JPH0799228A - ペレット突き上げ装置 - Google Patents

ペレット突き上げ装置

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JPH0799228A
JPH0799228A JP5292508A JP29250893A JPH0799228A JP H0799228 A JPH0799228 A JP H0799228A JP 5292508 A JP5292508 A JP 5292508A JP 29250893 A JP29250893 A JP 29250893A JP H0799228 A JPH0799228 A JP H0799228A
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pellet
push
sheet
needle
pellets
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Hisaya Suzuki
久彌 鈴木
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    • H10SEMICONDUCTOR DEVICES; ELECTRIC SOLID-STATE DEVICES NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • H10PGENERIC PROCESSES OR APPARATUS FOR THE MANUFACTURE OR TREATMENT OF DEVICES COVERED BY CLASS H10
    • H10P72/00Handling or holding of wafers, substrates or devices during manufacture or treatment thereof
    • H10P72/70Handling or holding of wafers, substrates or devices during manufacture or treatment thereof for supporting or gripping
    • H10P72/74Handling or holding of wafers, substrates or devices during manufacture or treatment thereof for supporting or gripping using temporarily an auxiliary support
    • H10P72/7412Handling or holding of wafers, substrates or devices during manufacture or treatment thereof for supporting or gripping using temporarily an auxiliary support the auxiliary support including means facilitating the separation of a device or wafer from the auxiliary support
    • H10P72/7414Handling or holding of wafers, substrates or devices during manufacture or treatment thereof for supporting or gripping using temporarily an auxiliary support the auxiliary support including means facilitating the separation of a device or wafer from the auxiliary support the auxiliary support including means facilitating the selective separation of some of a plurality of devices from the auxiliary support

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  • Dicing (AREA)
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 寸法、形状の異なるペレットをシートから確
実に剥離すること。 【構成】 ペレット突き上げ装置25において、ニード
ル49の突き上げストローク、突き上げ速度、突き上げ
回数の少なくとも一つの動作状態を設定する寸法・形状
入力部52と、この寸法・形状入力部52に設定された
動作状態に基づいて突き上げ駆動部33、34を駆動制
御する突き上げ制御部51と、を有するもの。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、ペレット突き上げ装置
に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、例えば、半導体等の素子群をその
表面に配置し、形成してなるウエハは、素子片としての
各ペレットに分割され、更に、分割された各ペレット
は、例えば特開昭 60-167337号公報に記載されるペレッ
ト摘出装置により摘出される。摘出される各ペレット
は、例えば粘着シート等の上面に貼着される状態でペレ
ット摘出装置に供給される。即ち、各ペレットは、粘着
シートに貼着されたウエハを各素子片に破折し、分割す
る状態で形成される。更に分割された各ペレットの間に
は、シートを引伸ばすことにより隙間が形成され、ペレ
ット摘出装置は分割された各ペレットを1個ずつ順次摘
出するようにしている。
【0003】従来、シートに貼着されたペレットを摘出
する場合、該ペレットをシートから確実に剥離すること
が必要とされた。ペレットの剥離には、例えば特開昭59
-88844号公報や特開昭 60-102754号公報に記載されるペ
レット突き上げ装置が用いられる。このペレット突き上
げ装置は、突き上げ駆動部によって進退動されるニード
ルにより、シート上に貼着されるペレットをシートの裏
面から突き上げ、ペレットを該シートから剥離するよう
にしている。ここで突き上げ駆動部は、モータ等により
回転されるカムから構成され、該カムはその回転作動に
よりニードルを上下に進退動可能としている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところで、最近のペレ
ットは、ペレットにより製造されるIC、LSIの多様
化により様々な寸法、形状のものが提供される。然しな
がら、これら様々な寸法、形状のペレットを粘着シート
から剥離する場合に、ニードルの突き上げ速度、突き上
げストローク、突き上げ回数を従来の標準的な寸法、形
状のペレットの場合と同じ状態で行なうと、ペレットが
うまくシートから剥離されなかったり、またペレットが
シートから剥離する際、該ペレットが飛散する不具合が
ある。特に最近、小さなペレットの場合には、粘着シー
トの粘着力を高めることで、シートを引伸す際に各ペレ
ットがばらばらに飛散しないようにしているため、この
種のペレットは、シートから剥離しにくいものとされて
いた。
【0005】本発明は、寸法、形状の異なるペレットを
シートから確実に剥離することを目的としている。
【0006】
【課題を解決するための手段】請求項1に記載の本発明
は、突き上げ駆動部によって進退動されるニードルによ
り、シート上に貼着されるペレットをシートの裏面から
突き上げ、剥離するペレット突き上げ装置において、前
記ニードルの突き上げストローク、突き上げ速度、突き
上げ回数の少なくとも一つの動作状態を設定する設定部
と、この設定部に設定された動作状態に基づいて前記突
き上げ駆動部を駆動制御する突き上げ制御部と、を有す
るようにしたものである。
【0007】請求項2に記載の本発明は、請求項1記載
の本発明において更に、前記突き上げ駆動部はカムとモ
ータを有し、前記突き上げ制御部は、前記設定部に設定
された動作状態に基づいて前記モータによる前記カムの
回転角度を駆動制御するようにしたものである。
【0008】
【作用】本発明によれば、シートに貼着されているペレ
ットの寸法、形状等に応じて設定部に設定された、ニー
ドルの突き上げストローク、突き上げ速度もしくは突き
上げ回数の少なくとも一つの動作状態に基づいて、制御
部が突き上げ駆動部を駆動制御することにより、シート
からのペレットの剥離を確実に行なうことを可能として
いる。これにより、寸法、形状の異なるペレットをシー
トから確実に剥離することが可能となる。
【0009】
【実施例】図1は本発明の一実施例に係るペレット突き
上げ装置を備えるペレット摘出装置の断面図、図2は図
1のII-II 線に沿う矢視図、図3はペレットの突き上げ
前の状態を示す断面図、図4はペレットの突き上げ状態
を示す断面図である。
【0010】ペレット装着装置10は、基台11を備
え、該基台11には、平面XY方向に駆動可能なXYテ
ーブル12が支持されている。XYテーブル12の上面
には、カセットリングの支持フレーム13が、ボルト1
4によって固着されている。カセットリングの支持フレ
ーム13には、カセットリング15が着脱自在とされて
いる。このカセットリング15には、ウエハ16の被着
された粘着シート17が、ゴムバンド18を介して取着
されている。粘着シート17上のウエハ16は、円形状
とされ、更に、ウエハ16は、素子片としての各チップ
状のペレット19に分割され、且つ各ペレット19間に
はシート17を引伸ばす状態で間隔が形成されている。
即ち、各ペレット19は、粘着シート17上でXYテー
ブル12のXY方向に沿って複数行、複数列に整列され
る状態とされ、該粘着シート17上の所定位置をペレッ
ト摘出位置20としている。
【0011】XYテーブル12の上方には、ペレット摘
出位置20の上方と、不図示のペレット移送部の間を往
復移動するコレット21が配設される。即ち、コレット
21は、ペレット摘出位置20とペレット移送部の間を
矢示X方向に往復動可能とされ、該コレット21は、移
動アーム22に上下動自在に支持されてなる。上下動自
在とされるコレット21は、ペレット摘出位置20に移
動された状態で下降端位置23に移動される。この状態
で該コレット21は吸引作動され、ペレット摘出位置2
0に位置決めされるペレット19を摘出し、保持可能と
している。上記のようにしてペレット19を保持するコ
レット21は上昇端位置24に移動され、更に該コレッ
ト21は移動アーム22の駆動によりペレット移送部に
移動される。ペレット移送部に移動されたコレット21
は該移送部で下降端位置23に移動され、次いで吸引作
動が停止される。この結果、コレット21に保持された
ペレット19がペレット移送部に解放され、ペレット1
9を解放したコレット21は再び上昇端位置24に移動
される。これにより1つのペレット19の移送が完了さ
れることとなる。ここでコレット21の上下動は不図示
の昇降手段により行なわれる。ペレット19の移送を完
了したコレット21は、再びペレット摘出位置20に移
動され、上記と同じコレット21の作動順序で次に移送
するペレット19を保持することとなる。この際、ペレ
ット摘出位置20には、XYテーブル12の駆動によ
り、次に摘出されるペレット19が位置決めされること
となる。このようにして、XY方向に整列されるペレッ
ト19がXYテーブル12の駆動により、順次ペレット
摘出位置20に位置決めされ、該ペレット19はコレッ
ト21の作動により順次ペレット移送部に移送されるこ
ととなる。
【0012】支持フレーム13の下方には、基台11に
支持される状態でペレット突き上げ装置25が配設され
る。ペレット突き上げ装置25は、ペレット摘出位置2
0に位置決めされ、且つコレット21により吸着される
ペレット19を予め粘着シート17から剥離可能として
いる。ペレット突き上げ装置25は、基台11上に配設
される固定フレーム26を備えてなり、該固定フレーム
26には昇降軸保持部27が配設される。昇降軸保持部
27には、間にブッシュ28を介装する状態で昇降軸2
9が上下動可能に支持されてなる。昇降軸29には係合
ピン30が突出形成されてなり、該係合ピン30には係
合凹部31が係合される。係合凹部31は、中心部を固
定フレーム26に軸支する揺動ロッド32の一端部に形
成されてなる。即ち、揺動ロッド32は両端部を矢示A
方向に揺動可能としてなり、該揺動ロッド32の揺動に
より昇降軸29を上下方向[Z方向]に昇降させること
が可能となる。揺動ロッド32の矢示A方向の揺動は、
カム33の回動により行なわれる。このカム33は、図
2に示すようにステッピングモータ34の原動軸35に
支持され、矢示B方向に回動可能とされる。このカム3
3のカム面36にはカムフォロア37が当接され、該カ
ムフォロア37は揺動ロッド32の他端部に支持されて
なる。揺動ロッド32の他端部と固定フレーム26の間
には引張りスプリング38が介装され、該引張りスプリ
ング38は、カムフォロア37を常時カム面36に当接
可能としている。この結果、モータ34を駆動し、カム
33を回転させることで昇降軸29を矢示Z方向に昇降
させることが可能となる。
【0013】一方、昇降軸保持部27の上方には、同じ
く固定フレーム26に支持される状態で筒状体保持部3
9が配設される。筒状体保持部39には、筒状体40の
下端部が固定ねじ41の締付けにより支持されてなる。
保持部39に支持される筒状体40は、カセットリング
15の下方へと延設され、延設される筒状体40の内部
にはニードル支持軸42が挿入されてなる。ニードル支
持軸42は、固定ねじ43の締付けにより、下端部を昇
降軸29の上部に連結させてなる。
【0014】筒状体40の内部におけるニードル支持軸
42の下方は、間にシール部材兼用のブッシュ44を介
装させる状態で筒状体40の内壁に支持させてなる。更
にニードル支持軸42の上方は、間にブッシュ45を介
装させる状態で筒状体40の内壁に支持させてなる。ニ
ードル支持軸42が挿入される筒状体40の内部は、筒
状体40の内壁とニードル支持軸42の外周間に空隙4
6を備えてなる。空隙46は、シール部材兼用のブッシ
ュ44の上端面から、ブッシュ45の軸方向に貫通して
いる連通部(不図示)を経て筒状体40の上方端位置ま
で延設され、筒状体40の上方にはシート吸着ノズル4
7が取着される。筒状体40には真空配管48が接続さ
れ、該真空配管48は筒状体40の内部の空隙46から
エアを吸引可能としている。空隙46内のエアが吸引さ
れると、該空隙46の内部が負圧となり、これによりシ
ート吸着ノズル47に対向位置する粘着シート17の裏
面が該ノズル47により吸着保持されることとなる。
【0015】ニードル支持軸42の上方には、ニードル
49が取着される。ニードル49は先端部を尖鋭状とさ
れ、該ニードル49は、シート17の裏面に対し進退動
可能とされる。ニードル49の進退動は、ニードル支持
軸42を上下動することにより行なわれ、該支持軸42
の上下動は昇降軸29を上下動することにより行なわれ
る。即ち、カム33の回転により昇降軸29が上下動さ
れると、これに連動してニードル49の先端部がシート
17の裏面に対し、上下動されることとなる。シート吸
着ノズル47には、図3、図4に示されるように、ニー
ドル挿通孔50が備えられる。また、ニードル49は、
ペレット摘出位置20と鉛直方向に対応位置決めされ
る。ニードル49の先端部はニードル49の前進状態で
挿通孔50から突出され、これによりペレット摘出位置
20に位置決めされるペレット19をシート17の裏面
から突き上げ可能としている。この際、シート17は、
シート吸着ノズル47により吸着保持される。これによ
り、該ペレット19は、粘着シート17の表面から剥離
可能とされる(図4参照)。一方、ニードル49の先端
部はニードル49の後退状態で挿通孔50内に没入可能
とされる(図3参照)。
【0016】ニードル49の突き上げ速度、突き上げス
トローク、更に突き上げ回数等は、ステッピングモータ
34の駆動速度、駆動量等を変化させることにより調整
可能とされる。これらステッピングモータ34の駆動状
態の変化は、突き上げ制御部51の指令に基づいて行な
われる。ここで、上記ニードル49の突き上げストロー
ク、突き上げ速度、突き上げ回数等の動作状態は、寸法
・形状入力部52(設定部)にて設定される。即ち、突
き上げ制御部51は、寸法・形状入力部52に入力され
る粘着シート17に貼着されるペレット19に関する寸
法、形状等のデータに応じて設定されたニードル49の
突き上げストローク、突き上げ速度、突き上げ回数等の
動作状態に基づき、モータ34の駆動状態を可変に調整
可能としている。
【0017】突き上げ制御部51は、例えばニードル4
9により突き上げられるペレット19が小さいものとさ
れる場合、該ペレット19がシート17から確実に剥離
されるように突き上げ速度を速く設定し、且つ図4に示
す突き上げストロークLを小さな値に設定調整するよう
にしている。
【0018】突き上げ速度の調整はステッピングモータ
34の回転速度を速く設定することにより可能とされ
る。
【0019】一方、突き上げストロークLの調整は、カ
ム33の回転角度量を調整することにより可能とされ
る。カム33の回転角度は、カム33の対向位置に配設
される回転角度検出センサ53からカム回転角度検出部
54に入力される。即ち、カム回転角度検出部54は、
検出される回転角度を突き上げ制御部51にフィードバ
ックし、突き上げ制御部51はフィードバックされる回
転角度に基づき、カム33の回転領域を所定の角度領域
の間で行なうことを可能にしている。この結果、ニード
ル49の突き上げストロークLを所定の値に調整するこ
とが可能となる。
【0020】これに対し、ニードル49により突き上げ
られるペレット19が大きいものとされる場合、該ペレ
ット19がシート17から確実に剥離されるように突き
上げ速度を遅く設定し、且つ突き上げストロークLを大
きく設定調整する必要がある。この場合、突き上げ制御
部51は、モータ34の回転速度を遅く設定し、且つカ
ム33の回転角度領域を大きな値に調整するようにして
いる。
【0021】更に、大きなサイズのペレット19によっ
ては、ニードル49の突き上げ回数を2回あるいは3回
とすることが必要とされる。この場合、カム33が所定
の角度領域を2または3回往復動されるように突き上げ
制御部51は、モータ34を駆動制御可能としている。
【0022】尚、本実施例において突き上げ制御部51
は、ニードル49の突き上げ速度、突き上げストローク
L、突き上げ回数を全て制御するようにしているが、こ
れら全ての要素の1つを調整することによってもペレッ
ト19の剥離を確実に行なうことが可能となる。
【0023】次に、上記ペレット装着装置10の作動を
説明する。XYテーブル12の移動によりペレット摘出
位置20に摘出されるべきペレット19が位置決めされ
るとコレット21が図3に示す状態から下降端位置23
まで下降され、この状態でコレット21の吸引作動が開
始される。これとともに真空配管48の吸引作動が開始
され、シート吸着ノズル47に粘着シート17の裏面が
吸着される(図4参照)。これにより、シート17が固
定状態で該ノズル47に保持されることとなる。
【0024】シート17の裏面がシート吸着ノズル47
に保持されると、次に、ニードル49が図3に示す没入
状態から図4に示す前進状態に突き上げ駆動される。こ
の結果、ペレット19がシート17の表面から剥離さ
れ、次いでニードル49により、ペレット19が図4に
示す状態で突き上げられることとなる。この際、コレッ
ト21はニードル49の突き上げ駆動とともに上昇移動
される。この状態でシート17の表面から剥離されたペ
レット19がコレット21により摘出保持されることと
なる。次いでペレット19を保持するコレット21は、
上昇端位置24まで上昇され、該ペレット19は次いで
ペレット移送部へ移送されることとなる。これととも
に、突き上げ状態とされていたニードル49は再び後退
駆動され、また真空配管48の吸引作動が停止されるこ
ととなる。これにより、シート吸着ノズル47によるシ
ート17の吸着状態が解除される。シート17の吸着状
態が解除されるとXYテーブル12の移動を介して、ペ
レット摘出位置20に次に摘出されるべきペレット19
が位置決めされることとなる。このようにして、XY方
向に整列されるペレット19がニードル49の突き上げ
作動により順次粘着シート17から剥離され、該ペレッ
ト19がコレット21により順次摘出され、移送される
こととなる。
【0025】次に、上記実施例の作用を説明する。上記
実施例に係るペレット突き上げ装置25によれば、突き
上げ制御部51により、粘着シート17に貼着されるペ
レット19の寸法、形状に応じてニードル49の突き上
げ速度、突き上げストロークLもしくは突き上げ回数等
の突き上げ状態の全てまたは少なくとも一つの要素を最
適化し、シート17からのペレット19の剥離を確実に
行なうこととしている。これにより、寸法、形状の異な
るペレット19を粘着シートから確実に剥離することが
可能となる。
【0026】
【発明の効果】以上のように本発明によれば、寸法、形
状の異なるペレットをシートから確実に剥離することが
できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1は本発明の一実施例に係るペレット突き上
げ装置を備えるペレット摘出装置の断面図である。
【図2】図2は図1の II-II線に沿う矢視図である。
【図3】図3はペレットの突き上げ前の状態を示す断面
図である。
【図4】図4はペレットの突き上げ状態を示す断面図で
ある。
【符号の説明】
17 粘着シート 19 ペレット 25 ペレット突き上げ装置 33 カム(突き上げ駆動部) 34 ステッピングモータ(突き上げ駆動部) 49 ニードル 51 突き上げ制御部 52 寸法・形状入力部(設定部)
─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成5年11月29日
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】特許請求の範囲
【補正方法】変更
【補正内容】
【特許請求の範囲】
【手続補正2】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】発明の詳細な説明
【補正方法】変更
【補正内容】
【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、ペレット突き上げ装置
に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、例えば、半導体等の素子群をその
表面に配置し、形成してなるウエハは、素子片としての
各ペレットに分割され、更に、分割された各ペレット
は、例えば特開昭60−167337号公報に記載され
るペレット摘出装置により摘出される。摘出される各ペ
レットは、例えば粘着シート等の上面に貼着される状態
でペレット摘出装置に供給される。即ち、各ペレット
は、粘着シートに貼着されたウエハを各素子片に破折
し、分割する状態で形成される。更に分割された各ペレ
ットの間には、シートを引伸ばすことにより隙間が形成
され、ペレット摘出装置は分割された各ペレットを1個
ずつ順次摘出するようにしている。
【0003】従来、シートに貼着されたペレットを摘出
する場合、該ペレットをシートから確実に剥離すること
が必要とされた。ペレットの剥離には、例えば特開昭5
9−88844号公報や特開昭60−102754号公
報に記載されるペレット突き上げ装置が用いられる。こ
のペレット突き上げ装置は、突き上げ駆動部によって進
退動されるニードルにより、シート上に貼着されるペレ
ットをシートの裏面から突き上げ、ペレットを該シート
から剥離するようにしている。ここで突き上げ駆動部
は、モータ等により回転されるカムから構成され、該カ
ムはその回転作動によりニードルを上下に進退動可能と
している。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところで、最近のペレ
ットは、ペレットにより製造されるIC、LSIの多様
化により様々な寸法、形状のものが提供される。然しな
がら、これら様々な寸法、形状のペレットを粘着シート
から剥離する場合に、ニードルの突き上げ速度、突き上
げストローク、突き上げ回数を従来の標準的な寸法、形
状のペレットの場合と同じ状態で行なうと、ペレットが
うまくシートから剥離されなかったり、またペレットが
シートから剥離する際、該ペレットが飛散する不具合が
ある。特に最近、小さなペレットの場合には、粘着シー
トの粘着力を高めることで、シートを引伸す際に各ペレ
ットがばらばらに飛散しないようにしているため、この
種のペレットは、シートから剥離しにくいものとされて
いた。
【0005】本発明は、寸法、形状の異なるペレットを
シートから確実に剥離することを目的としている。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明は、突き上げ駆動
部によって進退動されるニードルにより、シート上に貼
着されるペレットをシートの裏面から突き上げ、剥離す
るペレット突き上げ装置において、ペレットに応した前
記ニードルの突き上げストローク、突き上げ速度、突き
上げ回数の少なくとも一つの動作状態を任意に設定する
入力部を有する設定部と、この設定部に設定された動作
状態に基づいて前記突き上げ駆動部を駆動制御する突き
上げ制御部と、を有するようにしたものである。
【0007】
【作用】本発明によれば、シートに貼着されているペレ
ットの寸法、形状等に応じて設定部に設定された、ニー
ドルの突き上げストローク、突き上げ速度もしくは突き
上げ回数の少なくとも一つの動作状態に基づいて、制御
部が突き上げ駆動部を駆動制御することにより、シート
からのペレットの剥離を確実に行なうことを可能として
いる。これにより、寸法、形状の異なるペレットをシー
トから確実に剥離することが可能となる。
【0008】
【実施例】図1は本発明の一実施例に係るペレット突き
上げ装置を備えるペレット摘出装置の断面図、図2は図
1のII−II線に沿う矢視図、図3はペレットの突き
上げ前の状態を示す断面図、図4はペレットの突き上げ
状態を示す断面図である。
【0009】ペレット装着装置10は、基台11を備
え、該基台11には、平面XY方向に駆動可能なXYテ
ーブル12が支持されている。XYテーブル12の上面
には、カセットリングの支持フレーム13が、ボルト1
4によって固着されている。カセットリングの支持フレ
ーム13には、カセットリング15が着脱自在とされて
いる。このカセットリング15には、ウエハ16の被着
された粘着シート17が、ゴムバンド18を介して取着
されている。粘着シート17上のウエハ16は、円形状
とされ、更に、ウェハ16は、素子片としての各チップ
状のペレット19に分割され、且つ各ペレット19間に
はシート17を引伸ばす状態で間隔が形成されている。
即ち、各ペレット19は、粘着シート17上でXYテー
ブル12のXY方向に沿って複数行、複数列に整列され
る状態とされ、該粘着シート17上の所定位置をペレッ
ト摘出位置20としている。
【0010】XYテーブル12の上方には、ペレット摘
出位置20の上方と、不図示のペレット移送部の間を往
復移動するコレット21が配設される。即ち、コレット
21は、ペレット摘出位置20とペレット移送部の間を
矢示X方向に往復動可能とされ、該コレット21は、移
動アーム22に上下動自在に支持されてなる。上下動自
在とされるコレット21は、ペレット摘出位置20に移
動された状態で下降端位置23に移動される。この状態
で該コレット21は吸引作動され、ペレット摘出位置2
0に位置決めされるペレット19を摘出し、保持可能と
している。上記のようにしてペレット19を保持するコ
レット21は上昇端位置24に移動され、更に該コレッ
ト21は移動アーム22の駆動によりペレット移送部に
移動される。ペレット移送部に移動されたコレット21
は該移送部で下降端位置23に移動され、次いで吸引作
動が停止される。この結果、コレット21に保持された
ペレット19がペレット移送部に解放され、ペレット1
9を解放したコレット21は再び上昇端位置24に移動
される。これにより1つのペレット19の移送が完了さ
れることとなる。ここでコレット21の上下動は不図示
の昇降手段により行なわれる。ペレット19の移送を完
了したコレット21は、再びペレット摘出位置20に移
動され、上記と同じコレット21の作動順序で次に移送
するペレット19を保持することとなる。この際、ペレ
ット摘出位置20には、XYテーブル12の駆動によ
り、次に摘出されるペレット19が位置決めされること
となる。このようにして、XY方向に整列されるペレッ
ト19がXYテーブル12の駆動により、順次ペレット
摘出位置20に位置決めされ、該ペレット19はコレッ
ト21の作動により順次ペレット移送部に移送されるこ
ととなる。
【0011】支持フレーム13の下方には、基台11に
支持される状態でペレット突き上げ装置25が配設され
る。ペレット突き上げ装置25は、ペレット摘出位置2
0に位置決めされ、且つコレット21により吸着される
ペレット19を予め粘着シート17から剥離可能として
いる。ペレット突き上げ装置25は、基台11上に配設
される固定フレーム26を備えてなり、該固定フレーム
26には昇降軸保持部27が配設される。昇降軸保持部
27には、間にブッシュ28を介装する状態で昇降軸2
9が上下動可能に支持されてなる。昇降軸29には係合
ピン30が突出形成されてなり、該係合ピン30には係
合凹部31が係合される。係合凹部31は、中心部を固
定フレーム26に軸支する揺動ロッド32の一端部に形
成されてなる。即ち、揺動ロッド32は両端部を矢示A
方向に揺動可能としてなり、該揺動ロッド32の揺動に
より昇降軸29を上下方向[Z方向]に昇降させること
が可能となる。揺動ロッド32の矢示A方向の揺動は、
カム33の回動により行なわれる。このカム33は、図
2に示すようにステッピングモータ34の原動軸35に
支持され、矢示B方向に回動可能とされる。このカム3
3のカム面36にはカムフォロア37が当接され、該カ
ムフォロア37は揺動ロッド32の他端部に支持されて
なる。揺動ロッド32の他端部と固定フレーム26の間
には引張りスプリング38が介装され、該引張りスプリ
ング38は、カムフォロア37を常時カム面36に当接
可能としている。この結果、モータ34を駆動し、カム
33を回転させることで昇降軸29を矢示Z方向に昇降
させることが可能となる。
【0012】一方、昇降軸保持部27の上方には、同じ
く固定フレーム26に支持される状態で筒状体保持部3
9が配設される。筒状体保持部39には、筒状体40の
下端部が固定ねじ41の締付けにより支持されてなる。
保持部39に支持される筒状体40は、カセットリング
15の下方へと延設され、延設される筒状体40の内部
にはニードル支持軸42が挿入されてなる。ニードル支
持軸42は、固定ねじ43の締付けにより、下端部を昇
降軸29の上部に連結させてなる。
【0013】筒状体40の内部におけるニードル支持軸
42の下方は、間にシール部材兼用のブッシュ44を介
装させる状態で筒状体40の内壁に支持させてなる。更
にニードル支持軸42の上方は、間にブッシュ45を介
装させる状態で筒状体40の内壁に支持させてなる。ニ
ードル支持軸42が挿入される筒状体40の内部は、筒
状体40の内壁とニードル支持軸42の外周間に空隙4
6を備えてなる。空隙46は、シール部材兼用のブッシ
ュ44の上端面から、ブッシュ45の軸方向に貫通して
いる連通部(不図示)を経て筒状体40の上方端位置ま
で延設され、筒状体40の上方にはシート吸着ノズル4
7が取着される。筒状体40には真空配管48が接続さ
れ、該真空配管48は筒状体40の内部の空隙46から
エアを吸引可能としている。空隙46内のエアが吸引さ
れると、該空隙46の内部が負圧となり、これによりシ
ート吸着ノズル47に対向位置する粘着シート17の裏
面が該ノズル47により吸着保持されることとなる。
【0014】ニードル支持軸42の上方には、ニードル
49が取着される。ニードル49は先端部を尖鋭状とさ
れ、該ニードル49は、シート17の裏面に対し進退動
可能とされる。ニードル49の進退動は、ニードル支持
軸42を上下動することにより行なわれ、該支持軸42
の上下動は昇降軸29を上下動することにより行なわれ
る。即ち、カム33の回転により昇降軸29が上下動さ
れると、これに連動してニードル49の先端部がシート
17の裏面に対し、上下動されることとなる。シート吸
着ノズル47には、図3、図4に示されるように、ニー
ドル挿通孔50が備えられる。また、ニードル49は、
ペレット摘出位置20と鉛直方向に対応位置決めされ
る。ニードル49の先端部はニードル49の前進状態で
挿通孔50から突出され、これによりペレット摘出位置
20に位置決めされるペレット19をシート17の裏面
から突き上げ可能としている。この際、シート17は、
シート吸着ノズル47により吸着保持される。これによ
り、該ペレット19は、粘着シート17の表面から剥離
可能とされる(図4参照)。一方、ニードル49の先端
部はニードル49の後退状態で挿通孔50内に没入可能
とされる(図3参照)。
【0015】ニードル49の突き上げ速度、突き上げス
トローク、更に突き上げ回数等は、ステッピングモータ
34の駆動速度、駆動量等を変化させることにより調整
可能とされる。これらステッピングモータ34の駆動状
態の変化は、突き上げ制御部51の指令に基づいて行な
われる。ここで、上記ニードル49の突き上げストロー
ク、突き上げ速度、突き上げ回数等の動作状態は、寸法
・形状入力部52(設定部)にて設定される。即ち、突
き上げ制御部51は、寸法・形状入力部52に入力され
る粘着シート17に貼着されるペレット19に関する寸
法、形状等のデータに応して設定されたニードル49の
突き上げストローク、突き上げ速度、突き上げ回数等の
動作状態に基づき、モータ34の駆動状態を可変に調整
可能としている。
【0016】突き上げ制御部51は、例えばニードル4
9により突き上げられるペレット19が小さいものとさ
れる場合、該ペレット19がシート17から確実に剥離
されるように突き上げ速度を速く設定し、且つ図4に示
す突き上げストロークLを小さな値に設定調整するよう
にしている。
【0017】突き上げ速度の調整はステッピングモータ
34の回転速度を速く設定することにより可能とされ
る。
【0018】一方、突き上げストロークLの調整は、カ
ム33の回転角度量を調整することにより可能とされ
る。カム33の回転角度は、カム33の対向位置に配設
される回転角度検出センサ53からカム回転角度検出部
54に入力される。即ち、カム回転角度検出部54は、
検出される回転角度を突き上げ制御部51にフィードバ
ックし、突き上げ制御部51はフィードバックされる回
転角度に基づき、カム33の回転領域を所定の角度領域
の間で行なうことを可能にしている。この結果、ニード
ル49の突き上げストロークLを所定の値に調整するこ
とが可能となる。
【0019】これに対し、ニードル49により突き上げ
られるペレット19が大きいものとされる場合、該ペレ
ット19がシート17から確実に剥離されるように突き
上げ速度を遅く設定し、且つ突き上げストロークLを大
きく設定調整する必要がある。この場合、突き上げ制御
部51は、モータ34の回転速度を遅く設定し、且つカ
ム33の回転角度領域を大きな値に調整するようにして
いる。
【0020】更に、大きなサイズのペレット19によっ
ては、ニードル49の突き上げ回数を2回あるいは3回
とすることが必要とされる。この場合、カム33が所定
の角度領域を2または3回往復動されるように突き上げ
制御部51は、モータ34を駆動制御可能としている。
【0021】尚、本実施例において突き上げ制御部51
は、ニードル49の突き上げ速度、突き上げストローク
L、突き上げ回数を全て制御するようにしているが、こ
れら全ての要素の1つを調整することによってもペレッ
ト19の剥離を確実に行なうことが可能となる。
【0022】次に、上記ペレット装着装置10の作動を
説明する。XYテーブル12の移動によりペレット摘出
位置20に摘出されるべきペレット19が位置決めされ
るとコレット21が図3に示す状態から下降端位置23
まで下降され、この状態でコレット21の吸引作動が開
始される。これとともに真空配管48の吸引作動が開始
され、シート吸着ノズル47に粘着シート17の裏面が
吸着される(図4参照)。これにより、シート17が固
定状態で該ノズル47に保持されることとなる。
【0023】シート17の裏面がシート吸着ノズル47
に保持されると、次に、ニードル49が図3に示す没入
状態から図4に示す前進状態に突き上げ駆動される。こ
の結果、ペレット19がシート17の表面から剥離さ
れ、次いでニードル49により、ペレット19が図4に
示す状態で突き上げられることとなる。この際、コレッ
ト21はニードル49の突き上げ駆動とともに上昇移動
される。この状態でシート17の表面から剥離されたペ
レット19がコレット21により摘出保持されることと
なる。次いでペレット19を保持するコレット21は、
上昇端位置24まで上昇され、該ペレット19は次いで
ペレット移送部へ移送されることとなる。これととも
に、突き上げ状態とされていたニードル49は再び後退
駆動され、また真空配管48の吸引作動が停止されるこ
ととなる。これにより、シート吸着ノズル47によるシ
ート17の吸着状態が解除される。シート17の吸着状
態が解除されるとXYテーブル12の移動を介して、ペ
レット摘出位置20に次に摘出されるべきペレット19
が位置決めされることとなる。このようにして、XY方
向に整列されるペレット19がニードル49の突き上げ
作動により順次粘着シート17から剥離され、該ペレッ
ト19がコレット21により順次摘出され、移送される
こととなる。
【0024】次に、上記実施例の作用を説明する。上記
実施例に係るペレット突き上げ装置25によれば、突き
上げ制御部51により、粘着シート17に貼着されるペ
レット19の寸法、形状に応じてニードル49の突き上
げ速度、突き上げストロークLもしくは突き上げ回数等
の突き上げ状態の全てまたは少なくとも一つの要素を最
適化し、シート17からのペレット19の剥離を確実に
行なうこととしている。これにより、寸法、形状の異な
るペレット19を粘着シートから確実に剥離することが
可能となる。
【0025】
【発明の効果】以上のように本発明によれば、寸法、形
状の異なるペレットをシートから確実に剥離することが
できる。

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 突き上げ駆動部によって進退動されるニ
    ードルにより、シート上に貼着されるペレットをシート
    の裏面から突き上げ、剥離するペレット突き上げ装置に
    おいて、前記ニードルの突き上げストローク、突き上げ
    速度、突き上げ回数の少なくとも一つの動作状態を設定
    する設定部と、この設定部に設定された動作状態に基づ
    いて前記突き上げ駆動部を駆動制御する突き上げ制御部
    と、を有することを特徴とするペレット突き上げ装置。
  2. 【請求項2】 前記突き上げ駆動部はカムとモータを有
    し、前記突き上げ制御部は、前記設定部に設定された動
    作状態に基づいて前記モータによる前記カムの回転角度
    を駆動制御することを特徴とする請求項1記載のペレッ
    ト突き上げ装置。
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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP4781529B2 (ja) * 1998-02-18 2011-09-28 ユーアイ ホールディング カンパニー ダイをウェーハから回収し、ピックアップ位置へ移送する方法及び装置

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5797642A (en) * 1980-12-11 1982-06-17 Shinkawa Ltd Adjustment of pick up needle
JPS58199699A (ja) * 1982-05-17 1983-11-21 Sanesu Shoko:Kk プレス機械の制御方法
JPS60102754A (ja) * 1983-11-09 1985-06-06 Nec Corp チツプ分離機構

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Effective date: 19980331