JPH0513697A - 半導体装置の製造方法 - Google Patents
半導体装置の製造方法Info
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- JPH0513697A JPH0513697A JP3162673A JP16267391A JPH0513697A JP H0513697 A JPH0513697 A JP H0513697A JP 3162673 A JP3162673 A JP 3162673A JP 16267391 A JP16267391 A JP 16267391A JP H0513697 A JPH0513697 A JP H0513697A
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- forming
- polysilicon film
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 ポリシリコンとシリサイドの多層膜(ポリサ
イド)のポリシリコン中に、n+領域およびp+領域が混
在する半導体装置において、イオン注入のダメージのな
い製造方法を提供する。 【構成】 シリコン基板1上全面に存在するp+ポリシ
リコン膜9上に、全面に酸化膜を形成する工程と、nチ
ャンネル型MOSトランジスタ領域5上の酸化膜を除去
する工程と、POCl3を含むガス雰囲気中にて900
℃以下の温度で熱処理を行い、酸化膜をマスクとしてn
チャンネル型MOSトランジスタ領域5のp+ポリシリ
コン膜9のみにリンを拡散させる工程と、その後酸化膜
を除去した後に全面に高融点金属シリサイド膜12,高
融点金属窒化物膜11および高融点金属化合物膜のうち
の1種類以上の膜を形成する工程を備えたものである。
イド)のポリシリコン中に、n+領域およびp+領域が混
在する半導体装置において、イオン注入のダメージのな
い製造方法を提供する。 【構成】 シリコン基板1上全面に存在するp+ポリシ
リコン膜9上に、全面に酸化膜を形成する工程と、nチ
ャンネル型MOSトランジスタ領域5上の酸化膜を除去
する工程と、POCl3を含むガス雰囲気中にて900
℃以下の温度で熱処理を行い、酸化膜をマスクとしてn
チャンネル型MOSトランジスタ領域5のp+ポリシリ
コン膜9のみにリンを拡散させる工程と、その後酸化膜
を除去した後に全面に高融点金属シリサイド膜12,高
融点金属窒化物膜11および高融点金属化合物膜のうち
の1種類以上の膜を形成する工程を備えたものである。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、ポリサイド膜を構成す
る同一のポリシリコン膜中にp+領域とn+領域が混在し
ている半導体装置の製造方法に関するものである。
る同一のポリシリコン膜中にp+領域とn+領域が混在し
ている半導体装置の製造方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】近年、一般に、MOSトランジスタの微
細化のために、pチャンネル型MOSトランジスタのゲ
ート電極にはp+ポリシリコン膜を、nチャンネル型M
OSトランジスタのゲート電極にはn+ポリシリコン膜
を用いると良いことが知られている(この効果は、例え
ば、アイ・イー・イー・イー,アイ・イー・ディー・エ
ム,テクニカル,ダイジェスト、p418−422(1
984)、IEEE,IEDM,Technical
Digestp418−422に記載されている)。
細化のために、pチャンネル型MOSトランジスタのゲ
ート電極にはp+ポリシリコン膜を、nチャンネル型M
OSトランジスタのゲート電極にはn+ポリシリコン膜
を用いると良いことが知られている(この効果は、例え
ば、アイ・イー・イー・イー,アイ・イー・ディー・エ
ム,テクニカル,ダイジェスト、p418−422(1
984)、IEEE,IEDM,Technical
Digestp418−422に記載されている)。
【0003】また、半導体基板中に形成されたp+領域
とポリシリコン膜とのコンタクトをとる場合にはp+ポ
リシリコン膜が、またn+領域とポリシリコン膜とのコ
ンタクトをとる場合にはn+ポリシリコン膜が用いられ
ている。このため、同一の半導体基板上にpチャンネル
型とnチャンネル型のMOSトランジスタが形成される
CMOS型半導体装置では、同一のポリシリコン膜中
に、p+領域とn+領域とが混在している場合が多くな
る。
とポリシリコン膜とのコンタクトをとる場合にはp+ポ
リシリコン膜が、またn+領域とポリシリコン膜とのコ
ンタクトをとる場合にはn+ポリシリコン膜が用いられ
ている。このため、同一の半導体基板上にpチャンネル
型とnチャンネル型のMOSトランジスタが形成される
CMOS型半導体装置では、同一のポリシリコン膜中
に、p+領域とn+領域とが混在している場合が多くな
る。
【0004】また、このようなポリシリコン膜は、一般
的な金属膜と比較して高い比抵抗であるため、ポリシリ
コン膜上に高融点金属シリサイド膜あるいは高融点金属
窒化物膜等を形成しポリサイド膜とすることが一般的に
行われている。また、ポリサイド膜とすることで、高融
点金属シリサイド膜あるいは高融点金属窒化物膜等によ
りp+ポリシリコン膜とn+ポリシリコン膜とが電気的に
導通し、しかもコンタクトを必要としない。また、ポリ
サイド膜を形成後、900℃の熱処理が可能であるた
め、BPSG(ボロンおよびリンを含むシリケートガラ
ス)膜を用いた平坦化が可能となる(このような半導体
装置あるいは半導体装置の製造方法は、例えば、特開平
1−265542号公報あるいは特開平1−26674
5号公報に報告されている)。
的な金属膜と比較して高い比抵抗であるため、ポリシリ
コン膜上に高融点金属シリサイド膜あるいは高融点金属
窒化物膜等を形成しポリサイド膜とすることが一般的に
行われている。また、ポリサイド膜とすることで、高融
点金属シリサイド膜あるいは高融点金属窒化物膜等によ
りp+ポリシリコン膜とn+ポリシリコン膜とが電気的に
導通し、しかもコンタクトを必要としない。また、ポリ
サイド膜を形成後、900℃の熱処理が可能であるた
め、BPSG(ボロンおよびリンを含むシリケートガラ
ス)膜を用いた平坦化が可能となる(このような半導体
装置あるいは半導体装置の製造方法は、例えば、特開平
1−265542号公報あるいは特開平1−26674
5号公報に報告されている)。
【0005】一方、同一ウエハー上にp+ポリシリコン
膜あるいはn+ポリシリコン膜の一方の導伝型を形成す
る方法としては、高温での熱拡散法が広く用いられてい
る。また、同一ウエハー上にp+ポリシリコン膜および
n+ポリシリコン膜の双方の導伝型を形成する方法とし
ては、フォトレジスト膜をマスクとしたイオン注入法が
用いられている。
膜あるいはn+ポリシリコン膜の一方の導伝型を形成す
る方法としては、高温での熱拡散法が広く用いられてい
る。また、同一ウエハー上にp+ポリシリコン膜および
n+ポリシリコン膜の双方の導伝型を形成する方法とし
ては、フォトレジスト膜をマスクとしたイオン注入法が
用いられている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら上記のポ
リサイド膜の形成方法においては、ポリシリコン膜膜中
のp+ポリシリコン膜およびn+ポリシリコン膜の形成方
法が、フォトレジスト膜を用いたイオン注入であるた
め、イオン注入のダメージがシリコン基板に加わるとい
う課題を有している。ポリシリコン膜をゲート電極に用
いる場合では、特にイオン注入のダメージがゲート酸化
膜に加わりトランジスタ特性上重要な問題となる。また
熱拡散法を用いてp+ポリシリコン膜あるいはn+ポリシ
リコン膜を形成する方法では、同一ウエハー上にp+ポ
リシリコン膜およびn+ポリシリコン膜を共に形成する
ことは困難であった。
リサイド膜の形成方法においては、ポリシリコン膜膜中
のp+ポリシリコン膜およびn+ポリシリコン膜の形成方
法が、フォトレジスト膜を用いたイオン注入であるた
め、イオン注入のダメージがシリコン基板に加わるとい
う課題を有している。ポリシリコン膜をゲート電極に用
いる場合では、特にイオン注入のダメージがゲート酸化
膜に加わりトランジスタ特性上重要な問題となる。また
熱拡散法を用いてp+ポリシリコン膜あるいはn+ポリシ
リコン膜を形成する方法では、同一ウエハー上にp+ポ
リシリコン膜およびn+ポリシリコン膜を共に形成する
ことは困難であった。
【0007】本発明は上記課題を解決するもので、ポリ
サイド膜中の同一のポリシリコン膜中に、n+領域およ
びp+領域が混在する半導体装置において、イオン注入
によるダメージのない半導体装置を提供することを目的
とする。
サイド膜中の同一のポリシリコン膜中に、n+領域およ
びp+領域が混在する半導体装置において、イオン注入
によるダメージのない半導体装置を提供することを目的
とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】この目的を達成するため
に本発明の半導体装置の製造方法は、同一の半導体基板
上にpチャンネル型MOSトランジスタとnチャンネル
型MOSトランジスタとを少なくとも有する半導体装置
の製造方法において、ゲート酸化膜を形成した後、その
ゲート酸化膜上にp+ポリシリコン膜を形成する工程
と、そのp+ポリシリコン膜上に酸化膜を形成する工程
と、その酸化膜のnチャンネル型MOSトランジスタ領
域に相当する部分を除去する工程と、その酸化膜の除去
された前記p +ポリシリコン膜にn型不純物を熱拡散さ
せる工程と、上記酸化膜を除去した後、全面に高融点金
属シリサイド膜,高融点金属窒化物膜および高融点金属
化合物膜のうちの1以上を形成する工程とを少なくとも
有する構成よりなる。
に本発明の半導体装置の製造方法は、同一の半導体基板
上にpチャンネル型MOSトランジスタとnチャンネル
型MOSトランジスタとを少なくとも有する半導体装置
の製造方法において、ゲート酸化膜を形成した後、その
ゲート酸化膜上にp+ポリシリコン膜を形成する工程
と、そのp+ポリシリコン膜上に酸化膜を形成する工程
と、その酸化膜のnチャンネル型MOSトランジスタ領
域に相当する部分を除去する工程と、その酸化膜の除去
された前記p +ポリシリコン膜にn型不純物を熱拡散さ
せる工程と、上記酸化膜を除去した後、全面に高融点金
属シリサイド膜,高融点金属窒化物膜および高融点金属
化合物膜のうちの1以上を形成する工程とを少なくとも
有する構成よりなる。
【0009】
【作用】上記構成により、n+ポリシリコン膜およびp+
ポリシリコン膜の形成方法がイオン注入を用いないた
め、イオン注入のダメージが半導体基板に加わらない。
さらに、ポリサイド構造としているため、p+ポリシリ
コン膜およびn+ポリシリコン膜の電気的導通が、コン
タクトを用いることなく可能となり、さらに900℃の
熱処理が行えることで、BPSG膜を用いた平坦化が可
能となる。
ポリシリコン膜の形成方法がイオン注入を用いないた
め、イオン注入のダメージが半導体基板に加わらない。
さらに、ポリサイド構造としているため、p+ポリシリ
コン膜およびn+ポリシリコン膜の電気的導通が、コン
タクトを用いることなく可能となり、さらに900℃の
熱処理が行えることで、BPSG膜を用いた平坦化が可
能となる。
【0010】
【実施例】以下本発明の一実施例の半導体装置の製造方
法について、図面を参照しながら説明する。
法について、図面を参照しながら説明する。
【0011】図1は本発明の第1の実施例におけるポリ
シリコン膜およびシリサイド膜の多層膜(ポリサイド
膜)をゲート電極に用いた場合の半導体装置の要部断面
図である。図1において、1はシリコン基板で(本実施
例ではp型基板)、2はシリコン基板1中に形成された
n-ウエル、3は素子分離領域、4はpチャンネル型M
OSトランジスタ領域、5はnチャンネル型MOSトラ
ンジスタ領域、6はp+拡散層、7はn+拡散層、8はゲ
ート酸化膜、9はp+ポリシリコン膜、10はn +ポリシ
リコン膜、11はチタンナイトライド(TiN)膜、1
2はタングステンシリサイド(WSix)膜である。な
お、図中に図示してあるp+拡散層6およびn+拡散層7
は、ゲート電極直下には形成されない。
シリコン膜およびシリサイド膜の多層膜(ポリサイド
膜)をゲート電極に用いた場合の半導体装置の要部断面
図である。図1において、1はシリコン基板で(本実施
例ではp型基板)、2はシリコン基板1中に形成された
n-ウエル、3は素子分離領域、4はpチャンネル型M
OSトランジスタ領域、5はnチャンネル型MOSトラ
ンジスタ領域、6はp+拡散層、7はn+拡散層、8はゲ
ート酸化膜、9はp+ポリシリコン膜、10はn +ポリシ
リコン膜、11はチタンナイトライド(TiN)膜、1
2はタングステンシリサイド(WSix)膜である。な
お、図中に図示してあるp+拡散層6およびn+拡散層7
は、ゲート電極直下には形成されない。
【0012】次に、図1の半導体装置の製造方法につい
て図2の断面図を参照しながら説明する。シリコン基板
1中にn-ウエル2が形成され、シリコン基板1上に素
子分離領域3が形成されている。n-ウエル2領域に
は、pチャンネル型MOSトランジスタ領域4が形成さ
れ、n-ウエル2領域以外にはnチャンネル型MOSト
ランジスタ領域5が形成される。その後、シリコン基板
1上にゲート酸化膜8が10nmの厚さ形成され、そのゲ
ート酸化膜8上にp+ポリシリコン膜9が250nmの厚
さ形成される。そのp+ポリシリコン膜9は、例えば、
ジボラン(B2H6)およびシラン(SiH4)を含む混
合ガスを原料ガスとした化学気相成長法により堆積す
る。堆積条件は、p+ポリシリコン膜9中のボロン
(B)濃度が1X1020cm-3となるように設定し、例え
ば温度を600℃とし、ジボランとシランのガス流量比
をジボラン:シラン=1:20とする。
て図2の断面図を参照しながら説明する。シリコン基板
1中にn-ウエル2が形成され、シリコン基板1上に素
子分離領域3が形成されている。n-ウエル2領域に
は、pチャンネル型MOSトランジスタ領域4が形成さ
れ、n-ウエル2領域以外にはnチャンネル型MOSト
ランジスタ領域5が形成される。その後、シリコン基板
1上にゲート酸化膜8が10nmの厚さ形成され、そのゲ
ート酸化膜8上にp+ポリシリコン膜9が250nmの厚
さ形成される。そのp+ポリシリコン膜9は、例えば、
ジボラン(B2H6)およびシラン(SiH4)を含む混
合ガスを原料ガスとした化学気相成長法により堆積す
る。堆積条件は、p+ポリシリコン膜9中のボロン
(B)濃度が1X1020cm-3となるように設定し、例え
ば温度を600℃とし、ジボランとシランのガス流量比
をジボラン:シラン=1:20とする。
【0013】その後、p+ポリシリコン膜9上に、酸化
膜13を例えば化学気相成長法により100nmの厚さ堆
積した後、pチャンネル型MOSトランジスタ領域4以
外の酸化膜13を除去する。その後、酸化膜13をマス
クとして、リンをnチャンネル型MOSトランジスタ領
域5に相当するp+ポリシリコン膜9にリン(P)を拡
散させ、n+ポリシリコン膜10を形成する。リンの拡
散は、n+ポリシリコン膜10中のリン(P)濃度が1
×1021cm-3となるように設定し、公知のPOCl3を
原料ガスとして使用する熱拡散法を用い、例えばPOC
13ガス雰囲気中で、900℃の温度で、60分の拡散
を行う。その後、酸化膜13を除去する。
膜13を例えば化学気相成長法により100nmの厚さ堆
積した後、pチャンネル型MOSトランジスタ領域4以
外の酸化膜13を除去する。その後、酸化膜13をマス
クとして、リンをnチャンネル型MOSトランジスタ領
域5に相当するp+ポリシリコン膜9にリン(P)を拡
散させ、n+ポリシリコン膜10を形成する。リンの拡
散は、n+ポリシリコン膜10中のリン(P)濃度が1
×1021cm-3となるように設定し、公知のPOCl3を
原料ガスとして使用する熱拡散法を用い、例えばPOC
13ガス雰囲気中で、900℃の温度で、60分の拡散
を行う。その後、酸化膜13を除去する。
【0014】その後、図1に示すように、チタンナイト
ライド(TiN)膜11を50nm、タングステンシリサ
イド(WSix)膜12を200nm形成する。次に、p
+ポリシリコン膜9、n+ポリシリコン膜10、チタンナ
イトライド膜11およびタングステンシリサイド膜12
を所望の配線形状となるようにエッチングすることでゲ
ート電極とする。その後、pチャンネル型MOSトラン
ジスタ領域4の表面領域にはBF2を加速エネルギー3
0keV、ドーズ量1×1015cm2の条件のイオン注入を行
うことで、ソースあるいはドレイン領域としてのp+拡
散層6が形成され、nチャンネル型MOSトランジスタ
領域5の表面領域にはAsを加速エネルギー40keV、
ドーズ量4×1015cm2の条件のイオン注入を行うこと
で、ソースあるいはドレイン領域としてのn+拡散層7
が形成される。その後は、公知の絶縁膜形成法および配
線形成法を用いて、ソース,ドレインおよびゲート電極
に配線を行うことで、半導体装置を完成する。
ライド(TiN)膜11を50nm、タングステンシリサ
イド(WSix)膜12を200nm形成する。次に、p
+ポリシリコン膜9、n+ポリシリコン膜10、チタンナ
イトライド膜11およびタングステンシリサイド膜12
を所望の配線形状となるようにエッチングすることでゲ
ート電極とする。その後、pチャンネル型MOSトラン
ジスタ領域4の表面領域にはBF2を加速エネルギー3
0keV、ドーズ量1×1015cm2の条件のイオン注入を行
うことで、ソースあるいはドレイン領域としてのp+拡
散層6が形成され、nチャンネル型MOSトランジスタ
領域5の表面領域にはAsを加速エネルギー40keV、
ドーズ量4×1015cm2の条件のイオン注入を行うこと
で、ソースあるいはドレイン領域としてのn+拡散層7
が形成される。その後は、公知の絶縁膜形成法および配
線形成法を用いて、ソース,ドレインおよびゲート電極
に配線を行うことで、半導体装置を完成する。
【0015】以上のように、pチャンネル型MOSトラ
ンジスタのゲート電極はp+ポリシリコン膜9であり、
nチャンネル型MOSトランジスタのゲート電極はn+
ポリシリコン膜10であるポリサイドを用いた半導体装
置の製造方法において、p+ポリシリコン膜9およびn+
ポリシリコン膜10共にイオン注入を使用しないため、
イオン注入のダメージが加わらない。
ンジスタのゲート電極はp+ポリシリコン膜9であり、
nチャンネル型MOSトランジスタのゲート電極はn+
ポリシリコン膜10であるポリサイドを用いた半導体装
置の製造方法において、p+ポリシリコン膜9およびn+
ポリシリコン膜10共にイオン注入を使用しないため、
イオン注入のダメージが加わらない。
【0016】以下本発明の第2の実施例について説明す
る。第1の実施例と異なるのは、p+ポリシリコン膜9
を形成する工程である。第1の実施例において、p+ポ
リシリコン膜9をシランおよびジボランを原料ガスとし
た化学気相成長法により形成したが、第2の実施例では
公知の熱拡散法を用いる。例えば、不純物を含まないポ
リシリコン膜を形成した後、ボロンを含む酸化膜を形成
し、熱処理を行うことにより、ボロンをポリシリコン膜
に拡散することで形成する。この時、nチャンネル型M
OSトランジスタ領域5の表面にはあらかじめ酸化膜を
形成して、nチャンネル型MOSトランジスタ領域5上
のポリシリコン膜にはボロンが拡散しないようにしても
良い。
る。第1の実施例と異なるのは、p+ポリシリコン膜9
を形成する工程である。第1の実施例において、p+ポ
リシリコン膜9をシランおよびジボランを原料ガスとし
た化学気相成長法により形成したが、第2の実施例では
公知の熱拡散法を用いる。例えば、不純物を含まないポ
リシリコン膜を形成した後、ボロンを含む酸化膜を形成
し、熱処理を行うことにより、ボロンをポリシリコン膜
に拡散することで形成する。この時、nチャンネル型M
OSトランジスタ領域5の表面にはあらかじめ酸化膜を
形成して、nチャンネル型MOSトランジスタ領域5上
のポリシリコン膜にはボロンが拡散しないようにしても
良い。
【0017】以上のように、第2の実施例においては、
p+ポリシリコン膜9およびn+ポリシリコン膜10共に
イオン注入を使用しないため、イオン注入のダメージが
加わることなく、さらにn+ポリシリコン膜10中のボ
ロン濃度を下げることが可能となる。
p+ポリシリコン膜9およびn+ポリシリコン膜10共に
イオン注入を使用しないため、イオン注入のダメージが
加わることなく、さらにn+ポリシリコン膜10中のボ
ロン濃度を下げることが可能となる。
【0018】図3は本発明の第3の実施例におけるポリ
サイド膜を配線に用いた場合の半導体装置の要部断面図
である。図3において、1〜8は図1の実施例と同一で
あるので説明を省略する。14は層間絶縁膜、15は層
間絶縁膜14に開口したコンタクトホール、16はp+
ポリシリコン膜、17はn+ポリシリコン膜、18はチ
タンナイトライド(TiN)膜、19はタングステンシ
リサイド(WSix)膜である。なお、図1中の、p+
ポリシリコン膜9、n+ポリシリコン膜10、チタンナ
イトライド(TiN)膜11、タングステンシリサイド
(WSix)膜12は、表示されていない箇所の断面図
である。
サイド膜を配線に用いた場合の半導体装置の要部断面図
である。図3において、1〜8は図1の実施例と同一で
あるので説明を省略する。14は層間絶縁膜、15は層
間絶縁膜14に開口したコンタクトホール、16はp+
ポリシリコン膜、17はn+ポリシリコン膜、18はチ
タンナイトライド(TiN)膜、19はタングステンシ
リサイド(WSix)膜である。なお、図1中の、p+
ポリシリコン膜9、n+ポリシリコン膜10、チタンナ
イトライド(TiN)膜11、タングステンシリサイド
(WSix)膜12は、表示されていない箇所の断面図
である。
【0019】次に、図3の半導体装置の製造方法につい
て説明する。p+拡散層6およびn+拡散層7までの形成
工程は、第1の実施例と同じである。その後、全面に層
間絶縁膜14を形成した後、層間絶縁膜14の所定部に
コンタクトホール15を開口する。その後、フッ酸を含
む水溶液を用いたディップエッチを行うことで界面の自
然酸化膜を除去した後、図1におけるp+ポリシリコン
膜9を形成するときと同様な方法を用いて、p+ポリシ
リコン膜16を形成する。その後、n+ポリシリコン膜
17、チタンナイトライド(TiN)膜18、タングス
テンシリサイド(WSix)膜19を順次、n+ポリシ
リコン膜10、チタンナイトライド(TiN)膜11、
タングステンシリサイド(WSix)膜12と同様な方
法を用いて形成する。
て説明する。p+拡散層6およびn+拡散層7までの形成
工程は、第1の実施例と同じである。その後、全面に層
間絶縁膜14を形成した後、層間絶縁膜14の所定部に
コンタクトホール15を開口する。その後、フッ酸を含
む水溶液を用いたディップエッチを行うことで界面の自
然酸化膜を除去した後、図1におけるp+ポリシリコン
膜9を形成するときと同様な方法を用いて、p+ポリシ
リコン膜16を形成する。その後、n+ポリシリコン膜
17、チタンナイトライド(TiN)膜18、タングス
テンシリサイド(WSix)膜19を順次、n+ポリシ
リコン膜10、チタンナイトライド(TiN)膜11、
タングステンシリサイド(WSix)膜12と同様な方
法を用いて形成する。
【0020】以上のように、第3の実施例においては、
本発明により形成したポリサイド膜を配線として使用す
る場合でも、p+ポリシリコン膜9およびn+ポリシリコ
ン膜10共にイオン注入を使用しないため、イオン注入
のダメージが加わることがない。
本発明により形成したポリサイド膜を配線として使用す
る場合でも、p+ポリシリコン膜9およびn+ポリシリコ
ン膜10共にイオン注入を使用しないため、イオン注入
のダメージが加わることがない。
【0021】なおゲート酸化膜8は、酸化膜以外の例え
ば窒化酸化膜(ONO)膜を用いても良い。
ば窒化酸化膜(ONO)膜を用いても良い。
【0022】また第1および第3の実施例において、酸
化膜8を形成する前に、p+ポリシリコン膜9の、pチ
ャンネル型MOSトランジスタ領域4とnチャンネル型
MOSトランジスタ領域5の境界部分に溝を形成し、リ
ンの拡散を行うとき、リンがp+ポリシリコン膜9中を
拡散してpチャンネル型MOSトランジスタ領域4に到
達するのを防止しても良い。
化膜8を形成する前に、p+ポリシリコン膜9の、pチ
ャンネル型MOSトランジスタ領域4とnチャンネル型
MOSトランジスタ領域5の境界部分に溝を形成し、リ
ンの拡散を行うとき、リンがp+ポリシリコン膜9中を
拡散してpチャンネル型MOSトランジスタ領域4に到
達するのを防止しても良い。
【0023】
【発明の効果】以上のように本発明は、ゲート酸化膜を
形成した後、そのゲート酸化膜上にp +ポリシリコン膜
を形成する工程と、そのp+ポリシリコン膜上に酸化膜
を形成する工程と、その酸化膜のnチャンネル型MOS
トランジスタ領域に相当する部分を除去する工程と、そ
の酸化膜の除去された前記p+ポリシリコン膜にn型不
純物を熱拡散させる工程と、上記酸化膜を除去した後、
全面に高融点金属シリサイド膜,高融点金属窒化物膜お
よび高融点金属化合物膜のうちの1以上を形成する工程
とを少なくとも有する構成よりなるので、n+ポリシリ
コン膜およびp+ポリシリコン膜の形成方法がイオン注
入を用いず、イオン注入のダメージが半導体基板に加わ
らない。また、900℃以下の温度でリンを拡散させる
ため、リンがp +ポリシリコン膜に過度に拡散すること
もない。さらに、ポリサイド構造としているため、p+
ポリシリコン膜およびn+ポリシリコン膜の電気的導通
がコンタクトを用いることなく可能となり、さらに90
0℃の熱処理が行えることで、BPSG膜を用いた平坦
化が可能な半導体装置を提供できる。
形成した後、そのゲート酸化膜上にp +ポリシリコン膜
を形成する工程と、そのp+ポリシリコン膜上に酸化膜
を形成する工程と、その酸化膜のnチャンネル型MOS
トランジスタ領域に相当する部分を除去する工程と、そ
の酸化膜の除去された前記p+ポリシリコン膜にn型不
純物を熱拡散させる工程と、上記酸化膜を除去した後、
全面に高融点金属シリサイド膜,高融点金属窒化物膜お
よび高融点金属化合物膜のうちの1以上を形成する工程
とを少なくとも有する構成よりなるので、n+ポリシリ
コン膜およびp+ポリシリコン膜の形成方法がイオン注
入を用いず、イオン注入のダメージが半導体基板に加わ
らない。また、900℃以下の温度でリンを拡散させる
ため、リンがp +ポリシリコン膜に過度に拡散すること
もない。さらに、ポリサイド構造としているため、p+
ポリシリコン膜およびn+ポリシリコン膜の電気的導通
がコンタクトを用いることなく可能となり、さらに90
0℃の熱処理が行えることで、BPSG膜を用いた平坦
化が可能な半導体装置を提供できる。
【図1】本発明の第1の実施例における半導体装置の要
部断面図
部断面図
【図2】図1の半導体装置の要部工程断面図
【図3】本発明の第3の実施例における半導体装置の要
部断面図
部断面図
1 シリコン基板(半導体基板)
2 n-ウエル
3 素子分離領域
4 pチャンネル型MOSトランジスタ領域
5 nチャンネル型MOSトランジスタ領域
6 p+拡散層
7 n+拡散層
8 ゲート酸化膜
9 p+ポリシリコン膜
10 n+ポリシリコン膜
11 チタンナイトライド(TiN)膜(高融点金属窒
化物膜) 12 タングステンシリサイド(WSix)膜(高融点
金属シリサイド膜)
化物膜) 12 タングステンシリサイド(WSix)膜(高融点
金属シリサイド膜)
Claims (5)
- 【請求項1】同一の半導体基板上にpチャンネル型MO
Sトランジスタとnチャンネル型MOSトランジスタと
を少なくとも有する半導体装置の製造方法において、ゲ
ート酸化膜を形成した後、そのゲート酸化膜上にp+ポ
リシリコン膜を形成する工程と、そのp+ポリシリコン
膜上に酸化膜を形成する工程と、その酸化膜のnチャン
ネル型MOSトランジスタ領域に相当する部分を除去す
る工程と、その酸化膜の除去された前記p+ポリシリコ
ン膜にn型不純物を熱拡散させn+ポリシリコン膜を形
成する工程と、前記酸化膜を除去した後、全面に高融点
金属シリサイド膜,高融点金属窒化物膜および高融点金
属化合物膜のうちの1以上を形成する工程とを少なくと
も有することを特徴とする半導体装置の製造方法。 - 【請求項2】p+ポリシリコン膜を形成する工程が、シ
ラン,ジシラン,ジクロルシランおよびジボランのうち
の1以上を含む混合ガスを用いた化学気相成長法により
p+ポリシリコン膜を形成する工程であることを特徴と
する請求項1記載の半導体装置の製造方法。 - 【請求項3】p+ポリシリコン膜を形成する工程が、不
純物を含まないポリシリコン膜を形成して、nチャンネ
ル型MOSトランジスタ領域に相当する前記ポリシリコ
ン膜上は絶縁膜で保護しておいて、全面にボロン(B)
を含む酸化膜を形成し、そのボロンを含む酸化膜から前
記不純物を含まないポリシリコン膜にボロンを拡散させ
るための熱処理を行ってp+ポリシリコン膜を形成する
工程であることを特徴とする請求項1記載の半導体装置
の製造方法。 - 【請求項4】全面に高融点金属シリサイド膜,高融点金
属窒化物膜および高融点金属化合物膜のうち1以上を形
成する工程が、n+ポリシリコン膜およびp+ポリシリコ
ン膜上に高融点金属シリサイド膜,高融点金属窒化物膜
および高融点金属化合物のうちの1以上を形成してなる
ポリサイド膜でゲート電極を形成する工程であることを
特徴とする請求項1記載の半導体装置の製造方法。 - 【請求項5】全面に高融点金属シリサイド膜,高融点金
属窒化物膜および高融点金属化合物膜のうちの1以上を
形成する工程が、n+ポリシリコン膜およびp+ポリシリ
コン膜上に高融点金属シリサイド膜,高融点金属窒化物
膜および高融点金属化合物のうちの1以上を形成してな
るポリサイド膜でMOSトランジスタのp+拡散層およ
びn+拡散層を接続する配線を形成する工程であること
を特徴とする請求項1記載の半導体装置の製造方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP3162673A JPH0513697A (ja) | 1991-07-03 | 1991-07-03 | 半導体装置の製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP3162673A JPH0513697A (ja) | 1991-07-03 | 1991-07-03 | 半導体装置の製造方法 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0513697A true JPH0513697A (ja) | 1993-01-22 |
Family
ID=15759118
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP3162673A Pending JPH0513697A (ja) | 1991-07-03 | 1991-07-03 | 半導体装置の製造方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0513697A (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| KR19990068006A (ko) * | 1998-01-20 | 1999-08-25 | 루센트 테크놀러지스 인크 | 금속 산화물 반도체내에 사용되는 적층 스택 및 그 제조 방법과, 상보형 금속 산화물 반도체 소자 |
| KR100494141B1 (ko) * | 1997-12-26 | 2005-09-06 | 주식회사 하이닉스반도체 | 모스형전계효과트랜지스터의완충막형성방법 |
-
1991
- 1991-07-03 JP JP3162673A patent/JPH0513697A/ja active Pending
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| KR100494141B1 (ko) * | 1997-12-26 | 2005-09-06 | 주식회사 하이닉스반도체 | 모스형전계효과트랜지스터의완충막형성방법 |
| KR19990068006A (ko) * | 1998-01-20 | 1999-08-25 | 루센트 테크놀러지스 인크 | 금속 산화물 반도체내에 사용되는 적층 스택 및 그 제조 방법과, 상보형 금속 산화물 반도체 소자 |
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