JPH0793394A - デザイン装置 - Google Patents

デザイン装置

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JPH0793394A
JPH0793394A JP5235123A JP23512393A JPH0793394A JP H0793394 A JPH0793394 A JP H0793394A JP 5235123 A JP5235123 A JP 5235123A JP 23512393 A JP23512393 A JP 23512393A JP H0793394 A JPH0793394 A JP H0793394A
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JP
Japan
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next candidate
category
design
item
inferred
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JP5235123A
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English (en)
Inventor
Kiyomi Hirasuna
清美 平砂
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Nissan Motor Co Ltd
Original Assignee
Nissan Motor Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 印象は初期候補と同じで、雰囲気が異なる次
候補デザインを時間がかからずに推論できるデザイン装
置の提供を目的とする。 【構成】 知識データベース2と、評価用語9を入力す
るキーボード1と、知識データベース2を用いて該評価
用語9に対する関係の強さが最大であるカテゴリーを各
アイテム毎に推論する推論手段3と、推論されたデザイ
ン要素11を表示するCRT5とを備えたデザイン装置
において、推論されたデザイン要素に代わる次候補を推
論、抽出する次候補推論手段4を設け、次候補推論手段
4は、各アイテムについて次候補のカテゴリーを選択す
ると、各アイテム毎に前記推論したカテゴリーと次候補
のカテゴリーとの入力された評価用語に対する関係の強
さの差をとり、該強さの差が予め設定された基準差以内
であるアイテムについて、前記推論したカテゴリーを次
候補のカテゴリーへ変更することを特徴とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、人間の持つイメージを
確認してデザインをCRTのような表示装置に表示する
デザイン装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、この種のデザイン装置としては、
例えば、特開平4−278672号公報に開示された図
11に示すようなものがある。
【0003】このデザイン装置は、キーボードのような
入力手段1と、知識データベース22と、推論手段3
と、修正推論手段4と、CRTのような表示手段5とを
備えており、知識データベース22は、評価用語9と形
容詞知識10と車両デザイン要素11とイメージ知識3
2とを備えている。
【0004】デザイン対象を構成する前記車両デザイン
要素11は、まず、複数のアイテムに分類され、この各
アイテムはさらに細かく複数のカテゴリーに分類されて
いる。そして、デザインイメージを表す評価用語9のひ
とつひとつに対して各アイテムがどの程度影響するか
を、各アイテム毎の偏相関係数(数値)で表し、同様
に、評価用語9のひとつひとつに対して、各アイテム中
で複数のカテゴリーが各々どの程度影響するかを、各カ
テゴリー毎の偏回帰係数(数値)で表し、イメージ知識
32としてデータベース化してある。
【0005】まず、ユーザがキーボードを操作して、自
分の持つデザインイメージを表す評価用語9を入力する
と、まず、推論手段3が知識データベース22を用い
て、その評価用語9に対して最大の偏回帰係数を持つカ
テゴリーを、各アイテム毎に初期候補として推論、抽出
し、この初期候補を表示手段5に画像表示させる。
【0006】そして、この画像表示された初期候補を見
たユーザが自分のイメージと合わないと感じた場合は、
キーボードを操作して次候補推論の実行を指示する。す
ると、今度は修正推論手段4が知識データベース22を
用いて次候補推論を行う。このとき修正推論手段4は、
前記イメージ知識32中で偏相関係数の一番小さいアイ
テムにおける、あるいは偏相関係数が予め設定された基
準値以下のアイテムにおける、偏回帰係数の一番小さな
カテゴリーを次候補として推論、抽出する。この次候補
の画像が満足か否かのCRTからの問合せに対し、ユー
ザが再度次候補推論の実行を指示した場合は、今度は偏
相関係数の2番目に小さなアイテムにおける偏回帰係数
の一番小さなカテゴリーを次候補として推論、抽出し、
この抽出された次候補を既に画像表示されている初期候
補の一部に代えて画像表示させるようにしてある。そし
て、以下これを繰り返してユーザのイメージに合うよう
修正していく。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】ところが、このデザイ
ン装置では、上記のように、ユーザが自分のイメージと
合わないと感じた場合の次候補推論に際し、既に画像表
示された初期候補に対して、偏相関係数の一番小さい
か、あるいは予め設定された基準値以下のアイテムにお
ける偏回帰係数の一番小さなカテゴリーを次候補として
順次推論、抽出する。つまり初期候補デザインに対して
影響の少ない変更をおり込んだ次候補デザインを順次推
論、抽出し、何度も推論を行って少しずつユーザのイメ
ージに合わせていくので、つぎのような課題が残った。
【0008】すなわち、既に画像表示されたデザインに
対して表示された次候補はどこが変わったのか分かりに
くく、雰囲気の変わり方が少ない。また、例えば「スポ
ーティな」という入力された一つの評価用語に対して、
複数の雰囲気が全くという程異なる推論結果は得られな
い。つまり、スポーティなインテリアであるという印象
は同じながら全く雰囲気が異なるA、Bデザインがある
という複数の推論をすることができない。さらに、次候
補での変化が少ないため、次候補推論を繰り返し行うこ
ととなって、この繰り返し推論で時間がかかるという課
題が残った。
【0009】本発明は、このような課題に着目してなさ
れたものであり、印象は初期候補と同じで、雰囲気が異
なる次候補デザインを時間がかからずに推論できるデザ
イン装置の提供を目的とする。
【0010】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に、請求項1に記載の発明は、複数のアイテムおよび各
アイテム毎に複数のカテゴリーに分類したデザイン要素
とデザインの評価用語との関係を記憶した知識データベ
ースと、前記評価用語を入力する入力手段と、入力され
た前記評価用語をもとに前記知識データベースを用いて
該評価用語に対する関係の強さが最大であるカテゴリー
を前記各アイテム毎に推論する推論手段と、推論された
前記デザイン要素を組み合わせ表示する表示手段とを備
えたデザイン装置において、推論された前記デザイン要
素に代わる次候補のデザイン要素を推論、抽出する次候
補推論手段を設け、該次候補推論手段は、各アイテムに
ついて次候補のカテゴリーを選択すると、各アイテム毎
に前記推論したカテゴリーと次候補のカテゴリーとの入
力された評価用語に対する関係の強さの差をとり、該強
さの差が予め設定された基準差以内であるアイテムにつ
いて、前記推論したカテゴリーを次候補のカテゴリーへ
変更することを特徴とする。
【0011】請求項2に記載の発明は、請求項1に記載
のデザイン装置であって、前記次候補推論手段は、入力
された評価用語に対してアイテムが有する関係の強さが
予め設定された基準以下で、かつ、前記関係の強さの差
が基準差以内であるアイテムについて前記カテゴリーの
変更を行うことを特徴とする。
【0012】請求項3に記載の発明は、請求項1に記載
のデザイン装置であって、前記次候補推論手段は、次候
補への変更が複数のアイテムにわたる場合に、該アイテ
ム間で次候補のカテゴリーを含んだカテゴリーのすべて
の組合せを抽出し、該組合せ毎に前記変更を行うことを
特徴とする。
【0013】請求項4に記載の発明は、請求項1に記載
のデザイン装置であって、前記次候補推論手段は、次候
補への変更が複数のアイテムにわたる場合に、評価用語
に対するカテゴリーの組合せに関する知識を用いて、該
アイテム間での適合する組合せのカテゴリーを選択して
前記変更を行うことを特徴とする。
【0014】
【作用】請求項1に記載の発明によれば、評価用語を入
力すると、推論手段は、それに対して関係の強さが最大
であるカテゴリーを各アイテム毎に推論し、推論された
デザイン要素(カテゴリー)を組み合わせて表示する。
その後、このデザイン要素の一部に代わる次候補のデザ
イン要素を推論、抽出するに際して、次候補推論手段
は、各アイテムについて次候補のカテゴリーを選択する
と、各アイテム毎に前記推論したカテゴリーと次候補の
カテゴリーとの入力された評価用語に対する関係の強さ
の差をとり、該強さの差が予め設定された基準差以内で
あるアイテムについて、前記推論したカテゴリーを次候
補のカテゴリーへ変更する。そして、表示手段は、既に
表示されているデザイン要素の一部に代えて次候補を表
示する。
【0015】請求項2に記載の発明によれば、既に表示
されているデザイン要素の一部に代わる次候補カテゴリ
ーを推論、抽出するに際して、次候補推論手段は、入力
された評価用語に対してアイテムが有する関係の強さが
予め設定された基準以下で、かつ、前記関係の強さの差
が基準差以内であるアイテムについて前記カテゴリーの
変更を行う。そして、表示手段は、既に表示されている
デザイン要素の一部に代えて次候補を表示する。
【0016】請求項3に記載の発明によれば、次候補推
論手段は、次候補への変更が複数のアイテムにわたる場
合に、該アイテム間で次候補のカテゴリーを含んだカテ
ゴリーのすべての組合せを抽出し、該組合せ毎に前記変
更を行う。そして、表示手段は、既に表示されているデ
ザイン要素の一部に代えて次候補を表示する。
【0017】請求項4に記載の発明によれば、次候補推
論手段は、次候補への変更が複数のアイテムにわたる場
合に、評価用語に対するカテゴリーの組合せに関する知
識を用いて、該アイテム間での適合する組合せのカテゴ
リーを選択して前記変更を行う。そして、表示手段は、
既に表示されているデザイン要素の一部に代えて次候補
を表示する。
【0018】こうして、請求項1ないし請求項4に記載
の発明によれば、次候補推論手段により推論、抽出され
る次候補は既に表示されているデザイン要素に対して大
きく影響を及ぼすものであるので、印象は同じであるが
雰囲気は異なったものになり、しかも、繰り返しでなく
推論するので次候補の表示に時間がかからない。
【0019】
【実施例】本発明の第1実施例を図1〜図7を用いて説
明する。本実施例は前記従来例と同様の構成であるの
で、図中、前記従来例の構成と同部材には同符号を付し
て説明する。
【0020】本第1実施例のデザイン装置は、図1に示
すように、入力手段であるキーボード1と、コンピュー
タ16と,表示手段であるCRT5とからなっている。
コンピュータ16のメモリには、知識データベース2が
記憶されている。また、コンピュータ16のCPUに
は、推論手段3と、次候補推論手段4が組み込まれてい
る。そして、知識データベース2は、さらにデザインイ
メージを表現する評価用語9と形容詞知識10と車両デ
ザインを構成するデザイン要素11とイメージ知識12
とを備えている。
【0021】評価用語9は、図2の評価用語欄に示すよ
うな形容詞語群で構成されている。
【0022】形容詞知識10は、図2に示すように、評
価用語9を収集し、予備実験の結果を解析することによ
り、評価用語間の関係を規定するものとして得た知識で
あって、これは、例えば、評価用語9を因子分析等の多
変量解析で複数の因子に分け、各評価用語9が各因子に
どの程度の関係があるかを因子負荷量(数値)として得
たデータである。各因子負荷量が特に大きい値におい
て、近い数値の評価用語は関係が深く、似ている評価用
語ということができる。この形容詞知識10は、デザイ
ン装置の使用時において、入力された評価用語が後述す
る官能評価実験で用いた評価用語9の中にない場合、一
番似た評価用語9を選出するために使用される。また、
これとは別に、入力された評価用語に近い他の評価用語
を簡便に選ぶ別の方法をとってもよい。その実施例につ
いては、図9、図10を用いて後述する。
【0023】デザイン要素11は、図3に示すように、
まず複数のアイテムに分類され、各アイテムはさらに複
数のカテゴリーに分類されている。すなわち、図3のア
イテムは、デザイン要素11中のインストルメントパネ
ルに設けられるメータ数、インストルメントパネルとメ
ータクラスター、メータークラスターとセンターコンソ
ール、ドアの厚さ、センタークラスターの張出しにそれ
ぞれ着目したものである。
【0024】そして、メーター数に着目したアイテム
は、5つのカテゴリーに分類してある。すなわち、大き
なメーター1個を設けた第1カテゴリー、大きなメータ
ー1個と小さなメーター2個とを備えた第2カテゴリ
ー、大きなメーター1個と小さなメーター3個とを設け
た第3カテゴリー、大きなメーター2個と、小さなメー
ター1個とを設けた第4カテゴリー、大きなメーター2
個と小さなメーター2個とを設けた第5カテゴリーに分
類してある。
【0025】インストルメントパネルとメータークラス
ターに着目したアイテムは、2つのカテゴリーに分類し
てある。すなわち、インストルメントパネルとメーター
クラスターとが一体になった第1カテゴリー、分離され
た第2カテゴリーに分類してある。
【0026】メータークラスターとセンターコンソール
に着目したアイテムは、2つのカテゴリーに分類してあ
る。すなわち、メータークラスターとセンターコンソー
ルとが一体となった第1カテゴリー、分離された第2カ
テゴリーに分類してある。
【0027】ドアの厚さに着目したアイテムは、2つの
カテゴリーに分類してある。すなわち、ドアが厚い第1
カテゴリー、ドアが薄い第2カテゴリーに分類してあ
る。
【0028】センタークラスターの張出しに着目したア
イテムは、2つのカテゴリーに分類してある。すなわ
ち、センタークラスターの張出しが有る第1カテゴリ
ー、張出しが無い第2カテゴリーに分類してある。
【0029】なお、図3に記載された以外に着目したア
イテムも、同様に複数のカテゴリーに分類してある。
【0030】イメージ知識12は、図3に示すように、
官能評価実験の結果として得られたものである。具体的
には評価用語9とデザイン要素11のアイテムを選定
し、このアイテムそれぞれに相当するデザイン要素11
を不特定多数の人に見せ、形容詞語群である評価用語9
の一つ一つについてのデザイン要素11から受けるフィ
ーリングを収集し、その収集結果を数量化理論I類もし
くはII類等の多変量解析により偏回帰係数(偏相関係
数)として解析したものである。
【0031】また、図4は図3のイメージ知識12の一
部を示すものであるが、図3中に記載のない評価用語
「スポーティな」の一例についてのイメージ知識であ
る。ここでは、左欄に前記アイテムを記載し、カテゴリ
ーを中央部に記載してある。
【0032】つぎに、推論手段3は、評価用語9が入力
されると、図5に示す基本のフローチャートにしたがっ
て、知識データベース2から評価用語9に対する関係の
強さが最大であるカテゴリー(初期候補)を推論、抽出
してCRT5に画像表示させるようになっている。
【0033】次候補推論手段4は、ユーザによるキーボ
ード1の次候補選定指示操作により、図6に示す次候補
推論のフローチャートにしたがって、イメージ知識12
から入力された評価用語に対する関係の強さの差が予め
設定された基準よりも小さいデザイン要素11を推論、
抽出し、既に画像表示されている初期候補の一部を次候
補に代えてCRT5に画像表示させるようになってい
る。
【0034】つぎに、このデザイン装置の作用を説明す
る。
【0035】図5はこの装置の基本のフローチャートで
ある。このフローチャートに沿って説明する。まず、ス
テップ101でデザイン装置が起動され、ステップ10
2で評価用語9が入力されると、ステップ103で推論
手段3は知識データベース2からデザイン要素毎に偏回
帰係数が最大値のカテゴリーを推論、抽出し,ステップ
104で、上記カテゴリーの組合せ(初期候補)がCR
T5に表示される。そして、ステップ105で、この初
期候補がユーザのイメージに合うかどうか(次候補推論
の要否)をユーザに問い合わせし、ユーザが合わない
(次候補推論要)とした場合は、ユーザによるキーボー
ド1の次候補推論指示によりステップ106に進む。
【0036】ステップ106では、次候補推論手段4が
次候補の推論(後述)を行い、ステップ107で、初期
候補の一部を次候補に置き代えた次候補デザインをCR
T5に表示し、ステップ108で終了する。
【0037】一方、ステップ105で初期候補がユーザ
のイメージに合う(次候補推論不要)とした場合はステ
ップ109で終了する。
【0038】なお、上記ステップ102で入力された評
価用語がイメージ知識12(図3)にない場合は、その
用語に最も関係の深い評価用語を形容詞知識10(図
2)から選定して用い、形容詞知識10の中にもない場
合は、異なる表現の評価用語を再入力してもらう。
【0039】つぎに、次候補推論手段4による次候補推
論のフローを説明する。
【0040】図6は、上記ステップ106において、次
候補推論手段4が次候補のデザイン要素11を推論する
フローチャートである。
【0041】次候補推論手段4は、イメージ知識12を
用いて次候補を推論するが、ここでは、「スポーティ
な」という評価用語9が入力されている場合を具体例と
してとりあげ、次候補推論のフローを説明する。推論に
用いるイメージ知識12を図4に示す。まず、ステップ
201で次候補推論を開始すると、ステップ202で、
前記イメージ知識12(図4)が参照され、各アイテム
について偏回帰係数が最大のカテゴリーが決定される
(図4中のカテゴリー欄にO印を付したもので、第1カ
テゴリーであり、初期候補である)。つぎに、各アイテ
ムについて、偏回帰係数が最大のものと次に大きいもの
との数値差を算出する(図中のカテゴリー欄に下線を施
した数値との差であり、算出した値を右端の「第1カテ
ゴリーと第2カテゴリーとの差」の欄(A欄)に記入し
記憶する)。そして、ステップ203で、算出された数
値差が予め設定された基準差(例えば0.1)以内とな
るアイテムを選定する(図中のアイテム欄の欄外に◆印
を付したアイテム)。この例では「インストの厚み」と
「メータークラスターとクラスターC」のアイテムを選
定する。ついで、ステップ204で、選定したアイテム
の第2カテゴリー(図4中、□印を付したもの)を含む
第1、第2カテゴリーの全組合せ数を数える。すなわ
ち、図4からa)「中くらい」と「分離」との組合せ、
b)「厚い」と「一体タイプ1」との組合せ、c)「厚
い」と「分離」との組合せの3つが次候補の全組合せ数
となる。そこで、ステップ205で、上記の全3つの、
つまり複数の次候補組合せをCRT5に一度に、あるい
は順次表示する。CRT5に一度に表示する場合を図7
(a)に示す。また、順次表示する場合には同時に残り
の次候補数も表示する。この場合を図7(b)に示す。
なお、次候補画像に順次置き換える場合、CRT画面は
その前に一旦初期候補表示に戻っている。そして、ステ
ップ206でフローを終了する。
【0042】なお、上記ステップ204での次候補選定
に当たって、上記とは別の次候補選定方法として、図4
のA欄の数値の小さいアイテムから順に次候補を選定
し、それを初期候補のカテゴリーの代わりに置き換える
方法をとってもよい。この場合は、図4中「メーターク
ラスターとクラスターC」から順に選定することにな
る。
【0043】こうして、本第1実施例によれば、次候補
の推論に際し、偏回帰係数が最大のものと次に大きいも
のとの数値差が基準差0.1以内のアイテムについて、
次候補カテゴリーを選定する。つまり、「スポーティ
な」の評価用語に対して、初期候補のもつ関係の強さに
近い強さのカテゴリーを次候補として選定する。そし
て、この選定方法は、前記従来例と異なり、各アイテム
の偏相関係数(図4の偏相関係数の欄参照)の大小には
関係なく行い、また繰り返しでなく推論するので、入力
された評価用語「スポーティな」に対して、印象は初期
候補と同じであるが、雰囲気は異なる次候補を時間がか
からずに表示できる。
【0044】つぎに、本発明の第2実施例を図6、図8
を用いて説明する。
【0045】本第2実施例は、次候補の推論に際しての
次候補の選び方が前記第1実施例と異なる。そのため、
本第2実施例の構成においては、イメージ知識12は、
図8にその一例を示すような、評価用語9に対するデザ
イン要素11の組合せに関する組合せ知識12aをも備
えている。この組合せ知識12aは、デザイナー等の専
門家が常識的だと思っているアイテム間のカテゴリーの
組合せに関する知識をデータベース化したものであり、
図8において、例えば「あたたかい」イメージのインテ
リアにするためには、インストの形状が丸型であれば、
インストの厚みは厚い方が良い等の組合せ知識が次候補
の推論に利用できる。
【0046】本第2実施例では、前記図6のステップ2
04で数えた次候補の全組合せの中から、組合せ知識1
2aを利用して次候補カテゴリーを絞り込む。すなわ
ち、組合せ知識12a(図8)を参照し、「スポーティ
な」の評価用語(図8中の◆印)に対し「インストの厚
み」は中くらい、「メータークラスターとクラスター
C」は分離の組合せが良いと分かるので、この組合せを
次候補に選ぶ。そして、この次候補をCRT5に表示す
る。
【0047】こうして、本第2実施例によれば、次候補
の選定に当たって組合せ知識12aを利用するので、入
力された評価用語に対して、初期候補とは印象は同じで
雰囲気の異なる次候補を効率良く絞り込め、より時間が
かからずに表示できる。
【0048】つぎに、本発明の第3実施例を図4を用い
て説明する。
【0049】本第3実施例は、次候補の推論に当たり、
前記第1実施例とは設定条件が異なり、構成は同じであ
る。そこで、この相違点について図4の事例に沿って説
明する。
【0050】本第3実施例では、まず、次候補の推論に
際し、まず、カテゴリーの偏回帰係数が最大のものと次
に大きいものとの数値差が基準差0.1以内になるアイ
テムを選定し、つぎに選定されたアイテムのうち、アイ
テムの偏相関係数が予め設定した基準値(例えば0.
9)以下のアイテムを選定する。この例では、図4の◆
印を付したアイテム、すなわち前記第1実施例の場合と
同じく、「インストの厚み」と「メータークラスターと
クラスターC」のアイテムが選定される。
【0051】これ以降のフローは、例えば前記第1実施
例の場合と同じフローで次候補推論を行う。
【0052】こうして、本第3実施例によれば、次候補
の推論に際し、偏回帰係数が最大のものと次に大きいも
のとの数値差が基準差0.1以内のアイテムであって、
かつ、偏相関係数が基準値0.9以下のアイテムを選定
する。つまり、偏相関係数の基準値をこのように大きく
とることにより、入力された評価用語に対する関係の強
い次候補を選定するので、初期候補とは印象は同じで雰
囲気の異なる次候補を時間がかからずに推論し、表示で
きる。
【0053】つぎに、本発明の第4実施例を図9を用い
て説明する。
【0054】本第4実施例は、次候補の推論に当たり、
入力された評価用語の布置をもとに、入力された評価用
語に意味が近い別の評価用語を選び、その評価用語のイ
メージ知識12を用いるものである。すなわち、例えば
「走り屋向き」なる評価用語が入力された場合、図9
(a)に示すように、ステップ301で次候補推論を開
始すると、ステップ302で、図9(b)に示すよう
に、布置上で距離の近い「男っぽい」や「スポーティ
な」の評価用語を選び、ステップ303で、これらの評
価用語のそれぞれについてイメージ知識12を用いて、
例えば前記第1実施例の推論と同じ方法で次候補を推論
する。そして、
【0055】ステップ304で、推論されたデザイン要
素11が次候補としてCRT5に表示され、ステップ3
05で、フローを終了する。
【0056】さらに上記第4実施例に類似の他の推論方
法として、本発明の第5実施例を図10を用いて説明す
る。
【0057】本第5実施例は、次候補の推論に当たり、
入力された評価用語のクラスターの中から、入力された
評価用語に意味が近い別の評価用語を選び、その評価用
語のイメージ知識12を用いるものである。すなわち、
例えば「走り屋向き」なる評価用語が入力された場合、
図10(a)に示すように、ステップ401で次候補推
論を開始すると、ステップ402で、図10(b)に示
すように、〈スポーティな〉のクラスターの中の用語か
ら「スパルタンな」、「スポーティな」等の用語を選
び、ステップ403で、これらの用語のそれぞれについ
てイメージ知識12を用いて、例えば前記第1実施例の
推論と同じ方法で次候補を推論する。そして、ステップ
404で、推論されたデザイン要素11が次候補として
CRT5に表示され、ステップ405で、フローを終了
する。
【0058】このようにして、第4、第5実施例によれ
ば、入力された評価用語と意味が近い別の評価用語のそ
れぞれについて、イメージ知識12を用いて次候補を推
論するので、ユーザが表示された次候補とは別の次候補
を表示させようとして別の評価用語を新たに入力するな
どして試行錯誤することなく、ユーザのイメージに合う
次候補を能率良くCRT上で見ることができる。
【0059】
【発明の効果】以上の説明から明らかなように、請求項
1に記載の発明によれば、次候補デザインを推論するに
際し、各アイテムについて次候補のカテゴリーを選択す
ると、各アイテム毎に初期候補のカテゴリーと次候補の
カテゴリーとの入力された評価用語に対する関係の強さ
の差をとり、該強さの差が予め設定された基準差以内で
あるアイテムについて、初期候補のカテゴリーを次候補
のカテゴリーへ変更する。そして、この次候補を初期候
補の代わりに表示するので、印象は初期候補と同じで、
雰囲気が異なる次候補デザインを時間がかからずに推論
できる。
【0060】請求項2に記載の発明によれば、次候補デ
ザインを推論するに際し、入力された評価用語に対して
アイテムが有する関係の強さが予め設定された基準以下
で、かつ、カテゴリーが有する関係の強さは予め設定さ
れた基準差以内であるカテゴリーを次候補として変更す
る。そして、この次候補を初期候補の代わりに表示する
ので、印象は初期候補と同じで、雰囲気が異なる次候補
デザインを時間がかからずに推論できる。
【0061】請求項3に記載の発明によれば、次候補の
デザイン要素を推論、抽出するに際して、次候補への変
更が複数のアイテムにわたる場合に、該アイテムにおけ
る前記次候補のカテゴリーを含み、該アイテム間での組
合せを抽出し、該組合せ毎に前記変更を行う。そして、
この次候補を初期候補の代わりに表示するので、印象は
初期候補と同じで、雰囲気が異なる次候補デザインを時
間がかからずに推論できる。
【0062】請求項4に記載の発明によれば、次候補の
デザイン要素を推論、抽出するに際して、次候補への変
更が複数のアイテムにわたる場合に、評価用語に対する
カテゴリーの組合せに関する知識を用いて、該アイテム
間での適合する組合せのカテゴリーへ前記変更を行う。
そして、この次候補を初期候補の代わりに表示するの
で、印象は初期候補と同じで、雰囲気が異なる次候補デ
ザインを時間がかからずに推論できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の構成図である。
【図2】形容詞知識を示す説明図である。
【図3】イメージ知識を示す説明図である。
【図4】イメージ知識を示す説明図である。
【図5】基本のフローチャートである。
【図6】第1実施例の次候補推論のフローチャートであ
る。
【図7】第1実施例の次候補の表示例を示す説明図であ
る。
【図8】第2実施例の組合せ知識を示す説明図である。
【図9】第4実施例の次候補推論の説明図である。
【図10】第5実施例の次候補推論の説明図である。
【図11】従来例の構成図である。
【符号の説明】
1 キーボード(入力手段) 2 知識データベース 3 推論手段 4 次候補推論手段 5 CRT(表示手段) 9 評価用語 10 形容詞知識 11 デザイン要素 12 イメージ知識 12a 組合せ知識 16 コンピュータ

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数のアイテムおよび各アイテム毎に複
    数のカテゴリーに分類したデザイン要素とデザインの評
    価用語との関係を記憶した知識データベースと、 前記評価用語を入力する入力手段と、 入力された前記評価用語をもとに前記知識データベース
    を用いて該評価用語に対する関係の強さが最大であるカ
    テゴリーを前記各アイテム毎に推論する推論手段と、 推論された前記デザイン要素を組み合わせ表示する表示
    手段とを備えたデザイン装置において、 推論された前記デザイン要素に代わる次候補のデザイン
    要素を推論、抽出する次候補推論手段を設け、 該次候補推論手段は、各アイテムについて次候補のカテ
    ゴリーを選択すると、各アイテム毎に前記推論したカテ
    ゴリーと次候補のカテゴリーとの入力された評価用語に
    対する関係の強さの差をとり、該強さの差が予め設定さ
    れた基準差以内であるアイテムについて、前記推論した
    カテゴリーを次候補のカテゴリーへ変更することを特徴
    とするデザイン装置。
  2. 【請求項2】 請求項1に記載のデザイン装置であっ
    て、 前記次候補推論手段は、入力された評価用語に対してア
    イテムが有する関係の強さが予め設定された基準以下
    で、かつ、前記関係の強さの差が基準差以内であるアイ
    テムについて前記カテゴリーの変更を行うことを特徴と
    するデザイン装置。
  3. 【請求項3】 請求項1に記載のデザイン装置であっ
    て、 前記次候補推論手段は、次候補への変更が複数のアイテ
    ムにわたる場合に、該アイテム間で次候補のカテゴリー
    を含んだカテゴリーのすべての組合せを抽出し、該組合
    せ毎に前記変更を行うことを特徴とするデザイン装置。
  4. 【請求項4】 請求項1に記載のデザイン装置であっ
    て、 前記次候補推論手段は、次候補への変更が複数のアイテ
    ムにわたる場合に、評価用語に対するカテゴリーの組合
    せに関する知識を用いて、該アイテム間での適合する組
    合せのカテゴリーを選択して前記変更を行うことを特徴
    とするデザイン装置。
JP5235123A 1993-09-21 1993-09-21 デザイン装置 Pending JPH0793394A (ja)

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