JPH08103628A - 脱硝装置のアンモニア注入装置 - Google Patents
脱硝装置のアンモニア注入装置Info
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- JPH08103628A JPH08103628A JP6243041A JP24304194A JPH08103628A JP H08103628 A JPH08103628 A JP H08103628A JP 6243041 A JP6243041 A JP 6243041A JP 24304194 A JP24304194 A JP 24304194A JP H08103628 A JPH08103628 A JP H08103628A
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Landscapes
- Treating Waste Gases (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 排ガスの偏流によるアンモニアの過不足が生
じないようなアンモニアの注入を行う。 【構成】 ボイラ1の排ガスを脱硝装置6に導く排ガス
ダクト23と、排ガスダクト23の脱硝装置6入口側内
部に排ガスダクト23の断面に対する位置をそれぞれ変
えてアンモニアを噴出できるように分割配置した複数の
アンモニア注入ノズル26,27と、分割配置されたア
ンモニア注入ノズル26,27ごとに個別に設けられア
ンモニア注入ノズル26,27に供給するアンモニアの
流量を個別に調節するアンモニア流量調節弁31,32
と、排ガスダクト23における排ガスの流量分布24
a’および窒素酸化物濃度分布24b’によりアンモニ
ア流量調節弁31,32の開度を制御する制御装置25
とを備え、排ガスダクト23内の窒素酸化物の量の違い
に対応した量のアンモニアを噴出させる。
じないようなアンモニアの注入を行う。 【構成】 ボイラ1の排ガスを脱硝装置6に導く排ガス
ダクト23と、排ガスダクト23の脱硝装置6入口側内
部に排ガスダクト23の断面に対する位置をそれぞれ変
えてアンモニアを噴出できるように分割配置した複数の
アンモニア注入ノズル26,27と、分割配置されたア
ンモニア注入ノズル26,27ごとに個別に設けられア
ンモニア注入ノズル26,27に供給するアンモニアの
流量を個別に調節するアンモニア流量調節弁31,32
と、排ガスダクト23における排ガスの流量分布24
a’および窒素酸化物濃度分布24b’によりアンモニ
ア流量調節弁31,32の開度を制御する制御装置25
とを備え、排ガスダクト23内の窒素酸化物の量の違い
に対応した量のアンモニアを噴出させる。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、脱硝装置の前段で排ガ
スにアンモニアを注入するために使用する脱硝装置のア
ンモニア注入装置に関するものである。
スにアンモニアを注入するために使用する脱硝装置のア
ンモニア注入装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】ボイラ等の排ガスに含まれている窒素酸
化物を処理する際には、脱硝装置の前段で排ガスにアン
モニアを注入した後、脱硝装置で窒素酸化物の処理を行
っている。
化物を処理する際には、脱硝装置の前段で排ガスにアン
モニアを注入した後、脱硝装置で窒素酸化物の処理を行
っている。
【0003】このために従来から使用されている脱硝装
置のアンモニア注入装置の一例を図5によって説明する
と、ボイラ1に押込み送風機2から燃焼用空気を送って
燃料を燃焼し、ボイラ1で発生した蒸気は加減弁3を通
って蒸気タービン4に供給され発電機4aにより発電を
行うようになっている。
置のアンモニア注入装置の一例を図5によって説明する
と、ボイラ1に押込み送風機2から燃焼用空気を送って
燃料を燃焼し、ボイラ1で発生した蒸気は加減弁3を通
って蒸気タービン4に供給され発電機4aにより発電を
行うようになっている。
【0004】ボイラ1の燃焼によって生じた排ガスは排
ガスダクト5を通り、次に説明するようにアンモニアが
注入されて脱硝装置6に送られ、脱硝装置6で窒素酸化
物の処理を行った後、大気に排出される。
ガスダクト5を通り、次に説明するようにアンモニアが
注入されて脱硝装置6に送られ、脱硝装置6で窒素酸化
物の処理を行った後、大気に排出される。
【0005】脱硝装置6の前段に接続されている排ガス
ダクト5内にはアンモニア注入ノズル7が設けてあっ
て、このアンモニア注入ノズル7には、排ガスダクト5
の外にある混合器8が接続されている。
ダクト5内にはアンモニア注入ノズル7が設けてあっ
て、このアンモニア注入ノズル7には、排ガスダクト5
の外にある混合器8が接続されている。
【0006】混合器8では、加圧された空気と、アンモ
ニア流量計9、アンモニア流量調節弁10を通ったアン
モニアとが混合し、空気と混合したアンモニアがアンモ
ニア注入ノズル7から排ガスダクト5の全断面に均一に
噴出し、脱硝装置6において排ガスに含まれている窒素
酸化物を処理するようになっている。
ニア流量計9、アンモニア流量調節弁10を通ったアン
モニアとが混合し、空気と混合したアンモニアがアンモ
ニア注入ノズル7から排ガスダクト5の全断面に均一に
噴出し、脱硝装置6において排ガスに含まれている窒素
酸化物を処理するようになっている。
【0007】前記アンモニア流量調節弁10によるアン
モニアの注入量は、制御装置Sにより制御されている。
制御装置Sには、図5及び図6に示すように、排ガスダ
クト5内を流れる排ガス流量が変化した時のその流量に
対する窒素酸化物濃度aが予め入力されており、また、
制御装置Sにはボイラ1の負荷指令或いはボイラ1の燃
料供給指令からなるボイラ指令信号Aが入力されてお
り、前記制御装置Sは、ボイラ指令信号Aが入力される
と、排ガス流量bを直ちに演算し、該排ガス流量bと予
め入力されている排ガス流量に対する窒素酸化物濃度a
とを掛算器cにて掛け算して求められた窒素酸化物量に
対応する必要アンモニア量dを得、該必要アンモニア量
dにより、調節器eを介してアンモニア流量調節弁10
の制御を行うようになっている。
モニアの注入量は、制御装置Sにより制御されている。
制御装置Sには、図5及び図6に示すように、排ガスダ
クト5内を流れる排ガス流量が変化した時のその流量に
対する窒素酸化物濃度aが予め入力されており、また、
制御装置Sにはボイラ1の負荷指令或いはボイラ1の燃
料供給指令からなるボイラ指令信号Aが入力されてお
り、前記制御装置Sは、ボイラ指令信号Aが入力される
と、排ガス流量bを直ちに演算し、該排ガス流量bと予
め入力されている排ガス流量に対する窒素酸化物濃度a
とを掛算器cにて掛け算して求められた窒素酸化物量に
対応する必要アンモニア量dを得、該必要アンモニア量
dにより、調節器eを介してアンモニア流量調節弁10
の制御を行うようになっている。
【0008】即ち、前記ボイラ1の負荷指令或いはボイ
ラ1の燃料供給指令は、排ガスの流量と対応した関係に
あり、従って前記ボイラ1の負荷指令或いはボイラ1の
燃料供給指令からなるボイラ指令信号Aを制御装置Sに
入力すると、制御装置Sは排ガスダクト5内を流れる排
ガス流量bを容易且つ正確に演算することができる。ま
た前記制御装置Sには排ガスの流速と窒素酸化物濃度を
検出するセンサ45,46からの信号が入力されてい
て、検出した排ガスの流速信号45’と窒素酸化物濃度
信号46’により、前記排ガス流量bと窒素酸化物濃度
aが補正されるようになっている。
ラ1の燃料供給指令は、排ガスの流量と対応した関係に
あり、従って前記ボイラ1の負荷指令或いはボイラ1の
燃料供給指令からなるボイラ指令信号Aを制御装置Sに
入力すると、制御装置Sは排ガスダクト5内を流れる排
ガス流量bを容易且つ正確に演算することができる。ま
た前記制御装置Sには排ガスの流速と窒素酸化物濃度を
検出するセンサ45,46からの信号が入力されてい
て、検出した排ガスの流速信号45’と窒素酸化物濃度
信号46’により、前記排ガス流量bと窒素酸化物濃度
aが補正されるようになっている。
【0009】図7は、従来から使用されている脱硝装置
のアンモニア注入装置の他の例を示すもので、図5と同
一部分には同一符号を付してある。
のアンモニア注入装置の他の例を示すもので、図5と同
一部分には同一符号を付してある。
【0010】図7の従来装置には、ボイラ1で発生した
蒸気で蒸気タービン4を駆動して発電機4aにより電力
を取り出すほか、ガスタービン11に燃料12を供給
し、ガスタービン11で発電機13を回転駆動して電力
を取り出すようにしている。
蒸気で蒸気タービン4を駆動して発電機4aにより電力
を取り出すほか、ガスタービン11に燃料12を供給
し、ガスタービン11で発電機13を回転駆動して電力
を取り出すようにしている。
【0011】ガスタービン11からはタービン排ガス1
4が排出されるが、熱効率を高めるため、酸素を含んで
いる高温のタービン排ガス14をダクト15によってボ
イラ1に供給し、ガスタービン11からのタービン排ガ
ス14の酸素と熱をボイラ1で利用するようにしてい
る。
4が排出されるが、熱効率を高めるため、酸素を含んで
いる高温のタービン排ガス14をダクト15によってボ
イラ1に供給し、ガスタービン11からのタービン排ガ
ス14の酸素と熱をボイラ1で利用するようにしてい
る。
【0012】図7の装置においては、ボイラ1の運転下
におけるガスタービン11の起動時や停止時には、ガス
タービン11が安定運転に入るまで、タービン排ガス1
4をボイラ1に供給せずに、直接排ガスダクト5に導
き、またボイラ1とガスタービン11とを併用運転して
いる時にも、タービン排ガス14の一部をボイラ1に供
給せずに直接排ガスダクト5に導くことがある。
におけるガスタービン11の起動時や停止時には、ガス
タービン11が安定運転に入るまで、タービン排ガス1
4をボイラ1に供給せずに、直接排ガスダクト5に導
き、またボイラ1とガスタービン11とを併用運転して
いる時にも、タービン排ガス14の一部をボイラ1に供
給せずに直接排ガスダクト5に導くことがある。
【0013】このためダクト15の途中からタービン排
ガスダクト16を分岐し、このタービン排ガスダクト1
6をガス混合器17を介して排ガスダクト5に接続し、
窒素酸化物濃度が異なるボイラ1からの排ガスとタービ
ン排ガス14とが、ガス混合器17によって均一に混合
するようにしている。18はダクト15のタービン排ガ
スダクト16の分岐箇所よりも下流側に設けたダンパ、
19はタービン排ガスダクト16の途中に設けたダンパ
であって、タービン排ガス14をボイラ1または排ガス
ダクト5に導く量を調節するためのものである。
ガスダクト16を分岐し、このタービン排ガスダクト1
6をガス混合器17を介して排ガスダクト5に接続し、
窒素酸化物濃度が異なるボイラ1からの排ガスとタービ
ン排ガス14とが、ガス混合器17によって均一に混合
するようにしている。18はダクト15のタービン排ガ
スダクト16の分岐箇所よりも下流側に設けたダンパ、
19はタービン排ガスダクト16の途中に設けたダンパ
であって、タービン排ガス14をボイラ1または排ガス
ダクト5に導く量を調節するためのものである。
【0014】制御装置Sには、図7及び図8に示すよう
に、排ガスダクト5内を流れる排ガス流量が変化した時
のその流量に対する窒素酸化物濃度aが予め入力されて
おり、また、ボイラ1の負荷指令或いはボイラ1の燃料
供給指令からなるボイラ指令信号A、及びガスタービン
11の負荷指令或いはガスタービンの燃料12の供給指
令からなるタービン指令信号Bが入力されている。
に、排ガスダクト5内を流れる排ガス流量が変化した時
のその流量に対する窒素酸化物濃度aが予め入力されて
おり、また、ボイラ1の負荷指令或いはボイラ1の燃料
供給指令からなるボイラ指令信号A、及びガスタービン
11の負荷指令或いはガスタービンの燃料12の供給指
令からなるタービン指令信号Bが入力されている。
【0015】前記ボイラ指令信号A及びタービン指令信
号Bが制御装置Sに入力されると、前記ボイラ指令信号
Aからボイラ排ガス流量A’が求められると共に、ター
ビン指令信号Bからタービン排ガス流量B’が求めら
れ、前記ボイラ排ガス流量A’とタービン排ガス流量
B’とが加算器fにより加算されて排ガスダクト5を流
れる全体の排ガス流量bが求められ、更に予め入力され
ている排ガス流量bと予め入力されている排ガス流量に
対する窒素酸化物濃度aとが掛算器cにより掛け算され
て求められた窒素酸化物量に対応する必要アンモニア量
dが得られ、該必要アンモニア量dにより、調節器eを
介してアンモニア流量調節弁10の制御を行うようにな
っている。また前記制御装置Sには排ガスの流速と窒素
酸化物濃度を検出するセンサ45,46からの信号が入
力されていて、検出した排ガスの流速信号45’と窒素
酸化物濃度信号46’により、前記排ガス流量bと窒素
酸化物濃度aが補正されるようになっている。
号Bが制御装置Sに入力されると、前記ボイラ指令信号
Aからボイラ排ガス流量A’が求められると共に、ター
ビン指令信号Bからタービン排ガス流量B’が求めら
れ、前記ボイラ排ガス流量A’とタービン排ガス流量
B’とが加算器fにより加算されて排ガスダクト5を流
れる全体の排ガス流量bが求められ、更に予め入力され
ている排ガス流量bと予め入力されている排ガス流量に
対する窒素酸化物濃度aとが掛算器cにより掛け算され
て求められた窒素酸化物量に対応する必要アンモニア量
dが得られ、該必要アンモニア量dにより、調節器eを
介してアンモニア流量調節弁10の制御を行うようにな
っている。また前記制御装置Sには排ガスの流速と窒素
酸化物濃度を検出するセンサ45,46からの信号が入
力されていて、検出した排ガスの流速信号45’と窒素
酸化物濃度信号46’により、前記排ガス流量bと窒素
酸化物濃度aが補正されるようになっている。
【0016】図9は、前記したガス混合器17の一例を
切断して示した斜視図であって、タービン排ガス14が
導かれて来るタービン排ガスダクト16と排ガスダクト
5とを上下位置で交差させた箇所に、タービン排ガスダ
クト16の底部から排ガスダクト5の内部へ向けて、空
洞状で偏平な複数のガス導入函20を突設し、ガス導入
函20の側面に多数の小孔21を穿設している。
切断して示した斜視図であって、タービン排ガス14が
導かれて来るタービン排ガスダクト16と排ガスダクト
5とを上下位置で交差させた箇所に、タービン排ガスダ
クト16の底部から排ガスダクト5の内部へ向けて、空
洞状で偏平な複数のガス導入函20を突設し、ガス導入
函20の側面に多数の小孔21を穿設している。
【0017】タービン排ガスダクト16を通ってガス混
合器17の箇所まで来たタービン排ガス14は、タービ
ン排ガスダクト16の底部から複数のガス導入函20の
内部に入り、小孔21を通って排ガスダクト5の内部に
吐出し、濃度の異なるボイラ1(図7参照)からの排ガ
スと均一に混合する。そしてこのタービン排ガス14と
均一に混合した排ガスには、図7に示すアンモニア注入
ノズル7から空気と混合したアンモニアが噴出して混合
し、脱硝装置6において排ガスに含まれている窒素酸化
物が処理される。
合器17の箇所まで来たタービン排ガス14は、タービ
ン排ガスダクト16の底部から複数のガス導入函20の
内部に入り、小孔21を通って排ガスダクト5の内部に
吐出し、濃度の異なるボイラ1(図7参照)からの排ガ
スと均一に混合する。そしてこのタービン排ガス14と
均一に混合した排ガスには、図7に示すアンモニア注入
ノズル7から空気と混合したアンモニアが噴出して混合
し、脱硝装置6において排ガスに含まれている窒素酸化
物が処理される。
【0018】
【発明が解決しようとする課題】図5に示す従来の装置
において、部分負荷運転時の低ガス流量時に排ガスダク
ト5の途中に屈曲部がある場合や、排ガスの流速や流量
を調節するためのダンパが排ガスダクト5の途中に設け
られている場合には、排ガスダクト5ではボイラ1の燃
焼によって生じた排ガスは均一に流れず、偏った流れの
偏流になってしまう。
において、部分負荷運転時の低ガス流量時に排ガスダク
ト5の途中に屈曲部がある場合や、排ガスの流速や流量
を調節するためのダンパが排ガスダクト5の途中に設け
られている場合には、排ガスダクト5ではボイラ1の燃
焼によって生じた排ガスは均一に流れず、偏った流れの
偏流になってしまう。
【0019】この偏流の対策としては、脱硝装置6入口
に羽根状等のガス混合器を設置することであるが、従来
の装置においては、部分負荷時の脱硝装置6の性能には
ガス流量が少なくなった分の余裕があることから、この
ような排ガスの偏流に対する対策は採られていない場合
が多く、従ってアンモニア注入ノズル7から空気と混合
したアンモニアを排ガスダクト5の全断面に均一に噴出
しても、排ガスに偏流があるために、流速が速い所やガ
ス濃度の高い所ではアンモニアが不足し、またこれとは
反対に流速が遅い所やガス濃度の低い所ではアンモニア
が過剰になってアンモニアが有効に使用されなくなる問
題があった。また、排ガスダクト5にガス混合器を設置
した場合には、排ガスダクト5の構造が大型且つ複雑に
なってしまう問題がある。
に羽根状等のガス混合器を設置することであるが、従来
の装置においては、部分負荷時の脱硝装置6の性能には
ガス流量が少なくなった分の余裕があることから、この
ような排ガスの偏流に対する対策は採られていない場合
が多く、従ってアンモニア注入ノズル7から空気と混合
したアンモニアを排ガスダクト5の全断面に均一に噴出
しても、排ガスに偏流があるために、流速が速い所やガ
ス濃度の高い所ではアンモニアが不足し、またこれとは
反対に流速が遅い所やガス濃度の低い所ではアンモニア
が過剰になってアンモニアが有効に使用されなくなる問
題があった。また、排ガスダクト5にガス混合器を設置
した場合には、排ガスダクト5の構造が大型且つ複雑に
なってしまう問題がある。
【0020】また図7に示す従来の装置においては、ガ
ス混合器17を設けたために、上述した排ガスの偏流に
よるアンモニアの過不足の問題は解決するが、ガス流に
対する抵抗が高くなってドラフトロスが大きくなり、脱
硝装置6の下流側に設ける排気ファンを大型のものにし
たり、排気ファンの駆動源の容量を大きくする必要が生
じてコストアップになり、さらにガス混合器17は体積
の大きい重量物であるため、コンパクト化の妨げとな
り、周辺機器と干渉してレイアウトに制限を受ける問題
があった。
ス混合器17を設けたために、上述した排ガスの偏流に
よるアンモニアの過不足の問題は解決するが、ガス流に
対する抵抗が高くなってドラフトロスが大きくなり、脱
硝装置6の下流側に設ける排気ファンを大型のものにし
たり、排気ファンの駆動源の容量を大きくする必要が生
じてコストアップになり、さらにガス混合器17は体積
の大きい重量物であるため、コンパクト化の妨げとな
り、周辺機器と干渉してレイアウトに制限を受ける問題
があった。
【0021】本発明はこのような従来の問題を解消し、
排ガスの偏流によるアンモニアの過不足が生じないよう
なアンモニアの注入を行い、ガスタービンを併設した装
置においては、ガス混合器を設けずに適切なアンモニア
の注入を行ってアンモニアの過不足が生じないようにし
た脱硝装置のアンモニア注入装置を提供することを目的
とするものである。
排ガスの偏流によるアンモニアの過不足が生じないよう
なアンモニアの注入を行い、ガスタービンを併設した装
置においては、ガス混合器を設けずに適切なアンモニア
の注入を行ってアンモニアの過不足が生じないようにし
た脱硝装置のアンモニア注入装置を提供することを目的
とするものである。
【0022】
【課題を解決するための手段】本発明の第1の手段は、
ボイラの排ガスを脱硝装置に導く排ガスダクトと、該排
ガスダクトの前記脱硝装置入口側内部に前記排ガスダク
トの断面に対する位置をそれぞれ変えてアンモニアを噴
出できるように分割配置した複数のアンモニア注入ノズ
ルと、該分割配置されたアンモニア注入ノズルごとに個
別に設けられ該アンモニア注入ノズルに供給するアンモ
ニアの流量を個別に調節するアンモニア流量調節弁と、
前記排ガスダクトにおける排ガスの流量分布および窒素
酸化物濃度分布により前記アンモニア流量調節弁の開度
を制御する制御装置と、を備えたことを特徴とする脱硝
装置のアンモニア注入装置である。
ボイラの排ガスを脱硝装置に導く排ガスダクトと、該排
ガスダクトの前記脱硝装置入口側内部に前記排ガスダク
トの断面に対する位置をそれぞれ変えてアンモニアを噴
出できるように分割配置した複数のアンモニア注入ノズ
ルと、該分割配置されたアンモニア注入ノズルごとに個
別に設けられ該アンモニア注入ノズルに供給するアンモ
ニアの流量を個別に調節するアンモニア流量調節弁と、
前記排ガスダクトにおける排ガスの流量分布および窒素
酸化物濃度分布により前記アンモニア流量調節弁の開度
を制御する制御装置と、を備えたことを特徴とする脱硝
装置のアンモニア注入装置である。
【0023】本発明の第2の手段は、ボイラの排ガスを
脱硝装置に導く排ガスダクトと、端部が該排ガスダクト
に開口接続されてガスタービンからのタービン排ガスを
前記排ガスダクトに流入させるタービン排ガスダクト
と、前記排ガスダクトの前記タービン排ガスダクト接続
部と脱硝装置入口との間の前記排ガスダクト内部に該排
ガスダクトの断面に対する位置をそれぞれ変えてアンモ
ニアを噴出できるように分割配置した複数のアンモニア
注入ノズルと、該分割配置されたアンモニア注入ノズル
ごとに個別に設けられ該アンモニア注入ノズルに供給す
るアンモニアの流量を個別に調節するアンモニア流量調
節弁と、前記排ガスダクトにおける排ガスの流量分布お
よび窒素酸化物濃度分布により前記アンモニア流量調節
弁の開度を制御する制御装置と、を備えたことを特徴と
する脱硝装置のアンモニア注入装置である。
脱硝装置に導く排ガスダクトと、端部が該排ガスダクト
に開口接続されてガスタービンからのタービン排ガスを
前記排ガスダクトに流入させるタービン排ガスダクト
と、前記排ガスダクトの前記タービン排ガスダクト接続
部と脱硝装置入口との間の前記排ガスダクト内部に該排
ガスダクトの断面に対する位置をそれぞれ変えてアンモ
ニアを噴出できるように分割配置した複数のアンモニア
注入ノズルと、該分割配置されたアンモニア注入ノズル
ごとに個別に設けられ該アンモニア注入ノズルに供給す
るアンモニアの流量を個別に調節するアンモニア流量調
節弁と、前記排ガスダクトにおける排ガスの流量分布お
よび窒素酸化物濃度分布により前記アンモニア流量調節
弁の開度を制御する制御装置と、を備えたことを特徴と
する脱硝装置のアンモニア注入装置である。
【0024】
【作用】本発明の第1の手段では、排ガスダクトの断面
に対する位置を変えてアンモニアを噴出できるように分
割配置したアンモニア注入ノズルに対するアンモニアの
供給流量を個別に調節するアンモニア流量調節弁の開度
が、制御装置からの排ガスダクト内の排ガスの流量分布
および窒素酸化物濃度分布に基づいた制御信号によって
制御され、ボイラから脱硝装置に導かれる排ガスダクト
内の偏流に対応して複数のアンモニア注入ノズルからア
ンモニアが噴出するため、窒素酸化物を処理するのに過
不足のない量のアンモニアが供給される。
に対する位置を変えてアンモニアを噴出できるように分
割配置したアンモニア注入ノズルに対するアンモニアの
供給流量を個別に調節するアンモニア流量調節弁の開度
が、制御装置からの排ガスダクト内の排ガスの流量分布
および窒素酸化物濃度分布に基づいた制御信号によって
制御され、ボイラから脱硝装置に導かれる排ガスダクト
内の偏流に対応して複数のアンモニア注入ノズルからア
ンモニアが噴出するため、窒素酸化物を処理するのに過
不足のない量のアンモニアが供給される。
【0025】本発明の段2の手段では、コンパクト化の
妨げとなるガス混合器の設置をなくし、ボイラの排ガス
を脱硝装置に導く排ガスダクトと、ガスタービンから排
出されるタービン排ガスを前記排ガスダクトに流入させ
るタービン排ガスダクトとは、単に開口接続されている
だけであるため、ボイラの排ガスとガスタービンからの
タービン排ガスとは均一に混合せず分離層流となるが、
排ガスダクトにおける脱硝装置入口の断面に対する位置
を変えてアンモニアを噴出できるように分割配置したア
ンモニア注入ノズルに対するアンモニアの供給流量を個
別に調節するアンモニア流量調節弁の開度が、制御装置
からの排ガスダクト内の排ガスの流量分布および窒素酸
化物濃度分布に基づいた制御信号によって制御され、排
ガスダクト内の分離層流に対応して複数のアンモニア注
入ノズルからアンモニアが噴出するため、窒素酸化物を
処理するのに過不足のない量のアンモニアが供給される
と共に、排ガスダクトにガス混合器がないため、ドラフ
トロスも小さくなる。
妨げとなるガス混合器の設置をなくし、ボイラの排ガス
を脱硝装置に導く排ガスダクトと、ガスタービンから排
出されるタービン排ガスを前記排ガスダクトに流入させ
るタービン排ガスダクトとは、単に開口接続されている
だけであるため、ボイラの排ガスとガスタービンからの
タービン排ガスとは均一に混合せず分離層流となるが、
排ガスダクトにおける脱硝装置入口の断面に対する位置
を変えてアンモニアを噴出できるように分割配置したア
ンモニア注入ノズルに対するアンモニアの供給流量を個
別に調節するアンモニア流量調節弁の開度が、制御装置
からの排ガスダクト内の排ガスの流量分布および窒素酸
化物濃度分布に基づいた制御信号によって制御され、排
ガスダクト内の分離層流に対応して複数のアンモニア注
入ノズルからアンモニアが噴出するため、窒素酸化物を
処理するのに過不足のない量のアンモニアが供給される
と共に、排ガスダクトにガス混合器がないため、ドラフ
トロスも小さくなる。
【0026】
【実施例】以下、本発明の実施例を図を参照しつつす
る。
る。
【0027】図1は請求項1の発明の一実施例の系統図
であって、ボイラ1には押込み送風機2から燃焼用空気
を送って燃料を燃焼し、ボイラ1で発生した蒸気は加減
弁3を通って蒸気タービン4に供給されるようになって
いる。
であって、ボイラ1には押込み送風機2から燃焼用空気
を送って燃料を燃焼し、ボイラ1で発生した蒸気は加減
弁3を通って蒸気タービン4に供給されるようになって
いる。
【0028】ボイラ1の燃焼によって生じた排ガスは、
排ガス出口22から排ガスダクト23内に入り、排ガス
ダクト23を通って脱硝装置6に送られる。
排ガス出口22から排ガスダクト23内に入り、排ガス
ダクト23を通って脱硝装置6に送られる。
【0029】脱硝装置6の入口側に近い排ガスダクト2
3の内部には、複数のアンモニア注入ノズル26,2
7,…が設けられている。複数のアンモニア注入ノズル
26,27,…は、排ガスダクト23の断面に対する位
置をそれぞれ変えて設けられるもので、排ガスダクト2
3内におけるその配置は、上段と下段、上段と中段と下
段(3段の場合)、左側と右側等の位置に分割して選択
配置する。
3の内部には、複数のアンモニア注入ノズル26,2
7,…が設けられている。複数のアンモニア注入ノズル
26,27,…は、排ガスダクト23の断面に対する位
置をそれぞれ変えて設けられるもので、排ガスダクト2
3内におけるその配置は、上段と下段、上段と中段と下
段(3段の場合)、左側と右側等の位置に分割して選択
配置する。
【0030】複数のアンモニア注入ノズル26,27,
…には、それぞれ個別に排ガスダクト23の外にある混
合器28,29が接続されている。混合器28では、加
圧された空気と、アンモニア流量計30、アンモニア流
量調節弁31を通ったアンモニアとが混合し、空気と混
合したアンモニアがアンモニア注入ノズル26から噴出
するようになっており、混合器29では、加圧された空
気と、アンモニア流量計30、アンモニア流量調節弁3
2を通ったアンモニアとが混合し、空気と混合したアン
モニアがアンモニア注入ノズル27から噴出するように
なっている。
…には、それぞれ個別に排ガスダクト23の外にある混
合器28,29が接続されている。混合器28では、加
圧された空気と、アンモニア流量計30、アンモニア流
量調節弁31を通ったアンモニアとが混合し、空気と混
合したアンモニアがアンモニア注入ノズル26から噴出
するようになっており、混合器29では、加圧された空
気と、アンモニア流量計30、アンモニア流量調節弁3
2を通ったアンモニアとが混合し、空気と混合したアン
モニアがアンモニア注入ノズル27から噴出するように
なっている。
【0031】複数のアンモニア流量調節弁31,32は
制御装置25により個別に開度が制御され、複数の混合
器28,29に供給するアンモニアの量を、個別に調整
することができるようになっている。
制御装置25により個別に開度が制御され、複数の混合
器28,29に供給するアンモニアの量を、個別に調整
することができるようになっている。
【0032】前記アンモニア注入ノズル26,27,…
の上流側には、ピトー管による先端部位置のガス流速を
排ガスダクト5の断面の多点で計測できるようにした流
量計24a、及びプローブにより先端部位置の窒素酸化
物濃度を断面の多点で検出できるようにしたNOx計2
4bを設け、予めボイラ1の負荷を種々変化させて流量
計24a及びNOx計24bで検出した排ガスの流量分
布24a’及び窒素酸化物濃度分布24b’を制御装置
25に入力して記憶するようにしている。
の上流側には、ピトー管による先端部位置のガス流速を
排ガスダクト5の断面の多点で計測できるようにした流
量計24a、及びプローブにより先端部位置の窒素酸化
物濃度を断面の多点で検出できるようにしたNOx計2
4bを設け、予めボイラ1の負荷を種々変化させて流量
計24a及びNOx計24bで検出した排ガスの流量分
布24a’及び窒素酸化物濃度分布24b’を制御装置
25に入力して記憶するようにしている。
【0033】更に、制御装置25には、図2に示すとお
りボイラ1の負荷指令或いはボイラ1の燃料供給指令か
らなるボイラ指令信号Aが入力されている。
りボイラ1の負荷指令或いはボイラ1の燃料供給指令か
らなるボイラ指令信号Aが入力されている。
【0034】前記該ボイラ指令信号Aが制御装置25に
入力されると、前記ボイラ指令信号Aから排ガス流量4
7が求められ、該排ガス流量47に前記予め入力されて
いる排ガス流量に対する窒素酸化物濃度分布24b’の
平均値48が掛算器49を介して掛けられることにより
得られる窒素酸化物量に対応した必要アンモニア量50
が求められ調節器51に入力され、前記予め入力されて
いる排ガス流量に対する流量分布24a’及び窒素酸化
物濃度分布24b’に基づいて調節器51によりアンモ
ニア流量調節弁43,44が別個に制御されるようにな
っている。また前記制御装置25には、排ガスダクト2
3に設けたセンサ45,46からの排ガスの流速信号4
5’と窒素酸化物濃度信号46’が入力されていて、該
流速信号45’と窒素酸化物濃度信号46’により、前
記予め入力されている排ガスの流量分布24a’と窒素
酸化物濃度分布24b’が補正されるようになってい
る。
入力されると、前記ボイラ指令信号Aから排ガス流量4
7が求められ、該排ガス流量47に前記予め入力されて
いる排ガス流量に対する窒素酸化物濃度分布24b’の
平均値48が掛算器49を介して掛けられることにより
得られる窒素酸化物量に対応した必要アンモニア量50
が求められ調節器51に入力され、前記予め入力されて
いる排ガス流量に対する流量分布24a’及び窒素酸化
物濃度分布24b’に基づいて調節器51によりアンモ
ニア流量調節弁43,44が別個に制御されるようにな
っている。また前記制御装置25には、排ガスダクト2
3に設けたセンサ45,46からの排ガスの流速信号4
5’と窒素酸化物濃度信号46’が入力されていて、該
流速信号45’と窒素酸化物濃度信号46’により、前
記予め入力されている排ガスの流量分布24a’と窒素
酸化物濃度分布24b’が補正されるようになってい
る。
【0035】また、前記流量計24a及びNOx計24
bで検出して制御装置25に記憶されている排ガスダク
ト23内における排ガスの流量分布24a’及び窒素酸
化物濃度分布24b’の傾向に応じて、前記アンモニア
注入ノズル26,27,…の分割配置位置を予め選定す
るようにしている。
bで検出して制御装置25に記憶されている排ガスダク
ト23内における排ガスの流量分布24a’及び窒素酸
化物濃度分布24b’の傾向に応じて、前記アンモニア
注入ノズル26,27,…の分割配置位置を予め選定す
るようにしている。
【0036】次に、図1に示す装置の作用を説明する。
【0037】ボイラ1から排ガスダクト23を通って脱
硝装置6に送られる排ガスが、脱硝装置6の入口付近で
どのような偏流を起こすか、及び窒素酸化物濃度分布が
どのように変化するかを知るために、流量計24a及び
NOx計24bにより、ボイラ1の負荷を種々変化させ
てその時の排ガスの流量分布24a’及び窒素酸化物濃
度分布24b’を予め検出し、その特性を制御装置25
に記憶させておく。
硝装置6に送られる排ガスが、脱硝装置6の入口付近で
どのような偏流を起こすか、及び窒素酸化物濃度分布が
どのように変化するかを知るために、流量計24a及び
NOx計24bにより、ボイラ1の負荷を種々変化させ
てその時の排ガスの流量分布24a’及び窒素酸化物濃
度分布24b’を予め検出し、その特性を制御装置25
に記憶させておく。
【0038】アンモニア流量調節弁31,32の開度を
制御する際の制御要素の1つとして、複数のアンモニア
注入ノズル26,27,…のうち、排ガス流量が大きい
位置或いは窒素酸化物濃度が高い位置に配置されている
ものの開度が大きく、排ガス流量が小さい位置或いは窒
素酸化物濃度が低い位置に配置されているものの開度が
それより小さく制御されるような制御特性を制御装置2
5に与えておく。
制御する際の制御要素の1つとして、複数のアンモニア
注入ノズル26,27,…のうち、排ガス流量が大きい
位置或いは窒素酸化物濃度が高い位置に配置されている
ものの開度が大きく、排ガス流量が小さい位置或いは窒
素酸化物濃度が低い位置に配置されているものの開度が
それより小さく制御されるような制御特性を制御装置2
5に与えておく。
【0039】この状態でボイラ1に押込み送風機2から
燃焼用空気を送って燃料を燃焼すると、ボイラ1の燃焼
によって生じた排ガスは排ガスダクト23内に入ること
になるが、その際偏流を生じる。
燃焼用空気を送って燃料を燃焼すると、ボイラ1の燃焼
によって生じた排ガスは排ガスダクト23内に入ること
になるが、その際偏流を生じる。
【0040】ボイラ指令信号Aが制御装置25に入力さ
れると、該ボイラ指令信号Aから排ガス流量47が演算
され、該排ガス流量47と窒素酸化物濃度分布24b’
の平均値48とが掛算器49で掛算されることにより窒
素酸化物量が得られてその窒素酸化物量に対応する必要
なアンモニア量50が求められ、該必要アンモニア量5
0が調節器51に入力されることにより、予め入力され
ている排ガスの流量分布24a’及び窒素酸化物濃度分
布24b’に基づいて、排ガスダクト23の排ガスの流
量が大きい或いは窒素酸化物濃度が高い部分のアンモニ
ア注入ノズル26,27からのアンモニアの噴出量が多
く、また排ガスの流量が小さい或いは窒素酸化物濃度が
低い部分のアンモニア注入ノズル26,27からのアン
モニアの噴出量が少なくなるように、複数のアンモニア
流量調節弁31,32の開度が制御される。
れると、該ボイラ指令信号Aから排ガス流量47が演算
され、該排ガス流量47と窒素酸化物濃度分布24b’
の平均値48とが掛算器49で掛算されることにより窒
素酸化物量が得られてその窒素酸化物量に対応する必要
なアンモニア量50が求められ、該必要アンモニア量5
0が調節器51に入力されることにより、予め入力され
ている排ガスの流量分布24a’及び窒素酸化物濃度分
布24b’に基づいて、排ガスダクト23の排ガスの流
量が大きい或いは窒素酸化物濃度が高い部分のアンモニ
ア注入ノズル26,27からのアンモニアの噴出量が多
く、また排ガスの流量が小さい或いは窒素酸化物濃度が
低い部分のアンモニア注入ノズル26,27からのアン
モニアの噴出量が少なくなるように、複数のアンモニア
流量調節弁31,32の開度が制御される。
【0041】またこの時、前記制御装置25には、排ガ
スダクト23に設けたセンサ45,46からの排ガスの
流速信号45’と窒素酸化物濃度信号46’が入力され
ていて、該流速信号45’と窒素酸化物濃度信号46’
により、前記予め入力されている排ガスの流量分布24
a’と窒素酸化物濃度分布24b’が補正されることに
よって更に正確な制御が行われるようになっている。
スダクト23に設けたセンサ45,46からの排ガスの
流速信号45’と窒素酸化物濃度信号46’が入力され
ていて、該流速信号45’と窒素酸化物濃度信号46’
により、前記予め入力されている排ガスの流量分布24
a’と窒素酸化物濃度分布24b’が補正されることに
よって更に正確な制御が行われるようになっている。
【0042】アンモニア流量計30を通ったアンモニア
は、アンモニア流量調節弁31,32のそれぞれの開度
に比例した量が混合器28,29に入って空気と混合
し、アンモニア注入ノズル26,27,…から排ガスダ
クト23内に噴出する。
は、アンモニア流量調節弁31,32のそれぞれの開度
に比例した量が混合器28,29に入って空気と混合
し、アンモニア注入ノズル26,27,…から排ガスダ
クト23内に噴出する。
【0043】複数のアンモニア注入ノズル26,27,
…のそれぞれから排ガスダクト23内に噴出するアンモ
ニアの量は、複数のアンモニア流量調節弁31,32の
それぞれの開度に比例した量であるため、排ガスダクト
23内において、排ガスの流量分布或いは窒素酸化物濃
度分布が高い値を示す位置のアンモニアの噴出量は多
く、排ガスの流量分布或いは窒素酸化物濃度分布が高い
値を示す位置のアンモニアの噴出量は少なくなり、しか
も全てのアンモニア注入ノズル26,27,…から噴出
するアンモニアの量は排ガス流量に比例するため、排ガ
スダクト23から脱硝装置6に送られる排ガスに対して
噴射されるアンモニアの量は、偏流の状態に適応して窒
素酸化物を処理するのに過不足のない量となる。
…のそれぞれから排ガスダクト23内に噴出するアンモ
ニアの量は、複数のアンモニア流量調節弁31,32の
それぞれの開度に比例した量であるため、排ガスダクト
23内において、排ガスの流量分布或いは窒素酸化物濃
度分布が高い値を示す位置のアンモニアの噴出量は多
く、排ガスの流量分布或いは窒素酸化物濃度分布が高い
値を示す位置のアンモニアの噴出量は少なくなり、しか
も全てのアンモニア注入ノズル26,27,…から噴出
するアンモニアの量は排ガス流量に比例するため、排ガ
スダクト23から脱硝装置6に送られる排ガスに対して
噴射されるアンモニアの量は、偏流の状態に適応して窒
素酸化物を処理するのに過不足のない量となる。
【0044】図3は請求項2の発明の一実施例の系統図
であって、図7と同一部分には同一符号を付してある。
であって、図7と同一部分には同一符号を付してある。
【0045】図3に示す装置は、ボイラ1で発生した蒸
気で蒸気タービン4を駆動して動力を取り出すほか、ガ
スタービン11に燃料12を供給し、ガスタービン11
で発電機13を回転駆動するようにしたもので、熱効率
を高めるため、ガスタービン11から排出された酸素を
含んでいる高温のタービン排ガス14をダクト15によ
ってボイラ1に供給し、ガスタービン11からのタービ
ン排ガス14の酸素と熱をボイラ1で利用するようにし
ている。
気で蒸気タービン4を駆動して動力を取り出すほか、ガ
スタービン11に燃料12を供給し、ガスタービン11
で発電機13を回転駆動するようにしたもので、熱効率
を高めるため、ガスタービン11から排出された酸素を
含んでいる高温のタービン排ガス14をダクト15によ
ってボイラ1に供給し、ガスタービン11からのタービ
ン排ガス14の酸素と熱をボイラ1で利用するようにし
ている。
【0046】ボイラ1の燃焼によって生じた排ガスは、
排ガス出口22から排ガスダクト33を通って脱硝装置
6に送られるようになっており、ガスタービン11から
排出されたタービン排ガス14は、ダクト15によって
ボイラ1に供給できるようにするほか、ダクト15の途
中からタービン排ガスダクト16を分岐し、このタービ
ン排ガスダクト16の端部34を排ガスダクト33に開
口接続している。
排ガス出口22から排ガスダクト33を通って脱硝装置
6に送られるようになっており、ガスタービン11から
排出されたタービン排ガス14は、ダクト15によって
ボイラ1に供給できるようにするほか、ダクト15の途
中からタービン排ガスダクト16を分岐し、このタービ
ン排ガスダクト16の端部34を排ガスダクト33に開
口接続している。
【0047】このタービン排ガスダクト16の端部34
を排ガスダクト33に接続した接続部35は、排ガスダ
クト33の一側にタービン排ガスダクト16の端部34
が開口して繋がっているだけであって、図7、図9に示
した従来のガス混合器17は設けられておらず、単なる
空洞部になっている。このため、従来のようなガス混合
器17によるガス流に対しての抵抗がなくなり、ドラフ
トロスが極めて小さくなる。
を排ガスダクト33に接続した接続部35は、排ガスダ
クト33の一側にタービン排ガスダクト16の端部34
が開口して繋がっているだけであって、図7、図9に示
した従来のガス混合器17は設けられておらず、単なる
空洞部になっている。このため、従来のようなガス混合
器17によるガス流に対しての抵抗がなくなり、ドラフ
トロスが極めて小さくなる。
【0048】排ガスダクト33にタービン排ガスダクト
16の端部34が開口接続している接続部35と脱硝装
置6との間の排ガスダクト33内には、複数のアンモニ
ア注入ノズル38,39,…が設けられている。
16の端部34が開口接続している接続部35と脱硝装
置6との間の排ガスダクト33内には、複数のアンモニ
ア注入ノズル38,39,…が設けられている。
【0049】複数のアンモニア注入ノズル38,39,
…は、排ガスダクト33の断面に対する位置をそれぞれ
変えて設けられるもので、排ガスダクト33内における
その配置は、上段と下段、上段と中段と下段(3段の場
合)、左側と右側に配置した場合等の位置を選択する。
…は、排ガスダクト33の断面に対する位置をそれぞれ
変えて設けられるもので、排ガスダクト33内における
その配置は、上段と下段、上段と中段と下段(3段の場
合)、左側と右側に配置した場合等の位置を選択する。
【0050】複数のアンモニア注入ノズル38,39,
…には、それぞれ個別に排ガスダクト33の外にある混
合器40,41が接続されている。混合器40では、加
圧された空気と、アンモニア流量計42、アンモニア流
量調節弁43を通ったアンモニアとが混合し、空気と混
合したアンモニアがアンモニア注入ノズル38から噴出
するようになっており、混合器41では、加圧された空
気と、アンモニア流量計42、アンモニア流量調節弁4
4を通ったアンモニアとが混合し、空気と混合したアン
モニアがアンモニア注入ノズル39から噴出するように
なっている。
…には、それぞれ個別に排ガスダクト33の外にある混
合器40,41が接続されている。混合器40では、加
圧された空気と、アンモニア流量計42、アンモニア流
量調節弁43を通ったアンモニアとが混合し、空気と混
合したアンモニアがアンモニア注入ノズル38から噴出
するようになっており、混合器41では、加圧された空
気と、アンモニア流量計42、アンモニア流量調節弁4
4を通ったアンモニアとが混合し、空気と混合したアン
モニアがアンモニア注入ノズル39から噴出するように
なっている。
【0051】複数のアンモニア流量調節弁43,44は
制御装置36により個別に開度が制御され、複数の混合
器40,41に供給するアンモニアの量を、個別に調整
することができるようになっている。
制御装置36により個別に開度が制御され、複数の混合
器40,41に供給するアンモニアの量を、個別に調整
することができるようになっている。
【0052】前記アンモニア注入ノズル38,39,…
の上流側には、図1と同様にピトー管による先端部位置
のガス流速を排ガスダクト5の断面の多点で計測できる
ようにした流量計24a、及びプローブにより先端部位
置のNOx濃度を断面の多点で検出できるようにしたN
Ox計24bを設け、予めボイラ1の負荷を種々変化さ
せて流量計24a及びNOx計24bで検出した排ガス
の流量分布24a’及び窒素酸化物濃度分布24b’を
制御装置36に入力して記憶するようにしている。
の上流側には、図1と同様にピトー管による先端部位置
のガス流速を排ガスダクト5の断面の多点で計測できる
ようにした流量計24a、及びプローブにより先端部位
置のNOx濃度を断面の多点で検出できるようにしたN
Ox計24bを設け、予めボイラ1の負荷を種々変化さ
せて流量計24a及びNOx計24bで検出した排ガス
の流量分布24a’及び窒素酸化物濃度分布24b’を
制御装置36に入力して記憶するようにしている。
【0053】更に、制御装置36には、図4に示すとお
りボイラ1の負荷指令或いはボイラ1の燃料供給指令か
らなるボイラ指令信号Aと、ガスタービン11の負荷指
令或いはガスタービン11の燃料12供給指令からなる
タービン指令信号Bが入力されている。
りボイラ1の負荷指令或いはボイラ1の燃料供給指令か
らなるボイラ指令信号Aと、ガスタービン11の負荷指
令或いはガスタービン11の燃料12供給指令からなる
タービン指令信号Bが入力されている。
【0054】ボイラ指令信号Aが制御装置36に入力さ
れると、前記ボイラ指令信号Aからボイラ排ガス流量5
2が求められ、またタービン指令信号Bが制御装置36
に入力されると該タービン指令信号Bからタービン排ガ
ス流量53が求められ、前記ボイラ排ガス流量52とタ
ービン排ガス流量53が加算器54で加算されて排ガス
流量47が求められるようになっている。
れると、前記ボイラ指令信号Aからボイラ排ガス流量5
2が求められ、またタービン指令信号Bが制御装置36
に入力されると該タービン指令信号Bからタービン排ガ
ス流量53が求められ、前記ボイラ排ガス流量52とタ
ービン排ガス流量53が加算器54で加算されて排ガス
流量47が求められるようになっている。
【0055】上記排ガス流量47に、予め制御装置36
に入力されている排ガス流量に対する窒素酸化物濃度分
布24b’の平均値48が掛算器49を介して掛けられ
ることにより得られる窒素酸化物量に対応した必要アン
モニア量50が求められ、該必要アンモニア量50が調
節器51に入力され、前記予め入力されている排ガス流
量に対する流量分布24a’及び窒素酸化物濃度分布2
4b’に基づいて調節器51によりアンモニア流量調節
弁43,44が別個に制御されるようになっている。ま
た前記制御装置36には、排ガスダクト23に設けたセ
ンサ55,56からのボイラ排ガスの流速信号55’と
窒素酸化物濃度信号56’が入力されて、前記予め制御
装置36に入力されている排ガスの流量分布24a’と
窒素酸化物濃度分布24b’が補正されるようになって
いると共に、タービン排ガスダクト16に設けたセンサ
57,58からのタービン排ガスの流速信号57’と窒
素酸化物濃度信号58’が入力されて、前記予め制御装
置36に入力されている排ガスの流量分布24a’と窒
素酸化物濃度分布24b’が補正されるようになってい
る。
に入力されている排ガス流量に対する窒素酸化物濃度分
布24b’の平均値48が掛算器49を介して掛けられ
ることにより得られる窒素酸化物量に対応した必要アン
モニア量50が求められ、該必要アンモニア量50が調
節器51に入力され、前記予め入力されている排ガス流
量に対する流量分布24a’及び窒素酸化物濃度分布2
4b’に基づいて調節器51によりアンモニア流量調節
弁43,44が別個に制御されるようになっている。ま
た前記制御装置36には、排ガスダクト23に設けたセ
ンサ55,56からのボイラ排ガスの流速信号55’と
窒素酸化物濃度信号56’が入力されて、前記予め制御
装置36に入力されている排ガスの流量分布24a’と
窒素酸化物濃度分布24b’が補正されるようになって
いると共に、タービン排ガスダクト16に設けたセンサ
57,58からのタービン排ガスの流速信号57’と窒
素酸化物濃度信号58’が入力されて、前記予め制御装
置36に入力されている排ガスの流量分布24a’と窒
素酸化物濃度分布24b’が補正されるようになってい
る。
【0056】また、前記流量計24a及びNOx計24
bで検出して制御装置36に記憶されている排ガスダク
ト23内における排ガスの流量分布24a’及び窒素酸
化物濃度分布24b’の傾向に応じて、前記アンモニア
注入ノズル38,39,…の分割配置位置を予め選定す
るようにしている。
bで検出して制御装置36に記憶されている排ガスダク
ト23内における排ガスの流量分布24a’及び窒素酸
化物濃度分布24b’の傾向に応じて、前記アンモニア
注入ノズル38,39,…の分割配置位置を予め選定す
るようにしている。
【0057】次に、図3に示す装置の作用を説明する。
【0058】ボイラ1から排ガスダクト33内に入る排
ガスの窒素酸化物濃度と、ガスタービン11から排出さ
れるタービン排ガス14の窒素酸化物濃度とは、異なっ
た濃度になっている。
ガスの窒素酸化物濃度と、ガスタービン11から排出さ
れるタービン排ガス14の窒素酸化物濃度とは、異なっ
た濃度になっている。
【0059】図3において排ガスダクト33内を脱硝装
置6に向けて流れているボイラ1からの排ガスに対し、
接続部35でタービン排ガスダクト16からのタービン
排ガス14が流入すると、接続部35には図7、図9に
示した従来のガス混合器17が設けられていないため、
排ガスの流量及び窒素酸化物濃度の異なる双方のガスは
均一に混合することなく、図3に破線で示すように分離
層流となって脱硝装置6の方に流れることになる。
置6に向けて流れているボイラ1からの排ガスに対し、
接続部35でタービン排ガスダクト16からのタービン
排ガス14が流入すると、接続部35には図7、図9に
示した従来のガス混合器17が設けられていないため、
排ガスの流量及び窒素酸化物濃度の異なる双方のガスは
均一に混合することなく、図3に破線で示すように分離
層流となって脱硝装置6の方に流れることになる。
【0060】この分離層流の形成状態は、双方のガス量
によって異なった状態になる。ボイラ1から排ガスダク
ト33に送られる排ガスと、ガスタービン11からター
ビン排ガスダクト16を通って排ガスダクト33に送ら
れる排ガスが、脱硝装置6の入口付近でどのような偏流
を起こすか、及び窒素酸化物濃度分布がどのように変化
するかを知るために、流量計24a及びNOx計24b
により、ボイラ1の負荷を種々変化させてその時の排ガ
スの流量分布24a’及び窒素酸化物濃度分布24b’
を予め検出し、その特性を制御装置36に記憶させてお
く。
によって異なった状態になる。ボイラ1から排ガスダク
ト33に送られる排ガスと、ガスタービン11からター
ビン排ガスダクト16を通って排ガスダクト33に送ら
れる排ガスが、脱硝装置6の入口付近でどのような偏流
を起こすか、及び窒素酸化物濃度分布がどのように変化
するかを知るために、流量計24a及びNOx計24b
により、ボイラ1の負荷を種々変化させてその時の排ガ
スの流量分布24a’及び窒素酸化物濃度分布24b’
を予め検出し、その特性を制御装置36に記憶させてお
く。
【0061】アンモニア流量調節弁43,44の開度を
制御する際の制御要素の1つとして、複数のアンモニア
注入ノズル38,39,…のうち、排ガス流量が大きい
位置或いは窒素酸化物濃度が高い位置に配置されている
ものの開度が大きく、排ガス流量が小さい位置或いは窒
素酸化物濃度が低い位置に配置されているものの開度が
それより小さく制御されるような制御特性を制御装置3
6に与えておく。
制御する際の制御要素の1つとして、複数のアンモニア
注入ノズル38,39,…のうち、排ガス流量が大きい
位置或いは窒素酸化物濃度が高い位置に配置されている
ものの開度が大きく、排ガス流量が小さい位置或いは窒
素酸化物濃度が低い位置に配置されているものの開度が
それより小さく制御されるような制御特性を制御装置3
6に与えておく。
【0062】この状態でボイラ1に押込み送風機2から
燃焼用空気を送って燃料を燃焼すると、ボイラ1の燃焼
によって生じた排ガスは排ガスダクト33内に入り、ま
たガスタービン11を作動すると、タービン排ガス14
がタービン排ガスダクト16を介して接続部35から排
ガスダクト33に合流するが、その際ボイラ排ガスとタ
ービン排ガスは混合することなく分離層流となる。
燃焼用空気を送って燃料を燃焼すると、ボイラ1の燃焼
によって生じた排ガスは排ガスダクト33内に入り、ま
たガスタービン11を作動すると、タービン排ガス14
がタービン排ガスダクト16を介して接続部35から排
ガスダクト33に合流するが、その際ボイラ排ガスとタ
ービン排ガスは混合することなく分離層流となる。
【0063】ボイラ指令信号Aが制御装置36に入力さ
れると、前記ボイラ指令信号Aからボイラ排ガス流量5
2が求められ、またタービン指令信号Bが制御装置36
に入力されると該タービン指令信号Bからタービン排ガ
ス流量53が求められ、前記ボイラ排ガス流量52とタ
ービン排ガス流量53が加算器54で加算されて排ガス
流量47が求められる。
れると、前記ボイラ指令信号Aからボイラ排ガス流量5
2が求められ、またタービン指令信号Bが制御装置36
に入力されると該タービン指令信号Bからタービン排ガ
ス流量53が求められ、前記ボイラ排ガス流量52とタ
ービン排ガス流量53が加算器54で加算されて排ガス
流量47が求められる。
【0064】更に、上記排ガス流量47と窒素酸化物濃
度分布24b’の平均値48とが掛算器49で掛算され
ることにより窒素酸化物量が得られてその窒素酸化物量
に対応する必要なアンモニア量50が求められ、該アン
モニア量50が調節器51に入力されることにより、予
め入力されている排ガスの流量分布24a’及び窒素酸
化物濃度分布24b’に基づいて、排ガスダクト23の
排ガスの流量が大きい或いは窒素酸化物濃度が高い部分
のアンモニア注入ノズル38,39からのアンモニアの
噴出量が多く、また排ガスの流量が小さい或いは窒素酸
化物濃度が低い部分のアンモニア注入ノズル38,39
からのアンモニアの噴出量が少なくなるように、複数の
アンモニア流量調節弁43,44の開度が制御される。
度分布24b’の平均値48とが掛算器49で掛算され
ることにより窒素酸化物量が得られてその窒素酸化物量
に対応する必要なアンモニア量50が求められ、該アン
モニア量50が調節器51に入力されることにより、予
め入力されている排ガスの流量分布24a’及び窒素酸
化物濃度分布24b’に基づいて、排ガスダクト23の
排ガスの流量が大きい或いは窒素酸化物濃度が高い部分
のアンモニア注入ノズル38,39からのアンモニアの
噴出量が多く、また排ガスの流量が小さい或いは窒素酸
化物濃度が低い部分のアンモニア注入ノズル38,39
からのアンモニアの噴出量が少なくなるように、複数の
アンモニア流量調節弁43,44の開度が制御される。
【0065】またこの時、前記制御装置36には、排ガ
スダクト23に設けたセンサ55,56からのボイラ排
ガスの流速信号55’と窒素酸化物濃度信号56’が入
力されて、前記予め制御装置36に入力されている排ガ
スの流量分布24a’と窒素酸化物濃度分布24b’が
補正されるようになっていると共に、タービン排ガスダ
クト16に設けたセンサ57,58からのタービン排ガ
スの流速信号57’と窒素酸化物濃度信号58’が入力
されて、前記予め制御装置36に入力されている排ガス
の流量分布24a’と窒素酸化物濃度分布24b’が補
正されるようになっており、これにより更に正確な制御
が行われるようになっている。
スダクト23に設けたセンサ55,56からのボイラ排
ガスの流速信号55’と窒素酸化物濃度信号56’が入
力されて、前記予め制御装置36に入力されている排ガ
スの流量分布24a’と窒素酸化物濃度分布24b’が
補正されるようになっていると共に、タービン排ガスダ
クト16に設けたセンサ57,58からのタービン排ガ
スの流速信号57’と窒素酸化物濃度信号58’が入力
されて、前記予め制御装置36に入力されている排ガス
の流量分布24a’と窒素酸化物濃度分布24b’が補
正されるようになっており、これにより更に正確な制御
が行われるようになっている。
【0066】アンモニア流量計42を通ったアンモニア
は、アンモニア流量調節弁43,44のそれぞれの開度
に比例した量が混合器40,41に入って空気と混合
し、アンモニア注入ノズル38,39,…から排ガスダ
クト33内に噴出する。
は、アンモニア流量調節弁43,44のそれぞれの開度
に比例した量が混合器40,41に入って空気と混合
し、アンモニア注入ノズル38,39,…から排ガスダ
クト33内に噴出する。
【0067】複数のアンモニア注入ノズル38,39,
…のそれぞれから排ガスダクト33内に噴出するアンモ
ニアの量は、複数のアンモニア流量調節弁43,44の
それぞれの開度に比例した量であるため、排ガスダクト
33内において、排ガスの流量分布或いは窒素酸化物濃
度分布が高い値を示す位置のアンモニアの噴出量は多
く、排ガスの流量分布或いは窒素酸化物濃度分布が高い
値を示す位置のアンモニアの噴出量は少なくなり、しか
も全てのアンモニア注入ノズル38,39,…から噴出
するアンモニアの量は排ガス流量に比例するため、排ガ
スダクト33から脱硝装置6に送られる排ガスに対して
噴射されるアンモニアの量は、偏流の状態に適応して窒
素酸化物を処理するのに過不足のない量となる。
…のそれぞれから排ガスダクト33内に噴出するアンモ
ニアの量は、複数のアンモニア流量調節弁43,44の
それぞれの開度に比例した量であるため、排ガスダクト
33内において、排ガスの流量分布或いは窒素酸化物濃
度分布が高い値を示す位置のアンモニアの噴出量は多
く、排ガスの流量分布或いは窒素酸化物濃度分布が高い
値を示す位置のアンモニアの噴出量は少なくなり、しか
も全てのアンモニア注入ノズル38,39,…から噴出
するアンモニアの量は排ガス流量に比例するため、排ガ
スダクト33から脱硝装置6に送られる排ガスに対して
噴射されるアンモニアの量は、偏流の状態に適応して窒
素酸化物を処理するのに過不足のない量となる。
【0068】
【発明の効果】請求項1の発明は、ボイラから脱硝装置
に導かれる排ガスダクトにガス混合器を設けずに、排ガ
スダクト内の排ガスに対し、偏流による排ガスの流量分
布及び窒素酸化物濃度分布の違いに対応して複数のアン
モニア注入ノズルからそれぞれ適切な量のアンモニアを
噴出するようにしているため、窒素酸化物を処理するの
に過不足のない量のアンモニアを供給することができる
効果がある。
に導かれる排ガスダクトにガス混合器を設けずに、排ガ
スダクト内の排ガスに対し、偏流による排ガスの流量分
布及び窒素酸化物濃度分布の違いに対応して複数のアン
モニア注入ノズルからそれぞれ適切な量のアンモニアを
噴出するようにしているため、窒素酸化物を処理するの
に過不足のない量のアンモニアを供給することができる
効果がある。
【0069】請求項2の発明は、排ガスダクトにタービ
ン排ガスダクトを接続する際にその接続部に従来設置し
ていたガス混合器を設けずに、ボイラからの排ガスとガ
スタービンからのタービン排ガスの合流によって生じる
分離層流に対して、分離層流による排ガスの流量分布及
び窒素酸化物濃度分布の違いに対応して複数のアンモニ
ア注入ノズルからそれぞれ適切な量のアンモニアが噴出
するため、窒素酸化物を処理するのに過不足のない量の
アンモニアを供給することができる効果がある。
ン排ガスダクトを接続する際にその接続部に従来設置し
ていたガス混合器を設けずに、ボイラからの排ガスとガ
スタービンからのタービン排ガスの合流によって生じる
分離層流に対して、分離層流による排ガスの流量分布及
び窒素酸化物濃度分布の違いに対応して複数のアンモニ
ア注入ノズルからそれぞれ適切な量のアンモニアが噴出
するため、窒素酸化物を処理するのに過不足のない量の
アンモニアを供給することができる効果がある。
【0070】またガス混合器を設けないためドラフトロ
スが少ないので、排気ファンを大型のものにしたり、排
気ファンの駆動源の容量を大きくする必要がなく、装置
がコンパクトになってレイアウトに制限を受けず、しか
も安価になる効果がある。
スが少ないので、排気ファンを大型のものにしたり、排
気ファンの駆動源の容量を大きくする必要がなく、装置
がコンパクトになってレイアウトに制限を受けず、しか
も安価になる効果がある。
【図1】請求項1の発明の一実施例の系統図である。
【図2】図1の制御装置の一例を示すブロック図であ
る。
る。
【図3】請求項2の発明の一実施例の系統図である。
【図4】図3の制御装置の一例を示すブロック図であ
る。
る。
【図5】従来装置の一例の系統図である。
【図6】図5の制御装置の一例を示すブロック図であ
る。
る。
【図7】従来装置の他の例の系統図である。
【図8】図7の制御装置の一例を示すブロック図であ
る。
る。
【図9】従来のガス混合器の一例を切断して示した斜視
図である。
図である。
1 ボイラ 6 脱硝装置 11 ガスタービン 16 タービン排ガスダクト 23 排ガスダクト 24a’ 排ガスの流量分布 24b’ 排ガスの窒素酸化物濃度分布 25 制御装置 26 アンモニア注入ノズル 27 アンモニア注入ノズル 31 アンモニア流量調節弁 32 アンモニア流量調節弁 33 排ガスダクト 34 端部 35 接続部 36 制御装置 38 アンモニア注入ノズル 39 アンモニア注入ノズル 43 アンモニア流量調節弁 44 アンモニア流量調節弁
Claims (2)
- 【請求項1】 ボイラの排ガスを脱硝装置に導く排ガス
ダクトと、該排ガスダクトの前記脱硝装置入口側内部に
前記排ガスダクトの断面に対する位置をそれぞれ変えて
アンモニアを噴出できるように分割配置した複数のアン
モニア注入ノズルと、該分割配置されたアンモニア注入
ノズルごとに個別に設けられ該アンモニア注入ノズルに
供給するアンモニアの流量を個別に調節するアンモニア
流量調節弁と、前記排ガスダクトにおける排ガスの流量
分布および窒素酸化物濃度分布により前記アンモニア流
量調節弁の開度を制御する制御装置と、を備えたことを
特徴とする脱硝装置のアンモニア注入装置。 - 【請求項2】 ボイラの排ガスを脱硝装置に導く排ガス
ダクトと、端部が該排ガスダクトに開口接続されてガス
タービンからのタービン排ガスを前記排ガスダクトに流
入させるタービン排ガスダクトと、前記排ガスダクトの
前記タービン排ガスダクト接続部と脱硝装置入口との間
の前記排ガスダクト内部に該排ガスダクトの断面に対す
る位置をそれぞれ変えてアンモニアを噴出できるように
分割配置した複数のアンモニア注入ノズルと、該分割配
置されたアンモニア注入ノズルごとに個別に設けられ該
アンモニア注入ノズルに供給するアンモニアの流量を個
別に調節するアンモニア流量調節弁と、前記排ガスダク
トにおける排ガスの流量分布および窒素酸化物濃度分布
により前記アンモニア流量調節弁の開度を制御する制御
装置と、を備えたことを特徴とする脱硝装置のアンモニ
ア注入装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP6243041A JPH08103628A (ja) | 1994-10-06 | 1994-10-06 | 脱硝装置のアンモニア注入装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP6243041A JPH08103628A (ja) | 1994-10-06 | 1994-10-06 | 脱硝装置のアンモニア注入装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH08103628A true JPH08103628A (ja) | 1996-04-23 |
Family
ID=17097960
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP6243041A Pending JPH08103628A (ja) | 1994-10-06 | 1994-10-06 | 脱硝装置のアンモニア注入装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH08103628A (ja) |
Cited By (6)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH11347367A (ja) * | 1998-06-09 | 1999-12-21 | Babcock Hitachi Kk | 排ガス脱硝装置 |
| CN110026085A (zh) * | 2019-04-18 | 2019-07-19 | 中国大唐集团科学技术研究院有限公司华东电力试验研究院 | 一种风氨独立控制scr脱硝系统 |
| CN115006986A (zh) * | 2022-06-15 | 2022-09-06 | 深圳市凯盛科技工程有限公司 | 一种用于烟气治理的供氨系统 |
| US11577201B2 (en) | 2021-03-17 | 2023-02-14 | Mitsubishi Heavy Industries, Ltd. | Control device for flue gas denitrizer, boiler facility, control method for flue gas denitrizer, and control program for flue gas denitrizer |
| CN115722066A (zh) * | 2022-12-08 | 2023-03-03 | 大同冀东水泥有限责任公司 | 一种精准脱硝方法 |
| CN116371190A (zh) * | 2023-05-04 | 2023-07-04 | 武汉理工大学 | 一种减少脱硝反应中氨逃逸的装置 |
-
1994
- 1994-10-06 JP JP6243041A patent/JPH08103628A/ja active Pending
Cited By (6)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH11347367A (ja) * | 1998-06-09 | 1999-12-21 | Babcock Hitachi Kk | 排ガス脱硝装置 |
| CN110026085A (zh) * | 2019-04-18 | 2019-07-19 | 中国大唐集团科学技术研究院有限公司华东电力试验研究院 | 一种风氨独立控制scr脱硝系统 |
| US11577201B2 (en) | 2021-03-17 | 2023-02-14 | Mitsubishi Heavy Industries, Ltd. | Control device for flue gas denitrizer, boiler facility, control method for flue gas denitrizer, and control program for flue gas denitrizer |
| CN115006986A (zh) * | 2022-06-15 | 2022-09-06 | 深圳市凯盛科技工程有限公司 | 一种用于烟气治理的供氨系统 |
| CN115722066A (zh) * | 2022-12-08 | 2023-03-03 | 大同冀东水泥有限责任公司 | 一种精准脱硝方法 |
| CN116371190A (zh) * | 2023-05-04 | 2023-07-04 | 武汉理工大学 | 一种减少脱硝反应中氨逃逸的装置 |
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