JPH079846A - 空調消臭装置 - Google Patents

空調消臭装置

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JPH079846A
JPH079846A JP15947193A JP15947193A JPH079846A JP H079846 A JPH079846 A JP H079846A JP 15947193 A JP15947193 A JP 15947193A JP 15947193 A JP15947193 A JP 15947193A JP H079846 A JPH079846 A JP H079846A
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JP
Japan
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air
deodorant
air conditioning
opening
refrigerant compressor
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Application number
JP15947193A
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English (en)
Inventor
Tomohide Nishino
友英 西野
Toshiaki Fukuda
俊明 福田
Yukiya Sasa
幸哉 佐々
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Denso Corp
Original Assignee
NipponDenso Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 空調風の異臭を効果的に消臭することのでき
る空調消臭装置の提供。 【構成】 空調消臭装置40は、消臭剤を収納するカセ
ット41、このカセット41と空調ダクト2とを連絡す
る空気導入管42と消臭剤供給管43、この空気導入管
42と消臭剤供給管43にそれぞれ設けられた電磁弁4
4、45、および各電磁弁44、45を通電制御する電
磁弁制御回路46より構成される。電磁弁制御回路46
は、エアコン1の起動時に加えて、冷媒圧縮機17が所
定時間(例えば30秒)連続してONまたはOFFした
時に、各電磁弁44、45に開弁信号を出力して各電磁
弁44、45を開弁する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、空調風の異臭を防止す
る空調消臭装置に関するもので、主に車両に用いて好適
なものである。
【0002】
【従来の技術】従来より、車両等に搭載される空気調和
装置では、乗員の体臭やタバコ臭等が空調ダクト内に配
された冷媒蒸発器やダクト壁等に付着することで、空調
風に異臭を生じることがある。そこで、空調風の異臭を
防止するために、空調ダクト内に消臭剤を供給する消臭
装置が提案されている(実開昭63−7015号公報参
照)。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】一般に、車両用空気調
和装置より発生する異臭は、冷媒蒸発器の湿り始め、お
よび乾き始めに生じることが経験的に知られている。本
発明者らは、この異臭の発生メカニズムを種々実験して
解明したところ、冷媒蒸発器の凝縮水の中に溶解してい
る有機物が、凝縮水の蒸発とともに蒸発することによっ
て異臭が発生することを見い出した。
【0004】異臭の発生は、エアコンスイッチ(冷媒圧
縮機の作動スイッチ)を手動操作によりON/OFFし
たタイミングに伴って発生する。冷媒蒸発器の湿り始
め、乾き始めだけではなく、エアコンスイッチがONさ
れている間でも、冷媒蒸発器のフロスト(霜付き)防止
等のために冷媒圧縮機の作動が冷媒蒸発器の冷却度合い
(冷媒蒸発器の出口空気温度等)等に応じて自動的に断
続されるので、この冷媒圧縮機の作動の断続によっても
異臭が発生する。この異臭発生は、上記のメカニズムに
よるもので、冷媒圧縮機の作動状態が所定時間持続した
場合、または冷媒圧縮機の停止状態が所定時間持続した
場合に異臭が発生する。この理由は、冷媒圧縮機が所定
時間停止状態を持続した場合には、冷媒蒸発器の温度の
上昇に伴って凝縮水の蒸気圧が上昇し、温度の高い導入
空気に触れた凝縮水、およびその溶解有機物が一部蒸発
することで異臭が発生する。
【0005】また、冷媒圧縮機の作動状態が所定時間持
続した場合には、特に外気が低湿度等の条件により冷媒
蒸発器が乾いていた場合に、新たに発生した凝縮水の一
部が蒸発することで異臭が発生する。ところが、従来の
消臭装置は、予め設定された特定の供給パターンに応じ
て一律に消臭剤の供給を行うものにすぎず、異臭の生じ
易い時期に合わせて消臭剤の供給を行うことは考えられ
ていなかった。本発明は、上記事情に基づいて成された
もので、冷媒圧縮機の作動の断続に連動して、空調風の
異臭を効果的に消臭することのできる空調消臭装置を提
供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】請求項1に係る本発明の
空調消臭装置は、空調ダクト内に配された冷媒蒸発器の
冷却能力を冷媒圧縮機のオン/オフ動作に基づいて可変
する車両用空気調和装置に適用される空調消臭装置であ
って、消臭剤または芳香剤を収納する容器と、この容器
内と前記空調ダクト内とを連絡する連絡路、およびこの
連絡路を開閉する開閉手段を有し、この開閉手段が前記
連絡路を開くことで、前記連絡路を介して前記容器に収
納された消臭剤または芳香剤を前記空調ダクト内へ供給
する消臭剤供給手段と、前記冷媒圧縮機がオフしてから
オンするまでの作動停止時間を計測する圧縮機作動停止
時間計測手段と、この圧縮機作動停止時間計測手段によ
って計測された作動停止時間が所定時間に達した時に、
前記連絡路を所定時間開くように前記開閉手段の作動を
制御する開閉制御手段とを備えたことを技術的手段とす
る。
【0007】また、請求項2に係る本発明の空調消臭装
置は、空調ダクト内に配された冷媒蒸発器の冷却能力を
冷媒圧縮機のオン/オフ動作に基づいて可変する車両用
空気調和装置に適用される空調消臭装置であって、消臭
剤または芳香剤を収納する容器と、この容器内と前記空
調ダクト内とを連絡する連絡路、およびこの連絡路を開
閉する開閉手段を有し、この開閉手段が前記連絡路を開
くことで、前記連絡路を介して前記容器に収納された消
臭剤または芳香剤を前記空調ダクト内へ供給する消臭剤
供給手段と、前記冷媒圧縮機がオンしてからオフするま
での作動時間を計測する圧縮機作動時間計測手段と、こ
の圧縮機作動時間計測手段によって計測された作動時間
が所定時間に達した時に、前記連絡路を所定時間開くよ
うに前記開閉手段の作動を制御する開閉制御手段とを備
えたことを技術的手段とする。
【0008】
【作用】請求項1に係る本発明の空調消臭装置は、冷媒
圧縮機がオフしてからオンするまでの作動停止時間が所
定時間に達した時に、開閉手段が連絡路を所定時間開く
ことにより、容器内に収納された消臭剤または芳香剤が
連絡路を介して空調ダクト内に供給される。この結果、
冷媒圧縮機が所定時間オフして冷媒蒸発器が乾き始める
時期に合わせて、消臭剤または芳香剤を空調ダクト内に
供給することができる。
【0009】また、請求項2に係る本発明の空調消臭装
置は、冷媒圧縮機がオンしてからオフするまでの作動時
間が所定時間に達した時に、開閉手段が連絡路を所定時
間開くことにより、容器内に収納された消臭剤または芳
香剤が連絡路を介して空調ダクト内に供給される。この
結果、冷媒圧縮機が所定時間オンして冷媒蒸発器が湿り
始める時期に合わせて、消臭剤または芳香剤を空調ダク
ト内に供給することができる。
【0010】
【実施例】次に、本発明の空調消臭装置を車両用空気調
和装置に適用した一実施例を図1ないし図4を基に説明
する。図1は空調消臭装置を備える車両用空気調和装置
の全体模式図である。車両用空気調和装置1(以下エア
コン1と言う)は、車室内に空気を導く空調ダクト2、
この空調ダクト2内に空気を導入して車室内に送る送風
機3、冷房手段を構成する冷凍サイクル4、加熱手段を
成すヒータコア5、およびエアコン制御装置6等を備え
る。
【0011】送風機3は、ブロワケース3a、遠心式フ
ァン3b、ブロワモータ3cより成り、このブロワモー
タ3cへの印加電圧(ブロワ電圧)に応じてブロワモー
タ3cの回転速度が決定される。ブロワ電圧は、モータ
駆動回路7を介してエアコン制御装置6からの制御信号
に基づいて制御される。ブロワケース3aには、車室内
空気(内気)を導入する内気導入口8と、車室外空気
(外気)を導入する外気導入口9とが形成されるととも
に、内外気モードに応じて内気導入口8と外気導入口9
とを選択的に開閉する内外気切替ドア10が設けられて
いる。
【0012】空調ダクト2の下流端には、デフロスタダ
クト11、三方分岐ダクト12、フットダクト13が接
続されている。デフロスタダクト11は、車両の窓ガラ
スに向かって空気を吹き出すデフロスタ吹出口14に連
絡され、三方分岐ダクト12は、乗員の上半身に向かっ
て空気を吹き出すセンタフェイス吹出口15と車室内の
両側より空気を吹き出すサイドフェイス吹出口16とに
連絡され、フットダクト13は、乗員の足元に向かって
空気を吹き出すフット吹出口(図示しない)に連絡され
ている。
【0013】各ダクト11〜13の上流側開口部には、
選択された吹出口モードに応じて各ダクト11〜13を
開閉する吹出口ドア11a、12a、13aが設けられ
ている。また、センタフェイス吹出口15とサイドフェ
イス吹出口16には、各吹出口15、16を開閉するセ
ンタフェイスドア15aとサイドフェイスドア16aが
設けられている。なお、本実施例では、フットモードが
選択された時に、吹出口ドア12aが三方分岐ダクト1
2を開くとともに、サイドフェイスドア16aがサイド
フェイス吹出口16を開くように制御される(当然、セ
ンタフェイスドア15aはセンタフェイス吹出口15を
閉じる)。従って、フットモード時でも、サイドフェイ
ス吹出口16より送風空気が吹き出されることになる。
【0014】冷凍サイクル4は、冷媒圧縮機17、冷媒
凝縮器18、レシーバ19、膨脹弁20、冷媒蒸発器2
1の各機能部品を備えた周知の構造を成すもので、送風
機3より送られた空気が空調ダクト2内に配された冷媒
蒸発器21を通過する際に冷媒との熱交換によって冷却
される。なお、冷媒圧縮機17は、電磁クラッチ22を
介して、車両走行用エンジン(図示しない)の回転動力
が伝達されるもので、電磁クラッチ22は、クラッチ駆
動回路23を介してエアコン制御装置6より出力される
制御信号(ON/OFF信号)に基づいてON/OFF
制御される。
【0015】ヒータコア5は、エンジン冷却水を熱源と
して通過する空気を加熱するもので、空調ダクト2内で
冷媒蒸発器21の下流(風下)に位置し、その空調ダク
ト2内にヒータコア5を迂回するバイパス路24が形成
されるように配置されている。ヒータコア5を通過する
空気量とヒータコア5を迂回する(バイパス路24を通
過する)空気量との割合は、空調ダクト2内に配された
エアミックスドア25の開度に応じて調節される。
【0016】エアコン制御装置6は、エンジンのイグニ
ッションスイッチ26(以下IGスイッチ26と略す)
がオンされることで、車両に搭載されたバッテリBより
電力の供給を受ける。このエアコン制御装置6は、エア
コン操作パネル27(図2参照)より出力される操作信
号および各センサ(内気センサ28、外気センサ29、
日射センサ30、蒸発器出口空気温度センサ31等)の
検出信号に基づいてエアコン1の自動制御を行う。
【0017】エアコン操作パネル27には、図2に示す
ように、車室内の温度を所望の温度に設定する温度設定
スイッチ32、この温度設定スイッチ32で設定された
温度をデジタル表示する設定温度表示部33、エアコン
1の自動制御を指令するオートスイッチ34、エアコン
1の作動停止を指令するオフスイッチ35、内外気モー
ドを手動によって切り替える内外気切替スイッチ36、
冷媒圧縮機17の作動(ON)および停止(OFF)を
手動によって切り替えるエアコンスイッチ37、送風機
3の風量レベルを手動によって段階的に切り替える風量
設定スイッチ38、吹出口モードを手動によって切り替
える吹出口切替スイッチ39が設けられている。
【0018】空調消臭装置40は、揮発性の消臭剤(ま
たは芳香剤)を収納するカセット41、このカセット4
1と空調ダクト2とを連絡する空気導入管42と消臭剤
供給管43、空気導入管42と消臭剤供給管43にそれ
ぞれ設けられた電磁弁44、45、および電磁弁制御回
路46等より構成されている。空気導入管42は、一端
がカセット41の上流側に接続されてカセット41内に
開口し、他端が空調ダクト2内の送風機3の直後(冷媒
蒸発器21より上流)に開口されている。消臭剤供給管
43は、一端がカセット41の下流側に接続されてカセ
ット41内に開口し、他端が三方分岐ダクト12内(吹
出口ドア12aより下流)に開口されている。
【0019】各電磁弁44、45は、それぞれ空気導入
管42および消臭剤供給管43を開閉するもので、各電
磁弁44、45が開弁することで、空気導入管42、カ
セット41、消臭剤供給管43によって空調ダクト2内
と連通する通気経路が形成される。なお、本発明の消臭
剤供給手段は、空気導入管42、消臭剤供給管43、各
電磁弁44、45より成る。
【0020】電磁弁制御回路46は、バッテリBより電
力の供給を受けて、エアコン1を起動するオートスイッ
チ34、またはエアコンスイッチ37をONすることに
より作動し、そのオートスイッチ34のON信号および
エアコン制御装置6からクラッチ駆動回路23へ出力さ
れる冷媒圧縮機17のON/OFF信号に基づいて各電
磁弁44、45を通電制御する。なお、エアコン1を起
動するオートスイッチ34のON信号は、例えば、図2
に示すように、エアコン操作パネル27とエアコン制御
装置6に接続されるコネクタ47との間に分岐用コネク
タ48を設けて、この分岐用コネクタ48から取り出す
ことができる。あるいは分岐用コネクタ48以外にも、
送風機3のブロワモータ3cの電流を検出する電流検出
手段を用いても良い。この電流検出手段としては、送風
機3のモータ給電回路のリード線に直接電気的に接触し
て電流を取り出すエレクトロタップや、ホール素子やコ
イルの電磁誘導を利用してモータ給電回路の電流の流れ
を無接触式で検出する電流センサを用いることができ
る。
【0021】次に、本実施例の作動を図3および図4に
示すフローチャートに基づいて説明する。まず、オート
スイッチ34がONされた後、冷媒圧縮機17のON/
OFF状態を判断する制御フラグF、および各電磁弁4
4、45のON/OFF時間を計測するタイマTvの初
期化を行う(ステップS1)。続いて、電磁弁制御回路
46より各電磁弁44、45に開弁信号を出力して各電
磁弁44、45を開弁する(ステップS2)。
【0022】続いて、各電磁弁44、45に開弁信号が
出力されてからの経過時間t1 (タイマTvによって計
測される各電磁弁44、45の開弁時間)を判定し(ス
テップS3)、この経過時間t1 が20秒に達した時点
(ステップS3でYES)で、各電磁弁44、45に閉
弁信号を出力して各電磁弁44、45を閉弁する(ステ
ップS4)。上記したように、各電磁弁44、45が開
弁する20秒間だけは、送風機3の作動によって空気導
入管42、カセット41、消臭剤供給管43より成る通
気経路を空気が流れるため、カセット41内の消臭剤が
三方分岐ダクト12に供給されて、センタフェイス吹出
口15およびサイドフェイス吹出口16より車室内へ供
給される。
【0023】続いて、タイマTvおよび冷媒圧縮機17
のON/OFF時間を計測するタイマTc(本発明の圧
縮機作動停止時間計測手段および圧縮機作動時間計測手
段)をクリア(0に戻す)する(ステップS5)。続い
て、タイマTvの計測時間t1 が120秒に達したか否
かを判定する(ステップS6)。この判定結果がYES
の時(t1 =120秒)は、タイマTvをクリア(ステ
ップS7)した後、各電磁弁44、45に開弁信号を出
力して5秒間だけ各電磁弁44、45を開弁する(ステ
ップS8ないしステップS10)。その後、再びステッ
プS5へ戻る。この結果、エアコン1のオートスイッチ
34がONされて最初に20秒間だけ消臭剤が供給され
た後、少なくとも120秒毎に消臭剤の供給(5秒間)
が行われることになる。
【0024】上記ステップS6の判定結果がNOの時
(t1 <120秒)は、冷媒圧縮機17がONされてい
るか否かを判定する(ステップS11)。この判定結果
がYESの時(冷媒圧縮機17:ON)は制御フラグF
をONし(ステップS12)、判定結果がNOの時(冷
媒圧縮機17:OFF)は制御フラグFをOFFする
(ステップS13)。そして、ステップS12およびス
テップS13で設定された制御フラグFを記憶する(ス
テップS14)。
【0025】続いて、ステップS14で記憶された制御
フラグFに変更があったか否か(前回記憶された制御フ
ラグFとの比較)を判定し(ステップS15)、その判
定結果がYESの時(変更あり)は、タイマTcをクリ
アする(ステップS16)。ステップS16を実行した
後、あるいはステップS15の判定結果がNOの時(変
更なし)は、タイマTcの計測時間t2 が30秒(本発
明の所定時間)に達したか否かを判定する(ステップS
17)。このステップS17の処理は、冷媒圧縮機17
が30秒間連続してONまたはOFFしたか否かを判定
することにより、冷媒蒸発器21の湿り始めまたは乾き
始めの時期を判断するものである。
【0026】上記ステップS17の判定結果がNOの時
(t2 <30秒)はステップS6へ戻り、判定結果がY
ESの時(t2 =30秒)は、タイマTcをクリア(ス
テップS18)した後、各電磁弁44、45へ開弁信号
を出力して10秒間(本発明の所定時間)だけ各電磁弁
44、45を開弁する(ステップS19ないしステップ
S21)。その後、再びステップS5へ戻る。
【0027】この結果、冷媒圧縮機17が30秒間連続
してONあるいはOFFした場合は、その都度各電磁弁
44、45が開弁(10秒間)されて、車室内へ消臭剤
が自動的に供給されることになる。また、30秒以内に
冷媒圧縮機17がON/OFF動作を繰り返す場合は、
各電磁弁44、45が開弁されることはなく、従って、
車室内へ消臭剤が供給されることはない。但し、30秒
以内に冷媒圧縮機17がON/OFF動作を繰り返す場
合でも、上述したように120秒毎に5秒間ずつ消臭剤
の供給が行われる。
【0028】このように、本実施例では、エアコン1の
起動時の消臭剤供給および120秒毎の定期的な消臭剤
供給に加えて、冷媒圧縮機17が30秒間連続してON
あるいはOFFした場合に、各電磁弁44、45を開弁
して消臭剤を空調ダクト2内へ自動的に供給することが
できる。この結果、異臭が発生し易いエアコン1の起動
時、および冷媒蒸発器21の湿り始め、あるいは乾き始
めの時期に合わせてタイミング良く空調ダクト2内へ消
臭剤を供給して空調風の異臭を消臭することができる。
【0029】〔変形例〕本実施例では、エアコン制御装
置6からクラッチ駆動回路23へ出力される冷媒圧縮機
17のON/OFF信号に基づいて各電磁弁44、45
の通電制御を行う例を示したが、EFI制御装置に入力
される冷媒圧縮機17のON/OFF信号を取り出して
各電磁弁44、45の通電制御を行っても良い。あるい
は膨脹弁20の弁開閉度によって冷媒圧縮機17のON
/OFF動作を判断することもできるため、膨脹弁20
の弁開閉度を検出する信号によって各電磁弁44、45
の通電制御を行うこともできる。
【0030】上記実施例では、消臭剤を供給する条件で
ある冷媒圧縮機17のONまたはOFFの所定時間を同
じ値(30秒)として示したが、より効果的に異臭を消
臭するために、消臭剤を供給する条件となる冷媒圧縮機
17のON時間とOFF時間をそれぞれ別の値(OFF
の所定時間をONの所定時間より短くする)に設定して
も良い。また、さらに異臭を効果的に除去するために、
消臭剤の供給制御を、例えば外気の湿度と連動するよう
にしても良い。即ち、外気湿度が高いと、冷媒蒸発器2
1への凝縮水が増加するため、それに伴って冷媒圧縮機
17のOFF時の蒸発量が増加し、異臭が発生し易くな
るので、外気湿度を湿度センサにより検出して、外気湿
度が所定値以上の時は、図4のステップS20によるt
2 =10秒を10秒より長く設定しても良い。ここで、
外気湿度が所定値以上の時は、前記t2 =10秒は一定
のままで、その代わりに冷媒圧縮機17のOFFの所定
時間を図4のステップS17のt2 =30秒より短くす
るようにしても良い。また、外気湿度が十分小さい時に
は、冷媒圧縮機17のONの所定時間を図4のステップ
S17のt2 =30秒より短くするようにしても良い。
【0031】また、空調風のヒータコア5を通過する空
気割合が増加すると、異臭成分がヒータコア5の熱で分
解することから臭い難くなる傾向にある。このため、エ
アミックスドア25の開閉度合いを検出して、ヒータコ
ア5を通過する風量割合が高い時には、消臭剤の供給時
間(ステップS20のt2 =10秒)を長くしても良
い。また、人間の臭覚は、温度が上がると敏感になるこ
とから、内気センサ28により検出される車室内温度が
所定温度以上の時は、消臭剤の供給時間を長くしても良
い。以上のように、湿度や温度等の影響による臭いの変
化に対応したきめ細かい制御を行うことにより、より効
果的な異臭消臭を行うことができる。
【0032】また、冷媒圧縮機17のON、OFF信号
を用いずに、図2のエアコンスイッチ37のON、OF
F信号に連動して、所定時間、消臭剤または香りを供給
しても良い。このとき、エアコンスイッチ37のON、
OFF信号は、図2に示すように、分岐用コネクタ48
によって取り出すと良い。
【0033】
【発明の効果】本発明の空調消臭装置は、冷媒圧縮機が
所定時間連続してオフした時あるいはオンした時に開閉
手段が連絡路を開くように制御される。これにより、冷
媒圧縮機が所定時間オフして冷媒蒸発器が乾き始める時
期、あるいは冷媒圧縮機が所定時間オンして冷媒蒸発器
が湿り始める時期に合わせてタイミング良く空調ダクト
内へ消臭剤または芳香剤を供給することができるため、
空調風の異臭を効果的に(効率良く)消臭することがで
きる。
【図面の簡単な説明】
【図1】空調消臭装置と車両用空気調和装置の全体模式
図である。
【図2】オートスイッチのON信号を取り出す時の説明
図である。
【図3】本実施例の作動を示すフローチャートである。
【図4】本実施例の作動を示すフローチャート(図3の
続き)である。
【符号の説明】 1 車両用空気調和装置 2 空調ダクト 17 冷媒圧縮機 21 冷媒蒸発器 40 空調消臭装置 41 カセット(容器) 42 空気導入管(連絡路) 43 消臭剤供給管(連絡路) 44 電磁弁(開閉手段) 45 電磁弁(開閉手段) 46 電磁弁制御回路(開閉制御手段) Tc タイマ(本発明の圧縮機作動停止時間計測手段お
よび圧縮機作動時間計測手段)

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】空調ダクト内に配された冷媒蒸発器の冷却
    能力を冷媒圧縮機のオン/オフ動作に基づいて可変する
    車両用空気調和装置に適用される空調消臭装置であっ
    て、 a)消臭剤または芳香剤を収納する容器と、 b)この容器内と前記空調ダクト内とを連絡する連絡
    路、およびこの連絡路を開閉する開閉手段を有し、この
    開閉手段が前記連絡路を開くことで、前記連絡路を介し
    て前記容器に収納された消臭剤または芳香剤を前記空調
    ダクト内へ供給する消臭剤供給手段と、 c)前記冷媒圧縮機がオフしてからオンするまでの作動
    停止時間を計測する圧縮機作動停止時間計測手段と、 d)この圧縮機作動停止時間計測手段によって計測され
    た作動停止時間が所定時間に達した時に、前記連絡路を
    所定時間開くように前記開閉手段の作動を制御する開閉
    制御手段とを備えた空調消臭装置。
  2. 【請求項2】空調ダクト内に配された冷媒蒸発器の冷却
    能力を冷媒圧縮機のオン/オフ動作に基づいて可変する
    車両用空気調和装置に適用される空調消臭装置であっ
    て、 a)消臭剤または芳香剤を収納する容器と、 b)この容器内と前記空調ダクト内とを連絡する連絡
    路、およびこの連絡路を開閉する開閉手段を有し、この
    開閉手段が前記連絡路を開くことで、前記連絡路を介し
    て前記容器に収納された消臭剤または芳香剤を前記空調
    ダクト内へ供給する消臭剤供給手段と、 c)前記冷媒圧縮機がオンしてからオフするまでの作動
    時間を計測する圧縮機作動時間計測手段と、 d)この圧縮機作動時間計測手段によって計測された作
    動時間が所定時間に達した時に、前記連絡路を所定時間
    開くように前記開閉手段の作動を制御する開閉制御手段
    とを備えた空調消臭装置。
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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2010000854A (ja) * 2008-06-19 2010-01-07 Nissan Motor Co Ltd 車両用空気調和装置

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JP2010000854A (ja) * 2008-06-19 2010-01-07 Nissan Motor Co Ltd 車両用空気調和装置

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