JPH08105666A - 輸送用冷凍装置 - Google Patents

輸送用冷凍装置

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JPH08105666A
JPH08105666A JP14731995A JP14731995A JPH08105666A JP H08105666 A JPH08105666 A JP H08105666A JP 14731995 A JP14731995 A JP 14731995A JP 14731995 A JP14731995 A JP 14731995A JP H08105666 A JPH08105666 A JP H08105666A
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JP
Japan
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motor
engine
induction motor
induction
contactor
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Withdrawn
Application number
JP14731995A
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English (en)
Inventor
Atsushi Hirose
篤 広瀬
Haruo Kimata
春雄 木全
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Mitsubishi Heavy Industries Ltd
Original Assignee
Mitsubishi Heavy Industries Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 エンジンと誘導電動とのうちの一方の動力に
よって駆動される圧縮機、凝縮器と蒸発器とを有した輸
送用冷凍装置に関し、簡単なファン駆動手段を提供し、
装置スペースの減少を図る。 【構成】 圧縮器駆動用モータ2の固定子巻線14に対
して並列にコンデンサ15(蓄電器)を接続し、エンジ
ン運転時において、モータ2の回転子を同エンジンによ
って駆動して自己誘導発電し、凝縮器ファン駆動用モー
タ8と蒸発器ファン駆動用モータ12をそれぞれコンデ
ンサ15に接続し、モータ2において発生した電力によ
って凝縮器ファン駆動用モータ8と蒸発器ファン駆動用
モータ12を回転させる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は陸上や海上での輸送用冷
凍装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】輸送用冷凍装置(以下、冷凍装置と略
す)は、主にトラックに設置され、冷却運転、加熱運転
等をすることによって、トラックに搭載された冷凍庫の
庫内温度を設定温度に維持するものである。
【0003】図10は従来の冷凍装置の全体系統図であ
る。図10において、1はエンジン、2は商用電源等に
よって駆動されるモータ(二相又は三相誘導電動機)、
3はエンジン1又はモータ2の動力が伝達されることに
より駆動される圧縮機である。4は遠心クラッチで、エ
ンジン1が使用されるときにはエンジン1の回転数の上
昇に伴ってこの遠心クラッチ4が接続されることによっ
て圧縮機3が駆動される。一方、モータ2が使用され
て、圧縮機3が駆動されるときには、遠心クラッチ4が
切断状態となってモータ2の動力がエンジン1に伝達さ
れないようになっている。
【0004】5は三方弁で、冷媒回路を冷却運転用回路
と加熱運転回路に切換える。6は凝縮器、7は同凝縮器
に外気を送風するためのファンでモータ(交流電動機)
8によって駆動される。9は絞り、10は冷凍庫内に配
設された蒸発器、11は同蒸発器に庫内空気を送風する
ためのファンで、モータ(交流電動機)12によって駆
動される。13はエンジン1又は電動モータ2によって
駆動される交流発電機で、モータ8及びモータ12の駆
動電源となる。
【0005】そして、冷却運転時は三方弁5が切り換
り、冷媒は実線矢印に示すように圧縮機3、三方弁5、
凝縮器6、絞り9、蒸発器10をこの順に経て圧縮機3
に戻る。一方、加熱運転時は三方弁5が切り換り、冷媒
は破線矢印に示すように圧縮機3、三方弁5、蒸発器1
0をこの順に経て圧縮機3に戻る。
【0006】本装置において、車両が走行している時
は、圧縮機3の駆動にはエンジン1が使用される。エン
ジン1の動力は遠心クラッチ4を介して圧縮機3に伝達
されこれを駆動する。同時にエンジン1の動力は停止中
のモータ2のシャフトを介して交流発電機13に伝達さ
れ、これを駆動する。交流発電機13によって発電され
た電力はモータ8、モータ12に供給され、これを駆動
する。
【0007】本装置において、車両の停車中や、フェリ
ーボート内においては一般にモータ2が商用電源に接続
されて使用される。モータ2の動力は遠心クラッチ4
(この場合、プーリーの役目となる)を介して圧縮機3
に伝達され、これを駆動する。この時、モータ8、モー
タ12はモータ2と同様商用電源等によって直接駆動さ
れる。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】上記、従来の輸送用冷
凍装置においては、冷凍車の走行中の凝縮器用ファンモ
ータ8とエバポレータ用ファンモータ12の駆動に、専
用の交流発電機13が必要なため、その設置スペースを
要するとともにそのコストが嵩むという問題があっ。
【0009】本発明は上記従来技術の欠点を解消し、交
流発電機13を廃し、より簡単なファンモータ駆動手段
を提供することによって、装置スペースの減少、コスト
低減を図ると共に始動時の良好な立上り、補助電気ヒー
タの効果的な使用及び適正な負荷の投入を可能とするも
のである。
【0010】
【課題を解決するための手段】本発明は上記課題を解決
したものであって、(1)エンジンと誘導電動機とのう
ちの選択された一方の動力によって駆動される圧縮機、
並びに凝縮器ファンと蒸発器ファンを駆動するためのモ
ータを備えた輸送用冷凍装置において、前記誘導電動機
の固定子巻線に対して並列にコンデンサ(蓄電器)を接
続し、前記駆動用エンジン運転時において、同誘導電動
機の回転子を同エンジンによって駆動して自己誘導発電
し、前記凝縮器ファン駆動用モータと蒸発器ファン駆動
用モータをそれぞれ前記誘導電動機に接続し、同誘導電
動機において発生した電力によって前記凝縮器ファン駆
動用モータと前記蒸発器ファン駆動用モータを回転させ
ることを特徴とする輸送用冷凍装置を提供する。
【0011】(2)また、前記(1)において、前記誘
導電動機は前記エンジン始動前に同エンジンのスタータ
電源用バッテリによって所定の短時間通電することを特
徴とする輸送用冷凍装置を提供する。
【0012】(3)また、前記(1)において、前記誘
導電動機にはコンタクタを介して補助電気ヒータを接続
し、エンジン運転時においても同誘導電動機において発
生した電力によって同補助電気ヒータを使用可能とした
ことを特徴とする輸送用冷凍装置を提供する。
【0013】(4)更に、前記(1)において、前記誘
導電動機には前記凝縮器ファン用モータ、前記蒸発器フ
ァン用モータ等の各負荷をそれぞれコンタクタを介して
接続し、同誘導電動機の発電機能が安定した後、順次所
定の時間をおいて前記各コンタクタを閉とする順次始動
手段を設けたことを特徴とする請求項1記載の輸送用冷
凍装置も提供する。
【0014】
【作用】本発明はこのような手段により、その(1)の
発明においては、誘導電動機がエンジンの動力によって
回転すると、回転子に存在する残留磁気によって固定子
巻線に数V程度の起電力が発生する。こうして発生した
起電力により固定子巻線と並列に接続されたコンデンサ
に電流が流れることにより、固定子巻線に負荷電流が流
れ、回転子に残留磁気より大きな磁気が形成される。短
時間にこの一種の動作を繰返すことにより、定格電圧に
近い電圧を発生する誘導発電機として機能するようにな
る。これを用いてファン駆動用モータを回すので、従来
設けられていたファン駆動用モータを回すための発電機
が不要となり、これによってスペースの縮少、コストダ
ウンも可能となる。
【0015】また、(2)の発明においては、圧縮機駆
動用の誘導電動機の休止時間が長くなり、その回転子の
残留磁気が消滅していても、エンジン始動前にエンジン
のスタータ電源用バッテリにより上記誘導電動機の巻線
(固定子及び回転子)に通電され、電流が流れることに
より上記残留磁気に代る磁気が形成される。そして、エ
ンジンの動力によって、回転子が回転するとこの新らた
に形成された磁気によって固定子巻線に数V程度の起電
力が発生する。以下、(1)と同様の段階を経て、誘導
電動機は自己誘導発電機として立上ることができ、立上
りの失敗を回避できる。
【0016】また、(3)の発明においては、前述の
(1)と同様の作用、効果を奏すると共に、加えて、車
両走行中のエンジン運転時においても、コンタクタを閉
とすることによりモータ(三相誘導電動機)において発
生した電力を補助電気ヒータに供給し、これを使用する
ことができる。従って、エンジン運転時の加熱運転の場
合でも、補助電気ヒータを併用することができ、外気温
度低下時などの高負荷時に加熱能力不足となることがな
い。
【0017】更に、(4)の発明においては、(1)と
同様の作用、効果を奏すると共に、加えて、エンジン運
転時、誘導電動機が発生した電力の負荷が2つ以上ある
場合、例えば、1個の凝縮器ファン用モータと2個の蒸
発器ファン用モータの計3つの負荷がある場合、各負荷
はそれぞれコンタクタを介して上記誘導電動機に接続さ
れ、これらのコンタクタを1つづつ順次適宜所定の時間
をおいて閉とする順次始動手段を備えているので、上記
複数個の負荷を順次適宜時間をおいて始動することがで
きる。従って、従来に比し、負荷が一度にかかることが
なく、電圧降下を減少させることができ、誘導電動機の
容量を低減することができる。
【0018】
【実施例】図1は本発明の第1実施例に係る輸送用冷凍
装置のコンデンサ(蓄電器)の基本的な結線図、図2は
上記冷凍装置の基本的な全体系統図である。図1におい
て、15はモータ(三相誘導電動機)2の固定子巻線1
4と並列に接続されているコンデンサ(蓄電器)であ
る。このコンデンサ15の全体系統における位置は図2
に示されている。上記以外の部分の構成は従来技術(図
10)と交流発電機13を除いて同じであるので説明は
省略する。
【0019】しかして、エンジン1による冷凍装置運転
時には、停止中のモータ2の回転子はエンジン1の動力
によって回転させられ、回転子に存在する残留磁気によ
って固定子巻線14に数V程度の起電力が発生する。こ
うして発生した起電力により固定子巻線14と並列に接
続されたコンデンサ15に電流が流れることにより、固
定子巻線14に負荷電流が流れ、回転子に残留磁気より
大きな磁気が形成される。短時間にこの一連の動作を繰
返して、定格電圧に近い電圧を発生する誘導発電機とし
て機能することになる。負荷のモータ8、モータ12は
発電機能が安定してから接続される。
【0020】以上のように、上記の第1実施例によれ
ば、エンジン1による冷凍装置運転時には使用していな
いモータ(三相誘導電動機)2を誘導発電機として転用
できるので、これによってモータ8、モータ12を駆動
することができる。従って、従来は必要であった交流発
電機13を不要とすることができる。これによって、冷
凍装置のスペースの縮少およびコストダウンを図ること
ができる。
【0021】図3は前述の第1実施例の基本的な結線図
を、モータ12を2台用い、コンタクタ16,17,1
8を接続して実際の電気結線図として表したもの、図4
はその系統図であり、基本的には図2と同じであるが、
ファン11、モータ12を2台備えている。
【0022】両図において、モータ(三相誘導電動機)
2の各相の固定子巻線14と並列にコンデンサ(蓄電
器)15が接続されている。16はエンジン、モータ切
換用のコンタクタでエンジン1が使用されるときには開
に、モータ2が使用されるときには閉になる。17はコ
ンデンサ15の回路を開閉するコンタクタで、エンジン
1が使用されるときには閉に、モータ2が使用されると
きには開となる。
【0023】本第1実施例において、車両が走行してい
る時は、圧縮機3の駆動にはエンジン1が使用される。
エンジン1の動力は遠心クラッチ4を介して圧縮機3に
伝達され、これを駆動する。同時に、エンジン1の動力
は停止中のモータ2のシャフトに伝達され、その回転子
はエンジン1の動力によって回転される。
【0024】以下、前述のように、回転子が回転すると
同時に回転子に存在する残留磁気によって固定子巻線1
4に数V程度の起電力が発生する。こうして発生した起
電力により固定子巻線14と並列に接続されたコンデン
サ15に電流が流れることにより、固定子巻線14に負
荷電流が流れ、回転子に残留磁気より大きな磁気が形成
される。短時間にこの一連の動作を繰返して、定格電圧
に近い電圧を発生する誘導発電機として機能することと
なる。
【0025】発電機能が安定するとコンタクタ18が開
から閉に切換り、負荷のモータ8、モータ12が接続さ
れ、モータ(三相誘導電動機)2によって発電された電
力が、モータ8、モータ12に供給され、これらは駆動
される。なお、コンタクタ18はモータ2が使用される
ときには閉となる。
【0026】また、従来例と同じく、車両停車中や、フ
ェリーボート内では一般にモータ2が商用電源に接続さ
れて使用される。モータ2の動力は遠心クラッチ4(こ
の場合、プーリーの役目となる)を介して圧縮機3に伝
達され、これを駆動する。このとき、モータ8、モータ
12はモータ2と同様商用電源によって直接駆動され
る。
【0027】前述の第1実施例においては車両走行中
は、エンジン1によって圧縮機3が駆動されるが、これ
と同時にエンジン1の動力を休止中のモータ(三相誘導
電動機)2に伝達し、その回転子を回転せしめ、回転子
に存在する残留磁気を利用し定格電圧に近い電圧を発生
する自励誘導発電機に転用し、モータ8、モータ12を
駆動している。しかし、モータ2の休止時間が長くなる
と、残留磁気が低下或いは消滅する恐れがあり、自励誘
導発電機として立上りができないことがあり、立上りを
安定化することが望まれる。
【0028】図5は本発明の第2実施例で、前述のよう
に運転の立上りを安定化した電気結線図である。図にお
いて、20はエンジン1のスタータ電源用のバッテリで
コンタクタ19及び抵抗器21を介して、モータ2の固
定子巻線14に接続されている。
【0029】コンタクタ19はエンジン1始動前に所定
時間A(例えば3秒間)通電させるためのもので、エン
ジン1を始動させる所定時間B(例えば5秒)前に閉と
なり、所定時間A(3秒間)通電後開となり、更に所定
時間C(所定時間B−所定時間A)後、エンジン1が始
動される。抵抗器21はモータ2巻線に流れる電流を制
限するためのものである。その他の構成は図3、図4に
示す第1実施例と同様であり、対応する部材には同じ符
号が付されている。
【0030】しかして、エンジン1を始動する所定時間
B(例えば5秒)前にコンタクタ19が閉となり、バッ
テリ20によりモータ2の固定子巻線14及び回転子巻
線に通電され、回転子に磁気が形成される。モータ2が
長時間休止され、回転子の残留磁気が消滅していても、
上記のように、エンジン始動前にバッテリ20により短
時間通電することにより回転子に消滅した残留磁気に代
わり、新らたに磁気が形成されるので、自己誘導発電機
としての立上りを確実なものとすることができる。
【0031】図6は前述の図3に示す第1実施例に補助
電気ヒータを付加した場合の電気結線図、図7はその系
統図であり、補助電気ヒータ21とコンタクタ19以外
は図3、図4に示す第1実施例と同じである。
【0032】図6、図7において、13は補助電気ヒー
タ21で、蒸発器10と平行に配設されており、モータ
2が使用されて、圧縮機3が駆動されるときの加熱運転
時において、外気温度が低下時など加熱能力が不足する
とき、商用電源が通電され、使用される。その他の作用
については第1実施例と同じであるので説明は省略す
る。
【0033】19は補助電気ヒータ21への商用電源の
通電を入切するためのコンタクタで、エンジン1が使用
されるときには開に、モータ2が使用されていて、外気
温度低下時など高負荷時に冷媒回路切換えによる加熱運
転だけでは能力が不足するときに閉となる。そして、補
助電気ヒータ21はコンタクタ19を介して商用電源に
接続されており、加熱運転高負荷時に能力が不足すると
き図示省略の制御装置、又は手動操作によりコンタクタ
19が閉となり通電される。
【0034】このような補助電気ヒータ21を付加した
場合には、補助電気ヒータ21は商用電源のみに接続さ
れているため、車両停車中等モータ(三相誘導電動機)
2が商用電源に接続されて使用される時には、加熱運転
では冷媒回路の加熱運転回路への切換に上記補助電気ヒ
ータ21を併用でき問題は生じないが、車両走行中エン
ジン1が駆動されるときには、コンタクタ19が開とな
って加熱運転では上記補助電気ヒータ21は使用でき
ず、冷媒回路の加熱運転回路への切換のみとなるため、
外気温度低下時など高負荷時には加熱能力が不足するこ
とがある。
【0035】図8は前述の第1実施例に補助電気ヒータ
を付加した場合に生ずる加熱能力不足を解消するように
した第3実施例であり、(A)は電気結線図、(B)は
(A)で使用される各コンタクタの作動を示す図であ
る。
【0036】図8(A)において、エンジン運転時には
自己誘導発電機として機能するモータ(三相誘導電動
機)2にその負荷として、凝縮器ファン用モータ8、2
個の蒸発器ファン用モータ12及び補助電気ヒータ21
がそれぞれコンタクタ22,23,24を介して接続さ
れている。
【0037】図8(B)に示すように、コンタクタ1
6、及び17は従来と同様、エンジン1が使用されると
きにはそれぞれ開及び閉に、モータ2が使用されるとき
にはそれぞれ閉及び開となる。
【0038】図示しないエンジンモータ切換スイッチ及
び運転停止スイッチを操作してそれぞれをエンジン運転
位置及び運転位置にセットすると、コンタクタ17が閉
に切換えられ、休止状態のモータ(三相誘導電動機)2
はエンジン1によって、そのシャフト(回転子)が回転
され、第1実施例と同様の作用によって自己誘導発電に
よる発電が行われるようになる。
【0039】そして、この発電機能が安定したとき、コ
ンタクタ22,23,24は開から閉に切換り、負荷の
モータ8、モータ12、補助電気ヒータ21が接続さ
れ、モータ(三相誘導電動機)2によって発電された電
力がモータ8、モータ12、補助電気ヒータ21に供給
され、これらは駆動又は発熱される。なお、コンタクタ
22は加熱運転回路のときは常に開となり、コンタクタ
24は冷却運転回路時には常に開に、加熱運転回路時に
は高負荷時以外は開となる。
【0040】また、図示しないエンジンモータ切換スイ
ッチ、及び運転停止スイッチを操作してそれぞれモータ
運転位置及び運転位置にセットすると、コンタクタ16
及びコンタクタ23は閉に、コンタクタ17は開に、コ
ンタクタ22は冷却運転回路のときにのみ閉に、コンタ
クタ24は加熱運転回路で高負荷時のときにのみ閉にそ
れぞれ切換る。
【0041】モータ2の動力は遠心クラッチ4(この場
合プリーの役目となる)を介して圧縮機3に伝達され、
これを駆動する。このとき、モータ8(冷却運転回路時
のみ)、モータ12及び補助電気ヒータ21(加熱運転
回路で高負荷時のみ)はモータ2と同様商用電源によっ
て直接駆動又は発熱される。
【0042】上記のように、エンジン1運転時におい
て、モータ(三相誘導電動機)2にかかる負荷は冷却運
転時においては、2台の蒸発器ファン用モータ12及び
凝縮器ファン用モータ8となり、加熱運転時において
は、凝縮器ファン用モータ8は停止され、2台の蒸発器
ファン用モータ12及び補助電気ヒータ21となるの
で、冷却、加熱運転時にモータ(三相誘導電動機)2に
かかる負荷はほぼバランスさせることができる。
【0043】その他の構成、作用については図2及び図
3に示す第1実施例又は図6及び図7に示すものと同様
であり、対応する部材には同じ符号が付されている。
【0044】また、図3、図4に説明した第1実施例で
の冷凍装置においては、各負荷(凝縮器ファン用モータ
8及び2台の蒸発器ファン用モータ12)にコンタクタ
を設置せず、コンタクタ18にてモータ2の固定子巻線
14及びコンデンサ15の回路を一括開閉しているた
め、自己誘導発電機化したモータ(三相誘導電動機)2
に一度に負荷がかかるので、モータ2の容量を大きくす
る必要があった(容量を大きくしないと一度に負荷がか
かることにより電圧降下が顕著になり、負荷の始動がで
きなくなる)。
【0045】また、この第1実施例では冷凍サイクル切
換時不要な負荷も駆動(加熱サイクル時には凝縮器6に
冷媒は流れず、凝縮器ファン7は駆動する必要はな
い。)する回路構成となっている。
【0046】図9は上記のような点を考慮し、必要な負
荷が順次時間をおいてかかるような構成とした第4実施
例の電気結線図である。図9において、エンジン運転時
には自己誘導発電機として機能するモータ(三相誘導電
動機)2の負荷となる凝縮器ファン用モータ8、蒸発器
ファン用モータ12a,12bの各々の電源配線にコン
タクタ32,33a,33bが介装されており、その代
り、図3に示す実施例でコンタクタ18は取除かれてい
る。
【0047】他の構成、作用は図3及び図4に示す第1
実施例のものと同様であり、対応する部材には同じ符号
が付されている。
【0048】40は本冷凍装置に取付けられたマイクロ
コンピュータよりなる制御装置で、順次始動手段41、
エンジン・モータ切換手段42及び図示省略しているが
庫内温度を設定温度に維持するための庫内温度制御手
段、運転中の異常を検出し、装置を停止する異常検出手
段等を備えている。
【0049】そして、乗員が操作することにより設定さ
れる運転停止スイッチ43、エンジンモータ切換スイッ
チ44の切換信号及び庫内温度設定器の設定温度、庫内
温度センサの検出値等が入力され、各コンタクタ16,
17,32,33a,33bに開閉信号が出力されてい
る。
【0050】しかして、エンジンモータ切換スイッチ4
4をエンジン運転位置に、運転、停止スイッチ43を運
転位置に切換えると、エンジンモータ切換手段42から
の開閉信号によって、先ず、コンタクタ16は開に、コ
ンタクタ17は閉に切換えられる。
【0051】一方、休止状態のモータ(三相誘導電動
機)2はエンジン1によって、そのシャフト(回転子)
が回転され、第1実施例と同様の作用によって、自己誘
導発電による発電が行われるようになる。
【0052】次に、順次始動手段41は、モータ2の上
記発電機能が安定したときコンタクタ32を閉とし、そ
の後所定時間(例えば3秒)遅らせてコンタクタ33a
を閉とし、更に所定時間(例えば3秒)遅らせてコンタ
クタ33bを閉とする旨決定し、その開閉信号を各コン
タクタ32,33a,33bに出力する。
【0053】これにより、モータ2の発電機能が安定す
ると、先ず凝縮器ファン用モータ8に通電され、これが
始動する。その後、所定時間(例えば3秒)間隔で蒸発
器ファン用モータ12aと蒸発器ファン用モータ12b
に通電されこれらが始動する。なお、本第4実施例の場
合凝縮器ファン用モータ8の定格出力は2台の蒸発器フ
ァン用モータ12a,12bのそれより大きく、モータ
12a,12bは同一定格出力である。
【0054】このように自己誘導発電機として機能した
モータ(三相誘導電動機)2に2個以上の負荷がある場
合には大きい負荷から順次適宜時間をおいて始動するの
で電圧降下を減少させることができる。
【0055】
【発明の効果】
(1)本発明の輸送用冷凍装置においては、誘導電動機
の固定子巻線に対して並列にコンデンサ(蓄電器)を接
続し、エンジン運転時において、同誘導電動機の回転子
を同エンジンによって駆動して誘導発電し、凝縮器ファ
ン駆動用モータと蒸発器ファン駆動用モータを同誘導電
動機において発生した電力によって上記凝縮器ファン駆
動用モータと蒸発器ファン駆動用モータを回転させるの
で、従来備えられていた交流発電機を省略し、装置スペ
ースの減少とコスト低減を図ることができる。
【0056】(2)また、本発明においては、圧縮機駆
動用の誘導電動機の休止時間が長くなりその回転子の残
留磁気が消滅していても、エンジン始動前にエンジンの
スタータ電源用バッテリにより上記誘導電動機の巻線に
通電され、回転子に残留磁気に代って新らしく磁気を形
成し、エンジン動力によって回転子が回転すると、この
新らたに形成された磁気により自己誘導発電機として立
上ることができ、スペ−スの減少を図ると共に自己誘導
発電機としての立上り失敗を回避することができる。
【0057】(3)また、本発明においては、補助電気
ヒータは商用電源に接続されるとともに、コンタクタを
介してモータ(三相誘導電動機)にも接続されているの
で、車両走行中のエンジン運転時において、上記モータ
において発生した電力を上記補助電気ヒータに供給し、
これを使用することができる。従って、車両走行中のエ
ンジン運転時の加熱運転においても、冷媒回路の加熱運
転回路への切換えに、上記補助電気ヒータを併用するこ
とができるので、スペ−スの減少を図ると共に外気温度
低下時など高負荷時の加熱能力不足を解消することがで
きる。
【0058】(4)更に、本発明においては、エンジン
運転時、誘導電動機が発生した電力の負荷が2つ以上、
例えば、1個の凝縮器ファン用モータと2個の蒸発器フ
ァン用モータの計3つの負荷がある場合、各負荷それぞ
れにコンタクタを介して上記誘導電動機に接続され、こ
れらのコンタクタを1つづつ順次適宜時間をおいて閉と
する順次始動手段を備えているので、上記複数個の負荷
を順次適宜時間をおいて始動することができる。この結
果、スペ−スの減少を図ると共に自己誘導発電中の上記
誘導電動機に順次適宜時間をおいて1つづつ負荷がかか
ることになるので、全ての負荷が一度にかかるのに比し
電圧降下を減少させることができ同誘導電動機の容量を
低減することができる。また、各負荷それぞれにコンタ
クタを設けているので、冷凍サイクル切換時不要となっ
た負荷を切り離すことができ省電力が図れる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施例に係る輸送用冷凍装置の基
本的な結線図である。
【図2】図1に示す第1実施例の全体系統図である。
【図3】本発明の第1実施例の詳細な電気結線図であ
る。
【図4】図3に示す第1実施例で蒸発器ファン用モータ
を2個備えた場合の全体系統図である。
【図5】本発明の第2実施例に係る輸送用冷凍装置の電
気結線図である。
【図6】本発明の第1実施例に補助電気ヒータを付加し
た輸送用冷凍装置の電気結線図である。
【図7】図6に示す輸送用冷凍装置の全体系統図であ
る。
【図8】本発明の第3実施例に係る輸送用冷凍装置の図
で、(A)は電気結線図、(B)はコンタクタの開閉を
示す図である。
【図9】本発明の第4実施例に係る輸送用冷凍装置の電
気結線図である。
【図10】従来の輸送用冷凍装置の全体系統図である。
【符号の説明】
1 エンジン 2 モータ(圧縮機駆動用) 3 圧縮機 4 遠心クラッチ 5 三方弁 6 凝縮器 7 ファン 8 モータ 9 絞り 10 蒸発器 11 ファン 12 モータ 13 交流発電機 14 モータ2の固定子巻線 15 コンデンサ(蓄電器) 16,17,18,19 コンタクタ 20 バッテリ 21 補助電気ヒータ 22,23,24 コンタクタ 32,33a,33b,34 コンタクタ 40 制御装置 41 順次始動手段 42 エンジン・モータ切換手

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 エンジンと誘導電動機とのうちの選択さ
    れた一方の動力によって駆動される圧縮機、並びに凝縮
    器ファンと蒸発器ファンを駆動するためのモータを備え
    た輸送用冷凍装置において、前記誘導電動機の固定子巻
    線に対して並列にコンデンサ(蓄電器)を接続し、前記
    駆動用エンジン運転時において、同誘導電動機の回転子
    を同エンジンによって駆動して自己誘導発電し、前記凝
    縮器ファン駆動用モ−タと蒸発器ファン駆動用モ−タを
    それぞれ前記誘導電動機に接続し、同誘導電動機におい
    て発生した電力によって前記凝縮器ファン駆動用モータ
    と前記蒸発器ファン駆動用モータを回転させることを特
    徴とする輸送用冷凍装置。
  2. 【請求項2】 前記誘導電動機は前記エンジン始動前に
    同エンジンのスタータ電源用バッテリによって所定の短
    時間通電することを特徴とする請求項1記載の輸送用冷
    凍装置。
  3. 【請求項3】 前記誘導電動機にはコンタクタを介して
    補助電気ヒータを接続し、エンジン運転時においても同
    誘導電動機において発生した電力によって同補助電気ヒ
    ータを使用可能としたことを特徴とする請求項1記載の
    輸送用冷凍装置。
  4. 【請求項4】 前記誘導電動機には前記凝縮器ファン用
    モータ、前記蒸発器ファン用モータ等の各負荷をそれぞ
    れコンタクタを介して接続し、同誘導電動機の発電機能
    が安定した後、順次所定の時間をおいて前記各コンタク
    タを閉とする順次始動手段を設けたことを特徴とする請
    求項1記載の輸送用冷凍装置。
JP14731995A 1994-08-08 1995-06-14 輸送用冷凍装置 Withdrawn JPH08105666A (ja)

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2008090949A1 (ja) * 2007-01-26 2008-07-31 Daikin Industries, Ltd. 冷凍車両用冷凍装置
JP2010223476A (ja) * 2009-03-23 2010-10-07 Mitsubishi Heavy Ind Ltd 輸送用冷凍装置
EP3422560A4 (en) * 2016-04-28 2019-04-03 Mitsubishi Heavy Industries Thermal Systems, Ltd. COOLING UNIT

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