JPH08102505A - 半導体装置の製造方法 - Google Patents

半導体装置の製造方法

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JPH08102505A
JPH08102505A JP23672194A JP23672194A JPH08102505A JP H08102505 A JPH08102505 A JP H08102505A JP 23672194 A JP23672194 A JP 23672194A JP 23672194 A JP23672194 A JP 23672194A JP H08102505 A JPH08102505 A JP H08102505A
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JP
Japan
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film
region
conductive film
pattern
poly
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JP23672194A
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English (en)
Inventor
Hiroaki Yasushige
博章 安茂
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Sony Corp
Original Assignee
Sony Corp
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Publication date
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  • Semiconductor Integrated Circuits (AREA)
  • Metal-Oxide And Bipolar Metal-Oxide Semiconductor Integrated Circuits (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 製造工程数を削減して製造コストの低減を図
る。 【構成】 第1工程では、図1(a)に示すように半導
体基体1表面に第1導電膜としてPoly−Si膜4と絶縁
膜5とを順に形成する。その後、図1(b)に示すよう
に半導体基体1の第1領域1aに絶縁膜5のパターンを
形成する。次いで図1(c)に示す第2工程では、その
絶縁膜5のパターンを覆う状態でPoly−Si膜4上に第
2導電膜としてのWSi膜6を形成する。続いて図1
(d)に示す第3工程で、半導体基体1の第2領域1b
にレジスト膜7のパターンを形成する。さらに図1
(e)に示す第4工程では異方性エッチングを行って、
Poly−Si膜4とWSi膜6とを除去する。この第4工
程では、第1領域1bにPoly−Si膜4を残すようにま
た第2領域1bにはPoly−Si膜4とWSi膜6とを残
すように異方性エッチングを行う。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、例えばMOSトランジ
スタと抵抗またはバイポーラトランジスタとを含む半導
体装置の製造方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、MOSトランジタのゲートをn+
型ポリシリコン(Poly−Si)と高融点金属のシリサイ
ドとの積層構造であるポリサイドで形成する場合、ゲー
トの低抵抗化を図るためにそのポリサイドとは別にPoly
−Siからなる抵抗を形成している。図8はそのような
ポリサイドゲートを有するMOSトランジタと抵抗とを
含む半導体装置の製造方法の従来例を示したものであ
る。
【0003】図8(a)に示すように従来法では、まず
シリコン(Si)からなる基体の50表面にフィールド
酸化膜51を形成する。その後、フィールド酸化膜51
で囲まれた素子形成予定領域52の基体50表面に、ゲ
ート酸化膜53、n型のPoly−Si膜54およびタング
ステンシリサイド(WSi)膜55を順に積層したもの
で構成されるポリサイドゲート56を形成する。そし
て、素子形成予定領域52の基体50に、例えばn-
のLDD(Lightly Doped Drain)領域57、n+型のソ
ース/ドレイン領域58などを形成する。
【0004】次に、図8(b)に示すようにポリサイド
ゲート56を含んで基体50の全面に酸化シリコン(S
iO2 )膜59を形成する。この後、フィールド酸化膜
51上のSiO2 膜59上に、p型のPoly−Si膜60
からなる抵抗61のパターンを形成する。そして図8
(c)に示すように、Poly−Si膜60を含む状態でS
iO2 膜59上に絶縁膜62を形成した後、Poly−Si
膜60、ソース/ドレイン領域58のそれぞれに通じる
コンタクトホール63と配線64とを形成する。以上の
工程によって、ポリサイドゲート56のMOSトランジ
スタ65と抵抗61とを含む半導体装置66を形成して
いる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】上記したように従来法
では、ゲートを形成するポリサイドで抵抗を形成するこ
とができないので、ゲートとは別に抵抗用のPoly−Si
膜を成膜してパターンニングを行っている。このため製
造工程数が増加し、製造コストの増大を招いている。本
発明は上記課題を解決するためになされたものであり、
製造工程数を削減できかつ製造コストを低減できる半導
体装置の製造方法を提供することを目的としている。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
の本発明の第1の方法では、まず第1工程で、半導体基
体表面に第1導電膜と絶縁膜とを順に形成する。その
後、半導体基体の第1領域に絶縁膜のパターンを形成す
る。次いで第2工程では、その絶縁膜のパターンを覆う
状態で第1導電膜上に第2導電膜を形成する。続いて第
3工程で、上記半導体基体の第2領域にレジスト膜のパ
ターンを形成する。さらに第4工程では異方性エッチン
グを行って、第1導電膜と第2導電膜とを除去すること
によって、半導体装置を製造する。この第4工程では、
第1領域に第1導電膜を残すようにまた第2領域には第
1導電膜と第2導電膜とを残すように異方性エッチング
を行う。
【0007】第2の方法では、まず上記第1の方法の第
1工程を行う。その際、第1導電膜を少なくともシリコ
ンを主成分とする材料で形成する。第2工程では、絶縁
膜のパターンを覆うように第1導電膜上に高融点金属膜
を形成する。この後に熱処理を行って、第1領域以外の
第1導電膜と高融点金属膜とをシリサイド化反応させ、
シリサイド膜からなる第2導電膜を形成する。また、さ
らに未反応な高融点金属膜を除去する。そして、上記第
1方法の第3工程と第4工程とを順に行う。
【0008】上記第2の方法の第2工程で行う未反応な
高融点金属膜の除去は、第2工程で行わずに第3工程の
異方性エッチングによって除去することも可能である。
【0009】また第1の方法、第2の方法では、第1工
程と第2工程との間に、絶縁膜のパターンをマスクにし
て第1領域以外の第1導電膜に不純物を導入する工程を
行っても良い。もしくは、第2工程と第3工程との間
に、絶縁膜のパターンをマスクにして第1領域以外の第
1導電膜と第2導電膜とのうちの少なくとも一方に不純
物を導入する工程を行っても良い。さらに第1の方法、
第2の方法のそれぞれの第3工程では、レジスト膜のパ
ターンを、第1領域の絶縁膜のパターンの一部にオーバ
ーラップさせるように半導体基体の第2領域に形成する
ことも可能である。
【0010】なお、第1の方法、第2の方法のそれぞれ
の第2導電膜は、例えばWSiからなる。また第1工程
で形成された第1導電膜は、例えばホウ素(B)または
二フッ化ホウ素(BF2 )が導入されているものであ
る。
【0011】
【作用】本発明の第1の方法では、一回の異方性エッチ
ングで、第1領域に第1導電膜からなるパターンが形成
されと同時に第2領域には第1領域と同じ第1導電膜と
第2導電膜とからなるパターンが形成される。
【0012】第2の方法では、絶縁膜のパターンをマス
クにしてシリサイド化反応させるため、第1領域には第
1導電膜が残る。さらに上記と同様にして一回の異方性
エッチングを行うことで、第1領域に第1導電膜からな
るパターンが形成されと同時に第2領域には第1領域と
同じ第1導電膜と第2導電膜とからなるパターンが形成
される。
【0013】
【実施例】以下、本発明の第1の方法、第2の方法に係
る半導体装置の製造方法の実施例を図面に基づいて説明
する。図1は第1の方法の第1実施例を示す工程図であ
り、半導体基体の第1領域に抵抗を形成し、第2領域に
nMOSトランジスタのゲートを形成する場合を示した
ものである。
【0014】まず図1(a)、図1(b)に示す第1工
程を行う。すなわち、既存のLOCOS技術を用いて9
50℃、120min程度の熱酸化を行い、図1(a)
に示すようにSiからなる半導体基体1表面に400n
m程度の膜厚のフィールド酸化膜2を形成する。このと
きフィールド酸化膜2を半導体基体1の第2領域1bを
囲む状態で形成する。フィールド酸化膜2が形成された
領域の一部が第1領域1aになる。その後、図示しない
が、LOCOS技術で用いた窒化膜などの酸化用マスク
をエッチングによって除去する。
【0015】次いで、950℃程度で約18min間の
熱酸化を行って、第2領域1bの半導体基体1表面に2
0nm程度のゲート酸化膜3を形成する。続いて化学的
気相成長法(以下、CVD法と記す)により約650℃
の温度で、フィールド酸化膜2上およびゲート酸化膜3
上にPoly−Si膜4を形成する。これが第1導電膜にな
る。Poly−Si膜4の膜厚は、例えば150nm程度に
する。
【0016】次にPoly−Si膜4全面に、形成する抵抗
8の抵抗値を決める不純物のドーピングを行う。ドーピ
ングする不純物は形成するゲート9と同じn型でも良い
が、抵抗値の温度依存性が小さい例えばBやBF2 など
のp型のものが望ましい。例えばシート抵抗値が2kΩ
/□程度のp型の抵抗8を形成する場合、BF2 を30
keV、4.5×1014cm-2程度でイオン注入すれば
良い。
【0017】次いで図1(b)に示すように、CVD法
により約400℃程度の温度で、Poly−Si膜4上にS
iO2 からなる絶縁膜5を150〜300nm程度の膜
厚に形成する。続いて絶縁膜5上にレジスト膜(図示せ
ず)を形成した後、リソグラフィによってレジスト膜を
パターンニングし、さらに例えば酸素(O2 )/三フッ
化メタン(CHF3 )の混合ガス系により異方性エッチ
ングを行う。そして、半導体基体1の第1領域1aのPo
ly−Si膜4上に絶縁膜5のパターンを形成する。
【0018】次に図1(c)に示す第2工程では、CV
D法により約400℃程度の温度でPoly−Si膜4上に
WSi膜6を形成する。これが第2導電膜になる。WS
i膜6は絶縁膜5のパターンをも覆う状態で形成し、例
えば100nm程度の膜厚に形成する。
【0019】その後、絶縁膜5のパターンをマスクにし
て、第1領域1a以外の第1導電膜と第2導電膜とのう
ちの少なくも一方に不純物をドーピングする。このドー
ピングはゲート9を形成するためのドーピングである。
第1実施例では、WSi膜6で第2導電膜が形成されて
いるので、第1導電膜のPoly−Si膜4に例えばPを2
5keV、5×1015cm-2程度でイオン注入する。な
お当該イオン注入は、WSi膜6を形成する前、つまり
絶縁膜5のパターン形成の後に行っても良い。
【0020】次いで図1(d)に示す第3工程では、W
Si膜6上にレジスト膜7を形成する。この後、リソグ
ラフィによって第2領域1bのWSi膜6上にレジスト
膜7のパターンを形成する。
【0021】続いて図1(e)に示す第4工程では、例
えば六フッ化イオウ(SF6 )/ジクロロテトラフルオ
ロエタン(C2 Cl2 4 )の混合ガス系を用いた異方
性エッチングを行う。そして、第1領域1aにPoly−S
i膜4を残しかつ第2領域1bにPoly−Si膜4とWS
i膜6とを残す状態でPoly−Si膜4とWSi膜6とを
除去する。その後、レジスト膜7を除去する。
【0022】以上の工程によって、第1領域1aにPoly
−Si膜4からなる抵抗8のパターンが形成されるとと
もに、第2領域1bにPoly−Si膜4とWSi膜6との
積層構造であるポリサイドのゲート9が形成される。な
お、抵抗8とゲート9を有するnMOSトランジスタと
を含む半導体装置を製造する場合は、さらに以下に述べ
る工程を行う。
【0023】図2は第1実施例により形成される半導体
装置の断面図である。図示したように第4工程の後は、
既存技術によって第2領域1bの半導体基体1に、例え
ばn- 型のLDD領域10、n+ 型のソース/ドレイン
領域11を形成する。その後、ゲート9および絶縁膜5
のパターンを含む状態で半導体基体1の全面に絶縁膜1
2を形成し、さらに抵抗8を形成するPoly−Si膜4、
ソース/ドレイン領域11のそれぞれに通じるコンタク
トホール13と配線14とを形成する。上記プロセスを
行うことによって、抵抗8とポリサイドのゲート9のn
MOSトランジスタ15とを含む半導体装置が形成され
る。
【0024】上記第1実施例では、絶縁膜5のパターン
は、異方性エッチングの際において第1領域1aのPoly
−Si膜4の保護膜になるとともにエッチングマスクに
なる。このため、一回の異方性エッチングで、第1領域
1aにPoly−Si膜4からなる抵抗8のパターンが形成
されると同時に第2領域1bにPoly−Si膜4とWSi
膜6とからなるポリサイドのゲート9とが形成される。
【0025】したがって、ゲート9とは別に抵抗8のパ
ターンをエッチングする工程が不要になるため、従来法
に比較してその分の製造工程数を削減することができ、
製造コストの低減を図ることができる。
【0026】また上記実施例では、n型のゲート9とは
異なるp型の抵抗8を形成するためにPoly−Si膜4全
面にBやBF2 などの高濃度のp型不純物を導入した場
合、ゲート9部分のPoly−Si膜4にもp型不純物が導
入される。しかしながらWSi膜6で第2導電膜を形成
しているので、ゲート9部分のPoly−Si膜4にp型不
純物が導入されても、n型のゲート9を容易に形成する
ことができる。これは以下のような理由による。
【0027】すなわち第1実施例では、表面チャネルの
nMOSトランジスタを形成するために、ポリサイドを
n型にドーピングする。よって、第1工程でPoly−Si
膜4全面にn型不純物のイオン注入を行う場合は、ゲー
ト9のPoly−Si膜4のn型不純物濃度は十分に大き
く、Poly−Si膜4は縮退する。しかし、n型の抵抗8
は抵抗値の温度依存性が大きいという欠点がある。
【0028】p型の抵抗8は、抵抗値の温度依存性がn
型の約半分と小さいという利点がある。このp型の抵抗
8を形成する場合は、上記実施例のように第1工程でPo
ly−Si膜4にp型不純物をイオン注入する。ところ
が、p型不純物をイオン注入するとそのp型イオンが第
2工程でPoly−Si膜4に導入するn型イオンを相殺し
て、ゲート9のPoly−Si膜4のn型不純物濃度を低下
させる。その結果、ゲート9に電圧を印加したときに、
Poly−Si膜4中に空乏層が広がる可能性がある。
【0029】しかしながら、第1実施例のようにゲート
9がPoly−Si膜4とWSi膜6とのタングステン
(W)ポリサイドで形成されている場合、後の工程で加
わるソース/ドレイン領域11形成時のアニールのよう
な熱工程によってPoly−Si膜4中に導入されたp型不
純物がWSi膜6中に拡散する。つまり、Poly−Si膜
4中に導入されたp型不純物がWSi膜6中に吸い取ら
れる。その結果、ゲート9のPoly−Si膜4中のp型不
純物濃度は低下する。
【0030】例として、Poly−Si膜4中のB濃度、P
濃度がそれぞれ2×1020cm-3程度であり、約900
℃で20min程度の熱処理を行ったときのWポリサイ
ド中のB濃度のSIMS分析結果を図3に示す。図示し
たように、当初2×1020cm-3程度あったPoly−Si
膜4中のB濃度が熱処理後は2〜5×1018cm-3程度
まで低下し、反対にWSi膜6が1×1021cm-3程度
まで上昇しているのがわかる。
【0031】一方、Poly−Si膜4中に導入されている
PはWSi膜6中に吸い取られることはないため、図示
しないがPoly−Si膜4中のP濃度は2×1020cm-3
程度と高いままである。Poly−Si膜4中に残存してい
るB濃度は40〜100分の1程度であり、Poly−Si
膜4はほとんど影響を受けることなく縮退する。したが
って、WSi膜6で第2導電膜を形成してWポリサイド
からなるゲート9を形成することにより、p型の抵抗8
を形成する場合にもn型のゲート9を容易に形成するこ
とができる。
【0032】なお、第1実施例では、第1導電膜のPoly
−Si膜4の成膜後にPoly−Si4に対して抵抗8の抵
抗値を決める不純物の導入を行っているが、Poly−Si
膜4の成膜時に不純物を導入することも可能である。ま
た第1実施例では第1導電膜をPoly−Si膜4、第2導
電膜をWSi膜6で形成したが、これに限定されるもの
ではない。例えば第2導電膜をW、チタン(Ti)、コ
バルト(Co)、ニッケル(Ni)、モリブデン(M
o)およびプラチナ(Pt)などの高融点金属やそれら
のシリサイド膜で形成することも可能である。
【0033】また抵抗8と異なる導電型のゲート9を形
成するために、第2工程で不純物の導入を行っている
が、抵抗8とゲート9の導電型が同じ場合にはその不純
物の導入工程を行う必要がない。
【0034】次に、第1の方法の第2実施例を説明す
る。図4は第2実施例の工程図であり、図5は図4
(a)の縮小平面図である。第2実施例では、第1実施
例の第1工程、第2工程と同様の工程を行った後、図4
(a)および図5に示す第3工程を行う。なお、説明の
都合上、図5ではWSi膜6を省略してある。
【0035】すなわち、WSi膜6上にレジスト膜7を
形成する。その後、リソグラフィによって、第1領域1
aの絶縁膜5のパターンの一部にオーバーラップさせる
状態で第2領域1bのWSi膜6上にレジスト膜7のパ
ターンを形成する。そして、第1実施例の第4工程と同
様に、絶縁膜5のパターンとレジスト膜7のパターンと
をマスクとした異方性エッチングを行い、この後にレジ
スト膜7を除去する。
【0036】この第2実施例では、レジスト膜7のパタ
ーンは絶縁膜5のパターンの一部にオーバーラップする
状態に形成されるため、異方性エッチング後は図4
(b)に示すようにゲート9と抵抗8のパターンとがW
Si膜6で接続された状態に形成される。したがって、
半導体基体1の全面に絶縁膜12を形成した後に行うコ
ンタクトホール13と配線14との形成工程では、ゲー
ト9と抵抗8のパターンとを接続するためのコンタクト
ホール13および配線14の形成が不要になる。よって
第2実施例によれば、配線工程を簡略化することができ
る。
【0037】次に、第1の方法の第3実施例を図6に示
す工程図を用いて説明する。第3実施例は半導体装置と
して、2層Poly−Si構造のバイポーラ(以下、Bip
と記す)トランジスタを有するBiCMOSを製造する
場合の例である。ここでは、半導体基体の第1領域にB
ipトランジスタのベース電極を形成し、第2領域にM
OSトランジスタのゲートを形成する。さらに半導体基
体の第3領域にBipトランジスタのエミッタ、コレク
タを形成する。なお、図6ではBipトランジスタのコ
レクタを省略してある。
【0038】まず図6(a)に示すように、第1実施例
の第1工程と同様にして、Siからなる半導体基体1表
面にフィールド酸化膜2を形成する。その際、フィール
ド膜2を第2領域1bと第3領域1cとを囲む状態で形
成する。このフィールド酸化膜2が形成された領域の一
部が第1領域1aになる。そして、熱酸化を行って第2
領域1bにゲート酸化膜3、第3領域1cの半導体基体
1表面に酸化膜(図示せず)を形成する。
【0039】次いでリソグラフィとエッチングとによっ
て、第3領域1cの酸化膜を除去する。続いてCVD法
によって、半導体基体1表面全体に第1導電膜としてPo
ly−Si膜4を形成する。Poly−Si膜4の膜厚は、例
えば150nm程度にする。次にPoly−Si膜4全面
に、ベース電極21形成用のドーピングを行う。例えば
Poly−Si膜4全面に、p型のBF2 を30keV、3
×1015cm-2程度でイオン注入する。ベース電極21
の抵抗を低減するため、p型不純物濃度は第1実施例の
説明した抵抗8の場合よりも高くなっている。
【0040】次いで、第1実施例と同様にしてPoly−S
i膜4上にSiO2 からなる絶縁膜5を形成する。さら
にリソグラフィおよび異方性エッチングによって、半導
体基体1の第1領域1aおよび第3領域1cのPoly−S
i膜4上に絶縁膜5のパターンを形成する。次に第1実
施例の第2工程と同様にして、Poly−Si膜4上に第2
導電膜としてのWSi膜6を形成する。WSi膜6は絶
縁膜5のパターンをも覆う状態で形成し、例えば100
nm程度の膜厚に形成する。
【0041】その後、絶縁膜5のパターンをマスクにし
て、第1領域1aおよび第3領域1b以外の第1導電膜
と第2導電膜とのうちの少なくも一方に不純物をドーピ
ングする。このドーピングはゲート9を形成するための
ドーピングである。第3実施例ではWSi膜6で第2導
電膜が形成されているので、第1導電膜のPoly−Si膜
4に例えばPを25keV、5×1015cm-2程度でイ
オン注入する。なお当該イオン注入は、絶縁膜5のパタ
ーンを形成した後で、WSi膜6を形成する前に行って
も良い。
【0042】次いで第1実施例の第3工程と同様にし
て、第2領域1bのWSi膜6上にレジスト膜7のパタ
ーンを形成する。続いて図6(b)に示すように、第1
実施例の第4工程と同様にして異方性エッチングを行っ
て、第1領域1aと第3領域1cとにPoly−Si膜4を
残しかつ第2領域1bにPoly−Si膜4とWSi膜6と
を残す状態でPoly−Si膜4とWSi膜6とを除去す
る。その後、レジスト膜7を除去する。
【0043】以上の工程によって、第1領域1aにPoly
−Si膜4からなるベース電極21が形成されるととも
に、第2領域1bにPoly−Si膜4とWSi膜6との積
層構造であるポリサイドのゲート9が形成される。
【0044】なお、レジスト膜7の除去後は、さらに図
6(c)に示す工程を行うことによって2層Poly−Si
構造のBipトランジスタを有するBiCMOSが形成
されるすなわち、既存技術によって第2領域1bの半導
体基体1に、例えばn- 型のLDD領域10、n+ 型の
ソース/ドレイン領域11を形成する。その後、ゲート
9および絶縁膜5のパターンを含む状態で半導体基体1
の全面に絶縁膜12を形成する。
【0045】さらに、エミッタ22を形成する第3領域
1cに半導体基体1に到達するコンタクトホール24を
形成した後、コンタクトホール24の下方の半導体基体
1にp型拡散層25を形成する。なお、Poly−Si膜4
には高濃度のp型不純物であるBが導入されているた
め、例えば上記ソース/ドレイン領域11形成時のアニ
ールによって、半導体基体1のp型拡散層25の周辺に
はp+ 型拡散層26が形成されている。
【0046】次いで、コンタクトホール24の表面を含
んで絶縁膜12上にn+ 型のPoly−Si膜28を形成し
た後、第3領域1cにPoly−Si膜28のパターンを形
成する。そしてコンタクトホール24表面に形成したPo
ly−Si膜28上を除く絶縁膜12全面にさらに絶縁膜
29を形成し、さらに第1領域1bのPoly−Si膜4、
ソース/ドレイン領域11のそれぞれに通じるコンタク
トホール13と配線(図示せず)とを形成する。このこ
とによって、2層Poly−Si構造のBipトランジスタ
23とポリサイドのゲート9のnMOSトランジスタ1
5とからなるBiCMOSが形成される。
【0047】第3実施例でも、一回の異方性エッチング
で、ゲート9のパターンとベース電極21のパターンと
を形成する。このため、2層Poly−Si構造のBipト
ランジスタ23とポリサイドのゲート9のnMOSトラ
ンジスタ15とからなるBipCMOSを従来法に比較
して少ない工程数で、かつ低コストで製造することがで
きる。
【0048】また上記実施例では、ゲート9のPoly−S
i膜4中に2×1020cm-3程度のBとPとがドーピン
グされる。しかしながら、ポリサイドを構成する第2導
電膜をWSi膜で形成していため、後の熱工程でWSi
膜6がBを吸い取って、Bの濃度は2〜5×1018cm
-3程度にまで低下する。その結果、ゲート9のPoly−S
i膜4は高濃度のn型にドーピングされて縮退する。し
たがって、p型のベース電極21を形成する場合にもn
型のゲート9を容易に形成することができる。
【0049】なお、2層Poly−Si構造のBipトラン
ジスタ23において、ベース電極21を例えばWポリサ
イドで形成すると、WポリサイドのPoly−Si中のp型
不純物、例えばBがWポリサイドのWSi中に吸い取ら
れる。そしてPoly−Si中のp型不純物濃度が低下して
半導体基体1中へのBの拡散が抑制され、Poly−Siと
半導体基体1のSiとのコンタクト抵抗が増大してしま
う。そのため、2層Poly−Si構造のBipトランジス
タ23を形成する場合には、ベース電極21をWポリサ
イドで形成せず、第3実施例で述べたようにPoly−Si
で形成するのが望ましい。
【0050】次に、本発明の第2の方法の一例を図7に
示す工程図を用いて説明する。この実施例では、半導体
基体の第1領域に抵抗を形成し、第2領域にnMOSト
ランジスタのゲートを形成する。まず第1の方法の第1
実施例で述べた第1工程を行う。その後、図7(a)に
示す第2工程を行う。
【0051】第2工程では、第1導電膜のPoly−Si膜
4上に例えばTi、W、Co、Ni、MoおよびPtか
らなる高融点金属膜を形成する。この実施例では、例え
ば6フッ化タングステン(WF6 )/水素(H2 )の混
合ガス系を用いて、約700℃のCVD法により、第1
導電膜のPoly−Si膜4上にW膜31を形成する。W膜
31は絶縁膜5のパターンをも覆う状態で形成し、例え
ば80nm程度の膜厚に形成する。なお、W膜31はス
パッタリング法によって形成しても良い。
【0052】その後、700〜800℃程度の温度で1
0〜30分程度のアニールを行う。アニールを行うこと
によって、図7(b)に示すように第1領域1a以外の
Poly−Si膜4とW膜31とがシリサイド化反応する。
そして、第1領域1a以外のPoly−Si膜4上にWSi
膜6が形成される。また絶縁膜5のパターンニング上の
W膜31は未反応のまま残る。
【0053】続いて第1実施例の第2工程と同様にし
て、第1領域1a以外の第1導電膜と第2導電膜とのう
ちの少なくも一方に不純物をドーピングする。この実施
例では第2導電膜がWSiからなるので、第1導電膜の
Poly−Si膜4に例えばPを25keV、5×1015
-2程度でイオン注入する。
【0054】次いで第3工程では、図7(b)に示すよ
うに未反応のW膜31を例えばウエットエッチングを用
いて選択的に除去する。その後、第1実施例の第3工程
と同様にして、第2領域1bのWSi膜6上にレジスト
膜7のパターンを形成する。そして、第1実施例の第4
工程と同様に異方性エッチングを行う。なお、未反応の
W膜31は、異方性エッチングの際にPoly−Si膜4、
WSi膜6と同時に除去するか、もしくは異方性エッチ
ングより前にドライエッチングで除去しても良い。
【0055】以上の工程によって、第1領域1aにPoly
−Si膜4からなるp型の抵抗8のパターンが形成され
るとともに、第2領域1bにPoly−Si膜4とWSi膜
6との積層構造であるn型のポリサイドのゲート9が形
成される。
【0056】この実施例では第1領域1aの絶縁膜5の
パターンをマスクにしてシリサイド化反応させるため、
第1領域1aにはPoly−Si膜4が残る。また第1の方
法の第1実施例と同様に、一回の異方性エッチングによ
って抵抗8のパターンとゲート9のポリサイドとを形成
できる。したがって、従来法に比較して少ない工程数で
製造できるので、製造コストを低減することができる。
【0057】なお、上記実施例では、第1導電膜として
Poly−Si膜4を形成しているが、少なくともSiを主
成分とする材料で形成されればこれに限定されない。ま
た抵抗8と異なる導電型のゲート9を形成するために、
第2工程で不純物の導入を行っているが、抵抗8とゲー
ト9の導電型が同じ場合にはその不純物の導入工程を行
う必要がない。
【0058】さらに上記実施例では、第2領域1bのW
Si膜6上に絶縁膜5のパターンとは完全に離れた状態
でレジスト膜7のパターンを形成した。しかしながら、
前述した第1方法の第2実施例のように、レジスト膜7
のパターンを絶縁膜5のパターンの一部にオーバーラッ
プさせる状態で形成することも可能である。上記のよう
に形成することによって、ゲート9と抵抗8のパターン
とをWSi膜6およびW膜31で接続することができ
る。
【0059】上記各実施例の説明で用いた数値は一例で
あって、その値に限定されることはない。
【0060】
【発明の効果】以上説明したように本発明の第1の方法
によれば、絶縁膜のパターンとレジスト膜のパターンと
をマスクとした一回の異方性エッチングで、第1領域に
第1導電膜からなるパターンを形成できると同時に第2
領域に同じ第1導電膜と第2導電膜とからなるパターン
とを形成することができる。よって、従来に比較して少
ない工程数で半導体装置を製造できることになるので、
製造コストを低減することができる。第2の方法によれ
ば、第1領域の絶縁膜のパターンをマスクにしてシリサ
イド化反応させるので、第1領域に第1導電膜を残すこ
とができる。また絶縁膜のパターンとレジスト膜のパタ
ーンとをマスクにして異方性エッチングを行うので、、
第1の方法と同様の効果が得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】第1の方法の第1実施例を示す工程図である。
【図2】第1実施例により形成される半導体装置の断面
図である。
【図3】Wポリサイド中のB濃度のSIMS分析結果を
示すグラフである。
【図4】第1の方法の第2実施例を示す工程図である。
【図5】図4(a)の縮小平面図である。
【図6】第1の方法の第3実施例を示す工程図である。
【図7】第2の方法の一例を示す工程図である。
【図8】半導体装置の製造方法の従来例を示す工程図で
ある。
【符号の説明】
1 半導体基体 1a 第1領域 1b 第2領域 4 Poly−Si膜(第1導電膜) 5 絶縁膜 6 WSi膜(第2導電膜) 7 レジスト膜 31 W膜(高融点金属膜)
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 H01L 21/3205 27/04 21/822 H01L 27/04 P

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 半導体基体表面に第1導電膜と絶縁膜と
    を順に形成した後、前記半導体基体の第1領域に前記絶
    縁膜のパターンを形成する第1工程と、 前記絶縁膜のパターンを覆う状態で前記第1導電膜上に
    第2導電膜を形成する第2工程と、 前記半導体基体の第2領域にレジスト膜のパターンを形
    成する第3工程と、 異方性エッチングを行って、前記第1領域に前記第1導
    電膜を残しかつ前記第2領域に前記第1導電膜と前記第
    2導電膜とを残す状態で該第1導電膜と該第2導電膜と
    を除去する第4工程とからなることを特徴とする半導体
    装置の製造方法。
  2. 【請求項2】 半導体基体表面に、少なくともシリコン
    を主成分とする材料からなる第1導電膜と、絶縁膜とを
    順に形成した後、前記半導体基体の第1領域に前記絶縁
    膜のパターンを形成する第1工程と、 前記絶縁膜のパターンを覆う状態で前記第1導電膜上に
    高融点金属膜を形成した後に熱処理を行って、前記第1
    領域以外の前記第1導電膜と前記高融点金属膜とがシリ
    サイド化反応してなる第2導電膜を形成し、さらに未反
    応な前記高融点金属膜を除去する第2工程と、 前記半導体基体の第2領域にレジスト膜のパターンを形
    成する第3工程と、 異方性エッチングを行って、前記第1領域に前記第1導
    電膜を残しかつ前記第2領域に前記第1導電膜と前記第
    2導電膜とを残す状態で該第1導電膜と該第2導電膜と
    を除去する第4工程とからなることを特徴とする半導体
    装置の製造方法。
  3. 【請求項3】 半導体基体表面に、少なくともシリコン
    を主成分とする材料からなる第1導電膜と、絶縁膜とを
    順に形成した後、前記半導体基体の第1領域に前記絶縁
    膜のパターンを形成する第1工程と、 前記絶縁膜のパターンを覆う状態で前記第1導電膜上に
    高融点金属膜を形成した後に熱処理を行って、前記第1
    領域以外の前記第1導電膜と前記高融点金属膜とがシリ
    サイド化反応してなる第2導電膜を形成する第2工程
    と、 前記半導体基体の第2領域にレジスト膜のパターンを形
    成する第3工程と、 異方性エッチングを行って、前記第1領域の未反応な前
    記高融点金属膜を除去するとともに前記第1領域に前記
    第1導電膜を残しかつ前記第2領域に前記第1導電膜と
    前記第2導電膜とを残す状態で該第1導電膜と該第2導
    電膜とを除去する第4工程とからなることを特徴とする
    半導体装置の製造方法。
  4. 【請求項4】 請求項1ないし請求項3いずれか1項に
    記載の半導体装置の製造方法において、 前記第1工程と前記第2工程との間に、前記絶縁膜のパ
    ターンをマスクにして前記第1領域以外の前記第1導電
    膜に不純物を導入する工程を行うもしくは、前記第2工
    程と前記第3工程との間に、前記絶縁膜のパターンをマ
    スクにして前記第1領域以外の前記第1導電膜と前記第
    2導電膜とのうちの少なくとも一方に不純物を導入する
    工程を行うことを特徴とする半導体装置の製造方法。
  5. 【請求項5】 請求項1ないし請求項4いずれか1項に
    記載の半導体装置の製造方法において、 前記第3工程では、前記レジスト膜のパターンを、前記
    第1領域の絶縁膜のパターンの一部にオーバーラップさ
    せた状態で前記半導体基体の第2領域に形成することを
    特徴とする半導体装置の製造方法。
  6. 【請求項6】 請求項1ないし請求項5いずれか1項に
    記載の半導体装置の製造方法において、 前記第2導電膜はタングステンシリサイドからなり、か
    つ前記第1工程で形成された第1導電膜はホウ素または
    二フッ化ホウ素が導入されてなることを特徴とする半導
    体装置の製造方法。
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2002124639A (ja) * 2000-08-09 2002-04-26 Seiko Instruments Inc 半導体装置及びその製造方法
WO2002023612A3 (en) * 2000-09-13 2003-07-24 Advanced Micro Devices Inc Process for removing an oxide during the fabrication of a resistor
JP2007273756A (ja) * 2006-03-31 2007-10-18 Oki Electric Ind Co Ltd 半導体装置の製造方法

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