JPH0798834B2 - 螢光性ポリヌクレオチド - Google Patents

螢光性ポリヌクレオチド

Info

Publication number
JPH0798834B2
JPH0798834B2 JP3144090A JP14409091A JPH0798834B2 JP H0798834 B2 JPH0798834 B2 JP H0798834B2 JP 3144090 A JP3144090 A JP 3144090A JP 14409091 A JP14409091 A JP 14409091A JP H0798834 B2 JPH0798834 B2 JP H0798834B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
fluorescent
chloroform
added
chemical
nucleotide
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Lifetime
Application number
JP3144090A
Other languages
English (en)
Other versions
JPH06135991A (ja
Inventor
英夫 井上
栄子 大塚
明弘 井村
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Teijin Ltd
Original Assignee
Teijin Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Priority claimed from JP19769085A external-priority patent/JPS6259293A/ja
Application filed by Teijin Ltd filed Critical Teijin Ltd
Priority to JP3144090A priority Critical patent/JPH0798834B2/ja
Publication of JPH06135991A publication Critical patent/JPH06135991A/ja
Publication of JPH0798834B2 publication Critical patent/JPH0798834B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02PCLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES IN THE PRODUCTION OR PROCESSING OF GOODS
    • Y02P20/00Technologies relating to chemical industry
    • Y02P20/50Improvements relating to the production of bulk chemicals
    • Y02P20/55Design of synthesis routes, e.g. reducing the use of auxiliary or protecting groups

Landscapes

  • Saccharide Compounds (AREA)
  • Investigating Or Analysing Materials By The Use Of Chemical Reactions (AREA)
  • Measuring Or Testing Involving Enzymes Or Micro-Organisms (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、螢光を発するヌクレオ
シド又はヌクレオチドを分子中又は分子末端に含むポリ
ヌクレオチドに関する。
【0002】
【従来の技術及び発明が解決しようとする課題】生体高
分子、特に蛋白質や核酸における構造と機能の相関を明
らかにするために、螢光プローブを利用した研究が広く
行なわれている。そして核酸の研究においては、核酸中
に存在する螢光性の微量塩基をプローブとして用いる方
法や、核酸へ螢光分子を化学的に導入してこれをプロー
ブとして用いる方法がある。螢光性塩基を有するヌクレ
オシドの例としては、アデノシン類やシチジン類をクロ
ルアセトアルデヒドで化学修飾して得られる、下記式で
示されるような螢光性のエテノ誘導体がある。
【0003】
【化3】
【0004】
【化4】 特に、エテノアデノシン類は、中性で強く螢光を発する
ことから、これをプローブとして用いて種々の研究が行
なわれてきた。しかし、これらは塩基対形成能を有しな
い。
【0005】本発明者らは、螢光性を有しグアニンある
いはアデニンとの塩基対形成が可能な、螢光プローブと
して用いることのできるポリヌクレオチドを得るべく鋭
意研究を行ない、本発明に到達した。
【0006】
【課題を解決するための具体的な手段】即ち、本発明
は、分子中又は分子末端に、一般式(I)
【0007】
【化5】 で表わされる螢光性ヌクレオチドを、少なくとも1個含
有するポリヌクレオチドである。
【0008】一般式(I)において特に好ましいのは、
2
【0009】
【化6】 であり、Y2 が−O−でW2 がH−である、ポリヌクレ
オチドである。
【0010】本発明においてポリヌクレオチドとは、重
合度2〜10,000以上のヌクレオチドをいい、比較
的重合度が低い重合度2〜50のヌクレオチドを含むも
のをいう。かかるポリヌクレオチドのなかでも、重合度
10〜1,000のオリゴ又はポリヌクレオチドが、比
較的容易に調製でき、しかも選択性の高いDNAプロー
ブとなりうるという点で好ましい。
【0011】前記一般式(I)で表わされるポリヌクレ
オチドは、下記一般式(II)、
【0012】
【化7】 で表わされる螢光性ヌクレオシド又はヌクレオチドを、
その3' 位又は5' 位に後述の如き方法でリン酸基を導
入することによって、ヌクレオチドとすることができ
る。
【0013】一般式(II)において特に好ましいのは、
1 とY1 が共にHO−で、Z1 がH−又はHO−で、
1 がH−の化合物、あるいはX1 及び/又はY1
【0014】
【化8】 (nは1,2又は3の整数を示す)で、Z1 がH−又は
HO−で、W1 がH−である。水酸基が公知の適当な保
護基で保護されているものも、本発明の範囲に含まれ
る。
【0015】一般式(II)の化合物の製造法を、X1
1 が共にHO−で、Z1 とW1 が共にH−の場合を例
にとって説明する。
【0016】一つの方法は、糖部の水酸基を保護した5
−ヨードデオキシシチジンにO−ヨードベンゾイルクロ
ライドを作用させ、得られた化合物をDMF中で、2価
のPdの存在下に加熱処理し、次いで保護基を除去する
方法である。
【0017】他の方法は、デオキシシチジンから容易に
得られるN4 −ベンゾイルデオキシシチジン誘導体を、
メタノール中でヨウ素の存在下で光照射し、次いで常法
により脱保護を行なう方法である。
【0018】かくして得られた一般式(II)の化合物
は、螢光性でありかつ核酸塩基のグアニンあるいはアデ
ニンと塩基対を形成する能力があるので、これを分子中
又は分子末端に有する本願発明のポリヌクレオチドは、
螢光プローブとして利用できる。あるいは、これらの化
合物は、DNA二重らせん中に組み入れた際に、塩基部
分は空間的に適合しており、塩基間の水素結合形成能力
やスタッキング作用を増強する可能性も考えられる。
【0019】螢光性ヌクレオシド又はヌクレオチドをD
NAオリゴマーあるいはポリマーへ導入するには、有機
化学的に合成する方法と、酸素化学的に導入する2通り
の方法がとられる。
【0020】有機化学的に合成する方法は、螢光性ヌク
レオシド(以下、Fと略する)を含むオリゴヌクレオチ
ドを直接合成する方法である。I. Takura らが開発し
た、固相リン酸トリエステル法を用いて、図1に示すサ
イクルに従って合成を行なった。
【0021】すなわちステップ1として、ベンゼンスル
ホン酸(BSA)で、5' −水酸基のジメトキシトリチ
ル基(DMTr基)を除去し、ステップ2で、ダイマー
ブロックをメシチレンスルホン酸ニトロトリアゾール
(MSNT)で縮合し、固相(図1においてローマ字S
を丸で囲んだもの)に担持されF含有オリゴマーの鎖を
伸長した。また、目的と異なる配列のオリゴマー生成を
防ぐために、縮合反応において未反応の5' −水酸基
は、4−ジメチルアミノピリジン(DMAP)存在下無
水酢酸(Ac2 O)でキャッピングを行なった。
【0022】このサイクルをくり返すことによって、目
的とするオリゴマーを合成した。オリゴマーヌクレオチ
ドのポリマー支持体からの切り出しとリン酸の保護基の
除去は、室温でアンモニア水で処理することにより行な
った。
【0023】更にアンモニア水で加熱処理することによ
り、塩基部のアシル基を除去した。次いで逆層のシリカ
ゲルカラムクロマトグラフィーで精製し、必要なフラク
ションを分取し、5' −末端のDMTr基を除去し、更
に高速液体クロマトグラフィーで精製した。
【0024】螢光性ヌクレオシド又はヌクレオチドをD
NAオリゴマーあるいはポリマーに酵素化学的に導入す
る方法としては、例えば、 (i)DNAポリメラーゼを用いるニックトランスレー
ション(Rigby, P.W. ら、J.Mol. Biol., 113,23
7(1977)参照) (ii)末端デオキシヌクレオチドトランスフェラーゼを
用いる3' −末端付加反応(F.J. Bollum, The Enzyme
s, (P.D. Boyer, ed.), 3rd Ed. Vol. 10,pp.1
45−171,Academic Press, New York, N.Y.(19
74)参照) の2つが、通常用いられる。
【0025】いずれの酵素を用いる場合にも、基質とし
ては、好ましくは、ヌクレオシド5' −トリリン酸が用
いられる。螢光性ヌクレオシドの5' −モノリン酸の合
成は、Yosyikawa ら(Tetrahedron Lett.,5065(1
967))の方法に従って合成できる。また、5' −モ
ノリン酸をイミダゾリドとした後ジリン酸と反応させ
る、5' −トリリン酸の合成は、Ottoらの方法(J.Am.
Chem. Soc., 87,1785−1788(1965))
に従って行なうことができる。
【0026】次に合成した5' −トリリン酸を基質とし
て用い、DNAポリメラーゼを用いて、ニック・トラン
スレーションを行なうと、シチジンの代りに、螢光性ヌ
クレオチドが導入され螢光標識されたオリゴマーあるい
はポリマーを調製することができる。また、末端デオキ
シヌクレオチドトランスフェラーゼを用いると、3'−
末端に螢光性ヌクレオチドポリマーを付加することがで
きる。
【0027】以下、実施例、参考例により本発明を詳述
する。
【0028】
【参考例1】
【0029】
【化9】 (1)5−ヨードデオキシシチジン(a)500mgを無
水ピリジン10mlに、懸濁させ、これに1,1,3,3
−テトライソプロピル−1,3−ジクロルジシロキサン
0.57ml(1.2当量)を氷冷下で加え、その後室温
で2時間反応させた。
【0030】氷冷下で、水2mlを加えて反応を停止し、
10分間放置した後、溶媒を減圧下留去した。残渣を水
−クロロホルム系で抽出し、クロロホルム層を無水硫酸
ナトリウムで乾燥した。クロロホルムを留去した後、シ
リカゲルクロマトグラフィーにより精製し、メタノール
で再結晶して、3',5' −0−(1,1,3,3−テト
ライソプロピルジシロキサン−1,3−ジイル)−5−
ヨードデオキシシチジン(b)750mgを得た。物性値
は次の通りであった。
【0031】m.p. 210−211℃ UV λmax(メタノール) 293nm Mass m/e 595(M+ ),552(M−4
3)。
【0032】(2)3',5' −0−(1,1,3,3−
テトライソプロピルジシロキサン−1,3−ジイル)−
5−ヨードデオキシシチジン(b)700mgを無水ピリ
ジン10mlに溶かし、氷冷下で、2−ヨードベンゾイル
クロリド340mg(1.2当量)を加えて、50分間反
応させた。氷冷下で水2mlを加えて反応を停止し、10
分間放置した後、溶媒を減圧下留去した。残渣を水−ク
ロロホルム系で抽出し、クロロホルム層を無水硫酸ナト
リウムで乾燥した。クロロホルムを減圧下で留去した
後、シリカゲルクロマトグラフィーにより精製し(0.
5%メタノール/クロロホルム)、3',5' −O−
(1,1,3,3−テトライソプロピルジシロキサン−
1,3−ジイル)−N4 −(2−ヨードベンゾイル)−
5−ヨードデオキシシチジン(c)880mgを得た。物
性値は次の通りであった。
【0033】UV λmax(メタノール) 340nm Mass m/e 825(M+ ),782(M−4
3)。
【0034】(2)3',5' −0−(1,1,3,3−
テトライソプロピルジシロキサン−1,3−ジイル)−
4 −(2−ヨードベンゾイル)−5−ヨードデオキシ
シチジン(c)500mgを無水ジメチルホルムアミド5
mlに溶かし、酢酸パラジウム14mg、トリフェニルホス
フィン30mg、トリエチルアミン0.3mlを加え、アル
ゴン気流下で、16時間100℃に加熱した。溶媒を留
去し、残渣を水−クロロホルム系で抽出し、クロロホル
ム層は無水硫酸ナトリウムで乾燥した。クロロホルムを
留去した後、シリカゲルクロマトグラフィーにより精製
し(3%メタノール/クロロホルム)、2−[3',5'
−O−(1,1,3,3−テトライソプロピルジシロキ
サン−1,3−ジイル)−β−D−デオキシリボフラノ
シル]−3,6−ジオキソピリミド[4,5−c]イソ
キノリン(d)115mgを得た。物性値は以下の通りで
あった。
【0035】UV λmax(メタノール) 252,
343nm Mass m/e 571(M+ ),528(M−4
3) NMR(CDCl3 )δ+9.09(s,H−1),
8.89(br s,N−H)8.4〜7.5(Aromat
ic, 4H),6.12(d,J=5.9Hz,H−1'
)。
【0036】(4)上記(3)で得られた化合物(d)
の100mgをテトラヒドロフラン5mlに溶解し、1Mテ
トラブチルアンモニウムフルオリド0.2ml(テトラヒ
ドロフラン溶液)を加えて、室温で1時間攪拌し、溶媒
を留去後、シリカゲルクロマトグラフィー(10%メタ
ノール/クロロホルム)により精製して2−β−D−デ
オキシリボフラノシル−3,6−ジオキソピリミド
[4,5−c]イソキノリン(e)48mgを得た。物性
値は以下の通りであった。
【0037】UV λmax 252nm(ε=3650
0) 343nm(ε=11700) NMR(DMSO−d6 )δ+ 12.02(br s,N−H),9.59(s,H−
1)8.2〜7.4(芳香族4H),6.19(t,J
=5.5Hz,H−1' ) λex 343nm(螢光スペクトルの励起波長) λem 385nm(螢光スペクトルの発光波長)。
【0038】なお、化合物(e)の相対螢光強度は、ピ
リドピリミジンヌクレオシドの約70%であった。
【0039】
【参考例2】
【0040】
【化10】 3',5' −0−(1,1,3,3−テトライソプロピル
ジシロキサン−1,3−ジイル)−N4 −ベンゾイルデ
オキシシチジン(a)300mgを、メタノール300ml
に溶かして、これにヨウ素40mgを加え、高圧水銀灯で
24時間、光照射した。反応液を重曹水で中和し50ml
まで減圧下濃縮した。これに、水100mlを加えて、ク
ロロホルムで抽出し、クロロホルム層を無水硫酸ナトリ
ウムで乾燥した。クロロホルムを留去した後、シリカゲ
ルクロマトグラフィーにより精製し、(3%メタノール
/クロロホルム)、2−[3',5' −0−(1,1,
3,3−テトライソプロピルジシロキサン−1,3−ジ
イル)−β−D−デオキシリボフラノシル]−3,6−
ジオキソピリミド[4,5−c]イソキノリン(b)8
6mgを得た。
【0041】物性値は、参考例1において合成したもの
と一致した。
【0042】なお、糖水酸基の保護基をアセチル基にし
た場合にも、ほぼ同様の条件で目的物が得られた。
【0043】
【参考例3】
【0044】
【化11】 実施例1で得られた2−β−D−デオキシリボフラノシ
ル−3,6−ジオキソピリミド[4,5−c]イソキノ
リン(e)655mgを、無水トリエチルホスフェート5
mlに溶かし、0℃に冷却して、これにオキシ塩化リン6
13mgを加えて、6時間反応させた後、氷1gを加えて
加水分解した。減圧下濃縮した後、残渣を蒸留水1mlに
溶かして、DEAE−セファデックスA−25(HCO
3 −型)を用い、トリエチルアンモニウムビカーボネー
トの直線濃度勾配にて、精製し、2−(5' −0−ホス
ホリル−β−D−デオキシリボフラノシル)−3,6−
ジオキソピリミド[4,5−c]イソキノリン(f)6
52mgを得た。
【0045】
【参考例4】
【0046】
【化12】 実施例3で得られた2−(5' −0−ホスホリル−β−
D−デオキシリボフラノシル)−3,6−ジオキソピリ
ミド[4,5−c]イソキノリン(f)100mgを、無
水ジメチルホルムアミド5mlに溶かし、カルボニルジイ
ミダゾール400mgを加えて、室温で1時間反応させ
た。その後、反応液を、20mlの1%ヨウ化ナトリウム
/アセトンに注ぎ、生成した沈澱は濾別して、アセトン
で洗浄し、減圧下で乾燥した。沈澱を無水ジメチルホル
ムアミド5mlに溶かし、モノ−トリ−n−ブチルアンモ
ニウムホスフェート2gを加えて、室温で24時間反応
させた。減圧下、濃縮した後、残渣を蒸留水3mlに溶か
して、DEAE−セファデックスA−25(HCO3
型)を用い、トリエチルアンモニウムビカーボネートの
直線濃度勾配にて精製し、2−(5' −0−ホスホリル
−β−D−デオキシリボフラノシル)−3,6−ジオキ
ソピリミド[4,5−c]イソキノリン(g)60mgを
得た。
【0047】
【参考例5】
【0048】
【化13】 実施例4におけるモノ−トリ−n−ブチルアンモニウム
ホスフェートの代りに、ジ−トリ−n−ブチルアンモニ
ウムジホスフェートを用いて、同じ操作を行ない、2−
(5' −0−ホスホリル−β−D−デオキシリボフラノ
シル)−3,6−ジオキソピリミド[4,5−c]イソ
キノリン(h)60mgを得た。
【0049】
【実施例1】本発明の螢光性ヌクレオシドを含むドデカ
マーの合成を、参考例5の(h)を用いて、以下の如き
ホスホトリエステル固相合成法(図1参照)で行なっ
た。固相支持体は、1%架橋ポリスチレン樹脂を用い、
3' −末端となるシチジンは、3' −水酸基と樹脂とを
コハク酸エステルで結合し、担持した。合成は、図1に
示すサイクルに従って、ダイマーブロック縮合を行なっ
た。ステップ1 (脱トリチル化反応) 5μmol ヌクレオシド相当の樹脂を用いて、2%ベンゼ
ンスルホン酸(BSA)クロロホルム溶液2mlで1分間
処理した(2回くり返した)。ステップ2 (縮合反応) ダイマー20μmol を200〜300μlのピリジンに
溶かし、縮合剤として、メシチレンスルホン酸ニトロト
リアゾール(MSNT)70μmol を加えて、40℃で
20分間反応させた。ステップ3 (キャッピング反応)(未反応物の非反応化
反応) 無水酢酸(Ac2 O)0.2mlを0.1M4−ジメチル
アミノピリジン(DMAP)のピリジン溶液1.8mlと
混合し(用時調製)、反応させた。
【0050】この操作(ステップ1〜3)を、5回くり
返し、ドデカマーを合成した。
【0051】合成したドデカマー(dGGGAAFTT
TCCC……Fは螢光性ヌクレオシド)は、次の順序の
操作に従って、脱保護し精製した。 (i)濃アンモニア水16mlとピリジン4mlを加え、室
温で24時間反応させた。 (ii)さらに、50℃に加熱して4時間反応させた。 (iii )逆相シリカゲルカラムクロマトグラフィー(C
18カラム:ウォータース社製、35〜100μm)
で、精製した(アセトニトリルグラジエント:10%−
35%)。 (iv)80%酢酸に溶かし、室温で20分間処理して、
5' −末端のジメトキシトリチル基を除去した。 (v)逆相高速液体クロマトグラフィーにて精製した
(東洋ソーダ:TSK−410AK)。 (vi)イオン交換高速液体クロマトグラフィーにて精製
して、単一ピークを得た(東洋ソーダ:TSKgel IE
X540K)。
【0052】ドデカマーのUVスペクトルにおいて、3
43nmの吸収により、螢光性ヌクレオシドの存在が確認
された。
【0053】ドデカマー5' −末端を放射性標識
32P)し、フィンガープリントを行なった結果、塩基
配列の正しいことを示していた。
【0054】
【実施例2】ニックトランスレーション法による方法 (a)用いた試薬 大腸菌DNAポリメラーゼI(Boehringer - Mannheim
など、5unit/mlの50%グリセロール溶液を原液のま
ま使用);脾臓DNase I[1mg/mlとなるように0.
01N塩酸に溶かし、−20℃で保存。使用時に希釈液
(10mM Tris−HCl、pH7.5、5mM
MgCl2 、1mg/mlウシ血清アルブミン)にて10倍
に希釈し、0℃で2時間放置して活性化したあとさらに
終濃度0.14mg/mlにして用いる];ニックトランス
レーション緩衝液(10倍量、500mM Tris−
HCl、pH7.5、50mM MgCl2 、10mM
2−メルカプトエタノール);dNTP溶液(各0.1
mMのdTTP、dGTP、dATPおよび参考例5の
(h)で得たピリミドイソキノリンヌクレオシド−5'
−トリホスフェート(dFTP)溶液);試料DNA
(10mM Tris−HCl、pH7.5、10mM
KCl、0.2mM EDTAに1μg/μlとなる
ようにλファージHind IIIフラグメントDNAを溶
かす)。
【0055】(b)方法 (1)6.5μlのニックトランスレーション緩衝液、
10μlのdNTP溶液、2μlの試料DNA(1μg
/μl)と水を加えて全量を65μlとし、よく攪拌し
た。
【0056】(2)活性化したDNase I溶液5μlを
加えて室温に2分間放置してニックをいれた。ついで、
大腸菌DNAポリメラーゼIを2μl加えて14℃で1
時間反応させた。
【0057】(3)0.25M EDTAを35μl加
えて68℃で10分間加温し、酵素反応を止めた。フェ
ノール抽出を2回、エタノール沈澱を2回繰り返した。
最後の沈澱を0.5mlの10mM Tris−Cl、p
H7.5、10mM KCl、0.2mM EDTAに
溶かして使用時まで−20℃に保存した。
【0058】得られたポリヌクレオチドの重合度は約1
00〜1,000であった。
【図面の簡単な説明】
【図1】固相リン酸トリエステル法によるオリゴヌクレ
オチドの合成システムを示す。

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 分子中又は分子末端に、一般式(I) 【化1】 で表わされる螢光性ヌクレオチド単位を、少なくとも1
    個含有するポリヌクレオチド。
  2. 【請求項2】 一般式(I)において、X2 が 【化2】 であり、Y2 が−O−でW2 がH−である、請求項1記
    載のポリヌクレオチド。
JP3144090A 1985-09-09 1991-05-21 螢光性ポリヌクレオチド Expired - Lifetime JPH0798834B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP3144090A JPH0798834B2 (ja) 1985-09-09 1991-05-21 螢光性ポリヌクレオチド

Applications Claiming Priority (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP19769085A JPS6259293A (ja) 1985-09-09 1985-09-09 螢光性ヌクレオシド又はヌクレオチド
JP3144090A JPH0798834B2 (ja) 1985-09-09 1991-05-21 螢光性ポリヌクレオチド

Related Parent Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP19769085A Division JPS6259293A (ja) 1985-09-09 1985-09-09 螢光性ヌクレオシド又はヌクレオチド

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH06135991A JPH06135991A (ja) 1994-05-17
JPH0798834B2 true JPH0798834B2 (ja) 1995-10-25

Family

ID=26475625

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP3144090A Expired - Lifetime JPH0798834B2 (ja) 1985-09-09 1991-05-21 螢光性ポリヌクレオチド

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH0798834B2 (ja)

Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007223974A (ja) * 2006-02-24 2007-09-06 Japan Health Science Foundation ポリ(adp−リボース)グリコヒドロラーゼ分解耐性のポリ(エテノadp−リボース)

Also Published As

Publication number Publication date
JPH06135991A (ja) 1994-05-17

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US4965350A (en) Pyridopyrimidine nucleotide compounds
US8153365B2 (en) Oligonucleotide analogues
US6794499B2 (en) Oligonucleotide analogues
JPWO1987001373A1 (ja) オリゴまたはポリヌクレオチド
CA2459347C (en) Locked nucleic acid (lna) compositions and uses thereof
EP1015469B1 (en) Bi- and tri-cyclic nucleoside, nucleotide and oligonucleoide analogues
JP2621123B2 (ja) 2’‐ジデオキシ‐イソグアノシン類,イソステリック類似体およびイソグアノシン誘導体並びにそれらの使用
JP3893057B2 (ja) 新規な核酸塩基対
WO1984003285A1 (en) Defined sequence single strand oligonucleotides incorporating reporter groups, process for the chemical synthesis thereof, and nucleosides useful in such synthesis
CA2215176C (en) C-nucleoside derivatives and their use in the detection of nucleic acids
JP2001501581A (ja) ヌクレオシド類似体
JP2835630B2 (ja) 標的付与されたオリゴヌクレオチド類の合成に使用できるヌクレオシド誘導体類、これ等誘導体類から得たオリゴヌクレオチド類及びそれ等の合成
JPS62255499A (ja) 螢光性ヌクレオシド又はヌクレオチド
JPH0371437B2 (ja)
JPH0798834B2 (ja) 螢光性ポリヌクレオチド
JPH0374239B2 (ja)
JP2003292499A (ja) オリゴヌクレオチドの化学的合成法
JPS61291595A (ja) 2′−o−メチル化rnaの製造法
JPH0551599B2 (ja)
JP3061659B2 (ja) 2−{2−(モノメトキシトリチルオキシ)エチルチオ}エチル基および該基の使用法
CA2103062C (en) Oligo-2'-deoxynucleotides and their use as pharmaceutical agents with antiviral activity
AU2002325599B2 (en) Oligonucleotide analogues
JPS60166694A (ja) オリゴヌクレオチド誘導体およびその製造法
JPH0967391A (ja) 新規修飾ヌクレオシドおよびその製造法 さらにはそれを用いたオリゴヌクレオチ ド類の製造法