JPH079619U - 自動車用ドア - Google Patents

自動車用ドア

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JPH079619U
JPH079619U JP4086493U JP4086493U JPH079619U JP H079619 U JPH079619 U JP H079619U JP 4086493 U JP4086493 U JP 4086493U JP 4086493 U JP4086493 U JP 4086493U JP H079619 U JPH079619 U JP H079619U
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Subaru Corp
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Fuji Jukogyo KK
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 ガイドサッシュをドアガラスの昇降軌跡面よ
りもドアアウタパネル寄りに配置した構造を前提とし、
ドアガラスとキャリアプレートとの固定作業を簡単に行
うことができ、かつドアガラスの面積増加を伴うことな
くドアガラスの位置調整や姿勢調整を可能とした自動車
用ドアを提供する。 【構成】 ドアガラス4の昇降軌跡面よりもドアアウタ
パネル寄りに配設されたガイドサッシュに対応してドア
ガラス4の外面側に添設されるキャリアプレート10に
は、ドアガラス4のボルト挿通孔に挿通された固定ボル
ト24,25,26が上下前後方向に位置調整できる長
孔状のボルト挿通孔10a,10b,10cを設けると
共に、固定ボルト24,25,26が螺合するウェルド
ナット19,20,21を有するナットプレート18を
上下前後方向に位置調整自在に予め装着してある自動車
用ドア。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、ドアガラスをガイドサッシュに沿って昇降方向に案内するためのキ ャリアプレートを備えた自動車用ドアに関する。
【0002】
【従来の技術】
一般に上述のような自動車用ドアにおいては、ガイドサッシュに沿って移動自 在なスライダを有するキャリアプレートがドアガラスの下端部にボルト・ナット で固定されている(特開昭63−14976号公報参照)。ここで上記ガイドサ ッシュは、ドアガラスの昇降軌跡面よりもドアインナパネル寄りに配設されるの が一般的であるが、これとは反対にガイドサッシュをドアガラスの昇降軌跡面よ りもドアアウタパネル寄りに配設した先行技術も知られている(実開平2−24 77号公報参照)。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
ところで、前記実開平2−2477号公報に記載のように、ガイドサッシュが ドアガラスの昇降軌跡面よりもドアアウタパネル寄りに配設される場合、キャリ アプレートはガイドサッシュに対面するようにドアガラスの室外側にボルト・ナ ットで固定することとなる。しかし、この固定作業はドアガラスの室内側から行 うのであり、その際、ドアガラスの室外側の所定位置にキャリアプレート及びナ ットを支持する作業を伴うので、作業が面倒であって作業性が悪い。
【0004】 また、キャリアプレートにボルト・ナットで固定されるドアガラスの上下位置 や前後位置、あるいは前傾、後傾姿勢などを調整するには、その調整代を見込ん だ大きなボルト挿通孔をドアガラスに穿ける必要がある。しかし、ボルト挿通孔 を単に大きくするとドアガラスの強度不足を招くので、ドアガラスは必要以上に 面積を大きくせざるを得ず、重量増加と共にコストアップを招くという問題があ る。
【0005】 そこで本考案は、ガイドサッシュをドアガラスの昇降軌跡面よりもドアアウタ パネル寄りに配設した構造を前提とし、ドアガラスとキャリアプレートとの固定 作業を簡単に行うことができ、しかもドアガラスの面積増加を伴うことなくドア ガラスの位置調整や姿勢調整を可能とした自動車用ドアを提供することを目的と する。
【0006】
【課題を解決するための手段】
この目的を達成するため、本考案は、ドアガラスの昇降軌跡面よりもドアアウ タパネル寄りに配設されて上下方向に延びるガイドサッシュと、このガイドサッ シュに案内されるスライダ及びドアガラスのボルト挿通孔に挿通された固定ボル トが挿通されるボルト挿通孔を有してドアガラスの外面に添設されるキャリアプ レートとを備えた自動車用ドアにおいて、上記キャリアプレートのボルト挿通孔 は、上記固定ボルトが上下前後方向に位置調整できる長孔とすると共に、このキ ャリアプレートには、固定ボルトが螺合するナットを有するナットプレートを上 下前後方向に位置調整自在に予め装着したことを手段としている。
【0007】
【作用】
このような手段を採用した本考案の自動車用ドアでは、キャリアプレートをド アガラスに固定する場合、まず準備として、ナットプレートが予め装着されたキ ャリアプレートのスライダをガイドサッシュに挿入してドアインナパネルにXア ーム型レギュレータを組付け、キャリアプレートとXアーム型レギュレータとを 組付けておく。つぎにこの状態で、キャリアプレートとドアインナパネルとの間 にドアガラスの下端部を臨ませてドアガラスとキャリアプレートとを固定する。 すなわち、ドアガラスの室内側からドアガラスのボルト挿通孔及びキャリアプレ ートのボルト挿通孔に固定ボルトを挿通し、その先端をナットプレートのナット に螺合して締め上げることにより、ナットプレート、キャリアプレート及びドア ガラスの三者が一体的に固定される。
【0008】 ここでナットプレートはキャリアプレートに対して上下前後方向に位置調整自 在に装着されており、また、キャリアプレートのボルト挿通孔は固定ボルトが上 下前後方向に位置調整できる長孔状とされているので、ドアガラスの上下前後の 位置調整及び前傾、後傾の姿勢調整が可能である。
【0009】
【実施例】
以下、本考案の一実施例を添付の図面に基づいて具体的に説明する。 一実施例による自動車用ドアとしてのフロントドア1の概略内部構造を示す図 4において、符号2はドアアウタパネル、符号3はドアインナパネル、符号4は ドアガラス、符号5はドアインナパネル3を覆ってドア内面を構成するドアトリ ムをそれぞれ示している。
【0010】 前記ドアガラス4は、図5に示すようにフロントドア1の前後方向中央部に配 置してドアインナパネル3に支持されたXアーム型レギュレータ6により昇降駆 動されるもので、このドアガラス4を昇降方向に案内するためのガイドサッシュ 7は、フロントドア1の前後方向中央部にてドアガラス4の昇降軌跡面よりもド アアウタパネル2寄りに配置されている。そしてこのガイドサッシュ7は、ドア アウタパネル2の上縁部に剛性の高い閉断面構造を形成しているリンフォースメ ント8に対しその上端部がブラケット9を介してボルト結合され、その下端部は 図示省略したブラケットを介してドアインナパネル3の下端部にボルト結合され ている。
【0011】 一方、ドアガラス4の下端部には、前記ガイドサッシュ7に対面する外面側に 配置してキャリアプレート10がボルト・ナットを介して固定され、このキャリ アプレート10に付属する上下一対のスライダ11,12が所定の相互間隔を保 って前記ガイドサッシュ7に案内されることで、ドアガラス4の昇降軌跡が規定 されるようになっている。
【0012】 なお、このようにドアガラス4の昇降軌跡がガイドサッシュ7とこれに案内さ れるスライダ11,12とで規定されることから、本実施例によるフロントドア 1では、従来必須であった窓肩部のスタビライザを省略しており、これに関連し てドアインナパネル3の上縁部は、単に溝形断面に屈曲した開断面としてある。 そしてこのドアインナパネル3の上縁部とドアトリム5の上縁部との間には、緩 衝用のクッション材13が充填されている。
【0013】 また、このようなフロントドア1には、ドアガラス4の前縁部を案内するフロ ントサッシュ14と、ドアガラス4の後縁部を案内するリヤサッシュ15とが補 助的に設けられている。
【0014】 ここで図3(a)に示すように、前記キャリアプレート10には、前後方向に 延びる長孔状の3個のボルト挿通孔10a,10b,10cが三角形に配置して 形成されると共に、前後一対のツバ付ピン16,17がキャリアプレート10の 室外側に突出する貫通状態で溶接固定されている。そしてこのキャリアプレート 10の室外側には、ドアガラス4にボルト・ナット結合するためのナットプレー ト18が装着されている(図1,図2参照)。
【0015】 ナットプレート18は、キャリアプレート10の各ボルト挿通孔10a,10 b,10cに対し上下前後方向に位置調整自在に遊嵌する固定ボルト24,25 ,26が螺合するウェルドナット19,20,21を溶接固定したもので、この ナットプレート18には、図3(b)にも示すように、前記キャリアプレート1 0の前後一対にツバ付ピン16,17が上下前後方向に位置調整自在に遊嵌する 大きさの長孔18a,18bが前後方向に沿って形成されている。そしてナット プレート18の長孔18a,18bにキャリアプレート10のツバ付ピン16, 17を遊嵌し、その先端にワッシャ22,23をカシメ固定することで、予めナ ットプレート18がキャリアプレート10の外面に上下前後方向に位置調整自在 に装着されている(図1参照)。但し、ナットプレート18の長孔18aは、1 つでもよい。
【0016】 一方、図1のII−II線断面図である図2に示すように、ドアガラス4の下 端部にはボルト挿通孔4aが形成され、このボルト挿通孔4aには、相互に螺合 することでドアガラス4を挟持する孔付きボルト27とツバ付きナット28とが グロメット29を介して装着されている。そして前記固定ボルト26(24,2 5)は、ドアガラス4の内面側から孔付きボルト27の貫通孔27aに挿入され てその先端をナットプレート18のウェルドナット21(19,20)に螺合し ている。
【0017】 つぎに、このように構成された本実施例のフロントドア1につき、その作用を 説明する。 まず、ドアガラス4の組付けにあたっては、予めナットプレート18が装着さ れたキャリアプレート10を用意し、そのスライダ11,12をガイドサッシュ 7に挿入し、ドアインナパネル3にXアーム型レギュレータ6を組付けて準備状 態とする。次に、キャリアプレート10とXアーム型レギュレータ6とを組付け てフロントドア1の窓肩部からドアガラス4を挿入し、その下端部をキャリアプ レート10とドアインナパネル3との間に臨ませる。この状態でドアインナパネ ル3の作業用開口から例えば固定ボルト26をドアガラス4のボルト挿通孔4a に装着された孔付きボルト27の貫通孔27aに挿入し、その先端をナットプレ ート18のウェルドナット21に螺合して締め上げる。同様にして他の固定ボル ト24,25も順次ナットプレート18のウェルドナット19,20に螺合して 締め上げる。そうすることで、ナットプレート18、キャリアプレート10及び ドアガラス4の三者が一体的に結合されるのであり、ドアガラス4はガイドサッ シュ7に沿って昇降方向に案内される。
【0018】 ここでドアガラス4の上下前後の位置や、前傾,後傾の姿勢が狂っている場合 には、各固定ボルト24,25,26を緩めて再調整する。即ち、各固定ボルト 24,25,26を緩めると、ドアガラス4はナットプレート18と共にキャリ アプレート10に対して上下、前後に位置調整自在となるから、この状態でドア ガラス4の上下前後方向への位置調整や、前傾、後傾の姿勢調整を行い、再度固 定ボルト24,25,26を締め上げることでドアガラス4の位置調整あるいは 姿勢調整を完了する。
【0019】 以上、本考案をフロントドア1に適用した一実施例について説明したが、本考 案は、リヤドアについても同様に適用できるものである。
【0020】 また、前記一実施例のフロントドア1は、窓肩部にスタビライザがなく、また 窓肩部を構成するドアインナパネル3の上縁部が開断面をなして比較的に剛性の 低いものとなっている。しかもガイドサッシュ8は、ドアガラス4の昇降軌跡面 よりドアアウタパネル2側にてフロントドア1の前後方向中央部に配置されてお り、搭乗者の上半身の側方には存在しない構造となっている。従って、側面衝突 を受けた際などにおいて搭乗者によりフロントドア1の内面へ加えられる衝撃エ ネルギは十分に吸収されるのであり、搭乗者の上体、特に肩付近を十分に保護す る。
【0021】
【考案の効果】
以上説明した通り本考案によれば、スライダをガイドサッシュに挿入して組付 けたキャリアプレートにドアガラスの下端部を対面させ、ドアガラスの内面側か らそのボルト挿通孔及びキャリアプレートのボルト挿通孔に固定ボルトを挿通し 、その先端をナットプレートのナットに螺合して締め上げるだけでナットプレー ト、キャリアプレート及びドアガラスの三者が一体的に固定されるから、ドアガ ラスとキャリアプレートとの固定作業を簡単に行うことができる。
【0022】 ここで、ナットプレートはキャリアプレートに対して上下前後方向に位置調整 自在に装着され、キャリアプレートのボルト挿通孔は固定ボルトが上下前後方向 に位置調整できる長孔状とされているので、ドアガラスの上下前後の位置調整及 び前傾、後傾の姿勢調整が可能である。従って、ドアガラスのボルト挿通孔を調 整代を見込んで大きくする必要はなく、ドアガラスの面積増加を伴うことなくド アガラスの位置調整や姿勢調整を行うことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の一実施例による自動車用ドアの要部構
造を示すキャリアプレート及びナットプレート付近の側
面図である。
【図2】図1のII−II線断面図である。
【図3】(a)は一実施例におけるキャリアプレートの
側面図であり、(b)は一実施例におけるナットプレー
トの側面図である。
【図4】一実施例による自動車用ドアの概略内部構造を
示す部分縦断面図である。
【図5】一実施例による自動車用ドアの概略内部構造を
示す側面図である。
【符号の説明】 1 フロントドア 2 ドアアウタパネル 3 ドアインナパネル 4 ドアガラス 4a ボルト挿通孔 5 ドアトリム 6 Xアーム型レギュレータ 7 ガイドサッシュ 8 リンフォースメント 9 ブラケット 10 キャリアプレート 10a,10b,10c ボルト挿通孔 11,12 スライダ 13 クッション材 14 フロントサッシュ 15 リヤサッシュ 16,17 ツバ付ピン 18 ナットプレート 18a,18b 長孔 19,20,21 ウェルドナット 22,23 ワッシャ 24,25,26 固定ボルト 27 孔付きボルト 28 ツバ付きナット 29 グロメット

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ドアガラスの昇降軌跡面よりもドアアウ
    タパネル寄りに配設されて上下方向に延びるガイドサッ
    シュと、このガイドサッシュに案内されるスライダ及び
    ドアガラスのボルト挿通孔に挿通された固定ボルトが挿
    通されるボルト挿通孔を有してドアガラスの外面に添設
    されるキャリアプレートとを備えた自動車用ドアにおい
    て、 上記キャリアプレートのボルト挿通孔は、上記固定ボル
    トが上下前後方向に位置調整できる長孔とすると共に、
    このキャリアプレートには、固定ボルトが螺合するナッ
    トを有するナットプレートを上下前後方向に位置調整自
    在に予め装着したことを特徴とする自動車用ドア。
JP1993040864U 1993-07-27 1993-07-27 自動車用ドア Expired - Fee Related JP2595651Y2 (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN110578741A (zh) * 2019-08-29 2019-12-17 武汉格罗夫氢能汽车有限公司 一种用于氢能汽车的型材用螺母托板和具有该托板的型材

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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CN110578741A (zh) * 2019-08-29 2019-12-17 武汉格罗夫氢能汽车有限公司 一种用于氢能汽车的型材用螺母托板和具有该托板的型材

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