JPH0796134B2 - プレス組立体及びその作動方法 - Google Patents

プレス組立体及びその作動方法

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JPH0796134B2
JPH0796134B2 JP2281691A JP28169190A JPH0796134B2 JP H0796134 B2 JPH0796134 B2 JP H0796134B2 JP 2281691 A JP2281691 A JP 2281691A JP 28169190 A JP28169190 A JP 28169190A JP H0796134 B2 JPH0796134 B2 JP H0796134B2
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cushion
press
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レナード・エル・ヒニー
ポール・エム・カディス
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    • F16ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
    • F16FSPRINGS; SHOCK-ABSORBERS; MEANS FOR DAMPING VIBRATION
    • F16F9/00Springs, vibration-dampers, shock-absorbers, or similarly-constructed movement-dampers using a fluid or the equivalent as damping medium
    • F16F9/02Springs, vibration-dampers, shock-absorbers, or similarly-constructed movement-dampers using a fluid or the equivalent as damping medium using gas only or vacuum
    • F16F9/0209Telescopic
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B21MECHANICAL METAL-WORKING WITHOUT ESSENTIALLY REMOVING MATERIAL; PUNCHING METAL
    • B21DWORKING OR PROCESSING OF SHEET METAL OR METAL TUBES, RODS OR PROFILES WITHOUT ESSENTIALLY REMOVING MATERIAL; PUNCHING METAL
    • B21D22/00Shaping without cutting, by stamping, spinning, or deep-drawing
    • B21D22/20Deep-drawing
    • B21D22/22Deep-drawing with devices for holding the edge of the blanks
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    • B21D24/04Blank holders; Mounting means therefor
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Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明はプレス組立体及び加工物を変形させるためにプ
レス組立体を作動させる方法に関する。
(従来の技術) 加工物を変形させるのに使用する多くの公知のプレス組
立体がある。これらの公知のプレス組立体は、下部ダイ
と協働して加工物を変形させる上部ダイを有している。
加工物保持具は上部及び/又は下部ダイと関連付けるこ
とができる。公知の構造を有するプレス組立体は米国特
許第1,884,700号;第2,217,172号;第3,296,850号;第
3,456,478号;第3,636,748号及び第3,636,749号に開示
されている。
引伸し絞り加工は公知のプレスの作動中に行われてい
る。引伸し絞り加工中は、金属板状の加工物の辺縁部は
上部及び下部絞りリングの間に確実に把持されている。
加工物を把持した後、上部ダイを下部ダイに対して閉鎖
して加工物を変形させる。ある状態の下では、引伸し絞
り加工は物品を変形させるのに使用される金属の総量を
減少し、物体の品質を改良する傾向があり、かつ一種の
物体の加工中に均一な品質を維持し易くするので、引伸
し絞り加工は好ましい。
引伸し絞り加工はある物品を形成する間は好ましいけれ
ども、引伸し絞り加工中に発生するかも知れない問題点
がある。これらの問題点はきわめて高いノイズレベル及
び衝撃荷重により発生する損傷に関するものである。衝
撃荷重は有害であるから、過去においては、大きなプレ
ス組立体のクランク軸が衝撃荷重の影響のもとで破損し
たこともあった。更に、プレス組立体が受ける激しい振
動によりプレス組立体のクッション組立体及び他の構成
部品を緩ませる傾向がある。引伸し絞り作動中の激しい
衝撃荷重や振動はプレス組立体の全作動寿命を相当に減
少させると考えられている。
プレス組立体が引伸し絞り作動中に開放状態から閉鎖状
態へ作動される時、上部絞りリング及び加工物は下部絞
りリングに向かって押圧される。この現象が起こった
時、きわめて大きな衝撃荷重が起こりうる。従って、下
部絞りリングは634kg(1400ポンド)乃至31,710kg(70,
000ポンド)の間の重量を有している。上部絞りリング
が約30cm/分(100フィート/分)の速度で静止した下部
絞りリングに衝突した時、下部絞りリングの慣性質量は
加速度に抵抗する。下部絞りリングの加速度はまたクッ
ション組立体により下部絞りリングにかかる上方に向か
う偏倚力によっても抵抗を受ける。
プレス組立体が閉鎖状態から開放状態へ作動されると、
上部及び下部絞りリングは上方へ共に移動する。下部絞
りリングが上方ストローク端に達した時、下部絞りリン
グは相当な速度、例えば約30cm/分(100フィート/分)
の速度で上方に移動している。下部絞りリングの慣性に
より、下部絞りリングは約25.4cm/(1インチ)の距離
だけクッション組立体から分離する。下部絞りリングは
次にクッション組立体の上に落下し次にクッション組立
体は下部絞りリングを跳ね返えさせる。絞りリングの下
方への落下及び跳ね返りがくり返し行われ、プレスが開
放しつづけるにつれてストロークが減少する。クッショ
ン組立体上での下部絞りリングの跳ね返りはクッション
組立体を振動させてクッション組立体を緩ませ漏れを発
生させるようになる。下部絞りリングがクッション組立
体に及ぼす振動荷重は、クッション組立体の構成部品を
相当に摩耗させる結果となる。
プレス組立体の開放状態から閉鎖状態までの作動中にお
ける構成部品の衝撃荷重を避けるための努力において、
米国特許第4,499,750号は上部絞りリング又は絞りダイ
スが加工物と接触する前に下部絞りリング又は金属板保
持具を下方に加速することを提案している。下部絞りリ
ングを下方へ加速することは、プレス開放と時間を合わ
せて制御弁を動作させることにより行われる。制御弁の
動作によりピストンに液圧がかかりダイクッションピス
トンの作用力に抗して下部絞りリングを下方に移動させ
る。
(発明は解決しようとする課題) 本発明は、プレス組立体の作動中に加工物の両側に圧力
をかける上部及び下部絞りリング又は部材を有するプレ
ス組立体に関する。プレス組立体が開放状態から閉鎖状
態へ作動する時、上部絞りリングは下部絞りリングに向
い下方に移動する。上部絞りリングが下部リングに衝突
する前に、上部絞りリングからクッション組立体へ力を
伝達することにより下部絞りリングが下方に加速され
る。上部絞りリングからクッション組立体へ伝達された
力はクッション組立体の作動を引き込み状態にする。従
って、上部絞りリングが下部絞りリングと衝突した時下
部絞りリングは下方へ移動する。下部絞りリングが上部
絞りリングにより衝突された時、下部絞りリングが下方
に移動することにより、衝突荷重は減少する。
プレス組立体が閉鎖状態から開放状態へ作動する時、ク
ッション組立体の引き込み状態からの作動により下部絞
りリングが当初の位置に達する前に下部絞りリングが反
対に減速される。従って、下部絞りリングの速度は、そ
れが停止する前に減速される。このことは下部絞りリン
グの跳ね返り並びにプレス組立体の振動を最小限にす
る。
従って、本発明の目的は、プレス組立体の閉鎖状態中
に、上部絞りリングと加工物が下部絞りリングと衝突す
る前に下部絞りリングを加速することによりプレス組立
体の構成部品にかかる荷重を最小限にすることである。
本発明の他の目的は、プレス組立体の移動中に絞りリン
グが停止する前に絞りリングを減速することによりプレ
ス組立体の構成部品にかかる荷重を最小限にすることで
ある。
本発明の他の目的は、新規なかつ改良されたプレス組立
体を提供することと、上部絞りリングからクッション組
立体へ力を伝達しクッション組立体を引込んだ状態にし
かつプレス組立体の閉鎖作動中に下部絞りリングの加速
をする作動方法を提供することである。
本発明の他の目的は伸長状態へのクッション組立体の作
動を遅らせて、プレス組立体の作動中に絞りリングの速
度を減ずるようにする作動方法及び新規な改良されたプ
レス組立体を提供することである。
(実施例) プレス組立体の一般的説明 本発明により構成されかつ作動される改良されたプレス
組立体20が第1図に図解的に示されている。このプレス
組立体20は静止したベース22を有している。上部絞りリ
ング又は第1の部材24は、プレス組立体の作動中に可動
の下部絞りリング又は第2の部材26と協働して金属板の
加工物28を変形させる。プレス組立体20の作動中は、上
部及び下部絞りリング24,26は金属板の加工物28の両側
に圧力をかけるように作動して両リングの間に加工物を
確実に把持する。一旦加工物28が上部及び下部絞りリン
グ24,26の間に把持されると、両絞りリングは下降しダ
イス(図示せず)の周りで引伸し成形作動により加工物
を成形する。
上部及び下部絞りリング又は第1の及び第2の部材24,2
6は開いた中央部分を有するほぼ長方形の形状をしてい
る。上部及び下部絞りリング24及び26の中央部分の開口
部は、加工物28を絞り成形するダイスの形状に対応した
形状をしている。上部及び下部絞りリング24及び26は図
中ではただ図解的にのみ示されておりいくつかの所望の
形状をしてもよいことは理解されるべきである。
プレス組立体20が金属板の加工物28を絞り成形するよう
に作動する時、駆動組立体32は上部絞りリング24を加工
物28の方へ下方に移動させる。上部絞りリング24の下方
への移動が連続して行われるにつれて、上部絞りリング
と加工物28は下部絞りリング26に衝突して金属板の加工
物の辺縁部を確実に把持する。上部及び下部絞りリング
24及び26は次に共に下降して下部ダイス上の加工物28を
引伸しそして加工物を変形させる。
クッション組立体34は下部絞りリング26に緩衝力をかけ
る。この緩衝力は、プレス組立体が閉鎖状態へ移動する
間、下部絞りリング26の下方へ移動に抗する。従って、
クッション組立体34は、プレス組立体の閉鎖作動中、プ
レス組立体20の構成部品の運動を緩衝する作用を行う。
ただ一つのクッション組立体34を図解的に図示している
が、プレス組立体20は複数のクッション組立体34を備え
ていることは理解されるべきである。
本発明の特徴の一つによると、上部絞りリング24が下部
絞りリングを閉鎖する前に、制御組立体36が下部絞りリ
ング26を加速させるように作動する。更に、制御組立体
36は、プレス組立体20が閉鎖状態から開放状態へ動作し
ている間下部絞りリング26が第1図に示した当初の位置
で停止する前に下部絞りリング26を減速するように作動
可能である。プレス組立体20の閉鎖状態中に下部絞りリ
ング26を加速することにより、上部絞りリング24と加工
物28とが下部絞りリング26に衝突する際衝撃荷重が減少
する。プレス組立体20の作動中に下部絞りリング26を減
速することにより、下部絞りリングが当初の位置に停止
する時下部絞りリングの跳ね返りとプレスの振動が減少
する。図面にはただ一つの制御組立体36が図解的に示さ
れているが、プレス組立体20は複数の制御組立体36を備
えていることは理解されるべきである。
クッション組立体 クッション組立体34はピストン及びシリンダの組立部40
を備えている。ピストン及びシリンダの組立部40はベー
ス22に連結されたシリンダ42を備えている。ピストン44
はシリンダ42を上部及び下部の可変容積室46及び48に分
割する。上部可変容積室46は油圧流体で充填されており
かつ管路54を介してアキュームレータ52と流体的に連通
している。調節可能なフローコントロールオリフィス56
が管路54内に具備されており管路54を通る油圧流体の流
れを比較的低い速度に制限する。チェックバルブ58は可
変容積室から主管路54を介してアキュームレータ52へ流
れる油圧流体を止める。しかしながら、狭い放出通路60
は少量の油圧流体がアキュームレータ52からクッション
組立体34の可変容積室46へ流れるのを可能にし室からの
油圧流体の漏洩にたいして補償することを可能にする。
クッション組立体34の下部可変容積室48は、ガス、特定
すれば窒素ガスで充填されている。下部可変容積室48は
管路64を介してアキュームレータ52に連結されている。
アキュームレータ52は下部可変容積室48の流体圧を所定
の最低圧力に維持するように圧力をかける。
開放状態(第1図)から閉鎖状態(第4図)へプレス組
立体20を作動させる間、下部絞りリング26はピストン44
に連結された上方へ伸長するピストンロッド68により支
持される。プレス組立体20が閉じた時、下部絞りリング
26はピストン44を下方に移動させて下部可変容積室48の
大きさを減ずる(第1図)。下部可変容積室48内のガス
が圧縮された時、クッション組立体34は下部絞りリング
26に対して緩衝力をかける。
プレス組立体20が閉鎖状態(第4図)から開放状態(第
1図)へ復帰した時、クッション組立体34は下部絞りリ
ング26へ力を作用して下部絞りリングを支持しかつ下部
絞りリングを第1図に示す当初の位置に戻すように移動
させる。この動作が起こった時、下部可変容積室48は大
きさが増加する。下部可変容積室48の大きさが増加し室
48内の流体圧が減少するが、流体圧力はピストン44を第
1図に示す伸長した位置に維持しかつ下部絞りリング26
を支持するには十分である。
第1図にはただ一つのクッション組立体34が図示されて
いるが、複数の同一のクッション組立体があり下部絞り
リング26を支持しかつプレス組立体の閉鎖中に下部絞り
リングに緩衝力をかけることは理解すべきである。従っ
て、下部絞りリング26を支持するクッション組立体34は
長方形の配列となる。
制御組立部 制御組立部36は、プレス組立体20の閉鎖状態への作動中
に下部絞りリングに対して加工物28と上部絞りリング24
とを突き当てる前に下部絞りリング26を下方へ加速させ
るように作動する。更に、制御組立部36は、プレス組立
体20の開放状態への作動中、絞りリング26が停止する前
に絞りリング26を減速するように作動しうる。このこと
を行うために、制御組立部36はクッション組立体34と上
部絞りリング24の間に力を伝達する。
制御組立部36はピストン及びシリンダの組立体70を備え
ている。ピストン及びシリンダの組立体70はベース22に
配設されかつクッションシリンダ42の中心軸線に平行に
伸びる中心軸線を有するシリンダ72を備えている。制御
ピストン74はシリンダ72に配設されておりかつ上部及び
下部可変容積室76及び78にシリンダ72を分割する。下部
可変容積室78は油圧流体を収容しそして管路80を介して
クッション組立体34の上部室46と流体的に連通してい
る。制御組立部36の上部可変容積室76は大気へ通じてい
る。
力伝達部材又はピン84は制御ピストン74と連結されてい
るピストンロッド86と係合する。力伝達部材84は、上部
絞りリング24及び制御組立部36の間に力を伝達する。円
筒状の力伝達部材84は下部絞りリング26に形成された円
筒状の開口部90を介して伸長しそしてピストンロッド86
の上端と係合している。力伝達部材84をピストンロッド
86から離隔して形成することが望ましいが、ピストンロ
ッドそれ自身が力伝達部材として機能するようにピスト
ンロッド86を開口部90を通して伸長させてもよい。必要
なら、力伝達部材84とピストンロッド86を下部絞りリン
グ26の一側部に配設してもよく、この場合は下部絞りリ
ング26を通って伸びる開口部90を設ける必要はなくな
る。ただ一つの制御組立部36が第1図には示されている
が、複数の同一の制御組立部36が下部絞りリング26の周
辺に長方形に配列されているものであることは理解すべ
きである。複数の制御組立部は流体的に互いに連通され
ており油圧流体の圧力を複数のクッション組立体34に伝
達するように作動可能である。クッション組立体34はま
た下部絞りリング26の周辺に長方形に配列されている。
作動 プレス組立体20が第1図の開放状態にある場合、上部絞
りリング24は下部絞りリング26の上方かなりの距離ほど
離隔している。下部絞りリング26は長いクッション組立
体34で支持されている。この場合、力伝達部材84は、下
部絞りリング26の上側から上部絞りリング24の方に向か
って上方に突出している。力伝達部材84は長い制御ピス
トン及びシリンダの組立体70のピストンロッド86の上端
部で支持されている。
加工物28は上部及び下部絞りリング24及び26の間に配設
されている。加工物は下部絞りリング26により支持され
ておりそして力伝達部材84の内側に配設されている。従
って、力伝達部材84は下部絞りリング26の開口部90の中
に伸長しているが、力伝達部材は加工物28を貫いて伸長
しているのではない。
クッション組立体34は流体圧、即ち、下部可変容積室48
内の窒素ガス圧により第1図に示された伸長した状態に
維持されている。下部可変容積室48とアキュームレータ
52内のガス圧は下部絞りリング26及びクッションピスト
ン44を支持するに十分な圧力である。制御組立部36は下
部可変容積シリンダ室78内の油圧により第1図に示され
た伸長した状態に維持されている。可変容積シリンダ室
78内の流体圧は制御ピストン74及び力伝達部材84を支持
するのに十分な圧力である。
制御組立部36の下部容積室78の流体圧力はクッション組
立体34の下部可変容積室48内の流体圧力と同じである。
これは、液体圧力がアキュームレータ52から管路64を介
してクッション組立体34の下部可変容積室48へで伝達さ
れるからである。流体圧力はアキュームレータ52から、
管路54、クッション組立体34の上部可変容積室46、及び
管路80を介して制御組立部36の下部可変容積室78へ伝達
される。アキュームレータ52内の油圧流体の上側で維持
される比較的高い窒素ガス圧力は、アキュームレータが
クッション組立体34又は制御組立部36の一方からの流体
の漏洩を補償することを可能とする。
プレス組立体20が第1図の開放状態から第4図の閉鎖状
態へと作動し始める時、駆動組立部32は公知の方法で下
部絞りリング26の方へ下方へ上部絞りリング24を移動さ
せる。この時、下部絞りリング26は第1図に示される当
初の位置に静止している。クッション組立体34および制
御組立部36は伸長した状態にある。
上部絞りリング24が下部絞りリング26の方へ移動するに
つれて、上部絞りリング24の下側は力伝達部材84と係合
する(第2図)。上部絞りリング24が移動して力伝達部
材84と係合した時、力は上部絞りリング24からクッショ
ン組立体34へ伝達されてクッション組立体を引込んだ状
態へ作動させる。クッション組立体34が引込んだ状態に
なるにつれて、下部絞りリング26は下方向に加速され
る。
上部絞りリング24が力伝達部材84と係合した時(第2
図)、力伝達部材84は制御組立部36のピストンロッド86
に抗して下方に押圧される。ピストンロッド86に対して
かかる力はピストン74に伝達される。ピストン74は下部
可変容積室78の油圧流体に力をかける。ピストン74によ
り下部可変容積室78に発生した流体圧力は油圧流体を制
御組立体36から管路80を介してクッション組立体34へと
流動させる。
制御組立部36からクッション組立体34への流体の流動に
よりクッション組立体は引き込まれる(第2図)。従っ
て、油圧流体は管路80からクッション組立体34の上部可
変容積室46の中へ流入する。上部可変容積室46内の流体
圧力はピストン44を下方に移動させ下部可変容積室48内
のガスを圧縮する。ピストン44が下降するにつれて、ピ
ストンロッド68と下部絞りリング26が下降する。これ
は、下部絞りリング26がピストンロッド68に支持されか
つピストンロッドと共に可動であるからである。
下部絞りリング26はクッション組立体34の引き込みによ
り下方向へ加速されるが、下部絞りリング26の運動の下
降速度(第2図)は上部絞りリング24の下降運動の速度
よりも遅い。これは、制御組立部のピストン74のヘッド
端面積がクッション組立体44のロッド端面積よりも小さ
いからである。従って、制御組立部36はクッション組立
体34が引き込むよりも大きい速度で引き込む。
制御組立部36からの増加する流体を排出するために、ピ
ストン74は所定の距離ほど下降する。このことは管路80
からクッション組立体34の上部可変容積室46へ流入する
流体の増加量と一致する結果となる。上部可変容積室46
へ流入する油圧流体はクッションピストン44を制御ピス
トン74より小さい距離だけ下降させる。
制御ピストン74のヘッド端面積とクッションピストン44
のロッド端面積の間の関係は所望の関係にすることがで
きる。しかしながら、本発明の図示の実施例において
は、クッションピストン44のロッド端面積は制御ピスト
ン74のヘッド端面積の2倍の大きさであった。従って、
本発明の特定の一つの実施例においては、クッションピ
ストン44は制御ピストン74が下降する速度の1/2の速度
で下降する。従って、下部絞りリング26は上部絞りリン
グ24の速度の1/2の速度で下降する。当然、上部及び下
部絞りリング24及び26の下降速度間の関係は、クッショ
ンピストン44と制御ピストン74のロッド端面積と、ヘッ
ド端面積との間の関係を変えることにより変更可能であ
る。
下部絞りリング26の下降速度は上部絞りリング24の下降
速度よりも小さいので、上部絞りリングと加工物28はよ
り遅く移動する下部絞りリング26と衝突する(第3
図)。上部絞りリング24が下部絞りリング26と衝突した
時、加工物28は両絞りリングの間に把持されそして両絞
りリングは下降する。上部絞りリング24と加工物28が下
部絞りリング26と衝突した時下部絞りリング26が下降す
るので、プレス組立体20にかかる衝撃荷重による力は、
上部絞りリングが下部絞りリングと衝突した時下部絞り
リングが静止していると仮定した場合よりも相当に小さ
くなる。衝撃荷重を減少することに加えて、上部絞りリ
ング24が下部絞りリングを閉鎖する時下降する下部絞り
リングを有しているので、プレス組立体の開放に関連す
るノイズの量を減少させる。
上部及び下部絞りリング24及び26がそれらの間に把持さ
れている加工物と一緒に下降するにつれて(第3図)、
クッション組立体34及び制御組立部36が同じ速度で引き
込まれる。これは、クッション組立体のピストン44及び
制御組立部のピストン74が、同じ速度で下降する上部及
び下部絞りリング26、24と共に下降することによるもの
である。クッション組立体34のピストン44が下部絞りリ
ング26からピストンロッド68へ伝達された力の作用の下
で下方へ移動するにつれて、下部可変容積室48内のガス
は圧縮される。クッションピストン44のロッド端面積が
制御ピストン74のヘッド端面積の2倍であるから、クッ
ション組立体34の上部可変容積室は制御組立部36の下部
可変容積室78の収縮速度よりも大きい速度で伸長する。
このことは、クッション組立体34の上部可変容積室46内
にキャビテーションを発生させる。
キャビテーションが上部可変容積室46内に発生した場合
には、油圧流体はアキュームレータ52から管路54及びチ
ェック弁58を介して上部可変容積室へ流動し得る。しか
し、流量絞り弁56(第1図)が、実際上において無視し
得る非常に小さな量に、油圧流体の流速を限定するよう
に設定される。しかしながら、この油圧流体の流速は装
置内で発生し得る漏れを補償するのに十分である。
キャビテーションがクッション組立体34の上部可変容積
室46内で発生するため、ピストン44を横切って比較的大
きな圧力差が生じる。このことは、下部可変容積室48内
のガスが圧縮されるにつれて、クッション組立体34がピ
ストン44の下降に抗して実質的に上向きの緩衝力を備え
ることを可能にする。クッションピストン44を横切るか
なりの圧力差により、クッション組立体34は、プレス組
立体が第4図に示す完全閉鎖状態に移動するにつれて、
プレス組立体の構成部品にかかる衝撃荷重を緩衝するよ
うに作動し得る。
プレス組立体20が閉鎖された時(第4図)、クッション
組立体34は引込んだ状態にある。制御組立部36もまた引
込んだ状態である。上部及び下部絞りリング24及び26は
最も下降した位置にある。この場合、加工物28は絞り成
形作動中ダイにより十分に変形される。
プレス組立体20が第4図に示す閉鎖状態に達した直後、
プレス組立体20は第1図の開放状態へ復帰する作動を開
始する。プレス組立体20が開き始めるにつれて、プレス
駆動組立部32(第1図)はベース22から上方へ上部絞り
リング24を離間させる。上部絞りリング24がベース22か
ら上方へ離間するにつれて、クッション組立体34は上部
絞りリング24と共に下部絞りリング26を上方に移動させ
るように伸長する。従って、クッション組立体34の下部
可変容積室48のガス圧力はピストン44を上方に押圧して
下部絞りリング26を上部絞りリング24と加工物28とを当
接した状態に維持する。
上部及び下部リング24及び26が共に上昇するにつれて、
下部クッション室48が拡張しかつ上部クッション室46が
収縮する。このことにより、上部クッション室46に前に
発生したキャビテーションが消失する。クッションピス
トン44のこの初期の上方への移動中、流体はクッション
組立体34から制御組立部へ送られないで制御組立部36は
引き込んだままの状態である。
キャビテーションが上部クッション室46で消失するとす
ぐに、油圧流体が上部クッション室46から管路80を介し
て送られて制御ピストン74を上方へ移動させる。制御ピ
ストン74に対してかかる油圧流体圧力がピストンロッド
86と力伝達部材84を介して上部絞りリング24に伝達され
て上部絞りリング24を上方へ押し上げる(第5図)。こ
のことにより、エネルギーの伝達が駆動組立部32(第1
図)へ戻ることとなる。
プレス組立体20を開放状態に向けて連続して作動する間
に下部絞りリング26の上昇速度は上部絞りリング24の移
動速度に対して減速される。従って、下部絞りリング26
は上部絞りリング24に対して減速される。この結果、上
部及び下部の絞りリング24及び26は第6図に図解的に示
すように分離する。
下部絞りリング26の減速及び上部と下部の絞りリングの
分離は、クッションピストン44のロッド端が制御ピスト
ン74のヘッド端よりも大きな面積を有しているという事
実により生ずるものである。従って、キャビテーション
が上部クッション室46内で消失した時には、油圧流体は
クッション組立体34の上部室から制御組立部36の下部室
78へ圧送される。制御組立体36の下部室78は、上部絞り
リング24の上昇速度により決定される速度で拡大する。
従って、上部絞りリング24の上昇の各増分に対して制御
ピストン74は一の増分で上昇する。
制御ピストン74のヘッド端面積はクッションピストン44
のロッド端面積の1/2の大きさであるから、クッション
ピストンは下部制御室78の拡大速度の1/2の速度で上部
クッション室46を収縮するように上方に移動することが
可能である。従って、クッションピストン44は制御ピス
トン74の半分の速度で上昇する。このことにより、下部
絞りリング26の上昇速度が上部絞りリング24の上昇速度
の半分の速度に減少する。
下部クッション室48内のガスは常にクッションピストン
44を上方に押圧してクッション組立体の上部可変容積室
46の油圧流体に圧力を作用する。このことにより管路80
を介して下部制御室78に流体圧が伝達されることにな
る。下部制御室78の油圧流体圧力はピストン74及びピス
トンロッド86を上方へ押圧して力伝達部材84に対して上
向きの力を作用する。
力伝達部材84は上部絞りリング24に当接しそして上部絞
りリング24と同じ速度で上方へ移動する。しかしなが
ら、上部絞りリング24の上昇速度はプレスの駆動組立体
32により決定される。このことは、制御組立部の下部制
御室78内の油圧が上部絞りリング24に力を有効に作用さ
せて上部絞りリング24を上方に付勢させる結果となる。
この場合、クッション組立体34の拡張速度は制御組立部
36の拡張速度の1/2にまで遅くなる。
上部絞りリング24が連続して上昇するにつれて、クッシ
ョン組立体34は十分に伸長した状態になり、また下部絞
りリング26は第1図に示すように当初の開放状態にな
る。クッション組立体34が十分に伸長した時、上部絞り
リング24は当初の又は開放した位置にまで移動している
状態となる。下部絞りリング26の上昇は次に停止されそ
して下部絞りリング26は当初の位置で静止したままとな
る。
下部絞りリング26は上部絞りリング24の1/2に減速され
ているので、下部絞りリング26の慣性は、下部絞りリン
グ26が上部絞りリング24と同じ速度で移動したと仮定し
た場合よりも小さくなる。従って、下部絞りリング26が
当初の開放した位置で停止した時、下部絞りリング26の
跳ね返りの傾向は相当に減少する。このことにより、プ
レス組立体20が受ける跳ね返り荷重及び振動がかなり減
少する。
下部絞りリング26が当初の又は開放状態に達した後、上
部絞りリング24はプレス駆動組立体32の影響の下で、下
部絞りリング26から上方へ離間し続ける。このことによ
り、上部絞りリング24が力伝達部材84から遠ざかること
となる。上部絞りリング24が第1図に示す当初の位置又
は開放状態に達した時、上部絞りリング24の上昇運動が
停止される。プレス組立体20が第1図の開放状態まで作
動された場合には、変形された加工物28をプレス組立体
20から容易に取り外すことができる。
クッション組立体−封止 クッション組立体34が多くの異なった構成を取り得るこ
とは考えられるが、クッション組立体34の一つの特定の
構成を第7図に示している。クッション組立体34は外部
封止組立部92(第7図)を備えている。これは、ピスト
ンロッド68とベース22との間に塵やその他の異物の侵入
を阻止する。内部封止組立部94は上部クッション室46か
らの流体の流出を阻止する。ピストン封止組立部96は、
クッション組立体34の上部室46及び下部室48の間の流体
の流動を阻止する。
外部封止組立部92は、中にシールリング104が配設され
ている上方に開口した環状凹部を有する環状軸受又は支
持部材102を備えている。シールリング104の半径方向内
側部分はピストンロッド68の円筒状外側面と封止するよ
うに係合している。シールリング104の半径方向外側部
分は軸受又は支持部材102の凹部の円筒状内側面と封止
するように係合している。環状シールリング106がシー
ルリング104と環状保持部材又は閉鎖フランジ108との間
に設けられている。
支持部材102はハウジング部114に形成された環状の凹部
112の中に配置されている。支持部材102及びシールリン
グ104はハウジング部114の環状凹部112に対して半径方
向に移動可能であってピストンロッド68の傾斜動作に適
応できる。従って、ピストンロッド68が当初の位置(第
7図参照)から左側又は右側のどちらかへ傾斜した位置
へ移動した時、外部封止組立部92はピストンロッド68と
ハウジング部のフランジ108との間に緊密な封止状態を
維持する。外部封止組立部92の構造及び外部封止組立部
92がピストンロッド68と共働する方法は米国特許第4,76
5,227号に開示されているものと同じである。
内部封止組立部94はピストンロッド68の周りに伸長しか
つピストンロッド68と同軸である剛性の円筒状金属製支
持部材120を備えている。環状の端部シール122がほぼ円
筒状の支持部材120に形成された上方に向いた環状凹部1
24内に配置されかつハウジング部114の環状の内方に伸
長するフランジ126と封止状態で係合している。
環状軸受けリング128がピストンロッド68の円筒状外面
と支持部材120の円筒状内面との間に設けられている。
軸受リング128は当接しておりそしてピストンロッド68
と支持部材120の間に力を伝達するように使用する。こ
の力は、ピストンロッド68がベース22に対して傾斜運動
する時にハウジング部114に対して半径方向に支持部材1
20を移動させる。
環状のロッドシール132がピストンロッド68の円筒状外
面と支持部材120の円筒状内面の間に設けられている。
ロッドシール132はピストンロッド68の外面と支持部材1
20の内面とに封止状態で係合している。ロッドシール13
2はピストンロッド68と支持部材120の間の流体の流動を
阻止する。
環状の金属製ストップリング138がハウジング部114と円
筒状シリンダスリーブ140の間に堅固に締付けられてい
る。剛性の環状金属製ストップリング138はクッション
ピストン44の上昇を制限するストッパーとして作用す
る。更に、ストップリング138はクッション組立体34の
上部可変容積室46へ及び該可変容積室46から室外へ油圧
流体を導く。
ストップリング130は環状の底面144を有し、底面144は
ピストン44の環状の局部146と当接状態で係合してピス
トンの上昇を制限する。複数の半径方向に伸長する通路
148がストップリング138に設けられている。半径方向に
伸長する通路148はストップリング138の環状の外方に向
かって開口する凹部150内に及びそこから流体を導く。
従って、流体はストップリング138の通路148を介して上
部クッション室46の中へ及びそこから外へ流動する。環
状の凹部150は円筒状のマニホールド室152と連通してお
りマニホールド室152は複数の半径方向に伸長する通路1
54により円筒状スリーブ140の外周部に伸びている。マ
ニホールド室152は管路80と連通しており、管路80はク
ッション組立体34と制御組立部36とを連結する。
端部シール122は環状波形ばね160により外方に向かって
突出するハウジングフランジ126に対して上方に押圧さ
れている。この波形ばね160は支持部材120とストップリ
ング138の間に配設されている。ピストンロッド68が傾
斜運動したとき、波形ばね160がストップリング138に対
して半径方向に移動する。更に、いくつかの運動が支持
リング120と波形ばね160の間に生じる可能性もある。
環状のピストンシール164はピストン44とスリーブ140の
間に伸長している。ピストンシール164はピストン44と
スリーブ140の間の流体の流動を阻止する。環状のパッ
キング又は支持リング166がピストンシールリング164用
に設けられている。
プレス組立体20の作動中に、少量の油圧流体が内部封止
組立部94を通過して内部封止組立部92と外部封止組立部
94の間に配設された環状の空所172に漏洩することが考
えられる。環状の空所172はチェック弁176を通って環状
空所178へ伸長するドレン通路174に接続している。環状
空所178はベース22に形成されたドレン通路180に接続し
ている。
制御組立部−第2実施例 第1図乃至第6図に示された本発明の実施例において、
上部絞りリング24が力伝達部材84と係合した後、制御組
立部36は下部絞りリング26を加速するように作用する。
衝撃荷重による力を減ずるために、下部絞りリングが制
御組立体36により加速された速度で移動す間に、上部絞
りリング24と加工物28は下部絞りリング26と衝突する。
プレス組立体20の構成要素にかかる衝撃荷重は、上部絞
りリング24と加工物28が下部絞りリング26と衝突する前
に下部絞りリング26をさらに加速することによりさらに
減少し得ることが考えられる。
第8図乃至第10図に部分的に図示されている制御組立部
の実施例において、制御組立部は、プレス組立体20の開
閉動作中に2つの別個の段階で下部絞りリング26を加速
又は減速するように作動することが可能である。従っ
て、プレス組立体の閉鎖中に、第8図乃至第10図の制御
組立部は下部絞りリング26を第1の速度へ加速し、次
に、上部と下部の絞りリングが共に移動する前に第2の
速度へ加速する。同様に、プレス組立体20の開放動作
中、第8図乃至第10図の制御組立部は下部絞りリング26
を第1の速度に減速し、次に、下部絞りリングが当初の
位置で停止する前に第2の速度に下部絞りリングを減速
する。第8図乃至第10図に部分的に示された制御組立部
の実施例は第1図乃至第6図に示された制御組立部の実
施例とほぼ同様であるため、同じ要素については同じ引
用符号で表示し、混乱を避けるため、末尾の文字“a"を
第8図乃至第10図の引用符号に付している。
制御組立部36a(第8図)は2段階ピストン及びシリン
ダ組立体70aを備えている。ピストン及びシリンダ組立
体70aは内部ピストン186を備えている。内部ピストン18
6はピストンロッド68と内部ピストン186を囲む中空の外
部ピストン188で堅固に連結されている。円筒状の内部
及び外部ピストン186,188は相互に対して限定された範
囲の動作を行う。
外部ピストン188は内部ピストン186よりも大きなヘッド
端の断面積を有している。従って、ピストン及びシリン
ダ組立体70aの長手方向中心線190に垂直に伸びる平面で
測った場合の外部ピストン188の断面積は、該中心線190
に対して垂直な平面で測った場合の内部ピストン186の
断面積の2倍の大きさである。
第8図に示された制御組立部36aの実施例では、内部ピ
ストン186の断面積はクッションピストン44(第1図)
のロッド端面積の1/3である。外部ピストン188の断面積
はクッションピストン44のロッド端面積の2/3である。
ピストン186と188の面積は相互に対してかつクッション
ピストン44のロッド端面積に対して異なった関係を有し
ている。
開放状態から閉鎖状態へプレス組立体20(第1図)を作
動させる時、内部ピストン186は始めに上部絞りリング2
4と共に外部ピストン188(第9図)に対して下方に移動
される。このことにより、クッションピストン44と下部
絞りリング26が上部絞りリング24の1/3の速度に加速さ
れる。プレス組立体が続けて閉鎖するにつれて、内部と
外部のピストン186,188は一緒に下降する(第10図)。
ピストン186,188の下降により、流体が制御組立部36aか
らクッション組立体34へ圧送されて、クッションピスト
ン44と下部絞りリング26が上部絞りリング24の2/3の速
度にまで加速される。
下部絞りリング26が、上部絞りリング24の2/3の速度に
まで加速された後、上部絞りリング24と加工物28は下部
絞りリング26に衝突する。下部絞りリング26は、上部絞
りリング24が下部絞りリング26に接近した時、上部絞り
リング24の下降速度2/3の速度で下降しているため、プ
レス組立体の構成要素が受ける衝撃荷重は第1図乃至第
6図に示された発明の実施例よりも小さい。
プレス組立体が第4図の閉じた状態から第1図の開いた
状態へ復帰するように作動する時、内部ピストン及び外
部ピストン186,188は共働して下部絞りリング26とクッ
ションピストン44を上部絞りリング24の2/3の速度にま
で減速させる。プレス組立体20が引き続き閉鎖するにつ
れて、制御組立部36aの内部ピストン186はクッションピ
ストン44と下部絞りリング26を上部絞りリング24の1/3
の速度にまで減速させる。
プレス組立体20が閉鎖状態から開放状態へ作動する間、
内部ピストン186及び外部ピストン188はストロークの下
端位置から上方に移動する。このことにより、クッショ
ンピストン44と下部絞りリング26が上部絞りリング24の
速度と等しい速度から上部絞りリングの2/3の速度にま
で減速する。プレス組立体が開放動作を続けるにつれ
て、外部ピストン188はストロークの上端位置(第9
図)に達し内部ピストン186は外部ピストン188に対し上
方に移動する。このことによりクッションピストン44と
下部絞りリング26は上部絞りリング24の2/3の速度から
上部絞りリングの1/3の速度にまで減速する。下部絞り
リング26が上部絞りリング24の1/3の速度にまで減速さ
れた後、下部絞りリングは当初の又は開放した位置に移
動する。下部絞りリング26は上部絞りリング24の1/3の
速度で上昇しているため、下部絞りリングの慣性は、下
部絞りリングがその当初の位置に近づくにつれて、比較
的小さくなる。それ故、下部絞りリング26がその当初の
位置に達した時の跳ね返り及びプレス組立体の構成要素
の振動は最小限になる。
プレス組立体20が第1図の開放状態にある時、ピストン
とシリンダの組立体70aは第8図のような完全に伸長し
た状態にある。この場合、内部ピストン186と外部ピス
トン188はストロークの上端位置にある。下部可変容積
室78aは油圧流体で充填されている。ピストンロッド86a
の上端は、下部絞りリング26の上方に伸長する力伝達部
材84(第1図)の下端と当接した状態で配設されてい
る。
上部絞りリング24が下部絞りリング26(第1図)に向っ
て下降するにつれて、上部絞りリング24は力伝達部材84
と当接するようになる。力伝達部材84は上部絞りリング
24からピストン及びシリンダ組立体70a(第8図)のピ
ストンロッド86aに力を伝達する。上部絞りリング24と
力伝達部材84が続いて下降するにつれて、力伝達部材は
静止している外部ピストン188に対して内部ピストン186
を下方に移動させる(第9図)。
内部ピストン186が上部絞りリング24から伝達された力
の作用により下方へ移動するにつれて、下部可変容積制
御室78aが収縮しそして圧力がかかった流体が制御組立
部36a(第9図)から管路80aを介してクッション組立体
34(第1図)へ圧送される。クッション組立体34の上部
可変容積室46内へ圧送された油圧流体はクッションピス
トン44を下降させかつ下部可変容積室48内の窒素ガスを
圧縮する。内部制御ピストン186のヘッド端面積はクッ
ションピストン44のロッド端面積の1/3であるから、ク
ッションピストンは上部絞りリング24と内部ピストン18
6の下降速度の1/3の速度にまで加速される。この結果、
下部絞りリング26が上部絞りリング24の下降速度の1/3
の速度で下降することとなる。
上部絞りリング24が続いて下降すると、内部ピストン18
6のヘッド端は中空の外部ピストン188の環状の内方に突
出するヘッド端フランジ194(第9図及び第10図)と係
合する。力は次に上部絞りリング24から力伝達部材84及
び内部ピストン186を介して外部ピストン188へと伝達さ
れる(第1図及び第10図)。このことにより、外部ピス
トン188は内部ピストン186と上部絞りリング24と共に下
方へ移動する。
内部ピストン186及び外部ピストン188が一緒に下降し始
めた時、制御ピストン組立体36aのヘッド端面積は内部
ピストン186の比較的小さいヘッド端面積から外側ピス
トン188の比較的大きいヘッド端面積へ増加する(第10
図)。この結果、流体が収縮する下部可変容積制御室78
aから高速で通路80aを介してクッション組立体34へ押圧
される。油圧流体が制御組立部36aからクッション組立
体34へ流出する時の速度が増大するため、クッションピ
ストン44(第1図)と下部絞りリング26の下降速度は増
大する。ここで記載した発明の実施例では、クッション
ピストン44と下部絞りリング26は、上部絞りリング24の
下降速度2/3の下降速度にまで加速される。
上部絞りリング24と加工物28が下部絞りリング26と衝突
するまで、下部絞りリング26は上部絞りリング24の2/3
の速度で下降を続ける。その後、上部と下部のリング2
4,26は共に下降し、プレス組立体20は第4図に示す閉鎖
状態に達する。前述の通り、上部及び下部のリング24,2
6が共に下降する間、制御組立部36aから流出する流体の
速度はクッション室46を充満させるには不十分であるた
め、窒素ガスが下部クッション室48内で圧縮される際、
上部クッション室46内にキャビテーションが発生する。
プレス組立体20が開放し始める時、上部と下部の絞りリ
ング24,26は共に上方に移動し、上部クッション室46内
のキャビテーションは消失する。その後、油圧流体は上
部クッション室46から流出し内部及び外部のピストン18
6,188を共に上昇させる(第10図)。外部ピストン188の
ヘッド端面積はクッションピストン44のロッド端面積の
2/3であるから、内部及び外部のピストン186及び188は
上部絞りリング24に対してピストンロッド86aを押圧し
て上部絞りリング24に力を伝達する。
クッションピストン44のロッド端面積は制御ピストン18
6,188のヘッド端面積よりも1/3大きいという事実によ
り、クッションピストンは上部絞りリング24の上昇速度
から上部絞りリング24の速度の2/3の速度にまで減速す
る。このことにより、上部及び下部のリング24,26は分
離する。
外部制御ピストン188がストロークの上端位置(第9
図)に達した時、内部制御ピストン186は静止している
外部ピストンに対して上方に移動する。内部ピストン18
6のヘッド端面積はクッションピストン44のロッド端面
積の1/3であるから、クッションピストンの上昇速度は
遅くなる。このことにより、下部絞りリング26とクッシ
ョンピストン44は上部絞りリング24の1/3の速度まで減
速する。
内部ピストン186が引き続き上部絞りリング24と共に上
方に移動するにつれて、内部ピストン186はストローク
端位置まで移動する。同時に、クッションピストン44は
ストローク端位置にまで移動する。その後、クッション
ピストン44の上昇運動は停止する。この結果、下部絞り
リング26は当初の又は開放したプレス位置で停止する
(第1図)。
下部絞りリング26の上昇速度が、下部絞りリングが当初
の位置で停止する前に2段階で減速される。従って、下
部絞りリング26の上昇速度が上部絞りリング24の上昇速
度に等しい速度から上部絞りリング24の上昇速度の2/3
の速度まで減速される。下部絞りリング26の速度が短時
間一定速度を維持した後、下部絞りリングの速度は上部
絞りリング24の1/3の速度まで減速される。従って、下
部絞りリング26が当初の位置まで移動した時、それは比
較的小さい慣性を有している。このことにより、下部絞
りリング26の跳ね返り及びプレス組立体20の振動が最小
限になる。
ピストンとシリンダ組立体70aの上部可変容積室76a(第
10図)はピストンロッド86aを介して大気と連通した状
態で接続されている。従って、ピストンロッド86aの中
央通路202はピストンロッドに形成された半径方向通路
を介して上部室76aと接続している。中央通路202の上端
はチェック弁と圧力解放弁との組み合わせ206を介して
大気と通じている。チェックと圧力解放弁との組み合わ
せは米国特許第4,765,227号に開示されたものと同じ構
成である。しかしながら、上部可変容積室76aは所望す
るならば別の公知の方法で大気へ通じていてもよい。
第8図乃至第10図に図示された発明の実施例において、
制御組立部36aの内部及び外部のピストン186,188のヘッ
ド端とクッション組立体34のクッションピストン44のロ
ッド端との間に特別の面積上の関係がある。ピストン間
の特別の面積上の関係は記載を明確化する目的でここに
おいて記述したものであり、発明をこれに限定する目的
ではないことは理解されるべきである。従って、内部及
び外部のピストン186,188のヘッド端面積は、望むなら
ば、クッションピストン44のロッド端面積と異なった比
率又は関数を有していてもよい。
制御組立部36及び36aがプレス組立体の上部及び下部の
リング24及び26との関連においてここでは記載されてい
るが、望むならば、制御組立部はプレス組立体の別の構
成要素を利用しても良いことが考えられる。従って、絞
り成形作動に使用することを意図しないプレス組立体に
おいては、制御組立部36及び36aを絞りリングとは別の
プレス組立体の構成要素に関連づけてもよい。絞りリン
グ24及び26は、下方に移動しながら、プレス組立体を第
1図の開放状態から第4図の閉鎖状態へ作動させるよう
に示されているが、プレス組立体は作動中に絞りリング
を上昇させて閉鎖状態になるような方法で構成してもよ
いこともまた理解されるべきである。この場合には、絞
りリング24を力伝達部材84と係合するまで上昇させかつ
制御組立部36を収縮させて、クッション組立体34の引き
込みと絞りリンク26の上昇とを行う。ここでは、クッシ
ョン組立体34が特定の構造を有するように記載されてい
るが、別のクッション組立体の構造を使用してもよい。
まとめ 前述の記載に鑑みると、本発明は上部及び下部の絞りリ
ング又は部材24,26を有し、作動中に加工物28の両側に
圧力をかけるプレス組立体20に関するものである。プレ
ス組立体20が開放状態(第1図)から閉鎖状態(第4
図)へ作動する時、上部絞りリング24が下部絞りリング
26の方へ下降する。上部絞りリング24が下部リング26に
衝突する前に、上部絞りリングからクッション組立体34
へ力を伝達することにより下部絞りリングが下方に加速
される。上部絞りリング24からクッション組立体34へ伝
達された力はクッション組立体を引き込んだ状態へ作動
させる。従って、下部リング26は、上部絞りリングが下
部絞りリングと衝突した時、下方に移動する。下部絞り
リング26は、上部絞りリング24(第3図)により衝突さ
れた時下方に移動するため、プレス組立体20の構成要素
の衝撃荷重は最少になる。
プレス組立体20が閉鎖状態(第4図)から開放状態(第
1図)へ移行した時、引込んだ状態からのクッション組
立体の作動により、下部絞りリング26が当初の位置に達
する前に下部絞りリング26が減速する。従って、下部絞
りリング26の速度は、下部絞りリング26が停止する前に
減速する。このことにより、下部絞りリング26の跳ね返
り及びプレス組立体20の振動が最小限に抑制される。
【図面の簡単な説明】
第1図は、本発明により構成され作動されるプレス組立
体を図解的に示した図であって開放状態にあるプレス組
立体を示した図、 第2図は、第1図と同様な簡単化した図解図であって、
プレス組立体が閉鎖するにつれて上部絞りリングが下部
絞りリングの方へ移動する間に制御組立体がクッション
組立体を引き込み状態にし下部絞りリングの下方への移
動を生じさせる方法を示した図、 第3図は、ほぼ第2図と同様の図解図であって、プレス
組立体が、閉鎖するにつれて、上部絞りリングと加工物
が下方に移動する下部絞りリングに衝突した時のプレス
組立体の構成部品の間の関係を示した図、 第4図は、第3図とほぼ同様の図解図であって、プレス
組立体が閉鎖状態にある時のプレス組立体の構成部品の
間の関係を示した図、 第5図は、第4図とほぼ同様の図解図であって、プレス
組立体が開くにつれて上部及び下部絞りリングが第4図
の閉鎖した状態から上方に移動した後のプレス組立体の
構成部品の間の関係を示す図、 第6図は、第5図とほぼ同様の図解図であって、プレス
組立体が開くにつれて、下部絞りリングの上方への移動
が停止する直前に上部絞りリングよりも遅い速度で下部
絞りリングが上方へ移動する間のプレス組立体の構成部
品の間の関係を示す図、 第7図は第1図乃至第6図のプレス組立体に使用される
クッション組立体の構造を示す拡大断面図、 第8図は、第1図乃至第6図のプレス組立体に使用され
る制御組立体のピストンの第2実施例を形成する2段階
ピストン及びシリンダ組立体の断面図、 第9図は、部分的に引込んだ内側ピストンとストローク
の上端位置にある外側ピストンとを示す第8図のピスト
ンシリンダ組立体の断面図、 第10図は、内側並びに外側ピストンが共に部分的に引込
んだ状態の第8図及び第9図のピストンシリンダ組立体
の断面図、 第11図は、外側ピストンがストロークの上端位置にあ
り、内側ピストンが部分的に引込んだ状態を示す断面図
である。 20:プレス組立体 24:第1の部材(上部絞りリング) 26:第2の部材(下部絞りリング) 28:加工物、32:駆動組立部 34:クッション組立体、36:制御組立部 40:ピストン及びシリンダ組立体 42:シリンダ、44:クッションピストン 72:シリンダ、74:制御ピストン 84:力伝達部材(ピン)
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 ポール・エム・カディス アメリカ合衆国オハイオ州44024,チャー ドン,フォックスメドウ 9685 (72)発明者 スーザン・イー・パフ アメリカ合衆国オハイオ州44131,セヴ ン・ヒルズ,クロスビュー 6062 (56)参考文献 特開 昭63−36931(JP,A) 特開 平2−87598(JP,A)

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】加工物を成形するために開放状態から閉鎖
    状態へプレス組立体を作動させる段階と、該プレス組立
    体から該成形された加工物を取外すのを容易にするため
    に閉鎖状態から開放状態へ該プレス組立体を作動させる
    段階とから成り、該開放状態から閉鎖状態に該プレス組
    立体を作動させる段階が、該加工物の少なくとも一部を
    第1の部材と第2の部材の間に配設した状態で、該第1
    の部材を第1の位置から第2の位置に配置された該第2
    の部材の方へ移動させる段階と、該第2の部材を該第2
    の位置から離隔させる段階とを含み、該第2の部材を該
    第2の位置から離隔させる段階が、制御組立体のシリン
    ダからクッション組立体のシリンダへ流体を圧送して該
    圧送された流体の圧力の下で該クッション組立体を引き
    込ませることと、その後、該第2の部材が該第2の位置
    から離隔している間に該加工物と該第1の部材とを該第
    2の部材に衝突させることと、を含むことを特徴とする
    プレス組立体の作動方法。
  2. 【請求項2】加工物を成形するために開放状態から閉鎖
    状態へ作動可能なプレス組立体であって、該プレス組立
    体は該加工物の第1の側部と係合する第1の可動の部材
    と、該加工物の第2の側部と係合する第2の可動の部材
    とを備え、該第1の部材は、該プレス組立体が開放状態
    から閉鎖状態へ作動する間、該第2の部材に向かう第1
    の方向に可動であり、該第1及び第2の部材は、該プレ
    ス組立体が開放状態から閉鎖状態に向かって作動する
    間、該第1の部材と第2の部材の間に配置された該加工
    物の少なくとも一部と共に該第1の方向に移動可能であ
    り、該プレス組立体はさらに、該プレス組立体が該開放
    状態から該閉鎖状態へ作動する間、該第1の方向への該
    第2の部材の運動に抗する緩衝力を与えるように引込み
    状態へ作動可能なクッション組立体と、該プレス組立体
    が該開放状態から閉鎖状態へ作動する間、該第1及び第
    2の部材が共に該第1の方向へ移動する前に、該第2の
    部材の該第1の方向への移動を開始させる制御組立部と
    を備え、該制御組立部は、ピストン及びシリンダの組立
    体と、該ピストン及びシリンダの組立体の流体を圧縮す
    るように該第1の部材から該ピストン及びシリンダの組
    立体へ力を伝達する装置と、該ピストン及びシリンダの
    組立体から該クッション組立体へ流体圧力を伝える装置
    とを備え、該クッション組立体は、該ピストン及びシリ
    ンダの組立体から伝えられた流体圧力により該クッショ
    ン組立体を引込み方向へ作動させる装置を備えているこ
    とを特徴とするプレス組立体。
JP2281691A 1989-10-30 1990-10-19 プレス組立体及びその作動方法 Expired - Lifetime JPH0796134B2 (ja)

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