JPH08105778A - 熱式流量計 - Google Patents
熱式流量計Info
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- JPH08105778A JPH08105778A JP26618994A JP26618994A JPH08105778A JP H08105778 A JPH08105778 A JP H08105778A JP 26618994 A JP26618994 A JP 26618994A JP 26618994 A JP26618994 A JP 26618994A JP H08105778 A JPH08105778 A JP H08105778A
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Landscapes
- Measuring Volume Flow (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 リード部材に対する塵埃の付着を防止できる
熱式流量計の提供。 【構成】 流路に立設した端子板12と,感温抵抗体1
1と,端子板12と感温抵抗体11とを接続する一対の
リード部材21とを有する熱式流量計1である。リード
部材21の上流には,リード部材21と平行で,感温抵
抗体11に対する被測定流体の流れ80を乱さないよう
配置された塵埃除去部材31を設ける。被測定流体がエ
ンジンの吸気である場合は,塵埃除去部材31とリード
部材21とを略同径とし,塵埃除去部材31の横幅Lを
リード部材21の横幅Lo0.4〜1.1倍とし,塵埃
除去部材31とリード部材21の間隔Hをリード部材2
1の縦幅dの2〜6.7倍とすることが好ましい。
熱式流量計の提供。 【構成】 流路に立設した端子板12と,感温抵抗体1
1と,端子板12と感温抵抗体11とを接続する一対の
リード部材21とを有する熱式流量計1である。リード
部材21の上流には,リード部材21と平行で,感温抵
抗体11に対する被測定流体の流れ80を乱さないよう
配置された塵埃除去部材31を設ける。被測定流体がエ
ンジンの吸気である場合は,塵埃除去部材31とリード
部材21とを略同径とし,塵埃除去部材31の横幅Lを
リード部材21の横幅Lo0.4〜1.1倍とし,塵埃
除去部材31とリード部材21の間隔Hをリード部材2
1の縦幅dの2〜6.7倍とすることが好ましい。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は,エンジンの吸気流量な
どを測定する熱式流量計に関する。
どを測定する熱式流量計に関する。
【0002】
【従来技術】自動車のエンジンの吸気流量を測定するも
のに熱式流量計がある。抵抗温度係数の大きな金属抵抗
体を円筒形の枠に巻きつけた感温抵抗体を被測定流体の
流れの中におくと感温抵抗体から放散される熱量は,感
温抵抗体の表面と被測定流体との間の温度差と,流速の
平方根にほぼ比例する。そして,感温抵抗体は熱を奪わ
れると抵抗値が変化するから,感温抵抗体を一辺に挿入
した抵抗ブリッジを用いて被測定流体の流速(流量)を
測定することができる。熱式流量計はこの原理を用いた
流量計である。
のに熱式流量計がある。抵抗温度係数の大きな金属抵抗
体を円筒形の枠に巻きつけた感温抵抗体を被測定流体の
流れの中におくと感温抵抗体から放散される熱量は,感
温抵抗体の表面と被測定流体との間の温度差と,流速の
平方根にほぼ比例する。そして,感温抵抗体は熱を奪わ
れると抵抗値が変化するから,感温抵抗体を一辺に挿入
した抵抗ブリッジを用いて被測定流体の流速(流量)を
測定することができる。熱式流量計はこの原理を用いた
流量計である。
【0003】そして,被測定流体の温度変化によって生
ずるブリッジの平衡条件の変化は,ブリッジの他の辺に
挿入した温度補償抵抗によって補償される。ところが,
エンジンの吸気中には塵埃が含まれており,この塵埃は
感温抵抗体の表面では燃焼等によってほぼ一定に抑制さ
れるが,感温抵抗体のリード部材に付着すると堆積する
場合があり,これによって感温抵抗体の熱特性を変化さ
せ,特性変化や応答特性の悪化をもたらす一因となって
いる。
ずるブリッジの平衡条件の変化は,ブリッジの他の辺に
挿入した温度補償抵抗によって補償される。ところが,
エンジンの吸気中には塵埃が含まれており,この塵埃は
感温抵抗体の表面では燃焼等によってほぼ一定に抑制さ
れるが,感温抵抗体のリード部材に付着すると堆積する
場合があり,これによって感温抵抗体の熱特性を変化さ
せ,特性変化や応答特性の悪化をもたらす一因となって
いる。
【0004】
【解決しようとする課題】本発明は,上記のような問題
点に鑑みてなされたものであり,被測定流体に含まれる
塵埃等の付着を抑制し,測定精度と応答特性とに優れた
安価な熱式流量計を提供しようとするものである。
点に鑑みてなされたものであり,被測定流体に含まれる
塵埃等の付着を抑制し,測定精度と応答特性とに優れた
安価な熱式流量計を提供しようとするものである。
【0005】
【課題の解決手段】本発明は,大きめの抵抗温度係数を
有する感温抵抗体を被測定流体の流路に配置し,該感温
抵抗体をブリッジ回路の一辺に接続してなる熱式流量計
であって,該熱式流量計は,上記被測定流体の流路に立
設した一対の端子板と,流れと直角方向の中心軸を有す
る円筒形の枠に形成した感温抵抗体と,上記感温抵抗体
の両端末と上記端子板との間を接続する一対のリード部
材とを有しており,上記リード部材は,上記円筒形の枠
の中心軸と平行方向に上記円筒形の枠の両端面に突設さ
れており,該リード部材のまわりを囲む被測定流体の流
線の上流位置には,上記リード部材と平行で且つ上記感
温抵抗体に対する被測定流体の流れを乱さないよう配置
された塵埃除去部材を設けてあることを特徴とする熱式
流量計にある。
有する感温抵抗体を被測定流体の流路に配置し,該感温
抵抗体をブリッジ回路の一辺に接続してなる熱式流量計
であって,該熱式流量計は,上記被測定流体の流路に立
設した一対の端子板と,流れと直角方向の中心軸を有す
る円筒形の枠に形成した感温抵抗体と,上記感温抵抗体
の両端末と上記端子板との間を接続する一対のリード部
材とを有しており,上記リード部材は,上記円筒形の枠
の中心軸と平行方向に上記円筒形の枠の両端面に突設さ
れており,該リード部材のまわりを囲む被測定流体の流
線の上流位置には,上記リード部材と平行で且つ上記感
温抵抗体に対する被測定流体の流れを乱さないよう配置
された塵埃除去部材を設けてあることを特徴とする熱式
流量計にある。
【0006】本発明において最も注目すべきことは,リ
ード部材は円筒形の枠の中心軸と平行方向に円筒形の枠
の両端面に突設されており,該リード部材の上流位置に
はリード部材と平行で感温抵抗体に対する被測定流体の
流れを乱さないよう配置された塵埃除去部材を設けたこ
とである。また,上記において,端子板及びリード部材
は前記ブリッジ回路を構成する導通部材の一部を形成す
るものである。上記感温抵抗体には,金属の細線からな
るものや,薄膜若しくは厚膜の抵抗体からなるものがあ
る。
ード部材は円筒形の枠の中心軸と平行方向に円筒形の枠
の両端面に突設されており,該リード部材の上流位置に
はリード部材と平行で感温抵抗体に対する被測定流体の
流れを乱さないよう配置された塵埃除去部材を設けたこ
とである。また,上記において,端子板及びリード部材
は前記ブリッジ回路を構成する導通部材の一部を形成す
るものである。上記感温抵抗体には,金属の細線からな
るものや,薄膜若しくは厚膜の抵抗体からなるものがあ
る。
【0007】なお,被測定流体がエンジンの吸気である
熱式流量計においては,塵埃除去部材の縦幅Dをリード
部材の縦幅dの0.9〜1.1倍とし,塵埃除去部材の
横幅Lをリード部材の端子板側の端部を始点としてリー
ド部材の横幅L0 の0.4〜1.1倍の間とし,塵埃除
去部材とリード部材との間隔Hはリード部材の縦幅dの
2.0〜6.7倍の間とすることが好ましい。
熱式流量計においては,塵埃除去部材の縦幅Dをリード
部材の縦幅dの0.9〜1.1倍とし,塵埃除去部材の
横幅Lをリード部材の端子板側の端部を始点としてリー
ド部材の横幅L0 の0.4〜1.1倍の間とし,塵埃除
去部材とリード部材との間隔Hはリード部材の縦幅dの
2.0〜6.7倍の間とすることが好ましい。
【0008】こうすることにより,後述する実験データ
(図2,図3)が示すように,エンジンの吸気の流量を
測定する熱式流量計においては,塵埃除去部材の縦幅D
をリード部材の縦幅dと略同寸(0.9〜1.1倍)と
し,塵埃除去部材の横幅Lとリード部材との間隔Hを上
記の範囲にすることにより,応答特性(含起動特性,以
下同じ)を殆ど悪化させることなく,測定精度を良好に
維持することができるからである。
(図2,図3)が示すように,エンジンの吸気の流量を
測定する熱式流量計においては,塵埃除去部材の縦幅D
をリード部材の縦幅dと略同寸(0.9〜1.1倍)と
し,塵埃除去部材の横幅Lとリード部材との間隔Hを上
記の範囲にすることにより,応答特性(含起動特性,以
下同じ)を殆ど悪化させることなく,測定精度を良好に
維持することができるからである。
【0009】なお上記において,塵埃除去部材の縦幅D
とは,感温抵抗体の円筒形の枠の中心軸と被測定流体の
流れ方向の両方に対して垂直な塵埃除去部材の寸法であ
る(図1)。また,塵埃除去部材の横幅Lとは,リード
部材の端子板との接続部を始点として感温抵抗体側に向
かうリード部材との平行方向の長さである(図1)。
とは,感温抵抗体の円筒形の枠の中心軸と被測定流体の
流れ方向の両方に対して垂直な塵埃除去部材の寸法であ
る(図1)。また,塵埃除去部材の横幅Lとは,リード
部材の端子板との接続部を始点として感温抵抗体側に向
かうリード部材との平行方向の長さである(図1)。
【0010】
【作用及び効果】本発明にかかる熱式流量計において
は,リード部材の上流位置にリード部材と平行に塵埃除
去部材が配設されている。そして,塵埃除去部材の縦幅
Dと横幅Lとリード部材との間隔Hとを適切な値とする
ことにより,リード部材に塵埃が付着せず,且つ被測定
流体の流れが塵埃除去部材のない場合と殆ど変化がない
ようにすることができる。
は,リード部材の上流位置にリード部材と平行に塵埃除
去部材が配設されている。そして,塵埃除去部材の縦幅
Dと横幅Lとリード部材との間隔Hとを適切な値とする
ことにより,リード部材に塵埃が付着せず,且つ被測定
流体の流れが塵埃除去部材のない場合と殆ど変化がない
ようにすることができる。
【0011】即ち,塵埃の比重は通常被測定流体より大
きいので,上記D,L,Hを適正な値とすることによ
り,図8に示すように,リード部材2に向かって直進す
る塵埃の多くは,破線813,814に示すように塵埃
除去部材3に衝突して捕捉され,塵埃除去部材3に衝突
せずに被測定流体の流れに乗ってリード部材2の位置に
到達する塵埃は,破線811,812で示すように,リ
ード部材2に衝突することなく通過する。
きいので,上記D,L,Hを適正な値とすることによ
り,図8に示すように,リード部材2に向かって直進す
る塵埃の多くは,破線813,814に示すように塵埃
除去部材3に衝突して捕捉され,塵埃除去部材3に衝突
せずに被測定流体の流れに乗ってリード部材2の位置に
到達する塵埃は,破線811,812で示すように,リ
ード部材2に衝突することなく通過する。
【0012】一方,比重の軽い被測定流体の流れは,障
害物である塵埃除去部材3を通過した後に,実線80
1,802で示すように,塵埃除去部材3がない場合と
同様にリード部材2に到達する。また,塵埃除去部材を
感温抵抗体側に向かって大きく突出しないようにするこ
とにより,感温抵抗体に対する被測定流体の流れの変化
を軽微なものとすることができる(図1参照)。
害物である塵埃除去部材3を通過した後に,実線80
1,802で示すように,塵埃除去部材3がない場合と
同様にリード部材2に到達する。また,塵埃除去部材を
感温抵抗体側に向かって大きく突出しないようにするこ
とにより,感温抵抗体に対する被測定流体の流れの変化
を軽微なものとすることができる(図1参照)。
【0013】即ち,リード部と感温抵抗体の熱的な特性
を殆ど変化させることなく,塵埃を塵埃除去部材に捕捉
し,塵埃除去部材が捕捉できない塵埃はリード部材に殆
ど付着しないようにすることができる。そして,リード
部材に対する塵埃の堆積が抑制されるから,熱式流量計
の経年的な検出精度の低下及び応答特性の変化を極めて
小さくすることができる。
を殆ど変化させることなく,塵埃を塵埃除去部材に捕捉
し,塵埃除去部材が捕捉できない塵埃はリード部材に殆
ど付着しないようにすることができる。そして,リード
部材に対する塵埃の堆積が抑制されるから,熱式流量計
の経年的な検出精度の低下及び応答特性の変化を極めて
小さくすることができる。
【0014】また,上記のような塵埃除去部材をリード
部材の上流に設けることは製作が極めて容易であり,コ
ストは殆ど上昇しない。上記のように,本発明によれ
ば,被測定流体に含まれる塵埃等の付着を抑制し,測定
精度と応答特性とに優れた安価な熱式流量計を提供する
ことができる。
部材の上流に設けることは製作が極めて容易であり,コ
ストは殆ど上昇しない。上記のように,本発明によれ
ば,被測定流体に含まれる塵埃等の付着を抑制し,測定
精度と応答特性とに優れた安価な熱式流量計を提供する
ことができる。
【0015】
実施例1 本発明の実施例にかかる熱式流量計について,図1〜図
3を用いて説明する。本例は,図1に示すように,大き
めの抵抗温度係数を有する感温抵抗体11を被測定流体
の流路に配置し,感温抵抗体11を図示しないブリッジ
回路の一辺に接続してなる熱式流量計1である。熱式流
量計1は,被測定流体の流路に立設した一対の端子板1
2と,矢印で示す被測定流体の流れ80と直角方向の中
心軸を有する円筒形の枠111に熱線を巻つけた感温抵
抗体11と,熱線の両端末と端子板12との間を接続す
る一対のリード部材21とを有する。
3を用いて説明する。本例は,図1に示すように,大き
めの抵抗温度係数を有する感温抵抗体11を被測定流体
の流路に配置し,感温抵抗体11を図示しないブリッジ
回路の一辺に接続してなる熱式流量計1である。熱式流
量計1は,被測定流体の流路に立設した一対の端子板1
2と,矢印で示す被測定流体の流れ80と直角方向の中
心軸を有する円筒形の枠111に熱線を巻つけた感温抵
抗体11と,熱線の両端末と端子板12との間を接続す
る一対のリード部材21とを有する。
【0016】リード部材21は枠111の中心軸と平行
方向に枠111の両端面に突設されており,リード部材
21のまわりを囲む流線(図8参照)の上流位置には,
リード部材21と平行で且つ感温抵抗体11に対する被
測定流体の流れを乱さないよう配置された塵埃除去部材
31が設けられている。
方向に枠111の両端面に突設されており,リード部材
21のまわりを囲む流線(図8参照)の上流位置には,
リード部材21と平行で且つ感温抵抗体11に対する被
測定流体の流れを乱さないよう配置された塵埃除去部材
31が設けられている。
【0017】被測定流体は自動車のエンジンの吸気であ
る。そして塵埃除去部材31における枠111の中心軸
及び流れ80に垂直な方向の縦幅Dは,リード部材21
において同じように定義された縦幅dの0.9〜1.1
倍の間にある。また,塵埃除去部材31のリード部材2
1の端子板12との接続部211を始点とするリード部
材21と平行方向の横幅Lは,リード部材21の同じよ
うに定義された横幅L0 の0.4〜1.1倍の間にあ
る。また塵埃除去部材31とリード部材21との間の平
行間隔Hは,リード部材21の縦幅dの2.0〜6.7
倍の間にある。
る。そして塵埃除去部材31における枠111の中心軸
及び流れ80に垂直な方向の縦幅Dは,リード部材21
において同じように定義された縦幅dの0.9〜1.1
倍の間にある。また,塵埃除去部材31のリード部材2
1の端子板12との接続部211を始点とするリード部
材21と平行方向の横幅Lは,リード部材21の同じよ
うに定義された横幅L0 の0.4〜1.1倍の間にあ
る。また塵埃除去部材31とリード部材21との間の平
行間隔Hは,リード部材21の縦幅dの2.0〜6.7
倍の間にある。
【0018】上記について説明を補足する。端子板12
は,吸気管路に吸気の流れに平行して設置された導電部
材であり,ブリッジ回路の一辺に接続されている。端子
板12には,感温抵抗体11とリード部材21とが吸気
の流れ80に直交する方向に接合されている。また,端
子板12の先端側(吸気の流れの上流側)には,リード
部材21に達する吸気の流線上に塵埃除去部材31がリ
ード部材21と平行方向に配置されている。リード部材
21及び塵埃除去部材31は,共に円形断面の線材であ
るが,方形断面(角柱)であってもよい。そして塵埃除
去部材31とリード部材21とはほぼ同径(D=0.9
〜1.1d)である。
は,吸気管路に吸気の流れに平行して設置された導電部
材であり,ブリッジ回路の一辺に接続されている。端子
板12には,感温抵抗体11とリード部材21とが吸気
の流れ80に直交する方向に接合されている。また,端
子板12の先端側(吸気の流れの上流側)には,リード
部材21に達する吸気の流線上に塵埃除去部材31がリ
ード部材21と平行方向に配置されている。リード部材
21及び塵埃除去部材31は,共に円形断面の線材であ
るが,方形断面(角柱)であってもよい。そして塵埃除
去部材31とリード部材21とはほぼ同径(D=0.9
〜1.1d)である。
【0019】次に本例の熱式流量計の作用効果について
述べる。塵埃除去部材31は,リード部材21の上流に
配置されているが,両者はほぼ同径であり,且つ両者の
間隔Hはリード部材21の縦幅dの2.0倍以上ある。
そのため,塵埃除去部材31とリード部材21とが平行
する部分(リード部材21が塵埃除去部材31の陰にな
る部分)においても,リード部材21に達する吸気の流
れが大きく変化することはない。
述べる。塵埃除去部材31は,リード部材21の上流に
配置されているが,両者はほぼ同径であり,且つ両者の
間隔Hはリード部材21の縦幅dの2.0倍以上ある。
そのため,塵埃除去部材31とリード部材21とが平行
する部分(リード部材21が塵埃除去部材31の陰にな
る部分)においても,リード部材21に達する吸気の流
れが大きく変化することはない。
【0020】一方,吸気中の塵埃等は,気体ではないか
ら吸気よりも比重が著しく大きい。そのため,塵埃除去
部材31とリード部材21が平行する部分では,塵埃除
去部材31に衝突した塵埃等は塵埃除去部材31に捕捉
され,塵埃除去部材31の上下を通過した塵埃等は,そ
の慣性力によってほぼ直進しリード部材21には殆ど衝
突しない。
ら吸気よりも比重が著しく大きい。そのため,塵埃除去
部材31とリード部材21が平行する部分では,塵埃除
去部材31に衝突した塵埃等は塵埃除去部材31に捕捉
され,塵埃除去部材31の上下を通過した塵埃等は,そ
の慣性力によってほぼ直進しリード部材21には殆ど衝
突しない。
【0021】そして,塵埃除去部材31とリード部材2
1の平行部分の長さLは,少なくともリード部材21の
横幅L0 の0.4倍以上あるから,リード部材21に衝
突する塵埃等は大幅に減少する。そのため,リード部材
21に付着する塵埃等の量は大幅に減少する。
1の平行部分の長さLは,少なくともリード部材21の
横幅L0 の0.4倍以上あるから,リード部材21に衝
突する塵埃等は大幅に減少する。そのため,リード部材
21に付着する塵埃等の量は大幅に減少する。
【0022】また,塵埃除去部材31の横幅Lは,リー
ド部材21の横幅L0 の最大1.1倍以下であり感温抵
抗体11に達する吸気の流れは殆ど変化しない。即ち,
径年的にリード部材21に付着する塵埃等の量は大幅に
減少し,一方感温抵抗体11等に対する吸気の流れは殆
ど変化しない。それ故,熱式流量計1の測定値や応答時
間及び起動時間は余り変化せず,一方リード部材21に
付着する塵埃の量が大幅に減少し,熱式流量計1の経年
的な測定値の変化は大幅に低減する。
ド部材21の横幅L0 の最大1.1倍以下であり感温抵
抗体11に達する吸気の流れは殆ど変化しない。即ち,
径年的にリード部材21に付着する塵埃等の量は大幅に
減少し,一方感温抵抗体11等に対する吸気の流れは殆
ど変化しない。それ故,熱式流量計1の測定値や応答時
間及び起動時間は余り変化せず,一方リード部材21に
付着する塵埃の量が大幅に減少し,熱式流量計1の経年
的な測定値の変化は大幅に低減する。
【0023】なお,上記において起動時間とは,熱式流
量計に電源を投入した後に測定値(出力)が安定するま
での時間変化の時定数であり,応答時間とは,入力(吸
気流量)をステップ状に急変させた場合における測定値
の変化カーブの時定数である。次に,上記作用を実測デ
ータに基づいてより具体的に説明する。
量計に電源を投入した後に測定値(出力)が安定するま
での時間変化の時定数であり,応答時間とは,入力(吸
気流量)をステップ状に急変させた場合における測定値
の変化カーブの時定数である。次に,上記作用を実測デ
ータに基づいてより具体的に説明する。
【0024】即ち,図2に示すように,塵埃除去部材3
1の横幅Lがリード部材21の横幅L0 の0.4〜1.
1の範囲においては,同図(a)に示すように,測定精
度の初期値に対する変化(実線)は従来品(破線)に比
べて大幅に減少(約30%以下)し,また同図(b),
(c)に示すように起動時間と応答時間の変化は低目に
抑制される。そして,上記領域を外れると急激に特性が
悪化する。なお,同図において鎖線831,832は許
容限界値である。
1の横幅Lがリード部材21の横幅L0 の0.4〜1.
1の範囲においては,同図(a)に示すように,測定精
度の初期値に対する変化(実線)は従来品(破線)に比
べて大幅に減少(約30%以下)し,また同図(b),
(c)に示すように起動時間と応答時間の変化は低目に
抑制される。そして,上記領域を外れると急激に特性が
悪化する。なお,同図において鎖線831,832は許
容限界値である。
【0025】また,図3に示すように,塵埃除去部材3
1とリード部材21との間隔Hがリード部材21の縦幅
dの2.0〜6.7の範囲においては,(a)に示すよ
うに本例の測定精度(実線)が従来品(破線)に比べて
大幅に改善され,同図(b),(c)に示すように応答
特性は殆ど変化しない。なお,同図において細線83
3,834は許容限界値である。
1とリード部材21との間隔Hがリード部材21の縦幅
dの2.0〜6.7の範囲においては,(a)に示すよ
うに本例の測定精度(実線)が従来品(破線)に比べて
大幅に改善され,同図(b),(c)に示すように応答
特性は殆ど変化しない。なお,同図において細線83
3,834は許容限界値である。
【0026】また,線状の塵埃除去部材31を端子板1
2に設けることは製作が極めて容易であり,かつ安価で
ある。上記のように,本例によれば,吸気に含まれる塵
埃等の付着を抑制し,測定精度と応答特性とに優れた安
価な熱式流量計を提供することができる。
2に設けることは製作が極めて容易であり,かつ安価で
ある。上記のように,本例によれば,吸気に含まれる塵
埃等の付着を抑制し,測定精度と応答特性とに優れた安
価な熱式流量計を提供することができる。
【0027】実施例2 本例は,図4に示すように,端子板13を吸気の流れ8
0と垂直に立設し,塵埃除去部材32をリード部材22
の延長部に形成したもう1つの実施例である。即ち,実
施例1においては端子板12が流れ80に平行に配置さ
れていたのに対して,本例の端子板13は流れ80に垂
直に配置されている。
0と垂直に立設し,塵埃除去部材32をリード部材22
の延長部に形成したもう1つの実施例である。即ち,実
施例1においては端子板12が流れ80に平行に配置さ
れていたのに対して,本例の端子板13は流れ80に垂
直に配置されている。
【0028】また,塵埃除去部材32は,リード部材2
2の延長部をリード部材22と平行に屈曲させ,リード
部材22の上流に配置したものである。本例において
は,塵埃除去部材32とリード部材22とは別部材でな
いから,構成が簡素であり,塵埃除去部材32を端子板
13に接合する工数も不要である。その他については,
実施例1と同様である。
2の延長部をリード部材22と平行に屈曲させ,リード
部材22の上流に配置したものである。本例において
は,塵埃除去部材32とリード部材22とは別部材でな
いから,構成が簡素であり,塵埃除去部材32を端子板
13に接合する工数も不要である。その他については,
実施例1と同様である。
【0029】実施例3 本例は,図5に示すように,実施例1において,端子板
14の先端部を屈曲させて塵埃除去部材33を形成した
もう1つの実施例である。塵埃除去部材33と端子板1
4とは一体化されており,別部材でないから塵埃除去部
材33を端子板14に接合するなどの工数が不要とな
り,構成が簡素である。
14の先端部を屈曲させて塵埃除去部材33を形成した
もう1つの実施例である。塵埃除去部材33と端子板1
4とは一体化されており,別部材でないから塵埃除去部
材33を端子板14に接合するなどの工数が不要とな
り,構成が簡素である。
【0030】なお,塵埃除去部材33の径は端子板14
の他の部分と同一である必要はなく,実施例1と同様に
リード部材21とほぼ同径とし,実施例1と同様に配置
することもできる。また,図5に示すように塵埃除去部
材33がリード部材21よりも大径である場合には,リ
ード部材21との間隔Hを実施例1の場合より大きめに
し,吸気がリード部材21に適切に当たるようにする。
その他については実施例1と同様である。
の他の部分と同一である必要はなく,実施例1と同様に
リード部材21とほぼ同径とし,実施例1と同様に配置
することもできる。また,図5に示すように塵埃除去部
材33がリード部材21よりも大径である場合には,リ
ード部材21との間隔Hを実施例1の場合より大きめに
し,吸気がリード部材21に適切に当たるようにする。
その他については実施例1と同様である。
【0031】実施例4 本例は,図6に示すように,実施例3において塵埃除去
部材34を別部材として端子板12の端部に装着したも
う1つの実施例である。塵埃除去部材34は合成樹脂を
成形した別部材であり,端子板12の先端に装着されて
いる。その他については,実施例3と同様である。
部材34を別部材として端子板12の端部に装着したも
う1つの実施例である。塵埃除去部材34は合成樹脂を
成形した別部材であり,端子板12の先端に装着されて
いる。その他については,実施例3と同様である。
【0032】実施例5 本例は,図7に示すように,実施例3において塵埃除去
部材35を板状体としたもう1つの実施例である。即
ち,塵埃除去部材35は,円柱形状の端子板15の先端
部の内側をプレス等により成形し,板状にしたものであ
る。その他については,実施例3と同様である。
部材35を板状体としたもう1つの実施例である。即
ち,塵埃除去部材35は,円柱形状の端子板15の先端
部の内側をプレス等により成形し,板状にしたものであ
る。その他については,実施例3と同様である。
【0033】なお,上記実施例1〜実施例5では,感温
抵抗体11の構成として枠111に細線を巻つけたもの
を用いたが,これに限られるものではなく,例えば薄膜
式の感温抵抗体や厚膜式の感温抵抗体等の他の構成の感
温抵抗体でもよい。
抵抗体11の構成として枠111に細線を巻つけたもの
を用いたが,これに限られるものではなく,例えば薄膜
式の感温抵抗体や厚膜式の感温抵抗体等の他の構成の感
温抵抗体でもよい。
【図1】実施例1の熱式流量計の要部斜視図。
【図2】実施例1の熱式流量計において塵埃除去部材の
横幅Lを変えたときの特性図。
横幅Lを変えたときの特性図。
【図3】実施例1の熱式流量計において塵埃除去部材と
リード部材の間隔Hを変えたときの特性図。
リード部材の間隔Hを変えたときの特性図。
【図4】実施例2の熱式流量計の要部斜視図。
【図5】実施例3の熱式流量計の要部斜視図。
【図6】実施例4の熱式流量計の要部斜視図。
【図7】実施例5の熱式流量計の要部斜視図。
【図8】本発明の熱式流量計における塵埃除去部材とリ
ード部材との間の被測定流体及び塵埃等の流れの模式
図。
ード部材との間の被測定流体及び塵埃等の流れの模式
図。
【符号の説明】 1...熱式流量計, 11...感温抵抗体, 12〜15...端子板, 21,22...リード部材, 31〜35...塵埃除去部材, 80...流れ,
Claims (4)
- 【請求項1】 大きめの抵抗温度係数を有する感温抵抗
体を被測定流体の流路に配置し,該感温抵抗体をブリッ
ジ回路の一辺に接続してなる熱式流量計であって,該熱
式流量計は,上記被測定流体の流路に立設した一対の端
子板と,流れと直角方向の中心軸を有する円筒形の枠に
形成した感温抵抗体と,上記感温抵抗体の両端末と上記
端子板との間を接続する一対のリード部材とを有してお
り,上記リード部材は,上記円筒形の枠の中心軸と平行
方向に上記円筒形の枠の両端面に突設されており,該リ
ード部材のまわりを囲む被測定流体の流線の上流位置に
は,上記リード部材と平行で且つ上記感温抵抗体に対す
る被測定流体の流れを乱さないよう配置された塵埃除去
部材を設けてあることを特徴とする熱式流量計。 - 【請求項2】 請求項1において,上記感温抵抗体は,
上記円筒形の枠に細線を巻付けたものであることを特徴
とする熱式流量計。 - 【請求項3】 請求項1において,上記感温抵抗体は,
上記円筒形の枠に薄膜又は厚膜の抵抗体を形成したもの
であることを特徴とする熱式流量計。 - 【請求項4】 請求項1,請求項2又は請求項3におい
て,上記塵埃除去部材における円筒形の枠の中心軸及び
流れに垂直な方向の縦幅は,上記リード部材の同縦幅d
の0.9〜1.1倍の間にあり,該塵埃除去部材の上記
リード部材の端子板との接続部を始点とするリード部材
と平行方向の横幅Lは,上記リード部材の同横幅L0 の
0.4〜1.1倍の間にあり,上記塵埃除去部材とリー
ド部材との間の平行間隔Hは,上記リード部材の上記縦
幅dの2.0〜6.7倍の間にあり,被測定流体は自動
車のエンジンの吸気であることを特徴とする熱式流量
計。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP26618994A JPH08105778A (ja) | 1994-10-04 | 1994-10-04 | 熱式流量計 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP26618994A JPH08105778A (ja) | 1994-10-04 | 1994-10-04 | 熱式流量計 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH08105778A true JPH08105778A (ja) | 1996-04-23 |
Family
ID=17427496
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP26618994A Pending JPH08105778A (ja) | 1994-10-04 | 1994-10-04 | 熱式流量計 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH08105778A (ja) |
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US7383725B2 (en) | 2005-12-06 | 2008-06-10 | Denso Corporation | Flow detecting device having heating element |
| JP2008145241A (ja) * | 2006-12-08 | 2008-06-26 | Hitachi Ltd | 発熱抵抗体式気体流量測定装置 |
| DE102008000864A1 (de) | 2007-03-29 | 2008-10-23 | Denso Corp., Kariya-shi | Strömungsmessvorrichtung |
-
1994
- 1994-10-04 JP JP26618994A patent/JPH08105778A/ja active Pending
Cited By (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US7383725B2 (en) | 2005-12-06 | 2008-06-10 | Denso Corporation | Flow detecting device having heating element |
| JP2008145241A (ja) * | 2006-12-08 | 2008-06-26 | Hitachi Ltd | 発熱抵抗体式気体流量測定装置 |
| DE102008000864A1 (de) | 2007-03-29 | 2008-10-23 | Denso Corp., Kariya-shi | Strömungsmessvorrichtung |
| US7661303B2 (en) | 2007-03-29 | 2010-02-16 | Denso Corporation | Flow measuring device having heating resistor in inclined position with respect to the flow direction |
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