JPH079695B2 - 磁気記録媒体 - Google Patents
磁気記録媒体Info
- Publication number
- JPH079695B2 JPH079695B2 JP60029858A JP2985885A JPH079695B2 JP H079695 B2 JPH079695 B2 JP H079695B2 JP 60029858 A JP60029858 A JP 60029858A JP 2985885 A JP2985885 A JP 2985885A JP H079695 B2 JPH079695 B2 JP H079695B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- magnetic
- fatty acid
- higher fatty
- silicon
- magnetic layer
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
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- Lubricants (AREA)
- Paints Or Removers (AREA)
- Magnetic Record Carriers (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この発明は磁気テープ,磁気カード,磁気デイスクなど
の磁気記録媒体に関する。
の磁気記録媒体に関する。
一般に磁気記録媒体の磁性層は、バインダ成分中に磁性
粉が分散状態で結着されたものであるが、記録再生時に
その表面が磁気ヘツドと大きな相対速度で摺接するた
め、摩擦係数を小さくして走行性を良好にすることが要
望される。
粉が分散状態で結着されたものであるが、記録再生時に
その表面が磁気ヘツドと大きな相対速度で摺接するた
め、摩擦係数を小さくして走行性を良好にすることが要
望される。
そこで、上記要望に対処するために、従来より磁性層中
に潤滑剤として高級脂肪酸類、シリコーンオイル、フツ
素化オイルなどを配合することにより磁性層表面に潤滑
性を付与して走行性を高める方法が汎用されている。と
ころが、上記高級脂肪酸類では磁性層表面へブリードア
ウトしにくく、このために配合量の割には潤滑性向上効
果が小さいという問題があつた。またシリコーンオイル
やフツ素化オイルでは磁性層表面へのブリードアウトが
激し過ぎ、磁性層表面に面荒れを生じたり、磁性粉の分
散不良を招来して磁気特性が低下しやすいという問題が
あつた。
に潤滑剤として高級脂肪酸類、シリコーンオイル、フツ
素化オイルなどを配合することにより磁性層表面に潤滑
性を付与して走行性を高める方法が汎用されている。と
ころが、上記高級脂肪酸類では磁性層表面へブリードア
ウトしにくく、このために配合量の割には潤滑性向上効
果が小さいという問題があつた。またシリコーンオイル
やフツ素化オイルでは磁性層表面へのブリードアウトが
激し過ぎ、磁性層表面に面荒れを生じたり、磁性粉の分
散不良を招来して磁気特性が低下しやすいという問題が
あつた。
〔発明が解決しようとする問題点〕 この発明は、上述した高級脂肪酸類やシリコーンオイル
などの従来汎用の潤滑剤における問題点を解決するこ
と、つまり従来汎用の潤滑剤に代えて適当なブリードア
ウト性を備えてかつ潤滑性改善効果が大きい潤滑剤成分
を使用することにより、走行性に優れしかも磁気特性の
良好な磁気記録媒体を提供することを目的としている。
などの従来汎用の潤滑剤における問題点を解決するこ
と、つまり従来汎用の潤滑剤に代えて適当なブリードア
ウト性を備えてかつ潤滑性改善効果が大きい潤滑剤成分
を使用することにより、走行性に優れしかも磁気特性の
良好な磁気記録媒体を提供することを目的としている。
この発明者らは、上記目的において鋭意検討を重ねた結
果、特定のシリコン変性高級脂肪酸を潤滑剤成分として
磁性層中に配合した場合に、上記潤滑剤成分の磁性層表
面へのブリードアウトが適度となり、磁性層表面の面荒
れを招来せず、磁性層に高い潤滑性が付与されて磁気記
録媒体の走行性が大きく向上し、しかも磁性粉の分散性
は却つて改善されて磁気特性が良好となることを見い出
し、この発明をなすに至つた。
果、特定のシリコン変性高級脂肪酸を潤滑剤成分として
磁性層中に配合した場合に、上記潤滑剤成分の磁性層表
面へのブリードアウトが適度となり、磁性層表面の面荒
れを招来せず、磁性層に高い潤滑性が付与されて磁気記
録媒体の走行性が大きく向上し、しかも磁性粉の分散性
は却つて改善されて磁気特性が良好となることを見い出
し、この発明をなすに至つた。
すなわちこの発明は、ベース上に磁性粉とバインダとを
含む磁性層を設けてなる磁気記録媒体において、上記磁
性層中に高級脂肪酸のアルキル構造部分にけい素化合物
をSi−O−C結合により化学結合させてなるシリコン変
性高級脂肪酸として、つぎの一般式(I); (ただし、XおよびYはアルキル基、ハロゲン原子、水
酸基、アルコキシ基、シロキシ基、シリル基などの一価
の基、nは0〜10の整数、mは10〜18の整数) で表わされるシリコン変性高級脂肪酸を含ませたことを
特徴とする磁気記録媒体に係るものである。
含む磁性層を設けてなる磁気記録媒体において、上記磁
性層中に高級脂肪酸のアルキル構造部分にけい素化合物
をSi−O−C結合により化学結合させてなるシリコン変
性高級脂肪酸として、つぎの一般式(I); (ただし、XおよびYはアルキル基、ハロゲン原子、水
酸基、アルコキシ基、シロキシ基、シリル基などの一価
の基、nは0〜10の整数、mは10〜18の整数) で表わされるシリコン変性高級脂肪酸を含ませたことを
特徴とする磁気記録媒体に係るものである。
この発明において用いるシリコン変性高級脂肪酸は、高
級脂肪酸のアルキル構造部分に種々のけい素化合物をSi
−O−C結合により化学結合させた特定構造を有するも
のであり、これを磁気記録媒体の磁性層中に配合させる
ことにより、適度のブリードアウト性を示す潤滑剤とし
て作用し、磁性層表面の摩擦係数を著しく小さくして磁
気記録媒体に優れた走行性を与え、かつ磁性粉の分散性
を良好にして磁気特性を改善する機能を示す。
級脂肪酸のアルキル構造部分に種々のけい素化合物をSi
−O−C結合により化学結合させた特定構造を有するも
のであり、これを磁気記録媒体の磁性層中に配合させる
ことにより、適度のブリードアウト性を示す潤滑剤とし
て作用し、磁性層表面の摩擦係数を著しく小さくして磁
気記録媒体に優れた走行性を与え、かつ磁性粉の分散性
を良好にして磁気特性を改善する機能を示す。
このようなシリコン変性高級脂肪酸とは、つぎの一般式
(I); (ただし、XおよびYはアルキル基、ハロゲン原子、水
酸基、アルコキシ基、シロキシ基、シリル基などの一価
の基、nは0〜10の整数、mは10〜18の整数) で表わされるシリコン変性高級脂肪酸であり、とくにn
=0のものならびにn=1〜8でXおよびYがともにト
リメチルシロキシ基〔(CH3)3SiO−〕であるものが好
適である。
(I); (ただし、XおよびYはアルキル基、ハロゲン原子、水
酸基、アルコキシ基、シロキシ基、シリル基などの一価
の基、nは0〜10の整数、mは10〜18の整数) で表わされるシリコン変性高級脂肪酸であり、とくにn
=0のものならびにn=1〜8でXおよびYがともにト
リメチルシロキシ基〔(CH3)3SiO−〕であるものが好
適である。
この発明で使用するシリコン変性高級脂肪酸を合成する
には、たとえば反応性基を有するけい素化合物と上記官
能基との反応でSi−O−C結合を生じるような官能基を
アルキル構造部分、特にその末端部分に導入した高級脂
肪酸とを反応させることにより得ることができる。たと
えば一方の反応性基が水酸基であれば、他方の反応性基
にアルコキシ基、塩素の如きハロゲン原子などを選択し
て反応させればよく、この反応には必要に応じて適当な
触媒を用いてもよい。
には、たとえば反応性基を有するけい素化合物と上記官
能基との反応でSi−O−C結合を生じるような官能基を
アルキル構造部分、特にその末端部分に導入した高級脂
肪酸とを反応させることにより得ることができる。たと
えば一方の反応性基が水酸基であれば、他方の反応性基
にアルコキシ基、塩素の如きハロゲン原子などを選択し
て反応させればよく、この反応には必要に応じて適当な
触媒を用いてもよい。
ちなみに上記一般式(I)におけるn=0、m=15のシ
リコン変性高級脂肪酸、つまり構造式(I−1); で示される化合物はたとえば次のようにして合成され
る。すなわち、還流管を付設した容量300mlの三ツ口フ
ラスコ中に16−ヒドロキシヘキサデカン酸10gとクロロ
ホルム100gとを投入して充分に攪拌したのち、ジメチル
クロルシラン30gを加えて約45℃下で約1時間よく攪拌
して反応させ、つぎに約70℃に昇温して未反応のジメチ
ルクロルシラン、クロロホルムおよび塩化水素を揮散除
去することにより、約10.5gの上記構造式(I−1)の
化合物が得られる。
リコン変性高級脂肪酸、つまり構造式(I−1); で示される化合物はたとえば次のようにして合成され
る。すなわち、還流管を付設した容量300mlの三ツ口フ
ラスコ中に16−ヒドロキシヘキサデカン酸10gとクロロ
ホルム100gとを投入して充分に攪拌したのち、ジメチル
クロルシラン30gを加えて約45℃下で約1時間よく攪拌
して反応させ、つぎに約70℃に昇温して未反応のジメチ
ルクロルシラン、クロロホルムおよび塩化水素を揮散除
去することにより、約10.5gの上記構造式(I−1)の
化合物が得られる。
上記反応に得られるシリコン変性高級脂肪酸には、一部
未変性の高級脂肪酸が混入してくることもあるが、この
混入物でもこの発明の潤滑剤として使用可能である。し
かも、未変性の高級脂肪酸の割合は全体の20重量%以
下、特に好ましくは5重量%以下とされているのがよ
い。
未変性の高級脂肪酸が混入してくることもあるが、この
混入物でもこの発明の潤滑剤として使用可能である。し
かも、未変性の高級脂肪酸の割合は全体の20重量%以
下、特に好ましくは5重量%以下とされているのがよ
い。
なお、特公昭52−34923号公報や特公昭52−34924号公報
には、磁気記録媒体用の潤滑剤成分としてシリコン変性
高級脂肪酸類の一種と考えられる化合物が示されてい
る。これらの化合物はいずれもけい素化合物が高級脂肪
酸のカルボキシル基にエステル結合したものであり、こ
の発明における高級脂肪酸のアルキル構造部分にけい素
化合物がSi−O−C結合を介して化学結合したものとは
全く構造が異なつている。
には、磁気記録媒体用の潤滑剤成分としてシリコン変性
高級脂肪酸類の一種と考えられる化合物が示されてい
る。これらの化合物はいずれもけい素化合物が高級脂肪
酸のカルボキシル基にエステル結合したものであり、こ
の発明における高級脂肪酸のアルキル構造部分にけい素
化合物がSi−O−C結合を介して化学結合したものとは
全く構造が異なつている。
この発明において前記した特定のシリコン変性高級脂肪
酸を磁性層中に含有させることにより、適度なブリード
アウト性のもとに優れた潤滑性が発揮され、かつ磁性粉
の分散性が良好となる理由については明確ではないが、
次のように推測される。すなわち、上記シリコン変性高
級脂肪酸は、磁性層のバインダ成分に対して親和性の大
きい高級脂肪酸構造部分と逆に親和性の小さいシリコン
構造部分とを有することから、適度のブリードアウト性
を示し、しかも磁性粉に対して結合性の強いカルボキシ
ル基の存在によつて摩擦抵抗の大きい磁性粉の個々の粒
子がシリコン変性高級脂肪酸にて包み込まれた状態とな
ることから、優れた潤滑性が付与されるとともに、上記
の包み込み作用にて磁性粉の分散性が良好となるものと
推測される。
酸を磁性層中に含有させることにより、適度なブリード
アウト性のもとに優れた潤滑性が発揮され、かつ磁性粉
の分散性が良好となる理由については明確ではないが、
次のように推測される。すなわち、上記シリコン変性高
級脂肪酸は、磁性層のバインダ成分に対して親和性の大
きい高級脂肪酸構造部分と逆に親和性の小さいシリコン
構造部分とを有することから、適度のブリードアウト性
を示し、しかも磁性粉に対して結合性の強いカルボキシ
ル基の存在によつて摩擦抵抗の大きい磁性粉の個々の粒
子がシリコン変性高級脂肪酸にて包み込まれた状態とな
ることから、優れた潤滑性が付与されるとともに、上記
の包み込み作用にて磁性粉の分散性が良好となるものと
推測される。
なお、前記一般式(I)で示されるシリコン変性高級脂
肪酸は、片側末端のトリメチルシロキシ基部分がとくに
優れた潤滑能力を持つとともにバルキーつまり構造的に
大きいために磁性層表面により出やすいことから、潤滑
性向上効果がとくに優れるものである。
肪酸は、片側末端のトリメチルシロキシ基部分がとくに
優れた潤滑能力を持つとともにバルキーつまり構造的に
大きいために磁性層表面により出やすいことから、潤滑
性向上効果がとくに優れるものである。
このようなシリコン変性高級脂肪酸の使用量は、磁性層
中の磁性粉100重量部に対して0.05〜5重量部、とくに
好適には0.2〜2.0重量部となる範囲とするのがよい。上
記使用量が0.05重量部より少ないと潤滑性向上効果が不
充分となり、逆に5重量部より多くなると磁性粉の密度
減少による特性低下やブリードアウト過多による磁性層
の面荒れを発生する惧れがあり好ましくない。
中の磁性粉100重量部に対して0.05〜5重量部、とくに
好適には0.2〜2.0重量部となる範囲とするのがよい。上
記使用量が0.05重量部より少ないと潤滑性向上効果が不
充分となり、逆に5重量部より多くなると磁性粉の密度
減少による特性低下やブリードアウト過多による磁性層
の面荒れを発生する惧れがあり好ましくない。
この発明の磁気記録媒体を製造するには、従来と同様に
して行えばよく、バインダ成分および上述のシリコン変
性高級脂肪酸を有機溶媒に溶解し、この液中に磁性粉を
混合分散して磁性塗料を調製し、この磁性塗料をポリエ
ステルフイルムなどの基体上に塗布,乾燥して磁性層を
形成すればよい。
して行えばよく、バインダ成分および上述のシリコン変
性高級脂肪酸を有機溶媒に溶解し、この液中に磁性粉を
混合分散して磁性塗料を調製し、この磁性塗料をポリエ
ステルフイルムなどの基体上に塗布,乾燥して磁性層を
形成すればよい。
上記バインダ成分としては、塩化ビニル−酢酸ビニル系
共重合体、ポリビニルブチラール樹脂、繊維素系樹脂、
ポリイソシアネート化合物、ポリウレタンなど、従来よ
り磁性粉のバインダ成分として知られている種々のもの
を使用できる。
共重合体、ポリビニルブチラール樹脂、繊維素系樹脂、
ポリイソシアネート化合物、ポリウレタンなど、従来よ
り磁性粉のバインダ成分として知られている種々のもの
を使用できる。
また磁性粉としては、γ−Fe2O3、Fe3O4、これらの中間
的酸化物、Co含有γ−Fe2O3、Co含有Fe3O4、Cr2O3など
の酸化物系磁性粉、ならびにFe、Co、Niあるいはこれら
の合金などからなる金属磁性粉が挙げられる。
的酸化物、Co含有γ−Fe2O3、Co含有Fe3O4、Cr2O3など
の酸化物系磁性粉、ならびにFe、Co、Niあるいはこれら
の合金などからなる金属磁性粉が挙げられる。
さらに磁性層中には、必要に応じて分散剤、帯電防止
剤、補強剤、研磨剤などの種々の添加剤成分を適宜含有
させてもよい。
剤、補強剤、研磨剤などの種々の添加剤成分を適宜含有
させてもよい。
この発明の磁気記録媒体は、磁性層中に含まれた特定の
シリコン変性高級脂肪酸が適度のブリードアウト性を備
えた潤滑剤として作用することから、磁性層表面の摩擦
係数が著しく小さく、優れた走行性を示し、また上記シ
リコン変性高級脂肪酸が磁性粉の分散性改善にも寄与す
るため、良好な磁性特性を具備する。
シリコン変性高級脂肪酸が適度のブリードアウト性を備
えた潤滑剤として作用することから、磁性層表面の摩擦
係数が著しく小さく、優れた走行性を示し、また上記シ
リコン変性高級脂肪酸が磁性粉の分散性改善にも寄与す
るため、良好な磁性特性を具備する。
以下、この発明の実施例を比較例とともに記載する。な
お、以下において部とあるのは重量部を意味する。
お、以下において部とあるのは重量部を意味する。
実施例 1 γ−Fe2O3粉100部、塩化ビニル−酢酸ビニル−ビニルア
ルコール共重合体(U.C.C社製商品名VAGH)15部、ポリ
ウレタン樹脂(グツドリツチ社製商品名エスタン5701〕
10部およびメチルイソブチルケトン−トルエン(重量比
1:1)混合溶媒200部をボールミル中で72時間混合分散さ
せたのち、前記構造式(I−1)のシリコン変性高級脂
肪酸0.5部を加えてさらにボールミル中で1時間混合し
て磁性塗料を調製した。この磁性塗料を厚さ25μmのポ
リエステルフイルム上に乾燥後の厚みが5μmとなるよ
うに塗布,乾燥したのち、常法に準じてカレンダー処理
を施し、1/2インチ幅に裁断して磁気テープを得た。
ルコール共重合体(U.C.C社製商品名VAGH)15部、ポリ
ウレタン樹脂(グツドリツチ社製商品名エスタン5701〕
10部およびメチルイソブチルケトン−トルエン(重量比
1:1)混合溶媒200部をボールミル中で72時間混合分散さ
せたのち、前記構造式(I−1)のシリコン変性高級脂
肪酸0.5部を加えてさらにボールミル中で1時間混合し
て磁性塗料を調製した。この磁性塗料を厚さ25μmのポ
リエステルフイルム上に乾燥後の厚みが5μmとなるよ
うに塗布,乾燥したのち、常法に準じてカレンダー処理
を施し、1/2インチ幅に裁断して磁気テープを得た。
実施例 2 実施例1におけるシリコン変性高級脂肪酸の使用量を1.
0部とした以外は、実施例1と同様にして磁気テープを
得た。
0部とした以外は、実施例1と同様にして磁気テープを
得た。
実施例 3 実施例1におけるシリコン変性高級脂肪酸に代えて、前
記一般式(I)におけるn=1、m=11、XおよびYが
ともにメチル基からなるシリコン変性高級脂肪酸0.5部
を使用した以外は、実施例1と同様にして磁気テープを
得た。
記一般式(I)におけるn=1、m=11、XおよびYが
ともにメチル基からなるシリコン変性高級脂肪酸0.5部
を使用した以外は、実施例1と同様にして磁気テープを
得た。
実施例 4 実施例1におけるシリコン変性高級脂肪酸に代えて、前
記一般式(I)におけるn=8、m=15、XおよびYが
ともにメチル基からなるシリコン変性高級脂肪酸0.5部
を使用した以外は、実施例1と同様にして磁気テープを
得た。
記一般式(I)におけるn=8、m=15、XおよびYが
ともにメチル基からなるシリコン変性高級脂肪酸0.5部
を使用した以外は、実施例1と同様にして磁気テープを
得た。
比較例 1 実施例1におけるシリコン変性高級脂肪酸に代えてパル
ミチン酸1.0部を使用した以外は、実施例1と同様にし
て磁気テープを得た。
ミチン酸1.0部を使用した以外は、実施例1と同様にし
て磁気テープを得た。
比較例 2 実施例1におけるシリコン変性高級脂肪酸に代えてジメ
チルポリシロキサン(東レシリコーン社製商品名SH−20
0、粘度1,000センチポイズ)0.5部を使用した以外は、
実施例1と同様にして磁気テープを得た。
チルポリシロキサン(東レシリコーン社製商品名SH−20
0、粘度1,000センチポイズ)0.5部を使用した以外は、
実施例1と同様にして磁気テープを得た。
比較例 3 実施例1におけるシリコン変性高級脂肪酸に代えてフツ
素化オイル(ダイキン社製商品名ダイフルオイル#1,00
0)0.5部を使用した以外は、実施例1と同様にして磁気
テープを得た。
素化オイル(ダイキン社製商品名ダイフルオイル#1,00
0)0.5部を使用した以外は、実施例1と同様にして磁気
テープを得た。
比較例 4 実施例1におけるシリコン変性高級脂肪酸を使用しなか
つた以外は、実施例1と同様にして磁気テープを得た。
つた以外は、実施例1と同様にして磁気テープを得た。
比較例5 実施例1におけるシリコン変性高級脂肪酸に代えて、特
開昭56−13527号公報(の第6頁左下欄)に記載の下記
の構造式; で表わされるポリシロキサンエステル0.5部を使用した
以外は、実施例1と同様にして磁気テープを得た。
開昭56−13527号公報(の第6頁左下欄)に記載の下記
の構造式; で表わされるポリシロキサンエステル0.5部を使用した
以外は、実施例1と同様にして磁気テープを得た。
比較例6 実施例1におけるシリコン変性高級脂肪酸に代えて、特
開昭57−37730号公報(の実施例1)の記載の下記の構
造式; で表わされる有機シリコーン化合物0.5部を使用した以
外は、実施例1と同様にして磁気テープを得た。
開昭57−37730号公報(の実施例1)の記載の下記の構
造式; で表わされる有機シリコーン化合物0.5部を使用した以
外は、実施例1と同様にして磁気テープを得た。
比較例7 実施例1におけるシリコン変性高級脂肪酸に代えて、特
開昭60−5421号公報(の実施例2)に記載の下記の構造
式; で表わされるミリスチン酸変性シリコン0.5部を使用し
た以外は、実施例1と同様にして磁気テープを得た。
開昭60−5421号公報(の実施例2)に記載の下記の構造
式; で表わされるミリスチン酸変性シリコン0.5部を使用し
た以外は、実施例1と同様にして磁気テープを得た。
以上の実施例および比較例で得られた磁気テープについ
て、表面粗度(Ra)0.02μm、直径30mmのステンレス円
筒に各磁気テープを巻き付け角110゜、相対速度5mm/秒
で摺接させた場合の摩擦係数を測定し、また振動型磁気
記録計(VSM)を用いてテープの角型比を測定した。そ
の結果を下表に示す。
て、表面粗度(Ra)0.02μm、直径30mmのステンレス円
筒に各磁気テープを巻き付け角110゜、相対速度5mm/秒
で摺接させた場合の摩擦係数を測定し、また振動型磁気
記録計(VSM)を用いてテープの角型比を測定した。そ
の結果を下表に示す。
上表の結果から明らかなように、この発明に係る磁気テ
ープ(実施例1〜4)は磁性層中に特定のシリコン変性
高級脂肪酸を含むため、磁性層表面の摩擦係数が著しく
小さく走行性に優れ、また磁性粉の分散性がよいことか
ら高い磁気特性を示すことが判る。これに対して従来汎
用の潤滑剤成分を用いた磁気テープ(比較例1〜3)
や、けい素化合物と脂肪酸とのエステル化物からなる潤
滑剤成分を用いた磁気テープ(比較例5〜7)では、潤
滑剤成分を使用しなかつたもの(比較例4)よりも摩擦
係数が小さくなるもののその度合は少なく、とくにシリ
コーンオイルやフツ素化オイルを使用したもの(比較例
2,3)や、けい素化合物と脂肪酸とのエステル化物を使
用したもの(比較例5〜7)では磁性粉の分散性不良に
より磁気特性が低下することが判る。なお実施例1〜4
および比較例1,4の磁気テープでは磁性層表面の面荒れ
は認められなかつたが、比較例2,3および比較例5〜7
の磁気テープでは若干の面荒れが生じていた。
ープ(実施例1〜4)は磁性層中に特定のシリコン変性
高級脂肪酸を含むため、磁性層表面の摩擦係数が著しく
小さく走行性に優れ、また磁性粉の分散性がよいことか
ら高い磁気特性を示すことが判る。これに対して従来汎
用の潤滑剤成分を用いた磁気テープ(比較例1〜3)
や、けい素化合物と脂肪酸とのエステル化物からなる潤
滑剤成分を用いた磁気テープ(比較例5〜7)では、潤
滑剤成分を使用しなかつたもの(比較例4)よりも摩擦
係数が小さくなるもののその度合は少なく、とくにシリ
コーンオイルやフツ素化オイルを使用したもの(比較例
2,3)や、けい素化合物と脂肪酸とのエステル化物を使
用したもの(比較例5〜7)では磁性粉の分散性不良に
より磁気特性が低下することが判る。なお実施例1〜4
および比較例1,4の磁気テープでは磁性層表面の面荒れ
は認められなかつたが、比較例2,3および比較例5〜7
の磁気テープでは若干の面荒れが生じていた。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 昭59−94233(JP,A) 特開 昭58−64631(JP,A) 特開 昭56−13527(JP,A) 特開 昭57−37730(JP,A) 特開 昭60−5421(JP,A)
Claims (1)
- 【請求項1】ベース上に磁性粉とバインダとを含む磁性
層を設けてなる磁気記録媒体において、上記磁性層中に
高級脂肪酸のアルキル構造部分にけい素化合物をSi−O
−C結合により化学結合させてなるシリコン変性高級脂
肪酸として、つぎの一般式(I); (ただし、XおよびYはアルキル基、ハロゲン原子、水
酸基、アルコキシ基、シロキシ基、シリル基などの一価
の基、nは0〜10の整数、mは10〜18の整数) で表わされるシリコン変性高級脂肪酸を含ませたことを
特徴とする磁気記録媒体。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP60029858A JPH079695B2 (ja) | 1985-02-18 | 1985-02-18 | 磁気記録媒体 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP60029858A JPH079695B2 (ja) | 1985-02-18 | 1985-02-18 | 磁気記録媒体 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS61188736A JPS61188736A (ja) | 1986-08-22 |
| JPH079695B2 true JPH079695B2 (ja) | 1995-02-01 |
Family
ID=12287663
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP60029858A Expired - Lifetime JPH079695B2 (ja) | 1985-02-18 | 1985-02-18 | 磁気記録媒体 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH079695B2 (ja) |
Family Cites Families (5)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5613527A (en) * | 1979-07-11 | 1981-02-09 | Fuji Photo Film Co Ltd | Magnetic recording medium |
| JPS5737730A (en) * | 1980-08-20 | 1982-03-02 | Hitachi Maxell Ltd | Magnetic recording medium |
| JPS5864631A (ja) * | 1981-10-13 | 1983-04-18 | Hitachi Maxell Ltd | 磁気記録媒体 |
| JPS5994233A (ja) * | 1982-11-19 | 1984-05-30 | Sony Corp | 磁気記録媒体 |
| JPS605421A (ja) * | 1983-06-21 | 1985-01-12 | Fuji Photo Film Co Ltd | 磁気記録媒体 |
-
1985
- 1985-02-18 JP JP60029858A patent/JPH079695B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS61188736A (ja) | 1986-08-22 |
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