JPH079194A - 連続プレス装置 - Google Patents

連続プレス装置

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JPH079194A
JPH079194A JP5177320A JP17732093A JPH079194A JP H079194 A JPH079194 A JP H079194A JP 5177320 A JP5177320 A JP 5177320A JP 17732093 A JP17732093 A JP 17732093A JP H079194 A JPH079194 A JP H079194A
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press
continuous
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low friction
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Masaki Matsumoto
正毅 松本
Minoru Hatakeyama
実 畠山
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Kitagawa Seiki Co Ltd
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    • B30B5/065Presses characterised by the use of pressing means other than those mentioned in the preceding groups wherein the pressing means is in the form of an endless band co-operating with another endless band using anti-friction means for the pressing band
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B30PRESSES
    • B30BPRESSES IN GENERAL
    • B30B15/00Details of, or accessories for, presses; Auxiliary measures in connection with pressing
    • B30B15/0088Lubricating means

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  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Press Drives And Press Lines (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】プレス時に、プレス定盤と搬送ベルトとの間に
発生する摩擦を減ずることにより、低出力の駆動装置に
より薄く形成された搬送ベルトを駆動することのできる
連続プレス装置。 【構成】上下一対のプレス定盤12a、12b及び14
a、14bに、夫々無端の搬送ベルト18がプレス定盤
12a、12b及び14a、14bの対向する定盤面に
沿う周回軌道で周回駆動可能に設けられ、更に、これら
プレス定盤12a、12b及び14a、14bと搬送ベ
ルト(ステンレスベルト22)との間にそれぞれ低摩擦
摺動材24を配置し、この表面に設けられた潤滑剤通路
溝28に外部に設けられた潤滑剤供給装置により潤滑剤
を供給する構成とされている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、上下一対のプレス定
盤を備えると共に、無端の搬送ベルトがプレス定盤の対
向する定盤面に沿う周回軌道で周回駆動可能に設けら
れ、被成形材を、プレス定盤によって搬送ベルトを介し
て加圧しつつ搬送ベルトの周回駆動によって移動駆動す
る連続プレス装置に関する。
【0002】
【従来の技術】この種の連続プレス装置として、例えば
図1に示す如く構成されたものがある。上下一対の冷却
プレス定盤枠104a、104bの図中矢印で示す被成
形材搬送方向前方側(図中右側)に駆動モータAによっ
て回転駆動される上下一対の駆動プーリ108が、また
上下一対の加熱プレス定盤枠102a、102bの被成
形材搬送方向後方側(図中左側)に回転自在な上下一対
の従動プーリ110が、夫々設けられている。上側のプ
ーリ108と110との間には無端の搬送ベルト112
が掛け渡されており、上側の加熱プレス定盤枠102a
と上側の冷却プレス定盤枠104aとが無端の搬送ベル
ト112の周回軌道内側からこの搬送ベルト112に接
することにより、加熱加圧室102a’と冷却加圧室1
04a’とが夫々形成されている。また、上側と同様
に、下側のプーリ108と110との間には無端の搬送
ベルト112が掛け渡されており、下側の加熱プレス定
盤枠102bと下側の冷却プレス定盤枠104bとが無
端の搬送ベルト112の周回軌道内側からこの搬送ベル
ト112に接することにより、加熱加圧室102b’と
冷却加圧室104b’とが夫々形成されている。この上
下一対の加熱プレス定盤枠102a、102bは上下の
搬送ベルト112を挟んで対向する様に配置されてお
り、また、上下一対の冷却プレス定盤枠104a、10
4bも搬送ベルト112を挟んで対向する様に配置され
ており、従って、上下一対に形成される加熱加圧室10
2a’、102b’及び冷却加圧室104a’、104
b’も互いに対向している。この上下一対の加熱加圧室
102a’、102b’には所定温度に加熱された熱流
体が、また、上下一対の冷却加圧室104a’、104
b’には所定温度冷却された冷却流体が夫々図示しない
流体供給装置により通路106…を介し供給される。上
下一対の加圧室102a’、102b’及び104
a’、104b’に供給される加圧流体が各々の加圧室
を形成する搬送ベルト112を付勢する事により上下の
搬送ベルト112が互いに接近する方向に移動し被成形
材Mを加圧すると共に、この搬送ベルト112が駆動モ
ータAによる駆動プーリ108の回転によって夫々周回
駆動され、被成形材Mを加熱加圧成形及び冷却加圧成形
しつつ搬送して連続的な成形を行なうようになっている
ものである。搬送ベルト112は、所謂平ベルト状であ
って、被成形材Mと接触する側の面を平滑として、ステ
ンレススチール等の金属によって形成されている。
【0003】また、この種の別の連続プレス装置とし
て、例えば図2に示す如く構成されたものがある。この
連続プレス装置は、上述した流体加圧方式によるもので
なく、加圧盤加圧方式によるものである。即ち、上下一
対の加熱加圧盤202a、202b及び冷却加圧盤20
4a、204bの両方又は何れか一方(図示構成のもの
は上側の加熱加圧盤202a及び204b)が、油圧シ
リンダ206…によって相互に接近する方向に付勢可能
に構成されている。この上下一対の冷却加圧盤204
a、204bの図中矢印で示す被成形材搬送方向前方側
(図中右側)に駆動モータAによって回転駆動される上
下一対の駆動プーリ108が、また、上下一対の加熱加
圧盤202a、202bの後方側に回転自在な上下一対
の従動プーリ110が夫々設けられている。上側のプー
リ108と110との間に掛け渡された無端の搬送ベル
ト112の周回軌道が上側の加圧盤の加圧面202
a’,204a’に沿うように構成されており、また、
下側のプーリ108と110との間に掛け渡された無端
の搬送ベルト112の周回軌道が下側の加圧盤の加圧面
202b’,204b’に沿うように構成されている。
そして、上下一対の加熱加圧盤202a、202b及び
冷却加圧盤204a、204bによって搬送ベルト11
2を介して被成形材Mを挟んで加圧すると共に、被成形
材Mと上下一対の加熱加圧盤202a、202b及び冷
却加圧盤204a、204bの加圧面202a’、20
2b’及び204a’、204b’の間に介装される搬
送ベルト112が駆動モータAによる駆動プーリ108
の回転によって周回駆動され、被成形材Mを加熱加圧成
形及び冷却加圧成形しつつ搬送して連続的な成形を行な
うようになっているものである。
【0004】
【従来技術の課題】然し乍ら、前述した流体加圧方式に
よる連続プレス装置の構成では、加熱加圧室と冷却加圧
室とに送られる流体のシールが困難であり、この流体を
高圧でこの加熱加圧室と冷却加圧室に送ると、流体がシ
ール部から漏れ、非常に危険である。このため、加熱プ
レス定盤枠及び冷却プレス定盤枠を搬送ベルトに強く圧
接しなければならず、プレス定盤枠端面と対応する搬送
ベルト表面との間に摩擦力が発生する事になる。また、
前述した加圧盤加圧方式による連続プレス装置の構成で
は、被成形材は、ステンレス等の金属で形成される搬送
ベルトを介して上下一対のプレス定盤によりプレスさ
れ、上下のプレス定盤と搬送ベルトとが直接接するた
め、モータ等の駆動手段によりこの搬送ベルトを従動さ
せ被成形材を搬送すると、上下のプレス定盤と搬送ベル
トとの間に夫々摩擦が発生する。これらの摩擦力に抗し
て搬送ベルトを従動させるには、この搬送ベルトを従動
させるモータ等の駆動手段の出力を大きくしなければな
らないが、エネルギーの変換効率が悪くなり不経済であ
る。また、この様に、モータ等の駆動手段の出力を大き
くするに伴い、その出力を薄く形成された搬送ベルトが
受け止め切れなくなり、搬送ベルトが損傷又は破損し、
搬送が中断される事があるので、搬送ベルトを厚く形成
する必要があるが、搬送ベルトの円滑な従動のためには
薄い方が好ましく、また、その厚みを増すことにより熱
の伝導特性が悪くなってエネルギーロスが大きくなり、
プレスに悪影響を及ぼすこともある。
【0005】この発明は、この様な事情に鑑みてなされ
たもので、この発明の目的は、搬送ベルトを介して被成
形材をプレス成形しつつこの被成形材を搬送する際、搬
送ベルトとプレス定盤との間に発生する摩擦を抑えるこ
とにより、熱伝導特性をよくするため薄く形成された搬
送ベルトを出力の小さなモータ等の駆動手段で損傷また
は破損することなく被成形材をプレス成形しつつ搬送す
ることのできる連続プレス装置を提供することである。
【0006】
【課題を解決する為の手段】上述した課題を解決し、目
的を達成する為、この発明に係る連続プレス装置は、請
求項1の記載によれば、従動可能に、所定の間隔を保っ
て互いに対向して配置される一対の無端ベルトと、これ
ら一対の無端ベルトを夫々周回駆動させるための駆動手
段と、前記2本の無端ベルトの夫々の周回軌道内側に設
けられる一対のプレス定盤と、前記2本の無端ベルト
と、夫々に対応する前記プレス定盤との間に夫々設けら
れる低摩擦摺動材と、前記低摩擦摺動材の表面に潤滑剤
を供給するための潤滑剤供給手段とを備えたことを特徴
としている。
【0007】また、この発明に係る連続プレス装置にお
いて、前記低摩擦摺動材の表面には前記潤滑剤供給手段
から供給された潤滑剤を保持する潤滑剤通路溝が形成さ
れることを特徴としている。また、この発明に係る連続
プレス装置において、前記潤滑剤通路溝は、前記無端ベ
ルトの駆動方向に沿った溝と、この駆動方向に直行する
溝とが階段状に連結され形成されることを特徴としてい
る。また、この発明に係る連続プレス装置において、前
記潤滑剤通路溝は、前記無端ベルトの駆動方向に所定の
角度を有する溝がジグザグ状に連結されて形成されるこ
とを特徴としている。
【0008】また、この発明に係る連続プレス装置にお
いて、前記潤滑剤通路溝の中央部の配設領域は、前記無
端ベルトの駆動方向の上流側及び下流側より狭く設定さ
れていることを特徴としている。また、この発明に係る
連続プレス装置において、前記潤滑剤通路溝の配設領域
は、前記無端ベルトの駆動方向の上流側にのみ設けられ
ることを特徴としている。また、この発明に係る連続プ
レス装置において、前記プレス定盤は、加熱プレス定盤
と冷却プレス定盤とを備えていることを特徴としてい
る。
【0009】また、この発明に係る連続プレス装置にお
いて、前記低摩擦摺動材は、前記加熱プレス定盤と前記
冷却プレス定盤との、夫々に対応する無端ベルト側の面
に配置されることを特徴としている。
【0010】また、この発明に係る連続プレス装置にお
いて、前記低摩擦摺動材は、ポリテトラフルオロエチレ
ン樹脂とブロンズ等の金属が複合された複合シートであ
ることを特徴としている。
【0011】また、この発明に係る連続プレス装置にお
いて、前記低摩擦摺動材は、前記一対のプレス定盤に接
着剤で固着されていることを特徴としている。
【0012】
【発明の実施例】以下に、この発明に係る連続プレス装
置の一実施例の構成を図3、図4及び図5を参照して説
明する。
【0013】図3に示した加圧盤加圧方式である連続プ
レス装置10は、一対の加熱プレス定盤12a、12b
及び冷却プレス定盤14a、14bが上下に対向配置さ
れ、上側の上プレス定盤12a及び14aが複数の油圧
シリンダ16…によって上下方向に移動可能となってい
る。この上下一対の加熱プレス定盤12a、12bは、
図示しない加熱装置により所定温度に加熱されることに
より、被成形材Mを加熱して加圧成形するためのもので
あり、上下一対の冷却プレス定盤14a、14bは、図
示しない冷却装置により所定温度に冷却されることによ
り、上下一対の加熱プレス定盤12a、12bにより加
熱加圧成形された被成形材Mを冷却して加圧成形するた
めのものである。上下一対の冷却加圧盤14a、14b
の図中矢印で示す被成形材搬送方向前方側(図中右側)
には、駆動モータAによって回転駆動される上下一対の
駆動プーリ18が設けられている。又、上下一対の加熱
プレス定盤12a、12bの被成形材搬送方向後方側
(図中左側)には、回転自在な上下一対の従動プーリ2
0が設けられている
【0014】上側の駆動プーリ18と従動プーリ20と
の間には、無端ベルトであるステンレスベルト22が掛
け渡されており、このステンレスベルト22の周回軌道
の内側に上側の加熱プレス定盤12a及び上側の冷却プ
レス定盤14aが位置し、その周回軌道が加熱プレス定
盤12aの加圧面12a’に固着される後述する低摩擦
摺動材24及び冷却プレス定盤14aの加圧面14a’
に固着される低摩擦摺動材24に沿う(低摩擦摺動材の
加圧面24’によってステンレスベルト22の周回軌道
が規制される)ようになっている。
【0015】上側と同様に、下側の駆動プーリ18と従
動プーリ20との間には、無端ベルトであるステンレス
ベルト22が掛け渡されており、このステンレスベルト
22の周回軌道の内側に下側の加熱プレス定盤12b及
び下側の冷却プレス定盤14bが位置し、その周回軌道
が下側の加熱プレス定盤12bの加圧面12b’に固着
される後述する低摩擦摺動材24及び冷却プレス定盤1
4bの加圧面14b’に固着される低摩擦摺動材24に
沿う(低摩擦摺動材24の加圧面24’によってステン
レスベルト22の周回軌道が規制される)ようになって
いる。
【0016】図4及び図5において示す様に、上下一対
の加熱プレス定盤12a、12bの表面(後述する様に
上下夫々のステンレスベルト22を介して被成形材Mを
加熱加圧する側の面)及び上下一対の冷却プレス定盤1
4a、14bの表面(後述する様に上下夫々のステンレ
スベルト22を介して被成形材Mを冷却加圧する側の
面)には、その全面に渡って低摩擦摺動材24が接着剤
等により固着されている。この低摩擦摺動材24は、主
としてポリテトラフルオロエチレン樹脂とブロンズ等の
金属が複合された複合シートであり、上側のプレス定盤
12a、14aと下側のプレス定盤12b、14bとの
間にステンレスベルト22を介して介挿される被成形材
Mを後述するように加圧成形しつつ搬送する際、上下一
対のプレス定盤12a、12b及び14a、14bとス
テンレスベルト22との間に発生する摩擦を減ずるため
のものである。
【0017】この低摩擦摺動材24の表面(ステンレス
ベルト22に当接する側の面)には、さらに摩擦を減ず
るため、図示しない潤滑剤供給装置により供給される耐
熱グリスが加熱プレス定盤12a及び冷却プレス定盤1
4aの図中左側に設けられた潤滑剤供給通路26を介し
て供給される様に構成されている。
【0018】図6に示す様に低摩擦摺動材24の表面に
は、潤滑剤供給通路26を介して供給される潤滑剤をそ
の低摩擦摺動材24の表面全面に渡って分散するために
潤滑剤の通される潤滑剤通路溝28が全面に渡って設け
られている。この潤滑剤通路溝28は、その一端が潤滑
剤供給通路26に通じており、この潤滑剤供給通路26
に通づる位置からステンレスベルト22の駆動方向に沿
った所定長さを有する複数の溝と、この駆動方向に直交
する所定長さを有する複数の溝とが夫々連結され階段状
に形成されており、その溝の他端は図中右側に設けられ
た潤滑剤排出通路30に通づるよう構成されている。な
お、図中矢印はステンレスベルト22の駆動方向を示
す。この潤滑剤排出通路30は、この潤滑剤通路溝28
に供給された耐熱グリスを再び図示しない潤滑剤供給装
置に戻すための通路であり、この潤滑剤排出通路30を
介して戻される耐熱グリスは、再び潤滑剤として低摩擦
摺動材24の表面に供給される。
【0019】次に、上述した構成を具備する連続プレス
装置10の動作を以下に説明する。駆動モータAにより
上下一対の駆動プーリ18を夫々回転駆動させステンレ
スベルト22を周回駆動させることにより、図中左側か
ら被成形材Mを上側のプレス定盤12a、14aと下側
のプレス定盤12b、14bとの間に導入させると共
に、上側のプレス定盤12a、14aを油圧シリンダ1
6…によって所定の押圧力で下側プレス定盤12b、1
4b側に付勢し、上下一対のプレス定盤12a、12b
及び14a、14b間にステンレスベルト22を介して
被成形材Mを挟んで加圧成形しつつステンレスベルト2
2の周回駆動によって搬送し、連続的にプレス加工を行
なう。
【0020】この加圧成形及び搬送の動作の間中、ステ
ンレスベルト22の周回軌道の内側からこのステンレス
ベルト22に当接する上下一対の加熱プレス定盤12
a、12b及び冷却プレス定盤14a、14bの各々の
表面に固着された低摩擦摺動材24の表面に設けられた
潤滑剤通路溝28には、常に耐熱グリスが供給されてい
る。この耐熱グリスは、図示しない潤滑剤供給装置から
上下一対の加熱プレス定盤12a、12bと冷却プレス
定盤14a、14bとの図中左側に設けられた夫々の潤
滑剤供給通路26を介して夫々の低摩擦摺動材24の表
面に設けられた潤滑剤通路溝28に供給されることによ
って、ステンレスベルト22の周回軌道の内側からこの
ステンレスベルト22に接する夫々の低摩擦摺動材24
の表面全域との間に潤滑剤が供給される。この際、潤滑
剤として使用されない余分の耐熱グリスは夫々の潤滑剤
通路溝28に通づる潤潤剤排出通路28を介して図示し
ない潤滑剤供給装置に戻され、再び潤滑剤として使用さ
れる。
【0021】従来の様に、ステンレスベルト22と上下
一対の加熱プレス定盤12a、12b及び冷却プレス定
盤14a、14bとの間に夫々低摩擦摺動材24を介さ
ない状態で、このステンレスベルト22と上下夫々のプ
レス定盤12a、12b及び14a、14bとの間の摩
擦係数を測定したところ、摩擦係数μ=0.35と非常
に高い摩擦抵抗であった。しかし、上述した様に連続プ
レス装置を構成する事により、ステンレスベルト22と
上下夫々のプレス定盤12a、12b及び14a、14
bとの間の摩擦係数を測定したところ、摩擦係数μ=
0.06と摩擦抵抗を極めて低くすることが出来た。ま
た、ステンレスベルト22と低摩擦摺動材24の接する
面には常に潤滑剤が供給されているので、長時間運転を
行ってもほとんどこの低摩擦摺動材24は摩耗されるこ
とがない。
【0022】この発明は、上述した一実施例の構成に限
定されることなく、この発明の要旨を逸脱しない範囲で
種々変形可能である。
【0023】例えば、上述した一実施例においては、潤
滑剤通路溝28は、ステンレスベルト22の駆動方向に
沿った所定長さを有する複数の溝とこの駆動方向に直交
する所定長さを有する複数の溝とが夫々連結して階段状
に形成されている様に説明したが、図7に一実施例の変
形例として示す様に、ステンレスベルト22の駆動方向
上流側(図中左側)から下流側(図中右側)に向かうに
従って、この駆動方向に直交する溝の長さを減少させ、
中間位置から下流に向かう間で再びこの溝の長さを増加
させる様に構成しても良いものである。
【0024】また、上述した一実施例においては、低摩
擦摺動材24の表面全面に渡って潤滑剤通路溝28が設
けられている様に説明したが、この発明はこの様な構成
に限定されることなく、図8に一実施例の変形例として
示すように、ステンレスベルト22の駆動方向上流側
(図中左側)にのみ潤滑剤供給溝28を設けてもよい。
この際、図8に示すように、ステンレスベルト22の駆
動方向上流側に設けられる潤滑剤供給溝28は、この駆
動方向に沿った複数の溝とこの駆動方向に直交する所定
長さを有する複数の溝とが夫々連結して階段状に形成さ
れてもよいし、また、この駆動方向の上流側から下流側
に向かうに従って、この駆動方向に直交する溝の長さを
減少させ、中間位置から下流に向かう間で再びこの溝の
長さを増加させる様に構成しても良いことは言うまでも
ない。
【0025】また、上述した一実施例においては、潤滑
剤通路溝28は、ステンレスベルト22の駆動方向に沿
った所定長さを有する複数の溝とこの駆動方向に直交す
る所定長さを有する複数の溝とが夫々連結して階段状に
形成されている様に説明したが、図9に他の実施例とし
て示す様に、ステンレスベルト22の駆動方向に対し所
定の角度を有する複数の溝が連結されてジグザグ状に形
成される様に構成しても良いものである。
【0026】なお、上述した他の実施例においては、図
10に示す様に、上述した一実施例と同様に、潤滑剤通
路溝28は、ステンレスベルト22の駆動方向方向上流
側(図中左側)から下流側(図中右側)に向かうに従っ
て、この駆動方向に対し所定の角度を有する溝の長さを
減少させ、中間位置から下流に向かう間で再びこの溝の
長さを増加させる様に構成しても良いし、また、図11
に他の実施例の変形として示す様に、この駆動方向上流
側(図中左側)にのみ潤滑剤供給溝28を設けてもよ
い。また、図11に示すように、ステンレスベルト22
の駆動方向上流側に設けられる潤滑剤供給溝28は、こ
の駆動方向に沿った所定長さを有する溝が複数連結して
階段状に形成されていてもよいし、この駆動方向の上流
側から下流側に向かうに従って、この駆動方向に対し所
定の角度を有する溝の長さを減少させ、中間位置から下
流に向かう間で再びこの溝の長さを増加させる様に構成
しても良いことは言うまでもない。
【0027】また、上述した一実施例において、本願発
明を加圧盤加圧方式による連続プレス装置に適用して説
明したが、この発明は、この様な構成に限定されること
なく、図1に示す従来例である流体加圧方式による連続
プレス装置に適用することができ、この場合、加熱プレ
ス定盤枠102a、102b及び冷却プレス定盤枠10
4a、104bの夫々が、これらに対応する搬送ベルト
112と接して摩擦が生じる面に図6乃至図11に示さ
れる低摩擦摺動材24が形成されることにより一実施例
と同様の効果を奏することが出来る。
【0028】また、低摩擦摺動材24は、加熱プレス定
盤12a、12b及び冷却プレス定盤14a、14bの
加圧面12a’、12b’、14a’、14b’に接着
される様に説明したが、この発明は、この様な構成に限
定されることなく、低摩擦摺動材24はステンレスベル
ト22の内側に接着されても良い。
【0029】また、駆動プーリ18により周回駆動され
るベルトは、ステンレスから形成されるステンレスベル
ト22であると説明したが、この発明はこの様な構成に
限定されることなく、例えばアルミ等の金属であればよ
い。
【0030】また、低摩擦摺動材24はポリテトラフル
オロエチレン樹脂とブロンズ等の金属が複合された複合
シートであると説明したが、この発明はこの様な構成に
限定されることなく、プレス定盤とステンレスベルト2
2の間に発生する摩擦を低減出来る材質であればよい。
具体的には、低摩擦摺動材24には米国SHAMBAN
社製TURCITE Bを用いると本発明に係る連続プ
レス装置において良好な効果が達成される。
【0031】また、前記プレス定盤は、加熱プレス定盤
12a、12b及び冷却プレス定盤14a、14bであ
る様に説明したが、この発明はこの様な構成に限定され
ることなく、例えば、双方ともに加熱プレス定盤であっ
てもよい。
【0032】また、低摩擦摺動材24は、接着剤により
上下一対のプレス定盤12a、12b及び14a、14
bの表面に固着される様に説明したが、この発明はこの
様な構成に限定されることなく、ボルト等によって固着
してもよい。
【0033】
【発明の効果】以上詳述したように、この発明に係る連
続プレス装置は、従動可能に、所定の間隔を保って互い
に対向して配置される一対の無端ベルトと、これら一対
の無端ベルトを夫々周回駆動させるための駆動手段と、
前記2本の無端ベルトの夫々の周回軌道内側に設けられ
る一対のプレス定盤と、前記2本の無端ベルトと、夫々
に対応する前記プレス定盤との間に夫々設けられる低摩
擦摺動材と、前記低摩擦摺動材の表面に潤滑剤を供給す
るための潤滑剤供給手段とを備えたことを特徴としてい
る。
【0034】また、この発明に係る連続プレス装置にお
いて、前記低摩擦摺動材の表面には前記潤滑剤供給手段
から供給された潤滑剤を保持する潤滑剤通路溝が形成さ
れること特徴としている。また、この発明に係る連続プ
レス装置において、前記潤滑剤通路溝は、前記無端ベル
トの駆動方向に沿った溝と、この駆動方向に直行する溝
とが階段状に連結され形成されることを特徴としてい
る。また、この発明に係る連続プレス装置において、前
記潤滑剤通路溝は、前記無端ベルトの駆動方向に所定の
角度を有する溝がジグザグ状に連結されて形成されるこ
とを特徴としている。
【0035】また、この発明に係る連続プレス装置にお
いて、前記潤滑剤通路溝の中央部の配設領域は、前記無
端ベルトの駆動方向の上流側及び下流側より狭く設定さ
れていることを特徴としている。また、この発明に係る
連続プレス装置において、前記潤滑剤通路溝の配設領域
は、前記無端ベルトの駆動方向の上流側にのみ設けられ
ることを特徴としている。また、この発明に係る連続プ
レス装置において、前記プレス定盤は、加熱プレス定盤
と冷却プレス定盤とを備えていることを特徴としてい
る。
【0036】また、この発明に係る連続プレス装置にお
いて、前記低摩擦摺動材は、前記加熱プレス定盤と前記
冷却プレス定盤との、夫々に対応する無端ベルト側の面
に配置されることを特徴としている。
【0037】また、この発明に係る連続プレス装置にお
いて、前記低摩擦摺動材は、ポリテトラフルオロエチレ
ン樹脂とブロンズ等の金属が複合された複合シートであ
ることを特徴としている
【0038】また、この発明に係る連続プレス装置にお
いて、前記低摩擦摺動材は、前記一対のプレス定盤に接
着剤で固着されていることを特徴としている。する請求
項1に記載の連続プレス装置。
【0039】従って、この発明によれば、搬送ベルトを
介して被成形材をプレス成形しつつこの被成形材を搬送
する際、搬送ベルトとプレス定盤との間に発生する摩擦
を抑えることができるので、出力の小さなモータ等の駆
動手段であっても被成形材をプレス成形しつつ搬送でき
るようになり、また、モータの出力を小さくできること
により搬送ベルトの厚みが薄いものを使用できるように
なり、従って搬送ベルトが円滑に従動できるようにな
り、また、過熱及び冷却プレス定盤からの熱を効率よく
被成形材に伝達できるようになり、エネルギーロスを少
なくすることができる連続プレス装置が提供されること
となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】従来例である連続プレス装置の概略構成図であ
る。
【図2】従来例である連続プレス装置の概略構成図であ
る。
【図3】この発明に係る連続プレス装置の一実施例の構
成を示す側面図相当図である。
【図4】この発明に係る連続プレス装置の一実施例に記
載の加熱プレス定盤12の構成を示す側面図相当図であ
る。
【図5】この発明に係る連続プレス装置の一実施例に記
載の冷却プレス定盤14の構成を示す側面図相当図であ
る。
【図6】この発明に係る連続プレス装置の一実施例に記
載の低摩擦摺動材24の構成を示す平面図である。
【図7】この発明に係る連続プレス装置の一実施例に記
載の低摩擦摺動材24の変形例の構成を示す平面図であ
る。
【図8】この発明に係る連続プレス装置の一実施例に記
載の低摩擦摺動材24の変形例の構成を示す平面図であ
る。
【図9】この発明に係る連続プレス装置の他の実施例と
しての低摩擦摺動材24の構成を示す平面図である。
【図10】この発明に係る連続プレス装置の他の実施例
としての低摩擦摺動材24の変形例の構成を示す平面図
である。
【図11】この発明に係る連続プレス装置の他の実施例
としての低摩擦摺動材24の変形例の構成を示す平面図
である。
【符号の説明】
10…連続プレス装置 12…加熱プレス定盤 14…冷却プレス定盤 22…ステンレスベルト(無端ベルト) 24…低摩擦摺動材 28…潤滑剤通路溝

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】従動可能に、所定の間隔を保って互いに対
    向して配置される一対の無端ベルトと、 これら一対の無端ベルトを夫々周回駆動させるための駆
    動手段と、 前記2本の無端ベルトの夫々の周回軌道内側に設けられ
    る一対のプレス定盤と、 前記2本の無端ベルトと、夫々に対応する前記プレス定
    盤との間に夫々設けられる低摩擦摺動材と、 前記低摩擦摺動材の表面に潤滑剤を供給するための潤滑
    剤供給手段とを備えたことを特徴とする連続プレス装
    置。
  2. 【請求項2】前記低摩擦摺動材の表面には、前記潤滑剤
    供給手段から供給された潤滑剤を保持する潤滑剤通路溝
    が形成されることを特徴とする請求項1に記載の連続プ
    レス装置。
  3. 【請求項3】前記潤滑剤通路溝は、前記無端ベルトの駆
    動方向に沿った溝と、この駆動方向に直行する溝とが階
    段状に連結されて形成されることを特徴とする請求項2
    に記載の連続プレス装置。
  4. 【請求項4】前記潤滑剤通路溝は、前記無端ベルトの駆
    動方向に所定の角度を有する溝がジグザグ状に連結され
    て形成されることを特徴とする請求項2に記載の連続プ
    レス装置。
  5. 【請求項5】前記潤滑剤通路溝の中央部の配設領域は、
    前記無端ベルトの駆動方向の上流側及び下流側より狭く
    設定されていることを特徴とする請求項3または請求項
    4に記載の連続プレス装置。
  6. 【請求項6】前記潤滑剤通路溝の配設領域は、前記無端
    ベルトの駆動方向の上流側にのみ設けられることを特徴
    とする請求項2、請求項3、請求項4、または、請求項
    5に記載の連続プレス装置。
  7. 【請求項7】前記プレス定盤は、加熱プレス定盤と冷却
    プレス定盤とを備えていることを特徴とする請求項1、
    請求項2、請求項3、請求項4、請求項5、または、請
    求項6に記載の連続プレス装置。
  8. 【請求項8】前記低摩擦摺動材は、前記加熱プレス定盤
    と前記冷却プレス定盤との、夫々に対応する無端ベルト
    側の面に配置されることを特徴とする請求項7に記載の
    連続プレス装置。
  9. 【請求項9】前記低摩擦摺動材は、ポリテトラフルオロ
    エチレン樹脂とブロンズ等の金属が複合された複合シー
    トであることを特徴とする請求項1に記載の連続プレス
    装置。
  10. 【請求項10】前記低摩擦摺動材は、前記一対のプレス
    定盤に接着剤で固着されていることを特徴とする請求項
    1に記載の連続プレス装置。
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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006026771A (ja) * 2004-07-14 2006-02-02 Kyokuhei Glass Kako Kk ガラス体の表面被膜剥離装置
JP2012179638A (ja) * 2011-03-01 2012-09-20 Yamamoto Tekkosho:Kk 連続プレス装置
WO2016085081A1 (ko) * 2014-11-27 2016-06-02 주식회사 에스에이씨 진공단열재의 연속 자동화 경화오븐장치
CN110774636A (zh) * 2019-11-01 2020-02-11 昆明理工大学 一种雕梅胚挤压装置

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