(12)、中速ギヤ(18)、低速ギヤ(17)
に咬み合せることにより、動力を高中低の3段に変速で
きるのであり、この動力は中速ギヤ(18)に咬み合う伝
動側ギヤ(19)に伝達される。
前記伝動側ギヤ(19)を支持する支持軸(20)には右サ
イドギヤ(21R)及び左サイドギヤ(21L)が相対回転自
在に外嵌されると共に、左右の車軸(22L),(22R)の
入力ギヤ(23R),(23L)が左右サイドギヤ(21L),
(21R)に常時咬み合っているのである。これにより、
右又は左サイドギヤ(21R),(21L)をスライド操作し
て伝動側ギヤ(19)に咬合・離間させて、第9図に示す
クローラ走行装置(24)の駆動スプロケット(24a)に
対し動力伝達の入切操作を行うのであり、伝動側ギヤ
(19)と左右サイドギヤ(21L),(21R)との間でサイ
ドクラッチ(25R),(25L)が構成されているのであ
る。そして、左右サイドギヤ(21L),(21R)を後述す
る左右制動側ギヤ(26L),(26R)から離し、伝動側ギ
ヤ(19)側に付勢するバネ(50)が各々設けられてい
る。
イドギヤ(21R)及び左サイドギヤ(21L)が相対回転自
在に外嵌されると共に、左右の車軸(22L),(22R)の
入力ギヤ(23R),(23L)が左右サイドギヤ(21L),
(21R)に常時咬み合っているのである。これにより、
右又は左サイドギヤ(21R),(21L)をスライド操作し
て伝動側ギヤ(19)に咬合・離間させて、第9図に示す
クローラ走行装置(24)の駆動スプロケット(24a)に
対し動力伝達の入切操作を行うのであり、伝動側ギヤ
(19)と左右サイドギヤ(21L),(21R)との間でサイ
ドクラッチ(25R),(25L)が構成されているのであ
る。そして、左右サイドギヤ(21L),(21R)を後述す
る左右制動側ギヤ(26L),(26R)から離し、伝動側ギ
ヤ(19)側に付勢するバネ(50)が各々設けられてい
る。
次に一方の車軸(22R)又は(22L)に制動を掛ける構造
について詳述すると、同図に示すように、支持軸(20)
に右制動側ギヤ(26R)及び左制動側ギヤ(26L)が相対
回転自在にベアリング支持されると共に、第4伝動軸
(27)に固定された1対の第3ギヤ(29)が右制動側ギ
ヤ(26R)及び左制動側ギヤ(26L)に咬み合っている。
そして、第4伝動軸(27)の一端に多板油圧操作式のサ
イドブレーキ(28)が設けられており、右サイドギヤ
(21R)又は左サイドギヤ(21L)を伝動側ギヤ(19)よ
り離間させ右制動側ギヤ(26R)又は左制動側ギヤ(26
L)に咬み合わせると共に、サイドブレーキ(28)を入
り操作することによって一方の車軸(22R)又は(22L)
に制動を掛けることができる。これにより、信地旋回が
行える。
について詳述すると、同図に示すように、支持軸(20)
に右制動側ギヤ(26R)及び左制動側ギヤ(26L)が相対
回転自在にベアリング支持されると共に、第4伝動軸
(27)に固定された1対の第3ギヤ(29)が右制動側ギ
ヤ(26R)及び左制動側ギヤ(26L)に咬み合っている。
そして、第4伝動軸(27)の一端に多板油圧操作式のサ
イドブレーキ(28)が設けられており、右サイドギヤ
(21R)又は左サイドギヤ(21L)を伝動側ギヤ(19)よ
り離間させ右制動側ギヤ(26R)又は左制動側ギヤ(26
L)に咬み合わせると共に、サイドブレーキ(28)を入
り操作することによって一方の車軸(22R)又は(22L)
に制動を掛けることができる。これにより、信地旋回が
行える。
次に一方の車軸(22R)又は(22L)を逆転させる構造に
ついて詳述すると、同図に示すように前記第3伝動軸
(15)の第2高速ギヤ(16)に咬み合う第4ギヤ(62)
が第4伝動軸(27)に相対回転自在に外嵌されると共
に、第4ギヤ(62)と第4伝動軸(27)との間に油圧ク
ラッチ(30)が設けられている。これにより、右サイド
ギヤ(21R)又は左サイドギヤ(21L)を前述のように右
制動側ギヤ(26R)又は左制動側ギヤ(26L)に咬み合わ
せた状態で、油圧クラッチ(30)を入り操作すると第2
高速ギヤ(16)からの動力が逆転状態で、且つ、1/2に
減速されて車軸(22R)又は(22L)に伝達されて行くの
である。これにより、超信地旋回が行える。
ついて詳述すると、同図に示すように前記第3伝動軸
(15)の第2高速ギヤ(16)に咬み合う第4ギヤ(62)
が第4伝動軸(27)に相対回転自在に外嵌されると共
に、第4ギヤ(62)と第4伝動軸(27)との間に油圧ク
ラッチ(30)が設けられている。これにより、右サイド
ギヤ(21R)又は左サイドギヤ(21L)を前述のように右
制動側ギヤ(26R)又は左制動側ギヤ(26L)に咬み合わ
せた状態で、油圧クラッチ(30)を入り操作すると第2
高速ギヤ(16)からの動力が逆転状態で、且つ、1/2に
減速されて車軸(22R)又は(22L)に伝達されて行くの
である。これにより、超信地旋回が行える。
次に、左右サイドギヤ(21L),(21R)のスライド操作
を行う油圧シリンダ(31R),(31L)、サイドブレーキ
(28)及び油圧クラッチ(30)への作動油供給構造につ
いて詳述する。第7図に示すようにポンプ(32)からの
作動油が第1切換弁(33)を介して左右サイドギヤ(21
L),(21R)に対する油圧シリンダ(31R),(31L)に
供給されると共に、油圧シリンダ(31R),(31L)の側
面からの油路(34)がサイドブレーキ(28)及び油圧ク
ラッチ(30)に対する第2切換弁(35)に接続され、さ
らに油路(34)にはサイドブレーキ(28)及び油圧クラ
ッチ(30)に対する可変リリーフ弁(36)が接続されて
いる。又、リリーフ弁(61)はこの油圧回路全体の圧力
を安全許容圧に保つものである。
を行う油圧シリンダ(31R),(31L)、サイドブレーキ
(28)及び油圧クラッチ(30)への作動油供給構造につ
いて詳述する。第7図に示すようにポンプ(32)からの
作動油が第1切換弁(33)を介して左右サイドギヤ(21
L),(21R)に対する油圧シリンダ(31R),(31L)に
供給されると共に、油圧シリンダ(31R),(31L)の側
面からの油路(34)がサイドブレーキ(28)及び油圧ク
ラッチ(30)に対する第2切換弁(35)に接続され、さ
らに油路(34)にはサイドブレーキ(28)及び油圧クラ
ッチ(30)に対する可変リリーフ弁(36)が接続されて
いる。又、リリーフ弁(61)はこの油圧回路全体の圧力
を安全許容圧に保つものである。
次に第1切換弁(33)、第2切換弁(35)、可変リリー
フ弁(36)の操作について詳述する。第7図に示すよう
に、前後左右に操作自在な操作レバー(39)と第1切換
弁(33)、第2切換弁(35)及び可変リリーフ弁(36)
が機械的に連係されており、例えば操作レバー(39)を
中立位置(N)から右第1旋回位置(R1)又は第1旋回
位置(L1)に操作すると、第1切換弁(33)のみが操作
されて油圧シリンダ(31R)又は(31L)により、右又は
左の操作部(46R),(46L)を介して、伝動側ギヤ(1
9)に咬合していた右又は左サイドギヤ(21R),(21
L)が伝動側ギヤ(19)から離し操作されて右又は左制
動側ギヤ(26R),(26L)に咬合する。
フ弁(36)の操作について詳述する。第7図に示すよう
に、前後左右に操作自在な操作レバー(39)と第1切換
弁(33)、第2切換弁(35)及び可変リリーフ弁(36)
が機械的に連係されており、例えば操作レバー(39)を
中立位置(N)から右第1旋回位置(R1)又は第1旋回
位置(L1)に操作すると、第1切換弁(33)のみが操作
されて油圧シリンダ(31R)又は(31L)により、右又は
左の操作部(46R),(46L)を介して、伝動側ギヤ(1
9)に咬合していた右又は左サイドギヤ(21R),(21
L)が伝動側ギヤ(19)から離し操作されて右又は左制
動側ギヤ(26R),(26L)に咬合する。
この場合、可変リリーフ弁(36)は全開状態に在り、サ
イドブレーキ(28)及び油圧クラッチ(30)の両者共に
切り状態となっている為、右又は左の車軸(22R),(2
2L)への伝動が断たれた状態(サイドクラッチ(25R)
又は(25L)の切り状態)となり、機体は右又は左に緩
旋回して行く。又、油路(34)に設けられているシーケ
ンス弁(47)は、右又は左サイドギヤ(21R),(21L)
が右又は左制動側ギヤ(26R),(26L)に完全に咬合す
るのに必要な圧力を、油圧シリンダ(31R),(31L)に
確保する為のものである。
イドブレーキ(28)及び油圧クラッチ(30)の両者共に
切り状態となっている為、右又は左の車軸(22R),(2
2L)への伝動が断たれた状態(サイドクラッチ(25R)
又は(25L)の切り状態)となり、機体は右又は左に緩
旋回して行く。又、油路(34)に設けられているシーケ
ンス弁(47)は、右又は左サイドギヤ(21R),(21L)
が右又は左制動側ギヤ(26R),(26L)に完全に咬合す
るのに必要な圧力を、油圧シリンダ(31R),(31L)に
確保する為のものである。
次に、左右サイドギヤ(21L),(21R)用の操作部(46
R),(46L)について詳述する。第5図及び第6図に示
すように、ミッションケース(8)の前面に一対の支軸
(38R),(38L)が回動自在に支持されており、その内
側端に固定された二股状のアーム(40R),(40L)が各
々右及び左サイドギヤ(21R),(21L)に係合してい
る。そして、支軸(38R),(38L)の外側端にはL字状
の操作アーム(41R),(41L)が固定されており、この
操作アーム(41R),(41L)の下端側を油圧シリンダ
(31R),(31L)が押し下げることにより、右又は下サ
イドギヤ(21R),(21L)が右又は左制動側ギヤ(26
R),(26L)側にスライド操作されるように構成してい
る。
R),(46L)について詳述する。第5図及び第6図に示
すように、ミッションケース(8)の前面に一対の支軸
(38R),(38L)が回動自在に支持されており、その内
側端に固定された二股状のアーム(40R),(40L)が各
々右及び左サイドギヤ(21R),(21L)に係合してい
る。そして、支軸(38R),(38L)の外側端にはL字状
の操作アーム(41R),(41L)が固定されており、この
操作アーム(41R),(41L)の下端側を油圧シリンダ
(31R),(31L)が押し下げることにより、右又は下サ
イドギヤ(21R),(21L)が右又は左制動側ギヤ(26
R),(26L)側にスライド操作されるように構成してい
る。
次に操作レバー(39)を右又は左第1旋回位置(R1),
(L1)から右又は左第2旋回位置(R2),(L2)に操作
して行くと、右又は左サイドギヤ(21R),(21L)が右
又は左制動側ギヤ(26R),(26L)に咬合し、且つ、第
2切換弁(35)がサイドブレーキ(28)への作動油供給
側に操作された状態で、可変リリーフ弁(36)が全開状
態から徐々に閉側に操作されて行く。これにより、サイ
ドブレーキ(28)が作用し始めて右又は左の車軸(22
R),(22L)に徐々に制動が掛かって行き、機体は右又
は左に信地旋回して行く。そして、操作レバー(39)の
右又は左第2旋回位置(R2),(L2)においてサイドブ
レーキ(28)の制動力は最大となる。
(L1)から右又は左第2旋回位置(R2),(L2)に操作
して行くと、右又は左サイドギヤ(21R),(21L)が右
又は左制動側ギヤ(26R),(26L)に咬合し、且つ、第
2切換弁(35)がサイドブレーキ(28)への作動油供給
側に操作された状態で、可変リリーフ弁(36)が全開状
態から徐々に閉側に操作されて行く。これにより、サイ
ドブレーキ(28)が作用し始めて右又は左の車軸(22
R),(22L)に徐々に制動が掛かって行き、機体は右又
は左に信地旋回して行く。そして、操作レバー(39)の
右又は左第2旋回位置(R2),(L2)においてサイドブ
レーキ(28)の制動力は最大となる。
次に、操作レバー(39)を右又は左第3旋回位置
(R3),(L3)に操作すると前述のような状態で、第2
切換弁(35)が油圧クラッチ(30)への作動油供給側に
切換操作される。これにより、サイドブレーキ(28)が
切り状態になると共に、油圧クラッチ(30)が入り状態
となり右又は左の車軸(22R),(22L)が逆転駆動され
て、機体は右又は左に超信地旋回して行く。
(R3),(L3)に操作すると前述のような状態で、第2
切換弁(35)が油圧クラッチ(30)への作動油供給側に
切換操作される。これにより、サイドブレーキ(28)が
切り状態になると共に、油圧クラッチ(30)が入り状態
となり右又は左の車軸(22R),(22L)が逆転駆動され
て、機体は右又は左に超信地旋回して行く。
又、刈取部(6)昇降用の油圧シリンダ(60)に対する
第3切換弁(37)と、操作レバー(39)とが機械的に連
係されている。これにより、操作レバー(39)を上昇位
置又は下降位置(紙面上方又は紙面裏面方向)に操作す
ることによって、刈取部(6)の昇降操作が行える。
第3切換弁(37)と、操作レバー(39)とが機械的に連
係されている。これにより、操作レバー(39)を上昇位
置又は下降位置(紙面上方又は紙面裏面方向)に操作す
ることによって、刈取部(6)の昇降操作が行える。
次に、主ブレーキ(42)の操作構造について詳述する。
第8図に示すように、第4伝動軸(27)の他端に主ブレ
ーキ(42)が設けられており、第4図に示すように、こ
の主ブレーキ(42)とブレーキペダル(43)(制動操作
部に相当)が連係リンク(44)を介して連係されてい
る。そして、左右サイドギヤ(21L),(21R)用の操作
部(46R),(46L)においては、左側の操作アーム(41
L)の上端にレリーズワイヤ(45)のアウターワイヤ(4
5a)の一端が連結されると共に、このレリーズワイヤ
(45)のインナーワイヤ(45b)の一端にブラケット(4
8)が取り付けられ、このブラケット(48)の長孔(48
a)に右側の操作アーム(41R)のピン(41Ra)が係入さ
れている。
第8図に示すように、第4伝動軸(27)の他端に主ブレ
ーキ(42)が設けられており、第4図に示すように、こ
の主ブレーキ(42)とブレーキペダル(43)(制動操作
部に相当)が連係リンク(44)を介して連係されてい
る。そして、左右サイドギヤ(21L),(21R)用の操作
部(46R),(46L)においては、左側の操作アーム(41
L)の上端にレリーズワイヤ(45)のアウターワイヤ(4
5a)の一端が連結されると共に、このレリーズワイヤ
(45)のインナーワイヤ(45b)の一端にブラケット(4
8)が取り付けられ、このブラケット(48)の長孔(48
a)に右側の操作アーム(41R)のピン(41Ra)が係入さ
れている。
そして、レリーズワイヤ(45)のインナーワイヤ(45
b)の他端がブレーキペダル(43)に連結されている。
又、第4図に示すように、両操作アーム(41R),(41
L)に固定されたピン(51R),(51L)に亘って、左右
サイドギヤ(21L),(21R)を第3ギヤ(19)咬合側に
付勢するバネ(49)が架設されている。この場合、第4
図及び第6図に示すように左右サイドギヤ(21L),(2
1R)が伝動側ギヤ(19)に咬合している直進状態におい
て、バネ(49)と両ピン(51R),(51L)の間に融通
(A1),(A2)が生ずるように構成している。又、第5
図及び第4図に示すようにピン(51R),(51L)の頭部
(51Ra),(51La)が一部切欠かれた小判型をしてお
り、バネ(49)を折り曲げて頭部(51Ra),(51La)に
沿わせることにより、バネ(49)をピン(51R),(51
L)に対して容易に着脱できるようにしている。
b)の他端がブレーキペダル(43)に連結されている。
又、第4図に示すように、両操作アーム(41R),(41
L)に固定されたピン(51R),(51L)に亘って、左右
サイドギヤ(21L),(21R)を第3ギヤ(19)咬合側に
付勢するバネ(49)が架設されている。この場合、第4
図及び第6図に示すように左右サイドギヤ(21L),(2
1R)が伝動側ギヤ(19)に咬合している直進状態におい
て、バネ(49)と両ピン(51R),(51L)の間に融通
(A1),(A2)が生ずるように構成している。又、第5
図及び第4図に示すようにピン(51R),(51L)の頭部
(51Ra),(51La)が一部切欠かれた小判型をしてお
り、バネ(49)を折り曲げて頭部(51Ra),(51La)に
沿わせることにより、バネ(49)をピン(51R),(51
L)に対して容易に着脱できるようにしている。
以上の構造により、第4図に示す直進状態から例えば左
に旋回すべく油圧シリンダ(31L)、操作部(46L)によ
り左サイドギヤ(21L)を左制動側ギヤ(26L)に咬合さ
せても、第1図に示すようにバネ(49)の融通(A1),
(A2)が消失するだけで、左サイドギヤ(21L)のスラ
イド操作に対してバネ(49)からの抵抗は働かない。こ
れは、右サイドギヤ(21R)のスライド操作時において
も同様である。又、前述のような左右サイドギヤ(21
L),(21R)のスライド操作時にレリーズワイヤ(45)
においては、長孔(48a)の融通作用が消失するだけ
で、ブレーキペダル(43)は操作されない。
に旋回すべく油圧シリンダ(31L)、操作部(46L)によ
り左サイドギヤ(21L)を左制動側ギヤ(26L)に咬合さ
せても、第1図に示すようにバネ(49)の融通(A1),
(A2)が消失するだけで、左サイドギヤ(21L)のスラ
イド操作に対してバネ(49)からの抵抗は働かない。こ
れは、右サイドギヤ(21R)のスライド操作時において
も同様である。又、前述のような左右サイドギヤ(21
L),(21R)のスライド操作時にレリーズワイヤ(45)
においては、長孔(48a)の融通作用が消失するだけ
で、ブレーキペダル(43)は操作されない。
次に、旋回終了時にブレーキペダル(43)を踏み操作し
た場合について詳述する。例えば第1図に示すように、
左サイドギヤ(21L)を左制動側ギヤ(26L)に咬合さ
せ、右サイドギヤ(21R)を伝動側ギヤ(19)に咬合さ
せた左旋回(信地旋回又は超信地旋回)の終了時に、静
油圧式無段変速装置(1)の停止操作を行って一時停止
したとする。この場合には停止中及び再発進時の安全確
保の為に、操作レバー(39)を中立位置(N)に戻すと
共に、ブレーキペダル(43)を踏み操作しブレーキペダ
ル(43)をフック部材(52)で固定しておく。
た場合について詳述する。例えば第1図に示すように、
左サイドギヤ(21L)を左制動側ギヤ(26L)に咬合さ
せ、右サイドギヤ(21R)を伝動側ギヤ(19)に咬合さ
せた左旋回(信地旋回又は超信地旋回)の終了時に、静
油圧式無段変速装置(1)の停止操作を行って一時停止
したとする。この場合には停止中及び再発進時の安全確
保の為に、操作レバー(39)を中立位置(N)に戻すと
共に、ブレーキペダル(43)を踏み操作しブレーキペダ
ル(43)をフック部材(52)で固定しておく。
このように操作レバー(39)を中立位置(N)に戻す
と、サイドブレーキ(28)及び油圧クラッチ(30)への
作動油供給が絶たれて両者が切り状態になると共に、両
油圧シリンダ(31R),(31L)が上方に収縮して、第4
伝動軸(27)が小さな範囲内ではあるが、自由に回転で
きる状態になる。そして、ブレーキペダル(43)を踏み
操作して行くと〔作 用〕の項目で述べたように、レリ
ーズワイヤ(45)の作用により左サイドギヤ(21L)が
左制動側ギヤ(26L)から一度離れて(第2図参照)、
再び左右サイドギヤ(21L),(21R)が左右制動側ギヤ
(26L),(26R)に咬合し(第3図参照)、主ブレーキ
(42)が入り状態となる。
と、サイドブレーキ(28)及び油圧クラッチ(30)への
作動油供給が絶たれて両者が切り状態になると共に、両
油圧シリンダ(31R),(31L)が上方に収縮して、第4
伝動軸(27)が小さな範囲内ではあるが、自由に回転で
きる状態になる。そして、ブレーキペダル(43)を踏み
操作して行くと〔作 用〕の項目で述べたように、レリ
ーズワイヤ(45)の作用により左サイドギヤ(21L)が
左制動側ギヤ(26L)から一度離れて(第2図参照)、
再び左右サイドギヤ(21L),(21R)が左右制動側ギヤ
(26L),(26R)に咬合し(第3図参照)、主ブレーキ
(42)が入り状態となる。
その後、再発進すべくブレーキペダル(43)を戻し操作
すると、操作アーム(41R),(41L)に亘って架設され
ているバネ(49)の付勢力、及び左右サイドギヤ(21
L),(21R)に備えられているバネ(50)の付勢力によ
り、左右サイドギヤ(21L),(21R)が左右制動側ギヤ
(26L),(26R)から離れると共に、前記バネ(50)の
付勢力により左右サイドギヤ(21L),(21R)が伝動側
ギヤ(19)に咬合するのである。
すると、操作アーム(41R),(41L)に亘って架設され
ているバネ(49)の付勢力、及び左右サイドギヤ(21
L),(21R)に備えられているバネ(50)の付勢力によ
り、左右サイドギヤ(21L),(21R)が左右制動側ギヤ
(26L),(26R)から離れると共に、前記バネ(50)の
付勢力により左右サイドギヤ(21L),(21R)が伝動側
ギヤ(19)に咬合するのである。
本発明はクローラ走行装置を備えたものばかりでなく、
8輪車や6輪車等の装輪式の作業車にも適用できる。
8輪車や6輪車等の装輪式の作業車にも適用できる。
尚、特許請求の範囲の項に図面との対照を便利にする為
に符号を記すが、該記入により本発明は添付図面の構造
に限定されるものではない。
に符号を記すが、該記入により本発明は添付図面の構造
に限定されるものではない。
図面は本発明に係る作業車の実施例を示し、第1図は左
サイドギヤを左制動側ギヤに咬合させた左旋回状態を示
す左右サイドギヤ及び操作部付近の正面図、第2図は第
1図に示す状態からブレーキペダルを踏み始めた状態を
示す正面図、第3図は第2図に示す状態からさらにブレ
ーキペダルを踏み操作した状態を示す正面図、第4図は
左右サイドギヤが伝動側ギヤに咬合した直進状態での左
右サイドギヤ及び操作部付近の正面図、第5図は左右サ
イドギヤ用の操作部の斜視図、第6図は操作部及び油圧
シリンダの正面図、第7図は各制御弁の油圧回路図、第
8図はミッションケースの縦断正面図、第9図はコンバ
インの前部の側面図である。 (19)……伝動側ギヤ、(21R),(21L)……サイドギ
ヤ、(24)……走行装置、(26R),(26L)……制動側
ギヤ、(28)……サイドブレーキ、(42)……主ブレー
キ、(43)……制動操作部、(45)……レリーズワイ
ヤ、(45a)……レリーズワイヤのアウターワイヤ、(4
5b)……レリーズワイヤのインナーワイヤ、(46),
(46L)……操作部、(49),(50)……バネ、
(A1),(A2)……融通。
サイドギヤを左制動側ギヤに咬合させた左旋回状態を示
す左右サイドギヤ及び操作部付近の正面図、第2図は第
1図に示す状態からブレーキペダルを踏み始めた状態を
示す正面図、第3図は第2図に示す状態からさらにブレ
ーキペダルを踏み操作した状態を示す正面図、第4図は
左右サイドギヤが伝動側ギヤに咬合した直進状態での左
右サイドギヤ及び操作部付近の正面図、第5図は左右サ
イドギヤ用の操作部の斜視図、第6図は操作部及び油圧
シリンダの正面図、第7図は各制御弁の油圧回路図、第
8図はミッションケースの縦断正面図、第9図はコンバ
インの前部の側面図である。 (19)……伝動側ギヤ、(21R),(21L)……サイドギ
ヤ、(24)……走行装置、(26R),(26L)……制動側
ギヤ、(28)……サイドブレーキ、(42)……主ブレー
キ、(43)……制動操作部、(45)……レリーズワイ
ヤ、(45a)……レリーズワイヤのアウターワイヤ、(4
5b)……レリーズワイヤのインナーワイヤ、(46),
(46L)……操作部、(49),(50)……バネ、
(A1),(A2)……融通。
Claims (1)
- 【請求項1】左右一対の走行装置(24),(24)に動力
を伝達する一対のサイドギヤ(21R),(21L)の各々
を、伝動側ギヤ(19)との咬合位置とサイドブレーキ
(28)を備えた左右一対の制動側ギヤ(26R),(26L)
との咬合位置とに亘りスライド自在に支持し、且つ、前
記両サイドギヤ(21R),(21L)を伝動側ギヤ(19)と
の咬合側に付勢するバネ(50)、及び両制動側ギヤ(26
R),(26L)を連動連結する伝動系に制動を掛ける主ブ
レーキ(42)を備えた作業車であって、前記両サイドギ
ヤ(21R),(21L)の各々をスライド操作する一対の操
作部(46R),(46L)の一方に、レリーズワイヤ(45)
のインナーワイヤ(45b)の一端を連結し、前記操作部
(46R),(46L)のうちの他方に前記リレーズワイヤ
(45)のアウターワイヤ(45a)の一端を連結し、且
つ、前記インナーワイヤ(45b)の他端を前記主ブレー
キ(42)の制動操作部(43)に連結して、主ブレーキ
(42)の入り操作に伴い両サイドギヤ(21R),(21L)
が両制動側ギヤ(26R),(26L)に咬合するまで両操作
部(46R),(46L)が互いに操作されるように、インナ
ーワイヤ(45b)を制動操作部(43)側に引き操作する
ように構成するとともに、両操作部(46R),(46L)が
互いに伝動側ギヤ(19)咬合側に引き合うように付勢す
るバネ(49)を、一方のサイドギヤ(21R),(21L)が
制動側ギヤ(26R),(26L)に咬合した状態で他方のサ
イドギヤ(21R),(21L)が伝動側ギヤ(19)から離れ
始めた時点から付勢力が働く融通(A1),(A2)を設け
た状態で、両操作部(46R),(46L)に亘って架設して
ある作業車。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP27295889A JPH0790790B2 (ja) | 1989-10-19 | 1989-10-19 | 作業車 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP27295889A JPH0790790B2 (ja) | 1989-10-19 | 1989-10-19 | 作業車 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH03135877A JPH03135877A (ja) | 1991-06-10 |
| JPH0790790B2 true JPH0790790B2 (ja) | 1995-10-04 |
Family
ID=17521159
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP27295889A Expired - Lifetime JPH0790790B2 (ja) | 1989-10-19 | 1989-10-19 | 作業車 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0790790B2 (ja) |
-
1989
- 1989-10-19 JP JP27295889A patent/JPH0790790B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH03135877A (ja) | 1991-06-10 |
Similar Documents
| Publication | Publication Date | Title |
|---|---|---|
| JPH0582637U (ja) | 作業車両のトランスミッション | |
| JPH078364Y2 (ja) | 作業車の操向構造 | |
| JPH0790790B2 (ja) | 作業車 | |
| JPH0739724Y2 (ja) | 作業車の走行伝動構造 | |
| JPH0790792B2 (ja) | 作業車 | |
| JPH0790793B2 (ja) | 作業車の走行伝動装置 | |
| JPH0813656B2 (ja) | 作業車 | |
| JP2535940Y2 (ja) | 作業車 | |
| JP2635807B2 (ja) | 作業車の操向操作構造 | |
| KR960003519B1 (ko) | 작업차의 조향조작구조 | |
| JP2002193136A (ja) | 走行装置 | |
| JP2635808B2 (ja) | 作業車の操向操作構造 | |
| JP2583906Y2 (ja) | 作業車両の走行伝動装置 | |
| JPS6316311B2 (ja) | ||
| JP2641608B2 (ja) | 作業車の操向操作構造 | |
| JP2694057B2 (ja) | 作業車の走行伝動構造 | |
| JPH0774009B2 (ja) | 作業車 | |
| JP2896050B2 (ja) | 作業車の走行伝動構造 | |
| JPS621473Y2 (ja) | ||
| JP3368597B2 (ja) | 移動農機の走行伝動装置 | |
| JP2583905Y2 (ja) | 作業車両の走行伝動装置 | |
| JP2559625Y2 (ja) | 作業車 | |
| JPH0711007Y2 (ja) | 作業車の油圧回路構造 | |
| JP3537390B2 (ja) | 作業機の伝動装置 | |
| JPH0530511Y2 (ja) |