JPH0798330B2 - 耐熱性床材の製造方法 - Google Patents
耐熱性床材の製造方法Info
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- JPH0798330B2 JPH0798330B2 JP29439486A JP29439486A JPH0798330B2 JP H0798330 B2 JPH0798330 B2 JP H0798330B2 JP 29439486 A JP29439486 A JP 29439486A JP 29439486 A JP29439486 A JP 29439486A JP H0798330 B2 JPH0798330 B2 JP H0798330B2
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Landscapes
- Finished Plywoods (AREA)
- Veneer Processing And Manufacture Of Plywood (AREA)
- Chemical And Physical Treatments For Wood And The Like (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】 〔技術分野〕 この発明は、木質系の床暖房パネル等に使用する耐熱性
床材の製造方法に関するものである。
床材の製造方法に関するものである。
近時、床面に温水パイプや電気ヒータ等の発熱体を配置
し、この発熱体の上面に木質系の床パネルを施工する
か、あるいは床パネル内に前記発熱体を組み込むかし
て、室内暖房を床面から行えるようにした床暖房装置が
提案されている。かかる床暖房は、木質系の床パネルを
使用するために、外観や歩行感等にすぐれているという
利点がある。
し、この発熱体の上面に木質系の床パネルを施工する
か、あるいは床パネル内に前記発熱体を組み込むかし
て、室内暖房を床面から行えるようにした床暖房装置が
提案されている。かかる床暖房は、木質系の床パネルを
使用するために、外観や歩行感等にすぐれているという
利点がある。
しかしながら、木質系の床パネルを床暖房に使用した場
合、寒熱のくり返しや吸湿・乾燥のくり返し等によっ
て、目すき、反り、クラック等が発生しやすいという欠
点があった。これらの欠点をなくすために、表面の木質
単板に合成樹脂を含浸処理することが検討されたが、ク
ラックや反りをなくすには有効でなかった。
合、寒熱のくり返しや吸湿・乾燥のくり返し等によっ
て、目すき、反り、クラック等が発生しやすいという欠
点があった。これらの欠点をなくすために、表面の木質
単板に合成樹脂を含浸処理することが検討されたが、ク
ラックや反りをなくすには有効でなかった。
また、床パネルの表面に使用する木質単板の着色につい
ても、設備の制約がある。すなわち、個々の着色樹脂を
貯蔵するための合成樹脂貯蔵タンクの数により着色でき
る種類が決定されてしまい、また他の色に変更する際に
はタンクや減圧加圧釜の内部、さらに配管内の着色合成
樹脂を充分に除去しておかないと、色が混じるおそれが
あった。
ても、設備の制約がある。すなわち、個々の着色樹脂を
貯蔵するための合成樹脂貯蔵タンクの数により着色でき
る種類が決定されてしまい、また他の色に変更する際に
はタンクや減圧加圧釜の内部、さらに配管内の着色合成
樹脂を充分に除去しておかないと、色が混じるおそれが
あった。
こ発明の目的は、耐クラック性を向上させ、反りをなく
し、しかも簡単に任意の色に着色することができる耐熱
性床材の製造方法を提供することである。
し、しかも簡単に任意の色に着色することができる耐熱
性床材の製造方法を提供することである。
この発明の耐熱性床材の製造方法は、 基材合板上に木質単板を、基材合成の表面の繊維方向と
木質単板の繊維方向とが直交するように貼着し、木質材
を得る工程と、 前記木質材に樹脂を含浸する工程と、 樹脂含浸した木質材を溶剤で洗浄して前記木質単板の導
管内の樹脂を除去する工程と、 前記樹脂を除去した導管内に着色樹脂を充填しかつ樹脂
を硬化させる工程と、 樹脂の硬化後、木質材の表面の着色樹脂を除去する工程
と、 着色樹脂を除去した木質材の表面に下塗り塗装および上
塗り塗装を順次施す工程 とを含むものである。
木質単板の繊維方向とが直交するように貼着し、木質材
を得る工程と、 前記木質材に樹脂を含浸する工程と、 樹脂含浸した木質材を溶剤で洗浄して前記木質単板の導
管内の樹脂を除去する工程と、 前記樹脂を除去した導管内に着色樹脂を充填しかつ樹脂
を硬化させる工程と、 樹脂の硬化後、木質材の表面の着色樹脂を除去する工程
と、 着色樹脂を除去した木質材の表面に下塗り塗装および上
塗り塗装を順次施す工程 とを含むものである。
このように、この発明によれば、基材合板の表面に木質
単板をそれらの繊維方向が直交するように貼着するた
め、寒熱のくり返しや吸湿・乾燥のくり返し等による反
り、クラックの発生を防止することができ、また基材合
板の表面に木質単板を貼着した木質材に樹脂を含浸した
ので、寸法安定性、耐水性、耐熱性、強度等の向上を図
ることができ、しかも木質単板の導管内の樹脂を溶剤に
より除去し着色樹脂を導管内に充填するので、簡単に多
品種の着色された床材を得ることができる。
単板をそれらの繊維方向が直交するように貼着するた
め、寒熱のくり返しや吸湿・乾燥のくり返し等による反
り、クラックの発生を防止することができ、また基材合
板の表面に木質単板を貼着した木質材に樹脂を含浸した
ので、寸法安定性、耐水性、耐熱性、強度等の向上を図
ることができ、しかも木質単板の導管内の樹脂を溶剤に
より除去し着色樹脂を導管内に充填するので、簡単に多
品種の着色された床材を得ることができる。
この発明の方法を第1図〜第5図に基づいて詳細に説明
する。第1図はこの発明における木質単板1と基材合成
2との貼着工程を示しており、木質単板1を基材合成2
の表面にそれらの繊維方向が直交するように貼着して
(繊維方向を矢印で示す)、木質材3を得る。
する。第1図はこの発明における木質単板1と基材合成
2との貼着工程を示しており、木質単板1を基材合成2
の表面にそれらの繊維方向が直交するように貼着して
(繊維方向を矢印で示す)、木質材3を得る。
前記木質単板1には天然つき板のほか、人工的に木目柄
を造出した化粧単板も使用可能である。かかる木質単板
1は厚さが1mm以下のものを使用する。また、基材合板
2は厚さ2〜3mm程度のクロス合板である。
を造出した化粧単板も使用可能である。かかる木質単板
1は厚さが1mm以下のものを使用する。また、基材合板
2は厚さ2〜3mm程度のクロス合板である。
木質単板1と基材合板2とを貼着するための接着剤に
は、たとえば水性ビニルウレタン系接着剤、ポリ酢酸ビ
ニル系接着剤、ゴムラテックス系接着剤などが使用可能
である。また、木質単板1と基材合板2とは貼着に先立
って、あらかじめ含水率を10%以下にしておくのが好ま
しい。
は、たとえば水性ビニルウレタン系接着剤、ポリ酢酸ビ
ニル系接着剤、ゴムラテックス系接着剤などが使用可能
である。また、木質単板1と基材合板2とは貼着に先立
って、あらかじめ含水率を10%以下にしておくのが好ま
しい。
得られた木質材3は、第2図に示すように、1枚ごとに
スペーサ(図示せず)を介してかご4内に並べて収容
し、減圧加圧釜に入れ、減圧しついで加圧して樹脂を含
浸させる減圧加圧法により樹脂を含浸させる。樹脂とし
ては、重合性のモノマーやプレポリマー、たとえばスチ
レン、不飽和ポリエステルなどがあげられるが、クリヤ
ーな樹脂を使用するのが好ましい。なお、樹脂の含浸に
は、上述の減圧加圧法のほか、常圧下で樹脂を含浸させ
る常圧浸漬法や常圧加圧法なども採用可能である。
スペーサ(図示せず)を介してかご4内に並べて収容
し、減圧加圧釜に入れ、減圧しついで加圧して樹脂を含
浸させる減圧加圧法により樹脂を含浸させる。樹脂とし
ては、重合性のモノマーやプレポリマー、たとえばスチ
レン、不飽和ポリエステルなどがあげられるが、クリヤ
ーな樹脂を使用するのが好ましい。なお、樹脂の含浸に
は、上述の減圧加圧法のほか、常圧下で樹脂を含浸させ
る常圧浸漬法や常圧加圧法なども採用可能である。
第3図(A)はこのようにして樹脂含浸処理した木質材
3を示しており、この木質材3の内部に樹脂が浸透する
ほか、木質材3の表層部を形成する木質単板1の表面は
樹脂5で被覆され、かつ木質単板1の導管6内にも樹脂
5が充填されている。この状態で木質材3を溶剤で洗浄
し、第3図(B)に示すように木質単板1の表面および
導管6内の樹脂5を除去する。溶剤としては、たとえば
スチレン、アセトン、メチルエチルケトンなどが使用可
能である。
3を示しており、この木質材3の内部に樹脂が浸透する
ほか、木質材3の表層部を形成する木質単板1の表面は
樹脂5で被覆され、かつ木質単板1の導管6内にも樹脂
5が充填されている。この状態で木質材3を溶剤で洗浄
し、第3図(B)に示すように木質単板1の表面および
導管6内の樹脂5を除去する。溶剤としては、たとえば
スチレン、アセトン、メチルエチルケトンなどが使用可
能である。
溶剤による洗浄後、木質材3を乾燥機内で加熱して硬
化、好ましくはセミ硬化させる。常温まで放冷後、第3
図(C)に示すように、木質単板1の表面に着色樹脂7
を塗布(オーバーコート)し、導管6内に着色樹脂7を
充填させ、ついで加熱し要すれば加圧して樹脂を完全硬
化させる。硬化後、常温まで放冷し、サンダ等により木
質単板1の表面に付着した着色樹脂7を除去する。
化、好ましくはセミ硬化させる。常温まで放冷後、第3
図(C)に示すように、木質単板1の表面に着色樹脂7
を塗布(オーバーコート)し、導管6内に着色樹脂7を
充填させ、ついで加熱し要すれば加圧して樹脂を完全硬
化させる。硬化後、常温まで放冷し、サンダ等により木
質単板1の表面に付着した着色樹脂7を除去する。
このため、含浸処理した樹脂がたとえ着色されていない
クリヤーなものであったとしても、様々な色に着色した
着色樹脂7を木質単板1の導管6内に充填することによ
り、木質材3を様々な色に着色することができる。
クリヤーなものであったとしても、様々な色に着色した
着色樹脂7を木質単板1の導管6内に充填することによ
り、木質材3を様々な色に着色することができる。
このようにして着色した木質材3は、ついでその表面に
塗装が施される。塗装は下塗り塗装と上塗り塗装とに分
かれる。下塗り塗装と上塗り塗装との間には木質材3の
表面への溝加工が行われる。すなわち、第4図に示すよ
うに、木質材3の表面に縦溝8および横溝9を設けて、
木質床材としての形態を付与する。第5図(A)および
(B)はそれぞれ前記縦溝8および横溝9の断面形状を
示している。溝加工後、仕上げサンディングを行い、つ
いで上塗り塗装を行う。
塗装が施される。塗装は下塗り塗装と上塗り塗装とに分
かれる。下塗り塗装と上塗り塗装との間には木質材3の
表面への溝加工が行われる。すなわち、第4図に示すよ
うに、木質材3の表面に縦溝8および横溝9を設けて、
木質床材としての形態を付与する。第5図(A)および
(B)はそれぞれ前記縦溝8および横溝9の断面形状を
示している。溝加工後、仕上げサンディングを行い、つ
いで上塗り塗装を行う。
次に実施例をあげてこの発明の耐熱性床材の製造方法を
説明する。
説明する。
実施例:厚さ0.6mmの広葉樹なら単板(木質単板)およ
び厚さ2.5mmの基材合板を所定の面積にカットし、含水
率を6%以下に調整したのち、これらを接着剤を介して
かつ繊維方向が直交するように重ね合わせ、加熱加圧し
て一体に貼着した。このとき、接着剤塗布量は108.7〜2
17.4g/m2(10〜20g/尺2)、プレス温度は100〜150℃、
プレス圧力5〜10kg/cm2、プレス時間60〜180秒とし
た。
び厚さ2.5mmの基材合板を所定の面積にカットし、含水
率を6%以下に調整したのち、これらを接着剤を介して
かつ繊維方向が直交するように重ね合わせ、加熱加圧し
て一体に貼着した。このとき、接着剤塗布量は108.7〜2
17.4g/m2(10〜20g/尺2)、プレス温度は100〜150℃、
プレス圧力5〜10kg/cm2、プレス時間60〜180秒とし
た。
貼着後、得られた木質材を1枚ごとにスペーサを介して
かご内に入れ、減圧加圧釜内に収容し、釜内を減圧した
のち、重合性樹脂(不飽和ポリエステル、スチレンおよ
びBPOを含む)を注入し、さらに減圧状態を一定時間維
持したのち、加圧して樹脂を木質材に含浸させた。
かご内に入れ、減圧加圧釜内に収容し、釜内を減圧した
のち、重合性樹脂(不飽和ポリエステル、スチレンおよ
びBPOを含む)を注入し、さらに減圧状態を一定時間維
持したのち、加圧して樹脂を木質材に含浸させた。
樹脂含浸後、アセトンで木質材を3〜30秒間洗浄し、な
ら単板の表面および導管内の樹脂を除去し、ついで40〜
100℃で加熱して樹脂をセミ硬化させ、室温まで放冷さ
せた。次に、着色樹脂を単板上に32.6〜108.7g/m2(3
〜10g/尺2)でオーバコートし、温度110〜180℃、圧力
5〜15秒で3〜20分間加熱加圧して樹脂を完全硬化させ
た。室温まで放冷後、ワイドベルトサンダ(#100〜20
0)にてサンディングし、なら単板表面の着色樹脂を除
去した。得られた木質材は表面の導管が美麗に着色され
ていた。
ら単板の表面および導管内の樹脂を除去し、ついで40〜
100℃で加熱して樹脂をセミ硬化させ、室温まで放冷さ
せた。次に、着色樹脂を単板上に32.6〜108.7g/m2(3
〜10g/尺2)でオーバコートし、温度110〜180℃、圧力
5〜15秒で3〜20分間加熱加圧して樹脂を完全硬化させ
た。室温まで放冷後、ワイドベルトサンダ(#100〜20
0)にてサンディングし、なら単板表面の着色樹脂を除
去した。得られた木質材は表面の導管が美麗に着色され
ていた。
得られた木質材の表面に下塗り塗装を行った。すなわ
ち、アクリル樹脂系の紫外線硬化樹脂塗料を約33〜87g/
m2(3〜8g/尺2)で塗布し紫外線を照射して硬化させ
た。ついで、木質材の表面に縦溝および横溝をルータマ
シンにて切削加工し、仕上げサンディング(#200〜40
0)を行ったのち、上塗り塗装を行った。
ち、アクリル樹脂系の紫外線硬化樹脂塗料を約33〜87g/
m2(3〜8g/尺2)で塗布し紫外線を照射して硬化させ
た。ついで、木質材の表面に縦溝および横溝をルータマ
シンにて切削加工し、仕上げサンディング(#200〜40
0)を行ったのち、上塗り塗装を行った。
得られた床材は、寒熱くり返し試験および吸湿・乾燥く
り返し試験において、目すき、反り、クラック等の発生
がまったく認められなかった。
り返し試験において、目すき、反り、クラック等の発生
がまったく認められなかった。
この発明によれば、基材合板の表面に木質単板をそれら
の繊維方向が直交するように貼着するため、寒熱のくり
返しや吸湿・乾燥のくり返し等による反り、クラックの
発生を防止することができ、また基材合板の表面に木質
単板を貼着した木質材に樹脂を含浸したので、寸法安定
性、耐水性、耐熱性、強度等の向上を図ることができ、
しかも木質単板の導管内の樹脂を溶剤により除去し着色
樹脂を導管内に充填するので、簡単に多品種の着色され
た床材を得ることができるという効果がある。
の繊維方向が直交するように貼着するため、寒熱のくり
返しや吸湿・乾燥のくり返し等による反り、クラックの
発生を防止することができ、また基材合板の表面に木質
単板を貼着した木質材に樹脂を含浸したので、寸法安定
性、耐水性、耐熱性、強度等の向上を図ることができ、
しかも木質単板の導管内の樹脂を溶剤により除去し着色
樹脂を導管内に充填するので、簡単に多品種の着色され
た床材を得ることができるという効果がある。
次に、樹脂含浸した木質系の化粧単板の製造方法につい
て第6図〜第9図に基づいて説明する。
て第6図〜第9図に基づいて説明する。
従来、合成樹脂(不飽和ポリエステル、スチレン等)を
含浸処理した木質単板(厚さ0.2〜1mm程度)、とくに針
葉樹の木質単板においては致命的な欠陥があった。すな
わち、第6図に示すような木質単板12に合成樹脂を含浸
させると、密度の低い春材部13と密度の高い夏材部13と
で樹脂含浸率に差が生じ、低密度の春材部13のほうが高
密度の夏材部14よりも樹脂含浸率が大となり、春材部13
が透きとおるほど透明になるため、第7図に示すよう
に、かかる木質単板12を夏材部色である赤茶色系に着色
した接着剤15を塗布した台板合板16上に貼り合わせる
と、第8図に示すように、春材部13に接着剤15の色が写
って夏材部14より濃色となるため、外観上春材部13と夏
材部14とが逆転するという結果になり、柾目柄ではよい
が、板目柄では不自然な表現となっていた。
含浸処理した木質単板(厚さ0.2〜1mm程度)、とくに針
葉樹の木質単板においては致命的な欠陥があった。すな
わち、第6図に示すような木質単板12に合成樹脂を含浸
させると、密度の低い春材部13と密度の高い夏材部13と
で樹脂含浸率に差が生じ、低密度の春材部13のほうが高
密度の夏材部14よりも樹脂含浸率が大となり、春材部13
が透きとおるほど透明になるため、第7図に示すよう
に、かかる木質単板12を夏材部色である赤茶色系に着色
した接着剤15を塗布した台板合板16上に貼り合わせる
と、第8図に示すように、春材部13に接着剤15の色が写
って夏材部14より濃色となるため、外観上春材部13と夏
材部14とが逆転するという結果になり、柾目柄ではよい
が、板目柄では不自然な表現となっていた。
そこで、合成樹脂を含浸させた木質単板を溶剤浴(スチ
レン、アセトン、メチルエチルケトン等)に浸漬し、春
材部に含浸された合成樹脂の一部を溶出除去し、春材部
の含浸率を低下させてから台板合板に接着するようにす
る。
レン、アセトン、メチルエチルケトン等)に浸漬し、春
材部に含浸された合成樹脂の一部を溶出除去し、春材部
の含浸率を低下させてから台板合板に接着するようにす
る。
このように、春材部に含浸された樹脂の一部を除去する
ので、春材部の透明度が下がり、春材部と夏材部とが逆
転しない自然なパターンの化粧単板が得られる。
ので、春材部の透明度が下がり、春材部と夏材部とが逆
転しない自然なパターンの化粧単板が得られる。
前記溶剤浴への木質単板の浸漬時間は10〜120分間程度
が適当である。溶剤浴への浸漬後、木質単板を熱風によ
り120±10℃、10〜12分間程度で乾燥させ、セミ硬化さ
せる。ついで、台板合板上に接着剤を塗布し、貼り加工
および含浸した合成樹脂の完全硬化を行い、さらに実加
工、表面塗装等を行う。
が適当である。溶剤浴への浸漬後、木質単板を熱風によ
り120±10℃、10〜12分間程度で乾燥させ、セミ硬化さ
せる。ついで、台板合板上に接着剤を塗布し、貼り加工
および含浸した合成樹脂の完全硬化を行い、さらに実加
工、表面塗装等を行う。
また、台板合板上に塗布される着色した接着剤は従来の
着色接着剤に比して着色剤を約1/10以下に低減したもの
を使用するのが好ましい。
着色接着剤に比して着色剤を約1/10以下に低減したもの
を使用するのが好ましい。
次に参考例をあげて詳細に説明する。
参考例1:米ツガ材の厚さ0.25mmの柾目単板に不飽和ポリ
エステルを減圧加圧法にて含浸させた。ついで、この樹
脂含浸した単板をアセトン浴中に30分間浸漬させたの
ち、取り出し、セミ硬化させ、これを着色接着剤を塗布
した台板合板上に貼り合わせた。ついで、常法に従って
実加工および塗装仕上げを行い、化粧単板を得た。
エステルを減圧加圧法にて含浸させた。ついで、この樹
脂含浸した単板をアセトン浴中に30分間浸漬させたの
ち、取り出し、セミ硬化させ、これを着色接着剤を塗布
した台板合板上に貼り合わせた。ついで、常法に従って
実加工および塗装仕上げを行い、化粧単板を得た。
なお、使用した着色接着剤は、接着剤の主剤100部に対
して着色剤を0.5部の割合で添加したものである。
して着色剤を0.5部の割合で添加したものである。
参考例2:米松の厚さ0.3mmの板目単板を用いたほかは参
考例1と同様にして化粧単板を得た。
考例1と同様にして化粧単板を得た。
参考例3:米ツガ材の厚さ0.3mmの柾目単板を用い、参考
例1と同様にして合成樹脂を含浸させ、これをスチレン
浴に1.5時間浸漬し、ついでこれを取り出し、セミ硬化
させたほかは参考例1と同様にして化粧単板を得た。
例1と同様にして合成樹脂を含浸させ、これをスチレン
浴に1.5時間浸漬し、ついでこれを取り出し、セミ硬化
させたほかは参考例1と同様にして化粧単板を得た。
比較参考例:溶剤浴に合成樹脂含浸単板を浸漬せずに、
そのままセミ硬化させ、台板合板上に貼り合わせ、かつ
台板合板上に塗布した着色接着剤として、接着剤の主剤
100部に対して着色剤を5.5部の割合で添加したものを使
用したほかは参考例1と同様にして化粧単板を得た。
そのままセミ硬化させ、台板合板上に貼り合わせ、かつ
台板合板上に塗布した着色接着剤として、接着剤の主剤
100部に対して着色剤を5.5部の割合で添加したものを使
用したほかは参考例1と同様にして化粧単板を得た。
第9図はこれらの参考例および比較参考例で得たそれぞ
れの化粧単板を示しており、もとの合成樹脂含浸前の単
板18に対して、比較参考例で得た化粧単板19では完全に
春材部と夏部材とが逆転していたが、各参考例で得た化
粧単板20はこのようなパターンの逆転が認められなかっ
た。ちなみに、比較参考例で得た化粧単板19の含浸率は
春材部で250〜300%、夏材部で50〜100%であった。一
方、参考例で得た化粧単板20は春材部で100〜150%、夏
材部で40〜80%であった。
れの化粧単板を示しており、もとの合成樹脂含浸前の単
板18に対して、比較参考例で得た化粧単板19では完全に
春材部と夏部材とが逆転していたが、各参考例で得た化
粧単板20はこのようなパターンの逆転が認められなかっ
た。ちなみに、比較参考例で得た化粧単板19の含浸率は
春材部で250〜300%、夏材部で50〜100%であった。一
方、参考例で得た化粧単板20は春材部で100〜150%、夏
材部で40〜80%であった。
第1図はこの発明における木質単板と基材合板との貼り
合わせ工程を示す説明図、第2図は木質材の減圧加圧釜
へ入れるためのかごへの収容状態を示す説明図、第3図
はこの発明における木質単板の着色工程を示す説明図、
第4図は木質材表面への溝加工を示す平面図、第5図は
その溝形状を示す部分断面図、第6図は通常の木質単板
の斜視図、第7図は着色接着剤を塗布した台板合板上へ
の木質単板の貼り合わせ工程を示す説明図、第8図は貼
り合わせた状態を示す斜視図、第9図は参考例および比
較参考例でそれぞれ得た化粧単板を示す説明図である。 1……木質単板、2……基材合板、3……木質材、5…
…樹脂、6……導管
合わせ工程を示す説明図、第2図は木質材の減圧加圧釜
へ入れるためのかごへの収容状態を示す説明図、第3図
はこの発明における木質単板の着色工程を示す説明図、
第4図は木質材表面への溝加工を示す平面図、第5図は
その溝形状を示す部分断面図、第6図は通常の木質単板
の斜視図、第7図は着色接着剤を塗布した台板合板上へ
の木質単板の貼り合わせ工程を示す説明図、第8図は貼
り合わせた状態を示す斜視図、第9図は参考例および比
較参考例でそれぞれ得た化粧単板を示す説明図である。 1……木質単板、2……基材合板、3……木質材、5…
…樹脂、6……導管
フロントページの続き (72)発明者 川畑 成人 大阪府門真市大字門真1048番地 松下電工 株式会社内 (56)参考文献 特開 昭60−190302(JP,A)
Claims (1)
- 【請求項1】基材合板上に木質単板を、基材合板の表面
の繊維方向と木質単板の繊維方向とが直交するように貼
着し、木質材を得る工程と、 前記木質材に樹脂を含浸する工程と、 樹脂含浸した木質材を溶剤で洗浄して前記木質単板の導
管内の樹脂を除去する工程と、 前記樹脂を除去した導管内に着色樹脂を充填しかつ樹脂
を硬化させる工程と、 樹脂の硬化後、木質材の表面の着色樹脂を除去する工程
と、 着色樹脂を除去した木質材の表面に下塗り塗装および上
塗り塗装を順次施す工程 とを含む耐熱性床材の製造方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP29439486A JPH0798330B2 (ja) | 1986-12-10 | 1986-12-10 | 耐熱性床材の製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP29439486A JPH0798330B2 (ja) | 1986-12-10 | 1986-12-10 | 耐熱性床材の製造方法 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS63147603A JPS63147603A (ja) | 1988-06-20 |
| JPH0798330B2 true JPH0798330B2 (ja) | 1995-10-25 |
Family
ID=17807165
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP29439486A Expired - Lifetime JPH0798330B2 (ja) | 1986-12-10 | 1986-12-10 | 耐熱性床材の製造方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0798330B2 (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US7071718B2 (en) | 1995-12-01 | 2006-07-04 | Gascade Microtech, Inc. | Low-current probe card |
| US7148714B2 (en) | 1997-06-10 | 2006-12-12 | Cascade Microtech, Inc. | POGO probe card for low current measurements |
Families Citing this family (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2010173193A (ja) * | 2009-01-29 | 2010-08-12 | National Institute Of Advanced Industrial Science & Technology | 木質パネルおよび当該木質パネルの製造方法 |
| JP7038617B2 (ja) * | 2018-07-11 | 2022-03-18 | 朝日ウッドテック株式会社 | 床材の製造方法、および、床材 |
| JP7241404B2 (ja) * | 2019-02-06 | 2023-03-17 | 公立大学法人秋田県立大学 | 薄板木材樹脂接合体 |
-
1986
- 1986-12-10 JP JP29439486A patent/JPH0798330B2/ja not_active Expired - Lifetime
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US7071718B2 (en) | 1995-12-01 | 2006-07-04 | Gascade Microtech, Inc. | Low-current probe card |
| US7148714B2 (en) | 1997-06-10 | 2006-12-12 | Cascade Microtech, Inc. | POGO probe card for low current measurements |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS63147603A (ja) | 1988-06-20 |
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