JPH08101096A - 呼気採取装置 - Google Patents

呼気採取装置

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Publication number
JPH08101096A
JPH08101096A JP26147894A JP26147894A JPH08101096A JP H08101096 A JPH08101096 A JP H08101096A JP 26147894 A JP26147894 A JP 26147894A JP 26147894 A JP26147894 A JP 26147894A JP H08101096 A JPH08101096 A JP H08101096A
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JP
Japan
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exhalation
sampling
tube
pump
valve
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Application number
JP26147894A
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English (en)
Inventor
Katsuhiko Sato
勝彦 佐藤
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Suzuki Motor Corp
Original Assignee
Suzuki Motor Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 呼気導入用ポンプの容量を低減し小型化を図
る。 【構成】 呼気吹込口2dを有する呼気採取管2と、呼
気採取管2に一端部が接続された呼気導入管4と、呼気
導入管4の他端部に接続されたサンプリングバルブ17
と、サンプリングバルブ17に接続され呼気採取管2に
吹込まれた呼気が導入されるサンプルループ19と、サ
ンプリングバルブ17に呼気吸引管32を介して接続さ
れ呼気採取管2に吹込まれた呼気を呼気導入管4を介し
てサンプルループ19へ導入する呼気導入用ポンプ9と
を備え、サンプリング用ポンプ9を恒温槽13の外壁部
上面で且つサンプリングバルブ17の近傍に固定するこ
とにより,サンプリング用ポンプ9のポート9aとサン
プリングバルブ17のポート17aとの間を接続する呼
気吸引管41の全長を短く設定する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、呼気採取装置に係り、
例えば臨床検査における呼気の採取や飲酒運転取締まり
における呼気の採取等を行う場合に好適な呼気採取装置
に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、例えば特開平6−58919号公
報に記載されている如く、被検者の呼気を採取して分析
を行う呼気採取分析装置が開発されている。当該装置
は、装置本体に付設され外周部がヒータで被覆された長
さ1.5[m]程度の呼気採取管と、呼気採取管の端部
に四方電磁バルブを介して各々接続された2本のキャリ
アガス流路と、四方電磁バルブに接続された空気ボンベ
と、各キャリアガス流路の一部を区画して設けられたサ
ンプル計量部と、各サンプル計量部の下流側に三方電磁
バルブ及び排気管を介して接続された呼気導入用ポンプ
(吸引ポンプ)と、各三方電磁バルブに各々接続された
2つの分離カラム等とから構成されている。この場合、
呼気採取管をヒータで加熱することにより、呼気採取管
の内壁に対する呼気成分の吸着や水分の凝縮を防止して
いる。
【0003】被検者から呼気を採取して分析を行う場合
には、被検者が呼気採取管の内部へ呼気を吐出すると、
呼気採取管へ吐出された呼気が呼気導入用ポンプにより
装置外部へ排出される一方、呼気の一部が呼気試料とし
て各サンプル計量部に充填される。次いで、各サンプル
計量部に空気ボンベからキャリアガスを送り込むと、各
計量部に充填されている呼気試料が各分離カラムへ送り
込まれた後、各呼気試料は、各成分ガスの保持時間の違
いにより分離される。この後、所定の演算処理により呼
気分析が行われる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上述した従
来の呼気採取分析装置においては、呼気採取管へ吐出さ
れた呼気は、呼気導入用ポンプの駆動により、四方電磁
バルブに分岐接続された2本のキャリアガス流路の一部
を成す各サンプル計量部に充填された後、空気ボンベに
よる各キャリアガス流路へのキャリアガスの供給によ
り、各キャリアガス流路の下流側の三方電磁バルブを介
して各分離カラムへ送り込まれるようになっていた。即
ち、従来の装置では、呼気採取管が接続された四方電磁
バルブとは別個に、各キャリアガス流路に三方電磁バル
ブをそれぞれ設置する必要があったため、これら複数の
バルブに呼気吸引管(排気管)を介して接続され排気動
作を行う呼気導入用ポンプとしては、容量の大きなもの
を使用しなければならず、ポンプの小型化を図る上でも
問題があった。また、前述の如く呼気導入用ポンプは複
数のバルブに接続されているため、呼気導入用ポンプを
各バルブ全てに対し近接して配置することができず、そ
の結果、呼気吸引管の長さが必然的に長くなりそのデッ
ドボリューム(余分な容量)も大きくなるという問題が
あった。
【0005】
【発明の目的】本発明は、上記従来例の有する不都合を
改善し、特に、呼気導入用ポンプの容量を低減すると共
に,その小型化を図ること等を可能とした呼気採取装置
を提供することを、その目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明は、複数の接続ポ
ートを有するサンプリングバルブと、サンプリングバル
ブに接続され呼気吹込口を有する呼気採取管と、サンプ
リングバルブに接続され呼気採取管に吹込まれた呼気が
充填されるサンプルループと、サンプリングバルブに一
端部が接続された呼気吸引管と、呼気吸引管の他端部に
接続され呼気採取管に吹込まれた呼気をサンプルループ
へ導入する呼気導入用ポンプとを備え、サンプリングバ
ルブと呼気導入用ポンプとを近接して配置する、という
構成を採っている。これによって前述した目的を達成し
ようとするものである。
【0007】
【作用】本発明によれば、呼気採取管の呼気吹込口から
呼気を吹込むと、吹込んだ呼気が呼気採取管に採取され
る。呼気導入用ポンプを駆動すると、呼気導入用ポンプ
は、サンプリングバルブに接続された呼気吸引管を介し
て吸引動作を行う。これにより、呼気採取管に採取され
た呼気は、呼気採取管が接続されたサンプリングバルブ
を介してサンプルループへ導入される。ここで、サンプ
リングバルブと呼気導入用ポンプとは近接して配置され
ている。従って、サンプリングバルブと呼気導入用ポン
プとを接続する呼気吸引管の長さは短くて済む。
【0008】
【実施例】以下、本発明を適用してなる実施例を図面に
基づいて説明する。
【0009】先ず、本実施例における呼気採取分析装置
の全体の構成を図4に基づき説明する。本実施例におけ
る呼気分析装置は、例えば医療分野における臨床検査用
の呼気分析や患者の病態の監視,産業分野における作業
環境の測定や室内環境の測定,警察分野における飲酒運
転取締まりや麻薬取締まり,消防分野における火災原因
調査,健康産業分野における健康管理等,広範な分野に
使用可能となっている。
【0010】呼気採取分析装置は、滅菌処理されたディ
スポーザブル・マウスピース1(以下マウスピース1と
略称)が着脱自在に装着された例えばガラスから成る呼
気採取管2と,呼気呼気採取管用ヒータ3と,例えばス
テンレスから成る呼気導入管4と,呼気導入管用ヒータ
5と,ヒータコントローラ6と,圧力センサ7と,分析
制御部8と,サンプリング用ポンプ9と,バルブコント
ローラ10と,キャリアガスボンベ11と,キャリアガ
スコントローラ12と,恒温槽13と,検出器14と,
データ処理部15とから大略構成されている。
【0011】これを詳述すると、呼気採取管2は、被検
者Hからマウスピース1を介して吐出された呼気を採取
するためのものであり、マウスピース装着部分は呼気採
取管用ヒータ3の外部に突出した状態に配置されると共
に、本体部分は呼気採取管用ヒータ3の内部に配置され
ている。呼気採取管2は、円筒状の呼気流入部2aと,
球状の呼気貯留部2bと,内径が先端部へ向けて徐々に
小さくなるようにテーパが形成された呼気排出部2cと
から一体に構成されている。呼気流入部2aの端部はマ
ウスピース1が装着される呼気吹込口2dとして構成さ
れ、呼気排出部2cの端部は呼気採取管用ヒータ3の外
部に開口している。
【0012】被検者Hから呼気採取管2へ吐出された呼
気は、呼気流入部2aを通り呼気貯留部2bにその一部
が貯留されると共に、呼気排出部2cを介して呼気採取
管用ヒータ3の外部へ排出される。この場合、被検者H
により呼気採取管2へ吐出された呼気は、次の被検者の
呼気吐出動作により呼気採取管用ヒータ3の外部へ排出
されるため、呼気採取管2のパージは不要となってい
る。呼気採取管用ヒータ3は、呼気採取管2が係合する
溝を有する1対の上側ヒータ3a及び下側ヒータ3b
(図2参照)から構成されており、ヒータコントローラ
6の制御に基づき呼気採取管2を加熱する。呼気採取管
2を加熱することにより、呼気採取管2の内壁面に対す
る呼気成分の吸着や水分の凝縮を防止している。
【0013】呼気導入管4は、呼気採取管2に採取した
呼気の一部を恒温槽13のサンプルループ19へ導入す
るためのものであり、呼気採取管2の呼気貯留部2bと
恒温槽13のサンプリングバルブ17との間に連通接続
されている。呼気導入管用ヒータ5は、ヒータコントロ
ーラ6の制御に基づき呼気導入管4を加熱する。呼気導
入管4を加熱することにより、呼気導入管4の内壁面に
対する呼気成分の吸着や水分の凝縮を防止している。
【0014】ヒータコントローラ6は、呼気採取管用ヒ
ータ3及び呼気導入管用ヒータ5に対する通電を制御す
る。また、圧力センサ7は、被検者Hによる呼気採取管
2に対する呼気の吐出圧力を検出すると共に,制御開始
信号を分析制御部8へ出力するものであり、呼気採取管
2の呼気貯留部2bに配管16を介して連通接続されて
いる。圧力センサ7としては、被検者Hから呼気採取管
2内部に吐出された呼気の微少な吐出圧力も検出できる
ような高感度のものを使用している。
【0015】分析制御部8は、所定のシーケンス制御プ
ログラムを内蔵しており、圧力センサ7から制御開始信
号が供給された場合にサンプリング用ポンプ9に駆動信
号を出力し、サンプリング用ポンプ9を所定時間だけ駆
動させる。サンプリング用ポンプ9の駆動により、呼気
採取管2の呼気貯留部2bの呼気が呼気導入管4を介し
て恒温槽13のサンプルループ19へ導入される。即
ち、圧力センサ7が被検者Hによる呼気採取管2内部へ
の呼気の吐出を検出すると、呼気採取管2から呼気導入
管4を介して恒温槽13のサンプルループ19へ呼気が
自動的に導入される。また、分析制御部8は、バルブコ
ントローラ10に切換信号を出力すると共に、データ処
理部15にデータ処理開始信号を出力する。
【0016】サンプリング用ポンプ9は、呼気吸引管3
2を介してサンプリングバルブ17に接続されている。
サンプリング用ポンプ9は、呼気吸引管32を介して吸
引動作を行うことにより、呼気採取管2の呼気貯留部2
bに採取された呼気を呼気導入管4を介して恒温槽13
内部のサンプルループ19へ導入する。バルブコントロ
ーラ10は、分析制御部8から供給される切換信号に基
づき、サンプリングバルブ17のポジション(流路)を
呼気分析待機状態/呼気分析状態に適宜切換える。キャ
リアガスボンベ11には、キャリアガスが貯蔵されてい
る。キャリアガスコントローラ12は、キャリアガスボ
ンベ11に貯蔵されたキャリアガスを配管33,配管2
2,23,サンプリングバルブ17を介してサンプルル
ープ19,プレカラム20,分離カラム21へ適宜流
す。
【0017】恒温槽13の内部には、サンプリングバル
ブ17,フィルタ18,サンプルループ19,プレカラ
ム20,分離カラム21,カラムホルダ29(図1参
照),ヒータ,温度コントローラ,電動ファン(以上図
示略)等が収納されている。恒温槽13の内部は、温度
コントローラの制御に基づきヒータにより所定温度に保
たれると共に、電動ファンにより空気の循環が行われ
る。
【0018】サンプリングバルブ17は、複数個の接続
ポートを装備している。サンプリングバルブ17には、
呼気採取管2に接続された呼気導入管4がフィルタ18
を介して接続され、呼気吸引管32を介してサンプリン
グ用ポンプ9が接続されている。また、サンプリングバ
ルブ17には、サンプルループ19が接続され、配管2
2及び配管23を介してキャリアガスコントローラ12
が接続されている。また、サンプリングバルブ17に
は、プレカラム20,分離カラム21,排気用配管24
が各々接続されている。
【0019】フィルタ18は、呼気導入管4との接続部
分が例えばステンレス製のメッシュとして構成されてお
り、呼気導入管4内を導入されてくる呼気に含有された
ゴミ等を補捉する。フィルタ18でゴミ等を補捉するこ
とにより、サンプリングバルブ17内部へのゴミ等の侵
入を防止するようにしている。サンプルループ19に
は、呼気採取管2から呼気導入管4を介して導入された
呼気が呼気試料として充填される。
【0020】また、プレカラム20には、呼気試料中の
不要成分(本実施例では水分やアセトン等の極性成分)
は保持されるが、呼気試料中の分析対象の成分(本実施
例ではエタン等の炭化水素類)はほとんど保持されずに
分離カラム21に流れる。この場合、水分やアセトン等
の極性成分が分離カラム21へ流れる前に、バルブコン
トローラ10でバルブのポジション(流路)を切換える
ことにより、プレカラム20に保持されている水分やア
セトン等の極性成分をプレカラム外へ排出する。これに
伴い、分離カラム21には、呼気試料中の分析対象の成
分(本実施例では炭化水素類)のみが流入する。検出器
14は、分離カラム21に流入した成分を検出し、検出
に基づく信号をデータ処理部15へ出力する。データ処
理部15は、検出器14からの信号に基づき所定の呼気
分析データ処理を行う。
【0021】ここで、呼気分析待機状態では、キャリア
ガスコントローラ12の制御に基づきキャリアガスが配
管22,23を介して各々プレカラム20,分離カラム
21を流された後、排気用配管24から排出される。呼
気試料導入状態では、サンプリング用ポンプ9が所定時
間駆動され呼気吸引管32を介して吸引動作を行うた
め、呼気採取管2の呼気が呼気導入管4を介してサンプ
ルループ19に呼気試料として導入され充填される。呼
気分析状態では、キャリアガスコントローラ12の制御
に基づきキャリアガスが配管22を介してサンプルルー
プ19へ供給される結果、サンプルループ19内の呼気
試料がプレカラム20,分離カラム21へ押し流され、
所定成分ごとに分離される。
【0022】次に、本実施例における呼気採取分析装置
のサンプリング用ポンプ9,サンプリングバルブ17,
呼気吸引管32の配置を中心とした各部の構成を図1乃
至図3に基づき説明する。図1は呼気採取分析装置のサ
ンプリング用ポンプ9及びサンプリングバルブ17を接
続する呼気吸引管32の配設状態を示す装置外壁の一部
を切欠いた説明図、図2は呼気採取分析装置の左側面
図、図3は呼気採取分析装置の正面図である。
【0023】恒温槽13の前面側には、断熱材25を備
えた扉26が蝶番27,28を介して開閉自在に装着さ
れている。恒温槽13の外壁部の上方の角部には、呼気
採取管用ヒータ3が固定されると共に、呼気採取管用ヒ
ータ3には、呼気採取管2が保持されている。また、恒
温槽13の外壁部の上面には、サンプリング用ポンプ9
及び検出器14が固定されている。サンプリング用ポン
プ9は、呼気吸引管32を介してサンプリングバルブ1
7に接続されている。また、恒温槽13の外壁部の側面
には、バルブコントローラ10及びキャリアガスコント
ローラ12が固定されている。更に、恒温槽13の外壁
部の所定箇所には、ヒータコントローラ6,分析制御部
8,データ処理部15が固定されている(図示は省略す
る)。
【0024】他方、恒温槽13の内部における側壁部の
上方には、サンプリングバルブ17が固定されている。
また、恒温槽13の内部における中央部には、カラムホ
ルダ29が基部に固定された取付軸31に装着されてい
る。カラムホルダ29は、取付軸31に固定された先端
部分に爪を有する3本の棒状部材29aと,3本の棒状
部材29aに爪を介して支持された環状の分離カラム巻
回部材29bと,取付軸31に固定された先端部分に爪
を有する3本の棒状部材29cと,3本の棒状部材29
cに爪を介して支持された環状のプレカラム巻回部材2
9dとから構成されている。分離カラム巻回部材29b
には、分離カラム21が所定以上の曲率で巻回されると
共に、プレカラム巻回部材29dには、プレカラム20
が所定以上の曲率で巻回されている。そして、分離カラ
ム21の端部は、配管34を介して検出器14に接続さ
れている。
【0025】更に、呼気採取管2の呼気貯留部2bとサ
ンプリングバルブ17との間には、L字状の呼気導入管
4がフィルタ18を介して接続されている。呼気導入管
4及び呼気導入管4を被覆した呼気導入管用ヒータ5
は、呼気採取管用ヒータ3の側面部から恒温槽13の上
方を通り、更に恒温槽13の壁部分に形成された穴部に
配設されている。
【0026】そして、本実施例の特徴点として、サンプ
リング用ポンプ9の吸入ポート9aとサンプリングバル
ブ17の接続ポート17aとの間の直線距離を所定の短
い距離(本実施例では約30[cm])に設定すると共
に、サンプリング用ポンプ9のポート9aとサンプリン
グバルブ17の接続ポート17aとの間に接続された呼
気吸引管32の全長を所定の短い距離(本実施例では約
35[cm])に設定してある。この場合、サンプリン
グ用ポンプ9のポート9aとサンプリングバルブ17の
ポート17aとの間の直線距離は、所定距離(本実施例
では約50[cm])以内であればサンプリング用ポン
プ9の吸引動作に支障をきたさない範囲で任意の距離に
設定可能である。
【0027】次に、上記の如く構成した本実施例の作用
を説明する。
【0028】被検者Hが呼気採取管2へ呼気を吐出する
と、呼気の一部は呼気貯留部2bに貯留され、呼気の残
りは呼気排出部2cを介して排出される。圧力センサ7
が呼気採取管2における呼気の吐出圧力を検出すると、
分析制御部8は、サンプリング用ポンプ9を所定時間だ
け駆動する。また、バルブコントローラ10は、サンプ
リングバルブ17のポジションをサンプルループ19へ
の呼気導入が可能な状態に切換える。そして、サンプリ
ング用ポンプ9が呼気吸引管32を介して吸引動作を行
うため、呼気採取管2の呼気貯留部2bの呼気は呼気導
入管4へ導入された後、恒温槽13内部のサンプルルー
プ19へ導入される。
【0029】次に、バルブコントローラ10は、サンプ
リングバルブ17のポジションをサンプルループ19か
らプレカラム20,分離カラム21への呼気試料の流入
が可能な状態に切換える。キャリアガスコントローラ1
2により配管22を介してサンプルループ19へキャリ
アガスを流すと、サンプルループ19内の呼気試料がプ
レカラム20,分離カラム21へ押し流される。プレカ
ラム20には、呼気試料中の不要成分(本実施例では水
分やアセトン等の極性成分)が保持され、分離カラム2
1には、呼気試料中の分析対象の成分(本実施例では炭
化水素類)が流入する。検出器14は、分離カラム21
に流入した成分を検出し、検出に基づく信号をデータ処
理部15へ出力する。データ処理部15は、検出器14
からの信号に基づき所定の呼気分析データ処理を行う。
【0030】ところで、呼気採取分析装置では、サンプ
リング用ポンプ9を恒温槽13の外壁部上面で且つサン
プリングバルブ17の近傍に固定し、サンプリング用ポ
ンプ9のポート9aとサンプリングバルブ17のポート
17aとの間の直線距離を所定の短い距離(本実施例で
は約30[cm])に設定すると共に、サンプリング用
ポンプ9のポート9aとサンプリングバルブ17のポー
ト17aとの間に接続された呼気吸引管32の全長を所
定の短い距離(本実施例では約35[cm])に設定し
た構造となっている。
【0031】従って、被検者Hによる呼気採取管2に対
する呼気の吐出時に、サンプリング用ポンプ9により呼
気吸引管32を介して吸引動作を行うことにより呼気採
取管2内の呼気をサンプルループ19へ導入する際、呼
気吸引管32の全長が短いため,換言すれば呼気吸引管
32のデッドボリューム(余分な容量)が少ないため、
サンプリング用ポンプ9の容量は小さいもので済むこと
となる。
【0032】上述したように、本実施例によれば、サン
プリング用ポンプ9を恒温槽13の外壁部上面で且つサ
ンプリングバルブ17の近傍に固定することにより,サ
ンプリング用ポンプ9のポート9a及びサンプリングバ
ルブ17のポート17aを接続する呼気吸引管32の全
長を短くしているため、サンプリング用ポンプ9の容量
を小さくすることができると共に,そのデッドボリュー
ム(余分な容量)を低減することができる。これによ
り、サンプリング用ポンプ9の小型化を図ることがで
き、従って装置全体の小型化を図ることが可能となる。
また、サンプリング用ポンプ9の容量低減により、サン
プリング用ポンプ9における電力消費を抑えることがで
きる。更に、呼気吸引管32の長さの短縮により、呼気
採取管2に採取した呼気をサンプルループ19へ迅速に
導入することができ、従って呼気試料の分析を迅速に行
うことが可能となる。
【0033】次に、本実施例の変形例について説明す
る。
【0034】図5及び図6は変形例におけるサンプリン
グ用ポンプ9とサンプリングバルブ17との配置状態を
示す図である。変形例が上記実施例と相異する点は、サ
ンプリング用ポンプ9の取付位置を恒温槽13の外壁部
側面の上方に移した点である。変形例における前記以外
の構成は上記実施例と同様であるため、共通する構成に
は同一符号を付して説明を省略する。
【0035】これを詳述すると、恒温槽13の外壁部の
側面部分で且つサンプリングバルブ17の斜め上方に位
置する箇所には、サンプリング用ポンプ9が固定されて
いる。また、恒温槽13の外壁部の側面部分から内壁部
の上面部分にかけては、呼気吸引管挿入孔40が貫通形
成されている。呼気吸引管挿入孔40は、恒温槽13の
外壁部の側面部分ではサンプリング用ポンプ9の固定箇
所に近接した箇所に開口すると共に、恒温槽13の内壁
部の上面部分ではサンプリングバルブ17のポート17
aの上方に位置した箇所に開口している。そして、サン
プリング用ポンプ9のポート9aとサンプリングバルブ
17のポート17aとの間には、呼気吸引管41が接続
されている。
【0036】変形例によれば、サンプリング用ポンプ9
を恒温槽13の外壁部の側面部分で且つサンプリングバ
ルブ17の近傍に固定することにより,サンプリング用
ポンプ9のポート9a及びサンプリングバルブ17のポ
ート17aを接続する呼気吸引管41の全長を短くして
いるため、上記実施例と同様に、サンプリング用ポンプ
9の容量を小さくすることができると共に,そのデッド
ボリューム(余分な容量)を低減することができる。こ
れにより、サンプリング用ポンプ9の小型化を図ること
ができ、従って装置全体の小型化を図ることが可能とな
る。また、サンプリング用ポンプ9の容量低減により、
サンプリング用ポンプ9における電力消費を抑えること
ができる。更に、呼気吸引管41の長さの短縮により、
呼気採取管2に採取した呼気をサンプルループ19へ迅
速に導入することができ、従って呼気試料の分析を迅速
に行うことが可能となる。
【0037】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
複数の接続ポートを有するサンプリングバルブと呼気導
入用ポンプとを近接して配置しているため、即ち、従来
複数個必要としていたサンプリングバルブが1個で済む
と共にサンプリングバルブ及び呼気導入用ポンプを接続
する呼気吸引管の長さを短くできるため、呼気導入用ポ
ンプの容量を小さくすることができる。これにより、呼
気導入用ポンプの小型化を図ることができ、従って装置
全体の小型化を図ることが可能となり、また、呼気導入
用ポンプの容量の低減により、呼気導入用ポンプにおけ
る電力消費を抑えることができ、更には、前述のように
呼気吸引管の長さの短縮により、呼気採取管に採取した
呼気をサンプルループへ迅速に導入することができる、
といった種々の効果を奏することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明を適用した本実施例における呼気採取分
析装置のサンプリング用ポンプ及びサンプリングバルブ
を接続する呼気吸引管の配設状態を示す装置外壁の一部
を切欠いた説明図である。
【図2】本実施例における呼気採取分析装置の左側面図
である。
【図3】本実施例における呼気採取分析装置の正面図で
ある。
【図4】本実施例における呼気採取分析装置のブロック
図である。
【図5】変形例における呼気採取分析装置のサンプリン
グ用ポンプ及びサンプリングバルブを接続する呼気吸引
管の配設状態を示す説明図である。
【図6】図5におけるサンプリング用ポンプ及びサンプ
リングバルブを接続する呼気吸引管の配設状態を装置側
方から見た場合の説明図である。
【符号の説明】
2 呼気採取管 2d 呼気吹込口 4 呼気導入管 9 呼気導入用ポンプとしてのサンプリング用ポンプ 17 サンプリングバルブ 19 サンプルループ 32,41 呼気吸引管

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数の接続ポートを有するサンプリング
    バルブと、該サンプリングバルブに接続され呼気吹込口
    を有する呼気採取管と、前記サンプリングバルブに接続
    され前記呼気採取管に吹込まれた呼気が充填されるサン
    プルループと、前記サンプリングバルブに一端部が接続
    された呼気吸引管と、該呼気吸引管の他端部に接続され
    前記呼気採取管に吹込まれた呼気を前記サンプルループ
    へ導入する呼気導入用ポンプとを備え、 前記サンプリングバルブと前記呼気導入用ポンプとを近
    接して配置したことを特徴とする呼気採取装置。
JP26147894A 1994-09-30 1994-09-30 呼気採取装置 Pending JPH08101096A (ja)

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