JPH0810246Y2 - 作業機連結構造における操作機構 - Google Patents

作業機連結構造における操作機構

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JPH0810246Y2
JPH0810246Y2 JP1989029482U JP2948289U JPH0810246Y2 JP H0810246 Y2 JPH0810246 Y2 JP H0810246Y2 JP 1989029482 U JP1989029482 U JP 1989029482U JP 2948289 U JP2948289 U JP 2948289U JP H0810246 Y2 JPH0810246 Y2 JP H0810246Y2
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友孝 三島
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Description

【考案の詳細な説明】 〈産業上の利用分野〉 この考案は作業機連結構造における操作機構に関する
ものである。
〈従来の技術〉 従来上記のような作業機においては、格納や搬送,整
備等の都合上作業機と走行機体を簡単に分離着脱する機
構のものが、例えば実開昭59−141713号公報等によって
知られている。
〈考案が解決しようとする課題〉 しかし上記のような従来の作業機連結機構において
は、作業機の係脱時において昇降リンク端部のリンクホ
ルダと作業機端部のヒッチホルダの連結をセットするセ
ットピンの差し込みや差込孔の位置合わせ等が困難で作
業性が悪く、作業機の着脱には2人作業で相当の時間を
要していた。
一方、作業機の着脱操作を簡易に行うために、昇降リ
ンク端部に着脱機構を設ける場合でも着脱操作は連結部
分で行う必要があり、一人作業が可能となっても、着脱
に手間や時間がかかるといった欠点があった。
〈課題を解決するための手段〉 上記のような課題を解決するための本考案は、本機1
側の昇降リンク7端部に設けたリンクホルダ25と作業機
11側に設けたヒッチ61とを係脱自在に連結して作業機11
を本機1側に連結する機構において、ヒッチ61の上下部
には上部係止受体63と下部係止受体57をそれぞれ横設
し、リンクホルダ25上部には下側から掬い上げて前記上
部係止受体63に係合する上部係止部35を設け、該上部係
止部35の下方には連結状態で前記下部係止受体57を係止
して作業機を固定する係合体39を回動自在に支持し、後
端に至る途中にストッパ44を設け係合体39の係脱操作を
する操作部材43を該係合体39へ接続し、該操作部材43は
昇降リンク7の片側に寄せて昇降リンク7と略同方向へ
傾斜せしめて、運転席へ向けて指向せしめ、前記昇降リ
ンク7側には、上記操作部材43を傾斜状態で挿通して軸
方向移動自在に支持し、前記ストッパ44を係合せしめて
係合体39を係合状態でロックせしめる保持部材45を設け
たことを特徴としている。
〈作用〉 リンクホルダ25を作業機11のヒッチ61の下方に位置せ
しめ、本機1の昇降リンク7を上昇させると、リンクホ
ルダ25の上部係止部35がヒッチ61の上部係止受体63に下
側から嵌合係合し、ヒッチ61を掬い上げる。更に昇降リ
ンク7を上昇させると下部係止受体57がリンクホルダ25
に近接する。リンクホルダ25に設けられた係合体39を回
動せしめて下部係止受体57を係止し、作業機11を固定す
る。操作部材43は係合体39に接続しており、操作部材43
を動かすことによって係合体39の係脱を操作する。操作
部材43は昇降リンク7と略同方向に傾斜しているため、
機構がコンパクトで他の装置の取り付けの邪魔にならな
い。また運転席方向に指向しているため運転席からの操
作が容易となる。
〈実施例〉 以下本考案の一実施例について、図面に基づいて詳述
する。第1図は植付作業機を後部に装備した乗用田植機
の昇降リンク及び作業機を示す側面全体図であり、作業
機が取り外された状態を示している。本機1は乗用田植
機本体で、その後端には互いに平行なアッパーリンク3
と一対のロアリンク5とからなる昇降リンク7が上下揺
動自在に設け取り付けられている。昇降リンク7の後端
には作業機11を着脱自在に取り付けるための本機側連結
部9が配置されている。
作業機11は、本機1からドライブシャフト13を介して
動力を得るドライブケース14と、ドライブケース14から
後方に延び後端に植付杆16をそれぞれ有する伝動ケース
15と、ドライブケース14の上方に傾斜せしめて載置され
た苗載台17と、各伝動ケース15の下側に配置されたフロ
ート18とから構成されている。そして作業機11の左右端
部には、後方からフロート18の下側に回り込んで、前方
に延びるスタンド部材19が取り付けられている。スタン
ド部材19は前方開口状態のU字型をなしているので、ス
タンド部材19に支えられる作業機11はスタンド部材19の
弾性によって一定範囲で前方へ傾斜させることが可能で
ある。
作業機11の前側中心位置にはローリング軸21が設けら
れ、その上方には上述の本機側連結部9が接続される作
業機側連結部23が設けられている。
以下本機側連結部9及び作業機側連結部23の構造につ
いて詳述する。まず第2図,第3図及び第4図に基づい
て本機側連結部9について説明すると、アッパーリンク
3とロアリンク5の各端部の間には、2枚のプレートと
から構成されたリンクホルダ25が立て方向に取り付けら
れている。リンクホルダ25の上部はアッパーリンク連結
支点27でアッパーリンク3と連結され、下端部はリンク
部材31を介してロアリンク連結支点29で連結されてい
る。リンク部材31はロアリンク連結支点29から本機1方
向へ延びてリンクホルダ25と接続される。リンクホルダ
25の下端部には棒状の接当部材33が左右方向に挿通し、
両端にリンク部材31を接続することによって、接当部材
33がリンクホルダ25とリンク部材31を接続している。リ
ンクホルダ25の上端には左右方向に形成された溝によっ
て上部係止部35が設けられている。上部係止部35の開口
側は前後に大きく開かれており、後述する作業機側連結
部23側の上部係止受体63を上部係止部35の底部まで案内
する。
接当部材33の上方にはリンクホルダ25の左右側面に沿
って係合体39が配置されている。係合体39は下方が開口
したU字形のプレート部材からなり、本機側端がリンク
ホルダ25を左右に挿通する支持軸41の両端に固定されて
いる。支持軸41はリンクホルダ25に対して回動自在に支
持され、左右一対の係合体39はリンクホルダ25に対して
同時に回動する。左右の係合体39にはそれぞれリンクホ
ルダ25との間にスプリング42が張設され、常時下方へ付
勢されている。またフック取付部分の作業機11側には凹
部37が形成されており、係合体39と該凹部37とによって
後述の作業機側下部係止受体57を収容する収容部が作ら
れる。
次に本機側連結部9の係脱操作機構40について説明す
る。
右側の係合体39のスプリング42取付部分には操作部材
43が回動自在に接続されている。操作部材43はアッパー
リンク3の右側面に固定されている保持部材45内を挿通
して、アッパーリンク3に沿って運転席に向けて指向し
て延びており、先端には外側に屈曲したレバー部43aを
有している。操作部材43は昇降リンク7が上昇した状態
で運転席のオペレータが直接操作できるところまで延び
ている。このように、操作部材43及び保持部材45はアッ
パーリンク3の片側に位置し、且つ操作部材43はアッパ
ーリンク3に沿って設けられているため、苗載台17への
マット苗の補給等の作業中に引っ掛けるといったトラブ
ルが少なく、また他の装置の取付の邪魔にもならない。
さらに操作部材43は運転席に指向して取り付けられてい
るため、運転席から操作部材43の引っ張り,押し出し操
作が楽に行えるといった利点があり、またアッパーリン
ク3に沿って取り付けられているために、係脱操作機構
40に対して過度な操作荷重の加えても、部材が変形した
り破損することが少ない。
また操作部材43の保持部材45貫通部分にはネジ部43b
が設けられ、保持部材45側には孔46が形成されている。
ネジ部43bにはナットからなるストッパ44が螺合し、さ
らにネジ部43bの作業機11側にはピン47が挿通して左右
に突出している。孔46は略操作部材43の太さと同様の大
きさとなっている下部の小孔部46aと、前記ストッパ44
とピン47が通過できる程度の大孔部46bとからなってい
る。操作部材43の天井部と操作部材43の間には付勢バネ
49が介設され、操作部材43を下方に付勢している。
操作部材43を本機1方向へ引っ張れば、係合体39はス
プリング42の付勢力に抗して、左右同時に上方に回転
し、係合体39が作業機11に向かって開放する機構であ
る。即ち、操作部材43を付勢バネ49に抗して持ち上げ、
大孔部46b内を挿通せしめて本機1方向へ引っ張り、ピ
ン47が保持部材45の外側に達したところで操作部材43を
下方へ降ろせば、ピン47が小孔部46aに引っ掛かって操
作部材43の移動が規制され、係合体39が開放状態で固定
される。
リンクホルダ25の下端作業機11側には、作業機11に向
けて左右に広がった案内部51が形成されている。案内部
51は作業機連結状態で後述のヒッチブラケット55の左右
側面に接触する。
次に第5図,第6図及び第7図に基づいて作業機側連
結部23の構造について説明する。ローリング軸21の上方
には箱状のヒッチブラケット55が設けられている。ヒッ
チブラケット55の本機1側には段部があり、既述の接当
部材33が接当するための接当受面55aが形成されてい
る。接当受面55aは接当部材33の周面形状に沿って形成
され、本実施例の構造では円弧状となっている。
ヒッチブラケット55の上部には左右方向にピン状部材
からなる下部係止受体57が挿通し、両端にはヒッチ61を
形成するヒッチ部材59が各々上方に向けて固着されてい
る。ヒッチ部材59の作業機11側には補強フランジ59a
が、各内側に形成されている。各ヒッチ部材59の上端は
内側に屈曲した段部を有し、その先端には上部係止受体
63が挿通して、全体としてヒッチ61を構成している。本
実施例の構造における上部係止受体63はピン状部材から
なっている。また上部係止受体63の下方にはU字状に屈
曲したスプリング掛け65が固着されて上方に延びてお
り、スプリング掛け65と苗載台17の各部との間にはロー
リングスプリング66が張設されている。以上説明した作
業機側連結部23は作業機11の全体の重心位置よりも本機
1側に位置している。
第2図想像線,第6図想像線及び第7図は本機側連結
部9と作業機側連結部23が接続された状態を示すもので
ある。以下連結構造の作用について説明する。昇降リン
ク7を下げた状態で、作業機11側の上部係止受体63の下
方へリンクホルダ25の上部係止部35を位置せしめる。本
機側連結部9の係合体39は、操作部材43のピン47と保持
部材45の小孔部46aとによって、開放状態に規制されて
いる。昇降リンク7を上昇させると、上部係止部35の前
後に広がった開口部に案内されて、下方から上部係止部
35が上部係止受体63に係合する。更に昇降リンク7を上
昇させると、作業機11が空中に掬い上げられ、作業機11
の重心の移動によって、作業機11の下方が本機1方向に
揺動する。これにより、作業機側連結部23のヒッチブラ
ケット55はリンクホルダ25の案内部51に案内されつつ左
右位置が決められ、左右案内部51の間に入る。この時、
作業機側連結部23の下部係止受体57は本機側連結部9の
凹部37内に入り、また接当受面55aは後側から接当部材3
3に接当する。ここで操作部材43による係合体39の規制
を解除すると、係合体39がスプリング42によって回転
し、ヒッチブラケット55とヒッチ61の間に及んで、作業
機11側から下部係止受体57に接当する。ストッパ44は保
持部材45の内側に当たって、振動や過負荷による係合体
39の反転を防止するもので、これにより係合体39は係合
状態でロックされる。係合体39と下部係止受体57の間に
ガタがある場合には、ストッパ44を回動せしめれば操作
部材43を介して係合体39が回転し、下部係止受体57を凹
部37内に引き込んでリンクホルダ25に下部係止受体57を
押さえ付ける。従って、下部係止受体57と係合体39との
係合部分のガタ調節はその都度ストッパ44によってでき
るので、加工組立誤差や長期使用によって連結部にガタ
が生じるといった問題は生じない。また左右2つの係合
体39で下部係止受体57を押さえ付けるので、確実に固定
され、連結強度も高いものとなる。
連結状態においては、係合体39はリンクホルダ25の側
面に沿って設けられているため、リンクホルダ25の側面
に支えられて横方向の負荷に対する係合体39の強度が増
す。また係合体39はヒッチブラケット55とヒッチ61の間
の隙間に差し込まれて、下部係止受体57を係止するの
で、作業機側連結部23の部材間スペースを有効に利用す
ることができる。
またヒッチ部材59によって係合部分が覆われることと
なり、泥などによる汚損の防止が図られるとともに、本
実施例の構造では補強ブラケット59aによっても覆われ
ることとなり、連結状態における係合体39係合部分の保
護が厚くなっている。
更に、接当部材33の取付位置をロアリンク連結支点29
よりも本機1側へ変位せしめたので、ヒッチブラケット
55の前後方向の厚みを前記変位量分増すことができ、ヒ
ッチブラケット55の強度を強化できる。下部連結部はヒ
ッチブラケット55に対して単に面接触するのみでなく、
ロアリンク5の間にヒッチブラケット55が嵌り込んだ形
となり、下部連結状態が安定しロアリンク5がガードと
なって、外側からの衝撃や負荷に対する連結部の耐久性
が向上する。また上部係止部35の昇降軌跡に対して接当
部材33が本機1側に位置するため、連結時に接当部材33
が作業機11側に接触することなく、最初に上部係止部35
を上部係止受体63に係合させることができ、着脱操作を
円滑にすることができる。
本機側連結部9と作業機側連結部23の連結が完了した
後、ドライブシャフト13の先端に設けられた接続部69を
本機1の後端に設けられた出力部67に接続する。ドライ
ブシャフト13は昇降リンク7に対して操作部材43が設け
られている側を挿通している。このように、作業機着脱
の際に操作するジョイント部が総て機体の片側に設けら
れているため、作業機11の片側において着脱操作がで
き、作業の迅速効率化を図ることができる。
以上のように連結された作業機11を取り外す場合に
は、作業機11のスタンド部材19をスタンド位置にし、上
昇位置において操作部材43を引っ張って係合体39を解除
状態とし、昇降リンク7を降下させる。スタンド部材19
が接地した位置から更に昇降リンク7を降下させると、
接当部材33が接当受面55aから離れ、また下部係止受体5
7は凹部37から離脱し、最後に上部係止部35が上部係止
受体63から離れる。従って、作業機11を取り外す場合に
は運転席における操作のみによって簡単に外すことが可
能となる。またスタンド部材19は弾力性を有しているた
め、スタンド状態で前方へ傾斜させることができ、装着
時に若干前方へ傾斜させることによって、上部係止受体
63下方において上部係止部35の上昇軌跡に対する障害物
が少なくなり、装着を容易にすることができる。作業機
11を取り外す場合にも、昇降リンク7の下降とともに前
傾しながら弾力的に且つ自動的に外れるので、一人作業
で作業機11の着脱操作が可能となる。
以上説明した本考案の構造は田植機に限らず、播種
機,施肥機,除草機及び消毒機等の他の多くの作業機の
連結にも応用することができる。
〈考案の効果〉 以上の如く構成された本考案の機構によれば、昇降リ
ンクの昇降操作によって簡易迅速に作業機を脱着する
際、係合体の係脱を操作する操作部材が運転席に向けて
指向しているため、運転席から係合体の係脱を操作する
ことができ、作業機の脱着操作が一人作業で且つ一層簡
易迅速に行えるといった効果がある。
また操作部材は昇降リンクに寄せて設けられており、
且つ昇降リンクと略同じ方向に傾斜しているので、他の
装置の取付や操作の妨げにならないといった利点があ
る。
さらに係合体は作業機を係合連結した状態では、操作
部材側のストッパと昇降リンク側の保持部材とによって
ロックされているので、作業中や走行中等の振動や過負
荷によって外れることはない。
【図面の簡単な説明】
第1図は植付作業機を後部に装備した乗用田植機の昇降
リンク及び作業機を示す側面全体図、第2図は本機側連
結部の側面図、第3図は同じく平面図、第4図は同じく
背面図、第5図は作業機側連結部の取付位置を示す苗載
台の部分正面図、第6図は作業機側連結部の側面図、第
7図は本機側連結部と作業機側連結部が連結された状態
における正面図である。 1:本機、7:昇降リンク 11:作業機、25:リンクホルダ 35:上部係止部、39:係合体 43:操作部材、57:下部係止受体 61:ヒッチ、63:上部係止受体

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】本機(1)側の昇降リンク(7)端部に設
    けたリンクホルダ(25)と作業機(11)側に設けたヒッ
    チ(61)とを係脱自在に連結して作業機(11)を本機
    (1)側に連結する機構において、ヒッチ(61)の上下
    部には上部係止受体(63)と下部係止受体(57)をそれ
    ぞれ横設し、リンクホルダ(25)上部には下側から掬い
    上げて前記上部係止受体(63)に係合する上部係止部
    (35)を設け、該上部係止部(35)の下方には連結状態
    で前記下部係止受体(57)を係止して作業機を固定する
    係合体(39)を回動自在に支持し、後端に至る途中にス
    トッパ(44)を設け係合体(39)の係脱操作をする操作
    部材(43)を該係合体(39)へ接続し、該操作部材(4
    3)は昇降リンク(7)の片側に寄せて昇降リンク
    (7)と略同方向へ傾斜せしめて、運転席へ向けて指向
    せしめ、前記昇降リンク(7)側には、上記操作部材
    (43)を傾斜状態で挿通して軸方向移動自在に支持し、
    前記ストッパ(44)を係合せしめて係合体(39)を係合
    状態でロックせしめる保持部材(45)を設けた作業機連
    結構造における操作機構。
JP1989029482U 1989-03-15 1989-03-15 作業機連結構造における操作機構 Expired - Lifetime JPH0810246Y2 (ja)

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