JPH079493A - 射出成形機用ノズル - Google Patents
射出成形機用ノズルInfo
- Publication number
- JPH079493A JPH079493A JP15707893A JP15707893A JPH079493A JP H079493 A JPH079493 A JP H079493A JP 15707893 A JP15707893 A JP 15707893A JP 15707893 A JP15707893 A JP 15707893A JP H079493 A JPH079493 A JP H079493A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- resin
- nozzle
- injection molding
- metal plate
- molding machine
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Landscapes
- Injection Moulding Of Plastics Or The Like (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【構成】 樹脂通路先端に、樹脂の流れ方向と平行し
て、金属板を装着してなる射出成形機用ノズルである。
金属板は、樹脂通路の中芯に位置せしめ、かつ、樹脂の
流れをできるだけ妨げないために、流れに平行して取り
付けなければならない。 【効果】 金属板の熱伝導を利用し、ノズル先端の樹脂
中芯部の熱を、効果的にノズル外筒に伝導、放熱し、樹
脂温度を低下させ、その結果、「糸引き」現象を防止し
て、成形品の不良発生や設備の故障を大幅に減少させる
ことができた。
て、金属板を装着してなる射出成形機用ノズルである。
金属板は、樹脂通路の中芯に位置せしめ、かつ、樹脂の
流れをできるだけ妨げないために、流れに平行して取り
付けなければならない。 【効果】 金属板の熱伝導を利用し、ノズル先端の樹脂
中芯部の熱を、効果的にノズル外筒に伝導、放熱し、樹
脂温度を低下させ、その結果、「糸引き」現象を防止し
て、成形品の不良発生や設備の故障を大幅に減少させる
ことができた。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、合成樹脂の射出成形
を行うための成形機に関するものである。
を行うための成形機に関するものである。
【0002】
【従来の技術】射出成形におけるトラブルの1つに「糸
引き」という現象がある。射出成形の工程では、先ず、
原料樹脂が射出成形機のシリンダー内で加熱溶融され、
その樹脂がノズルを通り、金型のスプルー、ランナーを
経てキャビティに充填される。キャビティ内で樹脂は冷
却され、固化されたのち、移動側型板が後退し、押し出
しピンなどにより、成形品が固定側金型の表面から離脱
される。その際、成形品とともに固化したスプルーやラ
ンナー部の樹脂も離型されるが、ノズルの中の樹脂は溶
融しているので、離型するときノズルに接するスプルー
またはランナーとの間で、溶融樹脂を糸状に引き出す現
象がしばしば起こる。これを「糸引き」と称している。
引き」という現象がある。射出成形の工程では、先ず、
原料樹脂が射出成形機のシリンダー内で加熱溶融され、
その樹脂がノズルを通り、金型のスプルー、ランナーを
経てキャビティに充填される。キャビティ内で樹脂は冷
却され、固化されたのち、移動側型板が後退し、押し出
しピンなどにより、成形品が固定側金型の表面から離脱
される。その際、成形品とともに固化したスプルーやラ
ンナー部の樹脂も離型されるが、ノズルの中の樹脂は溶
融しているので、離型するときノズルに接するスプルー
またはランナーとの間で、溶融樹脂を糸状に引き出す現
象がしばしば起こる。これを「糸引き」と称している。
【0003】「糸引き」現象が起こると、この糸状の樹
脂が、金型表面に固着したり、押し出しピンに付着した
りして、次の成形のとき、成形品の表面を損ねたり、押
し出しピンの故障を招いたりしていたのである。
脂が、金型表面に固着したり、押し出しピンに付着した
りして、次の成形のとき、成形品の表面を損ねたり、押
し出しピンの故障を招いたりしていたのである。
【0004】この「糸引き」による、不良品の発生や設
備の故障を防止するために、金型が開いたとき、固化し
た糸状の樹脂を切断する方法が、特開平2−48310
などで提唱されている。
備の故障を防止するために、金型が開いたとき、固化し
た糸状の樹脂を切断する方法が、特開平2−48310
などで提唱されている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】上記の「糸引き」を切
断するには、当然のことながら、切断装置が必要であ
り、また、切断の動作が加わるため、1ショットのサイ
クルタイムがそれだけ延びて、生産性を低下させる。切
断刃の保全、調整が充分でないと、切断の失敗も発生す
るのである。この発明は、発生した「糸引き」を処理す
るのではなく、「糸引き」を発生させないことを、目的
としてなされたものである。
断するには、当然のことながら、切断装置が必要であ
り、また、切断の動作が加わるため、1ショットのサイ
クルタイムがそれだけ延びて、生産性を低下させる。切
断刃の保全、調整が充分でないと、切断の失敗も発生す
るのである。この発明は、発生した「糸引き」を処理す
るのではなく、「糸引き」を発生させないことを、目的
としてなされたものである。
【0006】
【課題を解決するための手段】この発明は上述した目的
を達成するために、樹脂流路先端に、樹脂の流れ方向と
平行して、金属板を装着してなる射出成形機用ノズルで
ある。
を達成するために、樹脂流路先端に、樹脂の流れ方向と
平行して、金属板を装着してなる射出成形機用ノズルで
ある。
【0007】射出成形機のシリンダー内の溶融樹脂が、
ノズルを通って金型内に射出され、金型の中で冷却固化
される間、ノズル先端部は放熱し、従って、ノズルの樹
脂流路先端部の樹脂も、温度が低下し、その粘度も上昇
する。そして、金型が開き、成形品およびランナー、ス
プルーが離型するとき、ノズル先端の樹脂の粘度が高い
か又は固化していれば、ランナーやスプルーとの間で
「糸引き」現象は起こらない。しかし、樹脂の温度が高
く、従って、粘度が低いと「糸引き」を起こす。特に、
樹脂の熱伝導は悪いので、樹脂通路の中芯部の温度が高
い傾向にある。
ノズルを通って金型内に射出され、金型の中で冷却固化
される間、ノズル先端部は放熱し、従って、ノズルの樹
脂流路先端部の樹脂も、温度が低下し、その粘度も上昇
する。そして、金型が開き、成形品およびランナー、ス
プルーが離型するとき、ノズル先端の樹脂の粘度が高い
か又は固化していれば、ランナーやスプルーとの間で
「糸引き」現象は起こらない。しかし、樹脂の温度が高
く、従って、粘度が低いと「糸引き」を起こす。特に、
樹脂の熱伝導は悪いので、樹脂通路の中芯部の温度が高
い傾向にある。
【0008】この発明で使用する金属板は、樹脂流路先
端に取り付け、そこの樹脂を冷却するもので、金属の熱
伝導が良いという性質を利用した。この金属板を、最も
効果的に作用せしめるためには、樹脂通路の中芯に位置
せしめ、かつ、樹脂の流れをできるだけ妨げないため
に、流れに平行して取り付けなければならない。実用的
には、樹脂通路の直径が3〜7mmの場合、厚み1〜2
mm、幅15〜20mmの鋼板を強制嵌め込みしてい
る。
端に取り付け、そこの樹脂を冷却するもので、金属の熱
伝導が良いという性質を利用した。この金属板を、最も
効果的に作用せしめるためには、樹脂通路の中芯に位置
せしめ、かつ、樹脂の流れをできるだけ妨げないため
に、流れに平行して取り付けなければならない。実用的
には、樹脂通路の直径が3〜7mmの場合、厚み1〜2
mm、幅15〜20mmの鋼板を強制嵌め込みしてい
る。
【0009】
【作用】上記したとおり、本発明では、金属板の熱伝導
を利用し、ノズル先端の樹脂の中芯部の熱を、効果的に
ノズル外筒に伝導し、放熱することができる。その結
果、ノズル先端部の樹脂の温度を低下させ、粘度を高く
する作用がある。
を利用し、ノズル先端の樹脂の中芯部の熱を、効果的に
ノズル外筒に伝導し、放熱することができる。その結
果、ノズル先端部の樹脂の温度を低下させ、粘度を高く
する作用がある。
【0010】
【実施例】この発明のノズルを実施例により説明する。
図1は、この発明のノズルの構造を示す縦断上面図であ
る。図2は、ノズルの正面図である。1は射出成形機の
シリンダー、2はノズル、3は樹脂通路で、4が金属板
である。5は固定側金型で、6はそのスプルー部であ
る。
図1は、この発明のノズルの構造を示す縦断上面図であ
る。図2は、ノズルの正面図である。1は射出成形機の
シリンダー、2はノズル、3は樹脂通路で、4が金属板
である。5は固定側金型で、6はそのスプルー部であ
る。
【0011】射出成形は、先ず、シリンダー1の中の溶
融樹脂がスクリュー(図示せず)により押し出され、ノ
ズル2の樹脂通路3を通って、金型5に圧入される。樹
脂はスプルー部6を経て、キャビティに至る。次いで、
金型8が冷却され、キャビティ内の樹脂が固化し、同時
にスプルー部6の樹脂も固化する。この間、ノズル2も
放熱し、樹脂通路3の樹脂も温度が低下する。特に、そ
の中芯部の樹脂は、金属板4の熱伝導によってその熱を
奪われ、周囲の樹脂と同じように温度が低下する。冷却
が終わると、金型が開き、成形品とともに固化したスプ
ルー6も、金型ら離型する。その際、スプルー6はノズ
ル2の先端と接しているが、そこの樹脂は冷えているの
で、容易に切断し「糸引き」現象を起こすことはない。
融樹脂がスクリュー(図示せず)により押し出され、ノ
ズル2の樹脂通路3を通って、金型5に圧入される。樹
脂はスプルー部6を経て、キャビティに至る。次いで、
金型8が冷却され、キャビティ内の樹脂が固化し、同時
にスプルー部6の樹脂も固化する。この間、ノズル2も
放熱し、樹脂通路3の樹脂も温度が低下する。特に、そ
の中芯部の樹脂は、金属板4の熱伝導によってその熱を
奪われ、周囲の樹脂と同じように温度が低下する。冷却
が終わると、金型が開き、成形品とともに固化したスプ
ルー6も、金型ら離型する。その際、スプルー6はノズ
ル2の先端と接しているが、そこの樹脂は冷えているの
で、容易に切断し「糸引き」現象を起こすことはない。
【0012】
【発明の効果】以上説明したように、この発明のノズル
を使用することにより、「糸引き」現象を防止すること
ができ、その結果、成形品の不良発生や設備の故障を大
幅に減少させる効果があった。このことは、安定した設
備の自動化に貢献するものである。
を使用することにより、「糸引き」現象を防止すること
ができ、その結果、成形品の不良発生や設備の故障を大
幅に減少させる効果があった。このことは、安定した設
備の自動化に貢献するものである。
【図1】図1は、この発明の射出成形機ノズルの構造を
示す断面図である。
示す断面図である。
【図2】図2は上記ノズルの正面図である。
【符号の説明】 1 射出成形機のシリンダー 2 ノズル 3 ノズル先端の樹脂通路 4 金属板 5 固定側金型 6 スプルー
Claims (1)
- 【請求項1】 樹脂流路先端に、樹脂の流れ方向と平行
して、金属板を装着したことを特徴とする射出成形機用
ノズル。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP15707893A JPH079493A (ja) | 1993-06-28 | 1993-06-28 | 射出成形機用ノズル |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP15707893A JPH079493A (ja) | 1993-06-28 | 1993-06-28 | 射出成形機用ノズル |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH079493A true JPH079493A (ja) | 1995-01-13 |
Family
ID=15641768
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP15707893A Pending JPH079493A (ja) | 1993-06-28 | 1993-06-28 | 射出成形機用ノズル |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH079493A (ja) |
-
1993
- 1993-06-28 JP JP15707893A patent/JPH079493A/ja active Pending
Similar Documents
| Publication | Publication Date | Title |
|---|---|---|
| US5139724A (en) | Method and apparatus for injection moulding blanks | |
| US5117894A (en) | Die casting method and die casting machine | |
| JPH079493A (ja) | 射出成形機用ノズル | |
| JP3558165B2 (ja) | 金属合金射出成形用金型 | |
| JP6845683B2 (ja) | 射出成形機及び射出成形方法 | |
| JPS60131215A (ja) | 糸引防止用射出成形機 | |
| CN105397988A (zh) | 温度可控的注塑模具 | |
| JPS6350102Y2 (ja) | ||
| JP3809057B2 (ja) | 金属製品の成形用金型 | |
| JPH0374892B2 (ja) | ||
| JPH11333898A (ja) | 射出成形用金型 | |
| CN214448171U (zh) | 一种注塑用防拉丝唧嘴以及注塑模具 | |
| JPS59165634A (ja) | 射出成形方法 | |
| JPH06285910A (ja) | 熱可塑性樹脂の射出成形方法,射出成形用ノズル及び射出成形用ホットランナ | |
| JPH0221217Y2 (ja) | ||
| JPS6350103Y2 (ja) | ||
| JP2002347075A (ja) | 射出成形用ノズル | |
| JP2549268Y2 (ja) | 射出装置のノズルの糸引防止構造 | |
| JPH0720636B2 (ja) | 射出成形方法 | |
| JPH10217282A (ja) | 糸引き防止ノズルおよびそのノズル孔加工方法 | |
| JP2011000814A (ja) | 糸引き防止ホットスプルブッシュ及び射出成形金型 | |
| JPS5917623Y2 (ja) | 射出成形用金型ゲ−ト | |
| JP2510663Y2 (ja) | 射出成形装置 | |
| JPS5916185Y2 (ja) | 射出成形用金型の改良ゲ−ト | |
| JPH0582517U (ja) | 射出成形装置 |