JPH08105380A - プレート式圧縮機 - Google Patents
プレート式圧縮機Info
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- JPH08105380A JPH08105380A JP6241588A JP24158894A JPH08105380A JP H08105380 A JPH08105380 A JP H08105380A JP 6241588 A JP6241588 A JP 6241588A JP 24158894 A JP24158894 A JP 24158894A JP H08105380 A JPH08105380 A JP H08105380A
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- plate
- piston
- cam surface
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 プレートの面厚を考慮することなく、カム面
にカムフォロワを確実に接触させること。 【構成】 シリンダボア3a,3bと両頭ピストン6と
の間にクリアランスXを設けた。また、両頭ピストン6
を介してシュー23,24をカム面20A,20B側に
付勢する板バネ27を設けた。これにより、カム面20
a,20bの面厚がウエーブカム20の全周にわたって
均一でなくても、シュー23,24とカムフォロワ20
A,20Bとの間のクリアランスが自動補正され、摺接
平面23b,24bを常にカム面20A,20Bに接触
させることができる。
にカムフォロワを確実に接触させること。 【構成】 シリンダボア3a,3bと両頭ピストン6と
の間にクリアランスXを設けた。また、両頭ピストン6
を介してシュー23,24をカム面20A,20B側に
付勢する板バネ27を設けた。これにより、カム面20
a,20bの面厚がウエーブカム20の全周にわたって
均一でなくても、シュー23,24とカムフォロワ20
A,20Bとの間のクリアランスが自動補正され、摺接
平面23b,24bを常にカム面20A,20Bに接触
させることができる。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、駆動軸と一体回転する
プレートのカム面の変位によってピストンを往復動させ
るプレート式圧縮機に係り、詳しくはプレートとピスト
ンとの間に介在されるカムフォロワとプレートとの間の
クリアランスを補正する機構に関するものである。
プレートのカム面の変位によってピストンを往復動させ
るプレート式圧縮機に係り、詳しくはプレートとピスト
ンとの間に介在されるカムフォロワとプレートとの間の
クリアランスを補正する機構に関するものである。
【0002】
【従来の技術】一般に、斜板式圧縮機では、駆動軸に対
して斜めカム面を有する斜板によりカムフォロワを介し
てピストンを往復動させている。斜板式圧縮機における
斜板のサイクル変位曲線は正弦波変位曲線であり、1サ
イクル変位曲線である。従って、斜板式圧縮機における
両頭ピストンは一方の頭において駆動軸1回転に対して
1回圧縮するだけである。
して斜めカム面を有する斜板によりカムフォロワを介し
てピストンを往復動させている。斜板式圧縮機における
斜板のサイクル変位曲線は正弦波変位曲線であり、1サ
イクル変位曲線である。従って、斜板式圧縮機における
両頭ピストンは一方の頭において駆動軸1回転に対して
1回圧縮するだけである。
【0003】近年、立体的なカム面を有するウエーブカ
ムの回転によってピストンを往復動させるウエーブカム
式圧縮機が提案されている。この圧縮機では、ウエーブ
カムの前後両面と両頭ピストンとの間に円柱状のローラ
又は半球面状のシュー等のカムフォロワが介在されてい
る。このカムフォロワはウエーブカムに対して相対転動
し、ウエーブカムの回転に伴うウエーブカムのカム面の
変位を両頭ピストンに伝達する。この変位伝達により両
頭ピストンがウエーブカムのカム面の変位曲線に応じた
往復動を行う。従って、このウエーブカムのカム面の変
位曲線は2サイクル変位曲線であり、両頭ピストンは一
方の頭において駆動軸1回転に対して2回圧縮する。こ
の構成により、ウエーブカム式圧縮機では圧縮機を大型
化させることなく、吐出容量を斜板式圧縮機よりも増大
させることができる。
ムの回転によってピストンを往復動させるウエーブカム
式圧縮機が提案されている。この圧縮機では、ウエーブ
カムの前後両面と両頭ピストンとの間に円柱状のローラ
又は半球面状のシュー等のカムフォロワが介在されてい
る。このカムフォロワはウエーブカムに対して相対転動
し、ウエーブカムの回転に伴うウエーブカムのカム面の
変位を両頭ピストンに伝達する。この変位伝達により両
頭ピストンがウエーブカムのカム面の変位曲線に応じた
往復動を行う。従って、このウエーブカムのカム面の変
位曲線は2サイクル変位曲線であり、両頭ピストンは一
方の頭において駆動軸1回転に対して2回圧縮する。こ
の構成により、ウエーブカム式圧縮機では圧縮機を大型
化させることなく、吐出容量を斜板式圧縮機よりも増大
させることができる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】前記カムフォロワと接
触する部位における斜板、ウエーブカムの前後のカム面
の距離(以下面厚という)は全周にわたって均一でなけ
ればならない。しかしながら、面厚を斜板、ウエーブカ
ムの全周にわたって一定に加工することは非常に困難で
あって、面厚には誤差(10〜100μm)が発生す
る。
触する部位における斜板、ウエーブカムの前後のカム面
の距離(以下面厚という)は全周にわたって均一でなけ
ればならない。しかしながら、面厚を斜板、ウエーブカ
ムの全周にわたって一定に加工することは非常に困難で
あって、面厚には誤差(10〜100μm)が発生す
る。
【0005】カムフォロワが所定面厚よりも小さい部位
のカム面に達した場合には、カムフォロワとカム面との
間に隙間が生じる。その結果、カムフォロワがガタつく
ため圧縮機の駆動時に大きな騒音及び振動が発生すると
ともにカムフォロワに偏摩耗が生じてさらにカム面とカ
ムフォロワとの間の隙間が大きくなる。
のカム面に達した場合には、カムフォロワとカム面との
間に隙間が生じる。その結果、カムフォロワがガタつく
ため圧縮機の駆動時に大きな騒音及び振動が発生すると
ともにカムフォロワに偏摩耗が生じてさらにカム面とカ
ムフォロワとの間の隙間が大きくなる。
【0006】上記の問題を解消するために、ピストン、
カムフォロワ及び斜板、ウエーブカムの組付時に厚さの
異なる複数のカムフォロワの中から最適なクリアランス
を保持できるシューを選択してそのシューをピストンと
斜板、ウエーブカムとの間に介在させる。しかし、この
場合おいても、確実にカムフォロワとカム面との間の隙
間を無くすことができないとともに、カムフォロワを選
択する工程が別途必要となることから組付作業の効率が
悪い。
カムフォロワ及び斜板、ウエーブカムの組付時に厚さの
異なる複数のカムフォロワの中から最適なクリアランス
を保持できるシューを選択してそのシューをピストンと
斜板、ウエーブカムとの間に介在させる。しかし、この
場合おいても、確実にカムフォロワとカム面との間の隙
間を無くすことができないとともに、カムフォロワを選
択する工程が別途必要となることから組付作業の効率が
悪い。
【0007】本発明は上記問題点を解消するためになさ
れたものであって、その目的はプレートのカム面の厚さ
を考慮することなく、カム面にカムフォロワを確実に接
触させることが可能なプレート式圧縮機を提供すること
にある。
れたものであって、その目的はプレートのカム面の厚さ
を考慮することなく、カム面にカムフォロワを確実に接
触させることが可能なプレート式圧縮機を提供すること
にある。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、請求項1の発明では、カムフォロワを常時プレート
のカム面側に付勢する付勢手段を設けたことをその要旨
とする。
に、請求項1の発明では、カムフォロワを常時プレート
のカム面側に付勢する付勢手段を設けたことをその要旨
とする。
【0009】請求項2の発明では、カム面の面厚はプレ
ート内径側ほど厚いことをその要旨とする。請求項3の
発明では、プレートのカム面はピストンの軸心に対して
斜状に設けられたことをその要旨とする。
ート内径側ほど厚いことをその要旨とする。請求項3の
発明では、プレートのカム面はピストンの軸心に対して
斜状に設けられたことをその要旨とする。
【0010】請求項4の発明では、付勢手段はピストン
を介してカムフォロワをカム面側に付勢することをその
要旨とする。請求項5の発明では、付勢手段はカムフォ
ロワを直接カム面側に付勢することをその要旨とする。
を介してカムフォロワをカム面側に付勢することをその
要旨とする。請求項5の発明では、付勢手段はカムフォ
ロワを直接カム面側に付勢することをその要旨とする。
【0011】請求項6の発明では、付勢手段は板バネで
あることをその要旨とする。
あることをその要旨とする。
【0012】
【作用】請求項1、請求項4及び請求項5の発明によれ
ば、カムフォロワは付勢手段によりカム面側に付勢され
ていることから、カム面の面厚が全周均一でなくてもカ
ムフォロワとカム面との間のガタツキが防止される。
ば、カムフォロワは付勢手段によりカム面側に付勢され
ていることから、カム面の面厚が全周均一でなくてもカ
ムフォロワとカム面との間のガタツキが防止される。
【0013】請求項2の発明によれば、カム面の面厚が
内径側ほど厚いことから、よりカム面に対するカムフォ
ロワのガタツキが減少される。請求項3の発明によれ
ば、プレートのカム面はピストンの軸心に対して斜状に
設けられていることから、カム面の肉厚を変化させるこ
とがない。従って、プレートの製造が容易である。
内径側ほど厚いことから、よりカム面に対するカムフォ
ロワのガタツキが減少される。請求項3の発明によれ
ば、プレートのカム面はピストンの軸心に対して斜状に
設けられていることから、カム面の肉厚を変化させるこ
とがない。従って、プレートの製造が容易である。
【0014】請求項6の発明によれば、カムフォロワは
板バネの弾性力によりカム面側に付勢される。
板バネの弾性力によりカム面側に付勢される。
【0015】
(第1実施例)以下、本発明を具体化した第1実施例を
図面に基づいて説明する。
図面に基づいて説明する。
【0016】図1及び図2に示すように、駆動軸1はベ
アリング2を介して回転可能にシリンダブロック3,4
に支持されている。シリンダボア3a,4aは駆動軸1
を中心としてシリンダブロック3,4に等間隔角度を設
けて複数形成されている。両頭ピストン6はシリンダボ
ア3a,4a内に往復動可能に収容されている。両シリ
ンダブロック3,4の外端面には弁板7,8を介してフ
ロントハウジング9及びリアハウジング10がボルト1
1により締付固定されている。吸入室14及び吐出室1
5は弁板7,8とハウジング9,10との間に形成され
ている。吸入ポート12及び吐出ポート13は弁板7,
8に形成され、前記シリンダボア3a,4aと吸入室1
4、吐出室15とを連通する。
アリング2を介して回転可能にシリンダブロック3,4
に支持されている。シリンダボア3a,4aは駆動軸1
を中心としてシリンダブロック3,4に等間隔角度を設
けて複数形成されている。両頭ピストン6はシリンダボ
ア3a,4a内に往復動可能に収容されている。両シリ
ンダブロック3,4の外端面には弁板7,8を介してフ
ロントハウジング9及びリアハウジング10がボルト1
1により締付固定されている。吸入室14及び吐出室1
5は弁板7,8とハウジング9,10との間に形成され
ている。吸入ポート12及び吐出ポート13は弁板7,
8に形成され、前記シリンダボア3a,4aと吸入室1
4、吐出室15とを連通する。
【0017】プレートとしてのウエーブカム20は駆動
軸1と一体回転可能に止着されている。ウエーブカム2
0のカム面20A,20Bの面厚(カム面20Aとカム
面20Bとの間の距離)はウエーブカム20の内径側ほ
ど大きくなる斜状に形成されている(例えば、図3の面
厚αと面厚βにて比較(α<β))。スラストベアリン
グ21はウエーブカム20とシリンダブロック3,4と
の間に挟持されている。カムフォロワとしてのシュー2
3,24はウエーブカム20と両頭ピストン6との間に
介在されている。シュー23,24は半球面状の嵌合球
面23a,24aと、嵌合球面23a,24aの端面と
なる摺接平面23b,24bとから構成されている。
軸1と一体回転可能に止着されている。ウエーブカム2
0のカム面20A,20Bの面厚(カム面20Aとカム
面20Bとの間の距離)はウエーブカム20の内径側ほ
ど大きくなる斜状に形成されている(例えば、図3の面
厚αと面厚βにて比較(α<β))。スラストベアリン
グ21はウエーブカム20とシリンダブロック3,4と
の間に挟持されている。カムフォロワとしてのシュー2
3,24はウエーブカム20と両頭ピストン6との間に
介在されている。シュー23,24は半球面状の嵌合球
面23a,24aと、嵌合球面23a,24aの端面と
なる摺接平面23b,24bとから構成されている。
【0018】両頭ピストン6には前記嵌合球面23a,
24aの曲率半径と略同一の曲率半径の保持凹部6aが
形成されている。保持凹部6aには嵌合球面23a,2
4aが回動可能に嵌合している。前記シュー23,24
の中心部S1 は両頭ピストン6の中心軸線L1 上にあ
る。
24aの曲率半径と略同一の曲率半径の保持凹部6aが
形成されている。保持凹部6aには嵌合球面23a,2
4aが回動可能に嵌合している。前記シュー23,24
の中心部S1 は両頭ピストン6の中心軸線L1 上にあ
る。
【0019】前記シリンダボア3a,4aと両頭ピスト
ン6との間にはクリアランスXが設けられている。両頭
ピストン6の前後外周面には溝25が形成されている。
この溝25の深さYは前記クリアランスXよりも大きい
値である(X<Y)。この溝25にはシリンダボア3
a,4a内壁に摺接しながら両頭ピストン6と一体とな
ってシリンダボア3a,4a内を往復動するピストンリ
ング26が係合している。このピストンリング26によ
り両頭ピストン6とシリンダボア3a,4aとの間の気
密が保持される。ピストンリング26は溝25内にて深
さYの範囲内で移動可能である。すなわち、両頭ピスト
ン6はクリアランスXの範囲内で、軸方向と直交する方
向へシリンダボア32内を移動できる。
ン6との間にはクリアランスXが設けられている。両頭
ピストン6の前後外周面には溝25が形成されている。
この溝25の深さYは前記クリアランスXよりも大きい
値である(X<Y)。この溝25にはシリンダボア3
a,4a内壁に摺接しながら両頭ピストン6と一体とな
ってシリンダボア3a,4a内を往復動するピストンリ
ング26が係合している。このピストンリング26によ
り両頭ピストン6とシリンダボア3a,4aとの間の気
密が保持される。ピストンリング26は溝25内にて深
さYの範囲内で移動可能である。すなわち、両頭ピスト
ン6はクリアランスXの範囲内で、軸方向と直交する方
向へシリンダボア32内を移動できる。
【0020】図2に示すように、前記駆動軸1の中心部
S3 と各シリンダボア3a,4aの中心部S4 とを結ぶ
延長線L2 上におけるシリンダブロック3,4の部位に
は、付勢手段としての板バネ27が取付固定されている
(1ヵ所のシリンダボア3aのみ図示)。図1及び図3
に示すように、板バネ27の先端部は両頭ピストン6の
外周面に接触し、両頭ピストン6を駆動軸1側に付勢し
ている。板バネ27と両頭ピストン6との接触部Pは、
ウエーブカム20のボス部16の幅の2等分線L3 上に
ある。
S3 と各シリンダボア3a,4aの中心部S4 とを結ぶ
延長線L2 上におけるシリンダブロック3,4の部位に
は、付勢手段としての板バネ27が取付固定されている
(1ヵ所のシリンダボア3aのみ図示)。図1及び図3
に示すように、板バネ27の先端部は両頭ピストン6の
外周面に接触し、両頭ピストン6を駆動軸1側に付勢し
ている。板バネ27と両頭ピストン6との接触部Pは、
ウエーブカム20のボス部16の幅の2等分線L3 上に
ある。
【0021】次に、上記構成のウエーブカム式圧縮機の
作用について説明する。駆動軸1の回転に伴い、ウエー
ブカム20が回転されると、ウエーブカム20のカム作
用によりシュー23,24を介して両頭ピストン6がシ
リンダボア3a,4a内を往復動する。これに伴い、吸
入室14からシリンダボア3a,4aに冷媒ガスが吸入
されるとともに、その吸入された冷媒ガスが圧縮されて
吐出室15に吐出される。
作用について説明する。駆動軸1の回転に伴い、ウエー
ブカム20が回転されると、ウエーブカム20のカム作
用によりシュー23,24を介して両頭ピストン6がシ
リンダボア3a,4a内を往復動する。これに伴い、吸
入室14からシリンダボア3a,4aに冷媒ガスが吸入
されるとともに、その吸入された冷媒ガスが圧縮されて
吐出室15に吐出される。
【0022】上記のように、本実施例ではウエーブカム
式圧縮機を構成したことにより次のような効果を得ると
ができる。 (1)シリンダボア3a,3bと両頭ピストン6との間
にクリアランスXを設けた。また、両頭ピストン6を介
してシュー23,24をカム面20A,20B側に付勢
する板バネ27を設けた。これにより、カム面20a,
20bの面厚がウエーブカム20の全周にわたって均一
でなくても、シュー23,24とカムフォロワ20A,
20Bとの間のクリアランスが自動補正され、摺接平面
23b,24bを常にカム面20A,20Bに接触させ
ることができる。
式圧縮機を構成したことにより次のような効果を得ると
ができる。 (1)シリンダボア3a,3bと両頭ピストン6との間
にクリアランスXを設けた。また、両頭ピストン6を介
してシュー23,24をカム面20A,20B側に付勢
する板バネ27を設けた。これにより、カム面20a,
20bの面厚がウエーブカム20の全周にわたって均一
でなくても、シュー23,24とカムフォロワ20A,
20Bとの間のクリアランスが自動補正され、摺接平面
23b,24bを常にカム面20A,20Bに接触させ
ることができる。
【0023】すなわち、両頭ピストン6は、面厚の最大
部位のカム面20A,20Bと、面厚が最小部位のカム
面20A,20Bとの差の範囲内で、シリンダボア3
a,4a内を移動する。従って、両頭ピストン6は面厚
の誤差に対応する距離だけシリンダボア3a,4a内を
移動する。
部位のカム面20A,20Bと、面厚が最小部位のカム
面20A,20Bとの差の範囲内で、シリンダボア3
a,4a内を移動する。従って、両頭ピストン6は面厚
の誤差に対応する距離だけシリンダボア3a,4a内を
移動する。
【0024】つまり、本実施例では板バネ27の弾性力
により両頭ピストン6を介してシュー23,24が隙間
に対応する距離だけカム面20A,20B側に移動し、
シュー23,24の摺接平面23b,24bがカム面2
0A,20Bと接触する。その結果、シュー23,24
のガタツキが防止され、圧縮機駆動時の騒音及び振動の
低減を図ることができるとともにに、シュー23,24
の偏摩耗を防止できる。
により両頭ピストン6を介してシュー23,24が隙間
に対応する距離だけカム面20A,20B側に移動し、
シュー23,24の摺接平面23b,24bがカム面2
0A,20Bと接触する。その結果、シュー23,24
のガタツキが防止され、圧縮機駆動時の騒音及び振動の
低減を図ることができるとともにに、シュー23,24
の偏摩耗を防止できる。
【0025】(2)厚さの異なる複数のシュー23,2
4の中から最適のシュー23,24を選択せずとも、シ
ュー23,24とカム面20A,20Bとの間のクリア
ランスは板バネ27の弾性力により自動補正できるの
で、圧縮機の組付時間の短縮化を図ることが可能とな
る。
4の中から最適のシュー23,24を選択せずとも、シ
ュー23,24とカム面20A,20Bとの間のクリア
ランスは板バネ27の弾性力により自動補正できるの
で、圧縮機の組付時間の短縮化を図ることが可能とな
る。
【0026】(第2実施例)次に、本発明を具体化した
第2実施例を図面に基づいて説明する。なお、本実施例
では上記1実施例に詳述した部材については同一部材番
号を付して説明するとともに、その詳しい説明は省略す
る。
第2実施例を図面に基づいて説明する。なお、本実施例
では上記1実施例に詳述した部材については同一部材番
号を付して説明するとともに、その詳しい説明は省略す
る。
【0027】図4に示すように、本実施例では上記第1
実施例とは異なり、両頭ピストン31とシリンダボア3
a,4aとの間には僅かなクリアランス(クリアランス
Xよりも大幅に小さいクリアランス)が設けれている。
また、本実施例の両頭ピストン32の外周面には鍔部3
3が一体形成されている。同鍔部33には板バネ27が
接触している。本実施例では、鍔部33と板バネ27と
の接触部Pは駆動軸1の中心部S4 とシリンダボア3
a,4aの中心部S5 とを結ぶ延長線L1上から外れた
位置にある。従って、両頭ピストン31は板バネ27の
弾性力により中心部S1 を中心として常時反時計方向に
回動するように付勢されている。また、本実施例では保
持凹部23aは両頭ピストン31の中心部S1 から鍔部
33の延びる方向へ偏心している。すなわち、シュー2
3,24の中心部S1 は両頭ピストン31の中心軸線L
1 から偏心している。
実施例とは異なり、両頭ピストン31とシリンダボア3
a,4aとの間には僅かなクリアランス(クリアランス
Xよりも大幅に小さいクリアランス)が設けれている。
また、本実施例の両頭ピストン32の外周面には鍔部3
3が一体形成されている。同鍔部33には板バネ27が
接触している。本実施例では、鍔部33と板バネ27と
の接触部Pは駆動軸1の中心部S4 とシリンダボア3
a,4aの中心部S5 とを結ぶ延長線L1上から外れた
位置にある。従って、両頭ピストン31は板バネ27の
弾性力により中心部S1 を中心として常時反時計方向に
回動するように付勢されている。また、本実施例では保
持凹部23aは両頭ピストン31の中心部S1 から鍔部
33の延びる方向へ偏心している。すなわち、シュー2
3,24の中心部S1 は両頭ピストン31の中心軸線L
1 から偏心している。
【0028】従って、本実施例においても上記第1実施
例と同様に、カム面20a,20bの面厚がウエーブカ
ム20の全周にわたって均一でなくても、摺接平面23
b,24bを常にカム面20A,20Bに接触させるこ
とができる。すなわち、板バネ27の弾性力により両頭
ピストン6が同図において反時計方向に回動するように
常時付勢されている。従って、シュー23,24位置が
所定の面厚よりも小さい面厚部位に到達した際には、板
バネ27の弾性力により両頭ピストン31が回動され、
その回動に伴ってシュー23,24がカム面20A,2
0B側に移動する。これにより、シュー23,24の摺
接平面23b,24bがカム面20A,20Bに接触
し、シュー23,24のガタツキが防止されて圧縮機駆
動時の騒音及び振動の低減を図ることができるとともに
に、シュー23,24の偏摩耗を防止できる。さらに、
上記第1実施例と同様に、組付作業時間の短縮化を図る
ことができる。
例と同様に、カム面20a,20bの面厚がウエーブカ
ム20の全周にわたって均一でなくても、摺接平面23
b,24bを常にカム面20A,20Bに接触させるこ
とができる。すなわち、板バネ27の弾性力により両頭
ピストン6が同図において反時計方向に回動するように
常時付勢されている。従って、シュー23,24位置が
所定の面厚よりも小さい面厚部位に到達した際には、板
バネ27の弾性力により両頭ピストン31が回動され、
その回動に伴ってシュー23,24がカム面20A,2
0B側に移動する。これにより、シュー23,24の摺
接平面23b,24bがカム面20A,20Bに接触
し、シュー23,24のガタツキが防止されて圧縮機駆
動時の騒音及び振動の低減を図ることができるとともに
に、シュー23,24の偏摩耗を防止できる。さらに、
上記第1実施例と同様に、組付作業時間の短縮化を図る
ことができる。
【0029】なお、本発明は次のように構成することも
できる。 (1)上記各実施例では、本発明をプレートとして立体
状のカム面を有するウエーブカム式圧縮機で具体化した
が、これを図5に示すプレートとして斜板41を使用し
た斜板式圧縮機で具体化してもよい。すなわち、板バネ
27によりピストン43を介してカムフォロワとしての
シュー42をカム面41A,41B側に付勢する。これ
により、カム面41A,41Bとのクリアランスが自動
補正され、上記各実施例と同様の効果を得ることができ
る。
できる。 (1)上記各実施例では、本発明をプレートとして立体
状のカム面を有するウエーブカム式圧縮機で具体化した
が、これを図5に示すプレートとして斜板41を使用し
た斜板式圧縮機で具体化してもよい。すなわち、板バネ
27によりピストン43を介してカムフォロワとしての
シュー42をカム面41A,41B側に付勢する。これ
により、カム面41A,41Bとのクリアランスが自動
補正され、上記各実施例と同様の効果を得ることができ
る。
【0030】(2)図6に示すように、カムフォロワを
ローラ51で構成し、同ローラ51とピストン52との
間に板バネ53を介在させ、ローラ51を直接板バネ5
3でカム面54A,54B側に付勢するような構成とし
てもよい。このように構成しても、上記各実施例と同様
の効果を得ることができる。
ローラ51で構成し、同ローラ51とピストン52との
間に板バネ53を介在させ、ローラ51を直接板バネ5
3でカム面54A,54B側に付勢するような構成とし
てもよい。このように構成しても、上記各実施例と同様
の効果を得ることができる。
【0031】(3)ウエーブカム20を鉄製とし、両頭
ピストン6の外周側に付勢手段として磁石を取り付け
る。この場合、磁石の磁力により両頭ピストン6がウエ
ーブカム20側に付勢され、シュー23,24とカム面
20A,20Bとのクリアランスが自動補正される。
ピストン6の外周側に付勢手段として磁石を取り付け
る。この場合、磁石の磁力により両頭ピストン6がウエ
ーブカム20側に付勢され、シュー23,24とカム面
20A,20Bとのクリアランスが自動補正される。
【0032】
【発明の効果】以上詳述したように、請求項1、請求項
4及び請求項5の発明によれば、カム面の面厚が全周均
一でなくてもカムフォロワとカム面との間のクリアラン
スが自動補正され、カムフォロワのガタツキを防止でき
る。その結果、圧縮機駆動時の騒音及び振動を抑制及び
カムフォロワの偏摩耗を防止できる。
4及び請求項5の発明によれば、カム面の面厚が全周均
一でなくてもカムフォロワとカム面との間のクリアラン
スが自動補正され、カムフォロワのガタツキを防止でき
る。その結果、圧縮機駆動時の騒音及び振動を抑制及び
カムフォロワの偏摩耗を防止できる。
【0033】請求項2の発明によれば、カム面の面厚が
内径側ほど厚いことから、よりカム面に対するカムフォ
ロワのガタツキを減少できる。請求項3の発明によれ
ば、プレートのカム面はピストンの軸心に対して斜状に
設けられていることから、カム面の肉厚を変化させるこ
とがない。従って、プレートの製造が容易である。
内径側ほど厚いことから、よりカム面に対するカムフォ
ロワのガタツキを減少できる。請求項3の発明によれ
ば、プレートのカム面はピストンの軸心に対して斜状に
設けられていることから、カム面の肉厚を変化させるこ
とがない。従って、プレートの製造が容易である。
【0034】請求項6の発明によれば、板バネの弾性力
によりカムフォロワを確実にカム面側に付勢することが
できる。
によりカムフォロワを確実にカム面側に付勢することが
できる。
【図1】 本発明を具体化した第1実施例における圧縮
機全体の断面図。
機全体の断面図。
【図2】 図1のI−I線断面図。
【図3】 ウエーブカム及び両頭ピストン周辺の圧縮機
の部分断面図。
の部分断面図。
【図4】 第2実施例のウエーブカム及び両頭ピストン
周辺における圧縮機の部分正面図。
周辺における圧縮機の部分正面図。
【図5】 別の実施例における斜板式圧縮機の断面図。
【図6】 板バネがカムフォロワを直接付勢する別の実
施例における圧縮機の断面図。
施例における圧縮機の断面図。
1…駆動軸、20…プレートとしてのウエーブカム、2
0A,20B,41A,41B,54A,54B…カム
面、6,43,51…両頭ピストン、27…逃げとして
の逃げ溝、28…逃げとしての逃げ溝、29…逃げとし
ての逃げ面、23,24,42…カムフォロワとしての
シュー、41…プレートとしての斜板、51…カムフォ
ロワとしてのローラ、27,53…付勢手段としての板
バネ
0A,20B,41A,41B,54A,54B…カム
面、6,43,51…両頭ピストン、27…逃げとして
の逃げ溝、28…逃げとしての逃げ溝、29…逃げとし
ての逃げ面、23,24,42…カムフォロワとしての
シュー、41…プレートとしての斜板、51…カムフォ
ロワとしてのローラ、27,53…付勢手段としての板
バネ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 大山 勝矢 愛知県刈谷市豊田町2丁目1番地 株式会 社豊田自動織機製作所内
Claims (6)
- 【請求項1】 駆動軸と一体回転するプレートのカム面
にカムフォロワを介してピストンを係合させ、プレート
が回転された際にカムフォロワを介してピストンを往復
動させるプレート式圧縮機において、 前記カムフォロワを常時プレートのカム面側に付勢する
付勢手段を設けたプレート式圧縮機。 - 【請求項2】 前記カム面の面厚はプレート内径側ほど
厚い請求項1に記載のプレート式圧縮機。 - 【請求項3】 前記プレートのカム面はピストンの軸心
に対して斜状に設けられた請求項1に記載のプレート式
圧縮機。 - 【請求項4】 前記付勢手段はピストンを介してカムフ
ォロワをカム面側に付勢する請求項1〜請求項3のいず
れかに記載のプレート式圧縮機。 - 【請求項5】 前記付勢手段はカムフォロワを直接カム
面側に付勢する請求項1〜請求項4に記載のプレート式
圧縮機。 - 【請求項6】 前記付勢手段は板バネである請求項1〜
請求項5のいずれかに記載のプレート式圧縮機。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP6241588A JPH08105380A (ja) | 1994-10-05 | 1994-10-05 | プレート式圧縮機 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP6241588A JPH08105380A (ja) | 1994-10-05 | 1994-10-05 | プレート式圧縮機 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH08105380A true JPH08105380A (ja) | 1996-04-23 |
Family
ID=17076546
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP6241588A Pending JPH08105380A (ja) | 1994-10-05 | 1994-10-05 | プレート式圧縮機 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH08105380A (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2007504391A (ja) * | 2003-09-11 | 2007-03-01 | シーメンス アクチエンゲゼルシヤフト | ピストンポンプ及び該ピストンポンプの使用法 |
-
1994
- 1994-10-05 JP JP6241588A patent/JPH08105380A/ja active Pending
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2007504391A (ja) * | 2003-09-11 | 2007-03-01 | シーメンス アクチエンゲゼルシヤフト | ピストンポンプ及び該ピストンポンプの使用法 |
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