JPH0799637A - 映像信号伝送方法 - Google Patents

映像信号伝送方法

Info

Publication number
JPH0799637A
JPH0799637A JP5239158A JP23915893A JPH0799637A JP H0799637 A JPH0799637 A JP H0799637A JP 5239158 A JP5239158 A JP 5239158A JP 23915893 A JP23915893 A JP 23915893A JP H0799637 A JPH0799637 A JP H0799637A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
signal
video
circuit
helper
level
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP5239158A
Other languages
English (en)
Inventor
Hiroshi Yamada
浩 山田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Victor Company of Japan Ltd
Original Assignee
Victor Company of Japan Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Victor Company of Japan Ltd filed Critical Victor Company of Japan Ltd
Priority to JP5239158A priority Critical patent/JPH0799637A/ja
Publication of JPH0799637A publication Critical patent/JPH0799637A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Television Systems (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 常時安定した高画質の画像を再生すること。 【構成】 現行放送方式のアスペクト比(4:3)とは
異なるアスペクト比(16:9)を有する一連の高品位
放送の映像信号を伝送(送・受信)し、かつ現行方式と
の互換性を有する伝送方法であり、特定の水平ラインの
有効映像領域20Aに、全ての映像付加情報(例えばア
スペクト比の識別情報を始めとする各種の映像付加情報
が格納されたシグナリング・ビット20c、これとは別
の振幅合成に必要な映像付加情報である基準振幅情報2
0d,20e)を備えた映像信号伝送方法。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は映像信号伝送方法に関す
るものである。
【0002】
【従来の技術】図6はPALplusの再生画像を説明
するための図、図7はPALplusのエンコード基本
アルゴリズムを説明するための図、図8はPALplu
sのデコード基本アルゴリズムを説明するための図、図
9はPALplusのデコード基本アルゴリズムの動作
を説明するための図である。
【0003】現行放送方式と互換性を有しかつ現行方式
の欠点を改善するものとしてEDTVがある。そして、
こうした技術の一つとして、PAL放送方式の画質改善
の他にワイドスクリーン(16:9のアスペクト比の画
像)化を図った、いわゆる「PALplus」方式があ
る。
【0004】PALplusはワイドスクリーン化を導
入してはいるが現行のTV受像機でこれを視聴可能とす
るものであり、このために、ここでは、ワイドスクリー
ン原画を縮小した現行画面a1の上下に画像のない部分
a2,a3を設けてワイドスクリーン化した原画a(図
6(A)に図示)を生成するレターボックス法が用いら
れる。しかし、レターボックス法によりワイドスクリー
ン化した原画aをアスペクト比4:3の現行TV受像機
で受像すると、これと同一の画像b(図6(B)に図
示)が得られるが、アスペクト比16:9の現行TV受
像機で受像すると、垂直解像度が劣化したワイドスクリ
ーン画像c(図6(C)に図示)が得られることにな
る。
【0005】PALplusは、現行TV受像機では同
様に見える一方、PALplus対応型のTV受像機
(アスペクト比16:9)ではアスペクト比16:9の
現行TV受像機の受像の際に生じるこうした垂直解像度
の劣化を改善したものであり、上記したレターボックス
法を基にして、画面上下の画像のない部分a2,a3に
ワイドスクリーン画像a1の精細度を改善するための信
号(即ち「ヘルパー信号」)を重畳したエンコード映像
信号を伝送するものである。
【0006】さて、PALplusのエンコード基本ア
ルゴリズムAは、図7に示すものである。即ち、ワイド
スクリーン映像(アスペクト比16:9)が撮像可能な
TVカメラ1はワイドスクリーン映像信号(625/5
0/2:1システム)を出力する。そして、カメラ1か
ら出力される有効走査線575本/フレームのこのワイ
ドスクリーン映像信号は垂直ロ−パスフィルタ2に供給
され、ここで走査線数変換(4−3変換)して有効走査
線431本/フレームのワイドスクリーン映像信号であ
る主信号とされた後、映像合成回路3の一方の入力側に
出力される。また、カメラ1から出力される上記したワ
イドスクリーン映像信号は垂直ハイパスフィルタ4に供
給され、ここで走査線数変換(4−1変換)して有効走
査線144本/フレームのワイドスクリーン映像信号と
された後、AM変調回路5にてカラーバースト信号と同
一周波数信号でAM変調され、レベル調整回路6にて小
振幅のレベル(40IREp-p)に調整されたヘルパー信号
とされた後、上記した映像合成回路3の他方の入力側に
出力される。上記した映像合成回路3は主信号とヘルパ
ー信号とを合成して得たエンコード映像信号を出力す
る。
【0007】こうして、上記したようにエンコードされ
た映像信号を現行のTV受像機(アスペクト比4:3)
に供給すると、有効走査線が575本から431本にな
り垂直解像度が劣化した主信号の全画面dが見られる
(図6(D)に図示)。同図中、d2,d3はヘルパー
信号が挿入されている画像のない部分である。この場
合、ヘルパー信号はTV受像機における図示せぬY/C
分離回路によりほとんど色信号としてみなされるため画
面上では目立たない。色信号は主画面のみである。ま
た、PALplus対応型のTV受像機に供給すると、
ヘルパー信号によりその精細度が補強された垂直解像度
が劣化せず(上記したカメラ1から出力される有効走査
線575本のワイドスクリーン映像信号と同一の有効走
査線をもつ)、高精細度な主信号の全画面eが見られる
(図6(E)に図示)。
【0008】さて、上記したPALplus対応型のT
V受像機に内蔵の後述する図9に示すデコード基本アル
ゴリズムBで上記したエンコード映像信号をデコードし
て周知のTV受像機の映像処理回路を介することにより
アスペクト比16:9の画面e(図6(E)に図示)を
受像する際、このアルゴリズムBは上記した図7に示し
たエンコード基本アルゴリズムAと相補的な構成である
ことは言うまでもない。
【0009】ここで、PALplusのデコード基本ア
ルゴリズムBは、図8に示すものである。即ち、上記し
たエンコード映像信号が供給される(例えば放送信号が
受信される)と、この信号は主信号系及びヘルパー信号
系に夫々分岐され、主信号系に供給されたエンコード映
像信号は垂直ロ−パスフィルタ10に供給されここで走
査線数逆変換(3−4変換)して有効走査線431本か
ら有効走査線575本のワイドスクリーン映像信号f
(図9(A)に図示)として映像合成回路13の一方の
入力側に出力される。図9(A)〜図9(E)に夫々示
す波形f〜jは、上記したエンコード映像信号に応じた
画面k(図9(F)に図示)とし、その中央部分を
「白」レベル、その上下部分を夫々「黒」レベルとした
ときの画面垂直方向に対するレベル変化を夫々示してい
る。ヘルパー信号系に供給されたエンコード映像信号は
AM復調回路11に供給されここでAM復調された後、
垂直ハイパスフィルタ12に供給されここで走査線数逆
変換(1−4変換)して有効走査線144本から有効走
査線575本のワイドスクリーン映像信号g(図9
(B)に図示)として映像合成回路13の他方の入力側
に出力される。この映像合成回路13は主信号系の有効
走査線575本のワイドスクリーン映像信号fとヘルパ
ー信号系の有効走査線575本のワイドスクリーン映像
信号gとを合成して得たデコード映像信号h(図9
(C)に図示)を出力する。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】さて、PAL方式の現
行TV受像機におけるPAL信号用AGC(オートゲイ
ンコントロール)は、映像信号の水平同期信号の振幅レ
ベル(水平同期信号の長さ(水平同期信号基準レベル
「0」 IRE〜「−40」 IRE))を基準レベルにして映
像信号のAGCを行っていた。
【0011】そして、上記したPALplus対応型の
TV受像機においては、その主信号用AGCとして、こ
のPAL信号用AGCを用いることができる。即ち、こ
こで用いられるAGC回路は、供給されたエンコード映
像信号を電流増幅して上記した走査線数逆変換回路10
に出力するVCA回路のゲイン制御信号として、供給さ
れたエンコード映像信号中の水平同期信号の振幅レベル
と上記した水平同期信号基準レベルとの誤差に応じて差
動アンプから出力する誤差電圧を用いて、AGCを行っ
ている。
【0012】しかし、このAGCにおいては供給された
エンコード映像信号中の水平同期信号の振幅レベルは伝
送系の送受信特性のリニアリティの悪化等によって、そ
の値が変化しやすい欠点があり、これに応じて、AGC
された映像信号の振幅レベルも変化しやすい。
【0013】さらに、PALplus方式のヘルパー信
号はカラーバースト信号と同一周波数の変調信号で変調
されているため、上記した主信号と伝送方法が異なるか
ら、主信号用AGCは用いることができない。このた
め、ヘルパー信号用AGCを新たに求める必要があっ
た。
【0014】こうして、PALplus対応型のTV受
像機において、伝送系の送受信特性のリニアリティの悪
化等によってそのレベルが変動しやすい主信号と受信さ
れたままの振幅レベルのヘルパー信号とを映像合成した
映像信号は、主信号のエッジ強調が過不足なく行われた
デコード映像信号h(図9(C)に図示)を常時安定し
て得ることができず、エッジ強調効果が過度であるデコ
ード映像信号i(図9(D)に図示)、あるいは、エッ
ジ強調効果が不足であるデコード映像信号j(図9
(E)に図示)となり、この結果、伝送系の送受信特性
のリニアリティの悪化等に応じて画質改善の度合いが変
動してしまい、常時安定した高画質の画像を再生するこ
とができない欠点があった。
【0015】
【課題を解決するための手段】本発明は上記した課題を
解決するため、下記する構成の映像信号伝送方法を提供
する。
【0016】(1) 所定放送方式のアスペクト比と異
なるアスペクト比を有する一連の高品位映像信号を伝送
しかつ前記所定放送方式との互換性を有する映像信号伝
送方法であって、高品位映像信号の特定水平ラインの有
効映像領域に全ての映像付加情報信号を備えたことを特
徴とする映像信号伝送方法。
【0017】(2) 所定放送方式のアスペクト比と異
なるアスペクト比を有する一連の高品位映像信号を伝送
しかつ前記所定放送方式との互換性を有する映像信号伝
送方法であって、高品位映像信号の特定水平ラインの有
効映像領域に振幅合成に必要な映像付加情報信号を備え
たことを特徴とする映像信号伝送方法。
【0018】(3) 所定放送方式のアスペクト比と異
なるアスペクト比を有する一連の高品位映像信号を伝送
しかつ前記所定放送方式との互換性を有する映像信号伝
送方法であって、高品位映像信号を構成する主信号及び
補助信号のうち補助信号はベースバンド信号であり、高
品位映像信号の特定水平ラインの有効映像領域に主信号
及び補助信号を振幅合成する際に共用する映像付加情報
信号を備えたことを特徴とする映像信号伝送方法。
【0019】
【実施例】
[実施例 1]以下、本発明になる映像信号伝送方法を
図1〜図5に沿って説明する。図1は本発明になる映像
信号伝送方法により伝送されるエンコード映像信号を説
明するための図、図2は本発明伝送方法に係わる主信号
AGC回路ブロック図、図3は本発明伝送方法に係わる
ヘルパー信号AGC回路ブロック図、図4,図5はエン
コード映像信号の他の例を夫々説明するための図であ
る。
【0020】本発明になる映像信号伝送方法は、大略、
例えばPAL放送方式のアスペクト比(4:3)とは異
なるアスペクト比(16:9)を有する一連の高品位映
像信号であるPALplus方式の映像信号を伝送(送
・受信)し、かつPAL放送方式との記録・再生互換性
を有する映像信号伝送方法であって、高品位映像信号の
特定水平ライン(例えば第23H)の有効映像領域に、
全ての映像付加情報(例えばアスペクト比の識別情報を
始めとする各種の映像付加情報が格納されたシグナリン
グ・ビット20c、これとは別の映像付加情報である主
信号基準振幅情報20d、ヘルパー信号基準振幅情報2
0e)を備えたものである。
【0021】また、本発明になる映像信号伝送方法は、
大略、例えばPAL放送方式のアスペクト比(4:3)
とは異なるアスペクト比(16:9)を有する一連の高
品位映像信号であるPALplus方式の映像信号を伝
送(送・受信)し、かつPAL放送方式との記録・再生
互換性を有する映像信号伝送方法であって、高品位映像
信号の特定水平ライン(例えば第23H以外の水平ライ
ン)の有効映像領域に、振幅合成に必要な映像付加情報
信号(主信号基準振幅情報20d、ヘルパー信号基準振
幅情報20e)を備えたものである。
【0022】まず、一連のPALplus方式のエンコ
ード映像信号(例えば放送信号)中のシグナリング・ビ
ットを有する映像信号部分20について説明する。この
映像信号部分20は、図1(A)に示すように、各映像
フレーム内(625H)中における例えば第23H(H
は水平ライン)の水平同期信号20a、カラーバースト
信号20bに続く有効映像領域20A内に、例えば40
ビットのシグナリング・ビット信号20c、「0 IRE」
レベルを有する主信号用「0 IRE」レベル20d1、
「100 IRE」レベルを有する主信号用「100 IRE」
レベル20d2、「0 IRE」レベルを有するヘルパー信
号用「0 IRE」レベル(最小振幅レベル)20e1、上
記カラーバースト信号20bと同一周波数(4.43M
Hz)で同一振幅、そして位相は±(B−Y)、あるい
は、±(u)であるヘルパー信号用最大振幅レベル20
e2が順次配列されている信号態様のものである。ここ
で、放送信号中のヘルパー信号はエンコード時にカラー
バースト信号20bのu成分にて変調され、かつその最
大振幅はカラーバースト信号20bと同一振幅であるか
ら、ヘルパー信号の最大値(垂直エッジ強調成分の最大
値)は、ベクトルスコープ上では±(B−Y)の位相を
カラーバースト信号20bのそれと同一レベルとなる。
一方、ヘルパー信号の最小値(ヘルパー信号=0。無信
号)は、ベクトルスコープ上ではR−Y/B−Y軸の交
点となる。
【0023】上記したシグナリング・ビット信号20c
にはアスペクト比の識別信号を始めとする各種の映像付
加情報が挿入されている。主信号再生(デコード)時の
基準振幅とする主信号基準振幅信号20dにはレベル2
0d1,20d2からなり、また、ヘルパー信号再生
(デコード)時の基準振幅とするヘルパー信号基準振幅
信号20eはレベル20e1,20e2からなる。
【0024】ところで、上記した信号態様の放送信号が
受信可能であるPALplus対応型のTV受像機は、
上記した映像信号部分20の有効映像領域20A内のシ
グナリング・ビット信号20c内の各種の映像付加情報
を検出可能な検出回路が必ず設けられてあるため、この
検出回路はシグナリング・ビット信号20c内の映像付
加情報の検出と共に、上記した主信号基準振幅信号20
d及びヘルパー信号基準振幅信号20eの夫々の検出も
行うことができる。
【0025】従って、主信号基準振幅信号20d及びヘ
ルパー信号基準振幅信号20eの各検出回路をPALp
lus対応型のTV受像機に新たに設けなくてもこれが
可能となる利点がある。そして、後述するように、検出
された主信号基準振幅信号20d及びヘルパー信号基準
振幅信号20eは、夫々、主信号AGC用、ヘルパー信
号AGC用の基準レベルとして用いられる。
【0026】さて、上記した主信号基準振幅信号20d
(即ち、主信号用「0 IRE」レベル20d1、主信号用
「100 IRE」レベル20d2)を用いて放送信号中の
主信号を基準振幅で再生することについて説明する。
【0027】これに用いられる主信号AGC回路30
は、図8に示したデコード基本アルゴリズムBの構成
中、垂直ロ−パスフィルタ10の前段に設けられるもの
であり、図2に示すように、VCA回路30a、水平同
期分離回路30b、挿入位置検出回路30c、サンプリ
ングパルス発生回路30d、「0 IRE」サンプリング回
路30e、「100 IRE」サンプリング回路30f、比
較回路30g、差動アンプ回路30hから構成される。
【0028】次に、上記した主信号AGC回路30の動
作について説明する。まず、前述した図1に示した映像
信号部分20を含む放送信号がVCA回路30a及び水
平同期分離回路30bに夫々供給される。VCA回路3
0aは印加される放送信号を差動アンプ回路30hから
の出力信号をゲイン制御電圧として用いこれを電流増幅
して得た映像信号として、デコードされたヘルパー信号
と合成される次段の映像合成回路(図示せず)に出力す
ると共に、「0 IRE」サンプリング回路30e、「10
0 IRE」サンプリング回路30fに夫々出力する。
【0029】水平同期分離回路30bはここに供給され
る放送信号から分離した各水平同期信号を挿入位置検出
回路30cに出力する。挿入位置検出回路30cは水平
同期分離回路30bから供給される水平同期信号から例
えば第23H/フレームを検出した旨の検出信号をサン
プリングパルス発生回路30dに出力する。サンプリン
グパルス発生回路30dは挿入位置検出回路30cから
の検出信号に応じて、当該第23Hの水平同期信号20
aの立ち下がりに同期して所定周波数のクロックを用い
てカウントを開始し、上記した主信号用「0 IRE」レベ
ル20d1の位置の始まりに対応したカウント数までカ
ウントすると、「0 IRE」サンプリング回路30eにサ
ンプリング信号を出力する。次に、上記した主信号用
「100 IRE」レベル20d2の位置の始まりに対応し
たカウント数までカウントすると、「100 IRE」サン
プリング回路30fにサンプリング信号を出力する。
【0030】「0 IRE」サンプリング回路30eは上記
したサンプリング信号が供給されると、これに同期して
VCA回路30aから供給される映像信号をサンプリン
グし、そして一定期間(例えば1フレーム期間)これを
保持し、この保持信号を次段の比較回路30gの反転入
力端子に出力する。同様に、「100 IRE」サンプリン
グ回路30fは上記したサンプリング信号が供給される
と、これに同期してVCA回路30aから供給される映
像信号をサンプリングし、そして一定期間(例えば1フ
レーム期間)これを保持し、この保持信号を比較回路3
0gの非反転入力端子に出力する。
【0031】レベル比較回路30gは、「100 IRE」
サンプリング回路30fの出力信号と「0 IRE」サンプ
リング回路30eの出力信号とを比較して得た両信号の
比較信号を差動アンプ回路30hの非反転入力端子に出
力する。差動アンプ回路30hの反転入力端子は基準信
号(「100 IRE」レベルに応じた電圧=主信号用「1
00 IRE」レベル20d2に応じた電圧)が常時印加さ
れている。こうして、差動アンプ回路30hは、この基
準信号に対する上記した比較信号との差を誤差信号とし
て出力し、これをゲイン制御電圧としてVCA回路30
aに供給する。ここで、仮に、レベル比較回路30gか
らの比較信号が「100 IRE」レベルであった場合、差
動アンプ回路30hからの誤差信号のレベルはゼロであ
るから、VCA回路30aは入力された放送信号をその
まま(スルー)出力する。これにより、VCA回路30
aは印加される放送信号を上記した誤差信号に応じて電
流増幅し、これにより、常時、主信号基準振幅信号20
dに応じた「100 IRE」レベルを備えたデコード映像
信号として次段の映像合成回路に出力することが可能に
なる。
【0032】この結果、上記した放送信号中の主信号
を、伝送系における信号劣化によりその水平同期信号レ
ベルが所定の基準値を満足しない場合であっても、常
時、主信号を規定のレベル(「100 IRE」レベル)で
再生することができる。
【0033】さて、上記したヘルパー信号基準振幅信号
20e(即ち、ヘルパー信号用最小振幅レベル20e
1、ヘルパー信号用最大振幅レベル20e2)を用いて
放送信号中のヘルパー信号を基準振幅で再生することに
ついて説明する。
【0034】これに用いられるヘルパー信号AGC回路
31は、図8に示したデコード基本アルゴリズムBの構
成中、垂直ハイパスフィルタ12の前段に設けられるも
のであり、前述したAM復調回路11(ヘルパー信号抜
取回路31a、ヘルパー信号復調回路31b、バースト
信号抜取回路31d、APC回路31e、発振回路31
f)の次段に設けられ、図3に示すように、VCA回路
31c、水平同期分離回路31g、挿入位置検出回路3
1h、サンプリングパルス発生回路31i、ヘルパー信
号最小振幅サンプリング回路31j、ヘルパー信号最大
振幅サンプリング回路31k、比較回路31l、差動ア
ンプ回路31mから構成される。即ち、ヘルパー信号A
GC回路31の構成は上記した主信号AGC回路30の
構成と同様なものである。
【0035】次に、上記したヘルパー信号AGC回路3
1の動作について説明する。まず、前述した図1に示し
た映像信号部分20を含む放送信号がヘルパー信号抜取
回路31a、バースト信号抜取回路31d、水平同期分
離回路31gに夫々供給される。信号抜取回路31aは
印加される放送信号中からヘルパー信号(最小振幅レベ
ル20e1、最大振幅レベル20e2)のみを抜取り、
このヘルパー信号を次段のヘルパー信号復調回路31b
に出力し、ここでAM復調されたヘルパー信号はVCA
回路31cに出力され、ここで差動アンプ回路31mか
ら出力されるゲイン制御電圧に応じて電流増幅して得た
ヘルパー信号として次段の映像合成回路に出力する。同
時に、差動アンプ回路31mは最小振幅サンプリング回
路31j、最大振幅サンプリング回路31kに夫々出力
する。
【0036】水平同期分離回路31gはここに供給され
た放送信号から分離した各水平同期信号を挿入位置検出
回路30cに出力する。挿入位置検出回路31hは水平
同期分離回路31gから供給される水平同期信号から例
えば第23H/フレームを検出した旨の検出信号をサン
プリングパルス発生回路31cに出力する。サンプリン
グパルス発生回路31cは挿入位置検出回路31hから
の検出信号に応じて、当該第23Hの水平同期信号20
aの立ち下がりに同期して所定周波数のクロックを用い
てカウントを開始し、上記したヘルパー信号用最小振幅
レベル20e1の位置の始まりに対応したカウント数ま
でカウントすると、最大振幅サンプリング回路31kに
サンプリング信号を出力する。次に、上記したヘルパー
信号用最大振幅レベル20e2の位置の始まりに対応し
たカウント数までカウントすると、最大振幅サンプリン
グ回路31jにサンプリング信号を出力する。
【0037】最小振幅サンプリング回路31jはサンプ
リング信号が供給されると、これに同期してVCA回路
31cから供給される映像信号をサンプリングし、そし
て一定期間(例えば1フレーム期間)これを保持し、こ
の保持信号を比較回路31lの反転入力端子に出力す
る。同様に、最大振幅サンプリング回路31kはサンプ
リング信号が供給されると、これに同期してVCA回路
31cから供給される映像信号をサンプリングし、そし
て一定期間(例えば1フレーム期間)これを保持し、こ
の保持信号を比較回路31lの非反転入力端子に出力す
る。
【0038】レベル比較回路31lは、最大振幅サンプ
リング回路31kの出力信号と最小振幅サンプリング回
路31jの出力信号とを比較して得た両信号の比較信号
を差動アンプ回路31mの非反転入力端子に出力する。
差動アンプ回路31mの反転入力端子は基準信号(基準
値)が常時印加されている。こうして、差動アンプ回路
31mは、この基準信号に対する上記した比較信号との
差を誤差信号として出力し、これをゲイン制御電圧とし
てVCA回路31cに供給する。ここで、仮に、レベル
比較回路31lからの比較信号が基準値レベルであった
場合、差動アンプ回路31mからの誤差信号のレベルは
ゼロであるから、VCA回路31cは入力された放送信
号をそのまま(スルー)出力する。これに応じて、VC
A回路31cは印加される放送信号を上記した誤差信号
に応じて電流制御し、これにより、常時、ヘルパー信号
基準振幅信号20eに応じた基準レベルを備えたデコー
ド映像信号として次段の映像合成回路に出力することが
可能になる。上記したヘルパー信号信号復調回路31
b、バースト信号抜取回路31d、APC回路31e、
発振回路31fはいずれも周知の色信号再生系における
色信号復調回路、カラーバースト信号抜取回路、APC
回路、発振回路と同一構成及び同一動作であるのでここ
での説明は省略する。
【0039】この結果、上記した放送信号中のヘルパー
信号を、伝送系における信号劣化によりその水平同期信
号レベルが所定の基準値を満足しない場合であっても、
常時、ヘルパー信号を規定レベルで再生することができ
る。こうして、上記した主信号AGC回路30、ヘルパ
ー信号AGC回路31の出力信号を夫々映像合成して得
た復調後の映像信号部分21を得ることができる。
【0040】上記した映像信号部分20に対応するこの
映像信号部分21は、図1(B)に示すように、水平同
期信号21a、シグナリング・ビット信号21c、主信
号基準振幅信号21d(「0 IRE」レベル(信号幅約5
μsec)21d1,「100 IRE」レベル(信号幅約5μ
sec)21d2から構成)、ヘルパー信号基準振幅信号2
1e(基準レベル(「0」レベル)(信号幅約5μsec)
21e1,最大振幅レベル(信号幅約5μsec )21e
2から構成)から構成される。ここで、最大振幅レベル
21e2が「0 IRE」以下とならないように、基準レベ
ル21e1,最大振幅レベル21e2にはあるDC値が
加えられている(図示せず)。
【0041】ここで、映像信号部分21の4種類の基準
電位信号21d1,21d2,21e1,21e2はい
ずれも約5μsec の信号幅であるため、例えば第23H
の水平同期信号21aのタイミングを基準とした精度の
良い電圧サンプリングが可能となる。また、この他、シ
グナリング・ビット信号21c検出用パルスにてこれを
サンプリングしても良い。
【0042】このように、全ての映像付加情報(シグナ
リナグ・ビット信号21cに関する映像付加情報及び基
準電位信号21d1,21d2,21e1,21e2に
関する映像付加情報)を特定の1水平ラインに全て纏め
ることで、最低のコストで同情報の検出が可能となる。
【0043】限られた領域に2種類の基準電位を設ける
のは図1(B)に示すように、約5μsec の幅単位の信
号となり、波形歪みを考慮すると必ずしも余裕のある長
さではない。
【0044】さて、映像信号部分22は、図4に示すよ
うに、前述した映像信号部分20(図1(A)に図示)
における主信号基準振幅信号20d及びヘルパー信号基
準振幅信号20eの順序を互いに入れ替えてなるもので
あり(これ以外の変更はなし)、こうして、両信号を入
れ替えても何等差し支えない。また、基準電位信号21
d1,21d2の順序を互いに入れ替えても何等差し支
えなく、同様に、基準電位信号21e1,21e2の順
序を互いに入れ替えても何等差し支えない。こうして、
映像信号部分22は、同図中、各映像フレーム内(62
5H)中における例えば第23Hの水平同期信号20
a、カラーバースト信号20bに続く有効映像領域20
A内に、シグナリング・ビット信号20c、ヘルパー信
号基準振幅信号20e(ヘルパー信号用「0 IRE」(最
小振幅)レベル20e1、ヘルパー信号用最大振幅レベ
ル20e2)、主信号基準振幅信号20d(主信号用
「0 IRE」レベル20d1、主信号用「100 IRE」レ
ベル20d2)が順次配列されている信号態様のもので
ある。前述したものと同一構成部分には同一符号を付し
その説明を省略した。
【0045】上述した映像信号部分20,22は夫々、
各フレーム期間に上記した主信号基準振幅信号20d及
びヘルパー信号基準振幅信号20eの振幅合成に必要な
映像付加情報を全て搭載しているものであるが、下記す
る映像信号23は、主信号基準振幅信号20d及びヘル
パー信号基準振幅信号20eを1フレーム毎の同一の特
定水平ラインに交互に搭載されて伝送されるものであ
る。これにより、再生された両基準信号20d,20e
の電位検出がより安定して行われる。即ち、一連の映像
信号23を構成する映像信号部分23a(図5(A)に
図示)は、nフレーム(nは2の倍数)の例えば第23
Hにおけるシグナリング・ビット20cの直後にヘルパ
ー信号基準振幅信号20e(ヘルパー信号用「0 IRE」
(最小振幅)レベル20e1(信号幅約10μsec)、ヘ
ルパー信号用最大振幅レベル20e2(信号幅約10μ
sec))のみを挿入する。この映像信号部分23aと対を
なす映像信号部分23b(図5(B)に図示)は、(n
+1)フレームの例えば第23Hにおけるシグナリング
・ビット20cの直後に主信号基準振幅信号20d(主
信号用「0 IRE」レベル20d1(信号幅10μsec)、
主信号用「100 IRE」レベル20d2(信号幅10μ
sec))のみを挿入する。
【0046】さて、上述した本発明になる映像信号伝送
方法は、エンコード基本アルゴリズムA(図7に図示)
において、主信号の輝度信号はベースバンド信号であ
り、またヘルパー信号はカラーバースト信号と同一周波
数の変調信号でAM変調されているため、ヘルパー信号
は主信号と伝送方法が異なっている。そのため送信側に
おいては、主信号及びヘルパー信号を合成したエンコー
ド映像信号の特定水平ラインに多重する2つのリファレ
ンス信号(主信号基準振幅信号20d,ヘルパー信号基
準振幅信号20e)が必要である。この結果、デコード
基本アルゴリズムB(図8に図示)においては主信号用
AGC回路30(図2に図示)のみで主信号及びヘルパ
ー信号のAGC動作を行うことができない。このため、
ヘルパー信号用AGC回路31(図3に図示)を新たに
求める必要があったことは前述したとおりである。
【0047】[実施例 2]そこで、本発明は例えばエ
ンコード基本アルゴリズムAA(後述する図10に図
示)において、ヘルパー信号はカラーバースト信号と同
一周波数の変調信号でAM変調せずに主信号の輝度信号
と同様のベースバンド信号として(ヘルパー信号を復調
後の形態で)、主信号と合成して得たエンコード映像信
号を生成する。これにより、主信号及びヘルパー信号は
共にベースバンド信号として同一の信号処理が可能とな
る(即ち、伝送の方法が同一である)。これにより、こ
れに応じて、送信側においては、主信号及びヘルパー信
号を合成したエンコード映像信号の特定水平ラインに多
重するリファレンス信号は主信号基準振幅信号20dの
み(あるいはヘルパー信号基準振幅信号20eのみ)で
良いというものである。この結果、デコード基本アルゴ
リズムBB(後述する図11に図示)においては、前述
した主信号用AGC回路30のみ(あるいは前述したヘ
ルパー信号用AGC回路31のみ)で主信号及びヘルパ
ー信号のAGCを行うことが可能となり、この結果、既
述した[実施例 1]と同等の効果を有しつつ、エンコ
ード及びデコードに要する回路構成を簡略化できる効果
を有するものとなる。
【0048】以下、本発明になる他の映像信号伝送方法
を図10〜図14に沿って説明する。図10はPALp
lusのエンコード基本アルゴリズムを説明するための
図、図11はPALplusのデコード基本アルゴリズ
ムを説明するための図、図12は本発明になる映像信号
伝送方法により伝送されるエンコード映像信号を説明す
るための図、図13,図14はエンコード映像信号の他
の例を夫々説明するための図である。前述したものと同
一構成部分には同一符号を付し、その説明を省略する。
以下、説明の都合上、リファレンス信号を主信号基準振
幅信号20dを用いて主信号用AGC回路30で主信号
及びヘルパー信号のAGCを行うことについてのみ説明
するが、リファレンス信号をヘルパー信号基準振幅信号
20eを用いてヘルパー信号用AGC回路31で主信号
及びヘルパー信号のAGCを行うことも同様に可能であ
ることは勿論である。
【0049】本発明になる映像信号伝送方法は、大略、
例えばPAL放送方式のアスペクト比(4:3)とは異
なるアスペクト比(16:9)を有する一連の高品位映
像信号であるPALplus方式の映像信号を伝送(送
・受信)し、かつPAL放送方式との記録・再生互換性
を有する映像信号伝送方法であって、高品位映像信号を
構成する主信号及び補助信号(ヘルパー信号)のうち補
助信号はベースバンド信号であり、高品位映像信号の特
定水平ライン(例えば第23H)の有効映像領域に、主
信号及び補助信号を振幅合成する際に共用する映像付加
情報信号(例えば基準振幅情報20dあるいは基準振幅
情報20e)を備えたものである。
【0050】さて、PALplusのエンコード基本ア
ルゴリズムAAは、図10に示すように、前述した図7
に図示のPALplusのエンコード基本アルゴリズム
Aの構成中、AM変調回路5を削除し、垂直ハイパスフ
ィルタ4の出力側をレベル調整回路6の入力側に直接接
続したものと同等の構成を有し、垂直ロ−パスフィルタ
2、映像合成回路3、垂直ハイパスフィルタ4、レベル
調整回路6からなる。
【0051】次に、PALplusのエンコード基本ア
ルゴリズムAAの動作について説明する。即ち、カメラ
1から出力される有効走査線575本/フレームのワイ
ドスクリーン映像信号(625/50/2:1システ
ム)は垂直ロ−パスフィルタ2に供給され、ここで走査
線数変換(4−3変換)して有効走査線431本/フレ
ームのワイドスクリーン映像信号である主信号とされた
後、映像合成回路3の一方の入力側に出力される。同様
に、カメラ1から出力される上記したワイドスクリーン
映像信号は垂直ハイパスフィルタ4に供給され、ここで
走査線数変換(4−1変換)して有効走査線144本/
フレームのワイドスクリーン映像信号とされた後、レベ
ル調整回路6にて例えば小振幅のレベル(40IREp-p)
に調整されたヘルパー信号とされた後、上記した映像合
成回路3の他方の入力側に出力される。上記した映像合
成回路3は共にベースバンド信号である主信号とヘルパ
ー信号とを合成して得たエンコード映像信号を出力す
る。
【0052】また、PALplusのデコード基本アル
ゴリズムBBは、図11に示すように、前述した図8に
図示のPALplusのエンコード基本アルゴリズムB
の構成中、AM復調回路11を削除し、再生されたエン
コード映像信号が垂直ハイパスフィルタ12に直接供給
可能としたものと同等の構成を有し、垂直ロ−パスフィ
ルタ10、垂直ハイパスフィルタ12、映像合成回路1
3からなる。
【0053】次に、PALplusのデコード基本アル
ゴリズムBBの動作について説明する。即ち、上記した
エンコード映像信号が供給される(例えば放送信号が受
信される)と、この信号は主信号系及びヘルパー信号系
に夫々分岐され、主信号系に供給されたエンコード映像
信号は垂直ロ−パスフィルタ10に供給されここで走査
線数逆変換(3−4変換)して有効走査線431本から
有効走査線575本のワイドスクリーン映像信号として
映像合成回路13の一方の入力側に出力される。また、
ヘルパー信号系に供給されたエンコード映像信号はレベ
ル調整後、垂直ハイパスフィルタ12に直接供給されこ
こで走査線数逆変換(1−4変換)して有効走査線14
4本から有効走査線575本のワイドスクリーン映像信
号として映像合成回路13の他方の入力側に出力され
る。この映像合成回路13は主信号系の有効走査線57
5本のワイドスクリーン映像信号とヘルパー信号系の有
効走査線575本のワイドスクリーン映像信号とを合成
して得たデコード映像信号を出力する。
【0054】ここで、一連のPALplus方式のエン
コード映像信号(例えば放送信号)中のシグナリング・
ビットを有する映像信号部分20´について説明する。
この映像信号部分20´は、図12に示すように、各映
像フレーム内(625H)中における例えば第23H
(Hは水平ライン)の水平同期信号20a、カラーバー
スト信号20bに続く有効映像領域20A内に、例えば
40ビットのシグナリング・ビット信号20c、「0 I
RE」レベルを有する主信号用「0 IRE」レベル20d1
及び「100 IRE」レベルを有する主信号用「100 I
RE」レベル20d2から成る主信号基準振幅信号20d
が順次配列されている信号態様のものである。
【0055】ところで、上記した信号態様の放送信号が
受信可能であるPALplus対応型のTV受像機は、
上記した映像信号部分20´の有効映像領域20A内の
シグナリング・ビット信号20c内の各種の映像付加情
報を検出可能な検出回路が必ず設けられてあるため、こ
の検出回路はシグナリング・ビット信号20c内の映像
付加情報の検出と共に、上記した主信号基準振幅信号2
0dの検出を行うことができる。
【0056】さて、上記した主信号基準振幅信号20d
(即ち、主信号用「0 IRE」レベル20d1、主信号用
「100 IRE」レベル20d2)を用いて放送信号中の
主信号及びヘルパー信号をこの基準振幅で夫々再生する
ことについて説明する。
【0057】これに用いられる主信号AGC回路30
は、前述の図2に示した構成と同一構成のものであり、
図11に示したデコード基本アルゴリズムBBの構成
中、垂直ロ−パスフィルタ10及び垂直ハイパスフィル
タ12の前段に設けられるものである。
【0058】次に、上記した図2に図示の主信号AGC
回路30の動作について説明する。まず、前述した図1
2に示した映像信号部分20´を含む上記したエンコー
ド映像信号がVCA回路30a及び水平同期分離回路3
0bに夫々供給される。VCA回路30aは印加される
エンコード映像信号を差動アンプ回路30hからの出力
信号をゲイン制御電圧として用いこれを電流増幅して得
たエンコード映像信号として出力すると共に、「0 IR
E」サンプリング回路30e、「100 IRE」サンプリ
ング回路30fに夫々出力する。
【0059】水平同期分離回路30bはここに供給され
るエンコード映像信号から分離した各水平同期信号を挿
入位置検出回路30cに出力する。挿入位置検出回路3
0cは水平同期分離回路30bから供給される水平同期
信号から第23H/フレームを検出した旨の検出信号を
サンプリングパルス発生回路30dに出力する。サンプ
リングパルス発生回路30dは挿入位置検出回路30c
からの検出信号に応じて、当該第23Hの水平同期信号
20aの立ち下がりに同期して所定周波数のクロックを
用いてカウントを開始し、上記した主信号及びヘルパー
信号用「0 IRE」レベル20d1の位置の始まりに対応
したカウント数までカウントすると、「0 IRE」サンプ
リング回路30eにサンプリング信号を出力する。次
に、上記した主信号及びヘルパー信号用「100 IRE」
レベル20d2の位置の始まりに対応したカウント数ま
でカウントすると、「100 IRE」サンプリング回路3
0fにサンプリング信号を出力する。
【0060】「0 IRE」サンプリング回路30eは上記
したサンプリング信号が供給されると、これに同期して
VCA回路30aから供給される映像信号をサンプリン
グし、そして一定期間(例えば1フレーム期間)これを
保持し、この保持信号を次段の比較回路30gの反転入
力端子に出力する。同様に、「100 IRE」サンプリン
グ回路30fは上記したサンプリング信号が供給される
と、これに同期してVCA回路30aから供給される映
像信号をサンプリングし、そして一定期間(例えば1フ
レーム期間)これを保持し、この保持信号を比較回路3
0gの非反転入力端子に出力する。
【0061】レベル比較回路30gは、「100 IRE」
サンプリング回路30fの出力信号と「0 IRE」サンプ
リング回路30eの出力信号とを比較して得た両信号の
比較信号を差動アンプ回路30hの非反転入力端子に出
力する。差動アンプ回路30hの反転入力端子は基準信
号(「100 IRE」レベルに応じた電圧=主信号及びヘ
ルパー信号用「100 IRE」レベル20d2に応じた電
圧)が常時印加されている。こうして、差動アンプ回路
30hは、この基準信号に対する上記した比較信号との
差を誤差信号として出力し、これをゲイン制御電圧とし
てVCA回路30aに供給する。ここで、仮に、レベル
比較回路30gからの比較信号が「100 IRE」レベル
であった場合、差動アンプ回路30hからの誤差信号の
レベルはゼロであるから、VCA回路30aは入力され
たエンコード映像信号をそのまま(スルー)出力する。
【0062】これにより、VCA回路30aは印加され
るエンコード映像信号を上記した誤差信号に応じて電流
増幅し、これにより、常時、主信号及びヘルパー信号基
準振幅信号20dに応じた「100 IRE」レベルを備え
たデコード映像信号として出力することが可能になる。
【0063】この結果、上記したエンコード映像信号中
の主信号及びヘルパー信号を、伝送系における信号劣化
によりその水平同期信号レベルが所定の基準値を満足し
ない場合であっても、AGC処理により主信号基準振幅
信号20d(即ち、主信号用「0 IRE」レベル20d
1、主信号用「100 IRE」レベル20d2)を同一振
幅に制御することで、常時、主信号及びヘルパー信号を
規定のレベル(「100IRE」レベル)で再生すること
ができる。
【0064】この例では、映像信号部分20´の2種類
の基準電位信号20d1,20d2はいずれも約5μse
c の信号幅であるため、第23Hの水平同期信号20a
のタイミングを基準とした精度の良い電圧サンプリング
が可能となる。また、この他、シグナリング・ビット信
号20c検出用パルスにてこれをサンプリングしても良
い。
【0065】このように、全ての映像付加情報(シグナ
リナグ・ビット信号20cに関する映像付加情報及び基
準電位20d1,20d2に関する映像付加情報)を特
定の1水平ラインに全て纏めることで、最低のコストで
同情報の検出が可能となる。あるいは、基準電位とし
て、主信号基準振幅信号20dの代わりにヘルパー信号
基準振幅信号20eを復調したもの、即ちヘルパー信号
基準振幅信号21eを用いても良い。
【0066】さて、映像信号部分22´は、図13に示
すように、前述した映像信号部分20´(図12(A)
に図示)における基準振幅信号20dをシグナリング・
ビット信号21cより離間してなるものであるが(これ
以外の変更はなし)、こうしても何等差し支えない。ま
た、基準電位21d1,21d2の順序を互いに入れ替
えても何等差し支えない。
【0067】こうして、映像信号部分22´は、同図
中、各映像フレーム内(625H)中における例えば第
23Hの水平同期信号20a、カラーバースト信号20
bに続く有効映像領域20A内に、シグナリング・ビッ
ト信号20c、基準振幅信号20d(「0 IRE」レベル
20d1、「100 IRE」レベル20d2)が順次配列
されている信号態様のものである。前述したものと同一
構成部分には同一符号を付しその説明を省略した。
【0068】このように、本発明になる他の映像信号伝
送方法は、主信号及びヘルパー信号を共にベースバンド
信号として伝送するものであるから、同一の信号処理が
可能となり、また、これに応じて、振幅に関するリファ
レンス信号は1つで済み(主信号基準振幅信号20dあ
るいはヘルパー信号基準振幅信号20e)、さらに、デ
コード側のAGC回路は1つで(主信号用AGC回路3
0あるいはヘルパー信号用AGC回路31)主信号及び
ヘルパー信号のAGCを行うことが可能となる。
【0069】上述したものはPALplus方式につい
て説明したが、本発明はこれに限定されることはなく、
EDTV2でも同様に行えることはいうまでもない。ま
た、VTR等のパッケージメディアに特化した場合にも
同様に行うことができるのは勿論である。さらに、高品
位映像信号の特定水平ラインの一例として、第23Hに
ついて記述したが、これ以外の水平ラインであっても良
いことは勿論である。
【0070】
【発明の効果】上述したように、本発明の映像信号伝送
方法は、所定放送方式のアスペクト比と異なるアスペク
ト比を有する一連の高品位映像信号を伝送しかつ前記所
定放送方式との互換性を有する映像信号伝送方法であっ
て、高品位映像信号の特定水平ラインの有効映像領域に
全ての映像付加情報信号を備えたから、例えば、同一水
平ライン中の映像付加情報信号検出回路を一つ設けるだ
けで全ての映像付加情報信号を得ることができるから、
受信回路の簡素化に寄与することができる。
【0071】また、本発明の映像信号伝送方法は、所定
放送方式のアスペクト比と異なるアスペクト比を有する
一連の高品位映像信号を伝送しかつ前記所定放送方式と
の互換性を有する映像信号伝送方法であって、高品位映
像信号の特定水平ラインの有効映像領域に振幅合成に必
要な映像付加情報信号を備えたから、振幅合成に必要な
映像付加情報信号を備えた水平ラインはこれとは別の映
像付加情報信号を備えた水平ラインと分離検出されるの
で、別の映像付加情報信号の再生状態に影響されずに検
出することが可能であり、特に、伝送系の送受信特性の
リニアリティが極めて悪い場合であっても、振幅合成に
必要な映像付加情報信号を常時安定した電位検出ができ
るので、例えば、この検出した基準振幅レベルを用い
て、伝送系の送受信特性のリニアリティの悪化によって
レベル変動しやすい主信号及びヘルパー信号の各振幅レ
ベルを常時安定して基準振幅レベルに補正することが可
能であるから、両信号を映像合成した映像信号は、エッ
ジ強調が過不足ない良好な信号状態のデコード映像信号
を得ることができるので、常時安定した高画質の画像を
再生することができる効果がある。
【0072】さらに、本発明の映像信号伝送方法は、所
定放送方式のアスペクト比と異なるアスペクト比を有す
る一連の高品位映像信号を伝送しかつ前記所定放送方式
との互換性を有する映像信号伝送方法であって、高品位
映像信号を構成する主信号及び補助信号のうち補助信号
はベースバンド信号であり、高品位映像信号の特定水平
ラインの有効映像領域に主信号及び補助信号を振幅合成
する際に共用する映像付加情報信号を備えたから、補助
信号は主信号の輝度信号と同じくベースバンド信号とな
り同様の性質を有するので、互いに相異なる伝送性質の
2種類の信号のため例えば2種類のAGC回路は必要な
く、映像付加情報信号としてのリファレンス信号も1種
類のみで良いから、受信側機器としてのPALplus
方式のTV受像機はこのリファレンス信号に対応した1
種類のAGC回路を備えるだけで良いから、従って、信
号伝送時における受信側のデコード処理回路の構成を簡
略化を図ることができる効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明になる映像信号伝送方法により伝送され
るエンコード映像信号を説明するための図である。
【図2】本発明伝送方法に係わる主信号AGC回路ブロ
ック図である。
【図3】本発明伝送方法に係わるヘルパー信号AGC回
路ブロック図である。
【図4】エンコード映像信号の他の例を説明するための
図である。
【図5】エンコード映像信号の他の例を説明するための
図である。
【図6】PALplusの再生画像を説明するための図
である。
【図7】PALplusのエンコード基本アルゴリズム
を説明するための図である。
【図8】PALplusのデコード基本アルゴリズムを
説明するための図である。
【図9】PALplusのデコード基本アルゴリズムの
動作を説明するための図である。
【図10】PALplusのエンコード基本アルゴリズ
ムを説明するための図である。
【図11】PALplusのデコード基本アルゴリズム
を説明するための図である。
【図12】本発明になる映像信号伝送方法により伝送さ
れるエンコード映像信号を説明するための図である。
【図13】エンコード映像信号の他の例を説明するため
の図である。
【図14】エンコード映像信号の他の例を説明するため
の図である。
【符号の説明】
20〜23,20´〜23´ 映像信号 20A 有効映像部分 20a 水平同期信号 20b カラーバースト信号 20c シグナリング・ビット 20d 主信号基準振幅情報 20e ヘルパー信号基準振幅情報
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 H04N 7/085

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】所定放送方式のアスペクト比と異なるアス
    ペクト比を有する一連の高品位映像信号を伝送しかつ前
    記所定放送方式との互換性を有する映像信号伝送方法で
    あって、 高品位映像信号の特定水平ラインの有効映像領域に全て
    の映像付加情報信号を備えたことを特徴とする映像信号
    伝送方法。
  2. 【請求項2】所定放送方式のアスペクト比と異なるアス
    ペクト比を有する一連の高品位映像信号を伝送しかつ前
    記所定放送方式との互換性を有する映像信号伝送方法で
    あって、 高品位映像信号の特定水平ラインの有効映像領域に振幅
    合成に必要な映像付加情報信号を備えたことを特徴とす
    る映像信号伝送方法。
  3. 【請求項3】所定放送方式のアスペクト比と異なるアス
    ペクト比を有する一連の高品位映像信号を伝送しかつ前
    記所定放送方式との互換性を有する映像信号伝送方法で
    あって、 高品位映像信号を構成する主信号及び補助信号のうち補
    助信号はベースバンド信号であり、 高品位映像信号の特定水平ラインの有効映像領域に主信
    号及び補助信号を振幅合成する際に共用する映像付加情
    報信号を備えたことを特徴とする映像信号伝送方法。
JP5239158A 1993-04-23 1993-08-31 映像信号伝送方法 Pending JPH0799637A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP5239158A JPH0799637A (ja) 1993-04-23 1993-08-31 映像信号伝送方法

Applications Claiming Priority (3)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP12091193 1993-04-23
JP5-120911 1993-04-23
JP5239158A JPH0799637A (ja) 1993-04-23 1993-08-31 映像信号伝送方法

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH0799637A true JPH0799637A (ja) 1995-04-11

Family

ID=26458398

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP5239158A Pending JPH0799637A (ja) 1993-04-23 1993-08-31 映像信号伝送方法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH0799637A (ja)

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JPS6359082A (ja) ワイドスクリ−ン・テレビジヨン方式
JPS5881386A (ja) テレビジヨン受像機
JP2669546B2 (ja) テレビジョン受像機
JPH0799637A (ja) 映像信号伝送方法
JPH06506800A (ja) 郵便箱法で伝送する映像信号を録画するビデオレコーダー
JPH07307904A (ja) 2画面テレビジョン受像機
JPH0879697A (ja) 映像信号磁気記録再生装置、映像信号磁気再生装置及び映像信号受信装置
JP2525431B2 (ja) Rgbマルチ端子入力対応型順次走査変換テレビジョン受像機
JP2845037B2 (ja) 映像信号処理装置
JP2872269B2 (ja) 標準/高品位テレビジョン受信装置
JPS62272678A (ja) 画像合成装置
KR0186110B1 (ko) 브이씨알의 팔플러스신호 인터페이스회로
JPH03114392A (ja) 標準/ワイド画面テレビジョン受信機
JPH048083A (ja) 帯域圧縮テレビ信号変換装置
JP2996126B2 (ja) ビデオカメラ
JPH06178260A (ja) 映像信号記録再生装置
JPH0430789B2 (ja)
JPH06276491A (ja) 映像信号処理回路
JPH0271673A (ja) 同期信号処理方法
JPH07236125A (ja) 映像信号記録再生装置及び映像信号処理装置
EP0715472A2 (en) Video signal processing circuit and video signal recording and reproducing apparatus
JPH06121339A (ja) 映像信号記録及び/又は再生装置
JPS645512B2 (ja)
JPH05153637A (ja) テレビジヨン信号伝送方式及びその再生装置
JPH07177438A (ja) テレビジョン受像機