JPH0797082A - 薄葉板の取出し装置 - Google Patents
薄葉板の取出し装置Info
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- JPH0797082A JPH0797082A JP24511393A JP24511393A JPH0797082A JP H0797082 A JPH0797082 A JP H0797082A JP 24511393 A JP24511393 A JP 24511393A JP 24511393 A JP24511393 A JP 24511393A JP H0797082 A JPH0797082 A JP H0797082A
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Abstract
(57)【要約】
【目的】本発明は、複数枚取出しを確実に阻止して、信
頼性の向上を図った薄葉板の取出し装置を提供する。 【構成】ケース体1Aの下端開口部1bから、リフタ3
をケース体内に昇降自在に挿入し、多数の薄葉板2…を
積層状態で支持して、ケース体内に収容し、上記ケース
体の上端開口部1aから、吸着パッド4をケース体内に
昇降自在に挿入して、リフタに支持される積層薄葉板の
最上位の薄葉板に当接し、真空吸着してケース体外部に
取出す。ケース体の上端部に、一対のローラ11,12
を、互いに対向して設け、これらローラの少なくとも、
それぞれの周面一部をケース体の内周壁よりも内部に突
出させ、互いの周面間隔寸法Eを薄葉板の幅寸法Fより
も小に形成した。
頼性の向上を図った薄葉板の取出し装置を提供する。 【構成】ケース体1Aの下端開口部1bから、リフタ3
をケース体内に昇降自在に挿入し、多数の薄葉板2…を
積層状態で支持して、ケース体内に収容し、上記ケース
体の上端開口部1aから、吸着パッド4をケース体内に
昇降自在に挿入して、リフタに支持される積層薄葉板の
最上位の薄葉板に当接し、真空吸着してケース体外部に
取出す。ケース体の上端部に、一対のローラ11,12
を、互いに対向して設け、これらローラの少なくとも、
それぞれの周面一部をケース体の内周壁よりも内部に突
出させ、互いの周面間隔寸法Eを薄葉板の幅寸法Fより
も小に形成した。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、たとえば自動組立装置
において、薄葉板供給用として構成される薄葉板の取出
し装置に関する。
において、薄葉板供給用として構成される薄葉板の取出
し装置に関する。
【0002】
【従来の技術】一部に薄葉板を用いる完成品を自動組立
する装置においては、上記薄葉板を集積して収容する収
容部があって、ここから指示信号にしたがって1枚ずつ
取出し、供給するようになっている。
する装置においては、上記薄葉板を集積して収容する収
容部があって、ここから指示信号にしたがって1枚ずつ
取出し、供給するようになっている。
【0003】たとえば、図4に示すように構成される、
収容部を兼ねた取出し装置が用いられる。1は、上端部
が上面壁を全て取り除いた開口部1aを有するケース体
であって、この底部は、両側に底面壁1b,1bを残
し、中央部のみ開口する開口部1cを有する。
収容部を兼ねた取出し装置が用いられる。1は、上端部
が上面壁を全て取り除いた開口部1aを有するケース体
であって、この底部は、両側に底面壁1b,1bを残
し、中央部のみ開口する開口部1cを有する。
【0004】このケース体1の底面壁1b,1b上に多
数の薄葉板2…が積層され、はじめは上端開口部1aを
越えない範囲で収容される。ケース体1の下端開口部1
cからケース体1内に、支持体であるリフタ3が挿入さ
れ、多数の薄葉板2…を積層状態で支持する。このリフ
タ3は、図示しない駆動源に連結されて、昇降自在であ
る。取出し信号を受けて、所定量づつ上昇し、かつケー
ス体1内の薄葉板2…が全て取出された状態で、再びケ
ース体1の底面壁1b,1bよりも下方まで降下するよ
うになっている。
数の薄葉板2…が積層され、はじめは上端開口部1aを
越えない範囲で収容される。ケース体1の下端開口部1
cからケース体1内に、支持体であるリフタ3が挿入さ
れ、多数の薄葉板2…を積層状態で支持する。このリフ
タ3は、図示しない駆動源に連結されて、昇降自在であ
る。取出し信号を受けて、所定量づつ上昇し、かつケー
ス体1内の薄葉板2…が全て取出された状態で、再びケ
ース体1の底面壁1b,1bよりも下方まで降下するよ
うになっている。
【0005】一方、上記ケース体1の上端開口部1aか
ら、吸着体である吸着パッド4が、取出し信号に応じて
挿入される。この吸着パッド4は、図示しない駆動源に
連結されて、昇降自在であるとともに、真空源に連通さ
れて、その下端開口部に薄葉板2を真空吸着可能であ
る。
ら、吸着体である吸着パッド4が、取出し信号に応じて
挿入される。この吸着パッド4は、図示しない駆動源に
連結されて、昇降自在であるとともに、真空源に連通さ
れて、その下端開口部に薄葉板2を真空吸着可能であ
る。
【0006】しかして、吸着パッド4は降下して、ケー
ス体1の上端開口部1aから内部に挿入し、積層薄葉板
2…の内の最上位の薄葉板2に当接し、真空吸着してケ
ース体1外部に取り出す。取出しにともなって積層寸法
が減縮する。吸着パッド4の取出し位置を一定にするた
め、取出しに対応した量だけ、リフタ3を上昇駆動する
ことになる。
ス体1の上端開口部1aから内部に挿入し、積層薄葉板
2…の内の最上位の薄葉板2に当接し、真空吸着してケ
ース体1外部に取り出す。取出しにともなって積層寸法
が減縮する。吸着パッド4の取出し位置を一定にするた
め、取出しに対応した量だけ、リフタ3を上昇駆動する
ことになる。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】ところで、取出される
べき薄葉板2は、その表面が平滑である場合が多く、そ
のため上下に位置する薄葉板2との間に、静電気や、摩
擦が生じ易い。あるいは、薄葉板2自体がある程度の粘
着性を有する場合もあり、いずれにしても、他の薄葉板
2に密着し易い。
べき薄葉板2は、その表面が平滑である場合が多く、そ
のため上下に位置する薄葉板2との間に、静電気や、摩
擦が生じ易い。あるいは、薄葉板2自体がある程度の粘
着性を有する場合もあり、いずれにしても、他の薄葉板
2に密着し易い。
【0008】上記吸着パッド4が最上位の薄葉板2に当
接し、かつ真空吸着して上昇した状態で、図に示すよう
に、次下位の薄葉板2が上記理由により密着したままケ
ース体1内から取出されることがある。すなわち、二枚
取出しがなされて、供給される。場合によっては、三枚
以上の同時取出しも、起こり得る。
接し、かつ真空吸着して上昇した状態で、図に示すよう
に、次下位の薄葉板2が上記理由により密着したままケ
ース体1内から取出されることがある。すなわち、二枚
取出しがなされて、供給される。場合によっては、三枚
以上の同時取出しも、起こり得る。
【0009】従来の装置では、このような複数枚取出し
を規制する手段が備えられておらず、所定の搬送部位に
到着して初めて分かる。あるいは、取出し搬送途中で密
着状態を保持し得なくなって落下することもあり、装置
周囲に薄葉板2が散乱する虞れがある。
を規制する手段が備えられておらず、所定の搬送部位に
到着して初めて分かる。あるいは、取出し搬送途中で密
着状態を保持し得なくなって落下することもあり、装置
周囲に薄葉板2が散乱する虞れがある。
【0010】被取出し体としての薄葉板2の特性を変更
することができず、したがって、吸着パッド4による複
数枚吸着を阻止することはできないが、ケース体1内で
の取出し最中に、何らかの複数枚取出し規制をなすこと
は、この種の装置においては必要不可欠である。
することができず、したがって、吸着パッド4による複
数枚吸着を阻止することはできないが、ケース体1内で
の取出し最中に、何らかの複数枚取出し規制をなすこと
は、この種の装置においては必要不可欠である。
【0011】本発明は、上述した事情に鑑みなされたも
のであり、その目的とするところは、ケース体内におけ
る薄葉板の複数枚取出しを確実に阻止して、信頼性の向
上を図った薄葉板の取出し装置を提供することにある。
のであり、その目的とするところは、ケース体内におけ
る薄葉板の複数枚取出しを確実に阻止して、信頼性の向
上を図った薄葉板の取出し装置を提供することにある。
【0012】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に本発明は、上下端部が開口するケース体の下端開口部
から、支持体をケース体内に昇降自在に挿入して、多数
の薄葉板を積層状態で支持し、上記ケース体の上端開口
部から、吸着体をケース体内に昇降自在に挿入して、支
持体に支持される積層薄葉板の最上位の薄葉板に当接
し、真空吸着してケース体外部に取出し、上記ケース体
の上端部に、一対のローラを、互いに対向して設け、こ
れらローラの少なくとも、それぞれの周面一部をケース
体の内周壁よりも内部に突出させ、互いの周面間隔寸法
を薄葉板の幅寸法よりも小に形成したことを特徴とする
薄葉板の取出し装置である。
に本発明は、上下端部が開口するケース体の下端開口部
から、支持体をケース体内に昇降自在に挿入して、多数
の薄葉板を積層状態で支持し、上記ケース体の上端開口
部から、吸着体をケース体内に昇降自在に挿入して、支
持体に支持される積層薄葉板の最上位の薄葉板に当接
し、真空吸着してケース体外部に取出し、上記ケース体
の上端部に、一対のローラを、互いに対向して設け、こ
れらローラの少なくとも、それぞれの周面一部をケース
体の内周壁よりも内部に突出させ、互いの周面間隔寸法
を薄葉板の幅寸法よりも小に形成したことを特徴とする
薄葉板の取出し装置である。
【0013】
【作用】吸着体が、摩擦、あるいは静電気の影響で、た
とえ複数枚の薄葉板を吸着したまま、ケース体上端開口
部を通過しようとしても、薄葉板の両側端は、ここに設
けられる一対のローラに摺接する。
とえ複数枚の薄葉板を吸着したまま、ケース体上端開口
部を通過しようとしても、薄葉板の両側端は、ここに設
けられる一対のローラに摺接する。
【0014】複数枚の薄葉板は全て湾曲変形し、互いの
密着部分が位置ずれをなし、空気が入って、真空吸着さ
れる薄葉板から、ここに密着する薄葉板が剥離して落下
に繋がる。
密着部分が位置ずれをなし、空気が入って、真空吸着さ
れる薄葉板から、ここに密着する薄葉板が剥離して落下
に繋がる。
【0015】一方、ローラの摺接力は、吸着体の吸着力
を下回る程度であり、直接、吸着体に吸着される薄葉板
はそのまま通過する。ただし、この薄葉板に密着する薄
葉板にとっては、ローラの摺接力は密着力を上回るもの
となり、剥離し易い状態となる。すなわち、薄葉板に対
する複数枚取出しの規制がなされる。
を下回る程度であり、直接、吸着体に吸着される薄葉板
はそのまま通過する。ただし、この薄葉板に密着する薄
葉板にとっては、ローラの摺接力は密着力を上回るもの
となり、剥離し易い状態となる。すなわち、薄葉板に対
する複数枚取出しの規制がなされる。
【0016】
【実施例】以下、本発明の一実施例を、図面にもとづい
て説明する。図1は、複数枚取出しを規制している状態
の、取出し装置を示す。図2は、従来構造と同一でよい
支持体3と、吸着体4を省略し、新たに備えた複数枚取
出し規制手段の詳細を示す。
て説明する。図1は、複数枚取出しを規制している状態
の、取出し装置を示す。図2は、従来構造と同一でよい
支持体3と、吸着体4を省略し、新たに備えた複数枚取
出し規制手段の詳細を示す。
【0017】図中1Aは、ケース体である。このケース
体1Aは、上端開口部1aと、両側に底面壁1b,1b
を残して、下端開口部1cを有する。はじめ、このケー
ス体1Aの底面壁1b,1b上に多数の薄葉板2…が積
層され、上端開口部1aを越えない範囲で収容される。
体1Aは、上端開口部1aと、両側に底面壁1b,1b
を残して、下端開口部1cを有する。はじめ、このケー
ス体1Aの底面壁1b,1b上に多数の薄葉板2…が積
層され、上端開口部1aを越えない範囲で収容される。
【0018】ここでは、ケース体1Aの一側壁が上下方
向に沿って開口する、側面開口部1dを有しており、図
示しないセンサによる、ケース体1A内からの薄葉板2
取出し検知が可能である。
向に沿って開口する、側面開口部1dを有しており、図
示しないセンサによる、ケース体1A内からの薄葉板2
取出し検知が可能である。
【0019】ケース体1Aの下端開口部1aからケース
体1A内に、図示しない駆動源に連結されて、昇降自在
である、支持体としてのリフタ3が挿入され、多数の薄
葉板2…を積層状態で支持する。取出し信号を受けて、
所定量づつ上昇し、かつケース体1A内の薄葉板2が全
て取出された状態で、再びケース体1Aの底面壁1b,
1bよりも下方まで降下することは、従来のものと全く
同様である。
体1A内に、図示しない駆動源に連結されて、昇降自在
である、支持体としてのリフタ3が挿入され、多数の薄
葉板2…を積層状態で支持する。取出し信号を受けて、
所定量づつ上昇し、かつケース体1A内の薄葉板2が全
て取出された状態で、再びケース体1Aの底面壁1b,
1bよりも下方まで降下することは、従来のものと全く
同様である。
【0020】一方、上記ケース体1Aの上端開口部1a
から、図示しない駆動源に連結されて、昇降自在である
とともに、真空源に連通される吸着体である吸着パッド
4が挿入される。取出し信号に応じて下降し、その下端
開口部に薄葉板2を真空吸着して上昇可能である。この
吸着パッド4も、従来のものと同様であってよい。
から、図示しない駆動源に連結されて、昇降自在である
とともに、真空源に連通される吸着体である吸着パッド
4が挿入される。取出し信号に応じて下降し、その下端
開口部に薄葉板2を真空吸着して上昇可能である。この
吸着パッド4も、従来のものと同様であってよい。
【0021】ケース体1Aの側面開口部1dを有する側
壁1eと、この側壁1eと相対向する側壁1fの上端部
のそれぞれケース体1A外周面に、複数枚取出し防止手
段としてのローラ11,12,12が枢支される。
壁1eと、この側壁1eと相対向する側壁1fの上端部
のそれぞれケース体1A外周面に、複数枚取出し防止手
段としてのローラ11,12,12が枢支される。
【0022】すなわち、ケース体1Aの側壁1e上部
に、平面L字状に折曲形成される支持金具13の一片部
13aが取付け固定されており、他片部13bは上記開
口部1dに対向する。この片部13bには、枢支ピン1
4が設けられ、上端側に上記ローラ11を取付けた揺動
レバー15が回動自在に枢支される。
に、平面L字状に折曲形成される支持金具13の一片部
13aが取付け固定されており、他片部13bは上記開
口部1dに対向する。この片部13bには、枢支ピン1
4が設けられ、上端側に上記ローラ11を取付けた揺動
レバー15が回動自在に枢支される。
【0023】さらに、枢支ピン14には捩じりばね16
のコイル部が巻装されており、このばねの一端部は支持
金具13の片部13aに当接し、他端部は揺動レバー1
5に当接する。したがって、この捩じりばね16の弾性
力が揺動レバー15に作用して、ローラ11の少なくと
も周面一部をケース体1A内に突出するよう付勢してい
る。
のコイル部が巻装されており、このばねの一端部は支持
金具13の片部13aに当接し、他端部は揺動レバー1
5に当接する。したがって、この捩じりばね16の弾性
力が揺動レバー15に作用して、ローラ11の少なくと
も周面一部をケース体1A内に突出するよう付勢してい
る。
【0024】このローラ11と相対向して枢支されるロ
ーラ12,12は、ケース体1Aの側壁1f上端部を折
曲して、外部側に突出する一対の片部17,17に枢支
される。すなわち、ここでは一対のローラ12,12が
相対向して枢支され、それぞれ少なくとも周面一部はケ
ース体1A内に突出するよう設定される。
ーラ12,12は、ケース体1Aの側壁1f上端部を折
曲して、外部側に突出する一対の片部17,17に枢支
される。すなわち、ここでは一対のローラ12,12が
相対向して枢支され、それぞれ少なくとも周面一部はケ
ース体1A内に突出するよう設定される。
【0025】特に、図1にのみ示すように、ケース体1
A内に収容される薄葉板2の幅寸法Fに対して、ケース
体1A上端部に枢支される相対向するローラ11,12
周壁相互間隔寸法Eは、小に形成しなければならない。
(F>E)しかして、吸着パッド4が降下して、ケース
体1Aの上端開口部1aから内部に挿入し、積層薄葉板
2…のうちの最上端の薄葉板2に当接し、真空吸着して
上昇する。
A内に収容される薄葉板2の幅寸法Fに対して、ケース
体1A上端部に枢支される相対向するローラ11,12
周壁相互間隔寸法Eは、小に形成しなければならない。
(F>E)しかして、吸着パッド4が降下して、ケース
体1Aの上端開口部1aから内部に挿入し、積層薄葉板
2…のうちの最上端の薄葉板2に当接し、真空吸着して
上昇する。
【0026】ケース体1Aの上端部に備えた相対向する
ローラ11,12の間隔寸法Eの設定と、薄葉板2の幅
寸法Fとの条件から、吸着パッド4に吸着される薄葉板
2がケース体1Aの上端開口部1aを通過する位置で、
必ずこの両側端がローラ11,12に摺接する。
ローラ11,12の間隔寸法Eの設定と、薄葉板2の幅
寸法Fとの条件から、吸着パッド4に吸着される薄葉板
2がケース体1Aの上端開口部1aを通過する位置で、
必ずこの両側端がローラ11,12に摺接する。
【0027】吸着パッド4が上昇するのであるから、薄
葉板2はローラ11,12に摺接して、下弦状に湾曲変
形する。しかしながら、吸着パッド4の薄葉板2吸着力
は、ローラ11,12の摺接力を充分上廻るほど大であ
る。
葉板2はローラ11,12に摺接して、下弦状に湾曲変
形する。しかしながら、吸着パッド4の薄葉板2吸着力
は、ローラ11,12の摺接力を充分上廻るほど大であ
る。
【0028】換言すれば、捩じりばね16は、揺動レバ
ー15に枢支されるローラ11に対して、吸着パッド4
から薄葉板2が剥離しない程度の弾性力を付勢すること
になる。
ー15に枢支されるローラ11に対して、吸着パッド4
から薄葉板2が剥離しない程度の弾性力を付勢すること
になる。
【0029】したがって、ここに吸着される薄葉板2は
変形したままローラ11,12を乗り越えて上昇する。
そして、元の平板状に戻り、所定の位置に取出される。
これら取出されるべき薄葉板2…は、表面が平滑であ
り、場合によってはある程度の粘着性もあり、上下位の
薄葉板2との間に静電気や、摩擦が生じ易い。吸着パッ
ド4に吸着される薄葉板2に密着したまま上昇すること
がある。
変形したままローラ11,12を乗り越えて上昇する。
そして、元の平板状に戻り、所定の位置に取出される。
これら取出されるべき薄葉板2…は、表面が平滑であ
り、場合によってはある程度の粘着性もあり、上下位の
薄葉板2との間に静電気や、摩擦が生じ易い。吸着パッ
ド4に吸着される薄葉板2に密着したまま上昇すること
がある。
【0030】すなわち、二枚取出し、もしくは三枚取出
しなどの複数枚取出しがなされようとする。このときも
また、ケース体1Aの上端開口部1aを通過する位置
で、相対向するローラ11,12に摺接する。
しなどの複数枚取出しがなされようとする。このときも
また、ケース体1Aの上端開口部1aを通過する位置
で、相対向するローラ11,12に摺接する。
【0031】上述したように、薄葉板2の幅寸法Fとロ
ーラ11,12相互間隔寸法Eとの設定条件から、いず
れの薄葉板2,2も湾曲変形される。この状態で、密着
する薄葉板2,2相互に部分的な位置ずれが生じ、特に
互いの中央部分に大きな隙間が発生する。
ーラ11,12相互間隔寸法Eとの設定条件から、いず
れの薄葉板2,2も湾曲変形される。この状態で、密着
する薄葉板2,2相互に部分的な位置ずれが生じ、特に
互いの中央部分に大きな隙間が発生する。
【0032】吸着パッド4に直接吸着される薄葉板2に
密着する薄葉板2にとって隙間の発生は、吸着された薄
葉板2からの剥離作用に繋がる要素となる。そしてさら
に、各ローラ11,12の薄葉板2に対する摺接力は、
吸着パッド4の吸着力を下回る程度の弱い力であるか
ら、吸着パッド4に直接吸着される薄葉板2は、ローラ
11,12相互間をそのまま通過する。
密着する薄葉板2にとって隙間の発生は、吸着された薄
葉板2からの剥離作用に繋がる要素となる。そしてさら
に、各ローラ11,12の薄葉板2に対する摺接力は、
吸着パッド4の吸着力を下回る程度の弱い力であるか
ら、吸着パッド4に直接吸着される薄葉板2は、ローラ
11,12相互間をそのまま通過する。
【0033】ただし、密着側の薄葉板2にとっては、ロ
ーラ11,12から受ける摺接力が密着力を上回るもの
となり、必然的に、それまで密着していた薄葉板2から
剥離し、ケース体1A内に落下する。
ーラ11,12から受ける摺接力が密着力を上回るもの
となり、必然的に、それまで密着していた薄葉板2から
剥離し、ケース体1A内に落下する。
【0034】すなわち、図3にも示すように、吸着パッ
ド4に吸着された薄葉板2のみが確実に取出され、ここ
に密着する薄葉板2の取出しが規制されることとなる。
なお、上記ローラ11,12の数と、相対向するローラ
11,12相互の間隔寸法E、捩じりばね16の弾性
力、揺動レバー15のレバー比などを調整することによ
って、薄葉板2の素材、板厚、平滑度、変形度に適用す
る条件を得られ、常に、確実な複数枚取出しを規制な
す。
ド4に吸着された薄葉板2のみが確実に取出され、ここ
に密着する薄葉板2の取出しが規制されることとなる。
なお、上記ローラ11,12の数と、相対向するローラ
11,12相互の間隔寸法E、捩じりばね16の弾性
力、揺動レバー15のレバー比などを調整することによ
って、薄葉板2の素材、板厚、平滑度、変形度に適用す
る条件を得られ、常に、確実な複数枚取出しを規制な
す。
【0035】また、上記実施例においては、一方のロー
ラ11のみ揺動レバー15に枢支し、他方側のローラ1
2はケース体1Aに直接枢支して、揺動しない構成とし
たが、これに限定されるものではなく、いずれも揺動自
在なレバーに枢支してもよい。要は、互いの周面一部を
ケース体1A内へ突出させ、かつ互いの間隔寸法Eを薄
葉板2の幅寸法Fよりも小に形成保持できればよい。こ
の他、本発明の要旨を越えない範囲内で、種々変形実施
可能なことは、勿論である。
ラ11のみ揺動レバー15に枢支し、他方側のローラ1
2はケース体1Aに直接枢支して、揺動しない構成とし
たが、これに限定されるものではなく、いずれも揺動自
在なレバーに枢支してもよい。要は、互いの周面一部を
ケース体1A内へ突出させ、かつ互いの間隔寸法Eを薄
葉板2の幅寸法Fよりも小に形成保持できればよい。こ
の他、本発明の要旨を越えない範囲内で、種々変形実施
可能なことは、勿論である。
【0036】
【発明の効果】以上説明したように本発明は、ケース体
の上端部に、互いに対向し、少なくとも、それぞれの周
壁一部をケース体の内周壁よりも内部に突出させて、互
いの周壁間隔寸法を薄葉板の幅寸法よりも小に形成保持
した、複数枚取出し防止手段としての一対のローラを具
備したから、吸着体がケース体内で、たとえ複数枚の薄
葉板を同時に吸着しても、ケース体内で複数枚取出しを
確実に阻止して、信頼性の向上を図れる。しかも、比較
的簡素な構成ですみ、コストに与える悪影響がないなど
の効果を奏する。
の上端部に、互いに対向し、少なくとも、それぞれの周
壁一部をケース体の内周壁よりも内部に突出させて、互
いの周壁間隔寸法を薄葉板の幅寸法よりも小に形成保持
した、複数枚取出し防止手段としての一対のローラを具
備したから、吸着体がケース体内で、たとえ複数枚の薄
葉板を同時に吸着しても、ケース体内で複数枚取出しを
確実に阻止して、信頼性の向上を図れる。しかも、比較
的簡素な構成ですみ、コストに与える悪影響がないなど
の効果を奏する。
【図1】本発明の一実施例を示す、薄葉板の取出し装置
の概略縦断面図。
の概略縦断面図。
【図2】同実施例の、薄葉板の取出し装置の一部を省略
した斜視図。
した斜視図。
【図3】同実施例の、複数枚取出しを規制する状態の説
明図。
明図。
【図4】本発明の従来例を示す、薄葉板の取出し装置の
概略縦断面図。
概略縦断面図。
1A…ケース体、2…薄葉板、3…支持体(リフタ)、
4…吸着体(吸着パッド)、11,12…ローラ。
4…吸着体(吸着パッド)、11,12…ローラ。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 松井 勉 東京都品川区南品川3丁目4番10号 東芝 電池株式会社内
Claims (3)
- 【請求項1】両端部が開口するケース体と、 このケース体の一端部側開口部からケース体内に昇降自
在に挿入され、複数の薄葉板を積層状態で支持する支持
体と、 上記ケース体の他端部側開口部からケース体内に昇降自
在に挿入され、支持体に支持される積層薄葉板のうちの
最上位の薄葉板をケース体外部に取出す取出し体と、 上記ケース体の他端部に、互いに対向して設けられ、少
なくとも、それぞれの一部をケース体の内周壁よりも内
部に突出させ、互いの突出された部分の間隔寸法を薄葉
板の幅寸法よりも小に形成した、複数枚取出し防止手段
とを具備したことを特徴とする薄葉板の取出し装置。 - 【請求項2】上記取出し体は、上記支持体に支持される
積層薄葉板の最上位の薄葉板に当接して真空吸着し、ケ
ース体外部へ取出す吸着体であることを特徴とする請求
項1記載の薄葉板の取出し装置。 - 【請求項3】上記複数枚取出し防止手段は、一対のロー
ラであることを特徴とする請求項1記載の薄葉板の取出
し装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP24511393A JPH0797082A (ja) | 1993-09-30 | 1993-09-30 | 薄葉板の取出し装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP24511393A JPH0797082A (ja) | 1993-09-30 | 1993-09-30 | 薄葉板の取出し装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0797082A true JPH0797082A (ja) | 1995-04-11 |
Family
ID=17128821
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP24511393A Pending JPH0797082A (ja) | 1993-09-30 | 1993-09-30 | 薄葉板の取出し装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0797082A (ja) |
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2000143011A (ja) * | 1998-11-11 | 2000-05-23 | Tokyo Autom Mach Works Ltd | カードの繰出し装置及び繰出し方法 |
| JP2017024894A (ja) * | 2015-07-27 | 2017-02-02 | 一般財団法人日本食品分析センター | 枚葉装置 |
| JP2022525934A (ja) * | 2019-03-20 | 2022-05-20 | プロクマティック・インターナショナル・エービー | シート成形手段を備えたシート給送装置 |
-
1993
- 1993-09-30 JP JP24511393A patent/JPH0797082A/ja active Pending
Cited By (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2000143011A (ja) * | 1998-11-11 | 2000-05-23 | Tokyo Autom Mach Works Ltd | カードの繰出し装置及び繰出し方法 |
| JP2017024894A (ja) * | 2015-07-27 | 2017-02-02 | 一般財団法人日本食品分析センター | 枚葉装置 |
| JP2022525934A (ja) * | 2019-03-20 | 2022-05-20 | プロクマティック・インターナショナル・エービー | シート成形手段を備えたシート給送装置 |
| US12221303B2 (en) | 2019-03-20 | 2025-02-11 | Plockmatic International Ab | Sheet feeder with sheet forming means |
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