JPH08102019A - 磁気ヘッド装置 - Google Patents
磁気ヘッド装置Info
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- JPH08102019A JPH08102019A JP23510594A JP23510594A JPH08102019A JP H08102019 A JPH08102019 A JP H08102019A JP 23510594 A JP23510594 A JP 23510594A JP 23510594 A JP23510594 A JP 23510594A JP H08102019 A JPH08102019 A JP H08102019A
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- Japan
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- magnetic head
- mounting base
- magnetic
- chips
- film
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 ヘッド取付け基台に取付けられる各磁気ヘッ
ドチップのトラック位置精度を簡単に、且つ高精度に制
御する。 【構成】 ヘッド取付け基台3に少なくとも2以上の磁
気ヘッドチップ1,2が設けられてなる磁気ヘッド装置
において、磁気ヘッドチップ相互間のトラック位置を、
ヘッド取付け基台3と磁気ヘッドチップ2間に設けた形
状記憶合金膜10により調整する。
ドチップのトラック位置精度を簡単に、且つ高精度に制
御する。 【構成】 ヘッド取付け基台3に少なくとも2以上の磁
気ヘッドチップ1,2が設けられてなる磁気ヘッド装置
において、磁気ヘッドチップ相互間のトラック位置を、
ヘッド取付け基台3と磁気ヘッドチップ2間に設けた形
状記憶合金膜10により調整する。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、同一のヘッド取付け基
台に少なくとも2つ以上の磁気ヘッドチップが取付けら
れてなる磁気ヘッド装置に関する。
台に少なくとも2つ以上の磁気ヘッドチップが取付けら
れてなる磁気ヘッド装置に関する。
【0002】
【従来の技術】磁気記録再生装置における情報の読み取
り又は書き込みを行っているのが、磁気ヘッド装置であ
る。磁気ヘッド装置の一般的な形状を図7に示す。実際
に情報の伝達を行うのは、図7に示す磁気ヘッドチップ
101,102である。
り又は書き込みを行っているのが、磁気ヘッド装置であ
る。磁気ヘッド装置の一般的な形状を図7に示す。実際
に情報の伝達を行うのは、図7に示す磁気ヘッドチップ
101,102である。
【0003】これら磁気ヘッドチップ101,102
は、一般に小さく脆性材料で出来ているため、扱い易
く、または巻線し易く、或いは固定できるようにするた
め、金属板からなるヘッド取付け基台103上に固定さ
れる。
は、一般に小さく脆性材料で出来ているため、扱い易
く、または巻線し易く、或いは固定できるようにするた
め、金属板からなるヘッド取付け基台103上に固定さ
れる。
【0004】近年においては、記録密度を向上させた
り、特殊再生をさせたりするために、1つのヘッド取付
け基台103に複数の磁気ヘッドチップ101,102
を貼り付けることが行われている。2つの磁気ヘッドチ
ップ101,102を同一のヘッド取付け基台103に
貼付けたものを、一般にダブルアジマスヘッドという。
り、特殊再生をさせたりするために、1つのヘッド取付
け基台103に複数の磁気ヘッドチップ101,102
を貼り付けることが行われている。2つの磁気ヘッドチ
ップ101,102を同一のヘッド取付け基台103に
貼付けたものを、一般にダブルアジマスヘッドという。
【0005】ダブルアジマスヘッドは、図8に示すよう
に、互いの磁気ヘッドチップ101,102からの磁界
の影響を受けないようにするため、磁気ギャップg1 ,
g2の向きが異なるようにされている。また、このダブ
ルアジマスヘッドでは、各磁気ヘッドチップ101,1
02同士のトラック位置が重要となる。
に、互いの磁気ヘッドチップ101,102からの磁界
の影響を受けないようにするため、磁気ギャップg1 ,
g2の向きが異なるようにされている。また、このダブ
ルアジマスヘッドでは、各磁気ヘッドチップ101,1
02同士のトラック位置が重要となる。
【0006】すなわち、ドラムへの取付け面となるヘッ
ド取付け基台103のヘッド取付け面103aより各磁
気ヘッドチップ101,102のトラックエッジ部分ま
での垂直距離H1 ,H2 が重要である。この垂直距離H
1 ,H2 が予め決められた距離から外れたりすると、ト
ラック幅が実質的に狭くなったり、トラック間に必要以
上のガードバンドが出来たりして、記録再生に好ましく
ない結果となる。
ド取付け基台103のヘッド取付け面103aより各磁
気ヘッドチップ101,102のトラックエッジ部分ま
での垂直距離H1 ,H2 が重要である。この垂直距離H
1 ,H2 が予め決められた距離から外れたりすると、ト
ラック幅が実質的に狭くなったり、トラック間に必要以
上のガードバンドが出来たりして、記録再生に好ましく
ない結果となる。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記の
ように各磁気ヘッドチップ101,102間にトラック
位置ずれがあると、これら磁気ヘッドチップ101,1
02をヘッド取付け基台103に貼付けた後は調整のし
ようがない。
ように各磁気ヘッドチップ101,102間にトラック
位置ずれがあると、これら磁気ヘッドチップ101,1
02をヘッド取付け基台103に貼付けた後は調整のし
ようがない。
【0008】このため、ヘッド取付け基台103に磁気
ヘッドチップ101,102を貼付ける前にチップ加工
精度を高精度に仕上げるか、または貼付ける時にトラッ
ク位置を検出し、位置を見ながら接着剤で浮かして貼付
けるかのいずれかをしなければならなかった。
ヘッドチップ101,102を貼付ける前にチップ加工
精度を高精度に仕上げるか、または貼付ける時にトラッ
ク位置を検出し、位置を見ながら接着剤で浮かして貼付
けるかのいずれかをしなければならなかった。
【0009】ところが、磁気ヘッドチップ101,10
2の寸法精度を高精度に仕上げるとすると、加工単価が
上がり、コストの増大が避けられない。一方、接着剤で
浮かして磁気ヘッドチップ101,102を貼付けよう
とすると、その作業が大変だけでなく、高価な装置が必
要となる。
2の寸法精度を高精度に仕上げるとすると、加工単価が
上がり、コストの増大が避けられない。一方、接着剤で
浮かして磁気ヘッドチップ101,102を貼付けよう
とすると、その作業が大変だけでなく、高価な装置が必
要となる。
【0010】そこで本発明は、上述の従来の有する課題
に鑑みて提案されたものであって、ヘッド取付け基台に
取付けられる磁気ヘッドチップ相互間のトラック位置精
度を簡単に、且つ高精度に制御することができる磁気ヘ
ッド装置を提供することを目的とする。
に鑑みて提案されたものであって、ヘッド取付け基台に
取付けられる磁気ヘッドチップ相互間のトラック位置精
度を簡単に、且つ高精度に制御することができる磁気ヘ
ッド装置を提供することを目的とする。
【0011】
【課題を解決するための手段】本発明では、ヘッド取付
け基台上に貼付けられる2以上の磁気ヘッドチップ相互
間のトラック位置を制御するため、ヘッド取付け基台と
磁気ヘッドチップとの間に形状記憶合金膜を介在させ、
その形状記憶合金膜の厚みを調整することで、磁気ヘッ
ドチップ相互間のトラック位置を調整する。
け基台上に貼付けられる2以上の磁気ヘッドチップ相互
間のトラック位置を制御するため、ヘッド取付け基台と
磁気ヘッドチップとの間に形状記憶合金膜を介在させ、
その形状記憶合金膜の厚みを調整することで、磁気ヘッ
ドチップ相互間のトラック位置を調整する。
【0012】形状記憶合金膜は、全ての磁気ヘッドチッ
プとヘッド取付け基台との間、または少なくとも1の磁
気ヘッドチップとヘッド取付け基台との間に設けられて
いればよい。また、そのトラック位置調整をより高精度
に行うべく、合金成分の異なる膜を積層した積層膜とす
ることが望ましい。この形状記憶合金膜をヘッド取付け
基台に成膜するには、蒸着又はスパッタリング等の真空
薄膜形成手段が採用できる。また、各磁気ヘッドチップ
に形成する磁気ギャップは、クロストーク等の影響を無
くすために、互いに異なる向きとすることが望ましい。
プとヘッド取付け基台との間、または少なくとも1の磁
気ヘッドチップとヘッド取付け基台との間に設けられて
いればよい。また、そのトラック位置調整をより高精度
に行うべく、合金成分の異なる膜を積層した積層膜とす
ることが望ましい。この形状記憶合金膜をヘッド取付け
基台に成膜するには、蒸着又はスパッタリング等の真空
薄膜形成手段が採用できる。また、各磁気ヘッドチップ
に形成する磁気ギャップは、クロストーク等の影響を無
くすために、互いに異なる向きとすることが望ましい。
【0013】
【作用】本発明の磁気ヘッド装置においては、ヘッド取
付け基台と磁気ヘッドチップとの間に形状記憶合金膜を
介在させているので、この形状記憶合金膜にある決まっ
た温度を与えることで、磁気ヘッドチップのトラック位
置が予め決められた位置となり、これら磁気ヘッドチッ
プ相互間のトラック位置が決まる。
付け基台と磁気ヘッドチップとの間に形状記憶合金膜を
介在させているので、この形状記憶合金膜にある決まっ
た温度を与えることで、磁気ヘッドチップのトラック位
置が予め決められた位置となり、これら磁気ヘッドチッ
プ相互間のトラック位置が決まる。
【0014】また、形状記憶合金膜を合金成分の異なる
積層膜とすると、各膜毎に変態温度が異なることから、
温度を少しずつつ変えてやることにより、磁気ヘッドチ
ップ相互間のトラック位置がより微小に調整し易くな
る。
積層膜とすると、各膜毎に変態温度が異なることから、
温度を少しずつつ変えてやることにより、磁気ヘッドチ
ップ相互間のトラック位置がより微小に調整し易くな
る。
【0015】
【実施例】以下、本発明を適用した具体的な実施例につ
いて図面を参照しながら詳細に説明する。
いて図面を参照しながら詳細に説明する。
【0016】本実施例の磁気ヘッド装置においては、図
1及び図2に示すように、互いに異なるアジマス角を有
する一対の磁気ヘッドチップ1,2が、同一のヘッド取
付け基台3上に所定のトラック位置関係を持って貼付け
られている。
1及び図2に示すように、互いに異なるアジマス角を有
する一対の磁気ヘッドチップ1,2が、同一のヘッド取
付け基台3上に所定のトラック位置関係を持って貼付け
られている。
【0017】これら磁気ヘッドチップ1,2は、いずれ
もフェライト等の一対の磁気コア4,5,6,7からな
る。これら磁気コア4,5,6,7は、例えばSiO2
等のギャップ膜を介して突き合わされ、ガラス融着され
ることにより接合一体化されている。そして、その突き
合わされた磁気コア4,5,6,7の突き合わせ面間に
は、記録再生ギャップ又は消去ギャップとして機能する
磁気ギャップg1 ,g2 が形成されている。
もフェライト等の一対の磁気コア4,5,6,7からな
る。これら磁気コア4,5,6,7は、例えばSiO2
等のギャップ膜を介して突き合わされ、ガラス融着され
ることにより接合一体化されている。そして、その突き
合わされた磁気コア4,5,6,7の突き合わせ面間に
は、記録再生ギャップ又は消去ギャップとして機能する
磁気ギャップg1 ,g2 が形成されている。
【0018】これら磁気ギャップg1 ,g2 は、互いの
磁気ヘッドチップ1,2からの磁界の影響を受けないよ
うにするため、互いに異なる向きのアジマス角を有して
いる。また、一方の磁気コア4,7の突き合わせ面に
は、巻線を巻回させるための巻線溝8,9が形成されて
いる。
磁気ヘッドチップ1,2からの磁界の影響を受けないよ
うにするため、互いに異なる向きのアジマス角を有して
いる。また、一方の磁気コア4,7の突き合わせ面に
は、巻線を巻回させるための巻線溝8,9が形成されて
いる。
【0019】なお、ここで用いる磁気ヘッドチップ1,
2としては、フェライト単体の磁気ヘッドの他、磁気ギ
ャップ近傍部にセンダスト等の金属磁性膜を配したいわ
ゆるメタルインギャップ型の磁気ヘッドのいずれも適用
できる。要は、閉磁路を構成する磁気ヘッドであれば、
特に限定されない。
2としては、フェライト単体の磁気ヘッドの他、磁気ギ
ャップ近傍部にセンダスト等の金属磁性膜を配したいわ
ゆるメタルインギャップ型の磁気ヘッドのいずれも適用
できる。要は、閉磁路を構成する磁気ヘッドであれば、
特に限定されない。
【0020】そして、これら磁気ヘッドチップ1,2の
うち、一方の磁気ヘッドチップ1はヘッド取付け基台3
のドラム取付け面となるヘッド取付け面3aに直接貼付
けられるが、他方の磁気ヘッドチップ2はヘッド取付け
面3a上に設けられた形状記憶合金膜10の上に貼付け
られている。
うち、一方の磁気ヘッドチップ1はヘッド取付け基台3
のドラム取付け面となるヘッド取付け面3aに直接貼付
けられるが、他方の磁気ヘッドチップ2はヘッド取付け
面3a上に設けられた形状記憶合金膜10の上に貼付け
られている。
【0021】なお、ヘッド取付け面3aに直接貼付けら
れる磁気ヘッドチップ1を第1の磁気ヘッドチップ1、
形状記憶合金膜10上に貼付けられる磁気ヘッドチップ
2を第2の磁気ヘッドチップ2と以後称する。
れる磁気ヘッドチップ1を第1の磁気ヘッドチップ1、
形状記憶合金膜10上に貼付けられる磁気ヘッドチップ
2を第2の磁気ヘッドチップ2と以後称する。
【0022】形状記憶合金膜10は、合金を構成するあ
る金属の含有率を変えた3層の膜10a,10b,10
cを積層した積層膜構造とされ、蒸着やスパッタリング
によって成膜されている。すなわち、形状記憶合金膜1
0は、同一組成からなる単層の膜ではなく、それぞれの
膜10a,10b,10cがある金属の含有率を異なら
しめた膜として形成されている。
る金属の含有率を変えた3層の膜10a,10b,10
cを積層した積層膜構造とされ、蒸着やスパッタリング
によって成膜されている。すなわち、形状記憶合金膜1
0は、同一組成からなる単層の膜ではなく、それぞれの
膜10a,10b,10cがある金属の含有率を異なら
しめた膜として形成されている。
【0023】なお、これら積層膜10a,10b,10
cは、ヘッド取付け面3aより第2の磁気ヘッドチップ
2へ向かって、第1膜10a、第2膜10b、第3膜1
0cと以後称する。
cは、ヘッド取付け面3aより第2の磁気ヘッドチップ
2へ向かって、第1膜10a、第2膜10b、第3膜1
0cと以後称する。
【0024】これら第1膜10a,第2膜10b,第3
膜10cは、いずれも圧延等の手法によって圧縮応力が
かけられて歪みが生じせしめられ、応力誘起マルテンサ
イトが発生させられた状態とされ、また、変態点が異な
ったものとされている。
膜10cは、いずれも圧延等の手法によって圧縮応力が
かけられて歪みが生じせしめられ、応力誘起マルテンサ
イトが発生させられた状態とされ、また、変態点が異な
ったものとされている。
【0025】図3に、一般的な形状記憶合金の温度特性
を示す。図3中、O点からAs点まではマルテンサイト
状態で、それに見合った熱膨張を示すが、As点からA
f点までは変態に伴う歪みを生じ、Af点以降はオース
テナイト状態の熱膨張による歪みを生じる。逆に、温度
を下げてくるとF点からMs点まではオーステナイトの
熱膨張による歪みを示し、Ms点からMf点まではマル
テンサイトへの変態に対応した歪みを生じる。
を示す。図3中、O点からAs点まではマルテンサイト
状態で、それに見合った熱膨張を示すが、As点からA
f点までは変態に伴う歪みを生じ、Af点以降はオース
テナイト状態の熱膨張による歪みを生じる。逆に、温度
を下げてくるとF点からMs点まではオーステナイトの
熱膨張による歪みを示し、Ms点からMf点まではマル
テンサイトへの変態に対応した歪みを生じる。
【0026】本発明では、F点とMs点の間にある合金
に応力(変形)を与えて応力誘起マルテンサイトを生じ
させて、Aa点からMm点へ変形させる。そして、必要
な膜だけその材料のAf点以上に加熱してオーステナイ
トに戻して変形を回復させることによって、所望の変位
を得るものである。
に応力(変形)を与えて応力誘起マルテンサイトを生じ
させて、Aa点からMm点へ変形させる。そして、必要
な膜だけその材料のAf点以上に加熱してオーステナイ
トに戻して変形を回復させることによって、所望の変位
を得るものである。
【0027】例えば、形状記憶合金膜10の変形した状
態を図2に示す。この状態では、ヘッド取付け面3aか
ら第1の磁気ヘッドチップ1のトラックエッジ部分まで
の垂直距離H1 と第2の磁気ヘッドチップ2のトラック
エッジ部分までの垂直距離H2 は図のような関係にあ
る。そして、この状態から、温度T1 を与えると第1膜
10aのみの変形が回復し、図2で示した垂直距離H2
が図4に示すようにH3と大きくなる。そして今度は、
T1 よりも高い温度T2 に加熱すると、第2膜10bの
変形が回復して垂直距離H3 は図5に示すようにH4 と
さらに高くなる。
態を図2に示す。この状態では、ヘッド取付け面3aか
ら第1の磁気ヘッドチップ1のトラックエッジ部分まで
の垂直距離H1 と第2の磁気ヘッドチップ2のトラック
エッジ部分までの垂直距離H2 は図のような関係にあ
る。そして、この状態から、温度T1 を与えると第1膜
10aのみの変形が回復し、図2で示した垂直距離H2
が図4に示すようにH3と大きくなる。そして今度は、
T1 よりも高い温度T2 に加熱すると、第2膜10bの
変形が回復して垂直距離H3 は図5に示すようにH4 と
さらに高くなる。
【0028】ここで、例えば誘起させ得る歪み量として
は、NiTi系で10数%、CuAlNi系,CuZn
Al系で数%である。このときの膜厚は、必要変位量に
応じて決める。また、変態温度の制御は、例えばCuA
lNi系でNi濃度を変化させていくと表1のように変
態点が変化する。
は、NiTi系で10数%、CuAlNi系,CuZn
Al系で数%である。このときの膜厚は、必要変位量に
応じて決める。また、変態温度の制御は、例えばCuA
lNi系でNi濃度を変化させていくと表1のように変
態点が変化する。
【0029】
【表1】
【0030】このように、第1の磁気ヘッドチップ1と
第2の磁気ヘッドチップ2をヘッド取付け基台3に貼付
けた後に、これらヘッドチップに加える温度を調整する
ことで、当該磁気ヘッドチップ相互間のトラック位置を
精度よく調整することが可能となる。また、与える温度
によって段階的な位置制御が行え、微小な位置調整がで
きる。従って、これら磁気ヘッドチップ1,2の寸法精
度が悪くても、磁気ヘッドチップ相互間のトラック位置
精度を高精度なものとすることができる。
第2の磁気ヘッドチップ2をヘッド取付け基台3に貼付
けた後に、これらヘッドチップに加える温度を調整する
ことで、当該磁気ヘッドチップ相互間のトラック位置を
精度よく調整することが可能となる。また、与える温度
によって段階的な位置制御が行え、微小な位置調整がで
きる。従って、これら磁気ヘッドチップ1,2の寸法精
度が悪くても、磁気ヘッドチップ相互間のトラック位置
精度を高精度なものとすることができる。
【0031】なお、この実施例では、形状記憶合金膜1
0を3層の積層膜構造としているが、高さ調整をより微
細に行うために、必要に応じてもっと多くの層にしても
構わない。また、図6に示すように、同一の形状記憶合
金膜10の上に磁気ヘッドチップ1,2を貼付け、これ
ら磁気ヘッドチップ1,2の貼付け高さH5 を総合的に
コントロールするようにしてもよい。さらに、図2で
は、一方の第2の磁気ヘッドチップ2の下にのみ形状記
憶合金膜10を形成したが、他方の第1の磁気ヘッドチ
ップ1の下にも形状記憶合金膜10を形成し、全体的に
ヘッド位置を調整するようにしてもよい。
0を3層の積層膜構造としているが、高さ調整をより微
細に行うために、必要に応じてもっと多くの層にしても
構わない。また、図6に示すように、同一の形状記憶合
金膜10の上に磁気ヘッドチップ1,2を貼付け、これ
ら磁気ヘッドチップ1,2の貼付け高さH5 を総合的に
コントロールするようにしてもよい。さらに、図2で
は、一方の第2の磁気ヘッドチップ2の下にのみ形状記
憶合金膜10を形成したが、他方の第1の磁気ヘッドチ
ップ1の下にも形状記憶合金膜10を形成し、全体的に
ヘッド位置を調整するようにしてもよい。
【0032】
【発明の効果】以上の説明からも明らかなように、本発
明の磁気ヘッド装置においては、磁気ヘッドチップとヘ
ッド取付け基台との間に合金成分の異なる膜を積層した
形状記憶合金膜を設けているので、ある決まった温度を
与えることで、所定の位置に磁気ヘッドチップを微調整
して位置決めすることができる。従って、これら磁気ヘ
ッドチップの寸法精度が悪くても、磁気ヘッドチップ相
互間のトラック位置精度を高精度なものとすることがで
きる。
明の磁気ヘッド装置においては、磁気ヘッドチップとヘ
ッド取付け基台との間に合金成分の異なる膜を積層した
形状記憶合金膜を設けているので、ある決まった温度を
与えることで、所定の位置に磁気ヘッドチップを微調整
して位置決めすることができる。従って、これら磁気ヘ
ッドチップの寸法精度が悪くても、磁気ヘッドチップ相
互間のトラック位置精度を高精度なものとすることがで
きる。
【0033】また、この磁気ヘッド装置では、ヘッド取
付け基台に取付けた後であっても、温度をアクチュエー
ターとする非接触で各磁気ヘッドチップのトラック位置
を簡単に高精度に制御することができる。さらに、形状
記憶合金膜の膜を増やすことで、より微小な位置調整を
可能なものとすることができる。
付け基台に取付けた後であっても、温度をアクチュエー
ターとする非接触で各磁気ヘッドチップのトラック位置
を簡単に高精度に制御することができる。さらに、形状
記憶合金膜の膜を増やすことで、より微小な位置調整を
可能なものとすることができる。
【図1】本発明を適用した磁気ヘッド装置の斜視図であ
る。
る。
【図2】本発明を適用した磁気ヘッド装置の正面図であ
る。
る。
【図3】形状記憶合金の変態温度と歪みの関係を示す特
性図である。
性図である。
【図4】温度T1 を加えた状態を示す磁気ヘッド装置の
正面図である。ある。
正面図である。ある。
【図5】温度T2 を加えた状態を示す磁気ヘッド装置の
正面図である。
正面図である。
【図6】同一の形状記憶合金膜の上に一対の磁気ヘッド
チップを貼付けた磁気ヘッド装置の正面図である。
チップを貼付けた磁気ヘッド装置の正面図である。
【図7】従来の磁気ヘッド装置の斜視図である。
【図8】従来の磁気ヘッド装置の正面図である。
1 第1の磁気ヘッドチップ 2 第2の磁気ヘッドチップ 3 ヘッド取付け基台 10 形状記憶合金膜 10a 第1膜 10b 第2膜 10c 第3膜
Claims (6)
- 【請求項1】 ヘッド取付け基台に少なくとも2以上の
磁気ヘッドチップが設けられてなる磁気ヘッド装置にお
いて、 磁気ヘッドチップ相互間のトラック位置がヘッド取付け
基台と磁気ヘッドチップ間に設けられた形状記憶合金膜
により調整されていることを特徴とする磁気ヘッド装
置。 - 【請求項2】 形状記憶合金膜は、全ての磁気ヘッドチ
ップとヘッド取付け基台との間に設けられていることを
特徴とする請求項1記載の磁気ヘッド装置。 - 【請求項3】 形状記憶合金膜は、少なくとも1の磁気
ヘッドチップとヘッド取付け基台との間に設けられてい
ることを特徴とする請求項1記載の磁気ヘッド装置。 - 【請求項4】 形状記憶合金膜は、合金成分の異なる膜
を積層した積層膜であることを特徴とする請求項1記載
の磁気ヘッド装置。 - 【請求項5】 形状記憶合金膜は、蒸着又はスパッタリ
ングによりヘッド取付け基台に成膜されていることを特
徴とする請求項1記載の磁気ヘッド装置。 - 【請求項6】 各磁気ヘッドチップは、磁気ギャップが
互いに異なる向きとされていることを特徴とする請求項
1記載の磁気ヘッド装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP23510594A JPH08102019A (ja) | 1994-09-29 | 1994-09-29 | 磁気ヘッド装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP23510594A JPH08102019A (ja) | 1994-09-29 | 1994-09-29 | 磁気ヘッド装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH08102019A true JPH08102019A (ja) | 1996-04-16 |
Family
ID=16981135
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP23510594A Pending JPH08102019A (ja) | 1994-09-29 | 1994-09-29 | 磁気ヘッド装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH08102019A (ja) |
-
1994
- 1994-09-29 JP JP23510594A patent/JPH08102019A/ja active Pending
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20030603 |