JPH0796210B2 - 構造物等の内・外装材 - Google Patents

構造物等の内・外装材

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JPH0796210B2
JPH0796210B2 JP1061282A JP6128289A JPH0796210B2 JP H0796210 B2 JPH0796210 B2 JP H0796210B2 JP 1061282 A JP1061282 A JP 1061282A JP 6128289 A JP6128289 A JP 6128289A JP H0796210 B2 JPH0796210 B2 JP H0796210B2
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Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] この発明は、基体となる互いに平行な底面と表面を有す
る略矩形状の板状体を互いに突合わせて係合し平板状に
施工可能な構造物等の内・外装材に関するものである。
[従来の技術] 従来より、複数の板状体を繋ぎ合わせて連続した一枚の
板状体を形成するに際し、例えば、特開昭61−16801号
公報に記載されている如く、板状体の相対する側面に雄
ざねと雌ざねを夫々形成し、該雄ざねと雌ざねを互いに
係合させて繋ぎ合わせ板状体の一体感を高めたもの、或
は、実開昭56−135804号公報に記載されている如く、板
状体の相対する側面に山形状の凹凸を夫々形成し、凹凸
を互いに係合させて繋ぎ合わせ板状体の一体感を高めた
もの等は知られている。
ところが、これら従来の板状体の繋ぎ合わせ方法では、
繋ぎ合わせた板状体相互の一体感は高められるものの、
施工に際しては現場で一枚一枚突合わせて係合させなけ
ればならず作業に多大の工数を必要とすると共に、一枚
一枚散散の板状体を梱包して搬出、搬入しなければなら
ず取扱いも面倒であった。
この不具合を解決するために、最近第12図に示す如く、
予め複数の平板を可撓性弾性材により折り曲げ可能に連
結しておき、施工現場で平板状に曲げ戻しすることによ
り簡易に施工できると共に、取り扱いも簡便に行えるよ
うにしたものも提案されている。
[発明が解決しようとする課題] 従来の、予め複数の平板を可撓性弾性材により折り曲げ
可能に連結してたものにおいては、施工の簡易性と取り
扱いの簡便化については一応目的は達成されてはいるも
のの、単に平板を連続的に並べたにすぎず隣接する平板
相互の重なり、即ち、雄雌のさね係合部がないため板状
体相互の一体感がなく施工に際して板状体相互の繋ぎ目
が綺麗に施工出来ないと共に、隣接する平板が相互にず
れる等の不具合を免れず十分満足のいくものではなかっ
た。
[課題を解決するための手段] この発明は、前記の不具合を解決するためになされたも
のであって、基体となる互いに平行な底面1及び表面2
を有する矩形状の板状体Aの相対する一側面に雄型を、
他の側面に雌型を夫々形成し、複数の板状体A,A′の雄
型と雌型とを順次突き合わせて係合するようにした構造
物等の内・外装材において、板状体Aの一側面を板状体
Aの底面1側及び表面2側から幅W方向中心に向かって
夫々傾斜した斜面4,5に沿って切り込んで雌型となし、
他の側面を板状体Aの底面1側及び表面2側から幅W方
向外側に向かって夫々傾斜した斜辺6,7に沿って切り欠
いて雄型とすると共に、板状体Aの底面端部8を、板状
体Aの表面2側から幅方向中心側に向かって切込んだ斜
辺5に対して、該斜辺5の幅W方向中心側端部9で直交
する線10が底面1と交叉する点11、若しくは、該点11よ
り板状体Aの幅方向中心側に位置させるようにしたこと
を特徴とするとするものである。
[実施例] 以下、図面に示した実施例に沿って説明する。
第1図乃至第4図は本発明の一実施例を示すもので、第
1図は側面図、第2図は平面図、第3図は雌型の詳細
図、第4図(a)〜(d)は本発明の内・外装材の折り
曲げ・曲げ戻し状態を示す図である。
図において、 Aは板状体で木材、合成樹脂、アルミニューム等により
形成されている。
この板状体Aは、幅W、長さL、及び厚さTを有する略
矩形状に形成されている。
また、板状体Aの底面1と表面2は略平行になってい
る。
この板状体Aの一側面には雌型が、また、他の側面には
雄型が夫々形成されており、第4図に示すように隣接す
る板状体A,A′の雄型と雌型とは互いに係合されるよう
になっている。
前記雌型は第3図に詳細を示すように、板状体Aの底面
1及び表面2から幅W方向中心に向かって夫々傾斜した
斜辺4,5に沿って切り込まれると共に、該斜辺4,5の幅W
方向中心側は互いに直線15によって接続されており、側
面視台形状に形成されている。
なお、この直線15は円弧状の曲線であってもよい。
また、斜辺4,5の幅W方向外側は、底面1及び表面2と
略直交する線12,13に沿って夫々切り落とされている。
従って、雌型の底面端部8は、前記斜辺5と該斜辺5の
幅W方向中心側端部9で直交する線10と板状体Aの底面
2或は、その延長線との交点11よりも幅W方向中心側に
位置するようになっている。なお、前記斜辺5と直交す
る線10の直交するとは、必ずしも90゜で交叉するものの
みでは無く、板状体Aの使用材料等によっては±数度の
誤差は許容される。
これは、第4図に示す如く、複数の板状体A,A′を可撓
性弾性材14によって互いに連結したものを板状体Aの底
面端部8を支点として折り曲げ或は曲げ戻しするに際
し、雌型と雄型とが干渉しないようにするためである。
また、前記斜辺4,5と略直角に交わる線12,13は板状体A,
A′を組み合わせた際、胴付として機能するから板状体
A,A′を組み合わせた時に正確な寸法精度が得られる。
なお、前記斜辺4,5と直角に交わる線12,13の直角に交わ
るとは、必ずしも90゜で交叉するもののみでは無く、板
状体Aの使用材料等によっては±数度の誤差は許容され
る。
一方、前記雄型は前記雌型と組み合わせられて係合する
ように雌型と略同じ形状に切り欠かれている。即ち、雄
型は板状体Aの底面1側及び表面2側から幅W方向外側
に向かって夫々傾斜した斜辺6,7に沿って切り欠かれる
と共に、該斜辺6,7の外側は直線16に沿って切り落とさ
れて側面視台形状に形成されている。
なお、この台形状の雄型の頂辺16と斜辺4,5との交点に
小さな円弧Rを付けることによって前記雌型の斜辺5と
交叉する線10との交叉角を80゜位まで小さくすることが
できる。
第5図乃至第9図は、夫々本発明の異なる実施例を示す
ものであるが、基本的には第1図乃至第4図に示したも
のと同じであるから相違点についてのみ説明する。
第5図は、雄型を山形状とし、該雄型と係合する雌型を
谷形状とした例を示すものである。
この実施例では、板状体Aの底面1及び表面2から幅W
方向中心及び外側に向かって傾斜した斜辺4,5及び6,7を
略直交させたものである。
この例では、板状体Aの底面1側から幅W方向中心に向
かって傾斜した斜辺4と板状体Aの表面2側から切り込
んだ斜辺5と、該斜辺5の幅W方向中心側端部9で略直
交する線10とが一致するので、底面側端部8と斜辺4と
底面1とが交叉する点が一致する。
第6図は、第1図乃至第4図に示した実施例と同様に雌
型を凹台形状とし、雄型を凸台形状とした例を示すもの
であるが、この実施例では板状体Aの表面2から幅W方
向に傾斜した斜辺4と、該斜辺4と幅W方向中心側端部
9で略直交する線10と底面2(の延長線)との交叉する
点が板状体Aの底面側端部8よりも外側にあるので、第
1図乃至第4図に示した実施例の如く、板状体Aの底面
と略直交する線12を設けなくても底面側端部8を支点と
して折り曲げ・曲げ戻しが可能である。
第7図も、第1図乃至第4図に示した実施例と同様に雌
型を凹台形状とし、雄型を凸台形状とした例を示すもの
であるが、この例では、板状体Aの厚さTを板状体Aの
表面2と略直交する線13の長さ相当分だけ薄くして板状
体Aの表面2側で、表面2と斜辺5を直接交叉させてい
る。従って、この例では、雌型及び雄型は板状体Aの厚
さT方向の中心線を挟んで非対称形となっている。
第8図も基本的には、第1図乃至第4図に示した実施例
と同様に雌型を略凹台形とし、雄型を雌型と係合する凹
台形とした例を示すものであるが、この例では、板状体
Aの表面2側の斜辺5を角度の異なる二つの斜辺5a,5b
の組み合わせとしている。この場合も、板状体aの底面
端部8は夫々斜辺5a,5bの幅W方向中心側端部9a,9bで略
直交する線10a,10bと底面1との交叉する点11a,11bより
も板状体Aの幅W方向中心側に位置させている。
第9図は、基本的には第5図に示した実施例と同様に雄
型を略山形状にし、雌型を雄型に係合する谷形状とした
例を示すものであるが、この例では、板状体Aの底面1
及び表面2から切り込んだ斜辺4,5を角度の異なる複数
の斜辺4a,4bと5a,5b,5cの組み合わせとしている。
この場合も板状体Aの底面端部8は夫々斜辺5a,5b,5cの
幅W方向中心側端部9a,9b,9cで直交する線10a,10b,10c
と底面1との交叉する点11a,11b,11cよりも板状体Aの
幅W方向中心側に位置している。
第10図及び第11図は、本発明に含まれない不適な例を示
すものである。
これらの例に示す雌型及び雄型は前記した第1図及び第
9図に示した実施例のものと類似しているが、いずれ
も、板状体Aの底面端部8が斜辺5,5a,5b,5cの幅W方向
中心側端部9,9a,9b,9cで直交する線10,10a,10b,10cと底
面1とが交叉する点11,11a,11b,11cよりも板状体Aの幅
W方向外側に位置しているため、板状体Aの底面側端部
8を支点とし板状体A,A′を互いに折り曲げ・曲げ戻し
しようとしても雌型と雄型が干渉して折り曲げ・曲げ戻
しすることは不可能である。
[発明の効果] 本発明によれば、複数の板状体の雌型と雄型を順次係合
させて組み合わせるだけで一枚の板で施工したと同様な
一体感のある建物の内壁や床、或は天井等の内装若しく
は、外壁や門、塀等の外装工事が容易に行える。
また、複数の板状体の雌型と雄型を順次係合させて組み
合わせて、予め可撓性弾性材によって互いに連結してお
けば、輸送中には小さく折畳み、施工現場で曲げ戻すだ
けで平板状にすることができるから、更に、取り扱いや
施工が簡易に行える。
更に、板状体の単体は、細長いものでよいから板状体に
木材を使用する場合、間伐材を活用することもできるの
で廃材の利用も可能である。
また、板状体の材料の選択は自由であるから、防音、防
湿、吸音、或は強度等、目的に応じて材料を選択するこ
とによって各種の工事に適応できるという顕著な効果を
有する。
【図面の簡単な説明】
板1図乃至第4図は、本発明の一実施例を示すもので、
第1図は側面図、第2図は平面図、第3図は雌型の詳細
図、第4図(a)〜(d)は折り曲げ・曲げ戻し状態を
示す図、第5図(a)(b)乃至第9図(a)(b)は
夫々本発明の他の実施例を示すもので、夫々(a)は側
面図、(b)は雌型の詳細図である。第10図及び第11図
は本発明に類似している不適当な例を示す図、第12図は
従来の折り曲げ・曲げ戻し可能な内・外装材の例を示す
図である。 符号の説明 A:板状体、1:(板状体の)底面 2:(板状体の)表面、4,5,6,7:斜辺 8:(板状体の)底面端部、9:斜辺の中心側端部 10:斜辺と交叉する線 11:斜辺と交叉する線と底面とが交叉する点

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】基体となる互いに平行な底面1及び表面2
    を有する矩形状の板状体Aの相対する一面に雄型を、他
    の側面に雌型を夫々形成し、複数の板状体A,A′の雄型
    と雌型とを順次突合わせて係合させるようにした構造物
    等の内・外装材において、板状体Aの一側面を板状体A
    の底面1側及び表面2側から幅W方向中心に向かって夫
    々傾斜した斜辺4,5に沿って切り込んで雌型となし、他
    の側面を板状体Aの底面1側及び表面2側から幅W方向
    外側に向かって夫々傾斜した斜辺6,7に沿って切り欠い
    て雄型とすると共に、板状体Aの底面端部8を、板状体
    Aの表面2側から幅方向中心側に向かって切込んだ斜辺
    5に対して、該斜辺5の幅W方向中心側端部9で直交す
    る線10が底面1と交叉する点11、若しくは、該点11より
    も板状体Aの幅方向中心側に位置させるようにしたこと
    を特徴とする構造物等の内・外装材。
  2. 【請求項2】雌型及び雄型を、板状体Aの厚さT方向の
    中心線を挟んで対称形としたことを特徴とする特許請求
    の範囲第1項に記載の構造物等の内・外装材。
  3. 【請求項3】雌型及び雄型を、板状体Aの厚さT方向の
    中心線を挟んで非対称形としたことを特徴とする特許請
    求の範囲第1項に記載の構造物等の内・外装材。
  4. 【請求項4】雄型を山形状とし、該雄型と係合する雌型
    を谷形状としたことを特徴とする特許請求の範囲第1
    項,第2項又は第3項に記載の構造物等の内・外装材。
  5. 【請求項5】雄型を凸台形状とし、該雄型と係合する雌
    型を凹台形状としたことを特徴とする特許請求の範囲第
    1項,第2項又は第3項に記載の構造物等の内・外装
    材。
  6. 【請求項6】斜辺4,5を、角度の異なる複数の線の組み
    合わせとし、板状体Aの底面端部を、前記複数の線と夫
    々幅W方向中心側端部で交叉する線が底面と交叉する
    点、若しくは、該点よりも板状体Aの幅W方向中心側に
    位置させるようにしたことを特徴とする特許請求の範囲
    第1項,第2項,第3項,第4項又は第5項に記載の構
    造物等の内・外装材。
  7. 【請求項7】板状体Aの底面1又は表面2と交叉する辺
    4,5のうち、少なくとも一方の辺の底面1又は表面2側
    を、板状体Aの底面1又は表面2と直交する線12,13に
    沿って切り落としたことを特徴とする特許請求の範囲第
    1項,第2項,第3項,第4項,第5項又は第6項に記
    載の構造物等の内・外装材。
  8. 【請求項8】板状体Aの底面1又は表面2に可撓性弾性
    材料を貼り付け、折曲げ・曲げ戻し可能としたことを特
    徴とする特許請求の範囲第1項,第2項,第3項,第4
    項,第5項,第6項又は第7項に記載の構造物等の内・
    外装材。
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