JPH08103971A - タイヤ製造方法 - Google Patents
タイヤ製造方法Info
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- JPH08103971A JPH08103971A JP6266335A JP26633594A JPH08103971A JP H08103971 A JPH08103971 A JP H08103971A JP 6266335 A JP6266335 A JP 6266335A JP 26633594 A JP26633594 A JP 26633594A JP H08103971 A JPH08103971 A JP H08103971A
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 タイヤ製造工程でカーカスプライの突き合わ
せ接合部が拡大してジョイント開きが発生することなく
コード配列が均整なタイヤを製造する方法を提案する。 【構成】 タイヤ製造工程において、成型ドラムにゴム
被覆されたコード層のプライの両端を突き合わせ接合し
て円筒形のカーカスプライにする工程段階で、トランス
ポリイソプレン5〜20%、天然ゴム及び/またはジエ
ン系合成ゴム95〜80%のブレンド物をゴム成分にし
たゴム組成物又はトランスポリオクテネマー5〜35
%、天然ゴム及び/またはジエン系合成ゴム95〜65
%のブレンド物をゴム成分にしたゴム組成物でなり、厚
みが0.2〜1.2mm、100%モジュラスと厚みの積
が0.2〜1.2kg/cmの未加硫ゴムテープを、プライ
の接合部を跨ぐようにしてカーカスプライに張り付ける
タイヤ製造方法。
せ接合部が拡大してジョイント開きが発生することなく
コード配列が均整なタイヤを製造する方法を提案する。 【構成】 タイヤ製造工程において、成型ドラムにゴム
被覆されたコード層のプライの両端を突き合わせ接合し
て円筒形のカーカスプライにする工程段階で、トランス
ポリイソプレン5〜20%、天然ゴム及び/またはジエ
ン系合成ゴム95〜80%のブレンド物をゴム成分にし
たゴム組成物又はトランスポリオクテネマー5〜35
%、天然ゴム及び/またはジエン系合成ゴム95〜65
%のブレンド物をゴム成分にしたゴム組成物でなり、厚
みが0.2〜1.2mm、100%モジュラスと厚みの積
が0.2〜1.2kg/cmの未加硫ゴムテープを、プライ
の接合部を跨ぐようにしてカーカスプライに張り付ける
タイヤ製造方法。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はカーカスプライのコード
が均整に配列されたタイヤの製造方法に関するものであ
る。
が均整に配列されたタイヤの製造方法に関するものであ
る。
【0002】
【従来技術】通常、ラシアルタイヤは、次のような工程
段階を経て製造されている。多数のコードを配列してゴ
ム組成物で被覆したトップ反を所定の寸法に裁断して裁
断反にし、この裁断反と次に裁断された裁断反とを隣り
合わせて接合し、さらに、次いで裁断された裁断反を上
記裁断反の後側に接合する操作を繰り返して、長手方向
直角にコードが配列するバンドにし、バンドを、予めイ
ンナーライナーを巻き付けてあった幅がバンドより狭い
成型ドラムに、コード方向がドラム回転軸に平行になる
ようにして1周巻き付け、コードに沿って周長と同長に
切断してプライにし、このプライの両端を重ね合わせて
接合する所謂重ね接ぎ又は両端を隣接して突き合わせて
接合する所謂突き合わせ接合を行って円筒形にしてカー
カスプライを形成し、成型ドラムから食み出た部分を萎
ませてビードフイラーが固定されているビードコアを嵌
め、ビードコアを芯にして折り返して食み出し部に重ね
合わせ、プライ上の所定位置にサイドウォールゴムを張
り付けて第1成型体を作成し、次いで第1成型体を第2
段成型機に移送して装着し、第1成型体の両ビード間の
間隔を狭めながら径を大きくして、予め準備されていた
ベルトとトレッドを積層した無端のトレッド組み立て体
の内面側に嵌めて接着してグリーンタイヤを形成し、こ
のグリーンタイヤを加硫金型に入れて加硫成形する各工
程段階を経てタイヤが製造される。
段階を経て製造されている。多数のコードを配列してゴ
ム組成物で被覆したトップ反を所定の寸法に裁断して裁
断反にし、この裁断反と次に裁断された裁断反とを隣り
合わせて接合し、さらに、次いで裁断された裁断反を上
記裁断反の後側に接合する操作を繰り返して、長手方向
直角にコードが配列するバンドにし、バンドを、予めイ
ンナーライナーを巻き付けてあった幅がバンドより狭い
成型ドラムに、コード方向がドラム回転軸に平行になる
ようにして1周巻き付け、コードに沿って周長と同長に
切断してプライにし、このプライの両端を重ね合わせて
接合する所謂重ね接ぎ又は両端を隣接して突き合わせて
接合する所謂突き合わせ接合を行って円筒形にしてカー
カスプライを形成し、成型ドラムから食み出た部分を萎
ませてビードフイラーが固定されているビードコアを嵌
め、ビードコアを芯にして折り返して食み出し部に重ね
合わせ、プライ上の所定位置にサイドウォールゴムを張
り付けて第1成型体を作成し、次いで第1成型体を第2
段成型機に移送して装着し、第1成型体の両ビード間の
間隔を狭めながら径を大きくして、予め準備されていた
ベルトとトレッドを積層した無端のトレッド組み立て体
の内面側に嵌めて接着してグリーンタイヤを形成し、こ
のグリーンタイヤを加硫金型に入れて加硫成形する各工
程段階を経てタイヤが製造される。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】前記工程段階でプライ
の両端を隣接させ、突き合わせ接合して円筒形に形成さ
れた第1成型体のカーカスプライ接合部はゴム被覆がさ
れておらず、下面に裏打ちされたインナーライナーで補
強されているだけなので、第1成型体が第2段成型機上
で両ビード間の間隔を狭めながら径が大きくされる段階
で、カーカスプライのコード間隔が拡張して周長が大き
くなるとき、プライ本体に比して被覆ゴムによる補強が
弱い接合部が優先して拡張し、プライの対向する端間の
間隔がプライ内のコード間隔より大になり、その部分は
コード打ち込み密度が低下しているので、局部的に強度
が小さい箇所ができ、タイヤ強度のウイークポイントと
なって故障が発生しやすくなり又タイヤに加硫成型され
て内圧が充填されたとき接合部が膨出する。接合部の間
隔が拡張する現象所謂ジョイント開きを防止するため、
従来はコード被覆ゴムと同質の未加硫ゴムテープが接合
部を跨ぐようにして張り付けられていた。しかし、柔軟
なコード被覆ゴムで未加硫ゴムテープを作成して接合部
を補強する方法ではテープが伸びやすいのでジョイント
開きの防止は不充分であった。本発明は、カーカスプラ
イのジョイント開きの発生を抑制しながらタイヤを製造
する方法の提案を課題とする。
の両端を隣接させ、突き合わせ接合して円筒形に形成さ
れた第1成型体のカーカスプライ接合部はゴム被覆がさ
れておらず、下面に裏打ちされたインナーライナーで補
強されているだけなので、第1成型体が第2段成型機上
で両ビード間の間隔を狭めながら径が大きくされる段階
で、カーカスプライのコード間隔が拡張して周長が大き
くなるとき、プライ本体に比して被覆ゴムによる補強が
弱い接合部が優先して拡張し、プライの対向する端間の
間隔がプライ内のコード間隔より大になり、その部分は
コード打ち込み密度が低下しているので、局部的に強度
が小さい箇所ができ、タイヤ強度のウイークポイントと
なって故障が発生しやすくなり又タイヤに加硫成型され
て内圧が充填されたとき接合部が膨出する。接合部の間
隔が拡張する現象所謂ジョイント開きを防止するため、
従来はコード被覆ゴムと同質の未加硫ゴムテープが接合
部を跨ぐようにして張り付けられていた。しかし、柔軟
なコード被覆ゴムで未加硫ゴムテープを作成して接合部
を補強する方法ではテープが伸びやすいのでジョイント
開きの防止は不充分であった。本発明は、カーカスプラ
イのジョイント開きの発生を抑制しながらタイヤを製造
する方法の提案を課題とする。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明は、前記タイヤ製
造工程おいて、成型ドラム上のプライの接合部を跨ぐよ
うにして未加硫ゴムテープを張り付ける段階で用いる未
加硫ゴムテープの定荷重伸張率を、バンドをコード直角
方向に引っ張ったときの定荷重伸張率より小さくすれば
ジョイント開きが防止できることを知見してなしたもの
である。
造工程おいて、成型ドラム上のプライの接合部を跨ぐよ
うにして未加硫ゴムテープを張り付ける段階で用いる未
加硫ゴムテープの定荷重伸張率を、バンドをコード直角
方向に引っ張ったときの定荷重伸張率より小さくすれば
ジョイント開きが防止できることを知見してなしたもの
である。
【0005】すなわち、多数のコードを配列した層がゴ
ム組成物で被覆され、成型ドラムにコード方向がドラム
回転軸に平行になるようにして1周巻き付けられ、コー
ドに沿って切断してプライにし、プライの両端を接合し
て円筒形の第1成型体を成型する工程において、成型ド
ラムに巻き付けられているプライを、側端のコード相互
が隣り合うようにして突き合わせ接合し、厚みが0.2
〜1.2mm、厚みと100%モジュラスの積が0.2〜
1.2kg/cmである未加硫ゴムテープを上記接合部を跨
いで張り付ける工程段階を含むタイヤ製造方法である。
ム組成物で被覆され、成型ドラムにコード方向がドラム
回転軸に平行になるようにして1周巻き付けられ、コー
ドに沿って切断してプライにし、プライの両端を接合し
て円筒形の第1成型体を成型する工程において、成型ド
ラムに巻き付けられているプライを、側端のコード相互
が隣り合うようにして突き合わせ接合し、厚みが0.2
〜1.2mm、厚みと100%モジュラスの積が0.2〜
1.2kg/cmである未加硫ゴムテープを上記接合部を跨
いで張り付ける工程段階を含むタイヤ製造方法である。
【0006】上記の未加硫ゴムテープは、未加硫状態で
剛性の大きいトランスポリイソプレン或いはトランスポ
リオクテネマーと天然ゴムまたは/及びジエン系合成ゴ
ムのブレンド物をゴム成分にしたゴム組成物で形成する
のが好ましい。トランスポリイソプレンを用いる場合に
は、トランスポリイソプレン5〜20%、天然ゴムまた
は/及びジエン系合成ゴム95〜80%の範囲が選択さ
れる。トランスポリオクテネマーを用いる場合には、ト
ランスポリイソプレン5〜35%、天然ゴムまたは/及
びジエン系合成ゴム95〜65%の範囲が選択される。
剛性の大きいトランスポリイソプレン或いはトランスポ
リオクテネマーと天然ゴムまたは/及びジエン系合成ゴ
ムのブレンド物をゴム成分にしたゴム組成物で形成する
のが好ましい。トランスポリイソプレンを用いる場合に
は、トランスポリイソプレン5〜20%、天然ゴムまた
は/及びジエン系合成ゴム95〜80%の範囲が選択さ
れる。トランスポリオクテネマーを用いる場合には、ト
ランスポリイソプレン5〜35%、天然ゴムまたは/及
びジエン系合成ゴム95〜65%の範囲が選択される。
【0007】
【作用】未加硫ゴムテープの厚さが1.2mmより大にな
ると段差ができ、その上にサイドウォールゴム等が張り
付けられたとき、上記段差部分にできる空間が大きく、
その中に封じ込められた空気の全てがタイヤ加硫中に拡
散してタイヤ外に散逸することがなく、いくらかが空間
内に残りエアー入り不良の原因になり、又加硫後サイド
ウォールに凹凸ができ、所謂サイド凹凸不良が発生しや
すくなる。厚みと100%モジュラスの積が0.2kg/
cm未満では定荷重伸張率が大きいことを意味しジョイン
ト開きが改良されず、1.2kg/cmより大きくするとテ
ープが加硫中幅方向に広がり薄くなるときコードを引き
ずって広がり接合部の隣のコード間隔が大きくなる。
ると段差ができ、その上にサイドウォールゴム等が張り
付けられたとき、上記段差部分にできる空間が大きく、
その中に封じ込められた空気の全てがタイヤ加硫中に拡
散してタイヤ外に散逸することがなく、いくらかが空間
内に残りエアー入り不良の原因になり、又加硫後サイド
ウォールに凹凸ができ、所謂サイド凹凸不良が発生しや
すくなる。厚みと100%モジュラスの積が0.2kg/
cm未満では定荷重伸張率が大きいことを意味しジョイン
ト開きが改良されず、1.2kg/cmより大きくするとテ
ープが加硫中幅方向に広がり薄くなるときコードを引き
ずって広がり接合部の隣のコード間隔が大きくなる。
【0008】トランスポリイソプレン或いはトランスポ
リオクテネマーはその化学構造にトランス結合含有量が
多く、常温で結晶して樹脂状になって剛性が大きく、こ
れを配合したゴム組成物は未加硫時のモジュラスが高く
定荷重下で伸びにくく、一方高温になって結晶が崩れた
状態で天然ゴムまたは天然ゴムとジエン系ゴムとのブレ
ンドと硫黄で共架橋されればゴム状弾性体になる性質が
あるので、未加硫時のモジュラスを大きくするために共
架橋しない合成樹脂を混用したゴム組成物を用いた場合
に見られるようなコード被覆ゴムとの硬度差ができ、そ
の部分にタイヤ使用中応力が集中してセパレーションが
発生しやすくなるようなことがない。
リオクテネマーはその化学構造にトランス結合含有量が
多く、常温で結晶して樹脂状になって剛性が大きく、こ
れを配合したゴム組成物は未加硫時のモジュラスが高く
定荷重下で伸びにくく、一方高温になって結晶が崩れた
状態で天然ゴムまたは天然ゴムとジエン系ゴムとのブレ
ンドと硫黄で共架橋されればゴム状弾性体になる性質が
あるので、未加硫時のモジュラスを大きくするために共
架橋しない合成樹脂を混用したゴム組成物を用いた場合
に見られるようなコード被覆ゴムとの硬度差ができ、そ
の部分にタイヤ使用中応力が集中してセパレーションが
発生しやすくなるようなことがない。
【0009】トランスポリイソプレンまたはトランスポ
リオクテネマーの配合量が5%未満では、モジュラスが
これらを配合していないものとほぼ同じでジョイント開
き防止効果が小さく、トランスポリイソプレンが20%
より多い場合、またはトランスポリオクテネマーが35
%より多い場合は未加硫時の粘着性が小さくカーカスプ
ライのコード被覆ゴムとの密着性が悪くなり、張り付け
面の接着剤処理を必要とし、余分な工数がかかる。
リオクテネマーの配合量が5%未満では、モジュラスが
これらを配合していないものとほぼ同じでジョイント開
き防止効果が小さく、トランスポリイソプレンが20%
より多い場合、またはトランスポリオクテネマーが35
%より多い場合は未加硫時の粘着性が小さくカーカスプ
ライのコード被覆ゴムとの密着性が悪くなり、張り付け
面の接着剤処理を必要とし、余分な工数がかかる。
【0010】
【実施例1】タイヤサイズ11R22.5の製造法を図
を参照しながら説明する。スチールコードを2.5cm当
たり18本のエンド数で配列して天然ゴムを主成分にし
たゴム組成物で被覆してトップ反を形成し、このトップ
反を79cm間隔で裁断して裁断反にし、これらの裁断反
を順次コードに沿って突き合わせ接合して長手方向直角
にコードが配列するバンドにし、このバンドを図1に示
すように予めインナーライナーを巻き付けてある幅がバ
ンドより狭い成型ドラム1にコード方向がドラム回転軸
に平行になるようにして1周巻き付け、次いでコードに
沿って周長と同長に切断してプライ2にし、このプライ
の両端2a、2bを隣接して突き合わせ接合を行って円
筒形にしてカーカスプライ3を形成し、プライの接合部
4を跨ぐようにして幅3.0cmの未加硫ゴムテープ5を
張り付け、成型ドラム1から食み出た部分6を萎ませて
(以下図示しない)ビードフイラーが固定されているビ
ードコアを嵌め、ビードコアを芯にして折り返して食み
出し部に重ね合わせ、プライ上の所定位置にサイドウォ
ールゴムを張り付けて第1成型体を作成した。次いで従
来法に従って第1成型体を第2段成型機に移送して装着
し、第1成型体の両ビード間の間隔を狭めながら径を大
きくして、予め準備されていたベルトとトレッドを積層
した無端のトレッド組み立て体の内側に嵌め、接着して
グリーンタイヤを形成し、このグリーンタイヤを加硫金
型に入れて加硫成形してタイヤを製造した。
を参照しながら説明する。スチールコードを2.5cm当
たり18本のエンド数で配列して天然ゴムを主成分にし
たゴム組成物で被覆してトップ反を形成し、このトップ
反を79cm間隔で裁断して裁断反にし、これらの裁断反
を順次コードに沿って突き合わせ接合して長手方向直角
にコードが配列するバンドにし、このバンドを図1に示
すように予めインナーライナーを巻き付けてある幅がバ
ンドより狭い成型ドラム1にコード方向がドラム回転軸
に平行になるようにして1周巻き付け、次いでコードに
沿って周長と同長に切断してプライ2にし、このプライ
の両端2a、2bを隣接して突き合わせ接合を行って円
筒形にしてカーカスプライ3を形成し、プライの接合部
4を跨ぐようにして幅3.0cmの未加硫ゴムテープ5を
張り付け、成型ドラム1から食み出た部分6を萎ませて
(以下図示しない)ビードフイラーが固定されているビ
ードコアを嵌め、ビードコアを芯にして折り返して食み
出し部に重ね合わせ、プライ上の所定位置にサイドウォ
ールゴムを張り付けて第1成型体を作成した。次いで従
来法に従って第1成型体を第2段成型機に移送して装着
し、第1成型体の両ビード間の間隔を狭めながら径を大
きくして、予め準備されていたベルトとトレッドを積層
した無端のトレッド組み立て体の内側に嵌め、接着して
グリーンタイヤを形成し、このグリーンタイヤを加硫金
型に入れて加硫成形してタイヤを製造した。
【0011】表1に示す7種類のゴム組成物について未
加硫ゴムテープを作り、各配合について10本づつ上記
方法でタイヤを作って、X線を透過して接合部のコード
配列を観察し、接合部で両側端コード間の間隔がプライ
内のコード間隔より25%以上離れていないものを正常
とし、また接合部近辺プライ内のコード配置が正常位置
からコード間隔の25%以上ずれていないものを正常と
し、タイヤ10本を1つのロットとし、ロット内にある
正常タイヤ本数が10本であるロットを5点、正常タイ
ヤが9本を4点、正常タイヤが6〜8本を3点、正常タ
イヤが3〜4本を2点、正常タイヤが2本以下を1点と
して結果を表1に示した。
加硫ゴムテープを作り、各配合について10本づつ上記
方法でタイヤを作って、X線を透過して接合部のコード
配列を観察し、接合部で両側端コード間の間隔がプライ
内のコード間隔より25%以上離れていないものを正常
とし、また接合部近辺プライ内のコード配置が正常位置
からコード間隔の25%以上ずれていないものを正常と
し、タイヤ10本を1つのロットとし、ロット内にある
正常タイヤ本数が10本であるロットを5点、正常タイ
ヤが9本を4点、正常タイヤが6〜8本を3点、正常タ
イヤが3〜4本を2点、正常タイヤが2本以下を1点と
して結果を表1に示した。
【0012】
【表1】 実施例 実施例 実施例 実施例 比較例 比較例 比較例 ゴム組成物 1 2 3 4 1 2 3 天然ゴム 95 85 85 80 100 100 65 トランスポリ イソプレン 5 15 15 20 − − 35 カーボンブラック(1) 50 50 50 50 50 50 50 アロマオイル 2 2 2 2 2 2 2 亜鉛華 5 5 5 5 5 5 5 ステアリン酸 2 2 2 2 2 2 2 老化防止剤DPPD 1 1 1 1 1 1 1 加硫促進剤CBS 1.2 1.2 1.2 1.2 1.2 1.2 1.2 硫黄 5 5 5 5 5 5 5ゴムテープ 厚み(mm) 0.8 1 0.5 0.5 2 0.5 1.3 100%モジュラス 4.0 8.2 8.2 11.2 1.8 1.8 11.2 (kg/cm2 )(2) 厚み×モジュラス 0.32 0.82 0.41 0.56 0.36 0.09 1.46 (kg/cm)タイヤX線観察 接合部コード間隔 4 5 5 5 3 2 5 (点) 接合部隣接コード 4 4 5 4 3 4 3 間隔(点) 注:(1) N339カーボンブラック (2) 引張速度毎分50mmのときの測定値
【0013】比較例1はトランスポリイソプレンを含ま
ないゴム組成物を厚みが大にされて厚みと100モジュ
ラスの積を1.2kg/cmより大にした場合で、厚みとモ
ジュラスの積が本発明の範囲内であっても100%モジ
ュラスが小さいのでジョイント開きが発生し、ゴムの流
れに引きづられてコードの移動が生じている。比較例2
は比較例1と同じゴム組成物を用いて薄くし、厚みと1
00%モジュラスの積が小さくなった場合で、比較例1
と比べてジョイント開きの状態は劣るが、コードの移動
が小さく、接合部隣接コードのコード間隔は正常位置に
保持されている。比較例3はトランスポリイソプレンを
含むゴム組成物を厚くしてテープを形成した場合でジョ
イント開きはよいが、接合部隣接コードのコード間隔が
大きくなっている。
ないゴム組成物を厚みが大にされて厚みと100モジュ
ラスの積を1.2kg/cmより大にした場合で、厚みとモ
ジュラスの積が本発明の範囲内であっても100%モジ
ュラスが小さいのでジョイント開きが発生し、ゴムの流
れに引きづられてコードの移動が生じている。比較例2
は比較例1と同じゴム組成物を用いて薄くし、厚みと1
00%モジュラスの積が小さくなった場合で、比較例1
と比べてジョイント開きの状態は劣るが、コードの移動
が小さく、接合部隣接コードのコード間隔は正常位置に
保持されている。比較例3はトランスポリイソプレンを
含むゴム組成物を厚くしてテープを形成した場合でジョ
イント開きはよいが、接合部隣接コードのコード間隔が
大きくなっている。
【0014】
【実施例2】表2に示すゴム組成物で作成した未加硫テ
ープを用いる以外は、実施例1と同じ条件でタイヤサイ
ズ11R22.5の重荷重用タイヤを作り、X線を透過
して接合部のコード配列状態を観察し、実施例1と同じ
評価基準で評価した結果を表2に示した。
ープを用いる以外は、実施例1と同じ条件でタイヤサイ
ズ11R22.5の重荷重用タイヤを作り、X線を透過
して接合部のコード配列状態を観察し、実施例1と同じ
評価基準で評価した結果を表2に示した。
【0015】
【表2】 実施例 実施例 実施例 実施例 比較例 比較例 比較例 ゴム組成物 1 2 3 4 1 2 3 天然ゴム 95 80 80 65 100 100 65 トランスポリ オクテネマー 5 20 20 35 − − 35 カーボンブラック 50 50 50 50 50 50 50 アロマオイル 2 2 2 2 2 2 2 亜鉛華 5 5 5 5 5 5 5 ステアリン酸 2 2 2 2 2 2 2 老化防止剤DPPD 1 1 1 1 1 1 1 加硫促進剤CBS 1.2 1.2 1.2 1.2 1.2 1.2 1.2 硫黄 5 5 5 5 5 5 5ゴムテープ 厚み(mm) 1 1 0.5 1 2 0.5 1.3 100%モジュラス 3.4 6.5 6.5 11.7 1.8 1.8 11.7 (kg/cm2 ) 厚み×モジュラス 0.34 0.65 0.33 1.17 0.36 0.09 1.52 (kg/cm)タイヤX線観察 接合部コード間隔 4 5 4 5 3 2 5 (点) 接合部隣接コード 4 5 4 4 3 4 3 間隔(点)
【0016】比較例1はトランスポリオクテネマーを含
まないゴム組成物を厚みが大にされて厚みと100モジ
ュラスの積を0.12kg/cmより大にした場合で、厚み
とモジュラスの積が本発明の範囲内であってもジョイン
ト開きが発生している。比較例2は厚みと100モジュ
ラスの積が小さい場合でジョイント開きが発生してい
る。比較例3はトランスポリオクテネマーを含むゴム組
成物を厚くしてテープを形成した場合でジョイント開き
はよいが、接合部隣接コードのコード間隔が大きくなっ
ている。
まないゴム組成物を厚みが大にされて厚みと100モジ
ュラスの積を0.12kg/cmより大にした場合で、厚み
とモジュラスの積が本発明の範囲内であってもジョイン
ト開きが発生している。比較例2は厚みと100モジュ
ラスの積が小さい場合でジョイント開きが発生してい
る。比較例3はトランスポリオクテネマーを含むゴム組
成物を厚くしてテープを形成した場合でジョイント開き
はよいが、接合部隣接コードのコード間隔が大きくなっ
ている。
【0017】
【発明の効果】成型ドラム上でプライを接合した部分を
跨ぐようにしてトランスポリイソプレン又はトランスポ
リオクテネマーを含むゴム組成物のテープを張り付けて
補強することにより、接合されたコード間の間隔の拡張
がなくなり、タイヤ内でのコード配列が均整になって強
度のウイークポイント、サイド凹凸等の発生が減少す
る。
跨ぐようにしてトランスポリイソプレン又はトランスポ
リオクテネマーを含むゴム組成物のテープを張り付けて
補強することにより、接合されたコード間の間隔の拡張
がなくなり、タイヤ内でのコード配列が均整になって強
度のウイークポイント、サイド凹凸等の発生が減少す
る。
【図1】プライを接合する工程段階を説明する一部欠裁
した斜視図である。
した斜視図である。
1 成型ドラム 2 プライ 2a、2b プライ端 4 接合部 5 未加硫ゴムテープ
Claims (3)
- 【請求項1】 多数のコードを配列した層がゴム組成物
で被覆され、成型ドラムにコード方向がドラム回転軸に
平行になるようにして1周巻き付けられ、コードに沿っ
て切断してプライにし、ブライの両端を接合して円筒形
の第1成型体を成型する工程において、成型ドラムに巻
き付けられているプライを、側端のコード相互が隣り合
うようにして突き合わせ接合し、厚みが0.2〜1.2
mm、厚みと100%モジュラスの積が0.2〜1.2kg
/cmである未加硫ゴムテープを上記接合部を跨いで張り
付ける工程段階を含むことを特徴とするタイヤ製造方
法。 - 【請求項2】 ゴム成分がトランスポリイソプレン5〜
20重量%と天然ゴムまたは/及びジエン系合成ゴム9
5〜80重量%のブレンドゴムであるゴム組成物で形成
された未加硫ゴムテープを、成型ドラムに巻き付けられ
たプライの接合部を跨いで張り付ける請求項1記載のタ
イヤ製造方法。 - 【請求項3】 ゴム成分がトランスポリオクテネマー5
〜35重量%と天然ゴムまたは/及びジエン系合成ゴム
95〜65重量%のブレンドゴムであるゴム組成物で形
成された未加硫ゴムテープを、成型ドラムに巻き付けら
れたプライの接合部を跨いで張り付ける請求項1記載の
タイヤ製造方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP6266335A JPH08103971A (ja) | 1994-10-04 | 1994-10-04 | タイヤ製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP6266335A JPH08103971A (ja) | 1994-10-04 | 1994-10-04 | タイヤ製造方法 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH08103971A true JPH08103971A (ja) | 1996-04-23 |
Family
ID=17429511
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP6266335A Withdrawn JPH08103971A (ja) | 1994-10-04 | 1994-10-04 | タイヤ製造方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH08103971A (ja) |
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2009131986A (ja) * | 2007-11-29 | 2009-06-18 | Bridgestone Corp | リボン積層体部材からなるタイヤ |
| US20090183820A1 (en) * | 2006-05-26 | 2009-07-23 | The Yokohama Rubber Co., Ltd. | Method of producing pneumatic tire |
| JP2015217683A (ja) * | 2014-05-20 | 2015-12-07 | ザ・グッドイヤー・タイヤ・アンド・ラバー・カンパニーThe Goodyear Tire & Rubber Company | タイヤ・カーカス・プライ接合装置及び接合方法 |
-
1994
- 1994-10-04 JP JP6266335A patent/JPH08103971A/ja not_active Withdrawn
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US20090183820A1 (en) * | 2006-05-26 | 2009-07-23 | The Yokohama Rubber Co., Ltd. | Method of producing pneumatic tire |
| JP2009131986A (ja) * | 2007-11-29 | 2009-06-18 | Bridgestone Corp | リボン積層体部材からなるタイヤ |
| JP2015217683A (ja) * | 2014-05-20 | 2015-12-07 | ザ・グッドイヤー・タイヤ・アンド・ラバー・カンパニーThe Goodyear Tire & Rubber Company | タイヤ・カーカス・プライ接合装置及び接合方法 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A300 | Application deemed to be withdrawn because no request for examination was validly filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300 Effective date: 20020115 |