JPH08101097A - 呼気採取装置 - Google Patents

呼気採取装置

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Publication number
JPH08101097A
JPH08101097A JP26147994A JP26147994A JPH08101097A JP H08101097 A JPH08101097 A JP H08101097A JP 26147994 A JP26147994 A JP 26147994A JP 26147994 A JP26147994 A JP 26147994A JP H08101097 A JPH08101097 A JP H08101097A
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JP
Japan
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exhalation
sampling
valve
tube
exhaled
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JP26147994A
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Inventor
Katsuhiko Sato
勝彦 佐藤
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Suzuki Motor Corp
Original Assignee
Suzuki Motor Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 特にサンプリングバルブにおける呼気成分の
吸着や水分の凝縮を防止し、呼気分析の信頼性の向上を
図る。 【構成】 呼気吹込口2dを有する呼気採取管2と、呼
気採取管2の呼気貯留部2bに一端部が連通接続された
呼気導入管4と、呼気導入管4の他端部に接続されたサ
ンプリングバルブ17と、呼気導入管4及びサンプリン
グバルブ17の間に接続されたフィルタ18と、サンプ
リングバルブ17に接続され呼気導入管4を介して呼気
が導入されるサンプルループ19と、呼気採取管2に吹
込まれた呼気を呼気導入管4を介してサンプルループ1
9へ導入するサンプリング用ポンプ9とを備え、恒温槽
13の内部に、サンプリングバルブ17,フィルタ1
8,サンプルループ19を収納する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、呼気採取装置に係り、
例えば臨床検査における呼気の採取や飲酒運転取締まり
における呼気の採取等を行う場合に好適な呼気採取装置
に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、例えば特開平6−58919号公
報に記載されている如く、被検者の呼気を採取して分析
を行う呼気採取分析装置が開発されている。当該装置
は、装置本体に付設され外周部がヒータで被覆された長
さ1.5[m]程度の呼気採取管と、呼気採取管の端部
に四方電磁バルブを介して各々接続された2本のキャリ
アガス流路と、四方電磁バルブに接続された空気ボンベ
と、各キャリアガス流路の一部を区画して設けられたサ
ンプル計量部と、各サンプル計量部の下流側に三方電磁
バルブ及び排気管を介して接続された吸引ポンプと、各
三方電磁バルブに各々接続された2つの分離カラム等と
から構成されている。当該装置では、呼気採取管やキャ
リアガス流路をヒータ及び保温材により所定温度に保っ
ている。
【0003】被検者から呼気を採取して分析を行う場合
には、被検者が呼気採取管の内部へ呼気を吐出すると、
呼気採取管へ吐出された呼気が吸引ポンプにより装置外
部へ排出される一方、呼気の一部が呼気試料として各サ
ンプル計量部に充満される。次いで、各計量部に空気ボ
ンベからキャリアガスを送り込むと、各サンプル計量部
に充満されている呼気試料が各分離カラムへ送り込まれ
た後、各呼気試料は、各成分ガスの保持時間の違いによ
り分離される。この後、所定の演算処理により呼気分析
が行われる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところで、一般に呼気
採取分析装置では、被検者から採取した呼気の正確な分
析を行うため(当該被検者の呼気成分に他の被検者の呼
気成分や水分が混入することを回避するため)、呼気採
取分析装置における被検者から採取した呼気が接触する
部分に対して,呼気に含有されている成分が吸着したり
水分が凝縮する現象を防止することが必要である。この
ような呼気成分の吸着や水分の凝縮を防止するために
は、被検者から採取した呼気が接触する部分を少なくと
も人間の体温以上の温度に保つ必要がある。
【0005】しかしながら、上述したような従来の呼気
採取分析装置においては、呼気採取管や,一部がサンプ
ル計量部として区画されたキャリアガス流路を所定温度
に保つようにしてはいるが、呼気採取管とキャリアガス
流路との間に配設されたバルブを所定温度に保つ構造と
はなっていなかったため、バルブの内部で呼気成分の吸
着や水分の凝縮が発生し易いという問題があった。この
ようなバルブ内における呼気成分の吸着や水分の凝縮が
発生した状態で、呼気採取管に採取した呼気をバルブを
介してキャリアガス流路のサンプル計量部へ導入し、サ
ンプル計量部の呼気試料を分離カラムへ送り込んで分析
を行った場合、当該被検者の呼気成分に,バルブ内に残
留している前の被検者の呼気成分や水分が混入するた
め、正確な呼気分析を行うことができなくなる不都合が
あった。
【0006】
【発明の目的】本発明は、上記従来例の有する不都合を
改善し、特に、呼気採取管に採取した呼気の通路となる
バルブを所定温度に保つことにより、バルブ内における
呼気成分の吸着や水分の凝縮を防止し、呼気分析の信頼
性の向上を図った呼気採取装置を提供することを、その
目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明は、呼気吹込口を
有する呼気採取管に一端部が接続された呼気導入管と、
呼気導入管の他端部に接続された塵埃補捉用のフィルタ
と、複数の接続ポートを有し呼気導入管がフィルタを介
して接続されたバルブと、バルブに接続され呼気採取管
に吹込まれた呼気を呼気導入管及びバルブを介して所定
の呼気試料充填部へ導入する呼気導入用ポンプとを備
え、各構成部材のうち少なくともバルブ及びフィルタ
を、内部温度が少なくとも人間の体温以上に保たれた恒
温槽の内部に収納する、という構成を採っている。これ
によって前述した目的を達成しようとするものである。
【0008】
【作用】本発明によれば、呼気採取管の呼気吹込口から
呼気を吹込むと、吹込んだ呼気が呼気採取管に採取され
る。呼気導入用ポンプを駆動すると、呼気採取管に採取
された呼気は、呼気採取管に一端部が連通接続された呼
気導入管に導入され、呼気導入管及びフィルタを介して
バルブを通り、所定の呼気試料充填部へ導入される。従
って、呼気導入管を通る呼気の中に含有されている塵埃
はフィルタで補捉される。また、バルブは、内部温度が
少なくとも人間の体温以上に保たれた恒温槽の内部に収
納されている。従って、呼気採取管に採取された呼気が
呼気導入管及びバルブを介して所定の呼気試料充填部へ
導入される際、バルブの内部に呼気成分が吸着したり水
分が凝縮することはない。
【0009】
【実施例】以下、本発明を適用してなる実施例を図面に
基づいて説明する。
【0010】先ず、本実施例における呼気採取分析装置
の全体の構成を図5に基づき説明する。本実施例におけ
る呼気分析装置は、例えば医療分野における臨床検査用
の呼気分析や患者の病態の監視,産業分野における作業
環境の測定や室内環境の測定,警察分野における飲酒運
転取締まりや麻薬取締まり,消防分野における火災原因
調査,健康産業分野における健康管理等,広範な分野に
使用可能となっている。
【0011】呼気採取分析装置は、滅菌処理されたディ
スポーザブル・マウスピース1(以下マウスピース1と
略称)が着脱自在に装着された例えばガラスから成る呼
気採取管2と,呼気呼気採取管用ヒータ3と,例えばス
テンレスから成る呼気導入管4と,呼気導入管用ヒータ
5と,ヒータコントローラ6と,圧力センサ7と,分析
制御部8と,サンプリング用ポンプ9と,バルブコント
ローラ10と,キャリアガスボンベ11と,キャリアガ
スコントローラ12と,恒温槽13と,検出器14と,
データ処理部15とから大略構成されている。
【0012】これを詳述すると、呼気採取管2は、被検
者Hからマウスピース1を介して吐出された呼気を採取
するためのものであり、マウスピース装着部分は呼気採
取管用ヒータ3の外部に突出した状態に配置されると共
に、本体部分は呼気採取管用ヒータ3の内部に配置され
ている。呼気採取管2は、円筒状の呼気流入部2aと,
球状の呼気貯留部2bと,内径が先端部へ向けて徐々に
小さくなるようにテーパが形成された呼気排出部2cと
から一体に構成されている。呼気流入部2aの端部はマ
ウスピース1が装着される呼気吹込口2dとして構成さ
れ、呼気排出部2cの端部は呼気採取管用ヒータ3の外
部に開口している。
【0013】被検者Hから呼気採取管2へ吐出された呼
気は、呼気流入部2aを通り呼気貯留部2bにその一部
が貯留されると共に、呼気排出部2cを介して呼気採取
管用ヒータ3の外部へ排出される。この場合、被検者H
により呼気採取管2へ吐出された呼気は、次の被検者の
呼気吐出動作により呼気採取管用ヒータ3の外部へ排出
されるため、呼気採取管2のパージは不要となってい
る。呼気採取管用ヒータ3は、呼気採取管2が係合する
溝を有する1対の上側ヒータ3a及び下側ヒータ3b
(図1参照)から構成されており、ヒータコントローラ
6の制御に基づき呼気採取管2を加熱する。呼気採取管
2を加熱することにより、呼気採取管2の内壁面に対す
る呼気成分の吸着や水分の凝縮を防止している。
【0014】呼気導入管4は、呼気採取管2に採取した
呼気の一部を恒温槽13のサンプルループ19へ導入す
るためのものであり、呼気採取管2の呼気貯留部2bと
恒温槽13のサンプリングバルブ17との間に連通接続
されている。呼気導入管用ヒータ5は、ヒータコントロ
ーラ6の制御に基づき呼気導入管4を加熱する。呼気導
入管4を加熱することにより、呼気導入管4の内壁面に
対する呼気成分の吸着や水分の凝縮を防止している。
【0015】ヒータコントローラ6は、呼気採取管用ヒ
ータ3及び呼気導入管用ヒータ5に対する通電を制御す
る。また、圧力センサ7は、被検者Hによる呼気採取管
2に対する呼気の吐出圧力を検出すると共に,制御開始
信号を分析制御部8へ出力するものであり、呼気採取管
2の呼気貯留部2bに配管16を介して連通接続されて
いる。圧力センサ7としては、被検者Hから呼気採取管
2内部に吐出された呼気の微少な吐出圧力も検出できる
ような高感度のものを使用している。
【0016】分析制御部8は、所定のシーケンス制御プ
ログラムを内蔵しており、圧力センサ7から制御開始信
号が供給された場合にサンプリング用ポンプ9に駆動信
号を出力し、サンプリング用ポンプ9を所定時間だけ駆
動させる。サンプリング用ポンプ9の駆動により、呼気
採取管2の呼気貯留部2bの呼気が呼気導入管4を介し
て恒温槽13のサンプルループ19へ導入される。即
ち、圧力センサ7が被検者Hによる呼気採取管2内部へ
の呼気の吐出を検出すると、呼気採取管2から呼気導入
管4を介して恒温槽13のサンプルループ19へ呼気が
自動的に導入される。また、分析制御部8は、バルブコ
ントローラ10に切換信号を出力すると共に、データ処
理部15にデータ処理開始信号を出力する。
【0017】サンプリング用ポンプ9は、呼気吸引管3
2を介してサンプリングバルブ17に接続されている。
サンプリング用ポンプ9は、呼気吸引管32を介して吸
引動作を行うことにより、呼気採取管2の呼気貯留部2
bに採取された呼気を呼気導入管4を介して恒温槽13
内部のサンプルループ19へ導入する。バルブコントロ
ーラ10は、分析制御部8から供給される切換信号に基
づき、サンプリングバルブ17のポジション(流路)を
呼気分析待機状態/呼気分析状態に適宜切換える。キャ
リアガスボンベ11には、キャリアガスが貯蔵されてい
る。キャリアガスコントローラ12は、キャリアガスボ
ンベ11に貯蔵されたキャリアガスを配管33,配管2
2,23,サンプリングバルブ17を介してサンプルル
ープ19,プレカラム20,分離カラム21へ適宜流
す。
【0018】恒温槽13の内部には、サンプリングバル
ブ17,フィルタ18,サンプルループ19,プレカラ
ム20,分離カラム21,カラムホルダ29(図1参
照),ヒータ,温度コントローラ,電動ファン(以上図
示略)等が収納されている。恒温槽13の内部は、温度
コントローラの制御に基づきヒータにより所定温度(例
えば80〜100[度C]程度)に保温されると共に、
電動ファンにより空気の循環が行われる。
【0019】サンプリングバルブ17は、図4に示す如
く、10個のポートP1〜P10を装備している。ポー
トP1には、呼気採取管2に接続された呼気導入管4が
フィルタ18を介して接続され、ポートP2には、呼気
吸引管32を介してサンプリング用ポンプ9が接続され
ている。ポートP3とポートP10との間には、サンプ
ルループ19が接続されている。ポートP4及びポート
P7には、配管22及び配管23を介してキャリアガス
コントローラ12が接続されている。ポートP5とポー
トP9との間には、プレカラム20が接続され、ポート
P6と検出器14との間には、分離カラム21が接続さ
れている。ポートP8には、排気用配管24が接続され
ている。
【0020】フィルタ18は、呼気導入管4との接続部
分が例えばステンレス製のメッシュ(目の細かさが約2
〜10[μm]程度)として構成されており、呼気導入
管4内を導入されてくる呼気に含有されたゴミ等を補捉
する。フィルタ18でゴミ等を除去することにより、サ
ンプリングバルブ17内部へのゴミ等の侵入を防止する
ようにしている。フィルタ18は、目詰まりが発生した
場合や劣化した場合には交換可能となっている。サンプ
ルループ19には、呼気採取管2から呼気導入管4を介
して導入された呼気が呼気試料として充填される。この
場合、呼気導入管4の内径及び呼気吸引管32の内径
は、サンプルループ19の内径よりも大きく設定されて
いる。
【0021】また、プレカラム20には、呼気試料中の
不要成分(本実施例では水分やアセトン等の極性成分)
は保持されるが、呼気試料中の分析対象の成分(本実施
例ではエタン等の炭化水素類)はほとんど保持されずに
分離カラム21に流れる。この場合、水分やアセトン等
の極性成分が分離カラム21へ流れる前に、バルブコン
トローラ10でバルブのポジション(流路)を切換える
ことにより、プレカラム20に保持されている水分やア
セトン等の極性成分をプレカラム外へ排出する。これに
伴い、分離カラム21には、呼気試料中の分析対象の成
分(本実施例では炭化水素類)のみが流入する。検出器
14は、分離カラム21に流入した成分を検出し、検出
に基づく信号をデータ処理部15へ出力する。データ処
理部15は、検出器14からの信号に基づき所定の呼気
分析データ処理を行う。
【0022】ここで、呼気分析待機状態では、キャリア
ガスコントローラ12の制御に基づきキャリアガスが配
管22,23を介して各々プレカラム20,分離カラム
21を流された後、排気用配管24から排出される。呼
気試料導入状態では、サンプリング用ポンプ9が所定時
間駆動され、呼気採取管2の呼気が呼気導入管4を介し
てサンプルループ19に呼気試料として導入され充填さ
れる。呼気分析状態では、キャリアガスコントローラ1
2の制御に基づきキャリアガスが配管22を介してサン
プルループ19へ供給される結果、サンプルループ19
内の呼気試料がプレカラム20,分離カラム21へ押し
流される。
【0023】次に、呼気採取分析装置の恒温槽13を中
心とした各部の構成を図1乃至図3に基づき説明する。
図1は呼気採取分析装置の正面図、図2は呼気採取分析
装置の左側面図、図3は呼気採取分析装置の扉26の一
部を省略すると共に外壁の一部を切欠いた説明図であ
る。
【0024】恒温槽13の前面側には、断熱材25を備
えた扉26が蝶番27,28を介して開閉自在に装着さ
れている。恒温槽13の上側の角部には、呼気採取管用
ヒータ3が固定されると共に、呼気採取管用ヒータ3に
は、呼気採取管2が保持されている。また、恒温槽13
の外壁部の上面には、サンプリング用ポンプ9及び検出
器14が固定されている。また、恒温槽13の外壁部の
側面には、バルブコントローラ10及びキャリアガスコ
ントローラ12が固定されている。更に、恒温槽13の
外壁部の所定箇所には、ヒータコントローラ6,分析制
御部8,データ処理部15が固定されている(図示は省
略する)。
【0025】他方、恒温槽13の内部における側壁部の
上方には、サンプリングバルブ17が固定されている。
また、恒温槽13の内部における中央部には、カラムホ
ルダ29が基部に固定された取付軸31に装着されてい
る。カラムホルダ29は、取付軸31に固定された先端
部分に爪を有する3本の棒状部材29aと,3本の棒状
部材29aに爪を介して支持された環状の分離カラム巻
回部材29bと,取付軸31に固定された先端部分に爪
を有する3本の棒状部材29cと,3本の棒状部材29
cに爪を介して支持された環状のプレカラム巻回部材2
9dとから構成されている。分離カラム巻回部材29b
には、分離カラム21が所定以上の曲率で巻回されると
共に、プレカラム巻回部材29dには、プレカラム20
が所定以上の曲率で巻回されている。そして、分離カラ
ム21の端部は、配管34を介して検出器14に接続さ
れている。
【0026】更に、呼気採取管2の呼気貯留部2bとサ
ンプリングバルブ17のポートP1との間には、L字状
の呼気導入管4がフィルタ18を介して接続されてい
る。呼気導入管4及び呼気導入管4を被覆した呼気導入
管用ヒータ5は、呼気採取管用ヒータ3の側面部から恒
温槽13の上方を通り、更に恒温槽13の壁部分に形成
された穴部に配設されている。図1では呼気採取管2の
装着されるマウスピース1の図示は省略してある。
【0027】次に、上記の如く構成した本実施例の作用
を説明する。
【0028】被検者Hが呼気採取管2へ呼気を吐出する
と、呼気の一部は呼気貯留部2bに貯留され、呼気の残
りは呼気排出部2cを介して排出される。圧力センサ7
が呼気採取管2における呼気の吐出圧力を検出すると、
分析制御部8は、サンプリング用ポンプ9を所定時間だ
け駆動する。また、バルブコントローラ10は、サンプ
リングバルブ17のポジションをサンプルループ19へ
の呼気導入が可能な状態に切換える。これにより、呼気
採取管2の呼気貯留部2bの呼気は呼気導入管4へ導入
された後、恒温槽13内部のサンプルループ19へ導入
される。
【0029】次に、バルブコントローラ10は、サンプ
リングバルブ17のポジションをサンプルループ19か
らプレカラム20,分離カラム21への呼気試料の流入
が可能な状態に切換える。キャリアガスコントローラ1
2により配管22を介してサンプルループ19へキャリ
アガスを流すと、サンプルループ19内の呼気試料がプ
レカラム20,分離カラム21へ押し流される。プレカ
ラム20には、呼気試料中の不要成分(本実施例では水
分やアセトン等の極性成分)が保持され、分離カラム2
1には、呼気試料中の分析対象の成分(本実施例では炭
化水素類)が流入する。検出器14は、分離カラム21
に流入した成分を検出し、検出に基づく信号をデータ処
理部15へ出力する。データ処理部15は、検出器14
からの信号に基づき所定の呼気分析データ処理を行う。
【0030】ところで、呼気採取分析装置では、所定温
度(例えば80〜100[度C]程度)に保温された恒
温槽13の内部にサンプリングバルブ17を収納してい
るため、被検者Hから呼気採取管2に採取した呼気を呼
気導入管4及びサンプリングバルブ17を介してサンプ
ルループ19へ導入する際、サンプリングバルブ17内
部の呼気流路における呼気成分の吸着や水分の凝縮が防
止される。
【0031】また、上述のように恒温槽13の内部にサ
ンプリングバルブ17を収納すると共にプレカラム2
0,分離カラム21を収納しているため、サンプリング
バルブ17専用の恒温槽が不要となると共に、サンプリ
ングバルブ17とプレカラム20,分離カラム21との
接続が容易となる。また、サンプリングバルブ17の内
部が被検者Hの呼気以外の物質で万が一汚染された場合
でも、恒温槽13の温度を高温(例えば200[度C]
程度)にすれば汚染物質の焼き出しが可能となる。
【0032】また、恒温槽13の内部にサンプルループ
19も収納しているため、サンプルループ19の温度を
一定温度に保つことができる。これにより、サンプルル
ープ19の内壁面に対する呼気成分の吸着や水分の凝縮
が防止されると共に、サンプルループ19内部に充填さ
れる呼気試料の量が変化することが防止される。
【0033】また、呼気導入管4とサンプリングバルブ
17との間に目の細かいフィルタ18を配設しているた
め、呼気採取管2から呼気導入管4内を導入されてくる
呼気にゴミが含有されている場合には、フィルタ18で
ゴミが的確に補捉される。これにより、サンプリングバ
ルブ17内部へのゴミの侵入が防止される。また、恒温
槽13の内部にフィルタ18も収納しているため、フィ
ルタ18内部における呼気成分の吸着や水分の凝縮が防
止される。
【0034】上述したように、本実施例によれば、恒温
槽13の内部にプレカラム20,分離カラム21と共に
サンプリングバルブ17,サンプルループ19を収納
し,恒温槽13内部の呼気導入管4とサンプリングバル
ブ17との間にフィルタ18を配設したため、サンプリ
ングバルブ17,フィルタ18,サンプルループ19内
部における呼気成分の吸着や水分の凝縮を防止すること
ができると共に、サンプリングバルブ17内部へのゴミ
の侵入を防止することができる。これにより、呼気採取
管2で採取した被検者Hの呼気をそのままの状態に保っ
てサンプルループ19に導入することができるため、呼
気分析の信頼性の向上を図ることができる。
【0035】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
バルブ及びフィルタを内部温度が少なくとも人間の体温
以上に保たれた恒温槽の内部に収納したため、呼気採取
管に採取した呼気を呼気導入管及びバルブを介して所定
の呼気試料充填部へ導入する際、バルブの内部の呼気流
路における呼気成分の吸着や水分の凝縮を防止すること
ができる。また、呼気導入管とバルブとの間に塵埃除去
用のフィルタを接続しているため、呼気導入管内を導入
されてきた呼気に含有された塵埃をフィルタで補捉する
ことができ、バルブ内部に対する塵埃の侵入を防止する
ことができる。従って、上記のことから、呼気採取管で
採取した呼気をそのままの状態に保って所定の呼気試料
充填部へ導入することができるため、呼気分析の信頼性
の向上を図ることができる、という効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明を適用した本実施例における呼気採取分
析装置の正面図である。
【図2】本実施例における呼気採取分析装置の左側面図
である。
【図3】図2における呼気採取分析装置の扉の一部を省
略すると共に外壁の一部を切欠いた説明図である。
【図4】本実施例における呼気採取分析装置のサンプリ
ングバルブの各ポートに対する各部の接続状態を示す説
明図である。
【図5】本実施例における呼気採取分析装置のブロック
図である。
【符号の説明】
2 呼気採取管 2d 呼気吹込口 4 呼気導入管 9 呼気導入用ポンプとしてのサンプリング用ポンプ 17 バルブとしてのサンプリングバルブ 18 フィルタ 19 所定の呼気試料充填部としてのサンプルループ

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 呼気吹込口を有する呼気採取管に一端部
    が接続された呼気導入管と、該呼気導入管の他端部に接
    続された塵埃補捉用のフィルタと、複数の接続ポートを
    有し前記呼気導入管が前記フィルタを介して接続された
    バルブと、該バルブに接続され前記呼気採取管に吹込ま
    れた呼気を前記呼気導入管及びバルブを介して所定の呼
    気試料充填部へ導入する呼気導入用ポンプとを備え、 前記各構成部材のうち少なくとも前記バルブ及びフィル
    タを、内部温度が少なくとも人間の体温以上に保たれた
    恒温槽の内部に収納したことを特徴とする呼気採取装
    置。
JP26147994A 1994-09-30 1994-09-30 呼気採取装置 Withdrawn JPH08101097A (ja)

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JP26147994A JPH08101097A (ja) 1994-09-30 1994-09-30 呼気採取装置

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