JPH0792664B2 - ビブラート制御装置 - Google Patents

ビブラート制御装置

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JPH0792664B2
JPH0792664B2 JP59045647A JP4564784A JPH0792664B2 JP H0792664 B2 JPH0792664 B2 JP H0792664B2 JP 59045647 A JP59045647 A JP 59045647A JP 4564784 A JP4564784 A JP 4564784A JP H0792664 B2 JPH0792664 B2 JP H0792664B2
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vibrato
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章雄 伊庭
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Casio Computer Co Ltd
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Description

【発明の詳細な説明】 〔発明の技術分野〕 この発明は電子楽器におけるビブラート制御装置に関す
る。
[従来技術] 従来、電子楽器には例えばモジュレーションホイールと
呼ばれる回転運動する操作子を用いてビブラート深さを
任意に設定できるものがある。
更に、このような操作子の最大操作時におけるビブラー
トの深さ(以後、最大ビブラート深さと呼ぶ)を、他の
スイッチ等により変更することが可能なものがある。
[従来技術の問題点] このような従来の電子楽器において、操作子の状態から
ビブラートの深さをデジタル演算で算出する場合、操作
子の状態に変化がある度に最大ビブラート深さに応じて
現在のビブラートの深さを算出しなければならず、電子
楽器の制御回路に大きな負担が掛かっていた。
[発明の目的] 本願発明の目的は、操作子によりビブラートの深さを変
更可能であり、かつ最大ビブラート深さを任意に設定可
能な電子楽器において、デジタル演算によりビブラート
深さを設定する場合に、ビブラート演算処理の過程を簡
略化し、制御回路に負担を掛けることなく迅速にビブラ
ートの深さを変更可能とすることにある。
[発明の要点] このような目的を達成するために、本願発明のビブラー
ト制御装置は、所定の操作子の始点から現在の操作位置
までの操作量に対応する操作量情報を出力する操作量情
報出力手段と、前記操作子の最大操作時における複数種
のビブラートの深さを、該操作子の最大操作時の前記操
作量で夫々除算して得られた複数の単位ビブラート情報
を記憶した記憶手段と、前記操作子の最大操作時のビブ
ラートの深さを指定する最大ビブラート深さ指定手段
と、前記最大ビブラート深さ指定手段に指定された前記
操作子の最大操作時のビブラートの深さに対応する前記
単位ビブラート情報を前記記憶手段より読み出す読み出
し手段と、この読み出し手段により読み出された単位ビ
ブラート情報と、前記操作量情報出力手段が出力する操
作量情報とを乗算して得られた値をビブラート情報とし
て出力する乗算手段と、該乗算手段が出力するビブラー
ト情報に基づいて、楽音に対して付与されるビブラート
の深さを制御する制御手段とを有することを要点とす
る。
[実施例] 以下、この発明の一実施例を説明する。第1図は電子楽
器の全体回路図である。鍵盤1は音高C1〜C6までの61個
の鍵を有し、各鍵からの信号はCPU(中央処理装置)2
に与えられて処理され、その結果得られる各鍵に対応す
るキーコードがピツチ情報作成部3に与えられると共
に、キーのオン、オフ信号が楽音作成部4に与えられ
る。
CPU2はこの電子楽器のすべての動作を制御するマイクロ
プロセツサ等を有し、スイツチ部5の各種スイツチから
の信号を楽音作成部4、ビブラート波形作成部6に与え
る。而してこのビブラート波形作成部6は各種のビブラ
ート波形データをピツチ情報作成部3に与える回路であ
る。
また図中7はモジユレーシヨンホイールであり、その出
力はA/D変換器8によつて所定周期でサンプリングされ
デイジタル量のモジユレーシヨンデータに変換されてピ
ツチ情報作成部3に与えられる。その結果、ピツチ情報
作成部3は前記モジユレーシヨンデータに応じたピツチ
情報を楽音作成部4に与える。このピツチ情報は、セン
ト比例するデータであり、このピツチ情報を周波数を指
定する周波数情報(例えば位相角情報)に楽音作成部4
において変換される。即ち、楽音作成部4は前記ピツチ
情報と、キーのオン、オフ信号、その他の音色、リズム
等の楽音生成情報に基づく楽音信号を作成し、それをD/
A変換器9、アンプ10、スピーカ11を介し楽音として放
音させる。
第2図はピツチ情報作成部3の具体的回路である。図
中、12はROM(リードオンリメモリ)で、このROM12は△
PITCH(後述する)を示す16ビツトのデータγ′16を複
数組記憶しており、スイツチ部5の所定スイツチによつ
てモジユレーシヨンホイール7によるピツチ最大変化を
半音単位で指定されるとき、CPU2によつてアドレス指定
されたデータγ′16が読出されて乗算部13に与えられ
る。
乗算部13にはA/D変換器8からの8ビツトのモジユレー
シヨンデータも入力し、このモジユレーシヨンデータと
前記データ▲γ′ 16▼とを乗算し、その結果データ(16
ビツト)を乗算部14に与える。乗算部14にはまたビブラ
ート波形作成部6からの9ビツトのビブラート波形デー
タが入力し、これに前記結果データを乗算して14ビツト
の結果データを加算器15へ与える。この加算器15にはCP
U2から8bitのキーコードが入力し、これに前記結果デー
タを加算してその結果データ(14ビツト)を楽音作成部
4へピツチ情報として送出する。
第3図はビブラート波形成形部6の具体的回路である。
図中、16は基準波形作成部で、この基準波形作成部16は
ラツチ17、加数発生器18及び加算器19から成る。而して
ラツチ17は加算器19の出力を受けてそれをラツチし、ま
たそのラツチ出力を加算器19の一方入力端子に与える。
なお、ラツチ17に示す上位側の信号Sはサインビツト
(符号)を示す。
加数発生器18は一定値の加数を加算器19の他方入力端に
与える。加算器19は前記ラツチ出力と加数とを加算して
その結果データをラツチ17を与える。またこの結果デー
タはビブラート波形生成部20に与えられ、所定のビブラ
ート波形データが作成されて周波数情報作成部3に送ら
れる。なお、ビブラート波形生成部20の上位側に示すS
はサインビツトを示す。ラツチ17、加数発生器18、ビブ
ラート波形生成部20はCPU2からのクロツクによつて同時
に駆動される。
次に上記実施例の動作を第4図ないし第10図を参照して
説明する。茲で、第7図は前記ピツチ情報作成部3の加
算器15が出力する14ビツトのピツチ情報のデータ構成を
示す。而してその下位6ビツトは半音以下のピツチを示
す微少PITCH部をなし、また上位8ビツトはスケールコ
ードを示す。このスケールコードは第8図に示すよう
に、音高C1〜C6の各音高に対し規定されており、共に16
進表現である。
更に第9図及び第10図は前記△PITCHを説明するもの
で、先ず、第9図中、αは前記モジユレーシヨンホイー
ル7によるピツチ最大変化として半音データの場合を表
わす「00000001」を例示している。またβはモジユレー
シヨンホイール7の最大可変時の値「11111111」を例示
している。そしてγは前記αのデータを前記βのデータ
に割算してモジユレーシヨンデータ1ビツトあたりのデ
ータを求めたもので図示の値になる。即ち、この値を16
進表現すると、γ16=0.010101となり、図示の位置で丸
めると、ピツチ最大変化が半音データの場合のデータ▲
γ′ 16▼=0.0101となる。
第10図はピツチ最大変化が更に半音の2倍(200セン
ト)〜12倍(1200セント)までのときのγ16,γ′16を
夫々求めて図示したもので、この13種類の▲γ′ 16▼は
前記ROM12にプリセツトされている。そしてこの▲γ′
16▼の指定はスイツチ部5の所定スイツチによつて行わ
れる。
そこで演奏開始前に前記所定スイツチを所望の位置、例
えばピツチ最大変化が半音の3倍となる位置に設定して
おくと、その設定位置出力がCPU2により処理され、ROM1
2にそのアドレスデータが与えられる。したがつて以
後、第10図から、「0.0303」のγ′16がROM12から読出
され、乗算部13に与えられる。これによりモジユレーシ
ヨンホイール7を最大位置まで動かすとき、生成楽音の
ピツチは最大、1音半(300セント)分変化するように
なる。
上述のようにして、前記所定のスイツチの設定操作後は
鍵盤1の鍵とスイツチ部5の必要なスイツチを操作しな
がら演奏を行う。その場合、前記鍵の操作に応じてCPU2
からピツチ情報作成部3にキーコードが与えられ、また
楽音作成部4にはキーのオン、オフ信号が与えられる。
一方、モジユレーシヨンホイール7の設定位置は演奏
中、所定のサンプリング周期にてA/D変換器8によりデ
イジタル量のモジユレーシヨンデータに変換され、ピツ
チ情報作成部3に与えられる。
またビブラート波形作成部6では、CPU2からのクロツク
がラツチ17、加数発生器18及びビブラート波形発生部20
に印加される毎に、加算器19はラツチ17のラツチデータ
に加数発生器18からの一定の加数を加算してその結果デ
ータをラツチ17にラツチさせ、またビブラート波形発生
部20に与える動作を実行する。そのためラツチ17にラツ
チされるデータは第4図に示すような鋸歯状波状にその
値が増加してゆき、またその値が最大となるとキヤリー
発生により「0」に戻るようになる。このようにしてビ
ブラート波形を生成するための1周期が規定される。
一方、ラツチ17のこのような1周期を規定するデータは
ビブラート波形生成部20にも与えられるから、これにも
とづきビブラート波形生成部20は、スイツチ部5のビブ
ラート波形の選択スイツチの操作に応じて第6図の
(1)または(2)の何れか一方のビブラート波形デー
タを発生する。例えば第6図(2)の場合、出力される
ビブラート波形データは第5図に示すように、下位8ビ
ツトの振幅値データと、MSBのサインデータとから成る
から、第4図に示す1周期毎に、まず1/2周期まではビ
ブラート波形のサインビツトはプラスを表わす“0"、ま
た下位ビツトは「.FF16」を示し、その後マイナスを表
わす“1"、また下位8ビツトは「−.FF16」と変化す
る。そして以上のことが繰返される。
他方、第6図(2)の場合、第4図に示す1周期毎にま
ずサインビツトはプラスの“0"、また1/4周期までは値
がアツプし、次にダウンする。そして1/2周期後はサイ
ンビツトはマイナスの“1"、そして3/4周期後は値がア
ツプする。そして以上のことがくり返される。
その結果、ピツチ情報作成部3では、乗算部13はモジユ
レーシヨンデータにγ′16を乗算してその結果データを
乗算部14に与え、更に前記ビブラート波形データが乗算
されてその結果データが加算器15に与え、更にキーコー
ドが加算されてピツチ情報が得られ、楽音作成部4に与
えられる。
したがつて楽音作成部4ではこのピツチ情報、キーのオ
ン、オフ信号、その他の楽音生成情報とからビブラート
効果を付与した楽音信号を作成し、D/A変換器9、アン
プ10、スピーカ11を介し楽音として放音する。
〔発明の効果〕
以上説明したように、本願発明は、前記操作子の最大操
作時における複数種のビブラートの深さを、該操作子の
最大操作時の前記操作量で夫々除算して得られた複数の
単位ビブラート情報を記憶し、指定された前記操作子の
最大操作時のビブラートの深さに従って、記憶した複数
の単位ビブラート情報の1つを読み出し、読み出された
単位ビブラート情報と、所定の操作子の始点から現在の
操作位置までの操作量に対応する操作量情報とを乗算し
て得られたビブラート情報に基づいて、楽音に対して付
与されるビブラートの深さを制御するようにしたので、
デジタル演算によりビブラート深さを設定する場合に、
ビブラートの深さあるいは最大深さが変更された際、対
応する単位ビブラート情報を読み出すだけで良く、新た
に単位ビブラートを算出する必要がないので、演算の処
理過程が簡略化され、制御回路に負担をかけることなく
迅速にビブラートの深さを変更することが可能となり、
演奏中にビブラートの深さもしくは最大深さを変更して
も、発生する楽音のビブラートの深さをより確実かつ迅
速に変更できる。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの発明の一実施例による電子楽器の全体回路
図、第2図はピツチ情報作成部3の詳細回路図、第3図
はビブラート波形作成部6の詳細回路図、第4図は前記
ビブラート波形作成部6が形成する1周期を示す波形
図、第5図はビブラート波形データのデータ構成図、第
6図(1)、(2)は夫々、ビブラート波形データを示
す図、第7図はピツチ情報のデータ構成図、第8図はス
ケールコードの内容を示す図、第9図は微少PITCHを得
るための各種データの例を示す図、第10図は13種類のピ
ツチ最大変化に対するデータγ16,▲γ′ 16▼の内容を
示す図である。 1……鍵盤、2……CPU、3……ピツチ情報作成部、4
……楽音作成部、5……スイツチ部、6……ビブラート
波形作成部、7……モジユレーシヨンホイール、8……
A/D変換器、9……D/A変換器、11……スピーカ、12……
ROM、13,14……乗算部、15……加算器、16……基準波形
作成部、20……ビブラート波形生成部。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 昭57−111588(JP,A) 特開 昭56−74298(JP,A) 実開 昭54−54327(JP,U) 実開 昭55−63593(JP,U) 実開 昭55−63595(JP,U)

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】所定の操作子の始点から現在の操作位置ま
    での操作量に対応する操作量情報を出力する操作量情報
    出力手段と、 前記操作子の最大操作時における複数種のビブラートの
    深さを、該操作子の最大操作時の前記操作量で夫々除算
    して得られた複数の単位ビブラート情報を記憶した記憶
    手段と、 前記操作子の最大操作時のビブラートの深さを指定する
    最大ビブラート深さ指定手段と、 前記最大ビブラート深さ指定手段に指定された前記操作
    子の最大操作時のビブラートの深さに対応する前記単位
    ビブラート情報を前記記憶手段より読み出す読み出し手
    段と、 この読み出し手段により読み出された単位ビブラート情
    報と、前記操作量情報出力手段が出力する操作量情報と
    を乗算して得られた値をビブラート情報として出力する
    乗算手段と、 該乗算手段が出力するビブラート情報に基づいて、楽音
    に対して付与されるビブラートの深さを制御する制御手
    段と を有することを特徴とするビブラート制御装置。
JP59045647A 1984-03-12 1984-03-12 ビブラート制御装置 Expired - Lifetime JPH0792664B2 (ja)

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JPS60189799A JPS60189799A (ja) 1985-09-27
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